グリップを使用して図形の長さを変更する方法の説明です
【操作方法】
1.図形を選択し、グリップを表示します
2.グリップを選択すると、線分の全体の長さが表示されます。ここで、全体の長さをいくつにするかにより、長さ変更ができます。
3.[TAB]キーを1回押すと、角度入力、もう一度、[TAB]キーを押し、伸ばしたい長さを指定することができます
以上
グリップを使用して図形の長さを変更する方法の説明です
【操作方法】
1.図形を選択し、グリップを表示します
2.グリップを選択すると、線分の全体の長さが表示されます。ここで、全体の長さをいくつにするかにより、長さ変更ができます。
3.[TAB]キーを1回押すと、角度入力、もう一度、[TAB]キーを押し、伸ばしたい長さを指定することができます
以上
図形が重なっている場合、どのような図形が重なっているのか確認したい場合の操作方法を説明します。
1.menu[ツール]-[情報]-[図形情報]コマンドを選択します
2.重なっている図形部分を窓囲み(右から左に選択)します
3.「ENTER」で決定しまと、プロンプトウィンドウが表示され、選択されている情報が表示されます
4.ハンドル名、画層名、色、線種、長さ等の情報が表示されますので、クイック選択などで選択することができます
以上
よく使用する図形をブロック登録することにより、いつでも簡単に作図することができるようになります。ブロック図形には、図形と文字、図形と文字と属性を登録したものがあります。
また、ブロックの登録には、内部ブロックと外部ブロックの登録方法があります。
外部ブロックとは、ブロック登録を内部ファイルに持つのではなく、外部に登録することにより、いろいろなファイルにブロックを簡単に挿入することができます。
ここでは、図枠ブロックの作成(属性付)を登録します。
【操作方法】
1.「作成」ダイアログから[長方形]コマンドを選択します。
2.0,0の基点から、横に420mm、縦297mmの長方形を作図し、その内側に、左端は20mm内側、上下と右側は10mm内側に長方形を作図します。
3.線分コマンド等で、図のような表題欄の枠線を作図します。
4.[作成]-[文字]を選択し、図のように表題に固定される文字を入力します。
「文字の位置合わせ」は「中央」にして枠に斜め線を引いておくと合わせやすいです。
「承認」「検図」「設計」「尺度」「図面名称」「会社名」「第三角法(縦書)」を入力します。
文字の高さは適当に合わせてください。こちらでは、2.5mmと5mmで入力しています。
5.属性文字は[ツール]-[属性]-[属性定義]を実行し属性を入力します。
属性定義ダイアログが表示されます。
6.名前に「承認者」と入力し、プロンプトに「承認者は?」、デフォルトは空白で、
位置合わせは「中央」、文字高さは「3.5」他はそのままで、座標を挿入アイコンをクリックして
文字を配置する位置を指定し、「OK」ボタンをクリックします。
7.後の文字は、6で配置した文字「承認者」をコピーして配置し、ダブルクリックして名称を編集します。
8.他の文字も同じようにコピーして配置し、編集します。「図面番号」の位置合わせは「右中」にプロパティバーにて変更しておきます。
9.最後に、属性付きブロックとして、外部ブロックに保存します。
[ツール]-[ブロック書き出し]を選択します。
ダイアログが表示されるので、パス名は、任意の場所に図枠の内容がわかる名称で指定します。
図形選択ボタンをクリックして、以下の順番で図形を選択します。
1.図面番号 2.図面名称 3.尺度 4.設計者 5.検図者 6.承認者 6.図枠全体
選択を決定すると、再度ダイアログが開きますので、「OK」ボタンをクリックして登録を完了します。
※選択した順番が、ブロック挿入時の入力の順番となります。
【操作内容】
1.新規ファイルを準備して、メニューの「挿入」-「ブロック」を選択します。
「ブロック挿入」ダイアログが開きます。
「ブラウズ」ボタンをクリックして、保存してある外部ブロックデータの図枠を選択します。
2.挿入位置は □画面上を指示のチェックを外します、尺度は「1」、回転は「0」で「OK」ボタンをクリックします。
3.画面上に図枠が表示され、コマンドラインに「図面番号は?:」と聞いてくるので、それぞれ、情報を入力します。
