BricsCAD 3Dモデルの表示を滑らかにするシステム変数(FACETRES)

3Dモデルの表示を滑らかにする設定です。
シェード、レンダリング、隠線の表示を変更することができます。
設定は、0.01から10.0までの値が指定できます。ただし、数値を大きくすると、メモリ使用量とパフォーマンスに大きな影響を与える可能性があります。

値は、図面に保存されます。
設定値: 0.01~10
デフォルト値: 0.5

【実際の値と表示の違い】

値:0.01

値:0.5 (デフォルト)

値:10

【実行方法】

1.コマンドラインに「FACETRES」と入力して「Enter」で実行

2.数値を 0.01 ~ 10 までの数値を入れて実行

※図面毎に実行してください。

下図の「設定」からも変更できます。

以上

 

 

BricsCAD 背景色をグラデーションにする方法(gradientmode)

背景色をグラデーションにする方法です。

 

【操作方法】

1.menuの[設定]-[設定]を起動します。

2.検索枠に「GRAD」と入力し、下矢印で検索します。2回か3回のクリックで下記「背景のグラデーションモード」項目が表示されます。

3.デフォルトでは、「グラデーションは無し」になっているかと思いますが、ここを下記図のように「[1]2色グラデーション・・・」または、「[2]3色グラデーション・・・」を選択します。

4.グラデーションの色の設定は、下の項目を設定します。
2色の場合は、上と下の色を設定。3色の場合は、上と中と下の色を設定します。

5.設定は以上となりますので、ダイアログを閉じます。

6.次にコマンドラインに「GRADIENTBKGON」と入力します。

7.次に表示スタイルを「2Dワイヤフレーム」以外を選択します。背景が、設定した色に変わります。

以上

BricsCADの詳しい紹介は以下のサイトで

BricsCAD(ブリックスキャド) DWG互換CAD

 

 

BricsCAD 寸法値に取り消し線を引く方法

BricsCADのコマンドで寸法値に取り消し線を引く方法の説明です。

【操作方法】

1.寸法線を選択して、ダブルクリックします。「ddedit」コマンドが起動し、寸法線編集コマンドが起動します。

2.ダイアログの赤丸の「取消線」アイコンをクリックしてONにします。
その状態で、取り消し線表示したい数値を入力すると、取り消し線が付いた数値が入力できます。

以上

 

BricsCADの詳しい説明はこちら

BricsCAD(ブリックスキャド) DWG互換CAD

 

 

 

 

 

BricsCAD ブロックとは

・ブロックとは

BricsCADのブロックは、複数の図形を一つのオブジェクトとしてまとめる機能です。
これにより、図面内で繰り返し使用する図形を効率的に管理できます。
ブロックを使用すると、図面のサイズを小さくし、編集作業を簡単にすることができます。

・ブロックとグループの違い

ブロックとグループはどちらも複数の図形をまとめて扱いための機能ですが、いくつかの重要な違いがあります。

ブロック

定義と複製:ブロックは一度定義されると、その定義を基に複数の複製を作成できます。これにより、同じブロックを図面内で何度も使用できます。

編集の一貫性:ブロックの定義を変更すると、そのブロックのすべての複製が自動的に更新されます。

ファイルサイズの削減:ブロックを使用することで、図面のファイルサイズを小さくすることができます。

属性:ブロックには属性を追加でき、これにより追加情報を持たせることができます。

グループ

簡易なまとめ:グループは選択した図形を一時的にまとめるための機能です。ブロックほどの複雑な定義はできません。

個別編集:グループ内の図形は個別に編集できます。グループ全体を選択して移動やコピーができますが、個々の図形も独立して操作できます。

一時的な性質:グループは一時的なまとめとして使われることが多く、ブロックのように定義を保存して再利用することはありません。

どちらを使うかは、用途や必要な機能によって選ぶと良いでしょう。ブロックは繰り返し使用する図形や一貫性が重要な場合に適しており、グループは一時的なまとめや簡単な操作に便利です。

ブロックの種類

BricsCADにはいくつかの異なる種類のブロックがあります。それぞれのブロックは異なる用途や機能を持っています。

1.標準ブロック:

