BricsCAD 3D 標準部品パーツの呼び出し

BricsCADでは、標準部品パーツとして、H鋼やボルト、ナット、ベアリング等用意しております。それらの呼び出し方を説明します。

●標準部品パーツ3D (V17)

【操作方法】

1.ワークスペースが「2D作図」になっている場合は、「メカニカル」に変更します

2.この時点で「メカニカルブラウザ」が表示されていない場合は、リボンメニューの箇所(リボンメニューがある場所ならどこでも可)にマウスカーソルを移動し、マウスの右ボタンにてショートカットメニューを表示し、その中から、「メカニカルブラウザ」を選択します。

3.左側の端に「メカニカルブラウザ」が表示されます。

4.メカニカルブラウザの「ライブラリ」タブをクリックします。すると下のウィンドウに企画毎の「標準部品」が表示されます

5.赤丸の規格名部分をクリックし、必要な企画名を選択します。

6.必要な部品を選択します。プレビューウィンドウに、選択した部品の形状が表示されます。

7.プロパティ部分をクリックすると、いろいろなパラメータが表示されるので、必要なパラメータを選択します。長さ指定のできる部品もありますので、長さ欄に数値が表示される場合は、長さも選択できます。

8.再度、部品の型式部分をダブルクリックすることにより画面に部品が表示されます。

9.後は必要な場所に配置します。

以上

BricsCAD ブロック(外部参照)の修正

ブロックの一部を編集するコマンドの説明です。
既に図面に配置されているブロックの修正方法です。

●ブロックの修正(再定義)

【操作説明】

1.ブロックの配置してある図面で、menuの[ツール]-[外部参照/ブロックのインプレイス編集]-[インプレイス参照編集]を実行しブロックを選択するか、ブロックをダブルクリックします。

2.「外部参照編集」ダイアログが表示されます。

3.[OK]ボタンをクリックすると、1つだけのブロック図面となり「外部参照/ブロックのインプレス参照編集」のツールバーが表示されます。このツールバーは閉じないで、図形を編集します。
(※環境によってはツールバーは表示されない場合があります)

4.図形に水平線(0.5mm)を両脇に追加しておきます。

5.ツールバーの右端の「保存終了」をクリックし図形を保存します。
保存しない場合は、「破棄終了」を実行してください。
(※ツールバーが表示されていない場合は、menu[ツール]-[外部参照/ブロックのインプレイス編集]-[保存終了]を選択してください。)

6.外部参照ブロック図形が修正され、その他のシンボルも全て修正したブロックに書き換わります。

以上


BricsCAD 注釈尺度の追加方法

レイアウト空間のビューの尺度変更する為の、注釈尺度を変更する方法を説明します。

●注釈尺度の新尺度の追加方法

【操作方法】

1.コマンドプロンプトに「scalelistedit」と入力し「ENTER」で実行すると、「尺度一覧の編集」ダイアログが表示されます。

2.[新しい尺度を追加]アイコンをクリックします。

3.「尺度名」に表示させる名称を入力します。「尺度プロパティ」に実際の追加したい尺度を設定します。[OK]をクリックして実行します。

4.選択していた場所に追加されます。追加が完了したらダイアログは[OK]をクリックして閉じておきます。

5.レイアウト空間でビューを選択した時に表示される、「注釈尺度」に新しい尺度が追加されています。

以上

BricsCAD 図形のダイレクト入力に関して

グリップを使用して図形の長さを変更する方法の説明です

【操作方法】

1.図形を選択し、グリップを表示します

2.グリップを選択すると、線分の全体の長さが表示されます。ここで、全体の長さをいくつにするかにより、長さ変更ができます。

3.[TAB]キーを1回押すと、角度入力、もう一度、[TAB]キーを押し、伸ばしたい長さを指定することができます

以上

BricsCAD 図形が重なっている場合の情報確認

図形が重なっている場合、どのような図形が重なっているのか確認したい場合の操作方法を説明します。

●図形情報確認

1.menu[ツール]-[情報]-[図形情報]コマンドを選択します

2.重なっている図形部分を窓囲み(右から左に選択)します

3.「ENTER」で決定しまと、プロンプトウィンドウが表示され、選択されている情報が表示されます

4.ハンドル名、画層名、色、線種、長さ等の情報が表示されますので、クイック選択などで選択することができます

以上

BricsCAD ブロック登録(外部ブロック)

