図形を外部参照及びその図面内のブロックにネストされた図形まで延長します。
![](https://i0.wp.com/kbconsul.net/wp-content/uploads/2023/08/image-61.png?resize=720%2C242&ssl=1)
【操作方法】
1.menuの[ExpressTools]-[ブロック]-[ネストされた図形に延長]コマンドを選択します。
![](https://i0.wp.com/kbconsul.net/wp-content/uploads/2023/08/image-62.png?resize=718%2C323&ssl=1)
2.「延長するエッジを選択:」と、表示されるので、外部参照図形にかかる図形を延長するにあたり、関連する図形を選択します。全て選択したら「Enter」で決定します。
![](https://i0.wp.com/kbconsul.net/wp-content/uploads/2023/08/image-63.png?resize=720%2C521&ssl=1)
3.延長したい図形を選択し「Enter」で完了します。
![](https://i0.wp.com/kbconsul.net/wp-content/uploads/2023/08/image-64.png?resize=720%2C345&ssl=1)
4.選択した図形が延長されます。
![](https://i0.wp.com/kbconsul.net/wp-content/uploads/2023/08/image-65.png?resize=720%2C339&ssl=1)
以上
図形を外部参照及びその図面内のブロックにネストされた図形まで延長します。
1.menuの[ExpressTools]-[ブロック]-[ネストされた図形に延長]コマンドを選択します。
2.「延長するエッジを選択:」と、表示されるので、外部参照図形にかかる図形を延長するにあたり、関連する図形を選択します。全て選択したら「Enter」で決定します。
3.延長したい図形を選択し「Enter」で完了します。
4.選択した図形が延長されます。
以上
図形を外部参照及びその図面内のブロックにネストされた図形までトリムします。
1.menuの[ExpressTools]-[ブロック]-[ネストされた図形でトリム]コマンドを選択します。
2.「カットするエッジを選択:」と、表示されるので、外部参照図形にかかる図形をトリムするにあたり、関連する図形を選択します。全て選択したら「Enter」で決定します。
3.トリムしたい図形を選択します。「Enter」で完了しますします。
4.選択した箇所が削除されます。
以上
外部参照およびその図面のブロック内にネストされた図形を、分解やバインドせずにコピーすることができます。
1.menuの[ExpressTools]-[ブロック]-[ネストを複写]コマンドを選択します。
2.「コピー対象の入れ子図形を選択:」と、表示されるので、外部参照図形の一部のみでも選択できます。全て選択したら「Enter」で決定します。
3.「基点を指示・・・」と表示されるので、選択した図形の指示します。
4.移動先を指示します。
5.コピーできます。
以上
DGN、ACIS、FBX、IFCファイルに関して説明します。
DGNファイルは、建築、土木工学、電気工学、機械工学などの分野の設計やプロジェクトに関連する情報を保存するために利用されます。これらのファイルは、2D図面や3Dモデル、設計図などの確実な情報を保持できるため、大規模プロジェクトの設計の共有に適しています。
.dgnファイルは、他の一般的なファイル形式とは異なる独自のフォーマットを使用しているため、特定のソフトウェアで開くことが一般的です。MicroStationやAutoCAD、BricsCADなどの専用のソフトウェアを使用してください。ファイルを編集したり閲覧したりすることができます。
ACISファイルは、3Dモデリングやコンピュータ支援設計(CAD)のためのデータ形式です。ACIS(Geometric Modeling Kernel)は、3Dオブジェクトの幾何学的モデリングと操作を行うためのカーネル技術です。ACISファイルは、このカーネルを使用して作成された3Dモデルの情報を保存するためのファイル形式です。
ACIS ファイルは、幅広い CAD ソフトウェアで使用されており、異なる CAD プログラム間で 3D モデルを共有し、保存する際に利用されます。ACIS ファイルの形式は、複雑な幾何学的形状や曲面を正確にに表現できるために、工業製品の設計やエンジニアリングプロジェクトなど、高度な3Dモデリングが必要な分野で特に重要です。
ACISファイルは通常、「.sat」という拡張子を持っています。これは、Spatial Corporationによって開発されたACISテクノロジーに基づいています。ACISファイルは、ソリッドモデルや曲面、ボリュームなどの3Dデータを保存するために使用され、対応するソフトウェア(BricsCAD)やツールを使用して開くことができます。
FBX ファイルは、主に 3D モデリング アニメーションのために使用されるファイル形式です。FBX は、Autodesk によって開発されたファイル形式であり、異なる 3D アプリケーション間で 3D モデル、アニメーション、テクスチャ、カメラなどの情報を交換するために広く使用されています。
FBXファイルは、多くの3Dデザインやアニメーションソフトウェアでサポートされており、異なるソフトウェア間でプロジェクトを共有したり、データを移動したりする際に便利です。FBXファイル形式は、ゲーム開発、映画制作、アニメーション制作、仮想現実(VR)や拡張現実(AR)プロジェクトなど、広範囲な分野で利用されています。
