BricsCAD URL編集(ExpressTools)

ハイパーリンクで埋め込まれたリンク情報を編集します

【操作方法】

1.メニューの[ExpressTools]-[ウェブツール]-[URL編集]コマンドを選択します。

2.リンクの埋め込まれた図形を選択し、決定します。リンク表示ウィンドウが表示されます。編集して[OK]ボタンで更新されます。

以上

BricsCAD URL一覧確認(ExpressTools)

このコマンドは、ハイパーリンクで埋め込んだURLを一覧で表示するツールです。
ハイパーリンクで埋め込んだ図形が無い場合、何も表示されません。

【操作方法】

1.ハイパーリンクにて図形にリンク情報を割付しておきます。

2.メニューの[ExpressTools]-[ウェブツール]-[URL一覧]を選択します。

3.リンクされている情報が一覧で表示されます。この一覧から編集、置換もできます。

以上

BricsCAD 簡単なアニメーションの作成(回転) Mechanical

簡単な回転板をアニメーションにて動かす方法を説明します。アニメーションを作成する為には、コンポーネントを作成し、距離拘束や角度拘束を使用してコンポーネントを指定することにより、アニメーションを設定することができます。
※コンポーネントとは、「構成要素」「部品」などを意味します。

●1つの回転板をアニメーションにて動かす設定

1.コンポーネントの登録方法

【操作方法】

1.一旦、回転板の軸となる円柱(赤丸の円柱)をコンポーネント登録します。

2.メニューの[メカニカル]-[アセンブリ]-[コンポーネント形成]を選択します。

3.コンポーネント作成する円柱を選択し、「Enter」で決定します。

4.次に保存方法は「ローカル」を選択し、軸部品の基点を指示します。
※外部にするかローカルにするかは自由に選択してください。

5.コンポーネントの名前を指定し登録します。

6.これでコンポーネントとして軸が登録されました。

2.3D拘束の設定(同心円、角度、固定)

アニメーションをする場合、3D拘束が必要となりますので、直線運動の場合は、距離拘束、回転運動の場合は、角度寸法拘束を設定しておく必要があります。

【操作方法】

1.同心円拘束を使用して、軸を回転板の中心に配置します。リボンメニューの[3Dパラメトリック]タブを選択し、[同心円]を選択します。

2.回転板の穴の側面と軸の円柱の側面を指定します。

3.軸が自動的に回転板の穴に配置され、メカニカルブラウザに「同心円」として登録されます。

4.回転板を回転させる為、軸を固定します。[固定]コマンドを選択し、軸ブロックを選択し、「Enter」で決定します。
※この時ブロック全体を選択してください。面などの選択になっていないか注意してください。

5.固定として登録されます。
ブロック全体が選択状態となります。

6.最後に「角度寸法」拘束を指定します。[角度寸法]コマンドを選択します。コマンドラインに「1番目の図形を選択、または、指示・・・」と表示されるので、[ブロック(BL)]を選択します。

7.コマンドラインに「ブロック参照を選択:」と表示されるので、回転板ブロックを選択します。

8.コマンドラインに「相対座標系サブ図形を選択・・・」と表示されるので、「YZ平面」を選択します。この時の座標系は、回転方向と90°に向かう面の座標平面を指定します。

9.「2番目の図形を選択...」と、表示されるので、ここでも再度、[ブロック(BL)]を選択します。

10.次に「軸」ブロックを選択し、相対座標系サブ図形では「YZ平面」を選択します。

11.最後に角度を指定しておきます。動かしたい角度を指定してしてください。

12.角度拘束の項目が表示されます。

13.メカニカルブラウザの角度寸法拘束を選択し、マウス右ボタンのショーットカットメニューの[アニメイト]をクリックすることにより、簡単な動作が確認できます。

<<動画再生>>

これで、3D拘束の指示は完了です。

3.アニメーションの設定

アニメーションの設定は、距離拘束、角度寸法拘束に対して指定する必要がありますので、アニメーション設定の前には各設定を行っておきます。

●回転体が1つの場合

【操作方法】

1.メニューの[表示]-[アニメーション編集]コマンドを実行します。

2.アニメーション編集パネルが下側に開きます。

3.「カメラ」と表示されている箇所をクリックし、「平面角度_5」を選択し、左端にある水色の+ ボタンをクリックします。

4.タイムラインの下に「平面角度_5」の項目が追加されますので、右の + ボタンをクリックし表示時間を調整します。最初に 0.03秒の表示時間が水色の帯で追加されますので、設定した時間に修正します。

