寸法以外に関わる値の精度を設定します。
●精度の設定
【操作方法】
1.menu[設定]-[設定]を選択します。
2.検索欄に「単位」と入力し検索します。作図単位/長さ単位・角度単位を表示し設定します。
以上
寸法以外に関わる値の精度を設定します。
【操作方法】
1.menu[設定]-[設定]を選択します。
2.検索欄に「単位」と入力し検索します。作図単位/長さ単位・角度単位を表示し設定します。
以上
BricsCADの初期値では、線種が実線しかありません。他の破線や点線を使用するには、線種をロードしておく必要があります。
JIS 8312 線の基本原則では、「実線」「破線」「1点鎖線」「2点鎖線」の4種類の線となっています。
【登録方法】
1.リボンmenuやツールバーmenuから「線種」項目をクリックし、プルダウンmenuから「ロード」を選択します。
2.「Ctrl」キーを押しながら「CENTER2」、「HIDDEN2」、「PHANTOM2」をクリックし選択します。[OK]ボタンでロードできます。
3.選択した線種がロードされ、図面に使用できます。テンプレートファイルにてあらかじめロードしておくと便利です。
以上
Excelのデータを3種類の方法で張り付ける方法です
【操作方法】
1.Excelファイルを開き、コピーしたい範囲を選択し、「コピー」コマンドを実行します。
2.BricsCADのmenuで[編集]-[型式を選択して貼り付け]を選択し実行します
3.「型式を選択して貼り付け」ダイアログが表示されますので、「●貼り付け」にチェックを入れて「Microsoft Excel バイナリワークシート」を選択し、[OK]をクリックします。
4.Excelデータを貼り付けすることができます。埋め込みのExcelデータとして貼り付けできます。
【操作方法】
1.Excelファイルを開き、コピーしたい範囲を選択し、「コピー」コマンドを実行します。
2.BricsCADのmenuで[編集]-[型式を選択して貼り付け]を選択し実行します
3.「型式を選択して貼り付け」ダイアログが表示されますので、「●リンク貼り付け」にチェックを入れて「Microsoft Excel ワークシート」を選択し、[OK]をクリックします。
4.リンク情報を持ったままの状態で、データを貼り付けできます。画像をダブルクリックすると、コピーしたExcelファイルを開くことができます。
1.Excelファイルを開き、コピーしたい範囲を選択し、「コピー」コマンドを実行します。
2.BricsCADのmenuで[編集]-[型式を選択して貼り付け]を選択し実行します
3.「型式を選択して貼り付け」ダイアログが表示されますので、「●貼り付け」にチェックを入れて「CSV」を選択し、[OK]をクリックします。
4.カーソルに表枠が表示されますので、配置したい場所で、左ボタンをクリックして配置します。
5.表をダブルクリックすることにより、直接表の編集が行えます。
以上
V21より「スナップ形式」のデフォルト値が変更となっております。設定を変更することで、精度にあった寸法値が設定されます。
【操作方法】
1.menu[設定]-[設定]をクリックし設定のダイアログを表示します。
2.[図面]-[2D作図]-[座標入力]-[スナップ/グリッド]-[スナップ形式]を確認します。
3.「アダブティブグリッドスナップ」を「グリッドスナップ」に変更します。「設定」ダイアログを閉じます。
4.適当なポイントで作図した寸法線は、指定した制度で寸法線が作図されます。
以上
寸法を入力する時に、あらかじめ寸法のスタイルを設定しておき、そのスタイルを選択します。
【操作方法】
1.[ツール]-[図面エクスプローラ]-[寸法スタイル設定]を選択します。
2.「図面エクスプローラ」のウィンドウが表示されますので、ここで、「寸法スタイル設定」を選択します。
3.「新規」アイコンをクリックします。「新しい寸法スタイル1」と項目が追加されますので、寸法スタイルを選択する場合の分かり易い名称に変更します。
4.寸法スタイル名を入力し、「異尺度対応」項目の「■異尺」にチェックを入れておきます。
5.「矢印」項目をクリックし、「30度開矢印」を選択します。
6.「文字スタイル」を選択し、変更することもできますが、変更する場合、あらかじめ文字スタイルで変更したいスタイルを設定しておく必要があります。
7.「精度」、「小数点の区切り符号」を変更します。小数点はデフォルトでは、「,(カンマ)」になっているので、「.(テン)」に変更しておきます。
後は、「図面エクスプローラ」を閉じて寸法値を入力してください。
A:矢印サイズ
B:並列寸法入力時の寸法線と寸法線の間隔の長さ
