BricsCAD 2つの図形の距離を簡単に変更する方法

2つの図形の形状はそのままで、最短の距離を変更する方法です。
矢印側の図形が移動されます。

【操作方法】

1.ステータスバーの「ダイナミック」ボタンをONにしておきます。

2.距離を変更したい2つの図形を選択します。最初に選択した方が元で、2番目に選択した方が矢印側になります。ですから、動かしたくない方を最初に選択してください。

3.数値をマウスでクリックして選択状態にして、変更したい2点間の距離を入力します。

4.入力した数値の距離間隔となります。図形の角度等はそのままで移動されます。最短の隙間を変更したい時に便利です。

以上

BricsCAD 2つのソリッドを合体させる方法(LCONNECT)(Pro以上)

ソリッド間のL接続を作成または変更することができます。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-103.png

【操作方法】

1.リボンMENUの[ホーム]-[ソリッド編集]-[L接続]コマンドを編集します。

2.「接続する図形を選択・・・」と、表示されるので接続したい2つのソリッド図形を選択します。

3.2つの図形が接続されます。接続される形状は「切替(S)」オプションをクリックすることにより変更されます。

4.「切替」オプションをクリックする度に、①から④の形状を繰り返します。「ENTER」で決定します。

以上

BricsCAD 線分どうしを接続しポリライン化します(connect)

Connectコマンドは、V23にて新しく追加されたコマンドです。2Dで作図された図形を結合するためのコマンドです。JOINコマンドとは異なり、図形どうしが繋がっていなくても結合させることができ、ポリラインに変換されます。

【操作内容】

1.リボンmenuの[2D作図]-[修正]-[トリム]-[接続]コマンドをクリックします。もしくは、コマンドラインに「connect」と入力し[Enter」で実行します。

2.「図形を選択、または....」と、表示されるので、接続したい図形を選択します。選択が完了できたら「Enter」で決定します。

3.複数の図形が1つのポリラインに変換されます。

その他の接続

1.離れている直線

2.はみ出してるながっている線分

3.直線と円弧の接続

以上

BricsCAD ブロック化コマンド(BLOCKIFY)

 同一の図形セット(2Dまたは3D)をブロック参照に変換することができます。このコマンドを使用すると、2D図形や3D図形をブロックに変換したり、同じ形状のソリッドをブロックに変換したりすることができます。また、コレクションを検索して入れ子ブロックを作成することもできます。

【操作方法】

1.menuの「ツール」-「ブロック化」コマンドを選択します。

2.「ソース図形を選択、・・・」と、表示されるので、ブロック化したい図形を選択します。この時、ブロック化のプロパティ設定で、「■図面全体を検索」を選択しておきます。

3.ブロック化したい形状を選択します。

4.複数選択できるので、選択が完了したら「Enter」で決定します。

5.ブロック化する時の挿入基点を指定します。

6.図面全体で形状が同じものが自動的に選択されますので、ブロック名を入力し「Enter」で決定します。

7.ブロックで置換するのかの確認です。「置換(R)」をクリックすることにより、チェックマークの部分が変換したブロックに置換されます。

8.このように、同じ形状のものが全てブロックに置換されます。

以上

BricsCAD imageCacheMaxMemoryの設定に関して

ImageCacheMaxMemoryは、BricsCADのImageCacheクラスのプロパティであり、一時的なローカルフォルダに画像をキャッシュするためのメソッドとツールを提供します。ImageCacheは、同じ画像が複数回要求される場合(長い仮想化された画像リストなど)、より良いパフォーマンスを提供するオプションのインメモリキャッシュ層もサポートしています。この種のキャッシュはデフォルトで無効になっていますが、ImageCacheMaxMemoryを所望のサイズに設定することで有効にできます。BricsCADのImageCacheMaxMemoryのデフォルト値は160 MiB(メビバイト)です。

ImageCacheMaxMemoryの適切な設定は、使用しているコンピューターのスペックや、使用しているBricsCADバージョンによって異なります。一般的には、使用しているコンピューターのRAM容量に応じて、ImageCacheMaxMemoryを設定することが推奨されます。RAM容量が多い場合は、より大きな値を設定することができます。ただし、ImageCacheMaxMemoryを大きく設定しすぎると、コンピューターのパフォーマンスが低下する可能性があるため、注意が必要です。

