BricsCAD リリースノート(V17以前-V8)

V18-V20リリースノートはこちら
V22-V23 リリースノートはこちら

ご注意(V17)

BricsCADR (Windows) V17 は、BricsCADの旧バージョンとは、別にインストール・ご使用が可能です。
レンダリング、3Dモデリング、作図ビューをご使用になりたい場合は、Pro または Platinum ライセンスが必要です。
3D拘束、メカニカルアセンブリ設計、変形モデリングをご使用されたい場合は、Platinumライセンスが必要です。
BIM設計機能をご使用されたい場合は、BricsCAD PlatinumライセンスとBIMライセンスの両方が必要です。
板金設計をご使用されたい場合は、別途、板金ライセンスと BricsCAD Platinum ライセンスが必要です。
BricsCAD V17 では、Communicator V16はご使用になれません。 Communicator V17 へのバージョンアップが必要です。 サポートされているフォーマットについては、Communicator のリリースノートをチェックしてください。
アプリケーション: BricsCAD V17 は、Visual Studio 2013 (プラットフォームツールセット = v120)でコンパイルされています。 C++ のDLL拡張子のファイルは、同じプラットフォームツールセットでコンパイルする必要があります。
問題があれば、サポートリクエストへご連絡ください。

08.08 2017 Version 17.2.12

改良

ビュー生成
VIEWBASE(作図ビューを生成)、VIEWSECTION(断面ビュー)、VIEWDETAIL(詳細ビュー)コマンドの処理過程(プレビュー生成、外部.dwgファイルの処理)のパフォーマンスが改善されました。

修正

監査
楕円作図時の開始パラメータと終了パラメータの値が0.0の場合、DXFファイルの読み込み中に省略記号の終了パラメータ(DXF42)が2PIに置き換えられるようになりました。 修正前は、そのような省略記号は破棄されていました。
SR70018
コンポーネント入力
配列オプションが使用されたとき、コマンドがダイナミック入力を誤って応答する問題を修正しました。
メカニカルブラウザ
[置換]コンテキストメニュー項目を使用すると、誤ったファイル名によりプログラムがクラッシュする問題を修正しました。
板金
エッジフランジを作成 同じタイプの隣接フィーチャーの場合、ジャンクションフィーチャーが作成されない問題を修正しました。
フォーム 分解されたものを正しく戻せない問題を修正しました。
シートセット
空白または空白のみのプロパティ値を持つシートセットが正しく読み込まれない問題を修正しました。
SR74892
PDF印刷
合字を含むフォントを使用してテキストを印刷すると、一部の文字が欠落する問題を修正しました。例:Calibri
SR76103
文字表示
3D表示スタイルを使用して寸法文字または表のセルを編集するとき、元のテキストが編集されたテキストと一緒に表示される問題を修正しました。
SR69071
翻訳
BricsCAD各国語バージョンの複数の問題を修正しました。
SR75892SR76252SR74171SR75961SR76168
PDF印刷
TempフォルダがPlotOutputPathの代わりに出力フォルダとして使用される問題を修正しました。
SR75805SR75843

  • BHATCH
    “-BHATCH _プロパティ ? *” の結果がハングアップする問題を修正しました。SR75915
    クリップボードにコピー/貼り付け
    クリップボードにコピー/貼り付けが、デフォルト以外のUCSを使用すると失敗する可能性がある問題を修正しました。
    SR75741
    Eトランスミット
    3Dオンライン閲覧のためのデータファイルが常に生成され、関連する設定を無視する問題を修正しました。
    PDFパブリッシュ
    場合によっては、複数のシートPDFにCTAB値のフィールドが正しくパブリッシュされない問題を修正しました。(ネスティング、アクティブなレイアウトによって異なります)。
    SR75856
    ビューポート
    ロックされたビューポートで、コマンド中にパン/ズームを使用すると、ロックされたビューを変更することができる問題を修正しました。V17.2から再発。
    SR75819
    外部参照
    [外部参照貼り付け]ダイアログの[名前]フィールドには、フルパス指定が含まれたファイル名は受け入れられない問題を修正しました。
    SR75914
    ブロック書き出し
    ブロック名はWBLOCKダイアログにてアルファベット順にソートされない問題を修正しました。
    SR74844
    ポリライン編集
    UCSがWCSと異なり、ポリラインと線がUCS XY平面にある場合、ポリラインと線を結合するオプションが誤動作する問題を修正しました。
    SR73748
    パブリッシュ
    Print As PDF.pc3 で出力されたファイルの拡張子が ‘.pdf’ ではなく ‘.plt’ となる問題を修正しました。
    SR76215
    フロム
    FROMオフセットオプションと組み合わせると、XYZフィルタが望ましくなく適用される問題を修正しました。
    SR76160
    ツールパレット
    「プロンプト回転」オプションがNOに設定されているツールパレット上のブロックが現在の座標系ではなくWCSに合わせられてしまう問題を修正しました。
    SR76516
    アプリケーション開発

BRX
ルートメカニカルコンポーネント(BMMECHコマンドで追加されたもの)を含む図面では、AcConstraintsGroup::addConstraint() が失敗する問題を修正しました。
SR76365
BRX
AcDbSubDMesh:setVertexTextureArray が、メッシュのテクスチャマッピングを更新できない問題を修正しました。
SR72546 SR72032
BRX
BRX BIM サンプルのアプリケーション: Ice.libに対するリンクを修正しました。
SR75795
CONTEXTMENU
Ctrl+右クリックで、デフォルトのコンテキストメニューが表示され、割り当てられたカスタムメニューが無視される問題を修正しました(V17.2.06から再発)。
SR75521
COM
IAcadToolBarsおよびIAcadToolbarインターフェイスのget_LargeButtons()およびput_LargeButtons()の実装が修正されました。
SR75941
DCL
リストボックスにテキスト行を追加する問題を修正しました – より短い行が前に追加された場合、長い行が間違って切り捨てられていました。
SR76387

12.06 2017  Version 17.2.08

新規

TEXTEDITMODE
テキスト編集コマンドDDEDITの自動繰り返しをコントロールするシステム変数です。

0: 複数編集モード (キャンセルするまでコマンドを繰り返す) (デフォルト)
1: 単一編集モード (1つのテキストを編集するとコマンドが終了)
2: 自動編集モード (あらかじめ選択したテキストが単一か複数かでモードが変わる)

SR75364
Sketchup読み込み
64bit版のBricsCADで、2017形式のSketchupファイルが読み込み可能となりました。 Sketchup読み込みが、BricsCAD Platinumで利用可能になりました。

改良

BIM断面結果画層
2Dの結果形状は、3Dソリッドで使用されている複合材のマテリアル名に対応する画層に配置されるようになりました。 断面の設定は、交差境界、交差面、背景ラインの画層を定義します。 対応する2D形状がこれらの画層に配置されます。 これらの画層にキーワード ‘* EntityLayer *’が含まれている場合、BricsCAD BIMはこのキーワードを、BIMオブジェクトにアタッチされた複合材で定義されたマテリアル名で置き換えます。 デフォルトのBIMSECTION設定にこのキーワードが含まれるようになりました。
寸法エクスプローラ
‘寸法マスク ギャップサイズ’プロパティが追加されました。
eトランスミット
保存されていない文書の変更は、eトランスミットをブロックしなくなり、代わりに警告が表示されるようになりました。
IFC読み込み
IFCファイルのインポート時のパフォーマンスが向上し、メモリ使用量が削減されました。
IfcArbitratryProfileDefWithVoidsのバグが修正されました。
SR74692
敷地、建物、建物の階のプロパティが読み込めるようになりました。
同じIFCファイルを複数回インポートしたときのバグが修正されました。
メカニカルブラウザ
アセンブリでエラーが見つかった場合の詳細な診断メッセージを追加しました。 例えば、いくつかのパラメトリックコンポーネントを再計算できなかったり、コンポーネント定義ファイルが失われたりすることです。
投影種類の設定
デフォルト値は、MEASUREMENT設定に従って設定されます。 インチ系の場合は第三角法が使用され、ミリ系は第一角法が使用されます。
Sketchup読み込み
Sketchupファイルのインポート時のパフォーマンスが向上し、メモリ使用量が削減されました。
BMUPDATE
モデル空間で実行されたときは、生成された図面ビューは更新されません。 ペーパー空間では、選択されたビュー、また、”モデル全体”オプションが使用された場合はすべてのビューが更新されます。
図面エクスプローラ
図面に格納されたパスが見つからなかった外部参照、画像、PDFアンダーレイを更新したとき、パスの場所を提案するようアルゴリズムを改善しました。
SR72860
フィールド
数千のフィールドを持つ図面のフィールドパフォーマンスが向上しました。
SR74626
フォント
無効なSHP/SHXフォントファイルが使用されたときの安定性が向上しました。 これは、無効なフォントをFONTALT設定で指定されたフォントに自動的に置き換えることによって実現されています。SR71796SR74353
画層状態
新しい画層状態を作成するときは、現在選択されている画層状態の”復元する画層プロパティー”が使用されるようになりました。
SR75057
マテリアルコンボ
画層パネルと画層エクスプローラで使用されるマテリアルコンボは、大文字と小文字を区別せずソートされるようになりました。
プレビュー
BricsCADプリンタドライバ PrintAsPdfにプレビュー機能が追加されました。 プレビューPDFファイルがシステムのTempフォルダに生成され、PDFファイル表示の登録アプリケーションで開かれます。
SR74187SR75205
パブリッシュ
シートセットパネルからパブリッシュしたときパブリッシュオプションが保持されるようになりました。
SR75278
レンダリングマテリアル
RedWayマテリアルのプレビューレンダリング速度が向上し、マテリアルブラウザでのマテリアルプレビューのライティング表示が改善されました。
ビュー回転の中心点
マウスを使用したリアルタイムのビュー回転において、ビュー回転の中心点は、ビューポートの中心点を使用せず、カーソルの下にある図形から取得されるようになりました。 図形がカーソルでホバーされていないとき、回転中心点はビューポート内の図形の中心で設定されます。
断面ビュースタイル
図面エクスプローラで対応する断面スタイルの位置設定を編集した後、未修正の断面識別子が正しく更新されるようになりました。
ズーム
クワッドと選択プレビューは、望ましくない干渉を避けるためスクロールズーム中には無効となりました。

修正

誤植:以下の2つの修正はV17.2.07のリリースノートに記載されていましたが、実際には含まれていませんでした。現在は含まれています:
異尺度寸法
破損した図面から余分なスケールを削除すると、クラッシュが発生する可能性がある問題を修正しました。
SR75701
PLINECACHE
PLINECACHEを有効にすると、プロキシオブジェクトを含む図面ファイルを開くとクラッシュする可能性がある問題を修正しました。
SR75207

  • DIMSTYLE
  • DIMSTYLEコマンドの’V’オプション(変数)により、プロンプトが復元され表示されることがある問題を修正しました。
    翻訳
    ‘Physical Materials’ダイアログの False/Trueオプションの翻訳に失敗する問題を修正しました。
    SR75781
    翻訳
    VIEWSECTIONコマンドのデフォルトオプションが翻訳できない問題を修正しました。
    印刷
    クリッピングされた境界線を持つラスタイメージを印刷または印刷プレビューすると、クラッシュが発生する可能性がある問題を修正しました。
    SR74492SR75804
    WMS(Web Map Service)
    特定のWMSサーバーのパラメータの解析に失敗する問題を修正しました。
    SR75788
    異尺度寸法
    破損した図面から余分なスケールを削除すると、クラッシュが発生する可能性がある問題を修正しました。
    SR75701
    属性
    複数行属性が望ましくなく回転する問題を修正しました。
    BMUPDATE
    ユーザー提供図面のアセンブリ内のコンポーネントを更新することで、未処理の例外が発生する問題を修正しました。
    SR75149
    境界作成
    境界の作成中に最初のループのみが強調表示される問題を修正しました。V17.2から再発。 V17.2
    SR75111
    互換性
    AutoCADが、BricsCADで保存された3Dソリッドのシルエットラインを読み取ろうとした際にクラッシュする問題を修正しました。
    SR74649
    CVPORT
    全体のペーパー空間ビューポートがオフになっている図面ファイルがCVPORT -1となり、PSPACEコマンドが動作不能になる問題を修正しました。
    SR75495
    寸法マスク
    重複した区切りを持つ寸法により、COPYCLIPおよびSAVEコマンドが失敗する問題を修正しました。Dimbreakコマンドは同じマスク図形の複数の追加を防ぐようになりました。
    SR75315
    表示
    ユーザー提供の、ロフトされた多数の3Dソリッドの表示が失敗する問題を修正しました。
    SR70411SR71983
    表示
    Altキーを単独で押し続けると、予期せずAlt-Homeビューの変更が発生する可能性がある問題を修正しました。
    DISPSILH
    DISPSILHがオンで、図面に非常に大きな座標を持つ3Dオブジェクトがある場合にレイアウトを切り替えると、ハングアップが発生する可能性がある問題を修正しました。
    SR75463
    JPEG2
    jpeg2イメージファイルのセルユニットタイプが不明な場合は、ミリをデフォルトのセルユニットタイプとして使用します。
    SR75572
    翻訳
    エラーメッセージとViewDetailStyleダイアログに関する翻訳の問題を修正しました。
    SR75273
    オフセット
    膨らみが0.002の図面単位より小さいポリラインセグメントのオフセットが正しくない問題を修正しました。
    SR74612
    PDFLAYER
    PDFアンダーレイの画層が、PDFLAYERコマンドを使用してオン/オフを切り替えることができない問題を修正しました。
    SR75507
    PLINECACHE
    PLINECACHEを有効にすると、プロキシオブジェクトを含む図面ファイルを開くとクラッシュする可能性がある問題を修正しました。SR75207
    印刷スタイル
    印刷ダイアログで新しいプロットスタイルテーブルを作成した後、新しいスタイルが作成されますが、”無し”と表示される問題を修正しました。
    SR75354
    印刷スタイル
    複数行テキストのバックグラウンドマスクフレームが、プロットスタイルの設定に従わない問題を修正しました。
    SR69782
    プロキシ
    AcDbViewRepプロキシを含む図面をロードするときにクラッシュが発生する問題を修正しました。SR75617
    パブリッシュ
    シートセットマネージャからのパブリッシュではシート番号は考慮されていなかったため、シートに同じ名前が付いている場合は、そのうちの1つだけが処理される問題を修正しました。
    SR74843
    パブリッシュ
    .dsdファイルを読み込んだ後、 “パブリッシュ”の選択肢が更新されなくなる問題を修正しました(V17.2.06から再発)。
    外部参照編集を閉じる
    Refcloseコマンドが、外部参照図面に重複したオーバーレイ項目を追加する問題を修正しました。
    SR70235
    .SCRファイル
    BricsCADの起動時に.scrファイルをBricsCADに自動的に再割り当てする機能が削除されました。
    SR73530

    表内の数式の評価でクラッシュが発生する問題を修正しました。
    SR75366
    テンプレート図面
    自動ビューポート作成の失敗の原因となる、不要な全体的なビューポートを、Default-mm.dwtとMechanical-metric.dwtのペーパー空間レイアウトから削除しました。
    スウィープ
    ユーザー提供のサンプルスウィープがV17以降では失敗する問題を修正しました。
    SR74433
    ビュー選択
    「ソリッド」ハッチングパターンを選択すると、エラーダイアログボックスが表示される問題を修正しました。
    異尺度対応マルチテキスト
    異尺度対応マルチテキストの位置が、位置を変更して図面を保存し終了、再オープンした後に間違っている問題を修正しました。
    SR74864
    属性
    複数行属性の背景マスク設定が正しく保存されなかった問題を修正しました。
    SR75226
    BASEFILE
    WSCURRENTの値がプロファイルに含まれていなかった場合、ユーザープロファイルインポート時にBASFILEおよびその他の変数がリセットされる問題を修正しました。
    SR74763
    コンポーネント形成
    孤立したコンポーネントのパラメータが、3D拘束にリンクされていないジオメトリにコマンドが適用された場合に表示される事がある問題を修正しました。
    コンポーネント入力
    回転オプションが2回以上使用されたときに、回転角度が誤って累積される問題を修正しました。