よく使用する図形をブロック登録することにより、いつでも簡単に作図することができるようになります。ブロック図形には、図形と文字、図形と文字と属性を登録したものがあります。
また、ブロックの登録には、内部ブロックと外部ブロックの登録方法があります。

●外部ブロックの登録

外部ブロックとは、ブロック登録を内部ファイルに持つのではなく、外部に登録することにより、いろいろなファイルにブロックを簡単に挿入することができます。
ここでは、図枠ブロックの作成(属性付)を登録します。

【操作方法】

1.「作成」ダイアログから[長方形]コマンドを選択します。

2.0,0の基点から、横に420mm、縦297mmの長方形を作図し、その内側に、左端は20mm内側、上下と右側は10mm内側に長方形を作図します。

3.線分コマンド等で、図のような表題欄の枠線を作図します。

4.[作成]-[文字]を選択し、図のように表題に固定される文字を入力します。
「文字の位置合わせ」は「中央」にして枠に斜め線を引いておくと合わせやすいです。
「承認」「検図」「設計」「尺度」「図面名称」「会社名」「第三角法(縦書)」を入力します。
文字の高さは適当に合わせてください。こちらでは、2.5mmと5mmで入力しています。

5.属性文字は[ツール]-[属性]-[属性定義]を実行し属性を入力します。
属性定義ダイアログが表示されます。

6.名前に「承認者」と入力し、プロンプトに「承認者は?」、デフォルトは空白で、
位置合わせは「中央」、文字高さは「3.5」他はそのままで、座標を挿入アイコンをクリックして
文字を配置する位置を指定し、「OK」ボタンをクリックします。

7.後の文字は、6で配置した文字「承認者」をコピーして配置し、ダブルクリックして名称を編集します。

8.他の文字も同じようにコピーして配置し、編集します。「図面番号」の位置合わせは「右中」にプロパティバーにて変更しておきます。

9.最後に、属性付きブロックとして、外部ブロックに保存します。
[ツール]-[ブロック書き出し]を選択します。
ダイアログが表示されるので、パス名は、任意の場所に図枠の内容がわかる名称で指定します。

図形選択ボタンをクリックして、以下の順番で図形を選択します。

1.図面番号 2.図面名称 3.尺度 4.設計者 5.検図者 6.承認者 6.図枠全体

選択を決定すると、再度ダイアログが開きますので、「OK」ボタンをクリックして登録を完了します。

※選択した順番が、ブロック挿入時の入力の順番となります。

●ブロックの挿入(外部ブロック)

【操作内容】

1.新規ファイルを準備して、メニューの「挿入」-「ブロック」を選択します。
「ブロック挿入」ダイアログが開きます。
「ブラウズ」ボタンをクリックして、保存してある外部ブロックデータの図枠を選択します。

2.挿入位置は □画面上を指示のチェックを外します、尺度は「1」、回転は「0」で「OK」ボタンをクリックします。

3.画面上に図枠が表示され、コマンドラインに「図面番号は?:」と聞いてくるので、それぞれ、情報を入力します。
最後の「承認者は?:」の入力が完了し「Enter」をクリックすると、表題欄に値が入力され完了します。

4.図枠をダブルクリックすると、再度、属性値が編集できます。

以上

BricsCAD ブロック登録(内部ブロック)

よく使用する図形をブロック登録することにより、いつでも簡単に作図することができるようになります。ブロック図形には、図形と文字、図形と文字と属性を登録したものがあります。
また、ブロックの登録には、内部ブロックと外部ブロックの登録方法があります。