FBXファイルは、3Dモデルのジオメトリやテクスチャ、アニメーションキーフレーム、ボーン構造、カメラ設定など、様々な情報を保存することができます。このため、異なるソフトウェア間でモデルやアニメーションをあらかじめ共有する際に、FBXファイルが便利です。
FBXファイルは通常、「.fbx」という拡張子を持ち、多くの3Dデザインソフトウェア(Autodesk Maya、Autodesk 3ds Max、Blenderなど)で開くことができます。BricsCADでは書き出すことができます。
IFC(Industry Foundation Classes)ファイルは、建築、土木工学、施設管理などの建築関連の情報を共有するための国際的なオープン標準ファイル形式です。そのため、さまざまなCADソフトウェアやBIM(Building Information Modeling)ツール間で情報を交換しやすくするために使用されます。
IFCファイルは、建築の幾何学的形状、構造、素材、設備などの情報を含めて記述できるため、プロジェクトの異なる段階で情報の共有と連携を容易にします。 、施工、保守などの段階的に情報を継続して管理できるようになります。
IFCファイルは、建築プロジェクトの情報モデリングをサポートするために使用されるBIMソフトウェアで一般的に使用されます。建築設計者、建設業者、施設管理者など、異なる関係者が同じ情報を共有し、連携するための標準的な形式として、IFCファイルは非常に重要です。
IFCファイルは、通常「.ifc」や「.ifcxml」という拡張子を持ち、さまざまなBIMソフトウェアやCADツールで使用されています。BricsCADで読み込み、書き込みができます。
以上
指定したレイアウトの図形を目的のレイアウトに合成します。
1.menuの[ExpressTools]-[寸法記入]-[寸法再自動調整]コマンドを選択します。
2.レイアウト2にレイアウト1の図形を合成します。
3.「LAYOUTMERGE」ダイアログが表示されるので、合成したいレイアウトを選択し「OK」をクリックします。
4.次に合成ベースにしたいレイアウトを選択し、「OK」をクリックします。
5.「空のレイアウトを削除しますか?...」と、表示されるので空のレイアウトタブを削除する場合は、「はい」を、残す場合は、「いいえ」を選択します。削除する場合そのまま「Enter」キーで決定します。
6.空となったレイアウト1タブが削除され、レイアウト2に合成されました。
以上
外部参照およびブロック内の図形のプロパティを表示します。オブジェクトのタイプ、ブロック名、画層名、色、および線種を一覧表示します。
1.menuの[ExpressTools]-[ブロック]-[ブロック属性を表示]コマンドを選択します。
2.外部参照またはブロック図形を選択します。
3.ブロックの「オブジェクト」、「画層」、「色」、「線種」を表示します。「OK」でコマンドが終了します。
以上
選択したビューポートの尺度を表示します。
※このコマンドはLAYOUTタブ(ペーパー空間)でのみ使用できます。
1.先に「Layout」タブ(ペーパー空間)を開いておきます。次にmenuの[ExpressTools]-[レイアウトツール]-[VP尺度表示]コマンドを選択します。
※空間調整はレイアウトタブで使用するコマンドです。モデル空間では使用できません。
2.尺度をしりたいビューポートを選択します。
3.コマンドプロンプトに選択したビューポートの尺度が表示され、コマンドが終了します。
以上
メインのビューポート枠のカスタム尺度を他のビューポート枠に反映させるコマンドです。
1.先にLayoutタブを開いておきます。次にmenuの[ExpressTools]-[レイアウトツール]-[空間調整]コマンドを選択します。
※空間調整はレイアウトタブで使用するコマンドです。モデル空間では使用できません。
2.「参照ビューポートを選択:」と、表示されるので表示尺度を合わせたいビューポート枠を選択します。
3.反映させたいビューポート枠を選択します。良ければ[Enter」で決定します。
4.両方のビューポート枠を選択することにより、それぞれのビューポート枠のカスタム尺度がほぼ同じになります。
以上
モデル空間で指定された長さポイントを、ペーパー空間で同じ距離位置に合わせるコマンドです。
1.先にLayoutタブを開いておきます。次にmenuの[ExpressTools]-[レイアウトツール]-[空間調整]コマンドを選択します。
※空間調整はレイアウトタブで使用するコマンドです。モデル空間では使用できません。
2.レイアウト空間のビューポートがアクティブになりますので、モデル空間の範囲を指定します。
3.ビューポート内のモデル空間にて、1点、2点と指定します。
4.次にペーパー空間にて、1点、2点と指示します。
5.「Enter」キーで決定します。
6.指定した位置に表示されます。
以上
図形や図形上の端点に寸法を連携させます。確認したい寸法線を選択し、コマンドを実行することにより、選択セット内の寸法図形が1つずつハイライトされ、現在ハイライトされている寸法図形の関連付けポイントが表示され関連付けが切れている場合、関連付け指示コメントが表示されます。
1.menuの[ExpressTools]-[寸法記入]-[寸法再自動調整]コマンドを選択します。
2.「図形を選択、または...」と、表示されるので、確認したい寸法線を選択します。「Enter」キーで決定します。
3.寸法線が1つ1つハイライトされ、寸法線の端点の関連付けが無くなった場合、下図のような青×のようなマークが表示されるので、関連付けする図形ポイントを指示します。
4.指示が終わり、マウスをクリックすることにより、次の寸法線のチェックとなり、関連付けされている寸法線に関しては、下図のように青×に□のマークが表示されますので、そのままマウスをクリックして全ての寸法線を確認します。
5.関連付けが外れている箇所は、再度、関連付けされ全ての寸法線が表示され、コマンドが終了します。
以上