    ツールバーからCIRCLEコマンドを実行し、ダイナミック入力フィールドに半径の値が入力された場合、カーソルの位置が適用されず、値を入力した後にマウスを移動した時のダイナミック入力値が無視される問題を修正しました。
    SR47325SR70720
    PDF書き出し
    カスタムハッチングパターンを使用した非常に狭いハッチ境界では、pdfへの書き出しに失敗する問題を修正しました。
    SR74158
    巨大な座標
    図面に巨大なX/Y座標と非常に小さなZ座標(0ではない)が含まれている図形が存在すると、図形が表示されない可能性がある問題を修正しました。
    SR74961
    開始ダイアログ
    Windowsのエクスプローラまたはコマンドラインから図面を開いてアプリケーションを起動すると、OEMスプラッシュ画面が正しく表示されない問題を修正しました。
    SR74881
    レイアウト
    同じ名前だが大文字と小文字が違う名前にレイアウト名を変更できない問題を修正しました。
    SR75055SR75200
    翻訳
    一部のテキストが翻訳できない、またはタイプミスを含んでいる可能性がある問題を修正しました。
    SR74887SR74947SR75125
    マテリアルマップ
    コマンド実行中にクラッシュが発生する問題を修正しました。V17.2から再発。
    マルチテキスト
    交互に色分けされた部分が混在するテキストの一部の色が図形色と一致した場合、編集時に色の書式を失う可能性がある問題を修正しました。
    SR74942
    印刷
    サポートされていないOSにて、印刷中に発生する可能性のある例外を修正しました。
    SR74536
    コマンドプロンプト形式
    このオプションが値3に設定されている場合は、プロンプトメニューにショートカットが追加されるようになりました(カッコで囲まれたショートカットが表示されます)。
    SR75236
    プロキシ情報
    コマンドライン引数として指定し、図面を開くと、プロキシ情報ダイアログが表示されない問題を修正しました。
    SR74885
    パブリッシュ
    開かれていない図面を公開するときに、間違って “ファイルは読み取り専用です”という警告が表示されることがある問題を修正しました。この問題は、「バックグラウンドで公開」がオフの場合にのみ発生します。
    SR75277
    名前の変更
    ドット ‘.’ はワイルドカードとして解釈されるのではなく、プレーンな文字として解釈されるようになりました。
    SR74909
    リボン
    リボンの分割ボタンが、ビルトインではなくカスタムリソースからのイメージを表示できない問題を修正しました。
    SR74790SR75068SR75107
    板金
    SMBENDCREATEコマンドを実行すると重大なエラーが発生する可能性がある問題を修正しました。SR74837
    ビューポート
    ビューポートクリップは、島付きのクリップリージョンでは無視される問題を修正しました。
    SR73032
    ビジュアルスタイル
    [表示]メニューの[表示スタイル]サブメニューに[2Dワイヤフレーム]オプションを追加しました。
    SR74232

アプリケーション開発

BRX
ads_queueexpr() で処理されたLisp式が誤ってコマンド履歴に追加される問題を修正しました。
SR75828
DIESEL
(custom)DIESEL式がマウスの右ボタンに割り当てられていると、正しく処理されない問題を修正しました。
SR75809
LISP/DCL
DCLダイアログを閉じるときの互換性を改善しました。$key,$value などの値は、(done_dialog)を含むLISP式が完全に処理された後に更新/復元されます。
SR75808
BIM
BRX + LISP BIM APIの改善、修正、拡張、バグ修正
BRX
AcDbSpatialFilter ‘inverted’フラグのDXFコードが間違っていました。現在は280の代わりに290を使用しています。
SR75127
LISP
空でない辞書の削除を防止することにより、(entdel)を改善しました。
SR74663
LISP
(vla-ZoomWindow) の互換性を改善しました。
SR75197
.NET
ForReadを開くと、BlockTableRecord.DrawOrderTableId が eNotOpenForRead をスローしますが、拡張辞書がそのタイミングで作成されない問題を修正しました。
SR41998
.NET
マルチ引出線の作成に失敗する問題を修正しました。
SR74513
タイミング
コマンドラインまたはダブルクリックで図面を開くときのタイミングの不具合を修正しました。
SR75443SR75547SR75561
BRX
3dSolidsにkOdGiSilhouetteエッジの可視性フラグが設定されていない問題を修正しました。
SR34257
BRX
AcDbMPolygon::getChildLoops() は、部分的に一致するループを子ループとして解釈するようになりました。
SR70493
BRX
BRXモジュールの修正:
アプリケーションの “ロック/ロック解除” ステータスが尊重されるようになりました。
“unlocked” は BRX + TX モジュールのデフォルト状態です
kUnloadAppMsg イベントは、効果的にモジュールをアンロードする前に送信され、’kRetError’戻り状況による拒否を許可します。

SR74553
BRX
BRXサンプルアプリケーションが改良されました。
SR74553
BRX
CAdUiListCtrl::GetSubItemRect() が実装されました。
SR74810
BRX
以下の Curve メソッドが追加されました:
AcGeCurve2d::explode()
AcGeCurve3d::explode(AcGeVoidPointerArray&,AcGeIntArray&,const AcGeInterval* = NULL) const;
AcGeCurveCurveInt3d::isTransversal(int) const;
AcGeCurveCurveInt3d::getOverlapRanges(int,AcGeInterval&,AcGeInterval&) const;
AcGeOffsetCurve3d::transformation() const;
AcGeOffsetCurve3d::normal() const;
AcGeOffsetCurve3d::paramDirection() const;

SR74810
BRX
AcGeAugPolyline3d クラスが実装されました。
SR74819
BRX Lisp
RecentFilesリストから図面を開くときに “endBwgOpen”イベントの前に送信される “documentBecameCurrent”のタイミング問題を修正しました。
SR74846
BRX
AcDbObjectId::objectClass() が実装されました。
SR74907
BRX
編集ボックスの内容が変更された場合、CAcUiEdit::m_bChanged がTRUEに変更されない問題を修正しました。
SR74915
BRX
AcDb3dSolid::createFrom() が実装されました。
SR75168
BRX
AcDbObject::getObjectSaveVersion() が実装されました。
SR75211
BRX
AcDbDataTable クラスメンバーと、関連する AcDbDataColumn/AcDbDataCell クラスメンバーが実装されました。
SR75214
BRX LISP .NET VBA
制御ビットフラグ7(= 128)によって “grread”機能が拡張されました。このビットフラグを使用すると、カーソルキー、PgUp、PgDown、Home、End、Insert、Delete のようなその他のキーは取得できません。 例:(grread nil(+ 2 128))
SR71395
BRX LISP .NET VBA
コマンドライン引数から1つまたは複数の図面を指定してBricsCADを起動した際の、アプリケーションイベント+タイミングの問題が修正されました。
SR74765
COM
put_XEffectiveScaleFactor(), put_YEffectiveScaleFactor() and put_ZEffectiveScaleFactor() は、それらの属性を含む BlockReferences を適切に変換するように修正されました。
SR74748
COM
IAcadRegionオブジェクトの「旋回半径」および「慣性モーメント」プロパティは、常にWCS基点に基づいていましたが、UCS基点に基づくよう修正しました。
SR74940
COM
“put_ActiveUCS()” がUCSスタックリストに前のUCSを保持しなかった為、後続の “_ucs _previous” が失敗する可能性があった問題を修正しました。
SR75252
COM
R14 DWG/DXFで寸法図形の「測定」値を取得する問題を修正しました。
SR75276
CUI
フライアウトが別のメニューグループで定義されている場合、ツールバーのフライアウトが機能しない問題を修正しました。
SR71875
CUI
MNUからCUIへのコンバータでは、互換性を保証するためにフライアウトノードにUID属性を追加するようになりました。
SR74464
DCL
“tabs” 属性の処理を改善しました – 負の値と0のタブは無視され、警告レベルに応じたDCL警告が表示されるようになりました。
SR74309
DCL
編集ボックスでTABキーを使用し、Lisp/Brxコードが “focus changed” コールバックハンドラ内から別のDCLタイル(TABシーケンスの次のタイル)に明示的に割り当てられた問題を修正しました。
SR75180
LISP
コンテキストメニューがマウスの中ボタン(MBUTTONPAN = 0)を(PAUSEコマンド)と共に使用してオープンされた場合、PAUSEシンボルは望ましくないくなくメニューコマンドを入力として取得されてしまう問題を修正しました。例: “$p0=SNAP $p0=*”。 コンテキストメニューはメニューシステムによって直接開かれるようになったので、PAUSEは影響を受けません。
SR72071
LISP
LISPファイルをクローズされていない(まだ開いている状態)時の、ブロックコメントでロードする際のエラーメッセージを修正しました。
SR73059
LISP
起動時およびドキュメントのロード中にCMDACTIVEステータスが正しくない問題を修正しました。(V17.2から再発)
SR74299
LISP
AutoLISP との互換性を保つために、(vla-addMLeader)関数をより寛容にしました。 – インプレース戻り値はシンボルである必要はありません。
SR74529
LISP
スプラッシュ画面が表示されている間にBricsCADの起動時にESCAPEを押すと、Lispの初期化がキャンセルされ、BricsCADがクラッシュする可能性がある問題を修正しました。
SR74882
LISP
(getvar “CMDNAMES/CMDACTIVE”) が、Lispコードの内部からLispコードを使用(コマンド)したときに不正な結果を返す問題を修正しました。(V17.2から再発)SR74909
LISP BRX
acedGrRead() / (grread) とマウスの右クリックの問題を修正しました。 SHORTCUTMENUの設定によってはコンテキストメニューが表示されていましたが、コンテキストメニューは表示されません。
SR74928
LISP
最初の描画が閉じられ、別の描画が開かれたり作成されたりすると、Lispコアは必ずしも初期化されるとは限らず、元のドキュメントからのLisp変数が存在する問題を修正しました。
SR75003
LISP
Lisp (setvar) または (setcfg) によって変更された場合のコマンドラインの色設定に関する同期問題を修正しました。
SR75009
LISP
(vle-entmod-m) が図形以外のオブジェクトで失敗する問題を修正しました。例:グループオブジェクトを変更するとき等。SR75256
MNU
既存の.MNUファイルを変換するとき、アイコン定義が同一であっても、「第2の定義を無視する」というエラー(SmallImageツールバーボタンのプロパティについて)が表示される問題を修正しました。
SR75081
.NET
エクスプローラでファイルをダブルクリックすると、起動時に管理対象モジュールをロードするときにクラッシュする可能性があり、開いている図面ファイルには外部参照がないことに関する警告ダイアログが表示される問題を修正しました。
SR73866
.NET
Editor.GetNestedEntity() は、AllowNone を無視して、プロンプトでEnterを押したときに常にプロンプトを表示し続ける問題を修正しました。
SR75258
OpenDCL
OnDocActivatedイベントタイミングの問題は、コマンドライン引数で複数の図面を開いたときに無限ループに入る可能性がある問題を修正しました。
SR74765
UNDO CRASH
BTRが別のデータベースに置かれた参照をブロックするリンクを保持している場合にクラッシュ発生の可能性がある問題を修正しました。V17.2から再発。
SR74833

11.04 2017  Version 17.2.04

新規

BACKGROUNDコマンド
背景ダイアログを開き、選択した背景の設定をアクティブな(モデル)ビューに適用します。
BIMPATCH
注: BIMPATCHを有効にするには、BIMPATCHが作成されるBIM断面を生成、または、更新する前に、’GENERATEASSOCVIEWS’の設定をオンに切り替えておく必要があります。 開始ダイアログでBIMプロファイルを選択したとき、V17.2からはこの設定はオンがデフォルトになりました。 BIM断面を更新するとき、プロセスは、3Dモデルと2D図面との関連付けを提供するため、3Dモデルや参照する他のモデルに変更を加える必要があります。 そのようなとき、これらの変更の承認がコマンドラインで求められます。 BIMPATCHを使用するには、’はい(Y)’と答えてください。
BIMSECTIONUPDATEによって作成された図面のモデル空間で実行されるBIMPATCHでは、BIMSECTIONの結果の上面に矩形領域を指定できます。
REFEDITを使用して、この矩形領域内の断面結果を変更・詳細追加等の編集を行うことが可能です。
対応するBIM断面が更新されると、BricsCADはその矩形内に生成された断面結果が、BIMPATCHが作成されたときに生成された結果と同一であるかどうかをチェックします。
相違する場合、ユーザーが編集したbimpatchは保存されますが境界線は赤色になります。
同一の場合、ユーザが編集したbimpatchは保存されます。
3Dオブジェクトから生じる曲線の交点および終点が、BIMPATCH矩形の位置を見つけるために使用されます。 これらの交点の位置を変更するがBIMPATCH矩形内の形状に影響を与えないよう、3Dモデル内のオブジェクトを修正または移動すると、BricsCADはユーザが編集したBIMPATCHの位置を変更します。
BIMPATCHの矩形境界は、画層BIMPATCH_BOUNDARYに配置されます。
COMMDIAGコマンド
Communicator製品が正しくインストールされているかどうかを確認し、正しくないときはエラーチェック結果を画面表示します。
座標系
以下のポーランド座標系が追加されました
EPSG:2176: ETRS89 / Poland CS2000 zone 5
EPSG:2177: ETRS89 / Poland CS2000 zone 6
EPSG:2178: ETRS89 / Poland CS2000 zone 7
EPSG:2179: ETRS89 / Poland CS2000 zone 8
EPSG:2180 (Poland CS92)

SR73094SR73257
DIMBREAKコマンド
他の図形と交差する場所で寸法線や寸法補助線を分割します。
SR32362SR40993SR66140SR71512
DMAUDITLEVELシステム変数
DMAUDITによって、特定の種類のエラーを報告するかどうかをコントロールします。 1に設定すると、モデリングカーネルのダイナミックレンジエラーは無視されます。
幾何学的プロパティ
スロープ カレントUCSのXY平面、すなわち、水平平面での図形の角度を報告します。 この角度は図形の法線に基づいて計算されます。
UCS高度 最小と最大 現在のUCS内の図形の最小Z座標値と最大Z座標値を報告します。
これらの新しい幾何学的プロパティは、プロパティパネル、構造パネル、ロールオーバーヒント、データ抽出等で使用されます。
LAYERFILTEREXCESSシステム変数
LAYERFILTEREXCESSの設定よりも多くの画層フィルタを持つ図面を開いたとき、画層フィルタの数が画層の数を超えているとダイアログがポップアップされ、すべての画層フィルタを削除してパフォーマンスを向上することを推奨します。 LayerFilterExcessが0の場合、ダイアログは表示されません。 COM APIを使用して開いた図面でも、LayerFilterExcessダイアログは表示されません。
SR69632SR72949
LAYOUT切替
Ctrl-PgUpまたはCtrl-PgDnを使用して、前または次のレイアウトタブに切り替えるサポートが追加されました。
SR72732
プロパティーパネル
新しいプロパティーが追加されました: スロープ、最小Z、最大Z。
PROXYINFOダイアログ
現在の図面に含まれるプロキシ図形に関する情報を表示します。
PROXYNOTICE
存在していないアプリケーションによって作成されたカスタム図形を含む図面を開いたとき、通知します。
SR70994SR71012SR71024
クワッド設定
クワッドのカスタマイズが、より柔軟で管理し易くするよう修正されました。
クワッド要素名があまり抽象化されなくなりました。
以前のクワッドアイテムはクワッドボタンになりました。 各ツールはクワッドタブにボタンとして表示されます。
以前のクワッドグループは、クワッドタブと呼ばれます。 実際にはタブに表示されているクワッドボタンのコレクションです。
以前のエイリアスは、オブジェクトフィルターにリネームされています: 特定のクワッドボタンを表示するオブジェクトタイプを定義します。
アクションの設定は、どちらかの動作です
ドラッグ&ドロップを使用
右クリックでのコンテキストメニューを使用
カスタマイズダイアログボックス(カスタマイズコマンドで開く)には、2つのセクションタブがあります:
クワッド セクション
このセクションでは、すべてのクワッドタブの名前と内容を指定できます。 これは、リボンタブのカスタマイズ方法と同様です。 クワッドタブを作成、コピー、名前変更、削除することができます。 ダイアログの右側からボタンをドラッグするか、右クリックでのコンテキストメニューを使用してクワッドボタンを追加、名前変更、移動、削除することで、クアッドタブのコンテンツを管理します。 ダイアログの右側には、クワッドに表示されるすべてのボタンの完全なリストが含まれています。 これには、cuiファイルに定義されているツールと、内部に定義されたすべてのクワッドボタンが含まれています。 これらのクワッドボタンは、新しい組み込みブランチの下に表示されます。 これらの組み込みボタンはツールと似ていますが、編集はできません。 名前、アイコン、コマンド文字列などは読み取り専用です。 カーソルが図形上を移動するとき特定のクワッド・ボタンがクワッドに表示されるよう指定する条件は、オブジェクト・コンテキスト・メニュー項目の設定方法と同様、オブジェクト・フィルタプロパティで個々のクワッド・ボタンごとに個別に指定します。 組み込みクワッドボタンのオブジェクトフィルタを変更することはできません。
ワークスペースセクション
このセクションでは、クワッドタブで使用可能なクワッドタブ、その順番、そのワークスペースを定義します。 このインタフェースでは、ユーザはクワッドタブ全体を追加/移動/削除できます。 クワッドタブの内容は、このセクションでは表示も編集もできません。 これはダイアログのクワッドセクションで行われるためです。 クワッドセクションで新しいクワッドタブを作成すると、このクワッドタブはすべてのワークスペースのクワッドに自動的に追加されます。
RECOVERALLコマンド
すべてのネストされた外部参照図面を含む図面を修復し、各図面は .BAKコピーと.ADTレポートに保存されます。
SR73535
RedHilite_DUCSLocked_Face_Color設定
ダイナミックUCSがロックされている面のハイライト色を(Shiftキーを押して)コントロールします。
RedHilite_DUCSLocked_Face_Alpha設定
ダイナミックUCSがロックされている面のハイライト透明度を(Shiftキーを押して)コントロールします。
RUBBERBANDCOLORシステム変数
移動操作等で使用される’ラバーバンド’表示色をコントロールします。
SR73894
RUBBERBANDSTYLEシステム変数
‘ラバーバンド’表示スタイル(0 = 実線、1 = 破線)をコントロールします。
SR73894
SAVEFILEFOLDERコマンド
システムファイルブラウザでSAVEFILEPATH位置を開きます。
SHADEDGE設定
SHADEコマンドで作成される結果をコントロールします
shadedge = 0 -> 表示スタイル = グーロー
shadedge = 1 -> 表示スタイル = グーローとエッジ
shadedge = 2 -> 表示スタイル = 隠線
shadedge = 3 -> 表示スタイル = フラットとエッジ
板金
SMIMPRINTコマンド 隣接するフランジとベンドに依り、ケガキエッジで板金部品面の厚さを分割します。
SMPARAMETRIZEコマンド 板金部品に3D拘束を自動的に付加し、寸法をコントロールします。
ビューポート
クリップの有無にかかわらず、ビューポートの回転が可能になりました。
SR66177
XFACESコマンド
新しい3Dサーフェスオブジェクトとして、3Dソリッドやサーフェス面のセットを抽出します。

