BricsCAD 体積・重心の調べ方(質量・体積・重心他)

3Dソリッドの体積や重心を調べる方法

【操作】

1.メニューの[ツール]-[問い合わせ]-[マスプロパティ]を選択します。

画像の説明

2.コマンドラインに「図形を選択:」と表示されるので、調べたいソリッドを選択します。
  「ENTER」で選択を決定すると、コマンドラインに質量や体積、重心などが表示されます。
  コマンドラインを広く表示したい場合は、[F2] キーを押してください。 
  


3.コマンドラインに「ファイルに分析を書き込みますか?はい(Y)/<いいえ>:」と表示されるので、 ファイルにしたい場合は、「Y」「ENTER」、不要な場合は、そのまま「ENTER」で終了です。

以上

BricsCAD 寸法公差の入力方法

寸法公差を入力したい寸法線を選択し、マウスの右ボタンをクリック。
メニューの一番下にある[プロパティ管理]を選択し、プロパティバーを表示します。

 プロパティバーの「公差」の部分を入力します。

寸法公差

入力するところは

「公差表示」    オン
「公差範囲下限」  数値入力
「公差範囲上限」  数値入力
「公差の垂直位置」 下
「公差精度」    精度がどこまで必要か入力
「公差の文字高さ」 小さく2段で入力する場合は 0.5

寸法公差2

図の様に入力できます。

BricsCAD 寸法線スタイル設定

● V18にて設定


寸法線のスタイルをあらかじめ設定し、切り替えて使用します。
寸法スタイルは、図面毎に保存されますので、図面テンプレートに寸法スタイルを登録し、運用する方法が良いかと思います。
メニューの「ツール」-「図面エクスプローラ」-「寸法スタイル設定」を選択し設定します。

画像の説明

設定項目

A:矢印サイズ
B:並列寸法入力時の寸法線と寸法線の間隔の長さ
C:寸法補助線の上の部分のはみだし長さ
D:寸法補助線の指定した図形との距離(図形から浮かす距離)

画像の説明

E:寸法補助線の長さを固定にする
F:固定にした場合の補助線の長さ

画像の説明

G:寸法値の文字高さ
H:寸法線から寸法値の浮き上がり高さ

画像の説明

J:小数点の区切りの文字を指定( ,(カンマ) .(テン))

画像の説明

以上

BricsCAD 長さ寸法線をワンクリックで作図する(簡単寸法作図)

寸法線の作図は、1点、2点、高さ設定で3クリックとなりますが、実は、図形選択、高さ位置の
2点で寸法線を作図できます。

画像の説明

【操作方法】

1.メニューの[寸法記入]-[平行寸法]を選択します。(図形に平行な寸法を作図したい場合)
 ※長さ寸法でも同じです。

画像の説明

2.コマンドラインに「1番目の寸法補助線の原点<図形を選択>:」と表示されるので、
そのまま、一旦「Enter」をクリックします。すると、コマンドラインが「寸法入力する図形を選択:」
に変わるので、図のように寸法線を作図したい図形を選択します。

画像の説明

3.後は、作図したい位置まで寸法線を伸ばせば完了です。

画像の説明

以上

BricsCAD 図形の境界線を指定してトリミングしたい[トリム]

図形に引かれた境界線を中心に図形を削除する方法です。
この時、図形の選択方法がいくつかあります。

図の様な図形の赤枠の部分を削除する方法を説明します。

【操作】

●図形を1点づつ指定して削除する方法


1.メニューの[修正]-[トリム]を選択

画像の説明

2.コマンドラインに「トリムのカット図形を選択<ENTERですべての図形を選択>:」
 と、表示されるので、「Enter」をクリックします。

画像の説明

3.図形に特に変化はありませんが、全ての図形が境界線となります。
 コマンドラインに「フェンス(F)/交差(C)/エッジ(E)/投影(P)/削除(R)/<トリム図形を・・・>
 と、表示されるの削除したい部分を選択していきます。
 この時に注意する点は、必ず、境界線が残る形で選択していきます。
 ①②③④⑤⑥の順番です。①③の順番で選択すると、②の辺が単独になるので削除できません。

画像の説明

4.全て削除できたら、「Enter」キーをクリックして作業完了です。

画像の説明

●フェンスで囲む方法

1.もうひとつの選択方法は[フェンス(F)]オプションです。
 コマンドを起動して図形が全て選択できた状態で、コマンドラインに
「フェンス(F)/交差・・・・」と表示されるので、「F」を入力し「Enter」をクリック。
 「最初のフェンス点:」と聞いてくるので、図の位置を指示します。

画像の説明

2.今度は「次の頂点:」と次々の聞いてくるので、削除したい辺を全て交差する形で
 図のようにポイントしていきます。全て交差できたら「Enter」で終了です。

画像の説明

以上

BricaCAD キーボードのファンクションキーにコマンドを割り付ける

キーボードのファンクションキーにコマンドを割り付ける方法

【操作】

1.ツールバーアイコンのある位置でマウスの右ボタンをクリックし、メニューからカスタマイズを選択します。

画像の説明

2.カスタマイズダイアログが表示されるので、「キーボード」タブを選択し、「BRICSCAD」を選択し、マウスの右ボタンをクリックし、メニューの中の[ショートカットを追加]を選択します。

画像の説明

3.「キーボードショートカットを追加」ダイアログが表示されるので、「利用可能なツールを選択」を選らび、下のウィンドウからコマンドを選択し、[OK]をクリックします。

