BricsCAD 外れ図形検知(FINDOUTLIERS)

※V23でのコマンド説明となります。

作図有効領域の外に大きく離れた場所にゴミ図形がある場合の検知方法の説明です。
簡単には、マウスの中ボタンをダブルクリックすると、図形範囲が全て表示されるので、図形全選択で、離れたばしょの選択図形を調べるか、「FINDOUTLIERS」コマンドを実行することで、おかしな場所の図形位置が表示されます。

【操作方法】

1.コマンドラインに「FINDOUTLIERS」と打ち込みます。「外れ図形検索」コマンドパネルが開かれます。

2.異常の図形がある場合は、右下の青いボタンにいくつの異常図形があるか表示されるので、クリックすることにより、場所が表示されます。

3.異常のある項目が表示されるので、その項目を選択すると実際の図形が選択されます。

以上

BricsCAD 図形スナップの設定に関して

※以下の操作画面はV23での画面となります。

図形スナップができない場合、[設定]の[図面]-[2D作図]-[座標入力]-[図形スナップ]の設定が選択されていない場合もあります。確認ください。

すべての項目にチェックが無い場合、図形スナップをONにしていてもマーカーが表示されません。このような場合、上記設定箇所を確認してください。

【各項目の説明】

1.■スナップマーカー

下図のような図形スナップのマーカーのみ表示されます。

2.■スナップツールチップ(DISPLAYTOOLTIPS)

チェックをすることにより、図形スナップの名称も表示されます。
「DISPLAYTOOLTIPS」 : 1:ON  0:OFF

3.■スナップ吸着

動作不明? チェックがある無しに関係なく、吸着する。

4.■極トラッキング

指定した角度の補助線が下図のように表示されます。表示される角度は、極角度、極追加角度となります。極角度の設定は、指定した角度毎に補助線が表示されます。
例)極角度:90  ・・・ 0°、90°、180°、270°(90°)
※補助線は、設定されたUCSのX座標、Y座標の色で表示されます。X座標は赤、Y座標は緑

極トラッキングは、1点目から表示されます。

極トラック指定の表示角度指定は、下図の場所になります。

極角度を45°に変更した場合、90°毎の補助線に加え、45°毎に補助線が表示されます。
45°の補助線は紫色で表示されます。

例)極角度45  ・・・ (半時計回り)0°、45°、90°、135°、180°
             ( 時計回り)45°、90°、135°

・下図のように「極追加角度」に設定した場合、「■極トラッキング追加角度を使用」にチェックを入れることが必要です。

「極追加角度」に「15;30」と追加した場合、「極角度」プラス「極追加角度」で補助線が発生します。「極追加角度」に設定した角度の時のみ表示されます。
「極追加角度」には最大10個の角度を;(セミコロン)を付けて追加できます。

「極モード」の「■相対」にチェックがある場合、作図を始めるスナップした図形をもとに角度が指定されます。「□相対」のチェックが無い場合は、絶対座標をもとに、スナップした図形にかかわらず設定された角度で補助線が表示されます。

「■相対」にチェックがある場合、垂直の図形にスナップして作図を開始すると、15°、30°の補助線の表示場所が変わってきます。

5.図形スナップのトラッキング

図形スナップの延長と極トラックの交わった場所にスナップしたい場合などに便利に使えます。
「■図形スナップのトラッキング」にチェックを入れてください。

下図のように図形中心スナップの延長と極座標45°の極トラックの交点にスナップさせることができます。

6.極トラックと図形スナップトラックのツールチップ

極トラック、図形スナップトラックの切替

以上

BricsCADの詳しい情報は下記サイトより

BricsCAD リアルタイムモーションの設定(3D作業)

リアルタイムにマウスの中ボタンで、画面を回転させる方法です。「Shift+中ボタン」「Ctrl+中ボタン」等、画面を回転させ作業できます

【操作方法】

1.マウス中ボタンをクリックしたまま、「Shift」+マウス中ボタンにて画面を動かすことができない場合、[設定]-[設定]ウィンドウから検索窓で「マウスショートカット」で検索してください。それか、「プログラムオプション」-「システム」から下方向に「マウスショートカット」へ移動し、「[1]マウスショートカットを有効」を選択します。設定できたらウィンドウは閉じます。

2.以下のキーで動作することが可能となります。

「Shift」+中ボタン   ・・・・ リアルタイム球回転
「Ctrl」+中ボタン    ・・・・ 固定Z軸回転
「Ctrl」+「Shift」+中ボタン  ・・・・ 球回転

