ACAD-DENKI バージョン | リリース日 | BricsCAD バージョン | サポート |
---|---|---|---|
2023 | 2022/12 | V23.2.03~(64bit) V22(64bit) V21.1.06~(64bit) | |
2022 | 2021/12 | V22.2.04~(64bit) V21(64bit) V20.1.07〜(32/64bit) | |
2021 | 2020/12 | 〜V21.2.07(64bit) V20(32/64bit) V19.1.07〜(32/64bit) | |
2020 | 2019/10 | 〜V20.2.10(32/64bit) V19(32/64bit) V18.1.05〜(32/64bit) | 2023年1月末サポート終了 |
2019 | 2018/7 | 〜V19.2.14(32/64bit) V18(32/64bit) V17.1.10〜(32/64bit) | 2022年1月末サポート終了 |
2018 | 2017/7 | 〜V18.2.20(32/64bit) V17(32/64bit) V16.1.05(32/64bit) | 2020年12月末サポート終了 |
2017 | 2016/7 | 〜V17.2.12(32/64bit) V16(32/64bit) V15.1〜(32/64bit) | 2018年12月末サポート終了 |
2016 | 2015/7 | 〜V16.2.15(32/64bit) V15.1(32/64bit) V14.1〜(32/64bit) | 2017年12月末サポート終了 |
16.0 | 2014/7 | 〜V15.3(32/64bit) V14.1(32/64bit) V13.1〜(32/64bit) | 2016年12月末サポート終了 |
15.0 | 2013/7 | 〜V15.3(32/64bit) V14.1(32/64bit) V13.1(32/64bit) V12.1〜 | 2015年12月末サポート終了 |
14.0 | 2012/7 | 〜V14.2(32bit) V13.1(32bit) V10.1〜V12.2 | 2014年12月末サポート終了 |
13.0 | 2011/6 | 〜V13.2(32bit) V10.1〜V12.2(32bit) V9.3(32bit) | 2013年12月末サポート終了 |
12.0 | 2010/7 | V10.1〜V12.2(32bit) V9.3(32bit) | 2012年12月末サポート終了 |
11.0 | 2009/7 | V10.1〜V12.2(32bit) V9.3(32bit) | 2011年12月末サポート終了 |
10.1 | 2008/12 | V9.2(32bit) | 2010年12月末サポート終了 |
カテゴリー: ACAD-DENKI
ACAD-Parts 部品マスタの登録に関して
ACAD-DENKIのオプションソフト「ACAD-Parts」の部品マスタの登録方法に関して説明いたします。
部品マスタ登録
ACAD-DENKIにてACAD-Partsを使用して部品表を作成するか、布線処理プログラムにて布線処理や測長処理をするにあたり、部品マスタの部品情報の入力が必要となります。
部品マスタデータの登録方法を簡単な例をもとに説明します。
1.部品マスタメンテナンスの起動
スタートメニューの[プログラム]-[Alfatech]-[アルファテック ランチャー]を起動します。
「アルファテックランチャ」ダイアログが起動するので、「管理ツール」-「ACAD-Parts」-「部品マスタメンテナンス」を起動します。
「部品マスタ編集」ウィンドウが起動します。
2.部品マスタ編集ウィンドウの説明
- 検索項目を選択し、検索文字を入力、複数項目で検索情報を入力するウィンドウです。
- 端子情報と附属品情報を入力、確認するウィンドウです。
- 登録されている回路シンボル、盤図シンボル、3Dシンボルが表示されます。
- 部品情報を一覧表示させ閲覧、入力できます。
- 検索した部品コードをキーとした部品情報が複数表示、入力、編集できます。
3.部品情報の入力
⑤のウィンドウの中にある[行挿入]を選択すると選したセルの上に新しい行が追加されます。