・定義とインスタンス:一度定義されたブロックを図面内で何度も使用できます。
・編集の一貫性:ブロック定義を変更すると、すべての複製が更新されます。

2.パラメトリックブロック(AutoCADではダイナミックブロック)

・パラメトリック機能:ブロックの形状やサイズを変更できるパラメータを持つブロックです。
・柔軟な編集:1つのブロック定義で多様な形状やサイズに変更できます。

3.外部参照ブロック:

・外部ファイルの参照:他の図面ファイルを参照するブロックです。
・一貫性の維持:元のファイルが更新されると、参照している図面も自動的に更新されます。

これらのブロックを適切に使い分けることで、図面の管理や編集がより効率的になります。

 

BricsCADの詳し説明は以下を

BricsCAD(ブリックスキャド) DWG互換CAD

 

 

 

 

 

BricsCAD/Alfatech セキュリティソフトの除外設定に関して

セキュリティソフトが誤認識する場合、下に記載しているフォルダを設定してください。
AlfatechやBricsCADの正常ファイルを誤検出する場合の除外設定です。

Alfatech製品の場合

・c:\Program Files\Alfatech
・c:\Program Files\Common Files\Alfatech
・c:\Program Files(x86)\Common Files\Alfatech

BricsCAD製品の場合

・c:\Program Files\Bricsys\BricsCAD Vxx ja_JP

上記フォルダを除外設定に追加してください。

以上

 

BricsCAD スケッチベースのフィーチャに関して(CREATESKETCHFEATURE)

※ V24以降の機能となります。

3Dソリッドを作成する時にXY平面に自動的に2Dスケッチを作成します。
この2Dスケッチを編集することにより、3Dソリッドに変更を反映することができる機能です。

【操作方法】

1.最初に「CREATESKETCHFEATURE」コマンドを入力し、設定を「ON」にします。
※デフォルトでは「OFF」になっています。

2.3Dソリッドを押し出す為の矩形を作図します。

3.矩形を選択し、押し出しコマンドにて図形を押し出します。

4.3Dソリッドを作成した時点で、メカニカルブラウザに「sketch_*」項目が追加されます。

この時に作成されるスケッチ図形は、「BC_SKETCHES」画層に作図されます。表示は非表示となっています。

5.メカニカルブラウザの「Sketch_*」を選択し、マウスの右ボタンをクリックし、ショートカットmenuの「Edit geometry」をクリックします。

6.ブロック編集画面が表示されます。

7.矩形にフィレットを作図し、図形を編集しておきます。

ブロック編集menuの「ブロックを保存」をクリックし図形を保存しコマンドを終了します。

8.3Dソリッド図形も変更されます。

以上

・BricsCADの詳細はこちらをご覧ください

BricsCAD(ブリックスキャド) DWG互換CAD

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

BricsCAD 累進寸法の作図方法

累進寸法を作図する方法を説明します。
BricsCADでは、まず、累進寸法用の寸法スタイルを作成し、平行寸法にて作図します。

●寸法スタイルの設定

1.「図面エクスプローラ」を起動して、「寸法スタイル設定」の項目を選択します。

2.下記の項目を設定します。
・線と矢印の項目
矢印の始終点 ・・・・・・ ☑矢印の始終点  にチェックを入れる
矢印1 ・・・・・・・・・ 白丸1 を選択
矢印2 ・・・・・・・・・ 30度開矢印  (矢印の形状は自由に選択)

並列寸法間隔 ・・・・・・ 0 に設定

・文字の項目
寸法値の垂直位置 ・・・・ 中心 または 上側
※中心にすると、 寸法値の位置に補助線を作図しません。
寸法値の水平位置 ・・・・ 2番目の寸法補助線上  に設定

