BricsCAD dwgファイルに図面情報を入力する(図面のプロパティ)

図面ファイルに情報を追加、または、ファイルの情報を確認する方法を説明します

【操作】

1.メニューの[ファイル]-[図面のプロパティ]を選択します

2.「図面プロパティ」ダイアログが表示されます。
  タブの「要約」を選択すると「タイトル」と「主題」、「著者」を入力することができます。

3.「標準」タブを選択すると、「ファイル名」「種類」「ファイルバージョン」「保存先」「ファイルサイズ」「作成日」「更新日」「最終アクセス日」を確認することができます。

4.「統計」タブを選択すると、「トータル編集時間」を確認できます。

5.「シートセット」タブを選択すると、シートセット情報が確認できます。

6.「カスタム」タブを選択すると、自由の情報を追加することができます。

以上

KBCTOOL2 60.リーマ穴表記コマンド

KBCTOOL2(LISP版)の使い方の解説です。

60.リーマ穴表記コマンド

 H付きでリーマ穴を表記するコマンドです。
リーマ穴の個数、深さ、を入力することができます。

【操作】
1.画像の説明 リーマ穴表記コマンドアイコンをクリック。

●Φ+サイズ+H7だけの場合(Φ6H7など)

2.最初にリーマ穴の個数を聞いてくるので、そのまま「ENTER」。
3.リーマ穴の深さを聞いてくるので、これもそのまま「ENTER」。
4.リーマ穴を選択します。選択した場所に矢印が表示されるので、矢印の長さを指定します。

rimaーana-dim1

5.円のサイズを自動取得し、Φ付き+H7付きでリーマ穴サイズを表記します。

rimaーana-dim2

6.再度、繰り返しでリーマ穴の個数を聞いてくるので、終了する場合は、「Esc]を押してください。


●リーマ穴の個数ーΦ+サイズ+H7と表記したい場合(4-Φ6H7など)

2.最初にリーマ穴の個数を聞いてくるので、穴の数を入力し「ENTER」。
3.リーマ穴の深さを聞いてくるので、これはそのまま入力せず「ENTER」。
4.リーマ穴を選択します。選択した場所に矢印が表示されるので、矢印の長さを指定します。

rimaーana-dim3

5.円のサイズを自動取得し、個数-Φ付き+H7付きでリーマ穴サイズを表記します。

rimaーana-dim4

6.再度、繰り返しでリーマ穴の個数を聞いてくるので、終了する場合は、「Esc]を押してください。


●穴の個数ーΦ+サイズ+H7 深さを表記したい場合(4-Φ6H7 深さ など)

2.最初にリーマ穴の個数を聞いてくるので、穴の数を入力し「ENTER」。
3.リーマ穴の深さを聞いてくるので、穴の深さを入力します「ENTER」。
4.リーマ穴を選択します。選択した場所に矢印が表示されるので、矢印の長さを指定します。

rimaーana-dim5

5.円のサイズを自動取得し、個数-Φ付き+H7付き、深さ付でリーマ穴サイズを表記します。

rimaーana-dim6

6.再度、繰り返しでリーマ穴の個数を聞いてくるので、終了する場合は、「Esc]を押してください。

KBCTOOL2(LISP版)の紹介ページ

以上

BricsCAD 画面表示(拡大・縮小・移動)

●画面の一部を簡単に拡大表示する方法

画像の説明

BricsCADにて図形の一部を拡大表示したい場合、拡大表示したい図形の箇所に
カーソルを移動し、マウスのホイールを回転させます。
基本設定では、ホイールを前方向に回転すると拡大、後方向で縮小の設定となっています。※逆にすることもできます。設定を開き、「マウス」で検索してみてください。

画像の説明

●画面を簡単に移動させる方法

図形を移動表示させるには、移動させたい図形にマウスカーソルを移動し、ホイールをクリックしたまま、ドラッグしてください。

画像の説明

図形の表示位置を変えることができます。

●図形全てを表示させる方法

マウスホイールをダブルクリックすることにより、全てのオブジェクトを全体表示させます。

画像の説明

以上

BricsCAD 「開く」コマンドでファイル選択ダイアログが表示しない場合

メニューの「ファイル」-「開く」を選択した時に
コマンドラインに「図面名:」と表示され、
ファイル選択ダイアログが表示されない場合、

画像の説明

コマンドを一旦、キャンセルし、コマンドラインに次を入力し、実行してください。

FILEDIA 

現在のアカウント値が<オフ>になっているので、

ON

と、入力し、実行します。
これで、再度、「開く」を実行すると、ファイル選択ダイアログが開きます。

以上

BricsCAD PDFファイルをDWG変換

BricsCAD V19よりPDFファイルを読込み、ベクトル図形として変換することができるようになりました。

画像の説明

●【操作方法】

1.リボンメニューを表示し、「挿入」タブを選択します。通常メニューの[挿入]にはありませんので、
リボンメニューもしくは、コマンドラインに「PDFIMPORT」と入力して使用してください。

画像の説明

2.コマンドラインに「PDFアンダーレイを選択 または [ファイル(F)] <ファイル>: 」と表示されるので、
そのまま、「ENTER」をクリックします。「PDFファイルを選択」ウィンドウが表示されるので、
取り込みたいPDFファイルを選択します。

