プロパティ管理は、BricsCADソフトウェア内でオブジェクトやエンティティに関連するプロパティ(属性や情報)を管理する機能を指します。
BricsCADのプロパティ管理では、以下のような機能や操作が可能です。
1.オブジェクトのプロパティ設定:BricsCAD内のオブジェクト(線、図形、テキスト、ブロックなど)に対して、さまざまなプロパティを設定できます。例えば、線の色や線種、図形のサイズや角度、テキストのフォントやスタイルなどを指定できます。
2.画層管理:BricsCADでは、オブジェクトを論理的にグループ化するための画層と呼ばれる概念があります。プロパティ管理では、オブジェクトが所属するレイヤーを設定し、それに関連するプロパティを管理します。例えば、画層ごとに表示や非表示を切り替えたり、色や線種を指定したりすることができます。
3.ブロックのプロパティ設定:BricsCADでは、再利用可能なオブジェクトをグループ化してブロックとして保存できます。プロパティ管理では、ブロックに対して固有のプロパティを設定できます。例えば、部品のブロックには部品名や個数、付属品の情報などを持たせることができます。
4.プロパティの編集と抽出: BricsCADでは、設定されたプロパティを編集したり、特定のプロパティを抽出したりすることができます。これにより、設計やドキュメント作成の効率が向上し、一貫性のある情報管理が可能になります。
BricsCADのプロパティ管理は、CADデザインプロセスにおいてオブジェクトやエンティティに関連する情報の管理を容易にするための機能です。設計データの整合性や一貫性を確保し、効率的な作業を支援します。
プロパティパネルがプロパティバーに表示されていない場合、プロパティバーから不要なプロパティを削除する方法などは、下記動画をご覧ください。
BricsCAD V23 パネル追加方法(youtubeでご覧ください)
【操作方法】
プロパティを表示させる方法
プロパティアイコンをクリックし表示させる | menuの[表示]-[プロパティ]のチェックを入れる |
●図形のプロパティ情報
1.線分情報
プロパティパネルから「色」「画層」「線種」「線種尺度」「座標」「長さ」「角度」の変更ができます。直接項目の値を変更してください。
2.円の情報
3.文字情報
全ての図形情報を選択し、プロパティ管理で確認、変更することができます
以上