BricsCAD V13新機能

BricsCAD V13新機能一覧

BricsCAD V13 新機能一覧

●V13の主な新機能

  • アセンブリモデリング
  • トップ – ボトムレベルの部品表
  • アセンブリ拘束
  • キネマティック解析
  • 印刷とユーザーインタフェースの向上
  • マルチラインとワークセットのサポート
  • 2D作図の寸法機能の向上
  • マルチスレッドでの再作図表示

新機能紹介

アセンブリモデリング(Platinum)

・アセンブリモデリングは、複雑な製品をモデリングするため、メカニカルコンポーネントの階層構造の中で.dwgファイルを扱うことを可能にします。

 トップダウンとボトムアップの両方の手法で製品を組立て、様々なメカニカルコンポーネントの面やエッジ間に簡単で強力な3D拘束を加えてアセンブリを構成します。

 既存の図形を使用して(他のCADからインポートされたものを含む)メカニカルコンポーネントを形成すること、あるいは何千ものX-部品ライブラリ(スクリュー、ナット、ベアリングなど)を使用することができます。

 メカニカルブラウザでコンポーネントの階層を確認したり、特定のコンポーネントを非表示にして複雑なアセンブリの可視性を高めることも可能です。

キネマティック解析(Platinum)

モデルパーツを移動/回転させて、リアルタイムにキネマティックな問題を解決します。

メカニカル部品表(Platinum)

図面内で使用されているメカニカルコンポーネントのトップレベルやボトムレベルでリストを作成します。

ダイナミックUCS(Platinum)

 ダイナミックUCS機能が有効になったことで、図形作成時にソリッドの面に自動的に座標系をセットすることが可能になりました。コマンドがアクティブな状態でマウスポインターを動かすと、ハイライトされた面に座標系のXY平面がセットされます。コマンド終了時には、元のUCSが復元されます。

クワッドツールによるレンダリングモードでの3Dダイレクトモデリング(Pro,Platinum)

BricsCAD Proはネイティブ.dwg環境でダイレクトモデリングを提供します。データ変換の必要性はありません。クリック数を最小にまで減らす “クワッドツール” により、レンダリングモードでのモデリングが非常に簡単になりました。

2D/3D拘束(2D拘束はClassic以上、3D拘束はPlatinumのみ)

BricsCADは幾何拘束機能を使用し、ダイレクトソリッドモデリングに対する強力なツールを提供します。ソリッドモデルは、構成要素間の拘束を定義付けして修正することできます。面、またはエッジの配置を修正する3D拘束がある場合、この拘束はモデリング作業中保持されます。この機能により、どんな3Dモデルのフィーチャーもパラメーター化することが可能です。

V13から3D拘束に「剛体セット」が追加されました。これは、図形やサブ図形群のセットを剛体として定義できる 新しいコマンドです。

強力な3Dレンダリングエンジンとマテリアル編集(Pro,Platinum)

BricsCADは極めて強力なレンダリングエンジンを持っており、常時レンダリングモードで作業することを可能にします。マテリアルや光源は、図面エクスプローラーのマテリアルセクション内で作成、編集することができます。

Chapoo接続(Classic 以上)

Chapooでファイルのアップロードや友人/同僚とのファイル共有が可能になりました。クラウド環境でファイルを閲覧し、注釈やコメントを残すことができます; ファイルのダウンロードやソフトウェアのインストールは必要ありません。

ダイナミック入力とダイナミック寸法(Classic 以上)

ダイナミック寸法は図形を作成/編集中に利用可能です。グリップポイントを移動する時、全ての関連した寸法がリアルタイムで表示され、そしてダイナミック入力でまとめて修正することができます。
 また、「TAB」キーを何回か押すことにより、修正したい箇所の寸法入力場所そのものも切り替えることが可能です。

連携寸法(Classic 以上)

寸法は形状が変更された時に自動的に更新されます。ユーザー様はペーパー空間内のモデル空間に書いた図形の寸法を変えることさえ可能であり、モデル空間内の図形を修正すると、これらが更新されるのが確認できます。寸法は端点、中点、そして垂線などといった図形のスナップポイントに関連付けることができます。

