基本的なサポートファイル
AutoCADファイル | BricsCADファイル |
---|---|
ACAD.PGP | DEFAULT.PGP |
ACAD.LSP | ON_START.LSP |
ACAD.CUIx | DEFAULT.CUI |
ACADDOC.LSP | ON_DOC_LOAD.LSP |
●PGP ファイル
コマンドエイリアスは *.pgp ファイルに保存されます。デフォルトではRoaming ルートフォルダ内のSupportフォルダのdefault.pgpファイルが使用されます。
ーAutoCADで使用していたACAD.pgp ファイルをコピーし、BricsCADのSupportフォルダに貼り付け、名前を「DEFAULT.pgp」に変更して使用してください。
●LISP ファイル
BricsCADでは、起動すると、自動的にON_START.LSP というAutoLISPファイルを探し、そのファイルにあるコードを実行します。BricsCADがそのファイルを見つけることができるように、ドフォルトのSupportフォルダか、フォルダパスを指定して使用してください。
ーAutoCADで使用していたACAD.LSP ファイルをコピーし、BricsCADのSupportフォルダに貼り付け、名前を「On_Start.LSP」に変更して使用してください。
●ツールパレット
ツールパレットは、ユーザーの効率を向上させ、一般的に「ベストプラクティス」の一部であり、既存のCADプラットフォームからインポートできます。
[移行説明]
AutoCADにて
・任意の図面で、「CUSTOMIZE」と入力してカスタマイズウィンドウを開きます。
・ツールパレットを右クリックし、「書き出し」を選択します。
・.xtp を保存する場所を選択します。ファイル。
・ターゲット・システム(またはターゲット・プログラム)で、CUSTOMIZEコマンドを入力します。
・パレット名を右クリックし、「エクスポート」を選択します。
・目的のフォルダを参照します。
・「閉じる」をクリックします。
BricsCADにて
・ツールパレットパネルを開きます。
・ツールパレットパネルで右クリックして「パレットをカスタマイズ」を選択すると、カスタマイズダイアログボックスが開きます。
・カスタマイズダイアログのパレット欄を右クリックして、コンテキストメニューから読み込みを選択します。
・パレットを読み込みダイアログでフォルダを選択し、パレットファイル( .btc or .xtp)を選択します。
・「開く」ボタンをクリックするか、ダブルクリックしてパレットをインポートします。パレットが「パレット」リストに追加されます。
・閉じるボタンをクリックしてカスタマイズダイアログを閉じます。
●プロッター/PC3/PMPファイル
BricsCADは、AutoCADのプロッタ、PC3ファイル、及びPMPを使用できます。
ー AutoCADの場所から現在のプロッタファイルを見つけ、BricsCADサポートフォルダにコピー/貼り付けしてください。
PC3ファイルはローミングルートフォルダ内の plotconfig サブフォルダに保存されます。
周辺機器のコピー
ー プロッタ管理コマンドを使用、既存のアプリケーションからBricsCAD の PlotConfig ウィンドウにPC3/PMP ファイルをコピーします。
Windowsのシステムプリンター設定は、プロッター設定ファイル( .PC3ファイル) に格納されています。AutoCADとは異なり、BricsCADのPC3プロッター環境設定ファイルはWindowsシステムプリンタにのみ適用されます。
プロッター設定ファイルでは、コンピュータにインストールされているシステムプリンターの1つまたは、複数の設定をオーバーライドすることができます。BricsCADに多数の印刷/印刷デバイスを設定でき、1つのデバイスごとに複数の環境設定を保持できます。
●CUIコンポーネントの移行
[移行説明]
ー AutoCADにてカスタム要素のみのクリーンなCUIを作成し、そのファイルを開きます。
AutoCAD CUI 転送タブを使用してカスタム CUI 要素をエクスポートします。部分 CUI を保存します。 BricsCAD のCUI に部分的な CUI を読み込みます。
BricsCAD のデフォルト CUI を開き、右クリックして「部分CUI ファイルのロード」を選択し、AutoCADで保存した 部分CUI ファイルを選択し、「ワークスペースへ 要素の追加/読み込み」を選択します。
以上