最後の「承認者は?:」の入力が完了し「Enter」をクリックすると、表題欄に値が入力され完了します。
4.図枠をダブルクリックすると、再度、属性値が編集できます。
以上
よく使用する図形をブロック登録することにより、いつでも簡単に作図することができるようになります。ブロック図形には、図形と文字、図形と文字と属性を登録したものがあります。
また、ブロックの登録には、内部ブロックと外部ブロックの登録方法があります。
内部ブロックとは、そのブロックを登録した図面内にのみ登録する方法です。
【操作方法】
1.まず登録する図形を作図します。ツールバーから[円]-[中心-半径]コマンドを選択します
2.適当な位置に半径5mmの円を作図します
3.線分コマンドで、縦と横の線を作図します
4.中心を軸としてマニピュレートを使用して45°回転させます(2D回転コマンドでもOK)
5.menu[ツール]-[ブロック作成]を選択します。「ブロック定義」ダイアログが表示されます
6.名前は「LAMP」と入力し、基点は「ピックポイント」アイコンをクリックして、挿入基点の位置を指定します
7.「図形を選択」アイコンをクリックして、登録する図形を選択します。「ENTER」で決定します
8.この状態でダイアログを見ると、x、y、zの座標と、選択された図形の数が表示されます。
また、保存時、今選択した図形をブロックに変換するか、そのままの状態に保持するか選択できます。ブロックに変換したい場合は、「●ブロックへ変換」 を選択してください。変換したくない場合は、「●保持」を選択します
9.動作に関しては、「■ 縦横同尺度」と「■ 分解可能」にチェックを入れ「OK」ボタンをクリックし登録します
以上で登録が完了します
1.menu[挿入]-[ブロック]を選択します。「ブロック挿入」ダイアログが表示されます。
ブロックが複数ある場合は、下矢印(∨)で表示されるリストから選択します
2.挿入位置は「■画面上を指示」、尺度は「1」、回転は「0」で[OK]をクリックして図面に配置します。
尺度と回転で「■画面上を指示」にチェックを入れると、配置後、大きさや回転を指示することができます
3.挿入基点は、ブロックの中心となり、カーソルにて配置位置を指示できます
以上
【操作方法】
1.menu[作成]-[文字]コマンドを選択します
2.文字の開始位置を指定し、文字の高さをマウスまたは、数字で入力します
3.文字角度を入力します
4.文字を入力します
5.文字を入力し、「ENTER」キーで改行します、もう一度未入力で「ENTER」で決定します
6.行ごとに文字は独立して入力されます
以上
【操作方法】
1.menu[寸法記入]-[マルチ引出線]コマンドを選択します
2.引出線の矢印位置を指定①します
3.折れ曲り点を指定すると、文字を入力するエディタが表示されます
4.コメントを入力します、「ENTER」で改行し入力することができます
5.[OK]をクリックすることにより文字入力が完了します
6.文字入力が完了します
【操作方法】
1.menu[寸法記入]-[引出線追加]コマンドを選択します
2.コメントを選択します
3.折り曲げ箇所より矢印が表示されるので、指定する場所まで矢印を伸ばし、「ENTER」、「ENTER」で決定します
4.再度、折り曲げ地点から矢印が伸びるので、完了する場合は、「ENTER」で決定します
5.完了します
以上
【操作方法】
1.menu[寸法記入]-[幾何公差]コマンドを選択します
2.「幾何公差」ダイアログが表示されます
3.シンボルを選択し、公差値を入力、マテリアル条件を入力します
4.公差値を入力し、データムを入力し完了したら「OK」をクリックします
5.ダイアログが閉じ、配置したい位置を指定します。後で移動は簡単にできます
【操作方法】
1.[幾何公差]コマンドを選択し、「幾何公差」ダイアログが表示されるので、[データム識別子]の項目に記号を入力し、[OK]をクリックします
2.公差位置を指定します
3.線を入力します、コマンドラインに直接「QLEADER」と入力し、「Enter」をクリックします。オプションの「設定」をクリックします
