寸法線の角度を変更することができます。
例えば、斜めの距離を表示した時の寸法補助線をまっすぐ下方向に伸ばしたい場合などです。

【操作方法】
1.平行寸法線コマンドを使用し、斜め2点間の距離を寸法線にて表示します。

2.スライド寸法コマンドを選択し、変更したい寸法値を選択します。

3.寸法線を選択し、決定すると傾斜角度を入力してください。と、表示されるので、270 「Enter」で決定します。角度は、反時計回りで、水平が0度からはじまります。

4.下方向に寸法補助線が変更されます。

以上
寸法線の角度を変更することができます。
例えば、斜めの距離を表示した時の寸法補助線をまっすぐ下方向に伸ばしたい場合などです。
【操作方法】
1.平行寸法線コマンドを使用し、斜め2点間の距離を寸法線にて表示します。
2.スライド寸法コマンドを選択し、変更したい寸法値を選択します。
3.寸法線を選択し、決定すると傾斜角度を入力してください。と、表示されるので、270 「Enter」で決定します。角度は、反時計回りで、水平が0度からはじまります。
4.下方向に寸法補助線が変更されます。
以上
文字フォントをポリラインに分解することができます。
【操作方法】
1.メニューの[修正]-[テキスト分解]コマンドを実行します。コマンド名は「txtexp」です。
2.分解したい文字を選択します
3.選択後、決定することによりアウトラインがポリラインに変換されます。
4.選択すると、ポリラインになっているのがわかります。
以上
Revitインポート機能を使用すると*.Rvtファイルを3DソリッドとしてBricsCAD BIMにインポートすることができます。ただし、Revitモデルからのプロジェクトデータとモデルメタデータ、つまり、拘束、壁タイプ構造アセンブリ、マテリアルなどはインポートされません。
Revitプロジェクトファイルの設定方法に応じて、選択したジオメトリを3Dビュー、FamilyCategories、レベル、またはビューワークセットでインポートすることを選択できます。
RVTファイルをソリッドとしてインポートすると、ジオメトリのみがインポートされ、BIMメタデータは添付されません。ソリッドは、後でBricsCADのダイレクトモデリングツールを使用して分類及び編集できます。
BricsCAD BIM V22では現在、Revit2015-2020ファイルのインポートのみサポートされています。Revitの新しいバージョンで作成されたモデルをインポートする場合は、モデルをIFCファイルとしてBricsCADにインポートすることを検討してください。
標準規格図面と現在作成中の図面をチェックし、画層、線種、文字スタイル、寸法スタイルの違いをチェックするコマンドです。
チェック方法を説明します。
まず、標準図を用意し、図面を開きます。
【手順】
1.標準の基準にしたい図面を開きます。
2.「名前を付けて保存」コマンドを起動し、ファイルの種類から「標準ファイル(*.dws)」を選択し保存します。
3.名前を決めて保存します。これで、基準となる図面ファイルが保存できます。
チェックしたい図面に標準図面とする図面を設定します。
【操作手順】
1.チェックしたい図面を開きます
2.「STANDARDS」コマンドをコマンドラインに入力し実行します。「CAD標準」ダイアログが開きます。
3.下図赤丸の「標準ファイル追加」ボタンをクリックし、表示された「標準ファイルを選択」ウィンドウから、先程登録した標準ファイルを選択し、[開く]ボタンで追加します。
4.標準の位置に標準ファイルが追加されますので、[OK]ボタンで設定を完了し図面を登録しておきます。
標準ファイルを設定した図面をチェックします。
【操作方法】
1.チェックしたい図面を開きコマンドラインに[CHECKSTANDARDS]と入力し、実行します。
「CAD標準をチェック」ウィンドウが表示され、「違反:」の箇所に標準ファイルで使用していない画層、線種、文字スタイル、寸法スタイルが表示されます。次へボタンで次の項目チェックができます。
2.違う画層があっても問題ない場合は、「■無視としてマーク」にチェックを入れ、「次」ボタンをクリックします。