設定する部品情報の項目は、目的(部品リスト作成、シンボル入力(部品マスタ)コマンド利用等)によって様々ですが、布線処理に必須な項目は「部品コード」「型式」「端子情報」となります。その中で、部品情報入力は必須項目は「部品コード」となります。「部品コード」はユニークな番号を入力します。
No | 項目 | 意味 | 例 |
---|---|---|---|
1 | 部品コード | 部品の種類を区別するコード(ユニークな番号) | IRY001A |
2 | 型式 | 部品の種類をあらわす記号 | MY2 |
上記を入力し「登録」ボタンを押し基本情報を登録します。他に必要な項目があれば入力しておきます。部品コードはグレーに変わり登録されます。
4.附属品情報の登録
②の項目の「附属品」タブを選択し、「行追加」ボタンをクリックし項目を新しく行を追加します。
MY2のリレーソケットの型式は「PTF08A」となるので、「候補一覧」ボタンをクリックして一覧から選択します。附属品候補一覧には附属品として登録した部品のみ表示されます。「附属品候補一覧」ウィンドウは「X」をクリックして閉じます。
※附属品の情報を有効にするには、回路図のシンボル入力欄にグループ情報の項目の入力が必要となります。デフォルトでは「-」が入力されます。「-」の場合は回路入力でもそのまま入力されますので便利です。
「登録」ボタンをクリックすることにより登録されます。
5.附属品部品として登録する方法
リレーのソケットなど電気部品の附属品として登録したい場合の方法です。通常の部品登録のように項目を登録します。次に、付属品として登録したい部品を選択します。マウスの右ボタンをクリックし、ショートカットmenuから「附属品指定・解除」項目を選択します。
[登録]ボタンをクリックすることにより、附属品の項目に「<附属品>」と表示され、グレーとなり登録確定されます。
この附属品登録により附属品登録時の附属品一覧に表示されるようになります。
6.端子情報の登録
端子情報を登録しておくと、電気回路シンボル配置時に登録された端子情報を回路図に反映させることができます。
端子項目の説明
No | 項目 | 意味 | 範囲 | 例 |
---|---|---|---|---|
1 | 端子番号 | 電気部品の端子の番号 | 最大10文字 /,¥:*<>| (全て半角)は使用不可 | 1 |
2 | DX | シンボルの挿入基点から端子までのX軸の距離 | +ー9999999.9 省略時は0 | |
3 | DY | シンボルの挿入基点から端子までのY軸の距離 | +ー9999999.9 省略時は0 | |
4 | DZ | 端子の高さ | +ー9999999.9 省略時は0 | |
5 | 配線余長 | 端子毎の電線の余長 | +ー9999999.9 省略時は0 | |
6 | 端末処理 | 端子のアンプサイズ | 英数字 | M3 |
7 | コネクタ | 端子に1本しか配線できないフラグ | 1/0 、 省略は0 | 1 |
8 | 向き | 電線とチューブの入線方向を指定します。 T(上から)、B(下から)、L(左から)、R(右から) | T/B/L/R 、省略は T | L |
9 | 上下 | 端子の高さ U(上段)、D(下段)。 高さが同じ場合は省略 | U/D 省略は U | U |
10 | コネクタ器具名 | コネクタ端子がある場合、コネクタ器具番号を入力し 複数の端子がある場合の区別名となります | 最大20文字、省略可 /,¥:*<>| (全て半角)は使用不可 | CN1 |
布線処理にて必要な情報は以下のものとなります。
(1)端子番号
(2)端末処理
その他の情報は省略された場合、デフォルト値が設定されます。
端子情報の入力
関連情報リストウィンドウの端子タブにて入力します。必要な端子数の数ほど、[行追加]ボタンをクリックして行を追加します。そして各項目欄に下のように入力します。
[登録]ボタンをクリックし登録して入力を完了します。端子の欄に「8」と表示されます。端子情報が入力されている場合、端子の欄に端子数が表示されます。
以上
ACAD-DENKI シンボル種別に関して
ACAD-DENKIで使用されるシンボルには、シンボル種別が設定されています。
このシンボル種別(IDENT属性値)によりシンボルを分類していますので、シンボルを登録する場合は注意が必要です。
IDENT属性の種類に関して
IDENT属性値 | 分類 | IDENT属性値 | 分類 |