※上記はそれぞれ、マウスボタンをクリックした位置を中心に画面が移動されます。

最初は思う方向に図形を回転できないかもしれませんが、操作していれば、コツがつかめるかと思います。

以上

BricsCADの詳細は以下URLからご覧ください。

BricsCAD 体験版などでライセンスを簡単選択起動

BricsCADで購入を検討する場合、体験版では、全ての機能が使用できます。しかし、購入する場合、Liteにするか、Proにするか、Mechanical、BIM等、ライセンスを決めて運用し、機能を確認することが簡単にできるようになりました。
※体験版モードで実行した場合にのみ表示されます。

【操作方法】

1.リボンmenuの[管理]タブを選択し、「ライセンス」の「体験版ライセンス」メニューで▼をクリックしてメニューを広げ、確認したいライセンスを選択します。
※体験版モードで実行した場合にのみ表示されます。

通常製品にて変更したい場合「SETLICENSELEVEL」コマンドを実行することにより変更できます。

2.BricsCADを再起動します。選択したライセンスで起動されます。
※ライセンスを変更する場合は、必ず再起動してください。選択しただけでは変更されません。

以上

BricsCADの詳しい内容は以下をクリック!

BricsCAD 曲面に文字を描く方法(pro以上)

通常の文字であれば、平面に文字を作図することはできるのですが、曲面に作図するには文字を分解して貼り付ける方法があります。

【操作方法】

1.円柱の曲面に文字を作図します。文字を入力します。

2.UCSを曲面に移動します。コマンドラインに「UCS」と入力し、「Enter」で決定しオプションの移動の「M」で決定。曲面に移動します。
※UCSがソリッド表面にうまく移動しない場合は、3D図形スナップをONにして移動させます。

3.MENUの「修正」-「テキスト分解」を選択します。この時、すでに文字を選択している場合、すぐにテキストが分解されます。選択していなかった場合は、ここでテキスト分解する文字を選択して、「Enter」で決定します。

4.文字が分解されます。分解した文字も分かりやすいように、赤色に変更しておきます。

5.移動コマンドにて、円柱の曲面に文字を移動します。移動する時には、最初に文字の基点を選択し、移動先は座標を数値で指示して「0、0、10」とZ座標を少し上に浮かせておきます。

6.文字が曲面から少し浮いた位置に移動されます。

7.menuの「作成」-「形状を投影」コマンドを選択します。

8.投影したい文字を選択します。「投影される2D図形を選択、または、指定[…]」と表示されるので「Enter」で決定します。

9.次に「投影対象のリージョン、サーフェス、3Dソリッドを選択・・・」と、表示されるので、投影したい面を選択します。

10.次に「方向を指定[ビュー(V)/UCS/点(P)・・・」と、表示されるので、方向としてオプション「UCS」を選択します。

11.文字が曲面に転写されます。

12.転写した場合、ソリッドなどでは、反対側にも転写されますので、反対面の文字や転写元の文字は削除しておきます。

13.不要な文字を選択して削除しておきます。

14.文字が曲面にそって転写できます。

以上

BricsCADの詳細は以下URLをご覧ください。

BricsCAD メニューを旧バージョンに似せるには

V23のメニューではすべてリボンメニューになっていて、メニューが非表示になっています。リボンメニューを非表示にして、メニューを表示させる方法を説明します。

【操作方法】

1.V23のデフォルトでは、メニューが表示されていません、まず、メニューを表示しましょう。リボンメニューの上にカーソルを移動して、マウスの右ボタンをクリックして、ショートカットメニューから「メニューバー」を選択して、チェックを入れます。

2.一番上に「ファイル」「編集」「表示」等、旧来のメニューが表示されます。

3.リボンメニューを非表示にするには、メニューの「表示」-「リボン(R)」を選択してチェックを外します。

4.リボンメニューが非表示になります。

5.他によく使用するツールバーを表示させたい場合は、再度、ツールバーメニューのある場所にカーソルを移動し、マウスの右ボタンからショートカットメニューを表示させ、「ツルバー」-「BRICSCAD」を選択して、必要なツールバーを選択し、チェックをつければ、画面に表示されます。