改良

監査
監査機能が拡張され、冗長なACIS属性が削除されるようになりました。
図形スナップ
F3アクセラレータキーを押すと、OSMODEの整数値表示ではなく、より有益な”図形スナップ オン/オフ”とするようになりました。
SR74869
プロパティ
非グラデーションハッチングに背景色プロパティが追加されました。
SR74650
リボン
開いているドキュメントがなく、リボンが無効で、Menubar = 0のときは、ファイルメニューが一時的に表示され、新規または既存の図面を開けるようになりました。
3D拘束
拘束が作成されているとき、外部コンポーネントの.dwgファイルが変更されると、.bakファイルが作成されるようになりました。
SR72209
属性
ATTSYNCとBATTMANダイアログのフィールドを含む属性の並べ替えが改良されました。
SR67236
BIMDRAG
クワッドの新ボタン’最寄りに接合’を使用すると、ワンクリックで壁またはスラブのソリッドを最も近いターゲットソリッドまで延長できます。
BIMDRAGで壁またはスラブのソリッドを延長する場合は、CTRLを押してターゲット面またはソリッドを接合します。 このコマンドフェーズでは、クリッピング断面のエッジまたはラインを選択して、接合先のターゲット面を指定することもできます。
‘複合構造表示’プロパティが設定された壁またはスラブは、BIMDRAGを使用してプライで拡張できます。 既知の問題:エンベロープソリッドに対してモデリング操作を実行すると、プライのジオメトリは表示はされますが選択できなくなる可能性があります。 これについては、現在、プロパティ’複合構造表示’を一旦オフにしてからオンに戻すことで修正できます。
BMREPLACE
新しい[タイプ(T)]オプションを使用して、新しいコンポーネントがその定義ファイルへのリンクを維持するかどうかを選択できます。
BIM断面更新
ミリまたはインチ以外の単位での作業をサポートするため、ハッチング尺度係数にINSUNITSに応じた係数を掛けて、cm、m、フィートでの動作と同じ結果を得られるようになりました。
SR73605SR74373
BMUPDATE
このコマンドは、コンポーネントインスタンスまたはフィーチャ面の選択セットを受け入れるようになりました。 対応するオブジェクトが更新されます。
ダイレクトモデリング
DMPUSHPULLとDMROTATE 検出された境界にコマンドを適用できるようになりました。コマンドは自動的に3Dソリッドの境界を認識します。
DMRECOGNIZEシステム変数
設計意図の自動認識をコントロールするこのシステム変数は、ドキュメント毎 .dwgファイルに保存され、パラメトリックコンポーネントの予測可能な動作を可能にします。
新しい設計意図のオプション”4つ以上の面間の頂点”と”一致する面間のエッジ”がDMRECOGNIZEのビットフラグとして追加されました。 これらのフラグはどちらもデフォルトで無効になっています。つまり、新しく作成されたドキュメントと以前に作成されたドキュメントでは3Dモデリングコマンドのデフォルト動作が変更されています。
DMTHICKEN コマンドがリージョンにも適用可能になりました。
ECW-JPEG2000
ecw/jpg2000 SDKライブラリがV2.3からV5.3にバージョンアップされました。
SR70623
削除
このコマンドは、3Dソリッドオブジェクトのケガキされたエッジを消去するようになりました。
極限の座標
極端な座標の図形を含む図面の選択と表示のパフォーマンスが大幅に向上しました。
SR44954SR45003SR47244SR71871SR72867
検索と置換ダイアログ
以下のショートカットキーが導入されました:置換 Alt + R、置換 Alt + A、検索 Alt + F。
検索オプション”カレントのレイアウト”が追加されました。

SR71618
開始ダイアログ
ダイアログの幅がリサイズ可能になりました。
GRIPSシステム変数
ポリラインセグメント上の中点グリップの表示を個別にコントロールできるように拡張されました。
GRIPSシステム変数の型がブール値から整数に変更されました。
SR71783
GUI
図面がロードされていない場合、リボン、ツールバー、および[ファイル]メニューを除くすべてのメニューは無効になります。
SR73497
HATCHGENERATEBOUNDARY
すべてのタイプのハッチングループ(ポリラインループだけでなく)をサポートするよう拡張されました。
SR47920SR63362SR69045SR70633SR70737SR73483
ハッチング
ギャップの取り扱いがより堅牢で許容度も高くなりました。SR66080
ハイライトパフォーマンス
デフォルトの2D表示デバイス(GDI +)に対し、ハイライト行のレンダリングスピードを5倍に改善しました。
SR73976
IFC読み込み
IFCマテリアル情報をプロジェクトライブラリにインポートされます。
IFC共通プロパティセットからのプロパティがBIMプロパティとしてインポートされるようになりました。
敷地、建物、階の情報を含むIFC空間構造がインポートされます。
IFCの構成要素は、分類された(ネストされた)名前付きブロックとしてインポートされます。
サポートされていないIFC製品のインポートログを追加しました。
IfcSlabからのマテリアル画層セット使用が正しく適用されるようになりました。 参照する主な面は、IfcSlabの押し出し方向に従って設定されます。
MaterialLayerSet名が空のときは、マテリアル画層から新しい名前を作成します。
複数のIfcRelAssociatesMaterialが見つかった場合は、まず最初にマテリアル画層セット(使用)をインポートします。
複数の幾何表現アイテムを持つ図形は、ブロックとしてインポートできるようになりました。
SR74371
レンダリング表示スタイルの画像
レンダリングされた表示スタイルが使用されている場合…
再作図スピードが改善されました。
モノクロ画像の表示が改善されました。
数十億個のピクセルを含む大きな画像を表示できるようになりました。
フェード、コントラスト、明るさなどの画像設定がサポートされました。
読み込み
EXPORTPRODUCTSTRUCTUREがオフに設定されている場合でも、非表示のアセンブリ部品が隠し図形としてインポートされるようになりました。
SR70570
結合
ピックファーストがサポートされました。
SR69727
レガシーの隠線のパフォーマンス
大きな座標で密な形状のクラスタを含む図面のレガシー隠線計算のパフォーマンスが大幅に向上しました。
SR73534
メカニカルブラウザ
ローカルコンポーネントにネストされた外部コンポーネントをローカライズする機能が追加されました。
マルチテキストダイアログ
マルチテキストダイアログが超高解像度画面で大きなアイコンが使用されるようになりました。
マルチスレッド
並列処理をコントロールする3つのフラグがMTFLAGS変数に追加されました
フラグ 8 は隠線除去の並列計算をコントロールします。 隠線削除は、Flatshot、SectionPlaneToBlock、Bim断面生成、作図ビュー生成などの操作で使用されます。
フラグ 16 はBimSectionsの並列計算をコントロールして生成図面を分離します。
フラグ 32 はBimSectionsの並列計算を1つの生成図面にコントロールします。
パフォーマンス
TEMPLATEPATHが重層フォルダ階層を指しているとき、QNEWを使用して新規図面を作成する時間を大幅に短縮しました。 PLOTCFGPATHやPLOTSTYLEPATHが重層フォルダ階層を指している場合の、印刷ダイアログを開く時間も同様に改善されました。
PDF印刷
専用のカスタム用紙サイズ名の編集コントロールが追加されました。 Print as PDF pc3のメインの印刷ダイアログに[カスタムサイズ管理]ボタンが追加されました。
SR73243
プロファイル管理
メジャーバージョンがユーザープロファイル管理ショートカットのプレフィックスとして追加されました。
SR74170
プロパティーパネル
外部参照はブロック挿入と区別され’外部参照’としてレポートされるようになりました。
パブリッシュ ダイアログ

PDFにパブリッシュするための設定に直接アクセスするダイアログが再構築されました。
PDFへのパブリッシュには”PDF書き出し”設定は使用されなくなり、このダイアログでは、レジストリとdsdファイルに保存された独自の設定が使用されるようになりました。
PDFパブリッシュのハッチングタイプとDPI設定が簡略化、統一化されました。
‘インポート…’が選択された後、ページ設定の選択リストが再度開かれ、インポートされたページ設定が(存在する場合)表示されるようになりました。
クイック選択
現在選択されている図形種類をクイック選択ツールで保持します。 クイック選択ツールの起動時に選択セットが存在する場合、’現在の選択セットに適用’モードが自動的にオンになります。
SR66816
レンダリング マテリアル
透明度コンボボックスは’切り抜きマップ反転’オプションで拡張されました。
切断面(SECTIONPLANE)
作成時、断面は’ライブ’ステータスではなく’クリップ表示’ステータスがオンになりました。
選択モード
透過的、すなわち、コマンドの実行中にコマンドを中止することなく変更することができるようになりました。
類似選択
トゥルーカラー(RGB)をサポートするよう拡張されました。
SR72007
板金
SMCONVERT 不正なベンドの認識機能がより正確になりました。 一致面の幾何形状が検出可能になりました。
SMDELETE ジャンクション機能の操作性が向上しました。
SMEXPORTOSMこのコマンドがベンドとロフトベンド間の接続をサポートするようになりました。 ハードエッジ処理がより確実になりました。
SMFLANGEEDGE 新しいオプション””半径”が追加され、コマンドで直接、新しい曲げ半径を調整できるようになりました。
SMFLANGESPLITこのコマンドが、複雑なケースでも既存のフィーチャーを正しく更新するようになりました。
SMFORM 可能であればフォームフィーチャーをフランジとベンドに分解するオプションが追加されました。
SMRELIEFCREATEクワッドメニューにコマンドが追加されました。
SMRELIEFCREATEベンドが選択されていれば、このベンドに対してベンドリリーフが作成されるようになりました。
スナップトラッキング
スナップトラッキング中の表示フィードバックの改善: スナップトラッキングラインの方向がUCS軸に平行であれば、ラインは対応する軸の色(COLORX、COLOR、COLORZ変数で定義)に設定されるようになりました。
構造パネル
ネストされたブロック階層を表示できるようになりました。 ルールはフィルタオプションで拡張されました。
スウィープ コマンド
パスの終点から逆方向にスイープすることもできるようになりました。
スイーププロファイルの重複したフリップを避けるため、コマンドSWEEPのプロファイルと各々のパスが調整されるよう修正されました。
テンプレート図面
すべてのテンプレート図面で標準的なマルチ引出線スタイルが変更され、’右側のアタッチメント’タイプが’先頭行の中央’の設定になりました。
SR50342
ヒント(TIPS)
ポリライン、マルチ引出線、関連付け配列での事前選択(ホバリング)中に、Ctrlキーを使用してサブ図形を選択できることをユーザーに通知するため、クワッドを使用してそれらのサブ図形に対する操作が可能なヒントが表示されるようになりました。
各ヒントは、新しいヒント設定ダイアログを使用して個別に設定できるようになりました。
ヒントの設定の”ヒントをオフ”、”オフにするまでヒントを表示”、”常にヒントをオン”が削除され、”オン”、”オフ”に置き換えられました。

SR71742SR72509SR72196SR72797SR73303SR73454SR74096
ツールパレット
ツールパレットの複数の項目を選択して、プロパティを変更できるようになりました。
SR63029
ツールパレット
コマンドツールのマクロのサポートが追加されました。
SR69806
透明な画像
透明なラスタイメージは、矩形の画像全体を使用し、もはや不透明な影を生成しません。 影は画像の透明部分を考慮に入れるようになりました。 例:人のシルエットの外側の領域が透明のときは、シルエットに対応する影が生じます。
UCSORTHO
デフォルト値をオフに変更しました。 ダイナミックUCSが導入されて以来、UCSORTHOはそれほど必要ではなく、混乱の原因となっていました。
ビュー
図面エクスプローラを使用してビューをコピーすると、ビューに使用されている背景のプロパティも付随するようになりました。
VIEWBASE
PROJECTIONTYPE設定は、アイソメビューポート作成時には無視されていました。 常に第三角法の投影が使用されていました。
ビュー詳細、ビュー断面
新しいリボンパネルツールを使用すると、様々なタイプのビューを作成できるようになりました。
コマンドオプションは簡略化されました。
フル、オフセット、円形、矩形などの作成されたビューのタイプは、トップレベルのコマンドオプションによってコントロールされるようになりました。
断面ビューのハッチングが別画層で表示されるようになりました。
ハッチング角度は、1つのソリッドの投影と同様、異なるソリッドの交差または隣接する投影のビュー断面スタイルに応じて変化します。
ハッチング尺度は、ペーパー空間のすべての断面ビューで同じになり、ビューの尺度には依存しなくなりました。
断面投影は、投影タイプ(第一角法、第三角法)に依存します。
ビュー断面スタイルとビュー詳細スタイル
VIEWSECTIONSTYLEとVIEWDETAILSTYLEコマンドに関連付けられたダイアログは、図面エクスプローラに移行されました。
コマンドが変更され、図面エクスプローラの対応するセクションが開かれるようになりました。
ドキュメント毎に複数のスタイルをサポートするようになりました。
外部参照アタッチ
1回の操作で複数の外部参照図面をアタッチできるようになりました。
SR40280SR41225SR62977
ズーム
構築線と放射線を含む(外部参照)図面のスクロールズームのパフォーマンスが向上しました。
ズーム
ズームホイールを高速にスクロールしたとき、1つまたは複数の中間の再描画動作がスキップされ、結果としてズームが高速になりました。
パースズーム
パースビューで(非常に)大幅に改良されたズーム動作で、カーソルの下に配置されたオブジェクト上で実際にズームインすることが可能になりました。

