Windows関連 デュアルディスプレイの4K表示に関して

最近はパソコンのモニタをデュアル以上で使用されておられる方が多いかと思われますが、デュアルディスプレイで使用される場合の注意点があります。

4K表示とフルハイビジョンの両方で表示されている場合、4K表示は正常に表示されていないかもしれません。サイズ的には問題ないのですが、精細さがいまいちの場合、メインモニタがフルハイビジョンになっている場合、完全な4K表示にはなっていない場合があります。

メインモニタを4Kに切り替えてください。また、接続は4K対応のポートにて接続してください。画像のきれいさが変わります。

以上

Excel マクロ 上のセルの値を下セルにコピー

※内容 : 処理する範囲を選択する。
      上のセルの値を、下のセルの値が空の場合のみ下のセルに値をコピーする

Sub CopyCell()
Dim selectedRange As Range
Set selectedRange = Selection ‘ 選択した範囲を取得
Dim cell As Range
For Each cell In selectedRange.Cells ‘ 選択範囲内のセルを1つずつ処理
If cell.Offset(1, 0).Value = “” Then ‘ 下のセルが空の場合のみコピー
cell.Offset(1, 0).Value = cell.Value ‘ 下のセルに上のセルの値をコピー
End If
Next cell
End Sub

実行結果

以上

BricsCAD 2Dパラメトリックブロックの作成(V20以降)

BricsCAD V20で追加されたパラメトリックブロック機能を使用して作成する方法を説明します。

【操作方法】

1.枠図形をパラメトリックで大きさを変更するブロックを作成します。
まず、図形を作成し図形の相互間に2D拘束を作成します。幅、高さを指定して図形を変更できるようにします。

2.2D幾何拘束コマンドで、一部図形の長さを変更することにより他の図形も追従して大きさが変わるようにしますが、基点は固定しておき、そこを中心として大きさが変えられるようにしておきます。リボンmenuの「2Dパラメトリック」タブを選択し、「2D幾何拘束」の「固定」コマンドを選択し、コマンドラインでオプションの「図形(E)」を選択し、基点となる縦の図形を選択し固定とします。

3.次に、上部幅を変更した場合に縦の図形のラインが斜めにならないように、高さを変更した時に上部と下部のラインが斜めにならないように「平行」拘束を図形に指定します。
「2D幾何拘束」の「平行」コマンドを選択し、左右のライン、上下のラインを指示します。

4.次に、幅、高さを変更した時に、図形が外れないようにする為に「一致」コマンドにて縦と横のラインを一致させておきます。「一致」拘束は図形と点での指示となりますので、最初に縦のライン、次に横の端点を指定します。これを4か所指示します。
「一致」コマンドを選択し、最初に楕円の部分の図形を選択し、そこに繋がっている赤丸部分の点を指示します。

5.次に、「2D寸法拘束」を指定します。斜めの平行にならないように、一部、角度寸法にて90°の指定をしておきます。「2D寸法拘束」の[角度寸法]コマンドを選択します。

6.コマンドラインに「線分」を選択とでるので、左側の縦ラインと底辺の水平ラインを選択し、角度を90°に設定します。

7.幅と高さのユーザープロパティを、WとTで作成しておきます。リボンmenuの「管理」-「ユーザーパラメータ」をクリックします。クリックするとメカニカルブラウザにパラメータが追加されます。

8.メカニカルブラウザに追加されたパラメータをクリックし、名前を「W」、値を「900」に変更しておきます。上の枠からでも、下の枠からでも修正できます。

9.同じような操作でパラメータを「T」値を「1000」として作成しておきます。

10.次に枠の幅と高さにパラメータを指定します。リボンmenuの「2Dパラメトリック」-「2D寸法拘束」の「水平寸法」コマンドを選択します。ポイントは1点、2点と図のように指示します。

2点を指示した後に寸法値の指示となりますが、ここで、先程作成した、ユーザーパラメータの「W」を指定しておきます。

11.同じ「水平寸法」コマンドで両脇にも長さを指定しておきます。

12.次に「垂直寸法」コマンドにて下図の〇の位置を指定します。

2点を指示した後に寸法値の指示となりますが、ここで、先程作成した、ユーザーパラメータの「T」を指定しておきます。

13.同じ「垂直寸法」コマンドにて下図のような反対側の高さも指定しておきます。これで、設定が完了です。

14.最後にブロックとして登録しておきます。作図した図形を全て選択し、「基点コピー」コマンドで基点を指定してコピーしておきます。

15.リボンmenuの「挿入」タブの「ブロック編集」コマンドを選択します。

16.「ブロック定義の作成または編集」ダイアログが開くので、登録したいブロック名を入力し、「OK」ボタンをクリックします。

17.ブロック編集画面に変わり、図形が消えるので、この状態で登録したい図形を作図するか、コピーしておいた図形を貼り付けます。

18.「0,0」原点に貼り付けます。

19.図形の設定に問題なければ、このままブロックとして保存します。修正、追加があれば、編集しておきます。問題なければ、menuの「ブロックを保存」アイコンをクリックし、ブロック編集モードを終了します。