●作図方法

1.下のタスクバーにある「寸法スタイル」の表示の項目をマウスの右ボタンでクリックし、作成した「累進寸法」のスタイルに変更します。

2.「長さ寸法」コマンドを選択します。

3.最初の0寸法を作図しますので、1点目と2点目を同じ位置で決定します。

4.寸法値の表示位置の高さを指定します。これで、長さ寸法コマンドは終了です。

5.次に、「並列寸法」コマンドを選択します。

6.次の点を指定します。最後まで必要な点をクリックしていきます。

7.最後に最初の 0 寸法線のみ選択し、2番目の基点の矢印をプロパティパネルで「無し」にしておきます。

プロパティパネル設定

以上

 

BricsCADの詳細説明は以下のページをご覧ください。

BricsCAD(ブリックスキャド) DWG互換CAD

 

BricsCAD いろいろな種類の寸法線を一括で選択する方法(select)

寸法線自体、長さ寸法、直径寸法、半径寸法等種類いくつかあります。クイック選択コマンドの場合、それぞれを選択し、追加することになります。そこで、一括で寸法線のみ選択する方法を説明します。

【操作方法】

1.コマンドラインに「SELECT」と入力し実行します。

2.次に「選択オプション」をカーソルで選択します。

3.「図形を選択:」と表示されるので、その中の[プロパティで選択]を選びます。

4.「プロパティ別選択」と表示されるので、「ブロック属性表示」を選択します。

5.「プロパティ別 選択」と表示されるので、「種類(TY)」を選択します。

6.「選択する図形タイプ」と、表示されうので、「タイプリスト(?)」を選択します。

7.「選択する図形タイプ」と、図形タイプが表示されるので、「寸法(DIMENSION)」を選択します。

8.寸法図形が全て選択されますので、良ければそのまま「Enter」で決定します。

9.「セットに含める図形を選択….」と、表示されるので、追加がなければ、再度、「Enter」で決定します。

これで、寸法線が全て選択できます。

BricsCADの詳しい説明は以下のURLからどうぞ

BricsCAD(ブリックスキャド) DWG互換CAD

以上

 

BricsCAD 3Dソリッドの差分コマンドにて重なった部分のみ削除する方法

BricsCADの3Dソリッドで2つの図形の重なり部分を削除する方法

「差」のコマンドを初期設定で使用すると、差し引く図形も削除されます。
差し引く図形も残しておきたい場合、設定を変更する必要があります。
設定項目の「□差し引く図形を削除する」のチェックを外しておいてください。

【操作方法】

1.menuの[設定]-[設定]を選択し設定ダイアログを表示します。

2.検索枠に「DELETETOOL」と入力して検索します。
「□差コマンドで差し引く図形を削除」の項目のチェックを外しておきます。
設定が終了したら「設定」ダイアログは閉じておきます。

※差分コマンドにて、差し引く図形も削除したい場合は、再度チェックを入れてください。

3.下図の様に円柱と矩形ソリッドが重なった図形のみ削除したい場合の操作です。

4.リボンmunuの[ホーム]の[ソリッド編集]タブの[差]コマンドを選択します。
※メカニカルワークスペースの場合

5.コマンドラインに「元になるACIS図形を選択・・」と表示されます。
円柱形状の削除をしたい図形、矩形ソリッドを選択します。
複数ある場合は、そのまま複数選択し、「Enter」で決定します。

6.コマンドラインに「差し引くACIS図形を選択・・」と、表示されます。
今度は円柱ソリッドを選択し「Enter」で決定します。

7.これで下図のように重なった部分のみ削除されて図形が作成できます。

BricsCADの詳しい内容は下記URLをご覧ください。

BricsCAD(ブリックスキャド) DWG互換CAD

以上

 

 

BricsCAD スタートページの「最近のファイルリストの最大数」を増やす設定(mru)

スタートページの「最近使用したファイル」の表示数を増やす設定を説明します。
60までの設定が可能となっています。
最近開いた図面を探す手間なく一覧で表示して、すぐに作業を行えます。

【設定方法】

1.BricsCADを起動してmenuの[設定]を開きます。「設定」ダイアログが表示されるので、
検索枠に「MRU」と入力し検索します。
「最近のファイルリストの最大数」の項目で表示したい最大数を指定します。

2.スタートページの表示数が変わります。

 

BricsCADの詳しい内容は下記URLをご覧ください。

https://kbconsul.net/bricscad/

以上

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