4.「クイック引出線設定」ダイアログが表示されるので、「矢印」の項目を「塗り潰しデータム」に変更し「OK」をクリックします
5.1点目、2点目と線を引き、「ENTER」、「ENTER」、「ENTER」で決定します
6.データム記号が作図できます
以上
寸法線の修正方法をいくつか説明します
【操作方法】
1.menu[寸法記入]-[スライド寸法]コマンドを選択します
2.スライドしたい寸法線を選択し決定します
3.スライドさせる傾斜角度を入力します
4.指定した角度に傾斜されて寸法線が作図されます。寸法線がズレている場合は、グリッドを移動して調整します
5.グリッドをドラッグして、他の寸法位置に移動します
6.スライドした寸法線に変更できます
【操作方法】
1.menu[設定]-[設定]コマンドを選択します
2.「設定」ダイアログが表示されるので、検索枠にて「小数点の区切り」と入力して検索します
3.「小数点の区切り符号」の項目の符号を変更します(カンマ→点)。この設定は、図面に保存されますので、図面が変わると設定は、デフォルト値に戻ります。反映させる場合は、テンプレートに登録し、テンプレートを選択して作図しましょう。設定はそのまま閉じます(保存などのコマンドはありません)
4.寸法線を新しく作図することにより小数点に変わります。既に入力されている寸法値は変更されません
1.変更したい寸法線を選択します
2.プロパティ管理にて「線分と矢印」の項目を確認します。矢印1と矢印2は、ポイントした順番となります
3.変更したい寸法線の矢印の項目を選択し、変更したい印を選択します。この項目は選択した段階で印が変更されるので、わかりやすいです
4.17.5の寸法線の矢印のみ変更されたので、26の寸法線の矢印1の方も、プロパティ管理で変更します
5.両方の矢印が変更されます
【操作方法】
1.プロパティ管理から寸法公差を入力します
2.公差項目の「公差表示」、「公差範囲下限」、「公差範囲上限」の数値を入力することにより公差を表示させることができます
3.公差の文字サイズを小さくしたい場合、プロパティ管理の「公差の文字高さ」を「0.5」等の比率を変更すれば小さくなります
1.長さの数値のみを変更したい場合、プロパティ管理の[基本の単位]の[長さ尺度]を変更し寸法値を変更します
2.「長さ尺度」を変更することにより数値を変更することができます
【操作方法】
1.寸法を選択した時に表示される寸法値のグリッドを選択し、寸法値と寸法線を移動させることができます。この時プロパティ管理の「フィット」項目の「文字の移動」の「寸法値と寸法線を一緒に移動」を選択しておきます
2.マウスを移動し、移動させたい位置にて、マウス左ボタンで決定します
【操作方法】
1.プロパティ管理の[フィット]項目の「文字の移動」の「寸法線付きで寸法値を移動」を選択しておきます
2.寸法値のグリッドを選択し、マウスで移動することにより、寸法線より離れた位置に移動させると、引出線が表示されます
3.寸法線付きで表示されます
【操作方法】
1.プロパティ管理の[フィット]項目の「文字の移動」の「寸法線無しで寸法値を移動」を選択しておきます
2.寸法値のグリッドを選択し、マウスで移動することにより、寸法線より離れた位置に移動させても引出線は表示されず、寸法値のみ移動されます
3.寸法線無しで表示されます
【操作方法】
1.寸法値を選択し、ダブルクリックすると、文字編集エディタが表示されます
2.赤枠部分をクリックし特殊記号を入力することができます
3.特殊記号が簡単に入力できます。寸法値は、編集しない正確な数値の場合、紫で選択された状態となっています
4.寸法値も変更することができるので、変更した場合、正規の寸法値のように紫の帯はなくなります。
5.寸法値をダブルクリックした時、寸法値に紫の帯が無い場合は、寸法値が変更されています。プロパティ管理の「文字」項目の「計測値」で確認できます
【操作方法】
1.menu[寸法記入]-[寸法矢印を反転]コマンドを選択します
2.矢印の反転を行いたい寸法線を選択します
3.矢印が反転されます
【操作方法】
1.menu[編集]-[一致]コマンドを選択します
2.コピー元の図形を選択します
3.コピー先の図形を選択します。複数選択可能です。選択できたら、[Enter」で決定します