●内部ブロックの登録

内部ブロックとは、そのブロックを登録した図面内にのみ登録する方法です。

【操作方法】

1.まず登録する図形を作図します。ツールバーから[円]-[中心-半径]コマンドを選択します

2.適当な位置に半径5mmの円を作図します

3.線分コマンドで、縦と横の線を作図します

4.中心を軸としてマニピュレートを使用して45°回転させます(2D回転コマンドでもOK)

5.menu[ツール]-[ブロック作成]を選択します。「ブロック定義」ダイアログが表示されます

6.名前は「LAMP」と入力し、基点は「ピックポイント」アイコンをクリックして、挿入基点の位置を指定します

7.「図形を選択」アイコンをクリックして、登録する図形を選択します。「ENTER」で決定します

8.この状態でダイアログを見ると、x、y、zの座標と、選択された図形の数が表示されます。
また、保存時、今選択した図形をブロックに変換するか、そのままの状態に保持するか選択できます。ブロックに変換したい場合は、「●ブロックへ変換」 を選択してください。変換したくない場合は、「●保持」を選択します

9.動作に関しては、「■ 縦横同尺度」と「■ 分解可能」にチェックを入れ「OK」ボタンをクリックし登録します

以上で登録が完了します

●ブロック挿入(内部ブロック)

1.menu[挿入]-[ブロック]を選択します。「ブロック挿入」ダイアログが表示されます。
ブロックが複数ある場合は、下矢印(∨)で表示されるリストから選択します

2.挿入位置は「■画面上を指示」、尺度は「1」、回転は「0」で[OK]をクリックして図面に配置します。
尺度と回転で「■画面上を指示」にチェックを入れると、配置後、大きさや回転を指示することができます

3.挿入基点は、ブロックの中心となり、カーソルにて配置位置を指示できます

以上

BricsCAD 文字入力(text)

●文字入力(ダイナミックテキスト)

【操作方法】

1.menu[作成]-[文字]コマンドを選択します

2.文字の開始位置を指定し、文字の高さをマウスまたは、数字で入力します

3.文字角度を入力します

4.文字を入力します

5.文字を入力し、「ENTER」キーで改行します、もう一度未入力で「ENTER」で決定します

6.行ごとに文字は独立して入力されます

以上

BricsCAD マルチ引出線作成

●マルチ引出線作成

【操作方法】

1.menu[寸法記入]-[マルチ引出線]コマンドを選択します

2.引出線の矢印位置を指定①します

3.折れ曲り点を指定すると、文字を入力するエディタが表示されます

4.コメントを入力します、「ENTER」で改行し入力することができます

5.[OK]をクリックすることにより文字入力が完了します

6.文字入力が完了します

●引出線の矢印を追加

【操作方法】

1.menu[寸法記入]-[引出線追加]コマンドを選択します

2.コメントを選択します

3.折り曲げ箇所より矢印が表示されるので、指定する場所まで矢印を伸ばし、「ENTER」、「ENTER」で決定します

4.再度、折り曲げ地点から矢印が伸びるので、完了する場合は、「ENTER」で決定します

5.完了します

以上

BricsCAD 幾何公差入力

【操作方法】

1.menu[寸法記入]-[幾何公差]コマンドを選択します

2.「幾何公差」ダイアログが表示されます

3.シンボルを選択し、公差値を入力、マテリアル条件を入力します

4.公差値を入力し、データムを入力し完了したら「OK」をクリックします

5.ダイアログが閉じ、配置したい位置を指定します。後で移動は簡単にできます

●データムの入力に関して

【操作方法】

1.[幾何公差]コマンドを選択し、「幾何公差」ダイアログが表示されるので、[データム識別子]の項目に記号を入力し、[OK]をクリックします

2.公差位置を指定します

3.線を入力します、コマンドラインに直接「QLEADER」と入力し、「Enter」をクリックします。オプションの「設定」をクリックします

4.「クイック引出線設定」ダイアログが表示されるので、「矢印」の項目を「塗り潰しデータム」に変更し「OK」をクリックします

5.1点目、2点目と線を引き、「ENTER」、「ENTER」、「ENTER」で決定します

6.データム記号が作図できます

以上

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