BricsCADのインストールされているバージョンの確認するには以下のコマンドを、コマンドラインに入力し実行してください。
コマンド名:VERNUM
コマンドラインに、 VERNUM と入力し実行します。コマンドラインにBricsCADのバージョンが表示されます。

バージョンが表示されます。
BricsCADのインストールされているバージョンの確認するには以下のコマンドを、コマンドラインに入力し実行してください。
コマンド名:VERNUM
コマンドラインに、 VERNUM と入力し実行します。コマンドラインにBricsCADのバージョンが表示されます。
バージョンが表示されます。
下図のように、板金図形にあらかじめ設定したリリーフが、ジャンクション定義する時に消えてしまう現象が起こる場合、消えない為の設定を説明します。
これは、自動で再作図してしまう為、消えてしまうようです。この場合、設定の項目の「板金」-「板金コマンド実行後の自動更新機能」-「□板金フィーチャーの再構築を許可」のチェックを外します。
ジャンクションコマンドを実行し、エッジを選択すると、リリーフが消えることなくジャンクションが定義できます。
以上
パイプにパイプが接続されたモデルの内部を、内面に沿った部分ではみ出した図形を削除し、パイプと繋がった箇所に穴を開ける操作を説明します。
【操作方法】
1.左図のような赤丸部分を削除したい場合の操作方法を説明します。
まず、パイプの内側のエッジ部分を選択します。
2.エッジを選択した状態で、押し出しコマンドを選択します。
3.押し出しコマンドを実行し、オプションの「差」を選択し、直角に交わるパイプに交わるまで押し出します。
4.押し出し形状の形に沿って、余分なオブジェクトが削除されます。
5.同じように、小さなパイプにおいても、パイプ内側のエッジから、押し出しコマンドの差分にて穴を開けます。
以上
図形を建物要素として分類し、名前と内部GUIDを付与します。
BIMの分類が変更されても、付与されたGUIDはそのまま維持されます。
任意のDWG図形に分類を付与することができます。
【使用方法】
1.「BIMのワークスペース」にて。リボンmenuの[データ]タブの[分類]-[その他]コマンドを使用し手動で分類を割付できます。
2.BIM要素として分類したい項目を選択し、[OK]ボタンをクリックします。
3.図形を選択しまし、「ENTER」で決定します。
4.図形を選択し、プロパティを確認すると、BIMの種類が「梁」になっているのがわかります。
分類名
・壁・・・・・・選択したものを壁として分類します。
・柱・・・・・・選択したものを柱として分類します。
・スラブ・・・・選択したものをスラブとして分類します。
・梁・・・・・・選択したものを梁として分類します。
・窓・・・・・・選択したものを窓として分類します。
・ドア・・・・・選択したものをドアとして分類します。
・スペース・・・2D図形と3D図形を空間として分類します。(IFC空間構成要素)
BIM部屋をBIM空間に変換します。
・建物・・・・・3D図形を建物として分類します。(IFC空間構成要素)
・階・・・・・・3D図形を階として分類します。(IFC空間構成要素)
等
以上
BricsCADの板金展開の処理で、ルーバーやエンボス等の成形工具により板金部品を変形させるものですが、自動展開時に3D形状のまま展開することができます。
この時、V18から設定にてあらかじめ、保持を指定しておく必要があります。
【操作設定】
1.V18からデフォルトでは、エンボス等の形状は、3Dのままでは、展開できなくなっていますので、あらかじめ、オブジェクトを作図する前にメニューの[設定]-[設定]-[板金]-[初期パラメータ]-[板金展開]の「フォームフィーチャーの展開モード」を 「[0]保持」にします。
※この設定は、モデルを作成する前に設定しておきます。途中からの変更では有効になりません。
2.板金メニューの「ボディを展開」コマンドを選択し、モデルを選択します。
3.ルーバー形状がそのまま3D形状で展開できます。
以上
ツールバーの位置を固定する設定があります。
【設定方法】
1.タスクバーにある[LOCKUI]をONにすることによりタスクバーを固定することができます。
2.移動したい場合は、[LOCKUI]をOFFにしてください。
以上
オブジェクトを平面で分断したり、垂直面で分断する方法を説明します。
【操作方法】
1.BIMワークスペースのリボンMenuの[ホーム]-[断面]タブの[断面]コマンドを選択します。
※この時、「ダイナミックUCS(DUCS)」は、ONにしておきます。
2.「断面を配置するポイントを選択...」と、表示されるので、切る方向の面をカーソルで選択します。
3.マウスカーソルを動かしながら断面を切るための距離を指定することができますので、指定の位置でマウスの左ボタンをクリックし決定するか、距離を入力し決定します。
4.断面が固定され、中のオブジェクトを選択し修正できます。
5.オブジェクトの表示を元に戻すには、断面記号を削除すれば全体表示に戻ります。
6.もとの状態表示に戻ります。
以上
3Dソリッドのエッジの連続した繋がりを、1カ所選択することにより自動で選択することができます。
下記図の上面のエッジに半径3のフィレットを作成したい場合の操作方法、コマンドを説明します。
コマンド名:繋がったエッジ
【操作内容】
1.ソリッドの上面のエッジの一カ所を選択し、リボンMENUの[ソリッド]タブの[選択]-[繋がったエッジ]コマンドを選択します。
2.選択しているエッジに繋がっているエッジが全て選択されます。
3.リボンMENUの[ソリッド]タブ[編集]-[フィレット]コマンドを選択します。
4.半径3にするか、3を入力し実行します。
入力値がフィレットの有効値以上の場合、ソリッド全体が赤色に変わり警告されます。
5.上面のエッジ部分に簡単にフィレット処理できます。
以上
通常のトリムコマンドは、トリムしたい図形を選択する必要がありますが、V22より実装されたマップトリムコマンドは、指定する図形の範囲の内側か外側かで一度にトリムすることができるコマンドです。
コマンド名:MAPTRIM
【操作方法】
1.コマンドラインに「MAPTRIM」と入力し実行します。
2.トリム境界をポリゴン図形で選択するか、境界となる図形を選択します。
3.トリミングする図形を選択、まては、自動・・:と、表示されるので、オプションコマンドの自動を選択します。
4.トリムメソッドを入力:[内側 (I)/外側 (O)]・・:と表示されるので、内側をトリムするか、外側をトリムするか選択します。ここでは、内側を選択します。
5.次に、トリミングできないオブジェクトをどう処理するか選択します。[無視/削除/参照]から選択します。
6.無視を選択すると、下図のように境界選択図形の中身が全て自動で削除されます。
※削除できないでは以下となります。
トリムできない図形:
2D作図時、ダイナミックUCSが「ON」になっていると、図形を選択した時にそこにUCS座標が移動され、作図しやすくなる場合があります。必要ない場合は、「OFF」にしてご使用ください。
「ダイナミックUCS」をONにすることにより、選択図形の端にUCS座標が移動されます。図形が選択状態になるたびにUCS座標が移動するので、固定した場所にUCS座標を選択状態にして、「Shift」キーをクリックすることにより、UCS座標を固定することができます。
UCS座標が表示された時に、「Shift」キーをクリックすることにより選択図形の色が水色に変わり、UCS座標が固定されたことがわかります。
座標軸での作図が容易に行えます。
「Shift」キーを再度クリックすることにより、固定を解除することができます。解除されると、選択図形色はもとに戻ります。
以上