修正

寸法矢印を反転
角度寸法によっては、片方の矢印のみが反転する問題を修正しました。
SR74457
寸法矢印を反転

寸法矢印を反転

SR74653
属性
図面を保存し再度開くと、複数行属性の位置が保持されない問題を修正しました。
SR74426
境界
境界検出は、ピックポイントを囲む最小の境界を常に認識するとは限らない問題を修正しました。
SR74358
境界
「外側」オプションを使用すると、内側のすべての島が検出できなくなる問題を修正しました。
SR74826
ツイスト
空の選択セットにてコマンドがクラッシュする問題を修正しました。
SR74870
ハイパーリンク
PDF書き出しにハイパーリンクが含まれない問題を修正しました。
SR74550
線種
外部参照のINSUNITS変数とターゲット図面の値が異なる場合、外部参照の線種が正しくスケーリングされない問題を修正しました。
SR73599
パブリッシュ
キャッチされない例外により、バックグラウンドでのパブリッシュが失敗する可能性がある問題を修正しました。
SR74843
外部参照編集を閉じる
ユーザー提供の図面で Refclose コマンドが失敗する問題を修正しました。V17.2から再発。SR74806
ロールオーバーヒント
外部参照ファイルの名前が表示されない問題を修正しました。
タイトルにフルパスを表示
ドキュメントタブに、望ましくないShowFullPathInTitle設定が適用されてしまう問題を修正しました。V17.2から再発。SR74797SR74895
OSM書き出し
エクスポートされた.osmファイルの曲げ線に、一部の行が見付からない場合がある問題を修正しました。
テンプレート図面
V17.2.03の更新以来、一部のテンプレート図面に望ましくない空のビューポートが含まれていた問題を修正しました。
テンプレートパス/新規作成ウィザード
TEMPLATEPATHが指すフォルダ内で、テンプレート図面が検索されなくなる問題を修正しました。V17.2.03から再発。
SR74855
ワークスペース
CUIファイルのワークスペースメニューにセパレータを追加した後、ステータスバーのワークスペースメニューから間違ったワークスペースを選択できてしまう問題を修正しました。
SR74721
ALIGN
回転したUCSの位置が正しくない問題を修正しました。
SR18411 SR40139 SR73577SR62959SR62959
異尺度対応図形
異尺度ブロックを書き出すときに、ANNOTATIVEDWG変数を1に設定し、縮尺リストを作成した図面にコピーする必要がある問題を修正しました。
SR70243
2D配列複写と極の配列
中心点の位置計算が正しくない問題を修正しました。
SR73658SR73915SR74100
属性一括編集コマンド
ATTEDITは、選択されたブロックのすべての属性ではなく、属性を直接選択できるようになりました。
SR70900
属性
属性の編集ダイアログが、定数またはプリセット属性のみを含むブロックを挿入すると表示されない問題を修正しました。
SR41543
属性
ダイアログバージョンのATTDEFコマンドで作成された複数行の属性定義が、図面を再オープンしたときに位置を保持しない問題を修正しました。
SR70929
属性
複数行属性(DXF90のビット1)の「背景色を使用する」が保存されない問題を修正しました(V16から再発)。
SR73944SR74359SR74418SR74478
属性同期
属性にフィールドが含まれていない場合、ATTSYNCは属性定義からフィールドをコピーする必要があった問題を修正しました。
SR71959
監査
非外部参照の線種を参照している外部参照画層がAUDITにより「修正済み」となる問題を修正しました。
SR73398SR73747
BIMSECTIONUPDATE
BIMSECTIONUPDATEに挿入されたビューラベルブロック参照が、宛先dbおよびブロック単位のINSUNITSに従ってスケーリングされない問題を修正しました。
SR74373
ブロック
ブロックダイアログで、ロックされた画層上の図形からブロックを作成することが出来てしまう問題を修正しました。
SR73204
部品表
似たような部品のインスタンスが部品表にてグループ化されない可能性がある問題を修正しました。
SR73878
コンポーネント分解
カレント図面で使用されている式と異なるINSUNITS値と式を持つパラメトリックコンポーネントが、予期せずスケーリングされることがある問題を修正しました。
面取りとフィレット
閉じられていないポリラインの最初および最後のセグメントが、面取りまたはフィレット化できない問題を修正しました。
SR63453
画面クリップ
パースビューのダイナミック寸法の端点の表示が正しくない問題を修正しました。
COMMUNICATOR
2回目の呼び出しでSTLのインポートに失敗する問題を修正しました。
SR74493
拘束
不完全な拘束条件を持つ図面を開くことができない問題を修正しました。V17から再発。
SR74241
詳細ビュー
他の.dwgエディタで作成された詳細ビューが正しくない縮尺で表示される問題を修正しました。
SR73562
分解
何らかの理由で表示順序を再適用できない場合に、Explodeコマンドが失敗する問題を修正しました。
SR73081
書き出し
EXPORTPRODUCTSTRUCTURE がオンに設定されている場合、書き出された製品(アセンブリ)構造が矛盾する可能性がある問題を修正しました。
SR72138
DWF書き出し
ペーパー空間ビューポートのDWFラスタイメージが、書き出されたDWFに含まれない問題を修正しました。
SR73118
PDF書き出し
PdfZoomToExtentsModeオプションセットを使用したPDFへの出力を修正しました:余白を追加せず、出力グラフィックスのサイズを減らしました。
SR73469
巨大な座標
巨大なZ座標値の図形を含む図面に、一部のブロックが表示されない問題を修正しました。
SR71871
フィレットと面取り
FILLET または CHAMFER 操作の際、2番目の図形を選択するとロックされた画層の図形を選択することができる問題を修正しました。
SR73415
文字検索
垂直及び回転された図形用に、文字検索->ズーム機能が修正されました。
SR73593
文字検索
カレントレイアウトとは異なるレイアウトに配置された図形に対してズームオプションを使用すると、レイアウトが切り替えらない問題を修正しました。
SR73665
ブロックのグリップ
GRIPBLOCKが1に設定されている場合、外部参照図面のグリップポイントが表示されない問題を修正しました。
SR71901
グリップ
メイン図形画層はオフになっているが、サブグラフィックが表示されているときはグリップは表示されない問題を修正しました
SR71986
ハッチング
境界に隙間がある場合、より確実にハッチング作成できるよう修正しました。
SR66080
ハッチング編集
「継承プロパティ」がサポートされない問題を修正しました。
SR48355SR72985
ヘルプ
ドラッグ中にHELPコマンドを使用すると、アプリケーションがクラッシュすることがある問題を修正しました。
SR73176
HPLAYER
翻訳版にて、[設定]ダイアログのHPLAYERの設定が別の値に変更され、[カレントを使用]に戻った場合、[ハッチング]ダイアログを開いたり閉じたりすると[カレントを使用]という画層が意図せず作成される問題を修正しました。
SR74066
IFC 読み込み
画層割り当ての不具合を修正しました。
要素のジオメトリに対する相対的な位置と向きでマテリアル画層をインポートするようになりました(IfcMaterialLayerSetUsage)。
ボイドを含む任意の閉じた2次元プロファイルの書き出しを修正しました(IfcArbitraryProfileDefWithVoids)。
IFC 書き出し
IfcSIUnitの書き出しを修正しました。
SR67166
非機密図形をIFCのデフォルト空間構造に追加しました。
SR74065
イメージ貼付
コマンドラインから _IMAGEATTACH を使用し、filenameに~を入力するとイメージオプションを選択した後にアプリケーションがクラッシュする問題を修正しました。
SR72933
イメージ
F2Dワイヤーフレーム以外のビジュアルスタイルの2階調画像の前景色/背景色表示が間違っている問題を修正しました。
SR71404
画層状態
図面にネストされた外部参照が含まれている場合、画層の状態が正しく復元されない問題を修正しました。
SR72719
レイアウト
ユーザー提供図面にてレイアウトタブの削除に時間がかかる問題を修正しました。
SR74110
光源
ブロックに含まれる光源図形に対して表示されるグリフが、適切にスケーリングされない問題を修正しました。
光源
レンダリングされたビジュアルスタイルを使用すると、同じ「位置」と「ターゲット」を持つ光源がクラッシュの原因となる問題を修正しました。「位置」と「ターゲット」に同じ座標を設定することはできなくなりました。
SR74338
線種
ワイヤフレームビジュアルスタイルを使用すると、テキストを含む線種の表示が正しくない問題を修正しました。
SR73989
ロード
関連付け寸法を含むユーザー提供の図面ファイルをロードできない問題を修正しました。
SR73341
翻訳
開始ダイアログ:単位文字列が翻訳できない問題を修正しました。
SR72884SR72941
翻訳
GCENTERスナップオプションが翻訳できない問題を修正しました。
SR72957
翻訳
別の翻訳を可能にするために、 “Split”文字列の最後にスペースを追加しました。
SR74141
翻訳
PLOTコマンドの ‘FIT’オプションが、すべての言語で機能しない問題を修正しました。
SR74171
翻訳
構造パネルのBIMプロパティが翻訳できない問題を修正しました。
ロックファイル
.DWLと.DWL2 保存操作が完全に完了する前にロックファイルが削除される問題を修正しました。
SR73980
複数行属性
複数行属性の配置が修正されました。
SR72380
OLE
OLEアイテムの編集が、図面を閉じる際に閉じられない問題を修正しました。
SR69591
パラメーター
MIRRORおよびCOPYコマンドが、(関連性のない)図形をクローン化した後、2D式で使用される変数の削除を引き起こす問題を修正しました。
SR74490
ブロックとして貼り付け
PASTEBLOCKコマンドによって生成されたブロック名は、名前の重複の可能性を減らすためにより複雑になりました。
SR36165SR73514
ポリライン編集
閉じたポリラインの、最初の頂点付近の最後のセグメントを選択すると、間違ったセグメント/頂点が削除される問題を修正しました。また、終了するまで複数の頂点を追加できるように、ループ内で継続して頂点を追加する機能を変更しました。
SR68472SR73483
ポリライン
Fill=Onを使用して幅と太さを持つポリラインを作成する際に、ポリラインセグメントのダイナミック表示が消える問題を修正しました。
SR72735
パブリッシュ
PlotDateフィールドが、’Publish in background’ オプションが使用されている場合は更新されない問題を修正しました。
SR74219
パブリッシュ
[パブリッシュ]ダイアログにて、古い図面からモデル空間ページの設定をインポートできない問題を修正しました。
SR73871
外部参照編集
UNDOコマンドを使用してREFEDITセッションをキャンセルしても、Refeditツールバーが閉じない問題を修正しました。
SR72632
リボン
‘分割ボタンの動作が「分割」または「ドロップダウン」のときに、「リボン分割ボタン」が画像を表示できない問題を修正しました。
SR49979SR65508
ロールオーバーヒント
QUADDISPLAYが2でROLLOVERTIPSが1の場合、ロールオーバのヒントが表示されない問題を修正しました。
SR74165
切断面
‘境界’断面図タイプでは、必ずしも等値線が表示されない問題を修正しました。
選択
OpenGLをGsDeviceType2Dに使用し、ビジュアルスタイルを2Dワイヤーフレーム(LinuxとMacの一般的な状況)にしているときに、クリックして立体的なハッチングを選択する事ができない問題を修正しました。
SR74034
シートセット
1文字につき3または4バイトのUTF-8で表されるSheetsetプロパティ値が、DSTファイルへの保存時に切り捨てられる問題を修正しました。
SR51924SR73253SR73410SR73831
シルエット
シルエット曲線が正しく表示されずに残る問題を修正しました。
SR74269
ベースフランジ
コマンドが、モデルに関連付けられたベンド表を考慮しない問題を修正しました。
SR74168
SMUNFOLD
展開されていないロフト曲げの寸法が正しくない問題を修正しました。
SR73961

表内の数式が適切に評価されない問題を修正しました。
SR72612
文字
‘%%u’文字のアンダーライン処理が修正されました。
SR71976
文字
isocpeur.ttfでは、「ラテン大文字O(ストローク付き)」O(U+00D8)が直径記号「?」(U+2205)として表示される問題を修正しました。
SR72686
文字
日本語文字の上付き文字と下付き文字の表示を修正しました。日本語文字の上付き文字と下付き文字の表示を修正しました。
SR72952
発音記号表示
発音区別符号を使用したTrueTypeテキストの書式設定が改善されました : 例)タイ語、アラビア語
文字列編集ダイアログ
文字列編集ダイアログにて、文字に属さない点を選択した後、文字をダブルクリックした場合、フォーカスを失う文字を修正しました。
SR71214
ツールパレット
含まれている図面が存在するパスを検索しなかった為、.xtpファイルのインポートに失敗する問題を修正しました。
SR64311SR68971
ツールパレット
入力ツールは、スケール、回転、複数挿入オプションをサポートするようになりました。
SR68971
ツールパレット
空白で始まるマクロを含むツールを起動する事で生じる、図面を閉じる際のクラッシュやハングアップの問題を修正しました。
SR74386
ツールパレット
ブロックツールとして追加された図面は、ソース図面から適切な挿入ポイント値(INSBASE)を使用するようになりました。 また、エスケープを打つかキャンセルを選択しても、 「BricsCADはこの操作を完了できません。」が表示される事は無くなりました。
SR71440
ツールパレットグループ
新しく作成したパレットを持つグループに切り替えると、追加されたツールが消去されなくなる問題を修正しました。
SR73781SR74507
ツールパレットグループ
グループに含まれているツールパレットパネルからパレットを削除しても、他のパレットがない場合はそのグループを最新のものとして設定する事ができない問題を修正しました。
SR73781SR74507
トリム
スプラインによる線、放射線、構築線のトリミングが修正されました。
SR66395
ビューポート枠線表示
モデルスペースのビューポートの枠線は、ウィンドウサイズに応じてビューポートフレーム内外に飛び出す問題を修正しました。
SR74031
切断ビュー生成
位置合わせされた断面図は、断面線の始点によって調整されない問題を修正しました。
DEPTHオプションを使用した場合、マテリアル定義のハッチングパターンが標準パターンに置き換えられる問題を修正しました。
SR72540

アプリケーション開発

APPLOAD
APPLOADダイアログの改良 – 最初の列 “Loaded” と “AutoLoad” が広くなり、列サイズはセッション全体で保持されるようになりました
SR72874
新しいBRX BIM API
BIM建物要素としての図形の分類と分類解除を追加
特定のBIM建物要素タイプのすべての図形を検索するデータベースのクエリを追加
建物や階のBIM建物要素への割り当て/編集/削除を追加
材料および組成物のBIM建物要素への割当/編集/削除を追加
新しいBRX IFC EXPORT API
完全なIFC 2×3データモデル(buildingSMART)のC++クラス階層を追加
デフォルトのBricsCAD IFCエクスポートのカスタマイズを可能にするifcエクスポートリアクタを追加
図形のデフォルトのIFCエクスポートをオーバーライドできるようにする各図形のコールバックを追加
ジオメトリ、コンポジション、建物、階のifc表現を作成するためのユーティリティ関数を追加
ファイルにエクスポートする前にメモリ内のIFCデータモデルへのフルアクセスを追加
BRX
XYZフィルターがアクティブな間の、ポイントモニタ内の座標ペンディングフラグを修正しました。
SR73927
BRX
ORTHOMODE=OnのZ軸に沿ったジグの直接距離入力の処理を修正しました。
SR74387
BRX
DBRO図形から作成されたクローンを別のデータベースに追加することができない問題を修正しました。
SR74657
BRX
AcEdJig::acquirePoint() が、ドラッグ状態 eNull が返されたときに有効なポイントを返さない問題を修正しました。
SR74677
BRX
Calling acedGetKword() を呼び出す事で、ネイティブコマンドを実行した後に commandEnded() 内から呼び出すと間違ったキーワードフォーマットスタイルを使用してプロンプトメニューが表示される問題を修正しました。
SR73439
BRX
acdbGetObjectMesh() が AcDbRegions をサポートしなかった問題を修正しました。SR72592
BRX
OdDb3dSolid::booleanOper() のパフォーマンスが向上し、従来のほぼ2倍になりました。
SR73450
BRX
ブロック定義に含まれるAcis図形への getGeomExtents() が遅い問題を修正しました。
SR73990
BRX
対話モードでは、DTEXTコマンドがキューに入れられたプログラム入力を一時停止しない問題を修正しました。
SR74064
BRX
IAcadApplication::ZoomWindow() が、ゼロ以外のZ座標の非平面図ビューで誤ってズームする問題を修正しました
SR71778
BRX
ARXの動作と合わせるために “OdDbLine_GeoExt::extend()” 適合しました。(以前のコードでは ARX 2007 のようにスケーリングファクタとして”param”を使用しましたが、明らかに間違いであり、これは最近のARXバージョンで修正されています)
SR72521
BRX
コマンドがアクティブな間、AcEdInputPointFilter ツールチップが間違って表示される問題を修正しました。
SR73471
BRX
カスタムグリップ hoverFunc と gripOpStatFunc コールバックのサポートが追加されました。
SR73652SR73669
BRX
AcEdJig::acquirePoint() が、サンプリングされた点に部分点フィルタを適用しない問題を修正しました。
SR73927
BRX
AcDocManagerReactor::documentToBeDestroyed() が、ドキュメント作成がキャンセルされた後に発生する問題を修正しました。
SR73711
BRX
BRX ORTHOMODE=On の場合、最終(クリック)点の OdEdJig::acquirePoint() 中にXYZフィルターが適用されませんでした。ORTHOMODE=0 の場合、XYZフィルタは一時的なグラフィックスへ適用されませんでした(線を描くなど)。XYZフィルターの直接距離を入力しても、フィルターは設定されませんでしたが、代わりに結果ポイントが作成されました。これらの問題を修正しました。
SR73927
BRX
OdEdJig::acquirePoint() が、eAcceptOtherInputString フラグが設定されていると直接距離の入力を無視する問題を修正しました。
SR73733
COM
put_ScaleFactor() が、複数行の属性に対して期待どおりに機能しない問題を修正しました。
SR74471
COM
(vla-put-coordinate …) が IAcadSection オブジェクトの座標の適用に失敗する問題を修正しました。
SR71531
COM
UCSでズームウィンドウが正しく動作しない問題を修正しました。SR71778
CUI
重複したメニューIDを持つ.mnuファイルを読み込むと、メニューが混ざる問題を修正しました。必要に応じてユニークなIDが生成されるようになりました。
SR73931
CUI
メインメニューではなく、プロファイルごとに部分メニューを読み込む必要があった問題を修正しました。
SR61114SR67178SR67342SR70135
DCL
DCLリストボックスのパフォーマンスの問題を修正しました。多くのテキスト行や非常に長いテキスト行をリストボックスに追加するようになりました。
SR74300
DEFAULT.PGP
エイリアスビットフラグをサポートしました
bit 1 (2) : 最小化モードで実行
bit 2 (4) : 非表示モードで実行
bit 3 (8) : 引数文字列は引用符 “” で囲む