以上

BricsCADの詳細は、以下のURLへ

BricsCAD コマンドラインの表示を変えたい

コマンドラインが透明になり、小さくなってしまった場合、大きく旧スタイルに変更する方法です。

【操作方法】

1.下図の赤丸部分の点が縦に4つ並んでいる部分をダブルクリックしてください。

2.旧スタイルの全体表示に変わります。

以上

BricsCADの最新情報は以下のHPへ

BricsCAD 図形を選択して非表示、表示切替

画層に関係なく図形を選択して、非表示にしたり、非表示図形を全て表示にしたり、選択物件以外を非表示にする方法を説明します。

●選択した図形を非表示にする

【操作】

1.「図形非表示(HIDEOBJECTS)」アイコンをクリックします。

2.非表示にしたい図形を選択します。図形はいくつでも選択できます。

3.選択図形を決定すると、非表示となります。

●表示図形を全て表示します

【操作方法】

1.「図形選択非表示終了(UNISOLATEOBJECTS)」アイコンをクリックします。

2.非表示になっていたすべての図形が表示されます。

●選択図形以外を全て非表示にする

【操作方法】

1.「図形選択以外非表示(ISOLATEOBJECTS)」アイコンをクリックします。

2.非表示させておきたい図形のみを選択します。いくつでも選択できます。

3.決定すると、選択した図形のみ表示します。

以上

BricsCAD コンポーネントのプロパティ(Mechanical)

コンポーネントのプロパティとコンテキストメニューは、メカニカルブラウザに表示されます。
コンポーネントには、メイン、挿入、サブコンポーネントがあります。

コンポーネントのアイコン表示

コンポーネント種類レンダリング表示ワイヤフレーム表示非表示
サブコンポーネントを含まないコンポーネント画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-92.png画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-93.png画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-94.png
サブコンポーネントを含むコンポーネント画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-95.png画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-96.png画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-97.png
標準部品コンポーネント画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-98.png画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-99.png画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-100.png
メカニカルブロック画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-101.png画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-101.png画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-101.png
メカニカル外部参照画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-102.png画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-102.png画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-102.png
メカニカル図形画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-103.png画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-103.png画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-103.png
★の外部コンポーネントには緑色の矢印が付きます画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-104.pngまたは画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-105.png
コンテキストメニュー
メインコンポーネントのコンテキストメニュー画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-106.png
・更新:下位コンポーネントの参照図面ファイルを修正すると、カレント図面のメカニカルコンポーネントの階層も最新のものに更新されます。
・表示スタイル→すべてのビューポート:アセンブリ内のすべてのコンポーネントにカレントの表示スタイルを適用します。(SHADEMODEコマンドを参照)
・すべてをローカルに切替:すべてのコンポーネントをローカルコンポーネントに切り替えます。(BMLOCALIZEコマンド参照)
・すべてを外部に切替:すべてのコンポーネントを外部コンポーネントに切替ます。
・新しパラメータを追加:アセンブリにパラメータを新規作成します。
・カスタムプロパティ:図面のカスタムプロパティを定義することができます。インスタンスごとのプロパティセットがある場合は、サブメニューが開きます。ルートコンポーネントのみに適用されるプロパティセットを切り替えるか、「設定」を選択してダイアログを開き、カスタムプロパティを設定します。
インスタンスごとのプロパティセットが存在しない場合は、メカニカルプロパティダイアログボックスが開きます。
・すべて選択:同じ定義を持つすべてのコンポーネントを選択します。
・同じものを選択:同じ名前および同じパラメータ値を持つすべてのコンポーネントを選択します。
・すべてハイライト:同じ定義をもつすべてのコンポーネントをハイライト表示します。
・同じものをハイライト:同じ名前とパラメータ値を持つすべてのコンポーネントをハイライト表示します。
・分解ビューの作成:カレントのアセンブリを分解しブロックを作成します。
・子ノードを再付番:すべての子ノードをその型に従って再付番します。
・子ノードを連続的に再付番:該当する場合、すべての子ノードを連続的な番号付けによって再付番します。例えば、トップレベルのコンポーネントは連続した番号を取得しますが、そのサブコンポーネントの番号は変更されません。
・すべて折りたたむ:メインコンポーネントとすべてのコンポーネント、およびサブコンポーネントを折りたたみます。
・すべて展開:メインコンポーネントとすべてのコンポーネント、およびサブコンポーネントを展開します。

BricsCAD 物理的マテリアルの単位の変更方法

物理的マテリアルの単位を変更する方法を記載します。

【操作方法】

1.物理的マテリアルのフィジカルの「密度」「比熱」「熱伝導度」の単位を変更する方法です。
各数値部分の右側をクリックすると、単位の一覧が表示されるので、変更したい単位を選択します。

変更できます。

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