4.プロパティを簡単に一致できます
寸法線がズレて図形からズレてしまった場合、グリップを移動して再設定することができます
【操作方法】
1.移動いたい寸法線を選択します
2.寸法線のグリップが表示されるので、移動させたい寸法線のグリップを選択し、再設定する図形にスナップさせます
3.重なった寸法線も同一のグリップで移動できます
4.寸法値の位置や高さなども、グリップの移動で調整できます
5.寸法線の修正ができます
以上
寸法線のさまざまのコマンドを説明します
【操作方法】
1.menu[寸法記入]-[長さ寸法]コマンドを選択します
2.1点目の寸法補助線の原点、2点目の寸法補助線の基点を指示します
3.マウスを移動する方向に水平/垂直の寸法線を表示させることができます
【操作方法】
1.menu[寸法記入]-[平行寸法]コマンドを選択します
2.1点目の寸法補助線の原点、2点目の寸法補助線の基点を指示します
3.マウスの移動により寸法線の高さを調整します
1.段差がある場合は、平行寸法コマンドではなく、[長さ寸法]コマンドを実行します
2.1点目の寸法補助線の原点、2点目の寸法補助線の基点を指示します
3.そのまま寸法線を伸ばすと、単純にポイントした2点の長さの寸法線となってしまいます
4.寸法線の角度を指定する為、オプションの[回転]を選択します
5.角度を指定する為、長さを表示したい辺の1点目、2点目を指示します
6.指定した角度を寸法線に反映させ、平行寸法を作図することができます
直列寸法で作図する場合、最初にベースとなる寸法線を作図しておくことが必要です。
【操作方法】
1.menu[寸法記入]-[直列寸法]を選択します
2.すでに入力されている寸法線から引き続き、次の点を指定できるようになります
3.直列寸法が必要なポイントを順番に指定していきます
4.最後に終了する場合は、[ENTER」「ENTER」で決定、完了します。
5.コマンド開始時、自動的に既存の寸法線から始まらない場合、最初の寸法線を指定して開始していきます
6.寸法線の開始寸法線が違う場合、オプションの[寸法の始点を選択]を選択します
7.開始する寸法線を選択します
8.次の点、次の点へとポイントを指定していきます。
【操作方法】
1.menu[寸法記入]-[並列寸法]を選択します
2.対象の寸法線から始まらなかった場合、ベースとなる寸法線を選択します
(※寸法線の作図後に他のコマンドを起動している場合、寸法線が認識できない場合があります)
3.寸法線の1点、2点、3点・・と指定していきます
4.最後に「ENTER」「ENTER」で寸法線が完了されます
menu[設定]-[設定]を起動し、「並列寸法間隔」項目で調整します
寸法線を作図した場合の画層指定の方法を説明します
menuの[設定]-[設定]を選択し、「DIMLAYER」で検索し、この項目に画層を設定します。この設定は、図面に保存されますので、テンプレートにて設定することをお勧めします
【操作方法】
1.menu[寸法記入]-[角度寸法]コマンドを選択します
2.角度寸法を表示したい1点目を指示し、2点目を指示します
3.マウスの移動する位置により角度寸法の取れる位置が変わります
4.配置したい場所で決定します
【操作方法】
1.角度コマンドを選択した後に、一旦、「ENTER」で決定します。コマンドラインに「角度の頂点:」と表示されるので、頂点を指示します
2.角度を指定する辺を1点、2点と指示します
3.角度を表示させる位置にマウスを移動し角度を決定します
4.角度が表示されます
【操作方法】
1.menuの[寸法記入]-[半径寸法]コマンドを選択します
2.半径寸法を表示する円を選択します
3.マウスを動かく位置により寸法の表記が変わります
4.寸法表記が確定します
以上
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作図した図形のプロパティ(情報)をコピーすることができます
【操作方法】
1.menu[編集]-[一致]を選択します
2.コピー元の図形を選択します
3.コピー先を選択します
4.続けてコピー先を指定することができます
5.「Esc」キーでコマンド処理を解除します
以上