SR29462
LISP
システム変数CMDACTIVEが、lisp関数がコマンドとして実行されていたときにビット1を設定する問題を修正しました。
SR73439
LISP
ファイル名にASCII(0x0 … 0x7F)の範囲を超える文字が含まれていると、(command “notepad” filename) コマンドが失敗する問題を修正しました。
SR72009
LISP
新しい BmLispGet オプションが追加され、図面からパラメータを取得するようになりました。 BlockReference オプションが修正されました。
LISP
新しいオプション IsExplodable が SmLispGet に追加されました。これらのオプションを使用すると、指定された形状フィーチャジオメトリをフランジと曲がりのシーケンスとして表すことができるかどうかをチェックできます。
LISP
AutoCAD 2011で変更された “ac1_10” のようないくつかのCOMインターフェイス定数が修正されました
SR74228
LISP
ExpressTools 機能の追加
(acet-layerp-mode [OnOff])
(acet-layerp-mark [OnOff])
LISP
(command”_imageattach” “~”) をコールするとクラッシュする問題を修正しました。
SR73848
LISP
(initdia)(command “_IMAGEATTACH”)を呼び出すと、コマンドラインプロンプトではなく画像ダイアログが強制的に表示されるようになりました。
SR72933
LISP
(acet-list-isort)が失敗し、”subsort2″ が見つからないか “split2” 機能がないというエラーメッセージが表示される問題を修正しました。
SR72947
LISP
(vla-update) : V16で発生した (vla-update) のパフォーマンス問題の再発が修正されました。
(vle-displayupdate) : ディスプレイを直ちにリフレッシュするための新しい機能が追加されました (vle-extension.lspの場合も同様)
LISP
ファイルパスに “.”ドット区切り文字を含むファイル名の(vl-filename-extension)を修正しました
SR74510
LISP
AutoLISPの動作をより良く一致させるために、(acet-geom-object-point-list)関数を修正、改良しました。
SR74479
LISP
Ctrl+V/Pasteを別のアプリケーション(MS Office、AutoCAD、その他のOLE対応アプリケーション)に使用すると「消えていく」LISPインタフェースの問題を修正しました
SR74362
LISP
ネストされた項目の場合、\n \r \t \b 文字は、(vl-prin1-to-string)の最終文字列表現でエスケープされない問題を修正しました。
SR74473
.NET
ACAD_PLOTSETTINGS 辞書の PlotSettings オブジェクトを開くことができない問題を修正しました。
SR72702
.NET
‘null’ で管理された DatabaseServices::FullSubentityPath を比較することによってクラッシュする問題を修正しました。
SR72463
.NET
GetNestedEntity()は、UCS座標の選択されたポイントの代わりに、常に PickedPoint を Point3d::Origin として返す問題を修正しました。
SR74582
.NET
setDatabaseDefaults()を呼び出すとき、またはDBTextに画層を割り当てるときに、DBTextのHeightプロパティが保持されない問題を修正しました。
SR74395
.NET
新しく作成されたXrecordのDataプロパティを取得すると、例外が発生する問題を修正しました。
SR74472
_PKSERコマンド
_PKSERコマンドが有用な応答も提供するようになりました(_LICKEYコマンドと同じです)
SR74209
リボン
RibbonToggleButton の状態イベントをチェックできない問題を修正しました。
SR72157
SELECT
SELECTコマンドが、スクリプトまたはマクロから実行しているとき、選択セットを望ましくなく保持する問題を修正しました。
SR74273
ツールバー
区切り文字が含まれている場合、複数行のフローティングツールバーに完全な2行目が表示されない問題を修正しました。
SR74072
UNDO
UNDOは、グループごとに1行の印刷出力のみを出力する必要がある問題を修正しました。BRXコマンドの内部から実行される1レベルのネストされたコマンドに対して修正されています。
SR72674
VBA
別の.dvbプロジェクトへの参照として追加された.dvbプロジェクトが、アンロード後に永続的ではなくなる問題を修正しました。
SR72371SR72840

Version 17.1.19    23/02/2017

改良

3D拘束
剛体セット拘束されている一部の図形が削除されても剛体セット拘束自身は削除されないようになりました。
DMAUTOUPDATE設定がオンに切り替わったとき、拘束は自動的に再計算されるようになりました。

PDF書き出し
透視投影が適用される画像に透明度がサポートされるようになりました。

画層エクスプローラ
何百もの外部参照を持つ図面で画層エクスプローラを開くときの時間が短くなりました。
SR73171

LAYOUT
LAYOUTコマンドの”テンプレート(T)”オプションを使用したとき、TEMPLATEPATH変数の場所でファイル選択ダイアログを開くようになりました。 デフォルトのファイル種類は .dwtになりました。
SR15024SR73551

PDFオプション
ユーザー設定”PdfPolygonFillRule”を削除して、PDFオプションを簡素化しました: 奇数 – 偶数塗り潰しルールは常に最良の結果をもたらすよう使用されます。

パフォーマンス
DMPUSHPULLコマンドとBIMDRAGコマンドにおいて、あらかじめ計算された参照面とダイナミック寸法の最大数を減らして、アプリケーションの応答性を向上させました。

パブリッシュ
PDF書き出し設定を直接コントロールするパブリッシュダイアログが再設計されました。

パブリッシュ
プロットファイル書き出し時、ページ設定で付けられたプロッタ名が自動的に.pltのファイル名とされるようになりました。
SR69498


Alt-Enterを使用し、表セル内で改行できるようになりました。
SR72185SR73803

ズーム
実線以外の線種を使用している図面のスクロール・ズームパフォーマンスが大きく改善されました。
SR73298

修正

ARRAYEDITEXT
ロールオーバヒントを有効にし、ARRAYEDITEXTコマンドを使用して連携配列から図形を削除すると、BricsCADがクラッシュする問題を修正しました。

属性
複数行の属性が正しく反映されない問題を修正しました。V17から再発。
SR72779

監査
関連付け配列が誤ってパージされる問題を修正しました。V17.1.11から再発。
SR72921

BIM断面
BIM断面作成中にパンした際、表示がちらつかないように修正しました。

BIM断面
BIMマテリアルの “ユニオンセクション” プロパティが、断面生成時に適用されない問題を修正しました。

データ抽出
一定の属性定義を、ブロックプロパティとして抽出できない問題を修正しました。
SR70092

寸法エクスプローラ
プレビューウィンドウがダイアログから離れている間にエクスプローラを閉じるとクラッシュが発生する問題を修正しました。

寸法エクスプローラ
ローカライズされたBricsCADバージョンでは、ドロップ ダウンコンボ ボックスを使用した、選択した値を一部変更して保存することができない問題を修正しました。
SR73921

表示
巨大なマイナス座標の図形の表示が、歪んで表示される事がある問題を修正しました。
SR73880

図面エクスプローラ
図面エクスプローラを閉じると、ランダムなアプリケーションウィンドウがアクティブになることがある問題を修正しました。
SR73813

ダイナミック寸法
DYNMODEフラグの 4 または 8 がアクティブになったとき、最初に入力された文字がダイナミック寸法ボックスまたはコマンドラインに反映されない問題を修正しました。

分解
分解を適用すると、水平方向または垂直方向の2D拘束を持つブロックの内容が歪む問題を修正しました。
SR72186

レイアウトの書き出し
表示順序が保存されない問題を修正しました。
ネストされた外部参照からのブロックが書き出されない問題を修正しました。
SR73240

フィールド
ネストされたプレースホルダフィールドは、プレースホルダの解決(たとえば、ブロック挿入)で正しく評価されない問題を修正しました。
SR72407

フィールド
テーブルセルの内容を参照するフィールドの評価を修正しましたが、テーブルには属していない問題を修正しました。

フィールド
フィールドを持つテーブルをシングルパス更新に切り替えました。 複数のフィールドを持つ他の図形でも同様です。

フィールド
挿入されたブロックの属性定義のフィールドが更新されない問題を修正しました。
SR67236

文字検索
クリップボードから文字検索ダイアログに貼り付けられたマルチテキストに、正しい内容の後にゴミを含む問題を修正しました。
SR70123

ビュー生成
円型の詳細ビューのプロパティが、クリッピング図形のプロパティと混合されているため正しく表示されない問題を修正しました。

ハッチングダイアログ
グラデーションハッチングの2番目の色では、色選択ダイアログの最初の色の値が表示される問題を修正しました。
SR73691

ブロック挿入
名前に “=” 文字が含まれているフォルダにあるブロックが挿入できない問題を修正しました。
SR73701

翻訳
3D配列コマンドの一部を翻訳できない問題を修正しました。
SR73986

メカニカルブラウザ
“Exposed” プロパティが翻訳できない問題を修正しました。
SR73951

オフセット
楕円形のポリラインからの内向きのオフセットカーブが正しくない問題を修正しました。
SR73576

OLEリンクの設定
ユーザー提供の図面でOLELINKSコマンドを使用すると、クラッシュが発生する問題を修正しました。
SR73766

印刷ダイアログ
“適用” ボタンが有効になっている状態で、設定が変更されていない場合、ページ設定名が意図せず “None”に切り替えられる問題を修正しました。

パブリッシュ
シートセットフィールドが、図面が開かれていない場合に、パブリッシュ中に更新されない問題を修正しました。
SR68367
パブリッシュは、複数のシートPDFファイルへパブリッシュするときに、ファイル名にドットを付けることを許可しなくなりました。
SR73531

パージ
分数オプション(#または^のいずれかの特殊文字を使用)を使用して作成された分数を含むマルチテキスト図形は、空のテキスト図形とみなされ、パージコマンドによって望ましくなく消去される問題を修正しました。
SR71787

パージ
ビューポートが消去された後、オーバーライドされた線種をパージできない問題を修正しました。
SR65267

レンダリング
BricsCADのテンプレート図面の中には、”ByLayer” のビューポートアンビエントカラーがあり、他のDWGエディタで非常に明るく「露出オーバー」表示になることがありました。 そのような図面は保存時に自動的に修正されるようになりました。 問題のテンプレート図面が修正されました。
SR73467

断面
断面のライブステータスを有効にすると、OdDb3dSolidオブジェクトのエッジが切り取られなくなる問題を修正しました。(V17から再発)
SR72267

設定
V17.1.17では色プロパティの色名が翻訳可能になっていたため、RGBカラー値が設定ダイアログに正しく表示されない問題を修正しました。

設定
「検索」ボックスで使用されるフォントサイズは、部分的に切り抜かれた文字を避けるために調整されました。

板金
SMREPLACEコマンドが翻訳できない問題を修正しました。
SR73902

切断
元の3DソリッドのXDataと標準プロパティは、スライス操作で作成された新しいソリッドに継承されない問題を修正しました。
SR73081

スナップ
ユーザー提供図面のスプラインへの垂直および接線スナップが失敗し、エラーメッセージが表示される問題を修正しました。
SR73490

スナップ
レンダリングされたビジュアルスタイルがアクティブ中に小さな図形に負の座標でスナップすると、断続的に失敗する問題を修正しました。

スウィープ
ユーザー提供のスウィープシナリオがクラッシュを引き起こす問題を修正しました。
SR73081

テンプレート図面
ミリ設定のテンプレート図面のモデルスペースの最初のページサイズが、A4ではなくLetterに間違って設定されている問題を修正しました。

文字
isocpeur.ttfフォントを使用すると、”?” (U+00D8)ストロークを含むラテン大文字 “O” が、直径記号 “?” (U+2205) として表示される問題を修正しました。
SR72686

ツールパレット
表示オプションの設定からサイズを変更した後、不適切な寸法でツールイメージが取得される問題を修正しました。

アプリケーション開発

BRX
BRXアプリケーションがオーバールーリングを使用し、OSMODE + STRACK がアクティブだったときに、ディスプレイアーチファクトが発生する問題を修正しました。
SR73964

BRX
AcOpmNativePropertyIdの同期がとれていない問題を修正しました。
SR73765

COM
IAcadDatabase::CopyObjects() は、外部COMとの互換性がなく、VBAのみの単純化されたVARIANT/SAFEARRAYベクタの結果図形を返す問題を修正しました。V17から再発。
SR73609

DIESEL
$(substr …)関数の評価に関する問題を修正しました。
SR72996

LISP
(BCAD $ LicenseLevels)は、BricsCAD固有の新しいLISP関数で、オプションでライセンスされたコンポーネント(Communicator、SheetMetal、Bim)を含む実際のBricsCADライセンスレベルを返します。RunAsLevel 設定は結果リストで尊重されます。この関数は、(“CLASSIC” “PROFESSIONAL” “PLATINUM” “COMMUNICATOR” “SHEETMETAL” “BIM”)のようなリストを返します

LISP
CMDECHO がオフになっていても、LISPの実行中に不足しているプリンタに関するメッセージが表示される問題を修正しました。
SR72589

LISP
xpressTools API:(acet-error-init)が、pickFirst 選択セットを保持しない問題を修正しました。

LISP
誤った「アプリケーションが応答していません…」というタイトルバーのメッセージが表示され、Windows のロックアップ画面が表示されないよう (print), (princ), (prin1), (prompt)、(acet-ui-status)を改善しました。(vle-ping-alive)を追加し、クライアントのLISPコードがWindows OSに「まだ生きている」ことを知らせます。
SR73380

LISP/SDS/BRX
wcmatch() が、複数の連続した(白い)スペースを含むパターン文字列で正しく動作しない問題を修正しました。V17.1.03. から再発。
SR73614