---|---|---|---|
SQ | 一般電気シンボル | EL | ロッジク図シンボル |
EQ | 盤図配置シンボル | PNL | 機構図シンボル |
TBO | 外部端子シンボル | TBI | 中継端子シンボル |
TBC | コネクタ端子シンボル | NXFR,NXFRP,NXTO | 配線FromToシンボル |
IO | IO端子シンボル | GND | 接地シンボル |
SHIELD | シールド |
部品情報抽出時の優先順位
・同一器具番号の部品に関して
コイル>接点>電気図>ロジック>盤図>機構図>外部端子>中継端子>コネクタ端子>ユニット>盤図(端子)
※部品コードが入力されていない場合は、優先順位が低くなります。
以上
ACAD-DENKI 立ち上がり動作が遅くなったら
ACAD-DENKIの立ち上がりが遅くなったら、以下の項目をチェックしてみてください。
1.差分パッチを最新にする
ACAD-DENKIでは、修正プログラムがアップされている場合があります。
図研アルファテックのサポートページを確認していただき、ご使用中のバージョンの差分パッチをダウンロードしてインストールしてみてください。
差分パッチのダウンロード先は以下のURLです。
https://www.alfatech.jp/support/update/
2.メニューファイルを初期化してみる
稀にMENUファイルが壊れてしまう場合があるようです。以下のURLより「メニュー初期化ツール」をダウンロードして、メニューを初期化してみてください。
※メニューの位置など変更している場合は、初期値に戻りますので、ご注意ください。
https://www.alfatech.jp/support/update/tools.html
3.プロファイルの初期化
※この処理もMENUなどカスタマイズしている場合は、初期化されてしまいますので、ご注意ください。
1)menuの[ツール]-[プロファイル管理]を起動します。
2)「ユーザープロファイル管理」ウィンドウが表示されますので、この中のチェックが付いているプロファイルを確認します。このプロファイルを削除します。
3)一旦、別のプロファイルを選択し、[カレントにセット]ボタンを押して、一旦、別のプロファイルを選択状態にしておきます。(※カレントのプロファイルは削除できない為)
4)最初に選択されていた削除するプロファイルを選択し、[削除]ボタンをクリックして削除を実行します。
5)削除確認メッセージが表示されるので、[はい]をクリックして実行します。
6)プロファイルが削除されましたので、[X]ボタンをクリックしてウィンドウを閉じ、ACAD-DENKIを再起動します。
7)再度プロファイル管理を立ち上げると、削除したプロファイルが新しく作成されていますので、これで、初期化されました。ウィンドウは閉じてACAD-DENKIをご使用ください。
以上
ACAD-DENKI 電キャビにスケール値を追加するには
電キャビでの図面作成時のスケール指定時の表示されるスケール値は「階層設定」から追加修正することができます。
【操作方法】
1.「アルファテックランチャ」を起動します。
2.「アルファテックランチャ」ウィンドウが表示されます。[管理ツール]-[電キャビ]-[階層設定]を起動します。
3.表示名を選択して、[設定の編集]ボタンをクリックします。
4.階層名のウィンドウが表示されますので、[スケール]タブを選択します。
5.赤枠の[項目の追加]アイコンをクリックすると新規に項目が追加されるので、必要なスケール値を入力します。
6.表示する位置は、矢印の上下アイコンをクリックして項目を移動することができます。[設定の保存]アイコンをクリックし、「確認」ウィンドウで[はい]を選択して保存します。
7.最後に[ファイル]-[終了]ボタンをクリックするか、[閉じる]ボタンでウィンドウを閉じてください。
以上
BJ-Electricalを体験版でアクティベートする方法
BJ-Electricalを体験版でアクティベートする方法の説明
【操作方法】
1.Windowsのスタートボタンをクリックし、「すべてのアプリ」をクリックします。
2.次に「Alfatech」をクリックし、「アルファテック ランチャー」を選択します。
3.「アルファテックランチャ」が起動するので、「管理ツール」の「ライセンス形式の設定」を選択し、[起動]ボタンをクリックします。
