BricsCADで印刷する場合の設定方法です。

【操作】
1.メニューの[出力]を選択し、左上のプリンターのアイコンをクリックします。

2.「印刷」ダイアログが表示されるので、その中の、「プリンタ」を選択し、右上の「印刷スタイルテーブル」を
「monochrome.ctb」を選択し、「印刷オプション」では、「■印刷スタイルで印刷」を選択し、「印刷」ボタンを
クリックして印刷します。

これで、モノクロで印刷できます。
以上
BricsCADで印刷する場合の設定方法です。

1.メニューの[出力]を選択し、左上のプリンターのアイコンをクリックします。

2.「印刷」ダイアログが表示されるので、その中の、「プリンタ」を選択し、右上の「印刷スタイルテーブル」を
「monochrome.ctb」を選択し、「印刷オプション」では、「■印刷スタイルで印刷」を選択し、「印刷」ボタンを
クリックして印刷します。

これで、モノクロで印刷できます。
以上
モデル空間に文字を入力する方法です。
BricsCADでは、文字を入力する場合あらかじめ「文字スタイル」を設定しておきます。
文字入力コマンドには、文字(ダイナミックテキスト)とマルチテキスト文字コマンドが用意されています。

・文字(ダイナミックテキスト)は、1行で完結している文字です。それを複数行連続で入力することもできます。
・マルチテキストは、テキストエディター的で複数行の文字を一度に作成でき、それらは、連なっています。
通常、よく使用する文字入力です。文字のフォントや書体を変更したい場合、
あらかじめ、「文字スタイル」を設定し切替えて文字入力することができます。
BricsCADでは、モデル空間に実物大で作図していきます。
そのことを考えて文字の大きさを決め入力していくことが必要です。
実物大で作図した図面を最終的に、各用紙の大きさに縮小して印刷しますので、
用紙に何mmの文字を入力するか決める場合、その縮小分、文字を拡大して入力することが必要です。
例えば、文字高さは紙図面上5mmで印刷したい場合、対象物を1/100に縮小して印刷する場合では、
5x100=500 とする必要があるので、文字高さは、500mmで作図する必要があります。
文字フォントを「MS UI ゴシック」として文字スタイルを登録します。
メニューの「ツール」-「図面エクスプローラ」-「文字スタイル設定」を選択します。
図面エクスポローラ-文字スタイル設定ダイアログが表示されます。
「新規」アイコンをクリックします。すると、「新規スタイル1」の項目が追加されます。
文字スタイル名を変更します。
文字スタイル名:UI ゴシック
縦横比を 0.8 に変更します。
「保存されたフォント」に「MS UI Gothic」を選択します。
(※日本語フォントの縦書き用スタイルを作成したい場合、
接頭に”@”の表示されているフォントを使用してください。)

変更できたら、図面エクスプローラの文字スタイル設定ダイアログの右上のxをクリックして閉じます。
最初に文字スタイルを変更します。下のステータスバーにある座標値の右側にある「Standard」の文字をクリックします。

図面エクスプローラの「文字スタイル設定」ダイアログが表示されるので、
作成した「UI ゴシック」の「現在」の欄をクリックし、文字スタイルを
「Standard」から「UI ゴシック」に変更し、ダイアログを閉じます。

左端にある「作成」ツールバーの文字アイコンをクリックします。

最初に、文字を入力したい場所の開始点をクリックします。
次に文字の高さを入力します。ここでは、5 と入力します。
回転角度は 0° で良いのでそのまま、「ENTER」をクリックします。
最後に文字を入力します。
「BricsCAD 文字入力」
と、入力し「ENTER」で決定します。
再度、「文字入力2」
と、入力して「ENTER」キーをクリックしますと、最初の入力文字の
下に入力されます。連続で、入力することができます。
再度、「ENTER」をクリックすると、文字入力コマンドが終了します。

(1) 拡張子がshx (CADフォント)
特徴)
・線文字のフォントで印刷時に線の太さを反映できます。
・ビッグフォントを設定する必要がります。設定していない場合、全角文字が表示できません。
※ビッグフォントには Japanese.shx を選択してください。
・よく使用するCADフォント
monotxt.shx、romans.shx、simplex.shx、txt.shx 等
・Windowsの環境には依存しない。
・画面上の表示速度が速い、ファイルの容量を小さく抑えられる。
(2) 拡張子がshx 以外 (TrueTypeフォントなど)
特徴)
・活字体フォントで印刷時に線の太さは反映されません。
・ビッグフォントの設定をする必要はありません。
・よく使用するTrueTypeフォント
Arial、MSゴシック、MS明朝 等
・Windowsの環境に依存する。
以上
BricsCADにて2点間の長さを簡単に調べる方法
BricsCAD V19より2つの図形を選択することにより、簡単に2点の最短距離が表示され、編集することができるようになりました。
ただし、最短の距離となりますので、任意の位置での距離測定は、これまでと同じ操作方法となります。
1.最短距離を調べたい1つの図形を選択します。