設定管理(Classic 以上)

設定ダイアログ内で、ユーザー様は全ての設定の現在の値を確認、また変更することができます。設定はアルファベット順、または、分類、グループ分けされたツリー表示で確認することができます。内蔵された検索機能により、設定を素早く直感的に探すことができます。

Mline – マルチライン(Classic 以上)

Mlineコマンドは複数の平行線を作成します。図面エクスプローラーからマルチラインスタイルを作成/編集できます。

●属性管理

BATTMAN (ブロック属性管理): このコマンドはブロック定義の全ての属性プロパティと設定を編集することを可能にし、全てのブロック参照で変更を同期させます。

ビューポートごとのグラフィックデバイス

この新機能は、様々なシェードモードを持つ各レイアウトの複数ビューポートを印刷することを可能にします。例:  隠線処理、レンダリング、ワイヤフレームなど。

シートセット管理(Classic 以上)

シートセットとは、複数の図面ファイルからシート(レイアウト)を拾い出し、1つにまとめて整理し、名前を付けて管理したものです。シートセット管理は、既存のシートセットを管理したり、一から新規のシートセットを作成、あるいは、テンプレートシートを元にシートセットを作成することを可能にします。シートセットをパブリッシュ、印刷、eトランスミットすることが可能です。

ページ設定(Classic 以上)

ページ設定を使うことにより、作図の印刷をしたい時に毎回、印刷ダイアログの上のオプションの全てを調べる必要はなくなりました。全ての設定はページ設定に保存することができます。そして、このページ設定はこの後ペーパー空間のレイアウトにも適用できます。ページ設定は作図内に保存でき、図面間でコピーすることもできます。

パブリッシュの改善(Classic 以上)

シートリスト内のシートの順番を逆にすることが可能になりました。パブリッシュのバックグラウンド処理のオプションが追加されました。

画層フィルター

画層プロパティを使用し、画層にフィルターをかけ、再利用のためフィルターを保存できます。カレントの画層フィルターはオプションにより図形プロパティツールバーの画層コンボボックスに適用できます。

画層エクスプローラー

レイアウト毎のビューポート(VP)の色、VPの線種、VPの線の太さ、VPの印刷スタイルの欄が追加されました。

ブロック管理

開いていない図面のブロックを閲覧し、図面エクスプローラーの新規ブロックパネルからカレント図面にこれらのブロックを挿入できます。

外部参照編集

外部参照編集ツールは、外部参照の実体(Xrefs)を編集することを可能にし、また、インプレース参照編集で、現在の図面内でブロック挿入もできます。外部参照編集は、ユーザー様が編集している参照の一部、もしくは図面全体、もしくはブロック内の全ての図形で動作します。

コマンドラインの機能向上(Classic 以上)

コマンドの入力時に、小さなポップアップウィンドウが自動でコマンドリストの候補を表示します。現在の入力が一つのコマンドにのみ合致する場合は自動でコマンド入力が実行されます。

●図面エクスプローラ V11-V12-V13の違い 

新しく、マルチラインスタイル、シートタブが追加されました。

●ページ設定

ページ設定を使うことにより、作図の印刷をしたい時に毎回、印刷ダイアログの上のオプションの全てを調べる必要はなくなりました。全ての設定はページ設定に保存することができます。そして、このページ設定はこの後ペーパー空間のレイアウトにも適用できます。ページ設定は作図内に保存でき、図面間でコピーすることもできます。

●切断面(Pro 以上)

ユーザー様は図面内の切断面を定義付け、また保存することができます。これは画面上で、3D図形のライブ断面を表示したり、2Dの切断面や3D断面図をブロックとしてエクスポートしたりするためのものです。

●表示スタイル

表示スタイルの実行により、Bricscadは画面上でどのように3D図形が表示されるか管理することを可能にします。また、面やエッジがどのように見えるか、また背景や影、素材や光を表示するかどうかを管理することもできます。

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