5.表示時間はマウスで水色の帯の端をつかんで、ドラッグして伸ばすこともできますし、右端のパラメタウィンドウで、それぞれの項目を編集できます。終了時間を1秒、終了値を360 と入力します。終了値はここでは処理する角度を入力します。回転板を180°動かすか、360°動かすのか設定します。

6.アニメーションの再生ボタンをクリックすると、表示は下の図のように一時停止ボタン表示に変わり、回転板が360°回転します。

<<動画再生>>

●回転体が2つの場合

【操作方法】

1.


以上

組図からの部品作成方法(Pro)V23

ワークスペースをモデリングにて組図を作成し、その組図から部品をそれぞれ個別部品として保存し、外部参照とする方法を説明します。

【操作方法】
1.組図面を作成します。メニューの[ツール]-[ブロック作成]を選択します。
「メカニカルブラウザ」パネルが開きます。

2.組図から1つ1つ部品を登録します。メニューの「メカニカル」-「アセンブリ」-「コンポーネント形成」を選択します。

3.登録したい部品を選択し、「Enter」で決定します。

4.部品登録時の挿入基点を指示します。

5.「メカニカルコンポートネントを保存」ウィンドウが開くので、部品名を入力し部品を登録します。

6.部品が外部参照で登録されます。

7.同じ形状のソリッドを自動的にブロック化することができます。メニューの「ツール」-「ブロック化」を選択します。

8.登録した「部品A」を選択します。オプションとしては「等しいソリッドと一致(E)」を選択しておきます。選択し「Enter」で決定します。

9.検索範囲として「図面全体(E)」を選択します。

10.同じソリッドが図面全体からチェックされ選択され、同じ部品として登録されます。

同じようにしてその他の部品を登録していきます。

●外部参照の部品の色を変更したい場合

【操作方法】

1.メカニカルブラウザにて色を変更したい部品を選択し、マウスの右ボタンをクリックしてショートカットメニューから「開く」を選択します。

2.外部参照の部品が開くので、プロパティパネルにて色を変更します。

3.組図に移動し、メカニカルブラウザから部品組図を選択して、マウス右ボタンのショートカットメニューから「更新」を選択します。

4.外部参照部品の色が変わります。

以上

BricsCAD レイアウトを挿入する方法(BIM V23)

レイアウト空間にレイアウト図形を挿入する方法を説明します。この機能は、V23からBIMのコマンドとなります。

【操作方法】

1.他の図面のレイアウト図形を挿入したい図面のレイアウト(ペーパー空間)を開きます。
この時、挿入したい図面も読み込みLAYOUT図面も表示しておきます。
例)A図面のレイアウトに、B図のレイアウト図形を挿入したい場合

2.コマンドラインに「INSERTLAYOUT」と入力し、実行します。「図面を選択」ダイアログが開きます。レイアウト図形を挿入したい図面を選択します。

3.次に、レイアウトタブが複数ある場合、挿入したいレイアウト図形のあるレイアウトタブ名を入力し、「ENETR」で決定します。

4.レイアウト図形が表示されるので、挿入基点を指示して図形を挿入します。
ブロックとして挿入されます。

以上

BricsCAD 投げ縄選択(V23)

デフォルトの設定で、使用できるようになっていない場合、使用する為の設定をします。

【使用方法】

1.メニューの[設定]-[設定]を選択します。設定ダイアログが表示します。

2.「プログラムオプション」-「選択」-「自動で指示」を選択し。
■クリック時、マウスが図形上に無ければ、選択投げ縄ツールを作図します
に、チェックを入れて「設定」ダイアログを閉じます。

3.マウス左ボタンをクリックしたままの状態でマウスを移動します。

4.マウスは自由に移動して囲うことができます。

5.図形に沿って細かく動かすことができます。

6.マウスのクリックを外すことにより図形が選択できます。

以上

BricsCAD 図面リカバリーマネージャー(V23)

BricsCADが異常終了した場合、再起動したときにリカバリーされた図面を管理する機能です。

【操作方法】
1.BricsCADが突然異常終了してしまった場合、再起動すると、左下隅に上図のような「図面リカバリー」というメッセージが表示されます。ここで、「パネルを開く」をクリックします。

