BricsCAD 寸法線の分割

他の図形と交差する箇所で寸法線、寸法補助線、引出線を分割します。

●寸法分割(自動)

【操作方法】

1.menu[寸法記入]-[寸法分割]を選択します。

2.選択する場合、個別に選択します。まず、引出コメント線を選択します。

3.コマンドラインのオプション[自動(A)]を選択します。

4.赤丸部分の図形や寸法線、寸法補助線と交差している部分が分割されます。

5.再度、「Enter」でコマンドを起動し、①の範囲を選択し、オプションの[自動(A)]を選択し。②の範囲も同じように選択しコマンドを実行します。

6.下図のように、寸法線、寸法補助線を分割することができます。寸法線が左右で重なっている場合は、両方の寸法線を選択し、処理を実行しなければなりません。

※手動を選択した場合は、切断する部分を1点、2点で指示する方法となります。

以上

BricsCAD 精度設定

寸法以外に関わる値の精度を設定します。

●精度の設定

【操作方法】

1.menu[設定]-[設定]を選択します。

2.検索欄に「単位」と入力し検索します。作図単位/長さ単位・角度単位を表示し設定します。

以上

BricsCAD 線種設定

BricsCADの初期値では、線種が実線しかありません。他の破線や点線を使用するには、線種をロードしておく必要があります。
JIS 8312 線の基本原則では、「実線」「破線」「1点鎖線」「2点鎖線」の4種類の線となっています。

●線種設定

【登録方法】

1.リボンmenuやツールバーmenuから「線種」項目をクリックし、プルダウンmenuから「ロード」を選択します。

2.「Ctrl」キーを押しながら「CENTER2」、「HIDDEN2」、「PHANTOM2」をクリックし選択します。[OK]ボタンでロードできます。

3.選択した線種がロードされ、図面に使用できます。テンプレートファイルにてあらかじめロードしておくと便利です。

以上

BricsCAD Excelデータを貼り付ける

Excelのデータを3種類の方法で張り付ける方法です

●貼り付け

【操作方法】

1.Excelファイルを開き、コピーしたい範囲を選択し、「コピー」コマンドを実行します。

2.BricsCADのmenuで[編集]-[型式を選択して貼り付け]を選択し実行します

3.「型式を選択して貼り付け」ダイアログが表示されますので、「●貼り付け」にチェックを入れて「Microsoft Excel バイナリワークシート」を選択し、[OK]をクリックします。

4.Excelデータを貼り付けすることができます。埋め込みのExcelデータとして貼り付けできます。

●リンクの貼り付け

【操作方法】

1.Excelファイルを開き、コピーしたい範囲を選択し、「コピー」コマンドを実行します。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-223.png

2.BricsCADのmenuで[編集]-[型式を選択して貼り付け]を選択し実行します

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-225.png

3.「型式を選択して貼り付け」ダイアログが表示されますので、「●リンク貼り付け」にチェックを入れて「Microsoft Excel ワークシート」を選択し、[OK]をクリックします。

4.リンク情報を持ったままの状態で、データを貼り付けできます。画像をダブルクリックすると、コピーしたExcelファイルを開くことができます。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-227-1024x652.png

●CSVとして貼り付け

1.Excelファイルを開き、コピーしたい範囲を選択し、「コピー」コマンドを実行します。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-223.png

2.BricsCADのmenuで[編集]-[型式を選択して貼り付け]を選択し実行します

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-225.png

3.「型式を選択して貼り付け」ダイアログが表示されますので、「●貼り付け」にチェックを入れて「CSV」を選択し、[OK]をクリックします。

4.カーソルに表枠が表示されますので、配置したい場所で、左ボタンをクリックして配置します。

5.表をダブルクリックすることにより、直接表の編集が行えます。

以上

BricsCAD 適当にポイントした寸法値が整数になる

V21より「スナップ形式」のデフォルト値が変更となっております。設定を変更することで、精度にあった寸法値が設定されます。

●スナップ形式の変更

【操作方法】

1.menu[設定]-[設定]をクリックし設定のダイアログを表示します。

2.[図面]-[2D作図]-[座標入力]-[スナップ/グリッド]-[スナップ形式]を確認します。

3.「アダブティブグリッドスナップ」を「グリッドスナップ」に変更します。「設定」ダイアログを閉じます。

4.適当なポイントで作図した寸法線は、指定した制度で寸法線が作図されます。

以上

BricsCAD 寸法スタイル設定

寸法を入力する時に、あらかじめ寸法のスタイルを設定しておき、そのスタイルを選択します。

●寸法スタイル設定

【操作方法】

1.[ツール]-[図面エクスプローラ]-[寸法スタイル設定]を選択します。

2.「図面エクスプローラ」のウィンドウが表示されますので、ここで、「寸法スタイル設定」を選択します。

3.「新規」アイコンをクリックします。「新しい寸法スタイル1」と項目が追加されますので、寸法スタイルを選択する場合の分かり易い名称に変更します。

4.寸法スタイル名を入力し、「異尺度対応」項目の「■異尺」にチェックを入れておきます。

5.「矢印」項目をクリックし、「30度開矢印」を選択します。

6.「文字スタイル」を選択し、変更することもできますが、変更する場合、あらかじめ文字スタイルで変更したいスタイルを設定しておく必要があります。

7.「精度」、「小数点の区切り符号」を変更します。小数点はデフォルトでは、「,(カンマ)」になっているので、「.(テン)」に変更しておきます。

後は、「図面エクスプローラ」を閉じて寸法値を入力してください。

●設定項目に関して

A:矢印サイズ
B:並列寸法入力時の寸法線と寸法線の間隔の長さ
C:寸法補助線の上の部分のはみだし長さ
D:寸法補助線の指定した図形との距離(図形から浮かす距離)

