BricsCAD V12の新機能を紹介します
●レンダリングモードでの3Dダイレクトモデリング
・クワッドツールによるレンダリングモードでの3Dダイレクトモデリングでは、ネイティブな.dwgでのダイレクトモデリングを提供します。編集したい要素にあったメニューが表示されるので、作業効率が大幅にUP!
●設計意図機能
例えば、同一半径の孔が複数ある図形を考えてみましょう。1つの円筒面上の半径が修正された時、これを同期させるため、同じ直径を持つその他の面も自動的に認識、また修正されるのです。
●2Dと3D拘束機能
Bricscadは、幾何拘束機能を使用し、ダイレクトソリッドモデリングに対する強力なツールを提供しています。ソリッドモデルは、構成要素間の拘束を定義付けして修正することできます。面、またはエッジの配置を修正する3D拘束がある場合、この拘束はモデリング作業中、保持されます。この機能により、どんな3Dモデルのフィーチャーもパラメーター化することが可能です。
●クワッドインターフェイス
面に対してプッシュ/プル
エッジに対してフィレット、面取り
クリック数を最小にまで減らす “クワッドツール”
●新高速ラスターエンジン
大きなビットマップファイルに対してさらに対応した、自社開発の新マルチプラットフォームエンジン。
●ハッチングのトリムとハッチングパターンのカスタマイズ
ユーザー様は、ユーザー定義のハッチングパターンを作ることができ、またハッチングのトリムや、グラデーションの塗りつぶしをすることもできます。
●新PDFエンジン
この新PDFエンジンはPDFアンダーレイをより速く使うことを可能にします。PDFファイルを作図にアタッチし、PDF内の形状にスナップさせることができます。
●図面エクスプローラ V11-V12 の違い
新しく、表示スタイル、ページ設定、切断面が追加されました。
●ページ設定
ページ設定を使うことにより、作図の印刷をしたい時に毎回、印刷ダイアログの上のオプションの全てを調べる必要はなくなりました。全ての設定はページ設定に保存することができます。そして、このページ設定はこの後ペーパー空間のレイアウトにも適用できます。ページ設定は作図内に保存でき、図面間でコピーすることもできます。
●切断面
ユーザー様は図面内の切断面を定義付け、また保存することができます。これは画面上で、3D図形のライブ断面を表示したり、2Dの切断面や3D断面図をブロックとしてエクスポートしたりするためのものです。
●表示スタイル
表示スタイルの実行により、Bricscadは画面上でどのように3D図形が表示されるか管理することを可能にします。また、面やエッジがどのように見えるか、また背景や影、素材や光を表示するかどうかを管理することもできます。