C:寸法補助線の上の部分のはみだし長さ
D:寸法補助線の指定した図形との距離(図形から浮かす距離)
E:寸法補助線の長さを固定にする
F:固定にした場合の補助線の長さ
G:寸法値の文字高さ
H:寸法線から寸法値の浮き上がり高さ
J:小数点の区切りの文字を指定(,(カンマ) .(テン))
以上
BricsCADでは、図面を比較するコマンドが用意されています。元図に対して、比較する図面はどうなっているかという結果になります。
【操作内容】
1.まず比較する元図を開きます。
2.比較コマンドを選択します。リボンメニューの[ホーム]タブの[比較]の[DWG比較]コマンドを選択します。通常メニューでは[ツール]の[DWG比較]となります。
3.2つの図面を比較する場合、「比較するファイルを選択または[範囲(L)]:」と表示されるので、そのまま「ENTER」で決定します。(※この時、10000000個の比較ができます。)
4.「図面ファイルを開く」ダイアログが表示されるので、比較する図面を選択します。
5.比較結果が表示されます。赤は削除された図形、緑は新規に追加された図形、黄色は移動修正された図形となります。
6.分かり易く見たい場合は、[構造]パネルを選択します。
7.比較結果が表示されます
8.終了する場合は、[比較を終了」ボタンをクリックします。
以上
外部に存在するイメージデータファイルを挿入します。CADのベクトルデータにすると、データ容量が大きくなる場合などに地形データをイメージデータにする場合などに使用できます。
【操作方法】
1.menu[挿入]-[ラスターイメージ参照]コマンドを選択します。
2.「イメージファイルを選択」ダイアログが表示されますので、挿入したいイメージ画像を選択し、[開く]ボタンをクリックします。
3.「ラスターイメージをアタッチ」ダイアログが表示されますので、挿入位置、尺度、回転角度を指定して貼り付けます。
4.イメージデータを貼り付けます。
5.挿入後のイメージをクリップすることができます。コマンドラインに「IMAGECLIP」と入力し実行します。クリップするイメージを選択します。
6.「新規境界(N)」を選択します。
7.選択方法を「ポリゴン」、「矩形状」から選択します。
8.「ポリゴン」を選択し、ポリゴン形状で画像の必要な部分を囲みます。最後に「ENTER」で決定します。
9.クリップした画像のみ表示されます。
※イメージ画像をアタッチする場合、ファイル名、フォルダ名を変更すると読み込めません注意してください。
以上
PDFファイルの扱いには以下のような複数のコマンドがあります。その違いに関して説明します。
・PDFアタッチ(PDF Attach)
PDFアタッチは、BricsCADにおけるPDFファイルを図面に関連付ける機能です。PDFファイルは図面上に表示され、位置や表示設定が可能です。図面とは独立しており、参照や共有に使用されます。
・PDFアンダーレイ(PDF Underlay)
PDFアンダーレイは、BricsCADにおけるPDFファイルを図面の一部として追加する機能です。PDFファイルを表示し、その上に線や図形を描画することができます。図面の変更に応じて自動的に更新されます。
・PDF読み込み(PDF Import)
PDFアンダーレイは、BricsCADにおけるPDFファイルを図面の一部として追加する機能です。PDFファイルを表示し、その上に線や図形を描画することができます。図面の変更に応じて自動的に更新されます。
・PDFクリップ(PDF Clip)
PDFクリップは、BricsCADにおけるPDFファイルの特定の範囲を表示する機能です。選択した範囲のみを表示し、レイヤーコントロールも可能です。図面とPDFファイルの関連性があり、図面の変更に応じて自動的に更新されます。作業効率を向上させるための有用な機能です。
【操作方法】
1.menu[挿入]-[PDFアタッチ]コマンドを選択します。
2.「PDFアンダーレイファイルを選択」ダイアログが開くので、読み込みたいPDFファイルを選択し、「開く」ボタンでファイルを読み込みます。
3.「PDFアンダーレイをアタッチ」ダイアログが開きます。ここで、配置位置、尺度、回転を設定し、「OK」ボタンをクリックします。画面で位置を指定できる場合は、そのまま「OK」で決定します。
4.配置位置を決定します。
※この時、挿入するPDFと図面はリンクされますので、PDFファイルの入っているフォルダ名やファイル名を変更すると、画像が表示されず、下図のような、フォルダ名、ファイル名が表示されます。
5.PDFを挿入した後は、PDFの不要な画像のみ削除することができます。
コマンドラインに「PDFCLIP」と入力します。