2.「図面リカバリーマネージャー」ダイアログが表示されます。この時異常終了したファイル名が表示されるので、復旧したいファイル名が表示されたら、「>」部分を選択し内容を確認します。

3.ファイル名を選択すると「詳細」にファイルの内容が表示されます。
拡張子が「.sv$」と表示されている場合、自動保存ファイルが残っている場合です。

4.ファイル項目をダブルクリックすることにより、そのファイルを読み込むことができます。内容を確認し最終保存することができます。

以上

BricsCAD 寸法線間隔を等間隔にする(V23)

寸法線を選択し、指定した間隔に調整するコマンドです。
このコマンドは、コマンド起動のみとなります。
コマンド名:DIMSPACE

【操作方法】

1.コマンドラインに「DIMSPACE」と入力し、「Enter」で決定します。

2.最初に等間隔にする為の、1つの基本となる寸法線を選択しておきます。
コマンドラインに「基本寸法を選択・・・:」と表示されます。

3.次に「間隔を調整する寸法を選択・・・・:」とコマンドラインに表示されるので、基準にする寸法線以外の調整したい寸法線を選択します。「Enter」で決定します。

4.コマンドラインに「新しい値を入力、または、[自動(A)]・・・:」と表示されるので、等間隔にしたい数値を入力します。
そのまま、「Enter」で[自動(A)]を選択した場合、現在の寸法文字高さの2倍の間隔で高さが設定されます。
例:文字高さが2.5mmの場合、寸法線間隔は5mmとなります。

5.基準となる寸法線から指定した間隔に並び替えられます。

以上

BricsCAD キーボードショートカット

キーボードに割り付けているコマンドです。

キーボード説明
F1BricsCADヘルプを開きます。
F2コマンドウィンドウの表示を切り替えます。
F3図形スナップの on/off の切替
F43D図形スナップの on/off の切替
F6ダイナミックUCSの on/off の切替
F7グリッドの表示 on/off の切替
F8直交モードの設定の on/off の切替
F9スナップの on/off の切替
F10極トラッキングの設定を on/off 切替
F11図形スナップトラッキングの設定を on/off 切替
F12クワッドカーソルメニューの表示を on/off 切替
Alt+F8VBAのマクロ実行
Alt+F11VBAマクロの編集エディタを起動します
Ctrl+1プロパティパネルの表示/非表示の切替
※テンキーは使用できません
Ctrl+2図面エクスプローラの起動
※テンキーは使用できません
Ctrl+9コマンドラインの表示/非表示の切替
※テンキーは使用できません
Ctrl+0メニューを非表示にし、作画範囲を広げます。on/off
※テンキーは使用できません
Ctrl+Aすべての図形を選択します
Ctrl+Bスナップの on/off の切替
Ctrl+C選択内容をクリップボードへコピー
Ctrl+F検索と置換 コマンドの実行
Ctrl+Gグリッドの表示を切替
Ctrl+Iステータスバーの座標表示の設定を切替
Ctrl+J直前に使用したコマンドを繰り返します
Ctrl+Nテンプレートを選択し、新しい図面を開きます
Ctrl+O新しい図面を選択し開けます。
Ctrl+P印刷ウィンドウを開きます。
Ctrl+QBricsCADを終了します。
Ctrl+Rビューポートを切り替えます。
Ctrl+S現在の図面を保存します。
Ctrl+Vクリップボードの内容を貼り付けます。
Ctrl+Alt+V指定した形式でクリップボードの内容を貼り付けます。
Ctrl+Shift+Vクリップボードの内容をブロックとして貼り付け
Ctrl+X選択図形を切り取り、クリップボードに貼り付けます。
Ctrl+Y元に戻した最後の操作をやり直します。
Ctrl+Z最後の操作を元に戻します。
Ctrl+右矢印選択図形を右方向へ微調整します。
Ctrl+左矢印選択図形を左方向へ微調整します。
Ctrl+上矢印選択図形を上方向へ微調整します。
Ctrl+下矢印選択図形を下方向へ微調整します。

BricsCAD VLXファイルに関して

AutoCADで使用されているAutoLISPをコンパイルしたVLXファイルは、BricsCADでは使用することができません。

BricsCAD の同等物は .DES ファイルとなります。ソース .LSP を使用するか、.DES を使用して再コンパイルする必要があります。

以上

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