.NET
GetObject(OpenMode.ForRead) がロックされた画層の図形を開けない問題を修正しました。
SR73578

印刷
/b 起動コマンドオプションで起動されたスクリプトからの印刷時のクラッシュを修正しました。
SR70644


Version 17.1.17    19/01/2017

新規

座標系以下のオーストリアで使用される座標系をサポートしました:EPSG-CodeProjectionPrimemeridian
31251 MGI (Ferro) Austria GK WestGauss-Kruger – M28Ferro
31252 MGI (Ferro) Austria GK CentralGauss-Kruger – M31Ferro
31253 MGI (Ferro) Austria GK EastGauss-Kruger – M34Ferro
31254 MGI Austria GK WestGauss-Kruger – M28 (DKM)Greenwich
31255 MGI Austria GK CentralGauss-Kruger – M31 (DKM)Greenwich
31256 MGI Austria GK EastGauss-Kruger – M34 (DKM)Greenwich
31281 Austria (Ferro) West ZoneGauss-Kruger(mit 5 Mio)-M28Ferro
31282 Austria (Ferro) Central ZoneGauss-Kruger(mit 5 Mio)-M31Ferro
31283 Austria (Ferro) East ZoneGauss-Kruger(mit 5 Mio)-M34Ferro
31288 MGI (Ferro) M28″BMN”(mit 5 Mio) – M28Ferro
31289 MGI (Ferro) M31″BMN”(mit 5 Mio) – M31Ferro
31290 MGI (Ferro) m34″BMN”(mit 5 Mio) – M34Ferro
SR68111SR70429
以下のスウェーデンで使用される座標系をサポートしました。EPSG:3006 SWEREF 99 TM [SWEREF99, 6619]
EPSG:3008 SWEREF 99 13 30 [SWEREF99, 6619]
EPSG:3009 SWEREF 99 15 00 [SWEREF99, 6619]
EPSG:3010 SWEREF 99 16 30 [SWEREF99, 6619]
EPSG:3011 SWEREF 99 18 00 [SWEREF99, 6619]
EPSG:3012 SWEREF 99 14 15 [SWEREF99, 6619]
EPSG:3013 SWEREF 99 15 45 [SWEREF99, 6619]
EPSG:3014 SWEREF 99 17 15 [SWEREF99, 6619]
EPSG:3015 SWEREF 99 18 45 [SWEREF99, 6619]
EPSG:3016 SWEREF 99 20 15 [SWEREF99, 6619]
EPSG:3017 SWEREF 99 21 45 [SWEREF99, 6619]
EPSG:3018 SWEREF 99 23 15 [SWEREF99, 6619]
EPSG:3152 SWEREF 99.ST74 [SWEREF99, 6619]
EPSG:3847 RT90_2.5V_SWEREF99/01[SWEREF99, 6619]
SR72305
以下のコスタリカで使用される座標系をサポートしました。EPSG:5365 CR05 [WGS84, 7030]
EPSG:5366 CRTM05a [WGS84, 7030]
EPSG:5367 CRTM05 [WGS84, 7030]
SR72165

改良

ライセンス管理Communicatorネットワークライセンス使用時、ヘルプ ライセンスマネージャー …に進み、Communicatorライセンスの横にある 詳細… をクリックし、詳細ダイアログで Return… をクリックすることにより、ライセンスプールに戻すことができるようになりました。
Communicator機能の使用、または、ライセンス管理の再オープン時、そのプールから新しいライセンスを取得します。
メカニカルブラウザMCAD構造のすべてのレベルで”ズーム”が働くようになりました。

パフォーマンスロールオーバーヒント表示の周長、面積の計算がかなり高速になりました。
SR71216
作図ビュー作図ビューを生成、詳細ビュー、断面ビュー コマンドが最新に使用された図面毎の尺度、向きの設定を同じセッション内で記憶するようになりました。
SR71159
地理イメージ 以下の種類の地理イメージ座標ファイルをサポートしました: jgw, bpwx, bmpw, gfwx, gifw, tfwx, tifw, j2wx, jp2w, sdwx, sidw, pgwx, pngw。
SR69307

修正

BIMマテリアル一部のBIMマテリアルの厚さを修正しました。
寸法ユーザー提供図面にて、寸法テキストの位置がで正しくない問題を修正しました。
SR70645
図面エクスプローラ[外部参照シンボルのオン/オフ]ボタンのオン/オフを繰り返し切り替えると、エラーメッセージが表示される問題を修正しました。
SR73171
ダイナミックブロックダイナミックブロックのストレッチと極アクションは、厚さがゼロでないポリラインがアクションに含まれていた場合、キャッチできない例外をスローする問題を修正しました。
SR66054SR67828
ダイナミックブロックユーザー提供のダイナミックブロックのプロパティを取得するとクラッシュが発生する問題を修正しました。
SR70118
ダイナミックブロックプロパティパネルまたはAPIを使用して距離パラメータを “0” に変更しても、ダイナミックブロックパラメータが正しく更新されない問題を修正しました。
SR66144
図面プロパティダイアログがトレーリングスペースのトリミングを無効にする問題を修正しました。
SR70244
eトランスミットBIM関連図面ではETRANSMITが機能せず、”使用できません – 図面が保存されませんでした” と表示される問題を修正しました。 V17から再発していました。
SR72981SR73224SR73354
フィールド32bitバージョンで、オブジェクトプロパティフィールド(たとえば、領域、画層…)を挿入できない問題を修正しました。
SR72531SR73300
ハッチングテキスト/マルチテキストが追加された後に、ハッチングの境界が更新されない問題を修正しました。
SR72324
ハッチング選択した自己交差図形からのハッチング作成が失敗する問題を修正しました。
SR70443
翻訳設定ダイアログ:組み込みの色名が翻訳できない問題を修正しました。
SR72862
翻訳Adtdirectエラーメッセージを翻訳できない問題を修正しました。
SR46332
翻訳BIMに認識されないプロパティタイプ(29)があった問題を修正しました。
SR73317
プロパティ半径比プロパティは、ファクタではなく距離として書式設定される問題を修正しました。
PDFアタッチPDFアタッチが、現在のレイヤーではなくレイヤー0で作成される問題を修正しました。
PDF書き出し定義済みの用紙サイズのマージンとサイズを修正しました。
PDF書き出しPDF書き出しのカスタム用紙サイズダイアログが pc3 アプリケーションから開始されない問題を修正しました。
PROJECTGEOMETRY(形状投影)コマンドが、投影する図形として点を受け付けない問題を修正しました。
SR73167
単位表示ユニコード/非アスキー文字の表示を修正しました(オングストローム、μm)
パラメータ単位が異なる別の部品を置換する場合、パラメータに不正な単位が使用される問題を修正しました。

ACIS読み込みAcisinコマンドが、3Dソリッドではなく望ましくないサーフェスを作成する問題を修正しました。
BATTMANBATTMANコマンドが、図面に属性を持つブロックが見つからなかった場合に不適切な警告ダイアログを表示する問題を修正しました。
SR72429
BIMBIM要素の拡張プロパティを表示するとクラッシュが発生する問題を修正しました。(V17.1.12から再発)
コンポーネント入力編集オプションを使用した場合、2D拘束が正しく再計算されない問題を修正しました。
SR72721
座標系Krovak予測に関する問題を修正しました。
CSMAPに関するCRSの境界の計算を修正しました。
SR68111SR70429
文字編集Enterキーを押してDDEDITダイアログを閉じると、不要なシステムビープ音が鳴る問題を修正しました。
SR73173
フォントSHXフォントで作成されたヘブライ語のマルチテキストは、SHXフォントの代わりにTTFで正しく表示されない問題を修正しました。
SR71193
グラデーションハッチングMAXHATCH設定がグラデーションハッチングに望ましくなく適用され、間違って印刷、エクスポート、またはソリッドハッチとして表示されてしまう原因となっていました。この問題を修正しました。
らせんらせんを含むブロックを持つユーザ提供の図面にて、いくつかの巨大なジオメトリアーティファクトの表示が正しくない問題を修正しました。
IFC読み込み負の尺度を持つブロックが、IFC書き出しで外される問題を修正しました。
SR72982
等値線ユーザ提供の3Dソリッドにて不正確な等値線が表示される問題を修正しました。
SR71837
画層LAYERコマンドをプログラムされたモードで使用すると、いくつかの警告メッセージを抑制しない問題を修正しました。
SR73222
パラメータユーザー提供の図面からパラメータと式を読み取ることができない問題を修正しました。
SR73004
PDF印刷ベクターの解像度設定がpc3に保存されない問題を修正しました。
リボンリボンの「作成」タブにある「注釈をすべて表示」ツールにて “_mleaderstyle”コマンドが誤って実行され、”_mleaderstyle”アイコンが表示されている問題を修正しました。
SR66034
リボン図形スナップパネルが折りたたまれた状態でも広すぎる問題を修正しました。
SR72669
構造ツリールール名 “Building Elements”、”Entities”、”Sections”は現在翻訳可能になりました。
ツールパレット ナビゲートこのコマンドが特定のプロファイル設定でクラッシュする可能性があった問題を修正しました。
SR72917

アプリケーション開発

.NETトランザクションが終了したときに、すべてのオブジェクトが適切に処理されない問題を修正しました。
SR73351
BRXAcDbMText::text() 返されたテキスト文字列から書式設定コードが削除されない問題を修正しました。
SR71761
LISP(tblsearch “DIMSTYLE” …)と(tblnext “DIMSTYLE” …)が誤った色の値を返す問題を修正しました。
SR73259
BRX/LISP/SDSacedGrClear() はビューポート全体をクリアせず、アクティブなビューポートの再描画をトリガーし、一時的なグラフィックスを削除するようになりました。acedRedraw() は、アクティブなビューポートのみの再描画をトリガーします。
(redraw)、(grarc)、(grclear)の実装を改善しました。
(grdraw)、(grfill)、および acedGrDraw()は、特別なカラー値 “0”を使用しているとき、背景色でベクターを取り消さない問題を修正しました。
“highlight”フラグが(grdraw)、sds_grdraw()、およびacedGrDraw()では尊重されない問題を修正しました。
SR72699SR73109

BRX/LISP/SDS(entmake)、(entmakex)、SDS/BRX entmake() 関数が、ユーザー定義のハッチングパターンまたはカスタムのハッチングパターンにてハッチングを作成できなかった問題を修正しました。
SR69055
BRXsaveAs() を使用しているときにプレビューのサムネイル画像が表示されない問題を修正しました。
SR65012
BRX一時データベースに複製された AcDbHatch 図形にて操作を行うと、致命的なエラーが発生する可能性があった問題を修正しました。
SR68402
BRXHLRの性能は拡張され、改善されました。
SR71916
BRXAcBrMesh2d::generate() は AcBrBrep に対してのみ機能し、他の AcBrEntity に由来する Brep図形に対しては機能しなかった問題を修正しました。
SR72592
BRXOdSpaBrEdge::getCurveType() が ‘OdGe::kCircArc3d’ 曲線タイプをサポートしなかった問題を修正しました。
SR72698
BRXAcDbObject::addPersistentReactor() を呼び出すと、UNDOコマンド中にクラッシュする可能性がある問題を修正しました。
SR73013
BRXAcDbLight をプログラムコードで作成直後に、ライトを投影しなかった問題を修正しました。
SR73085
BRXAcDbLine::getOsnapPoints(kOsModeNear) が、非平面図の方向を指定するときに不正な点を返す問題を修正しました。
SR73200
BRXサードパーティーのアプリケーションが、既に使用されている名前のコマンドを登録した場合、BricsCADが終了時にクラッシュする可能性がある問題を修正しました。
SR73201
DBMODpushDbMod/popDbMod を使用した場合、DBMOD=0 が保持されない問題を修正しました。
SR73175
LISP(entsel)、(nentsel)、(nentselp)関数は、(initget number ” “) と組み合わされて、スペース/リターン入力用の空の文字列を返さない問題を修正しました。
SR72427
LISP不完全または欠陥の有る VLO-VL カスタムオブジェクトが含まれている場合、ユーザー提供図面をロードできない問題を修正しました。
SR73024


Version 17.1.12    20/12/2016

新規

PDFとして印刷 新しいビルトイン印刷ドライバー’Print as PDF’で直接、PDFファイル出力が可能になりました。
設定は、’Print as PDF.pc3’設定ファイルに保存されます。
Bサポートされている用紙サイズの他に、複数のカスタム用紙サイズを追加することも可能です。

改良

BIM – 窓とドア BIMでインストールされる窓とドアのライブラリが拡張されました。
表示 グラデーションハッチングパターンの透明度表示がサポートされました。
SR72514
PDF書き出しラスターイメージのPDF書き出し時、遠近投影がサポートされました。
パラメトリック コンポーネント パラメトリック穴フィーチャーの定義と利用を含むサンプルファイルがインストーラーに追加されました。
ツールバーとメニュー 板金、アセンブリのメニュー、ツールバーのタイトルとホットキーが修正されました。
ビューポート ダイアログ 水平、垂直角度のテキストフィールドが編集可能になり、5度の倍数制限がなくなりました。
SR69898
表示 スナップマーカーの無効な表示クリッピングが描画可能になりました。
表示 ポリラインと2Dソリッドは、平面上に正確に表示されたときにのみ塗り潰し描画されます。 視野角の偏差に対する許容差が増加し、少し後に表示が塗り潰し無しに切り替わっていました。
SR72303
翻訳 単位の略語が翻訳できるようになりました。
リボンアイコン リボンメニューの画層コンボアイコンがDPI値によってリサイズするようになりました。
SR72451

修正

ANGBASE 反時計回りになってしまうANGBASE変数の計算を修正しました。
SR72513
ARRAYPATH 関連付け整列パスのUndoが部分的にしか動作していませんでした。 例えば、パスのラインを移動させて整列が付随して移動、UNDO => ラインは元の位置に戻るが整列は置き去りになっていました。
ARRAYPATH 整列パスの曲線をストレッチして点にするとBricsCADがクラッシュしていました。 パス曲線をゼロ長に縮めると、関連付け配列は消去されるようになりました。
BIM BIMプロパティーの翻訳の問題を修正しました。
SR71299
BIMCLASSIFYBIMCLASSIFYの’その他’オプションで一覧以外の数字の種類を使用するとクラッシュすることがあった問題を修正しました。
SR72822
BIM – IFC読み込みIfcLocalPlacementが正しく読み込みできていませんでした。
SR72549
ブロックダイアログ ドロップダウンリストでブロック名を変更すると、ブロックが正しく作成されないことがあった問題を修正しました。
SR72692
寸法スタイル編集寸法スタイル編集で寸法値の文字スタイルを設定できませんでした。
SR76682
フィールド ダイナミック注釈付きのネストされたブロック属性で使用される未知のフィールド式がクラッシュを引き起こしていました。
SR72681
グループ ARRAY、MIRROR、COPY、SCALE、ROTATE、DROPGEOM、GripEditコマンドが新しいグループを作成するよう修正され、PICKSTYLE = 0 でグループに属するすべての図形が元図形として前述コマンドで選択されるようになりました。
SR38555 SR72741
線種 DGN読み込みの線種が過剰なパラメータを持っていると、線種表示が異常に遅くなっていた問題を修正しました。
SR72874
翻訳 いくつかの単位名が翻訳できませんでした。
TPNAVIGATE TPNAVIGATEコマンド使用時にクラッシュすることがあった問題を修正しました。
SR72917
板金 ベンドの内角がメカニカルブラウザのベンドプロパティ内に表示されるようになりました。
断面表示 マテリアルハッチングパターンが同じ図形の別の断面リージョンでは別の角度を持っていました。
SR72605
2D拘束 2D拘束形状がコピー後、歪むことがあった問題を修正しました。
SR72186
分解 分解後、3Dソリッドが変な位置に移動してしまうことがあった問題を修正しました。 V17で再発していました。
SR72433
翻訳 “Identity”文字列の翻訳問題を修正しました。
SR72537
翻訳 子の寸法スタイル名が翻訳できなかった問題を修正しました。
SR72642
翻訳 韓国語文字が誤った2バイト文字セット(DBCS)にエンコードされ、正しく表示されなかった問題を修正しました。 保存操作の不具合を修正しました。
SR69957
ツールパレット ツールパレットバーの表示時、プログラムを再度開始すると、ハッチングページが表示されなくなっていた問題を修正しました。
SR72457 SR72570

アプリケーション開発

BMODELERブーリアン操作の安定性とパフォーマンスが改善されました。
SR72174
BRX ドキュメントが無い状態で acdbRegApp()を呼ぶと、例外エラーとなっていた問題を修正しました。
SR72492
LISP Lisp (load …)機能の互換性が改良されました。 ロードされるべきファイルが見つからなかったとき、エラーとなり、Lisp動作がキャンセルされていた問題を修正しました。
SR72582
LISP 新しく IAcadMLeaderStyle COM プロパティがサポートされました:
TextAttachmentDirection
TextBottomAttachmentType
TextTopAttachmentType
SR72559
LISP タイミング MenuLisp .mnlファイルがまさにロードされようとしていたとき、デマンドロード経由でBRX/NETをロードすると、タイミングによっては失敗することがあった問題を修正しました。 V17.1.09から再発。
SR72450 SR72460
TX 1024バイト未満のバッファサイズでの sds_getkword() の呼び出しでバッファオーバーランが引き起こされていた問題を修正しました。
SR72478
VBA VBAが”有効/無効マクロ”ダイアログを表示していた問題を修正しました。
SR72407 SR72424 SR72483 SR72503 SR72552

