ExpressToolsの中にある文字の分解コマンドです。文字フォントを2Dポリラインに分解します。文字を加工したい時に分解します。
【操作方法】
1.menuの[ExpressTools]-[文字]-[文字を分解]コマンドを選択します。
2.コマンドラインに「分解する文字を選択・・・」と表示されるので、文字を選択します。
3.選択できたら、「ENTER」で決定します。文字の輪郭線が2Dポリラインに変わります。
以上
ExpressToolsの中にある文字の分解コマンドです。文字フォントを2Dポリラインに分解します。文字を加工したい時に分解します。
【操作方法】
1.menuの[ExpressTools]-[文字]-[文字を分解]コマンドを選択します。
2.コマンドラインに「分解する文字を選択・・・」と表示されるので、文字を選択します。
3.選択できたら、「ENTER」で決定します。文字の輪郭線が2Dポリラインに変わります。
以上
文字にマスクコマンドでマスクをした文字を解除するコマンドです。
【操作方法】
1.menuの[ExpressTools]-[文字]-[文字マスク]コマンドを選択します。
2.マスク解除したい文字を選択します。
3.文字のマスクが解除されます。
以上
文字に背景をつけて図形が重ならないように作図するコマンドです。文字の下や周りに空白を作成します。
1.menuの[ExpressTools]-[文字]-[文字マスク]コマンドを選択します。
2.コマンドプロンプトに「現在の設定:オフセット率=0.35、マスクの種類 = Wipeout」と「マスクする文字図形を選択、または[マスクタイプ/オフセット]:」が表示されるので、マスクしたい文字を選択します。設定を変えたい場合は、マスクタイプ、オフセットオプションを入力し設定を変えることもできます。
3.文字を選択し、「ENTER」で決定すると、Wipeout、0.35のオフセット率でマスクされます。
オプションのマスクの種類に関して
・3D面(3dface)でマスクを作成します。
・ソリッド(solid)ソリッド色指定
指定した色で2Dソリッド図形を作成します。
以上
ExpressToolsの「テキスト調整」コマンドの操作説明です。テキスト文字の幅を指定して、拡大縮小し文字幅を簡単に調整することができるコマンドです。表の枠などに合わせることが簡単にできます。
【操作説明】
1.menuの「ExpressTools」-「文字」-「テキスト調整」コマンドを選択します。
2.コマンドラインに「フィットする文字を選択:」と表示されますので、調整したい文字列を選択します。
3.縮小(拡大)して入れたい枠の長さを指定します。
4.枠の中に縮小して入れることができます。
拡大することもできます。合わせたい幅を指示することにより拡大、縮小が行えます。
以上
ExpressToolsの「RText作成」コマンドの操作説明です。テキストファイルを読み込み配置するコマンドです。編集コマンドでは回転、高さ指定、スタイル変更できます。
【操作説明】
1.menuの「ExpressTools」-「文字」-「RText作成」コマンドを選択します。
2.コマンドラインに「カレント設定: スタイル=Standard 高さ=9.0000 回転=0」と現在の設定が表示され、「オプションを入力[スタイル/高さ/回転/ファイル/ディーゼル] : 」オプションを入力します。
3.ファイルから文字や文章を読み込む場合は、そのまま、「ENTER」キーを押すか、マウスで「<File>」を選択します。「テキストファイルを選択」ウィンドウが表示されるので、取り込みたいテキストファイルを選択します。
4.表示画面の真ん中に文字が表示されるので、配置したい位置を指定します。
5.文字を配置すると、再度、コマンドラインに「オプションを選択[スタイル/高さ/回転/編集]: 」と表示されるので、変更したい項目を選択し、コピーして貼り付けて実行します。
[オプション内容]
スタイル : 文字スタイルで設定した項目を割付します。
高さ : 文字の高さを設定します。
回転 : 文章全体の角度を変更します。
編集 : 文章の内容を変更します。
そのままで問題なければ、「ENTER」キーをクリックして完了します。
6.操作2で、「ファイル」ではなく「ディーゼル」を選択した場合、文字入力ダイアログが表示されます。文字を入力し、「OK」ボタンで配置します。後の操作は同じです。
以上
DWGファイルのバージョンを確認する方法の説明です。バージョンを確認するにはDWGファイルをnoteなどのエディターで開きます。先頭にあるコードでバージョンがわかります。
バージョンコードは下の表で確認ください。
コード | バージョン |
---|---|
AC1.2 | R1.2 |
AC1.4 | R1.4 |
AC1.50 | R2.0 |
AC2.10 | R2.10 |
AC1002 | R2.5 |
AC1003 | R2.6 |
AC1004 | R9 |
AC1006 | R10 |
AC1009 | R11/12 |
