BricsCAD V23新機能

●基本機能の強化ポイント

 1.TIPSの強化(ヒントパネル)

コマンドの説明や操作方法を、より詳細に案内します。初心者の方でも、次にどんな操作が必要かすぐに確認できます。

 

 2.AI Assist 機能(アシストパネル)

AI Assist タブが追加されました。次の操作で使用できる機能やオススメの機能に簡単にアクセスできます。
BricsCAD使用状況データプログラムにサインアップすることが必要です。
パネルは、BricsCADを1~2日間使用した後にコマンド表示状態になります。

 3.図面診断ツール

図面の容量と精度を自動で改善し、最適な状態に保つ機能です。
最初に処理したいルーチンを作成し、以下の3つのモードで実行できます。
・「エクスプレス」モード:すべてを自動的に実行し、最後にレポートを提供します。

・「インタラクティブ」モード:すべてのステップを手動でチェックし、すべてのタスクを微調整します。

・「シミュレーション」モード:ルーチンが行う予定のすべての変更のレポートを表示します。図面は変更されません。

 4.図面修復管理(リカバリーマネジャ)

CADが落ちた際に素早く復旧しやすくなりました。突然にダウンしたCADの自動保存ファイルを簡単に素早く復旧できるようになりました。自動保存ファイルがある場合、「図面リカバリーマネジャー」に表示されます。

 5.名前削除

ダイアログが表示され、ダイアログから操作できるようになりました

 6.Express Tools

人気のアドオンソフトである「Express Tools(拡張ツール)」がBricsCADに標準搭載されました。これにより60以上の便利な機能が利用できます。

※日本語リボンメニューで使用できます

※日本語メニューで使用できます

  7.インターフェース設定

レイアウト設定を簡単に変更することができるようになりました。

 8.接続(Connect)コマンド

一括で選択し角合わせや延長線をつなぐことができるコマンドです。接続されたあとはポリライン化されます。

9.配置アレンジ コマンド

図形の整列や等間隔の配置を容易にするコマンドです

10.投げ縄選択

デフォルトではOFFになっているので、[設定]にてONにしてご使用いただけます。選択には少しコツがいりますが、入り組んだ場所の図形の選択ができます。

11.配列検出(ARRAYDETECT)コマンド

配列検出コマンドは、メニューにはありませんので、コマンド名を入力して実行します。
「ARRAYDETECT」と、入力します。均等に整列して並んだ図形を検出して、配列図形に変換されます。配列図形に変換されると、プロパティから、列、行の数、間隔を簡単に変更できるようになります。

●製造業向け機能(Mechanical)

1.ACM対応強化

ACMタイプの機械製図記号についてダイアログからの作成・編集が可能になり、ACM図面の活用がより容易になりました。

詳しくは、以下のURLで

2.パワーディメンジョン

新しいインテリジェントなPowerDim機能により、2D寸法を簡単に追加できます。
寸法線や寸法値に記号、文字、装飾を追加することができます。

3.2D/3D溶接ツールキット

2D製図図面に溶接表現や記号を、3D製造モデルには溶接ビードやシンボルを簡単に追加できます。

溶接記号入力ウィンドウ

4.拡張された部品表機能

BIMオブジェクトなどを部品表に組み込むことができます。


●建築・建設業向け機能(BIM)

1.平面ビューモード

BricsCAD BIMは、ダイレクトモデリングまたは、まったく新しい平面ビューモードを使用して設計をモデリングする究極の柔軟性を提供し、平面図でのモデリングの使い慣れた操作性を提供します。

2.HSPC ネイティブ形式のサポート

点群にすでに存在するメタデータを活用して、Hexagon Smart Point Cloud形式で読み込む際に、領域、スキャン位置、分類でスキャンをフィルタリングします。

3.部品表マネージャー

以前はMechanicalでのみ利用可能だった部品表メネージャーがBricsCAD BIMに統合され、数量拾い機能が大幅に向上しました。

4.BCF課題の作成

新しいBCF課題を作成し、お気に入りのBCFクラウドサービスにアップロードできます。


以上

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