画像の説明

3.後は、コマンドラインに「ページ番号」、「挿入ポイント」、「尺度」、「回転」など確認メッセージが表示されるので、
それぞれ入力して「ENTER」で決定します。縦に表示された場合は、「2D回転」コマンドで90°回転します。

画像の説明

4.ベクトルデータとして処理することができます。文字に関してはTrueTypeフォントの場合、そのまま
文字として編集することができます。

画像の説明

※ただし、ラスターデータは、ベクトルデータには変換できません。
また、ラスターデータを読み込む場合、[設定]の「プログラムオプション」「ファイル」
「読み込み」「PDFIMPORT」の
■ラスターイメージ
にチェックを入れておく必要があります。
チェックが無い場合、
「PDFからインポートされたオブジェクトがない」
と、メッセージが表示され、読み込むことができません。

以上

BricsCAD 直線の作図(連続線、水平・垂直線)

直線を作図するには、始点と終点の指示が必要です。
指示の方法としてはマウスで2か所をクリック、または、キーボードから座標を入力して作図します。

線分(LINE)コマンドを使用して、直交モード、座標入力(絶対座標)、(相対座標)、(極座標)の使い方を説明します。

●連続線の作図
適当な位置に始点と終点を指示して連続した線を作図します。

画像の説明

1.コマンド選択「線分」ボタンを選択します。

2.直線を引くための始点を指示します。

3.直線の終点(2)をを指示します

4.次の終点(3)を指示します

5.次の終点(4)を指示します

6.次の終点(5)を指示します

7.終了するには、「ENTER」キーをクリックしコマンドを終了します。

●水平線・垂直線を描く


水平線・垂直線を描くには「直交モード」を使用して作図すると簡単です。

画像の説明

1.ステータスバーの「直交」ボタンをクリックしONにします。(黒くなったらONの状態です。)

2.コマンド選択「線分」ボタンを選択します。

3.水平線の始点1を指示します。

4.水平線の終点2を指示します。

5.コマンドを終了するには、「ENTER]キーをクリックします。

6.直前のコマンドを使う場合、「ENTER」キーを再度クリックします。

7.垂直線の始点3を指示します。

8.垂直線の終点4を指示します。

9.コマンドを終了するには、「ENTER」キーをクリックします。

以上

BricsCAD 部分CUIファイルを読み込んでもコマンドが消えてしまう

部分cui ファイルをロードしても、その時は表示されるが、
再度起動しなおすと、カスタマイズウィンドウからコマンドが消えてしまう場合、
もしくは、カスタマイズメニューが登録できない場合。

default.cui ファイルが壊れている可能性があります。

一度、下記内容を試してみてください。

※下記操作は、隠しファイルを表示させて行います。
誤って必要なシステムファイルを削除しないように注意してください。

【操作方法】

1.BricsCADは終了しておきます。エクスプローラを起動します。

2.下記フォルダを表示します。
c:\Users(ユーザー)\(ログインユーザー名)\AppData(隠しフォルダ)\Roaming\Bricsys\BricsCAD\(BricsCADのバージョンフォルダ)\ja_JP

3.このフォルダの中に「Support」フォルダがあるので、念のためリネイムしておきます。「Support_」

4.BricsCADを起動します。

5.これで、新しく「Support」フォルダが作成されます。
これでDefault.cui ファイルが新しく作成されています。

6.この状態で部分cuiファイルをロードして、動作を確認してみてください。

以上

BricsCADのテンプレートで保存できる設定

BricsCADでは、初期の設定をテンプレート(*.dwt)の保存できます。
新規作成から図面を作成した場合、設定はすべてデフォルト設定となりますので、新規作成もテンプレートから作業されると便利です。

テンプレート(ファイル)に保存できる設定は以下の項目です。

1.画層の設定
2.線種の設定
3.文字スタイルの設定
4.寸法スタイルの設定
5.マルチ引出線スタイルの設定
6.表スタイルの設定
7.ページの設定
8.精度
10.図面範囲

良く使用する設定は、あらかじめテンプレートに登録しておき、
新規作成時にそのテンプレートを選択して開始すると便利に運用できます。

以上

BricsCAD 画層の管理(表示・非表示・画層のロック)

画層の設定に関して説明します。

●画層の表示・非表示・ロックを切り替える

画層を簡単に非表示にしたり、表示させたりすることができます。

【手順】

1.プロパティバーの「画層」アイコンをクリックするか、メニューの「設定」-「画層管理」-「画層管理」をクリックします。

画像の説明

2.図面エクスプローラ画層ダイアログが表示されます。
「現在」の欄に水色の丸がある場所が、現在設定されている画層です。
そして、画層を選択すると、下のウィンドウにその画層に作図されている図形が表示されます。

画像の説明

3.寸法線を非表示にしたい場合、「オン/オフ」欄にある電球のマークをクリックし
灰色にすることによりその画層は非表示となります。
(※灰色のランプマークをもう一度、クリックすると、黄色に変わり表示されます。)

画像の説明

4.また、図枠画層の「ロック」の欄の鍵のマークをクリックして、
鍵がロック状態になると、その画層は保護された状態となります。
(※ロックされた鍵をもう一度クリックすると、ロックは解除されます。)
その画層にある図形の削除や変更などできなくなります。
誤って消したくない画層は、ロックしておくと便利です。また、ロックされた画層は、
色が暗くなり、ロックされている画層にある図形だとわかるようになっています。

画像の説明

以上

Shopping cart0
There are no products in the cart!
Continue shopping