BricsCAD公式サイトでは、ImageCacheMaxMemoryのデフォルト値を使用することを推奨しています。ただし、使用環境によっては、デフォルト値では十分ではない場合があります。その場合は、使用しているコンピューターのスペックやBricsCADバージョンに応じて適切な値を設定することをお勧めします。

最大値は、2147483647 となっているようです。
1MiBは、2の20乗バイトなので約1048576バイト。2147483647バイトは約2047 MiBになります。

以上

BricsCAD 高さを指定して図形を入力する方法(elevation)

図形を入力する為のZ座標(高さ)を指定して図形を入力する方法の説明です。

【操作方法】

1.menuの[設定]-[高さ]を選択します。

2.「ELEVATIONの新しい値・・・」と表示されるので、作図する場合の高さを指定します。例えば「100」を入力します。「Enter」で決定します。

3.この状態で矩形を作図します。

4.高さが100の位置に作図されます。

以上

BricsCAD インターフェース設定 V23(interface)

V23より追加となったインターフェース設定ダイアログボックスでは、BrcsCADワークスペースのインターフェイス表示を管理できます。設定が簡単にダイアログから行えます。

【設定内容】

●レイアウト

  ・クラシック ・・・ インターフェースをクラシックレイアウトに設定します。
             従来のAutoCADのレイアウトに似た感じとなっています。

  

・モダン ・・・・・ インターフェースをモダンレイアウトに設定します。
             新しいBricsCAD V23で導入されたもので、より現代的な外観となっ
             ています。大きめなアイコンとなっています。

  ・ツールバー ・・・ ツールバーのみを使用するレイアウトにインターフェイスを設定し
ます。(リボンは表示しない)

●テーマ

  ・ダーク ・・・・ インターフェースのテーマをダークに設定します。

  ・ライト ・・・・ インターフェースのテーマをライトに設定します。

●パネル表示

  ・ドッキング ・・・・・ パネルをドッキングして整理し、選択したパネルの幅に応じて
モデル空間を縮小します。

  ・フローティング ・・・ パネルをフローティングとして配置します。パネルがフロー
ティングされている為、モデル空間は縮小されません。

  ・タブ ・・・・・・・・ 画面の両側にタブ形式でパネルを整理します。

●一般

  ・ステータスバーを表示

 

 ・コマンドラインを表示

  ・メニューバーを表示

  ・新しいリボンを使用

以上

BricsCAD 3Dミラー(mirror3d)

選択した図形のミラーコピーを3次元空間に作成します。

【操作方法】

1.menuの[修正(M)]-[3D回転(R)]を選択します。

2.「図形を選択:」と、表示されるのでコピーしたい図形を選択します。

3.選択が完了したら、[Enter」で決定します。

4.「ミラーする平面を定義・・・・」と、表示されるので、「Y-Z平面」を選択します。

5.「YZ平面上の点・・・・」と表示されるので、YZ平面の位置を指示します。

6.「元の図形を削除しますか?・・・・」と表示されるので、元の図形を削除する場合は、「はい」を、削除しない場合は、「いいえ」を選択します。コピーする場合は「いいえ」を選択します。

7.図形がコピーされ、コマンドが完了します。

以上

BricsCAD ガイドコピー(copyguided)

図形をコピーする際に、ガイド曲線を使用して、関連するジオメトリに自動的に整列させることができるコマンドです。

【操作方法】

1.menuの[修正(M)]-[コピー(C)]-[ガイドコピー(C)]を選択します。

2.「長方形の最初の点を選択、・・・」と、表示されるので移動したい図形を囲む形で最初の点を指示します。

3.「もう一方のコーナー・・」と表示されるので、図形を含む形で、2点目を指示します。この時、コピーする図形は、周りと違う色で表示されコピーする図形がわかるようになります。

4.すると図のようにガイドの矢印が表示され、このガイドに合う場所に図形をコピーできます。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-215.png

5.このガイドに合う場所があればコピーできます。

6.連続でコピーできるので、「Enter」でコマンドを終了します。

7.このようにガイドが同一で使用できる場所に簡単に連続コピーできます。

以上

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