Version 17.1.10    30/11/2016

新規

PromptOptionTranslateKeywords システム変数コマンドオプションキーワードがロードされるかどうかをコントロールします。 無効にすると、各国語版キーワードはグローバル(英語版)キーワードをコピーしたものになります。 結果として、グローバルショートカットがアンダースコア無しで使用されることになります。
 3D比較ツール3DCOMPAREコマンドで、3Dソリッドやサーフェスを持つ(入れ子のブロック内のものを含め)、二つのdwgファイルを比較することができます。
3DCOMPAREMODEシステム変数 は、比較結果を一つのビューポートに表示するか、それとも二つのビューポートに表示するかをコントロールします。 新しいリボンパネルのツール/3D比較 を使用すれば、表示方法を切り替え可能です。

3D拘束DMANGLE3D 円錐の半角拘束が導入されました。
DMDISTANCE3D 円柱、円、球に対する特別な計測モードが導入されました。 境界(最短の点)同士や対応形状の軸の中心点との距離を特定できます。

AIDIMPREC コマンドで、寸法精度(DIMDEC)を設定できます。
SR70096
ANIPATH コマンドでは、3Dモデルに対して、パスに沿ってカメラを移動させたり、画面移動させたアニメーションを記録し、ムービーファイルに保存することができます。 解像度、フレームレート、期間、出力フォーマットを設定できます: AVI, MPG, WMV。
AIDIMFLIPARROW コマンドで、個々の寸法矢印を反転できます。
アセンブリ設計BMAUTOUPDATE システム変数は、アセンブリ図面を開いたとき、図面内の外部コンポーネントを自動的に再ロードするかどうかをコントロールします。
BMINSERT コマンドは、内部コンポーネント、板金フォームの挿入や矩形整列の挿入項目の配置機能等が実装され、大幅に改良されました。
BMUPDATEMODE システム変数 アセンブリの外部コンポーネントについて、変更されたとき(速い)だけ再ロードするか、無条件に(遅いがアセンブリ構造を修復)再ロードするかを設定します。
コンポーネントベースのフィーチャー コンポーネント定義ファイルがBC_UNITE、BC_SUBTRACT画層の3Dソリッドを含む場合は、コンポーネントを挿入すると対象の3Dソリッドとで和、差の処理が行われます。 コンポーネント定義の”挿入形態”プロパティで、内部コンポーネントとして挿入されるか、外部コンポーネントとして挿入されるかを指定できます。
コンポーネント マテリアル マテリアルの物理的プロパティーとしてのコンポーネント マテリアルがサポートされました。 コンポーネントへビルトイン、または、ユーザー定義のマテリアルが割り当て可能になりました。BMMASSPROPコマンドは、コンポーネントへ割り当てられたマテリアルの密度を考慮するようになりました。
部品表(BMBOMコマンド)にマテリアルの列を設定可能になりました。
“密度”グループはコンポーネントプロパティーから削除され、BMMASSPROPコマンドでは考慮されなくなり、マテリアルが密度の定義に使用されるようになりました。
VIEWSECTIONコマンドでは、メカニカルコンポーネントやアセンブリの断面に、マテリアルで定義されたハッチングパターンを使用するようになりました。
SR49541
パラメトリックコンポーネント コンポーネントパラメータが挿入中に変更可能になりました(BMINSERTの’編集’モード)。
特定のコンポーネントのパラメータの可視性は、パラメータの公開プロパティでコントロールされます。
単位は、割り当てるか、公開されたコンポーネントパラメータから自動的に引き出すことが可能です。 パラメータの単位は、アセンブリレベルでのコンポーネントの挿入パラメータに割り当てられた値を正しく変換するために使用されます。

ツールパレット がコンポーネント挿入をサポートしました。 図面エクスプローラのフォルダータブにリスティングされたファイルは、右クリックメニューを使用し、コンポーネントとして現在のツールパレットに追加できます。

BIMIFC2x3 Coordination View V2.0 BricsCAD BIM V17 は、IFC書き出しについて IFC2x3 Coordination View V2.0 の認定を受けました。
BIM要素タイプリストに追加されるタイプ: カバーリング、カーテンウォール、フローターミナル、足場、家具要素、メンバー、杭、手すり、スロープ、スロープ群、屋根、敷地、階段、階段群。
BIMCLASSIFYが拡張され、’その他’オプションで、図形をこれらのBIMタイプの一つに分類可能になりました。
BIM要素のプロパティー全ては、IFC2x3 Coordination View CV2.0で定義されたものになります。 これらのプロパティーはプロパティーパネルで表示・編集可能です。

敷地、建物、階 一つのdwgファイルは、一つの敷地とその中の複数の建物を持ちます。 一つの建物は、複数の階を持ちます。
BIM要素には、’建物’、’階’のプロパティーを設定可能です。
BIMSPATIALLOCATIONS 建物・階の管理ダイアログを開きます。 このエクスプローラで、敷地、建物、階を作成・編集できます。

構造パネル で、BIMモデルを検査可能です。 デフォルトでは、建物構造は空間内部に構成されています。 建物要素は、まず、建物でグループ化され、次に 階でグループ化され、そして BIM種類でグループ化されます。 この構造は完全に設定することが可能です: 上記の全てのIFCプロパティを含む任意のプロパティをグループ化やソートの規則として使用可能です。
部屋 BIMROOMコマンドでは、二つの方法で部屋を作成可能です。部屋の領域内の一点をクリックします。 ダイナミックUCSが部屋の底面を定義します。 この平面は、壁に囲まれ、部屋マークが配置されます。 この部屋マークは、ハッチング形状を持ち、名前、番号、面積の属性を持つブロックです。
3Dソリッドを選択します。 3Dの部屋は、完全にソリッドで定義されます。

一点クリックで作成された部屋は、境界の壁と関連性を維持します。 モデルの変更後にそのような部屋を更新する2つの方法があります:BIMUPDATEROOM. 部屋を再定義するため、そのような部屋を見つけるアルゴリズムが実行されます。 新しい壁が作成されたとき検出されます。
BIMAUTOUPDATEROOM. この設定がオンに切り替えられると、境界の壁が変更されたとき自動的に部屋が更新されます。 新しい壁は検出されません。

壁は IFC空間に対応し、IFC2x3 CV2.0で定義された全てのプロパティを持ちます。
それに加え、部屋が壁で囲まれた領域内の点をクリックして定義されたときは、部屋は周りの壁の複合材料合板で使用されている仕上げ材をレポートします。 これらの仕上げ材もDATAEXTRACTIONで利用可能です。

DATAEXTRACTION は、窓、ドア、部屋を含む全てのBIM要素を処理するよう拡張されました。 全ての既述プロパティーは出力可能です。
窓やドアの分類 は、それを定義した dwgファイル上で実行可能です。 BIMCLASSIFYでオプション’窓’、’ドア’を選択後、何も選択せず Enterを押すと その図面が分類されます。 プロパティパネルでは、図面内で何も選択されていないとき、図面の窓、ドアのプロパティが編集可能です。
複合材料表示 全ての建物要素は’複合材料表示’と呼ばれるプロパティを持っています。 オンに切り替わると、3Dソリッドはその複合材料を表示し、モデリングでは各々選択可能です。
図面生成 詳細断面: BIMSECTIONコマンドはオプション ‘詳細’で拡張されます。 詳細オプションを使用する場合、デフォルトではボリュームの状態を持つ断面が作成されます。 コマンドは、ダイナミックUCSを使用して、断面になるボックスのベース面を定義するため、ボリュームボックスの3コーナーのポイント入力を求めます。 既存のBimSectionがホバーされると、クワッドから起動されるBIMSECTIONは、ホバーBimSectionと同じ平面に、詳細断面のボックスを作成できます。
PLACEVIEWコマンドは、コンテンツブラウザから3Dビューをドラッグして、断面結果図面のペーパー空間上にドロップすることができます。
構造パネルは、断面を各々一覧表示し、タイプでグループ化します: 断面、平面、高度、詳細。
クリップ表示: BimSectionは、’クリップ表示’プロパティーがアクティブなとき、複合材料のハッチングパターンを3Dモデル上に表示します。

COMMUNICATOR読み込み ImportHiddenParts: 非表示のパーツをどのように読み込むかをコントロールする設定です。
SR70570
読み込み元製品のパーツにマテリアルが割り当てられていた場合、.dwgにマテリアルとその物理的なプロパティーが読み込まれます。
ルートのアセンブリコンポーネント名が、自動的に読み込みアセンブリファイル名にセットされます。
ユーザー側で、読み込みアセンブリパーツの検索パスを指定できるようになりました。 これは、Creo、Inventor、Nx、NxDirect、SolidEdge、SolidEdge Direct、SolidWorksのファイル形式に適用可能です。
XCGMファイル形式がサポートされました。

書き出し 製品(アセンブリ)構造がIGES/STEPで書き出し可能になりました。
ExportProductStructure: 製品(アセンブリ)構造を書き出すかどうかをコントロールする新しい設定です。

座標系チェコ/スロバキアの S-JTSK座標系がサポートされました。
クロアチア EPSG 3765
オランダ EPSG 28992

SR61644SR66806SR67277SR69564SR69824SR70383
コンテンツブラウザは、図面エクスプローラのフォルダーパスに似ており、恒久的に利用可能なドッキング可能なパネルで、ユーザーが選択したフォルダに含まれる図面のツリービューを提供しています。 この初期バージョンでは、1番目の図面内容ではモデル空間ビューを表示し、それは現在の図面内にドラッグ・アンド・ドロップ可能で、新しいPlaceviewコマンドをアクティブにします。 将来的には、ブロック、寸法スタイルのようなより多くの図面コンテンツも図面にドラッグアンドドロップ可能になります。
寸法スタイルファミリー一つ、または、複数の子スタイルを持つ親寸法スタイルがサポートされました。 これにより、以下の寸法タイプの親寸法スタイルを一部変更したスタイルを容易に作成可能です: 長さ、角度、直径、半径、座標、引出線。 子スタイルを作成するには、寸法スタイルエクスプローラ内の親寸法スタイルを右マウスクリックし、 ポップアップメニューの’新しい子スタイル’オプションを選択します。
寸法スタイル比較寸法スタイルエクスプローラ内の新しい編集パネルで、詳細表示一覧で選択した寸法スタイルの比較表を表示します。
寸法 サブ単位距離が1単位未満のとき、サブ単位で距離寸法を表示するには、’接頭のゼロを省略’フラグがアクティブでなくてはなりません(DIMZIN)。
サブ単位が使用される場合、サブ単位の接尾が寸法値に追加されます。 例えば、0.96m を 96cm と表示するには、’cm’を入力します。
サブ単位係数は、単位に対するサブ単位の数字をセットします。 それは、距離が1単位未満のとき、サブ単位の距離寸法を計算するために使用されます。 例えば、接尾が m のときサブ単位を cm で表示するには、100を入力します。

ダイレクトモデリングDMEXTRUDEMODEシステム変数 が導入され、DMEXTRUDE(押し出し)の’自動’コマンドオプションでのブーリアン操作をコントロール可能になりました。 このビットフラグ変数の最初のビットは、新しい体積を親ソリッドと合算するのか、あるいは、新しい3Dソリッドを作成するのかを指定します。 第2ビットは、自動モードを使用して作成された新しい体積を合算するのか、あるいは、交差3Dソリッドから減算するのかを指定します。
DMSELECTオプション Primitive/EdgeNetwork が追加され、入力エッジから類似の凸面を持つ隣接エッジを見つけて選択することが可能になりました。 機能拡張されたオプション Primitive/Loop で、選択された面セットの境界を選択可能になりました。G1- または G2-接続の面の選択が可能になりました。
DMTWIST コマンドは、3Dソリッド、サーフェス、リージョンを指定軸の周りに一定の角度で捩じって、その形状を変更します。

DMAUDIT コマンドは、DMREPAIRの代わりです。 3Dソリッドやサーフェス形状が対象です。 前のDMREPAIRコマンドの構造やレポート項目の分類が改良されています。
ERASEコマンドで、3Dソリッドやサーフェスのエッジや面を削除可能になりました(サーフェスの穴を削除するには、その全てのエッジを選択します)。 Deleteキーでも3Dソリッドのサブ図形を削除可能になりました。 DMDELETEコマンドは廃止されます。

  • ETRANSMIT コマンドETRANSMITコマンドのコマンドライン版が実装されました: -ETRANSMIT。
    このコマンドは拡張され、BIMやアセンブリモデリングで必要とされる追加ファイルも含むようになりました。
    SR51945SR61501
    押し出し、ロフト、スウィープ、回転サーフェス図形が、開曲線、閉曲線から作成可能になりました。
    起動ダイアログBricsCAD起動時、デフォルトでは起動ダイアログが表示されるようになりました。 オンラインチュートリアルやインストールされたバージョンのリリースノートは直接、起動ダイアログからアクセスできます。 起動ダイアログでは、望むワークスペースや他の望ましい設定を使用したプロファイルを指定可能です。 起動ダイアログでは、所望のワークスペースなどを設定するためには、どのプロファイルを使用すればよいかをサポートします。 ワークスペース切り替えで実行されたコマンドの’OnSwitch’リストは空になりました。 これは、基本テンプレートやシステム設定の変更は、ワークスペース切替の副作用としてより、プロファイルの切替で実行されたほうがよいと思われるためです。 起動ダイアログから、ユーザープロファイルの作成、選択、切替を容易に行えます。
    作図ビューAUTOVPFITTINGシステム変数で、生成作図ビューのビューポート境界の自動フィット、リサイズをコントロールできます。
    SR68293SR70007
    親ビューを移動したとき、派生ビューも自動的にそれに沿って移動します。
    GENERATEASSOCVIEWSシステム変数で、VIEWBASE、VIEWSECTION、VIEWDETAIL、BIMSECTIONコマンドが元の3Dモデルと永続的に関連付けされた2D図面、ビューを生成するかどうかをコントロールします。 3Dモデルの変更時には、これらのビューにアタッチされた関連付け寸法は、自動的に、または、BIMSECTIONUPDATE、VIEWUPDATEコマンドによって更新されます。
    SR69167SR69508
    プロパティーバー は、生成ビューが選択されたとき、追加プロパティーを表示するようになりました。
    VIEWBASE, VIEWEDIT コマンドの新しい選択オプションで、ベースの作図ビュー選択セットから図形を追加・解除できるようになりました。
    SR70190
    VIEWEDITコマンドの Depthオプションで、断面ビューの切断深さを指定可能です。 Anchorオプションでは、ペーパー空間に生成されるビューの中心の固定化をコントロールします。
    SR61926
    VIEWDETAILコマンドのBoundary Typeオプションで、詳細ビューの境界を矩形にするか、円形にするか選択可能になりました。 Model Edgeオプションでは、切り取りライン、境界、引出線プロパティーを指定できます。
    SR63869
    VIEWSECTION 整列オプションで、ポリラインで作成された断面の代替の投影種類を選択できるようになりました。

画層パネルドッキング可能なパネルで、画層や画層設定を管理します。 このパネルは、図面エクスプローラの画層セクションとは違い、利用し続けることができます。 列の位置、幅、表示のオン/オフは指定可能です。
SR22908 SR28000 SR28574 SR28862 SR33832 SR35053 SR44623 SR45962 SR46011 SR65009 SR68043 SR71616
LAYERSPANELOPEN、LAYERSPANELCLOSEコマンドで、ドッキング可能なパネル画層パネルを開き、閉じます。
MATERIALMAP コマンドは、ベース形状の周りにマッピングされるレンダリングテクスチャーをコントロール・調整します: 平面、ボックス、円柱、球。 テクスチャーの原点、回転、尺度をコントロールするための操作性の良いGIZMOを提供します。
MATCHPERSPECTIVE コマンドでは、3つ以上のマッチングポイントで、背景イメージとモデル空間ビューをマッチングさせることが可能です。
メカニカルブラウザ:拘束の引数がそのプロパティーとツリーに表示され、選択も可能です。
特殊な引数を剛体セットから削除、または、現在の選択セットから剛体セットに追加可能です。

PLACEVIEW コマンドで、以下のように、元図から選択したモデルビューをカレント図面のペーパー空間レイアウトに配置できます。元図は、カレント図面のモデル空間に外部参照として、その図面名と同じ名前の画層に挿入されます。
元のビューと一致する新しく追加されたビューに対応した外部参照を持つペーパー空間ビューポートが追加されます。
この新しいビューポートでは、その外部参照の画層だけが表示状態にセットされ、他の図面内容によって邪魔されることはありません。
カレント図面がシートセットに属しているときは、合致したシートビューが作成され、ビューラベルブロックが追加されます。