AC1012 | R13(LT95) |
AC1014 | R14(LT97,98) |
AC1015 | AutoCAD2000,2000i,2002 |
AC1018 | AutoCAD2004,2005,2006 |
AC1021 | AutoCAD2007,2008,2009 |
AC1024 | AutoCAD2010,2011,2012 |
AC1027 | AutoCAD2013,2014,2015,2016,2017 |
AC1032 | AutoCAD2018,2019,2020,2021,2022,2023 |
以上
BricsCADにてAutoCAD Mechanical(ACM)データが編集できるようになりました。ただし、まだ一部のデータは編集できません。下記表にてご確認ください。
ACM データ | 読込/表示 | 分解 | 削除 | 移動 | コピー | コピー クリップ | プロパティ 編集 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
バルーン | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ | ー | ✔ |
引出線注記 | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ |
パーツ参照 | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ | ー |
仕上げ記号 | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ |
溶接記号 | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ |
部品表 | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ | ー | ー |
幾何公差 | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ |
データム | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ |
フィーチャ ID記号 | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ |
エッジ記号 | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ |
デーパ& スロープ | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ | ー |
標準部品 (ボルト等) | ✔ | ✔ | ✔ | ー | ー | 形状のみ | ー |
詳細図 | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ | ー |
※BricsCAD V23にて現在の状態です。
以上
BricsCADにおけるビッグフォント、SHXフォント、TrueTypeフォントは、それぞれ異なるフォント形式を表します、違いは次のようになります。
ビッグフォントは、AutoCADで使用されている固有のフォント形式です。これらのフォントはアジアにある非ASCII文字をサポートする為に提供されている2バイトフォントです。文字スタイルにSHXフォント(シェイプフォント)を割り当てる際にはビッグフォント(全角文字)を指定する必要があります。Inventorの文字の設定はTrueTypeフォントのみ設定可能となっています。
BigFontsファイル名 | 説明 |
---|---|
extfont2.shx | 日本語フォント、JIS第1,第2水準と外字 |
japanease.shx | 日本語フォント |
hangul.shx | 韓国語フォント |
trad_chin.shx | 繁体字の中国語フォント |
gbcbig.shx | 簡体字の中国語フォント |
AutoCAD独自のフォントで、シンプルな線でできたフォントです。CADの初期の頃、フォントは高効率になるようにコーディングされていました。コンピュータ処理能力が低い時代にテキストは描画表示の中でも遅い部分の1つであったために、AutodeskではSHX形式を開発しました。フォントがシンプルで表示が早くなります。txt.shxは、すべてのフォントの中で最も単純はファイルです。SHXフォントはBricsCADの他のオブジェクトと同様に線の太さ設定が出来ます。データ量も軽く作成できますが、特殊な記号(㎡や①など)が使用できません。また、ビッグフォントとセットで使用しないと日本語が使用できません。
SHXフォント | 説明 |
---|---|
complex.shx | セリフフォント |
hangul .shx | 韓国語フォント |
isocp .shx | ISO標準フォント(欧文) |
italic .shx | 一筆斜体フォント |