4.下記警告が表示されるので、[はい]をクリックして実行します。
5.「ライセンスアクティベーション」ダイアログが表示されるので、[体験版としてアクティベート]をクリックして実行します。
6.最後に確認メッセージが表示されるので、[OK]をクリックしてアクティベートを完了してください。
7.アクティベートが成功した旨のメッセージが表示されます。
※尚、体験版は30日の期間まで使用できますが、一度、30日間使用した場合は、再度同じパソコンでは動作しませんので、ご注意ください。
以上
ACAD-DENKIの図面読込が遅くなった場合の確認
ACAD-DENKIにて図面の読込に時間がかかるような場合、以下の項目を確認ください。
1.最新の差分パッチがあたっているか
差分パッチの情報は、上部メニューの[?]マークを選択し、「バージョン情報」を確認ください。
「製品のバージョン:」の項目に現在のバージョンと差分のバージョンが記載されています。
差分は、「SP〇」として、〇の箇所に数値が入っています。
次に、同じ[?]の中の「Webページ」「ホームページ」を選択し、「図研Alfatech」のホームページに移動してください。
上の「サポート」メニューを選択し、「差分パッチ・サポート情報」を選択します。
差分パッチ情報が表示されていますので、先程確認した情報より新しい差分がある場合、ダウンロードして、インストールしてください。
2.新規環境を作成してみる
ACAD-DENKIにて新規に環境を作成し、そちらで、起動してみて動きを確認してみてください。
3.メニューファイルを初期化してみてください
4.BricsCADのプロファイルを削除して再起動してみてください
以上の動作を試してみて動作を確認してみてください。これでも治らない場合は、図研アルファテック サポートセンターまでご連絡ください。
以上
WP3D キャスティングI/F情報 電線処理表 特殊線NG
●キャスティングI/F情報 電線処理表の特殊線の電線情報がおかしい
ツイスト線やシールド線が分かれず、ツイスト線に統合されて電線情報がツイスト線の情報になっている場合、1つの影響として、「回路区分」に未入力部分がある場合に特殊線がツイスト線に混ざってしまうことがある。
[解決策]
・回路区分は全て入力し処理することにより、特殊線情報も問題なく分かれて処理されます。電線情報も正確に処理できます。
以上
BricsCAD V22 オンラインカンファレンス開催予定
BricsCAD V22のオンラインカンファレンスが開催されます。
開催日時:2021.11.22-12.3
11/25 【新発売】BricsCAD V22 発表ライブイベント
[開催内容]
・V22新機能発表ライブイベント主な講演
1).BricsCAD V22で示す .dwg互換CADの進化
2).BricsCADが実現するCADの活用フローのご提案/新機能デモ
3).BricsCAD導入事例
・主なセッション
1).11/22 (電気設計) ACAD-DENKIの紹介
2).11/24 (製造業) BricsCADが提案する製造業向け
3).11/26 (建築・土木業) BricsCADが提案する建築・土木業
4).11/29 (解析) はじめての解析
・展示
1).BricsCAD V22新機能
詳しくは下記URLよりお申込みください。
https://www.bj-soft.jp/seminar/202111v22.html
以上
ACAD-DENKI 連続印刷用スクリプトファイルの作成方法
ACAD-DENKI 2017での作成方法です。
1.Windows10の「すべてのアプリ」-「Alfatech」-「アルファテックランチャ」を起動します。
2.「管理ツール」の「ACAD-DENKI」-「プロットスクリプトテンプレート管理」を起動します。
3.プロットスクリプトテンプレート管理ダイアログが開きますので、「標準テンプレート」タブを選択します。
4.既に登録している場合は、ここに名前が表示されます。無い場合は、新しく追加しますので、メニューの[追加]ボタンを選択。
5.プロットスクリプトテンプレート作成ダイアログが開きますので、ここで、連続印刷で選択する為のプリンター用のテンプレート名を入力します。
後は用紙サイズ毎にプリンターの設定をしてください。
最後に「OK」ボタンでテンプレートが作成できます。
以上