BricsCAD オプションコマンドに関して

BricsCADのコマンド実行時にオプションメニューがコマンドラインに表示されます。
Line(直線)コマンドの場合オプションに「角度(A)」/「長さ(L)」/「元に戻す(U)」:と表示されます。

このオプションコマンドは、コマンドラインにそれぞれ、「A」、「L」、「U」と入力し、ENTERでも実行できますが、そのまま、マウスカーソルを、角度、長さ、元に戻すの場所に移動し、クリックすることによっても実行できます。

●プロンプトメニューの表示

また、下図のようなプロンプトメニューが表示されなくなった場合の表示方法を説明します。
プロンプトメニューは、オプションコマンドがそのままメニューとして表示されます。こちらも、そのまま、マウスで選択できます。

【表示方法】

設定コマンドを起動し、設定ダイアログの検索欄に「プロンプトメニュー」と入力し、下矢印マークを選択します。プロンプトメニュー欄を「表示する」に変更します。

以上

BricsCAD キー操作のデフォルトコマンド

ファンクションキーコマンド内容
F1ヘルプの起動
F2コマンドウィンドウの拡大表示
F3[図形スナップ]のON/OFF
F6[ダイナミックUCS]のON/OFF (3Dコマンド)
F7[グリッド表示]のON/OFF
F8[直交モード]のON/OFF
F9[スナップ]のON/OFF
F10[極トラック]のON/OFF
F11[スナップトラッキング]のON/OFF
F12[クワッド]のON/OFF
Enter直前コマンドの実行
ショートカットキーコマンド内容
Ctrl+A全ての図形を選択
Ctrl+BスナップのON/OFF
Ctrl+Cコピークリップ
Ctrl+F文字列検索と置換
Ctrl+GグリッドのON/OFF
Ctrl+L直交モードのON/OFF
Ctrl+Nテンプレートでの新規図面作成
Ctrl+O図面を開く
Ctrl+P印刷
Ctrl+Q図面を閉じる
Ctrl+S上書き保存
Ctrl+Tマルチテキスト入力
Ctrl+Vクリックコピーの貼り付け
Ctrl+X切り取り
Ctrl+Z元に戻す

以上

BricsCAD グリップに関連する寸法表示の非表示設定

BricsCADでは、図形を選択しグリップにカーソルを移動させると、そのグリップ地点に関連する寸法線、角度線が表示されます。簡単に非表示にするには、ステータスバーの「ダイナミック」の設定をOFFにすれば、非表示になりますが、ダイナミック入力も出来なくなります。

※ただし、グリップへの吸着がなくなる為、不便な面も出てきますので、ご注意ください。

ダイナミック入力は必要だけど、関連する寸法値などの表示は不要な場合は、以下の設定をOFFにしてください。

[図面]ー[2D作図]ー[表示/ビュー]ー[グリップ]ー[グリップへの吸着]をOFFにします。

上記設定にて、下図のように、カーソルをグリップに移動しても寸法表示、角度表示は、非表示となります。

ダイナミック入力は使用できます。

以上

BJ-Electricalを体験版でアクティベートする方法

BJ-Electricalを体験版でアクティベートする方法の説明

【操作方法】

1.Windowsのスタートボタンをクリックし、「すべてのアプリ」をクリックします。

2.次に「Alfatech」をクリックし、「アルファテック ランチャー」を選択します。

3.「アルファテックランチャ」が起動するので、「管理ツール」の「ライセンス形式の設定」を選択し、[起動]ボタンをクリックします。

4.下記警告が表示されるので、[はい]をクリックして実行します。

5.「ライセンスアクティベーション」ダイアログが表示されるので、[体験版としてアクティベート]をクリックして実行します。

6.最後に確認メッセージが表示されるので、[OK]をクリックしてアクティベートを完了してください。

7.アクティベートが成功した旨のメッセージが表示されます。

※尚、体験版は30日の期間まで使用できますが、一度、30日間使用した場合は、再度同じパソコンでは動作しませんので、ご注意ください。

以上

BricsCAD バージョンにより読み込めるファイル

BricsCADはV20より、多くのファイルが読み込めるようになっています。

●BricsCAD V22で読み込めるファイル

  • 標準ファイル (*.dws) ※V22で追加されています
  • Windows メタファイル形式 (*.wmf、*.emf、*.wmz、*.emz)
  • Collada (*.dae)
  • MicroStation DGNファイル (*.dgn)
  • Rhinoファイル (*.3dm)
  • SketchUpファイル (*.skp)
  • IFCファイル (*.ifc、*.ifczip) ※V22で追加されています
  • Revit Family (*.rfa)
  • Revit Project (*.rvt)

●BricsCAD V21で読み込めるファイル

  • Windows メタファイル形式 (*.wmf、*.emf、*.wmz、*.emz)
  • Collada (*.dae)
  • MicroStation DGNファイル (*.dgn)
  • Rhinoファイル (*.3dm)
  • SketchUpファイル (*.skp)
  • IFCファイル (*.ifc)
  • Revit Family (*.rfa)
  • Revit Project (*.rvt) ※V21で追加されています

●BricsCAD V20で読み込めるファイル

  • Windows メタファイル形式 (*.wmf、*.emf、*.wmz、*.emz)
  • Collada (*.dae)
  • MicroStation DGNファイル (*.dgn)
  • Rhinoファイル (*.3dm)
  • SketchUpファイル (*.skp)
  • IFCファイル (*.ifc)
  • Revit Family (*.rfa)