20.これで、パラメタブロックの登録は終了となりますので、ブロックを挿入して動作を確認してみてください。ただし、内部ブロックでの登録となりますので、作成したファイル内のみブロックが存在します。他の図面でも使用したい場合は、外部ブロックとして登録してください。

21.プロパティパネルにて寸法を変更することができます。

以上

BricsCAD V23の詳しい説明は以下のURLをご覧ください。

BricsCAD 可視状態パラメトリックブロックの作成(V21 以上) VISIBILITYSTATES

可視状態パラメトリックブロックとは、いくつかの形状を登録し、その形状ごとに設定を指定して表示、非表示を制御して形状を簡単に変えることができるブロックです。

※BricsCADの可視状態は、AutoCADの可視状態とは互換性がありません。AutoCADでBricsCADの可視状態パラメトリックブロックを含む図面を開くと、BricsCADに保存されたとおり表示されますが、ことブロックをAutoCADで編集したり、別の図面にコピーしたりすると、ブロック内のすべての図形が表示されるようになりますので、ご注意ください。

【操作方法】

1.最初に「可視状態」パネルを開いておきます。リボンmenuの開いている場所にて、マウスの右ボタンをクリックし、ショートカットmenuから「パネル」-「可視状態」を選択します。

または、リボンmenuの「2Dパラメトリック」タブの「ブロック」-「可視性」を選択します。

2.「可視状態」パネルが開きます。あらかじめ登録する図形を作図しておきます。

3.あらかじめ作図しておいた図形を「基点コピー」コマンドで基点を指示してコピーしておきます。

4.リボンmenuの「挿入」タブの「ブロック編集」コマンド選択します。

5.「ブロック定義の作成または編集」ダイアログが開くので、登録したいブロック名を入力し、「OK」ボタンをクリックします。

6.ブロック編集画面に変わり、図形が消えるので、この状態で登録したい図形を作図するか、作図しておいた図形をコピーして貼り付けます。

7.「0,0」原点に貼り付けます。

8.「可視状態」パネルの右下にある赤丸の中の水色の「+」ボタンをクリックすると、「パラメータ」が1つ追加されます。

9.パラメータ欄の「縦三点リーダー」ボタンをクリックし、menuから「名前変更」を選択します。

10.枠の個数を変更したいので、「個数」と入力しておきます。次に、その下の「状態を追加」項目を選択します。

11.「状態_1」と、項目が追加されるので、その項目を選択して、名称を「3枠」に変更しておきます。とりあえず、図形はこのままで登録しておきます。

12.次に、再度、「状態追加」項目をクリックして、「2枠」とし、「2枠」の前の「〇」をクリックして選択状態にし、その欄の「縦三点リーダー」ボタンをクリックしてmenuから「図形を非表示…」項目を選択します。

13.「2枠」で非表示にしたい図形を選択し、「Enter」で決定します。

薄い青い色表示に変わります。

14.再度、「1枠」を追加し、非表示にしたい図形を選択し、「Enter」で決定します。

14.再度「3枠」の項目を選択し、「図形を非表示」項目を選択して、1枠用と2枠用の余分な図形を「3枠」用では非表示にしておきます。

15.同じように2枠用の項目を選択し、1枠用の図形を非表示状態にしておきます。

16.図形をそれぞれ、設定できたら、最後にmenuの「ブロックを保存」アイコンをクリックし、ブロックの編集モードを終了します。

17.これで、この図面内に「枠」ブロックが登録されたので、ブロックを挿入し、動作を確認してみます。「ブロック挿入」アイコンをクリックし、「ブロック挿入」ダイアログが表示されるので登録した「枠」ブロックを選択し、「OK」をクリックします。

18.「プロパティ」パネルを表示しておき、配置したブロックを選択すると、プロパティパネルの下にある「パラメータ」に「個数」項目が表示され、「3枠」と表示されています。この項目を選択し、「2枠」「1枠」に変更できます。

2枠を選択した場合

1枠にした場合

※この状態では、ブロックは、内部ブロックとして、登録した作業をした図面にのみ登録されています。他の図面でも使用する場合は、ブロックを外部登録する必要があります。

以上

BricsCAD V23の詳しい情報は以下のURLをご覧ください。

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