2.もうひとつの図形を選択します。
すると、2点間の最短の距離が表示されます。

3.距離を変更することにより、図形を移動することができます。
この時最初に選択した図形が固定され、2番目に選択した図形が移動されます。

【操作】
1.メニューの[ツール]-[問い合わせ]-[距離]を選択します。

2.コマンドラインに「距離を計測する始点:」と表示されるので、1点目の始点を選択します。
3.次に「終点」と表示されるので、2点目を選択します。
すると、コマンドラインに距離、角度等が表示されます。

4.繰り返しとなりますので、「Esc」か「Enter」で終了です。
BricsCAD V20の動作環境
・Windows7,8,10に対応しています。
まず、旧パソコンでBricsCADのアクティベートを解除します。次に、新しいパソコンにBricsCADをインストールしてアクティベートを実行してください。
●旧PCのアクティベートを解除
・BricsCAD
●新PCのアクティベート
・BricsCAD
※プロファイルのバックアップは、旧パソコンのアクティベートを解除する前に行ってください。
その後、新PCにてアクティベートした後、バックアップを取り込み下さい。
それぞれの移設方法を説明します。
1.BricsCAD V19以前の場合
BricsCAD V19 アイコンからBricsCADを起動します。

2.メニューの「ヘルプ」-「ライセンス管理」を実行します。

3.右上の「ライセンスを管理」をクリックし、ライセンス管理ダイアログが表示します。

4.左下の「アクティベート解除…」を実行します。
※インターネットに接続されている状態で行ってください。

1.BricsCAD V20の場合
BricsCAD V20 アイコンからBricsCADを起動します。

2.BricsCADを起動したら、[ヘルプ]-[ライセンス管理]をクリックします。

※V20は起動時のランチャーからもライセンス管理を起動できます

BricsCADランチャが起動せず、「ホーム」画面になる場合、右下に「□起動時にBricsCADランチャを表示する」に、チェックを入れて、一旦、BricsCADを終了し、再度、起動してください。次の起動から「BricsCADランチャ」が表示されます。
3.ヘルプからの[ライセンス管理]を起動すると、以下のようなライセンス管理ダイアログが表示するので、一番上の[ライセンス管理]を再度をクリックし実行します。
すると、次の画像の「Bricsysライセンス管理」ダイアログが表示されます。

ランチャーからライセンス管理を起動した場合、以下のようなライセンス管理ダイアログが表示するので、左下の「アクティベート解除…」をクリックし実行します。

4.メッセージに従って解除してください。この時、インターネットに接続しておく必要があります。
1.BricsCAD V23の場合
BricsCAD V23 アイコンからBricsCADを起動します。

2.BricsCADを起動したら、[ヘルプ]-[ライセンス管理]をクリックします。

3.ヘルプからの[ライセンス管理]を起動すると、以下のようなライセンス管理ダイアログが表示するので、一番上の[ライセンス管理]を再度をクリックし実行します。

4.「Bricsysライセンス管理」ダイアログが表示されます。
左下の「アクティベート解除…」をクリックし実行します。

■BricsCAD ソフトウェアのダウンロード
BricsCADはいつでも、最新ソフトウェアが、Bricsysのホームページよりダウンロードしていただけます。
ダウンロードサイトは以下です。
https://www.bricsys.com/ja-jp/
1.ホームページの「BricsCADを使い始める」をクリックします。(2023/12/27 現在)

2.「BricsCADをダウンロード」と表示されるので、ここから、「ログインはこちら」をクリックしてダウンロードします。

この時、まだ、「Bricsysアカウント」登録していない場合は、①の「アカウントの作成」欄の項目をクリックしてBricsysのアカウントを登録し、ソフトウェアをダウンロードしてください。
アカウント登録は既に、「Facebook」、「Google」、「Linkedln」等のアカウントをお持ちの場合、そちらでも登録できます。パスワードを忘れている場合は、②の「パスワードをお忘れですか?」をクリックして再登録してください。