6.「PDFアンダーレイ選択」と、表示されるので、PDFファイルの画像枠を選択します。
7.「PDFクリッピングオプションを入力」と、表示されるので、「新規(N)」を選択します。
8.「PDFクリッピング種類を入力・・・」と表示されるので、図形のに選択方法を選択します。
ポリゴン:多角形での選択、矩形状:矩形での選択が可能です。
9.「ポリゴン(P)」を選択し、必要な画像をポリゴンラインで、多角形に囲みます。
10.必要な画像を全て囲むことができたら、「ENTER」で決定します。囲んだ画像のみクリップして残ります。
必よな画像のみクリップすることができます。
以上
BricsCADの詳細説明は下記で
文字入力で、フォントの種類を変更したい場合、あらかじめいくつか文字フォントスタイルを変更しておくと便利です。
【操作方法】
1.menu[ツール]-[図面エクスプローラ]-[文字スタイル設定]選択します。
2.[図面エクスプローラ]-[文字スタイル]ダイアログが表示されます。
3.[新規]アイコンをクリックします。「新規スタイル1」が追加されます。
4.文字スタイル名を変更します。
文字スタイル名:「MS UI-TXT」、縦横比:「0.8」
と、します。
5.フォント名を確認し、フォント名が「MS UI Gothic」でない場合、リストから選択します。
※文字フォントの頭に「@」がある場合、日本語フォントの縦書き用スタイルとなります。
6.ダイアログの右上の「X」をクリックして終了します。
7.menu[作成]-[文字]コマンドを選択します。
8.コマンドラインに「テキスト開始点または...」と表示されますので、文字スタイルを変更します。コマンドラインのオプションコマンドにて、変更もできますが、ステータスバーの画像の箇所の座標値の横の「Standard」部分をマウスの右ボタンをクリックし、リストから先程作成した「MS UI-TXT」をクリックし選択します。
9.文字の開始位置を指定し、文字の高さ「10」を入力します。変更しないのでそのまま「ENTER」で決定します。
10.回転角度を入力します。「0°」で変更しないので、そのまま「ENTER」で決定します。
11.文字列を入力します。上の「Standard」文字スタイルとフォントが違っているのがわかります。
12.「ENTER」で決定することにより、段を変えて入力することができます。終了する場合は、文字列を入力しない状態で「ENTER」「ENTER」で決定し入力を完了します。
13.それぞれの段の文字列は、個別に独立した文字列となります。
以上
●「BricsCAD 公式テキスト」発売開始
V23のBricsysJapan監修公式テキストが発売されました。Amazonにて購入可能です。下記URLよりどうぞ!
各種のスタイル設定を図面エクスプローラで表示し、確認することができます。
コマンドは、menu[ツール]-[図面エクスプローラ]-[各設定項目]を選択します
画層を表示、作成、編集できます。画層リストの各項目をクリックすることにより、画層の表示・非表示、また、フリーズ・フリーズ解除を指定することができます。
また、印刷のON・OFF、画層の色、線種、線の太さを割り付けることができます。
画層状態を使用すると、画層プロパティと状態の設定を保存及び復元できます。
画層状態は図面間でコピーでき、画層状態を外部ファイルに保存して、別の図面に読み込むことができます。
線種を表示、作成、コピー、編集できます。
規定では、CONTINUOUS、BYLAYER、BYBLOCK、が表示されます。これらの線種の名前変更と削除はできません。
マルチラインスタイルの作成、編集、コピー、削除などができます。
マルチ引出線スタイルの作成、編集、表示、削除などができます。
文字スタイルを表示、作成、コピー、編集ができます。文字スタイルは、フォント、文字高さ、文字幅、傾斜角度などを定義できます。
寸法スタイルの作成、編集、表示、削除ができます。
表スタイルの作成、編集、削除などができます。
UCS名の一覧を表示します。任意の座標(UCS)を作成、コピーできます。固定のワールド座標系(WCS)は削除/修正できません。作成した座標は、必要な時に呼び出しで利用できます。座標系のリストで、座標の原点(WCS)をクリックして新しい座標を入力することができます。
ビュー名一覧を表示します。ビュー表示、作成、コピー、編集ができます。
ブロックを表示、作成、編集できます。右下領域に小さなプレビューが表示されます。
図面内の外部参照(ブロックなど)を確認することができます。
図面内のイメージを確認することができます。
ページ(印刷)を設定、確認することができます。
以上