BricsCAD 注釈モニターの使い方(V24)

注釈モニターをONにすることにより、寸法図形が自動調整か非自動調整かを識別する機能となります。寸法線が非自動調整となっている場合、マークが表示されます。

【設定方法】

1.タスクバーの場所でマウスの右ボタンをクリックし、メニューから「注釈モニター」を選択し、タスクバーに表示させます。

2.選択することにより、タスクバーに「ANNOMON」と表示されます。ここをクリックして、文字が濃い色になった場合、設定が「ON」となります。

3.寸法補助線が図形から離れている場合、黄色いマークが表示されます。

●寸法線を再設定する方法

図形と関連図けるのは、「注釈」ー「寸法記入」-「寸法再自動調整」コマンドにて関連付けします。「DIMREASSOCIATE」とコマンドを打ち込んでも実行できます。

【操作方法】

1.リボンmenuの[注釈]-[寸法記入]-[寸法再自動調整]コマンドを選択します。

2.関連付けする寸法線を選択します。

3.選択を決定すると、下図のように寸法補助線の端に青色のバッテンマーク(✕)が表示されます。

4.バッテン(X)側を関連付ける図形を選択します。

5.次に反対側の寸法補助線と関連付ける図形を選択します。

6.寸法線が図形に関連付けられ、マークの表示が消えます。

7.これで、図形を移動すると自動的に寸法線も図形について移動されます。

8.寸法数値も変更されます。

以上

BricsCAD 3D図面から2D図面を作成するには(flatshot)

●2D図面化

3D図面から2D図面を作成する方法です。見たままの表面のみ作図する場合と、隠線も含めて作図する方法を説明します。

【操作方法】

1.3D図面を読み込みます。

2.コマンドラインに「FLATSHOT」と入力し実行します。「フラットショット」ダイアログが表示されます。

3.「ファイルへ書き出し」をチェック入れ、ファイルの保存先とファイル名を指定します。
[作成]ボタンをクリックすることにより、ファイルを作成します。

4.2D図面が作成されます。

●隠線も処理したい場合

1.フラットショットダイアログにて「■隠線を表示」にチェックしてファイルを作成します。

2.隠線も作図した図面が作成されます。

以上

BricsCAD 図面の中の一部の図形から指定した図形のみ選択する方法は?

図面全体の中で一部の部分の中の指定した図形のみ選択する方法を説明します。
注)色選択の場合は、図形色のみ対応となります。画層色として色が表示されている場合は、画層での選択を行ってください。 図形色か画層色の判断はこちらをご覧ください

【操作方法】

1.プロパティパネルを表示しておきます。

2.選択したい図形を含む全ての図形を選択します。

3.プロパティパネルの「クイック選択」アイコンを選択します。

4.選択したい色を設定します。

5.色を設定したら、「新規の選択セットに追加」アイコンをクリックします。

6.緑の図形のみ新たに選択セットに追加されます。

●図形色か画層色かの判断方法

確認したい図形を選択し、プロパティパネルを確認して、色の欄に色が表示されている場合は、図形色となっています。

画層色の場合、色の欄には「□ByLayer」と、表示されます。この場合は、下の「画層」欄に表示されている画層名で選択してください。

以上

BricsCAD 図形移動時、移動先のポイントからオフセットしたい場合

図形を移動する時に、移動先のポイントから、ある距離に移動したい場合の方法です。この操作方法では、図形スナップに「基点設定」を表示させておくことが必要です。

【操作方法】

1.まず、図形スナップのツールバーに「基点設定」アイコンを追加しておくことが必要です。
以下のブログを見て設定してください。

2.移動したい図形を選択し、移動コマンドを選択します。

3.移動する図形の基点を指示します。

4.移動先のポイントをクリックする前に、図形スナップの「基点設定」をクリックします。

5.移動先の基点を指示します。

6.次に指定した位置からの距離を指定します。

7.指定したオフセット位置に移動できます。

以上

BricsCAD 図面を読み込んでも図形が表示されない

下図のように文字が表示されて、図形が表示されない場合、図面が外部参照にて保存されている場合です。外部参照している図形も必要です。

ファイルを読み込んだとき、文字のみ表示されて図形が表示されない場合、「メカニカルブラウザ」を表示します。その時、下図のようにアイコンに左から右への矢印がある場合、その図形は外部参照図形であることがわかります。読み込めない図形は、部品名が赤色で表示されます。

図形を渡す場合、ローカルに切り替えて渡すか、外部参照図形も一緒に渡してください。

以上

BricsCAD KBCTOOL2 線分を交点で分割する方法

KBCTOOL2の「連続線分分割交点」コマンドを使用して作図します。

【操作方法】

1.下図の「連続線分分割1点」のツールバーアイコンの右下の三角黒マーク▼をクリックします。

2.アイコンが下に表示されますので、下側の「連続線分分割交点」アイコンを選択します。

3.「分割する図形を指示...」と、表示されますので、最初に分割したい方の線分を選択します。

4.次に寸分の交点をクリックします。

5.線分が交点で分割されます。

以上

BricsCAD PDF書き出し時の印刷スタンプがサポートされました

PDFへの書き出し時に印刷スタンプがサポートされます。サポートされる機能は以下です。
・Print as PDF.pc3    ・PDF書き出し    ・パブリッシュ 

【操作方法】

1.「プリンタ/プロッタの設定」にてプリンターを「Print As PDF.pc3」を選択します。

2.印刷ダイアログの「印刷オプション」の「■印刷スタンプ」にチェックを入れて横にある設定アイコンをクリックします。

3.「印刷スタンプ」設定ダイアログが開くので、ここで、「ヘッダー」、「フッター」の設定及び配置位置、フォントなどを設定します。

4.印刷のヘッダー部を設定するには下記一覧から選択します。

5.フッターを設定する場合は、下記一覧から選択しておきます。

6.PDFの作成後以下の部分にヘッダーとフッターが作成されます。

以上

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