3.登録が既に済んでいる場合は、メールアドレス、パスワードを入力しログインします。
「BricsCADをダウンロード」のページに移動するので、「BricsCADをダウンロード(Ver)・・・」ボタンをクリックしてソフトウェアをダウンロードしてください。

この時、古いバージョンのソフトウェアをダウンロードしたい場合は、①の「VerNO」をクリックし、必要なバージョンのソフトウェアをダウンロードしてください。
次にライセンスNoの確認方法を説明します。BricsCAD V20よりライセンス情報は、メールで送信されなくなりましたので、
ご自身にて、Bricsysのホームページ上から、ログインし確認していただく必要があります。
ソフトウェアのダウンロードにてサイトにログインした状態より説明します。
1.サイトにログインした状態で、右上の人のマークと名前 ①をクリックします。

2.メニューが表示されますので、①の「ライセンスの管理」を選択します。

3.「私のライセンス」のページが表示されますので、ここでライセンスNoを確認できます。
※ライセンスNoは 数字と「ー」 も必要です。
最後はログアウトして閉じてください。
インストール作業をした後に行います。
1.表示にそってインストール作業を行い、インストール作業が終了しますと、「・・完了しました。」
と、表示されるので、□BricsCADを起動します。にチェックを入れ、「完了」ボタンをクリックします。

2.「BricsCADランチャ」が表示されますので、「ライセンス管理」ボタンをクリックします。

3.「Bricsysライセンス管理」ダイアログが開くので、ライセンスキーの枠にライセンスNoをー付きで入力します。
ライセンスキーは 4文字-4文字-4文字-6文字-4文字 となっています。「OK」を押して完了です。

4.「ライセンスはアクティベートできました」と表示されたら、完了です。

プロファイルには、設定した環境が保存されます。ツールバーなどを自分でカスタマイズなどしている場合、
プロファイルを書き出し、新しい環境に取り込むことができます。
1.プロファイルの管理を起動
メニューの[ツール]-[プロファイル管理]を選択します。

2.「ユーザープロファイル管理」ダイアログが表示されます。
その中で、プロファイル名にチェックが付いているものが現在使用されている環境です。
書き出ししたいプロファイルを選択し、[書き出し]ボタンをクリックします。

3.「プロファイルを書き出し」ウィンドウが表示されるので、これをわかるところにファイル名を入力し保存します。
ダイアログは閉じます。

4.新しいパソコンで、保存したプロファイルをコピーします。BricsCADを起動し、[ツール]-[プロファイル管理]を起動し、
[読み込み]ボタンをクリックして、保存したプロファイルを選択し、[開く]ボタンで読込みます。

5.「プロファイルを読込み」ダイアログが開いて、プロファイル名を変更することもできます。
そのままでよければ、[OK]をクリック。同じ名前がある場合は、上書き確認が表示されます。
もうすでに、なんらかのプロファイルがある場合は、読み込んがプロファイルを選択し、
[カレントにセット]ボタンをクリックします。

6.選択したプロファイルにチェックが付き、カレントの設定に変更されます。[OK]で閉じます。

以上
マウス右ボタンクリックで表示されるメニューのカスタマイズに関して説明します。
※くれぐれも自己責任にて作業をお願いいたします。
※defaultのプロファイルのメニューをカスタマイズした場合、BricsCADのバージョンアップ時に上書きされる場合がありますので、ご注意ください。

マウス右ボタンで表示されるメニューに多くの種類が用意されています。
基本的によく使用するメニューは、
1.デフォルト(何も選択していない時にマウス右ボタンクリック)
2.編集(図形を選択している時にマウス右ボタンクリック、選択時のオブジェクトの種類で内容が変わります。)
3.コマンド(設定にて、コマンド実行時にメニューを表示にチェックがある場合、コマンド実行時にマウス右ボタンクリックで表示)
に、なるかと思いますが、それ以外に選択する図形によりメニューが変わります。
それぞれに、よく使用するコマンドを割り付けることにより効率がアップできるかと
思います。
例でいいますと、
1.文字の選択時
2.ブロックの選択時
3.ポリラインの選択時
それぞれの項目で追加、削除していけば、オリジナルメニューが作成できます。
では、カスタマイズの方法を説明します。
1.メニューのツールバーからは、[ツール]-[カスタマイズ]を選択します。
リボンメニューからは、[管理]-[カスタマイズ]-[カスタマイズ]です。
マウスからは、ツールバーアイコンがある場所で、マウスの右ボタンをクリックし、表示されたメニューから[カスタマイズ]を選びます。



