BricsCAD パネルの配置状態の変更

パネルをタブ付パネルにドッキングさせるか、ポップアップを折りたたみ可能なタイプにするかの設定方法

●スタックタイプの設定

・タブ付きドッキング可能スタック

【操作手順】

1.ツールバー上にカーソルを移動し、マウスボタンを右クリックします。コンテキストメニューが表示されるので、[パネルスタッキング]-[タブ付のドッキング可能なスタック]を選択します。

2.パネルはタブ付パネルにドッキングされます。

・ポップアップを含む折りたたみ可能スタック

【操作手順】

1.ツールバー上にカーソルを移動し、マウスボタンを右クリックします。コンテキストメニューが表示されるので、[パネルスタッキング]-[アイコンで折りたたみ可能なスタック]-[描画領域上で展開します]を選択します。
※「展開時に描画領域のサイズを変更します」を選択した場合、ポップアップパネルは作図領域を狭めます。

2.パネルは、画面の左側または右側のアイコンストリップにドッキングされます。

以上

BricsCAD 線分を最適化する

 線分と線分の隙間を無くしたり、ほぼ垂直または、水平な線分を補正し、正確に90°の線分に修正します。また、ほぼ45°線分に対しても、正確に45°の線分に修正します。
※このコマンドは線分に対してのみ有効です。ポリラインやその他の図形に対しては動作しません。

●線分補正

【手順】

1.コマンドラインに「OPTIMIZE」と入力します。

2.「2D線分を最適化」ダイアログが表示されるので、ここで、修正したい線分の公差を指定します。

3.図面全体を選択するか、選択図形を選択する場合は、赤丸部分をクリックし、図形を選択します。

4.適正化したい図形を選択し、[ENTER]で決定します。

5.90°、45°、隙間が補正されます。

6.各線分が補正されます。

以上

BricsCAD 設計業務をするうえで、必要な準備作業

1.作図のルールを決めよう!

設計図面を作図するにあたり、ルールを決めることは重要です。BricsCADを使用するにあたり、以下の項目のルールを決めておくことをお勧めします。

・図面のファイル名
・登録フォルダの名称
・ファイルの管理方法
・図面の尺度
・図面で使用する画層
・使用する線種、線色
・使用する寸法、寸法スタイル
・使用する文字、サイズ、文字スタイル
等、作図方法を統一しておくと便利です。

2.共有するブロックや部品を登録しておく

あらかじめよく使用する、シンボルや部品、記号などは共有部品として登録しておくと便利です。

よく使用する、方位記号、設備記号、シンボル、部品、などを、部品名、配置画層、挿入基点などを決めておくと便利です。

3.テンプレートを準備する

図面も新規から作図し始めると大変不便です。上で決めておいた作図ルールを反映したテンプレートをあらかじめ用意しておき、そのテンプレートから作図すると、図面の書式が統一され、きれいな図面をスムーズに作図することができます。

以上

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