BricsCAD 寸法値の背景を消したい(背景画層)

図面内の寸法値が他の図形と重なった場合の対処方法です。寸法値を移動すれば良い場合もありますが、移動できない場合寸法値の背景色を背景画層に変更し、重なった図形を非表示にすることができます。

【操作方法】

1.右端の「プロパティパネル」ボタンをクリックして、プロパティパネルを表示します。

2.寸法値の背景を消したい寸法を選択します

3.プロパティパネルのスライドバーを動かし、「文字」の項目の「文字塗り潰し」の項目を選択し、「背景」に変更します。

4.寸法値と重なる図形が非表示となります。

5.これでも図形が非表示にならない場合、重なっている図形の表示順序を「最背面」にするか、寸法値を「再上面」に変更してください。

非表示したい図形を選択し、menuの「ツール」-「表示順序」-「最背面へ移動」を選択します。

以上

ACAD-DENKIの図面読込が遅くなった場合の確認

ACAD-DENKIにて図面の読込に時間がかかるような場合、以下の項目を確認ください。

1.最新の差分パッチがあたっているか

 差分パッチの情報は、上部メニューの[?]マークを選択し、「バージョン情報」を確認ください。

「製品のバージョン:」の項目に現在のバージョンと差分のバージョンが記載されています。

差分は、「SP〇」として、〇の箇所に数値が入っています。

次に、同じ[?]の中の「Webページ」「ホームページ」を選択し、「図研Alfatech」のホームページに移動してください。

上の「サポート」メニューを選択し、「差分パッチ・サポート情報」を選択します。

差分パッチ情報が表示されていますので、先程確認した情報より新しい差分がある場合、ダウンロードして、インストールしてください。

2.新規環境を作成してみる

ACAD-DENKIにて新規に環境を作成し、そちらで、起動してみて動きを確認してみてください。

3.メニューファイルを初期化してみてください

4.BricsCADのプロファイルを削除して再起動してみてください

以上の動作を試してみて動作を確認してみてください。これでも治らない場合は、図研アルファテック サポートセンターまでご連絡ください。

以上

BricsCAD Mechanical 部品表の作成とバルーン配置

対応グレード:Mechanical、Ultimate

アセンブリ設計したモデルから部品表の作成とバルーンを配置します

【操作方法】

1.アセンブリ設計をした図面が対象となります。各部品に部品名(外部参照ファイル名)を入力しておきます。

2.モデル空間にて、リボンMENUの①「注釈」タブを選択し、②「ベースビュー」コマンドを選択します。コマンドラインに「オブジェクトを選択」と表示されるので、③「モデル全体」を選択したまま、「ENTER」で決定します。

3.コマンドラインに下記図のメッセージが表示されるので、そのまま「ENTER」をクリックします。

4.3面図を作図する為のビューが表示されるので、「正面」「側面」「上面」「アイソメ図」のビューを配置します。既に大き目なビューが配置されていても気にせず、配置し後で削除します。

ビューポートは後で、大きさや場所は簡単に変えることができますので、適当に配置しても問題ありません。

5.いらないビューポートは選択し、「Delete」キーで削除しておきます。

6.リボンMENUの[注釈]タブの[アセンブリ]の[部品表(BOM)]コマンドを選択します。

7.部品表がカーソルにくっついて表示されるので、問題ない位置に配置します。この時、ビューポートに重なっていても気にせず配置します。

8.部品表が配置されます。ビューポート等の図形が重なる場合は、[移動]コマンドにて移動させます。

9.ビューポートを選択すると、9つのグリップが表示されるので、中心のグリップを選択すると簡単に移動できます。

10.アイソメ図のビューポート枠を拡大します。ビューポート枠を選択し、右下のグリップを選択し、拡大します。

11.ビューポートを選択したまま、「プロパティパネル」の「表示ロック」を選択し、「はい」を「いいえ」に変更します。表示ロックが「はい」となっている場合、図形を動かすことができないので、一旦、ここで、ロックを解除し、適切な位置に図形を移動し、再度、ロックしておきます。

12.ビューポート枠の中に、マウスカーソルを移動し、ダブルクリックします。ビューポート枠が太い枠に変わり、編集がビューポート枠内に移りますので、そのまま、図形をドラッグして良い位置に移動します。

13.表示ロックを再び「はい」に変更し、図形が動かないように固定しておきます。次に編集の制御をペーパー空間に移す為、ビューポート枠以外の赤丸あたりにマウスカーソルを移動し、ダブルクリックします。

14.ビューポート枠は細線となります。図形が固定されます。次に[自動バルーン配置]コマンドを選択します。

15.コマンドラインに「ビューポートを選択」と表示されるので、バルーンを配置したいビューポート枠内をクリックして選択します。

16.「警告」が表示されますが、気にせず、そのまま、ビューポート枠内の位置に1点、2点とクリックし「ENTER」で決定します。バルーンが表示されます。

17.表とバルーンが配置できます。

18.表のテキスト情報を抽出することができます。部品表を選択し、マウス右ボタンクリックで、ショートカットメニューから「表の書き出し」を選択します。

※「クワッド」がONになっていると標準ショートカットメニューが表示されないので、クワッドメニューはOFFにしておきます。

19.「書き出しデータ」ダイアログが表示されますので、CSVファイルを書き出す場所を指定して、[保存]ボタンをクリックし書き出します。

以上

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