2.起動すると、「カスタマイズ」ダイアログが開きます。

3.カスタマイズダイアログの[メニュー]タブの[BRICSCAD]の[コンテキストメニュー]の項目がショートカットメニューの項目になります。
4.[コンテキストメニュー]-[デフォルト]の項目が、デフォルトのショートカットメニューの内容となります。
この、コンテキストメニューの中のそれぞれの項目を編集することにより、ショートカットメニューがカスタマイズできます。

5.コマンドを追加する場合は、右側の「利用可能なツール」のあるウィンドウから、ドラッグ&ドロップでもってきます。
カスタマイズで独自にコマンドを作成する場合も、まず、右側の窓のツールを作成し、左側のメニューに移動して使用します。

6.具体的に、デフォルトのショートカットメニューに[線分]と[文字]コマンドを追加してみます。
[線分]と[文字]コマンドは右側の[作図]の項目の中にありますので、[作図]の項目の[+]の部分をクリックして項目を開きます。
[線分]は上の方に、[文字]は下の方にあります。

7.線分と文字を1つづつ選んで、ドラッグ&ドロップで左側のメニューの[デフォルト]の[繰り返し(R)]の下にもっていきます。
その時は、[——]の項目を選択すれば、上のコピーすることができます。ドラッグ&ドロップで持ってきても、元のツールの項目は
消えません。コピーとなります。左側にメニューの配置位置を間違えて場合も、ドラッグして移動することができます。

8.これで、完了となれば、カスタマイズダイアログを閉じます。閉じる時に「変更は保存するか」聞いてくるので、保存しておきます。
デフォルトのショートカットメニューを表示してみます。同じように、編集の時や、オブジェクトの種類による編集のメニューもカスタマイズできます。

9.不要な左側のウィンドウのコマンドは、選択して「delete」キーで削除すればOKです。
左側のコマンドを削除しても、右側のコマンドは消えませんので、必要になった場合は、再度、追加できます。

以上
図形スナップを一時的に選択した図形スナップのみにする方法です。
【操作方法】
1.キーボードの[SHIFT]キーを押しながら、マウスの右ボタンをクリックします。

2.「中心」を選択します。

3.図形スナップは一時的に「中心」のみとなり、中心にスナップされます。

4.スナップが終了すると、再び、元の図形スナップ設定状態に戻ります。
●V23 の追加された図形スナップ
BricsCAD V23には標準では21種類の図形スナップが用意されています。


「OSOPTIONS」システム変数の「寸法補助線の端点を無視」オプションを無効にして、寸法補助線の図形スナップを有効にします。寸法線にスナップさせることができます。
BricsCAD V18には20種類の図形スナップが用意されています。
それらの図形スナップの使い方を説明します。


ある基点からxいくら、Yいくらの座標値から図形を作図したい場合などに使用します。
※コマンドが実行中で無い場合にクリックしてもエラー表示となります。
作図コマンドを実行した後に選択し、実行してください。
(例)
・円をあるポイントから、x方向に50、Y方向に50の位置に作図したい場合。
【操作】
1.円コマンドを実行
2.図形スナップ「1時トラッキング点」を選択
3.基点となるポイントをクリック(この時、図形スナップが表示されない場合は、交点や端点など、基点となるポイントを選ぶことが出来る図形スナップを選択し、基点を選んでください。
その場合でも「一時トラッキング点」は有効です。
4.トラッキングラインが表示されるので、ダイナミック入力で、Y方向に50を入力し、「ENTER」をクリック。
5.Yの50の位置から再度トラッキングラインが表示されるので、X方向に50を入力し、「ENTER」をクリック。
6.連続で複数指示することができます。このポイントでよければ、「ENTER」をクリックし、完了します。
7.「一時トラッキング点」コマンドが終了し、最後の点が円の作図ポイントとなります。
8.最後のポイントに円を作図します。

ある2点を指示するとその中間点に図形を作図、移動させることができます。
※コマンドが実行中で無い場合にクリックしてもエラー表示となります。
作図コマンドを実行した後に選択し、実行してください。
(例)
・円をある2点の中間ポイントに作図したい場合。
【操作】
1.円コマンドを実行
2.図形スナップ「2点間の中点にスナップ」を選択
3.基点となる2つのポイントをクリック(この時、図形スナップが表示されない場合は、交点や端点、中心など、基点となるポイントを選ぶことが出来る図形スナップを選択し、基点を選んでください。
その場合でも「2点間の中点スナップ」は有効です。)します。
4.円の作図基点が、選択して2点の中間に決定されていますので、ここで円を作図します。