italicc .shx | 2ストローク斜体フォント |
italict .shx | 3ストローク斜体フォント |
Japanese .shx | 日本語フォント |
monotxt .shx | 等幅フォント(すべての文字が同じ幅) |
romanc .shx | 3ストロークのセリフフォント |
romand .shx | ダブルストロークセリフフォント |
romans .shx | 一筆書きのセリフフォント |
romant .shx | 3ストロークのセリフフォント(RomanCと同じ) |
simplex .shx | 非セリフフォント |
trad_chin .shx | 中国語フォント |
txt .shx | 最小限の非セリフフォント |
ツルータイプフォントは、一般的なフォント形式の1つであり、多くのオペレーティングシステムで使用されます。TrueTypeフォントはアウトラインフォントとして知られ、曲線やベジェ曲線を使用して文字を表現します。AutoCADでもTrueTypeフォントを使用することができます。TrueTypeフォントは非常に幅広い文字セットとスタイルのバリエーションを提供し、一般的にデザインやグラフィックスに使用されます。
以上
下図のようにプロキシ図形が輪郭ボックスのみで表示される場合、設定の「プロキシ表示」を確認してください。
menuの「設定」-「設定」を選択し、検索ボックスに「プロキシ」と入力し検索します。「プロキシ表示(PROXYSHOW)」の項目が「(2)すべてのプロキシ図形は輪郭ボックスだけを表示」になっていないか。
(2)の設定になっている場合は、下図の「(1)すべてのプロキシ図形にグラフィックイメージを表示」に変更してください。
ちなみに、プロキシ図形かどうかの確認は、menuの[設定]-[設定]で、検索項目に、「メカニカル2Dエディタ」と入力して検索してください。
「メカニカル2Dエディター(LOADMECHANICAL2D)」を「OFF」にしておくと、メッセージが表示されます。
プロキシ図形を読み込んだ時に下記メッセージが表示されます。表示したくない場合は、「ON」にしておきます。
以上
ACAD-DENKI バージョン | リリース日 | BricsCAD バージョン | サポート |
---|---|---|---|
2023 | 2022/12 | V23.2.03~(64bit) V22(64bit) V21.1.06~(64bit) | |
2022 | 2021/12 | V22.2.04~(64bit) V21(64bit) V20.1.07〜(32/64bit) | |
2021 | 2020/12 | 〜V21.2.07(64bit) V20(32/64bit) V19.1.07〜(32/64bit) | |
2020 | 2019/10 | 〜V20.2.10(32/64bit) V19(32/64bit) V18.1.05〜(32/64bit) | 2023年1月末サポート終了 |
2019 | 2018/7 | 〜V19.2.14(32/64bit) V18(32/64bit) V17.1.10〜(32/64bit) | 2022年1月末サポート終了 |
2018 | 2017/7 | 〜V18.2.20(32/64bit) V17(32/64bit) V16.1.05(32/64bit) | 2020年12月末サポート終了 |
2017 | 2016/7 | 〜V17.2.12(32/64bit) V16(32/64bit) V15.1〜(32/64bit) | 2018年12月末サポート終了 |
2016 | 2015/7 | 〜V16.2.15(32/64bit) V15.1(32/64bit) V14.1〜(32/64bit) | 2017年12月末サポート終了 |
16.0 | 2014/7 | 〜V15.3(32/64bit) V14.1(32/64bit) V13.1〜(32/64bit) | 2016年12月末サポート終了 |
15.0 | 2013/7 | 〜V15.3(32/64bit) V14.1(32/64bit) V13.1(32/64bit) V12.1〜 | 2015年12月末サポート終了 |
14.0 | 2012/7 | 〜V14.2(32bit) V13.1(32bit) V10.1〜V12.2 | 2014年12月末サポート終了 |
13.0 | 2011/6 | 〜V13.2(32bit) V10.1〜V12.2(32bit) V9.3(32bit) | 2013年12月末サポート終了 |
12.0 | 2010/7 | V10.1〜V12.2(32bit) V9.3(32bit) | 2012年12月末サポート終了 |
11.0 | 2009/7 | V10.1〜V12.2(32bit) V9.3(32bit) | 2011年12月末サポート終了 |
10.1 | 2008/12 | V9.2(32bit) | 2010年12月末サポート終了 |