画像の説明

4.メニューに追加したコマンドが表示されるので、キーボードショートカット欄の[キー]の欄を選択し、割付したいキーボードのファンクションを選択すると、ファンクション名が表示されます。後は、「OK」をクリックすれば、登録できます。

元に戻したい場合は、追加したショートカットキーコマンドを削除してください。

画像の説明

以上

BricsCAD 印刷 モノクロ印刷したい

BricsCADで印刷する場合の設定方法です。

画像の説明

【操作】

1.メニューの[出力]を選択し、左上のプリンターのアイコンをクリックします。

画像の説明

2.「印刷」ダイアログが表示されるので、その中の、「プリンタ」を選択し、右上の「印刷スタイルテーブル」を
「monochrome.ctb」を選択し、「印刷オプション」では、「■印刷スタイルで印刷」を選択し、「印刷」ボタンを
クリックして印刷します。

画像の説明

これで、モノクロで印刷できます。

以上

BricsCAD 文字入力(モデル空間)

モデル空間に文字を入力する方法です。
BricsCADでは、文字を入力する場合あらかじめ「文字スタイル」を設定しておきます。
文字入力コマンドには、文字(ダイナミックテキスト)とマルチテキスト文字コマンドが用意されています。

画像の説明

・文字(ダイナミックテキスト)は、1行で完結している文字です。それを複数行連続で入力することもできます。

・マルチテキストは、テキストエディター的で複数行の文字を一度に作成でき、それらは、連なっています。

●文字入力(ダイナミックテキスト)に関して

通常、よく使用する文字入力です。文字のフォントや書体を変更したい場合、
あらかじめ、「文字スタイル」を設定し切替えて文字入力することができます。

文字の大きさと尺度に関して

BricsCADでは、モデル空間に実物大で作図していきます。
そのことを考えて文字の大きさを決め入力していくことが必要です。

実物大で作図した図面を最終的に、各用紙の大きさに縮小して印刷しますので、
用紙に何mmの文字を入力するか決める場合、その縮小分、文字を拡大して入力することが必要です。

例えば、文字高さは紙図面上5mmで印刷したい場合、対象物を1/100に縮小して印刷する場合では、
5x100=500 とする必要があるので、文字高さは、500mmで作図する必要があります。

●文字スタイル設定

 文字フォントを「MS UI ゴシック」として文字スタイルを登録します。
メニューの「ツール」-「図面エクスプローラ」-「文字スタイル設定」を選択します。

図面エクスポローラ-文字スタイル設定ダイアログが表示されます。

「新規」アイコンをクリックします。すると、「新規スタイル1」の項目が追加されます。

文字スタイル名を変更します。
文字スタイル名:UI ゴシック

縦横比を 0.8 に変更します。

「保存されたフォント」に「MS UI Gothic」を選択します。
(※日本語フォントの縦書き用スタイルを作成したい場合、
接頭に”@”の表示されているフォントを使用してください。)

画像の説明

変更できたら、図面エクスプローラの文字スタイル設定ダイアログの右上のxをクリックして閉じます。

●文字入力

 最初に文字スタイルを変更します。下のステータスバーにある座標値の右側にある「Standard」の文字をクリックします。

画像の説明

図面エクスプローラの「文字スタイル設定」ダイアログが表示されるので、
作成した「UI ゴシック」の「現在」の欄をクリックし、文字スタイルを
「Standard」から「UI ゴシック」に変更し、ダイアログを閉じます。

画像の説明

 左端にある「作成」ツールバーの文字アイコンをクリックします。

画像の説明

最初に、文字を入力したい場所の開始点をクリックします。
次に文字の高さを入力します。ここでは、5 と入力します。
回転角度は 0° で良いのでそのまま、「ENTER」をクリックします。
最後に文字を入力します。
「BricsCAD 文字入力」
と、入力し「ENTER」で決定します。
再度、「文字入力2」
と、入力して「ENTER」キーをクリックしますと、最初の入力文字の
下に入力されます。連続で、入力することができます。
再度、「ENTER」をクリックすると、文字入力コマンドが終了します。

画像の説明

●文字フォントの種類

(1) 拡張子がshx (CADフォント)
特徴)
 ・線文字のフォントで印刷時に線の太さを反映できます。
 ・ビッグフォントを設定する必要がります。設定していない場合、全角文字が表示できません。
  ※ビッグフォントには Japanese.shx を選択してください。
 ・よく使用するCADフォント
   monotxt.shx、romans.shx、simplex.shx、txt.shx 等
 ・Windowsの環境には依存しない。
 ・画面上の表示速度が速い、ファイルの容量を小さく抑えられる。

(2) 拡張子がshx 以外 (TrueTypeフォントなど)
特徴)
 ・活字体フォントで印刷時に線の太さは反映されません。
 ・ビッグフォントの設定をする必要はありません。
 ・よく使用するTrueTypeフォント
   Arial、MSゴシック、MS明朝 等
 ・Windowsの環境に依存する。

以上 

BricsCAD 線を太く表示する方法

BricsCADで線の太さの表示を変えたい場合、以下の操作で変更できます。

1.画層設定アイコンをクリックし、図面エクスプローラを起動します。
 そして、新規画層作成で、太線の画層を作成します。

画像の説明

2.線の太さの項目を選択すると、線のサイズが表示されますので、
 変更したいサイズを選択しておきます。変更出来たらウィンドウは閉じます。

3.変更したい線を選択し、「画層コントロール」にて太線の画層に変更します。変更できたら、選択は解除しておきます。

4.BricsCADウィンドの下側にある「ステータスバー」の「線の太さ」をクリックし、「ON」にします。

5.太線画層にある図形の線が太く表示されます。

画像の説明

以上

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