図形の端点にスナップします。


図形の中点にスナップします。


図形上のもっとも近い点にスナップします。


円、円弧などの中心点にスナップします。


矩形などの閉じたポリラインとスプライン、平面3Dポリライン、リージョン、3Dソリッドの平面の重心にスナップします。


他の図形の垂直点にスナップします。



線分の始点を指示し、平行に作図したい図形の上にカーソルを移動すると、平行スナップマークと赤のプラスマークが表示され、作図中のラインが平行位置に戻ると、ポイントした図形と平行にガイドラインが表示されます。


円、円弧、楕円、楕円弧に接する点にスナップすることができます。


円、円弧、及びポリライン円弧の四半円点へスナップします。


テキストとブロックの挿入基点にスナップされます。


点図形へスナップします。


図形の交点へスナップします。


図形同士が延長線上で交わる点にスナップします。
(例)
・2つの線分の延長上の交わる交点に円を作図したい場合。
【操作】
1.円コマンドを起動します。
2.図形スナップ「仮想交点スナップ」を選択します。
3.片方の線分にカーソルを移動すると「延長仮想交点」のマークが表示されるので、表示された時点で
線分をクリックします。
4.そして、もう片方の線分にカーソルを移動すると、2つの線分の延長線上に「仮想交点」マークが表示
されるので、その時点でマウスをクリックします。
5.円の半径を入力して、円が作図できます。


2つの図形の延長した交わる交点にスナップします。「仮想交点」と同じような動作となります。
(例)
・2つの線分の延長上の交わる交点に円を作図したい場合。
【操作】
1.円コマンドを起動します。
2.図形スナップ「延長交点スナップ」を選択します。
3.片方の線分の延長したい方の端のカーソルを移動し、しばらく置いておくと、
端の赤い十字マークが表示されます。その状態で、カーソルを線分の延長線上に移動すると、
ガイドのラインが表示されます。
4.次に、もう片方の線分の延長したい方の端にも同じようにカーソルを移動して置くと、
十字のマークが表示され、延長線のガイドラインと、先程の線分の延長線上の交わる点に
両方の図形からガイドラインが表示され、交点にスナップできます。その時点でクリックします。
5.円の半径を入力し作図します。

図形スナップを解除します。

「OSNAPZ」を「図形スナップ高度は無視」に設定し、スナップした点のZ座標を「ELEVATION」システム変数の現在の値に置換します。
Z座標時が違う図形同士の交点をとり、Z座標が0の位置に図形を作図することができます。
※「DUCS」はONにしておきます。図形スナップの目印の形状はそのままで、色が紫色となります。


「OSOPTIONS」システム変数の「ハッチングを無視」オプションを無効にし、ハッチングのスナップを可能にします。ハッチング図形にスナップします。

「OSOPTIONS」システム変数の「負のZ方向に図形スナップ」オプションを無効にして、ダイナミックUCSがアクティブなときに負のZ値での図形スナップを可能にします。
Z座標が異なる図形同士の交点をとり、作図したいZ座標の位置に作図することができます。
以上
BricsCAD のバージョンにより表示方法が若干違います。各バージョンでの表示方法を説明します。
V20から表示させるメニューの位置が変わっています。
【操作】
1.メニューの[表示]-[リボンバー]にチェックを入れて表示させてください。

BricsCAD V19 からデフォルトでリボンメニューの表示となっています。
通常のクラシックなメニューに変更したい場合は、「ワークスペース」選択ウィンドウで「2D作図(ツールバー)」を選択してください。

BricsCAD V18以前では初期起動ではリボンメニューは表示されていません。
AutoCADを使用されていた場合、リボンメニューになれている方は使いたいかと思います。
表示方法は簡単です。
【操作】
1.ツールバーが表示されている位置であればどこでも良いので、マウスのカーソルをその位置に移動し、マウスの右ボタンをクリックします。
メニューが表示されるので、「リボン」の項目にチェックを付けるだけです。
ここで、いろいろなメニューの表示・非表示が可能です。

2.チェックを付けるとすぐにリボンメニューが表示されます。