E:寸法補助線の長さを固定にする
F:固定にした場合の補助線の長さ

G:寸法値の文字高さ
H:寸法線から寸法値の浮き上がり高さ

J:小数点の区切りの文字を指定(,(カンマ) .(テン))

以上

BricsCAD 図面比較

BricsCADでは、図面を比較するコマンドが用意されています。元図に対して、比較する図面はどうなっているかという結果になります。

●図面比較

【操作内容】

1.まず比較する元図を開きます。

2.比較コマンドを選択します。リボンメニューの[ホーム]タブの[比較]の[DWG比較]コマンドを選択します。通常メニューでは[ツール]の[DWG比較]となります。

3.2つの図面を比較する場合、「比較するファイルを選択または[範囲(L)]:」と表示されるので、そのまま「ENTER」で決定します。(※この時、10000000個の比較ができます。)

4.「図面ファイルを開く」ダイアログが表示されるので、比較する図面を選択します。

5.比較結果が表示されます。赤は削除された図形、緑は新規に追加された図形、黄色は移動修正された図形となります。

6.分かり易く見たい場合は、[構造]パネルを選択します。

7.比較結果が表示されます

8.終了する場合は、[比較を終了」ボタンをクリックします。

以上

BricsCAD イメージ画像貼り付け

外部に存在するイメージデータファイルを挿入します。CADのベクトルデータにすると、データ容量が大きくなる場合などに地形データをイメージデータにする場合などに使用できます。

●イメージデータを貼り付け

【操作方法】

1.menu[挿入]-[ラスターイメージ参照]コマンドを選択します。

2.「イメージファイルを選択」ダイアログが表示されますので、挿入したいイメージ画像を選択し、[開く]ボタンをクリックします。

3.「ラスターイメージをアタッチ」ダイアログが表示されますので、挿入位置、尺度、回転角度を指定して貼り付けます。

4.イメージデータを貼り付けます。

5.挿入後のイメージをクリップすることができます。コマンドラインに「IMAGECLIP」と入力し実行します。クリップするイメージを選択します。

6.「新規境界(N)」を選択します。

7.選択方法を「ポリゴン」、「矩形状」から選択します。

8.「ポリゴン」を選択し、ポリゴン形状で画像の必要な部分を囲みます。最後に「ENTER」で決定します。

9.クリップした画像のみ表示されます。

※イメージ画像をアタッチする場合、ファイル名、フォルダ名を変更すると読み込めません注意してください。

以上

BricsCAD PDFの読み込みに関して

PDFファイルの扱いには以下のような複数のコマンドがあります。その違いに関して説明します。

※上図はV23のmenuです

・PDFアタッチ(PDF Attach)
PDFアタッチは、BricsCADにおけるPDFファイルを図面に関連付ける機能です。PDFファイルは図面上に表示され、位置や表示設定が可能です。図面とは独立しており、参照や共有に使用されます。
・PDFアンダーレイ(PDF Underlay)
PDFアンダーレイは、BricsCADにおけるPDFファイルを図面の一部として追加する機能です。PDFファイルを表示し、その上に線や図形を描画することができます。図面の変更に応じて自動的に更新されます。
・PDF読み込み(PDF Import)
PDFアンダーレイは、BricsCADにおけるPDFファイルを図面の一部として追加する機能です。PDFファイルを表示し、その上に線や図形を描画することができます。図面の変更に応じて自動的に更新されます。
・PDFクリップ(PDF Clip)
PDFクリップは、BricsCADにおけるPDFファイルの特定の範囲を表示する機能です。選択した範囲のみを表示し、レイヤーコントロールも可能です。図面とPDFファイルの関連性があり、図面の変更に応じて自動的に更新されます。作業効率を向上させるための有用な機能です。

●PDFアタッチ(PDF Attach)

【操作方法】

1.menu[挿入]-[PDFアタッチ]コマンドを選択します。

2.「PDFアンダーレイファイルを選択」ダイアログが開くので、読み込みたいPDFファイルを選択し、「開く」ボタンでファイルを読み込みます。

3.「PDFアンダーレイをアタッチ」ダイアログが開きます。ここで、配置位置、尺度、回転を設定し、「OK」ボタンをクリックします。画面で位置を指定できる場合は、そのまま「OK」で決定します。

4.配置位置を決定します。

※この時、挿入するPDFと図面はリンクされますので、PDFファイルの入っているフォルダ名やファイル名を変更すると、画像が表示されず、下図のような、フォルダ名、ファイル名が表示されます。

●PDFクリップ(pdfclip)

5.PDFを挿入した後は、PDFの不要な画像のみ削除することができます。
コマンドラインに「PDFCLIP」と入力します。

6.「PDFアンダーレイ選択」と、表示されるので、PDFファイルの画像枠を選択します。

7.「PDFクリッピングオプションを入力」と、表示されるので、「新規(N)」を選択します。

8.「PDFクリッピング種類を入力・・・」と表示されるので、図形のに選択方法を選択します。
ポリゴン:多角形での選択、矩形状:矩形での選択が可能です。

9.「ポリゴン(P)」を選択し、必要な画像をポリゴンラインで、多角形に囲みます。

10.必要な画像を全て囲むことができたら、「ENTER」で決定します。囲んだ画像のみクリップして残ります。

必よな画像のみクリップすることができます。

以上

BricsCADの詳細説明は下記で

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