3.修正したい場合は、修正したい標準フォームの項目を選択し、修復ボタンをクリックします。
4.全ての確認が終わると、「標準チェックが完了しました。」と表示されるので、[OK]ボタンをクリックし、「CLOSE」ボタンでコマンドを終了してください。
5.図面の保存時に、ファイルにまだ、修正及び、無視する設定がされていない場合、以下の「標準違反」メッセージが表示されます。[置換]か[保持]が選択できます。
6.[置換]をクリックした場合は、「CAD標準をチェック」ウィンドウが開きますので、そこで修正することになります。[保持]をクリックした場合は、そのまま、保存し終了となります。
1.デフォルトの設定では、下図のように右下にメッセージが表示されます。ここで、[標準チェク]をクリックすると、「CAD標準をチェック」ウィンドウが開きます。
2.メッセージの表示方法は、以下の設定で変更できます。
メニューの[設定]-[設定]の「プログラムオプション」の「標準」の「標準違反通知」の項目を設定します。
[0] 通知はオフ
[1] 警告ダイアログを表示
[2] アイコンがステータスバーに表示されています
から、選択します。
以上
ベースビューを作成した後に、ビューの表示内容を変更することができます。
【操作方法】
1.コマンドを選択
2.編集するビューを選択します。ビュー枠の中をクリックし、「Enter」で決定します。
3.オプションコマンドの「形状」を選択します。
4.オプションコマンドの「3D」を選択します。
5.3Dの立体表示に変更されます。
3.ビューを選択後、オプションコマンドの「尺度」を選択します
4.標準で設定されている尺度が表示されるので、変更したい尺度を選択します。「1:2」を選択します。
5.ビューの大きさが変更されます。
6.ビューの枠を選択し、移動コマンドで、基点を指定して移動します
7.基点を指定して移動させます。
8.移動位置を決定します。
3.選択後オプションの「隠線」を選択します
4.「はい」を選択し、隠線を表示します。
5.隠線が表示されます
3.選択後オプションの「正接線」を選択します。
4.「はい」を選択し、正接線を表示します。
5.正接線が表示されます
以上
三面図、投影図の作図方法の説明です。BricsCADでは三面図を「ベースビュー」コマンドにて作図します。
1.三面図を作成したい図面を開きます。
2.[リボン]メニューの[注釈]タブ[ベースビュー]コマンドを選択します。コマンドが起動するので、モデルをオプションコマンドの[モデル全体]で選択します。
※一部のモデルを選択し作図することもできます。
3.「カレントにする新規、または、既存のレイアウト名を入力<Layout1>:」と、表示されるので、新しく「三面図」と入力しレイアウトタブを作成します。文字を入力したら、そのまま、[Enter」キーをクリックします。
※レイアウト名を入力しない場合は、そのまま、「Layout1」タブが表示され、そこに配置していきます。
4.「三面図」レイアウトタブが作成され、部品がカーソルについて表示されます。最初に正面図を適当な位置に配置し、その位置を中心に左右、前後、斜めにアイソメ図形が表示され、配置できます。
5.正面図を配置し、その左右前後、斜めにカーソルを移動させるとそれに見合った図形が表示されるので、そのまま配置します。終了する場合は、終了ボタンをクリックします。
6.配置は一応、これで、完了です。
1.レイアウト図を完全に2D化してモデル空間で使用できるようにするには、下記の方法となります。
リボンタブの[注釈]-[ビューを書き出し]を選択し、実行します。
2.コマンドをクリックすると、図形を選択するモードになりますので、2D化する「ビュー」を選択し、「Enter」で決定するか、オプションの「すべて」を選択します。
3.決定すると、クリップボードに図形をコピーするか、ファイルにするか、モデル空間に図形をコピーすることができます。モデル空間を選択します。
4.選択したビューを削除するか、残すかの選択となります。「はい」を選択すると、レイアウト空間の図形は全て削除します。「いいえ」を選択すると残したままとして作業を継続します。
5.モデル空間の表示が正面の場合は、「上」からの表示に切り替えます。
6.表示を上からに変更し、2D図面の配置位置を決定します。これで、自由に2D図面を使用することができます。
以上
外部参照部品でアセンブリされている部品を編集し、アセンブリを更新する方法を説明します。
【操作方法】
1.アセンブリ図面を読込メカニカルブラウザを開いておきます。
※メカニカルブラウザは、リボンメニューが表示されている位置で、マウスの右ボタンをクリックし、[パネル]-[メカニカルブ ラウザ]をクリックしブラウザを表示します。
2.変更したい部品を選択します。メカニカルブラウザの部品が選択されますので、選択された部品の上で、マウスの右ボタンをクリックし、表示されたメニューの[開く]をクリックします。
3.選択した外部参照部品が単独で表示されるので、修正したいカ所を編集し、保存します。
4.編集が終了したら、元図のアセンブリ図面を開きます。まだ、この段階では、アセンブリ図面には修正は反映されていません。
5.メカニカルブラウザのメインのアセンブリ名を選択し、マウス右ボタンの[更新]ボタンをクリックします。
6.外部参照部品の修正が反映されます。
以上
BricsCADのコマンド実行時にオプションメニューがコマンドラインに表示されます。
Line(直線)コマンドの場合オプションに「角度(A)」/「長さ(L)」/「元に戻す(U)」:と表示されます。
このオプションコマンドは、コマンドラインにそれぞれ、「A」、「L」、「U」と入力し、ENTERでも実行できますが、そのまま、マウスカーソルを、角度、長さ、元に戻すの場所に移動し、クリックすることによっても実行できます。
また、下図のようなプロンプトメニューが表示されなくなった場合の表示方法を説明します。
プロンプトメニューは、オプションコマンドがそのままメニューとして表示されます。こちらも、そのまま、マウスで選択できます。
【表示方法】
設定コマンドを起動し、設定ダイアログの検索欄に「プロンプトメニュー」と入力し、下矢印マークを選択します。プロンプトメニュー欄を「表示する」に変更します。
以上
ファンクションキー | コマンド内容 |
---|---|
F1 | ヘルプの起動 |
F2 | コマンドウィンドウの拡大表示 |
F3 | [図形スナップ]のON/OFF |
F6 | [ダイナミックUCS]のON/OFF (3Dコマンド) |
F7 | [グリッド表示]のON/OFF |
F8 | [直交モード]のON/OFF |
F9 | [スナップ]のON/OFF |
F10 | [極トラック]のON/OFF |
F11 | [スナップトラッキング]のON/OFF |
F12 | [クワッド]のON/OFF |
Enter | 直前コマンドの実行 |
ショートカットキー | コマンド内容 |
---|---|
Ctrl+A | 全ての図形を選択 |
Ctrl+B | スナップのON/OFF |
Ctrl+C | コピークリップ |
Ctrl+F | 文字列検索と置換 |
Ctrl+G | グリッドのON/OFF |
Ctrl+L | 直交モードのON/OFF |
Ctrl+N | テンプレートでの新規図面作成 |
Ctrl+O | 図面を開く |
Ctrl+P | 印刷 |
Ctrl+Q | 図面を閉じる |
Ctrl+S | 上書き保存 |
Ctrl+T | マルチテキスト入力 |
Ctrl+V | クリックコピーの貼り付け |
Ctrl+X | 切り取り |
Ctrl+Z | 元に戻す |
以上
BricsCADでは、図形を選択しグリップにカーソルを移動させると、そのグリップ地点に関連する寸法線、角度線が表示されます。簡単に非表示にするには、ステータスバーの「ダイナミック」の設定をOFFにすれば、非表示になりますが、ダイナミック入力も出来なくなります。
※ただし、グリップへの吸着がなくなる為、不便な面も出てきますので、ご注意ください。
ダイナミック入力は必要だけど、関連する寸法値などの表示は不要な場合は、以下の設定をOFFにしてください。
[図面]ー[2D作図]ー[表示/ビュー]ー[グリップ]ー[グリップへの吸着]をOFFにします。
上記設定にて、下図のように、カーソルをグリップに移動しても寸法表示、角度表示は、非表示となります。
ダイナミック入力は使用できます。
以上