PROMPTOPTIONFORMAT システム変数は、コマンドオプションがコマンドラインにどのように表示されるかをコントロールします。
このオプションは、各国語バージョンに対して、より柔軟性を提供するため追加されました。 プロンプトメニュー内とコマンドライン上のこのプションは、同じソースから生成されます(ソース内のinitget string形式で)。 プロンプトメニュー内のオプションをクリックすると、説明が表示され、キーワード(通常は、その説明とは相違した)がコマンドラインに送付されます。 PROMPTOPTIONFORMATは、コマンドラインのプロンプトで、説明とキーワードをどのように結びつけるかをコントロールします。 コマンドラインのプロンプトは、明確で、かつ、できるだけ短いほうが好ましいです。
プロパティーパネルサーフェスに形状プロパティーが追加されました: “ウォータータイト”、”ループ”、“穴”、“粒”、“面”。

  • RENAME コマンドは、画層、ブロックや他の図面コンテンツをワイルドカード(*等を使って)で名前変更が可能になりました。
    RESETBLOCK コマンドは、ダイナミックブロックをデフォルト値にリセットします。
    SR68153
    板金設計フォームフィーチャー フォームフィーチャーは、シートへの成形ツールの適用結果に対応する新たな種類の板金フィーチャーとして導入されました。 フォームフィーチャーは、インポート形状を認識させるか、または、提供・ユーザ定義ライブラリーから挿入可能です。 フォームフィーチャーは、直接、パラメータ編集することができます。フォームフィーチャーは、パラメータと共にメカニカルブラウに表示されます。 フォームフィーチャーのパラメータはプロパティバーにも表示され、編集可能です。
    パラメータ化された板金フォームフィーチャーのライブラリが追加されました。 ツールパレットパネルのフォームフィーチャータブから利用可能です。 ライブラリには、ブリッジ、ルーバー、エンボスを含む一般的に使用されるフォームフィーチャーが含まれています。 板金3Dソリッドにフォームフィーチャーを入力するには、ソリッドのフランジにフォームフィーチャーのアイコンをドラッグします。
    チャーを入力するには、ソリッドのフランジにフォームフィーチャーのアイコンをドラッグします。
    SMFORMFEATUREUNFOLDMODE: 2D、3Dの展開モデル表現でのフォームフィーチャーの見え方をコントロールするシステム変数です。
    SMCONVERT: 読み込み形状でのフォームフィーチャー認識機能が追加されました。
    SMREPLACE: 板金部品のフォームフィーチャー(認識されたものを含む)を提供・ユーザーライブラリからのフォームフィーチャーに置換するコマンドです。
    板金フィーチャーは、フィーチャー形状のダイレクト・パラメトリック編集を可能にするため、無効化状態に切り替えることが可能です。
    板金部品は、BMINSERTコマンドでの挿入時や挿入後に編集可能なコンポーネントパラメータとして、事前定義された _SM_THICKNESS変数を持つようになりました。

ロフトベンド フィーチャーの有効化が追加されました。
SMBENDLINEEXTENTVALUE, SMBENDLINEEXTENTVALUE システム変数 曲げ線のプロパティーをコントロールします。
SMFLANGEBEND コマンドでは、指定された曲げ半径のK-ファクターで、ラインに沿って既存のフランジを曲げることが可能です。
SMKFACTOR システム変数 デフォルトのK-ファクターを定義します。
SMREPAIR コマンド SMRETHICKENコマンドの機能を持つコマンドで、SMRETHICKENコマンドは廃止されました。 間違ったベンドを通常のベンドに変換、修復することが可能になりました。
SMRELIEFSWITCH コマンドが拡張され、新しいベンドリリーフのオプションがサポートされました: “平らに切替”、”円に切替”、”切欠きに切替”。
SMSELECT コマンドは、ハードエッジ、同一や類似のフォームフィーチャーを選択します; このコマンドは、クワッドメニューの選択セクションに現れます。
SMUNFOLD, SMEXPORTOSM コンポーネントマテリアルについての情報が .dxf、.osmファイルに出力されるようになりました。

SPLINEDIT コマンドは、スプラインの編集操作で反転、ポリラインへ変換、頂点編集、結合、閉じる 等を可能とします。
SR20970SR47013 SR51163 SR64144 SR64472
STRUCTUREドッキング可能な構造パネルは、図面内容の構造ツリービューを表示します。 この構造ビューはフルに設定可能で、その設定は容易に保存・呼出しができます。 デフォルトでは設定ファイルはSupportフォルダに保存され、ファイル拡張子”.CST”を持ちます。 構造ツリーで図形を選択すると図面内の該当図形をハイライトでき、逆に、図面内の図形を選択すると、構造ツリーの該当図形をハイライトさせることができます。
タブ化されたドッキング可能なパネル複数のドッキング可能なパネルで同じパネル領域をシェア可能で、各々のパネルはタブとなります。
パネルをドッキングさせるには、そのキャプション(=タイトルバー)を他のパネルにドラッグし、表示される四方矢印の中心へドラッグします。
パネルを既存パネルの横、上、下にドッキングさせるには、表示される四方矢印の矢印へドラッグします。
以下のパネルがドッキング可能です: コマンドバー、複合材料(BIM)、コンテンツブラウザ、画層、マテリアルブラウザ、プロパティーバー、レンダリングマテリアル、リボン、シートセット、構造、ツールパレット

ツールバー表示スタイルとマルチ引出線スタイルのツールバーにコンボコントロールが追加されました。
SR42586SR66268SR45834SR46682SR67123
ツールパレットTPNAVIGATEコマンドが実装されました。 ツールパレットグループがツールパレットのコンテキストメニューに表示されるようになりました。
SR68204
VBA 7.1 – x64 – x86BricsCAD x64 版でも、統合されたVBA開発環境がサポートされました。
VBAバージョンは、6.3 から 7.1にアップグレードされました。
VBAは、デフォルトではインストールされず、別途のインストールが必要です。 VBAインストーラは、BricsCADインストールフォルダのVBAサブフォルダにあります。

SR41948SR42271SR42591SR43614SR43744SR43766SR46537SR47448SR48203SR48477SR48515 SR49183SR50891SR63523SR63963SR64101SR64678SR66009SR66998SR67745SR68161 SR69583
XEDGES コマンドは、3Dソリッド、サーフェス、リージョンのエッジから、ライン、円、円弧を作成します。
XREFOVERRIDE システム変数は、参照画層の図形の色、線種、線の太さ、透明度、印刷スタイルのような表示プロパティーをコントロールします。
SR69479SR69961
ZINTERSECTION スナップこの新しい3Dスナップモードは、面のエッジやトラッキングラインの交点へのスナップを可能にします。 キーワード’zint’と’_zint’で現在のスナップモードをオーバーライドして使用できます。

改良

監査 (意味なく図面サイズを増大させている)無効なOdDbAssocActionオブジェクトのパージを改善しました。
SR71987 SR72379
構造パネル プロパティーを容易に選択できるよう検索窓が追加されました。
APPLOADダイアログ 名前欄でダブルクリックすると常にアプリケーションモジュールをロードするようになりました(ロード解除はせず、ダイアログ使用をシンプルにしました)。
SR72179
画層パネル ‘反転画層フィルタ’ボタンが追加されました。
CROSSHAIRDRAWMODEシステム変数 クロスヘアーカーソル描画時にOpenGLオフスクリーンバッファを使用するかどうかをコントロールする新しい設定です。 V17.1.05で導入された重要な表示パフォーマンスの改善は、Redwayディスプレイデバイスを使って十字カーソルを描画することで達成されましたが、OpgenGLオフスクリーンバッファを使用するとグラフィックハードウェアとドライバの組み合わせに問題があるようなので、CROSSHAIRDRAWMODE設定を導入して、以前使用していた(より遅い)方法に戻ってカーソルを描画します。
SR72267
コンポーネントマテリアルマテリアルがすべてのローカルコンポーネントや標準パーツに適用可能になりました。
SR71966
表示パフォーマンス超高解像度(UHD)画面上でのレンダリング表示パフォーマンスが、新しいクロスヘアーカーソルの描画アプローチにより劇的に改善されました。 高解像度では、パフォーマンスの改善は小さいですがそれでも顕著です。
SR65932
画層パネル”使用中画層の表示’がサポートされました。
画層検索コントロール画層エクスプローラと画層パネルの検索コントロールが速くなり、使用が容易になりました: フィルターの文字を入力するとリアルタイムにフィルタリングされ、ワイルドカードを使用したり、実行ボタンを押す必要はありません。 ワイルドカードを使用する等のより複雑なフィルタリングも可能です。

  • PANコマンド “旧式の画面移動”スタイル操作で使用します。 “-P”はデフォルトの略名として設定されていました。
    SR71941
    レンダリング マテリアル プレビュー マテリアルエクスプローラとマテリアルブラウザパネルでのレンダリング マテリアル プレビュー生成のパフォーマンスが改善されました。
    板金SMRELIEFSWITCH コマンド 分割フランジに近いコーナーリリーフをV-タイプに切り替えることができます。 そのようなコーナーリリーフは自動的には2つの滑らかなベンドに変換されます。
    SMRELIEFCREATE コマンド 含まれているベンド半径が表のデフォルトベンド半径と一致しないときリリーフ形状を補正します。
    SMREPLACE コマンド 寸法が相違していても類似と認識されたフォームフィーチャーを置換します。 認識されたフィーチャーの挿入点の処理も改善されました。

スナップペーパー空間ビューポート 矩形や多角形のビューポート(クリップされている、いないに関わらず)の図心(GCE)へのスナップがサポートされました。
ペーパー空間ビューポート 円や楕円ののビューポートの中心(CEN)へのスナップがサポートされました。
リボン 図心(GCE)スナップが”ホーム->図形スナップ”リボンパネルに追加されました。

3D拘束ライン、円、円弧、構築線、放射線の各図形を3D拘束の対象とすることが可能になりました。
選択図形に、既に同じタイプの拘束が存在したときは、新しい拘束は“無効”フラグがセットされて作成されます。

アプリケーションロード ダイアログAPPLOADダイアログが作り直され、アプリケーションの自動ロードが簡単になりました。 .BRX や .TX, だけでなく、.LSP、.NET、.VBAもサポートしています。
ARRAYEDITEXTクワッドからの配列編集について、様々な改良や不具合修正がなされました。

ACISが ACIS2017 1.0 (R27)にグレードアップされました。

アセンブリ設計CLONING コンポーネントのクローニングパフォーマンスが改良されました。
BMEXTERNALIZE, BMLOCALIZE, BMREPLACE コマンドで、コンポーネントにアタッチされたフィーチャーと拘束を維持する数が拡張されました。
BMEXTERNALIZE コマンド ‘自動モード’オプションを使用したときのファイル名重複を解決できるようになりました。
BMREPLACE 類似挿入オプションが追加され、全ての類似ブロックを置換するのか、選択したものだけを置換するのかをコントロールできるようになりました。
ETRANSMIT コマンドで、転送ファイルセットにメカニカルコンポーネント(BMINSERTコマンドでアタッチされた .dwgファイル)が含まれるようになりました。
対話操作 DMMOVE、DMROTATEコマンドでのアセンブリコンポーネントのパフォーマンスが改善されました。
メカニカルブラウザ 何らかの理由で再計算に失敗したコンポーネントは赤色にマーキングされるようになりました。

関連付け図形Dクローニング中、空や無効の関連付けについては、コピーして図面操作を遅くすることはせず、スキップするようになりました。
SR70922
属性プロパティーパネルで、単一行の属性を複数行(マルチテキスト)に変換するオプションが追加されました。
SR69109
属性ダイアログATTDEF、EATTEDIT、BATTMANのダイアログが改良されました。
SR67167
BIMBIMSECTION 作成が簡略化されました:ダイナミックUCSは、カーソルの下の図形のデフォルトが -Z方向の断面、下向きの平面断面を定義します。 ワンクリックで断面方向が確認できます。 BIM断面は、’クリップ表示’を設定してカーソルを移動させ、もう一度クリックして位置を指定すると、そこに作成されます。
窓とドア 窓とドアの更新機能、特に隣接した窓やドアについての更新機能が改良されました。
BIMWINDOWUPDATEコマンドで、 挿入済みの窓やドアと既存の3Dソリッド間の開口部のリンク(再)作成が可能になりました。 コマンドは、窓やドアを動かすことなく、開口部リンクの作成要件を満たす図面内の3Dソリッドを自動的に見つけます。
窓パラメータは、定義内パラメータの公開プロパティーを設定することにより、挿入時に表示/非表示を指定することができます。
BIMINSERT 対象の3Dソリッドとコンポーネント定義ファイルのBIM_UNITE/BC_UNITE画層の全てのソリッドとの和のブーリアン処理を行います。 他の全てのソリッドは、対象の3Dソリッドからの差のブーリアン処理となります。
基本的な例では、BIMINSERTは窓と湾曲した壁との間に有効なリンクを生成するようになりました。
SR63501

BIMDRAG BIGDRAGで3Dソリッドを拡張すると、自動的に交差する他の3Dソリッドから差のブーリアン処理を行います。
入力としてBIMSECTIONを受け付けるようになりました。 BIMSECTIONは、断面の法線に沿ってドラッグされます。

データ抽出で、選択したプロパティー行を上/下の矢印ボタンや右マウスボタンを使用して移動可能になりました。
寸法プロパティーパネルや図面エクスプローラの”寸法スタイル”パネルで、DIMTXTDIRECTION変数がサポートされました。
SR67463
DIMTEDIT事前に1つの図形だけを選択したいたとき、ピックファースト動作が可能になりました。 事前の選択が無しか、複数選択されていた場合は、コマンドは図形選択を要求します。
ダイレクトモデリングDMMOVE このコマンドが直線のエッジに適用されたとき、より期待に沿った結果を作成します: 隣接する平面はエッジに変換されるのではなく、回転されます。
DMRECOGNIZE 設計意図オプションは、パラメトリックコンポーネントの再計算結果に影響しないようになりました。
DMSTITCH 許容差は、以降のコマンド実行時には維持されなくなりました。
DMTHICKENコマンドは、曲線やポリラインのようなワイヤフレーム図形からチューブ状の3Dソリッドが作成できるよう拡張されました。

図面エクスプローラ外部参照シンボルを表示/非表示にするオプションが、画層だけにではなく、全てのシンボルテーブルに適用されるよう拡張されました。
SR42353
ダイナミックUCS曲面のサーフェス上でのダイナミックUCSの動作が改良されました。
EXPORTPDFPDFの書き出しがEXPORTコマンドから、専用コマンドの EXPORTPDFに移行されました。
全ての表示スタイルで、出力ファイルでの文字検索が可能になりました。 クリップされた挿入ブロック内のテキストは、まだ検索可能なかたちでは書き出されません。

フィレット2番目の図形選択時に、SHIFTキーを押していると、角(半径 = 0)にされるようになりました。
SR44271
FLATSHOT と SECTIONPLANETOBLOCK挿入結果のブロックを事前設定した向きに指定するコンボボックスが削除されました。 代わりに、挿入中にダイナミックUCSを使用して簡単に向きを制御することが可能になりました。
地理的位置ダイアログ座標系のリストを速く検索するため タイプ入力フィルターコントロールが追加されました。
SR70278
グリッド表示グリッドラインは、あまり邪魔にならないよう、部分的に透明に描画されるようになりました。 アダプティブグリッド密度もグリッド表示があまり邪魔にならないよう減少されました。
イメージアタッチ単一フォルダからの画像の複数選択がサポートされ、複数の画像を一度にアタッチ可能になりました。 これは、特に地理情報がアタッチされた画像に有用です。
SR69946
イメージアタッチコマンドラインバージョンでも相対・絶対パスがサポートされました。
SR69946
干渉チェックコマンドが拡張され、ブロック参照やブロック内に入れ子の3Dソリッドも対象になりました。
SR67592
画層フィルター過剰な数(250以上)の画層フィルターを含む図面を開いたとき警告ダイアログが表示され、フィルターの削除を提案します: この状態は、パフォーマンス低下を引き起こします。 多くの画層フィルターを持つ図面を開くときのパフォーマンスが改善されました。 SR69632
SR69632
各国語版ヘブライ語のメニューファイルが改良されました。
SR67224
MASSPROPACCURACY他の精度の設定と同様、マスプロパティーの精度は、これまで倍精度値(範囲 0.01-0.000000000001)で格納されていた代わりに、小数点以下(範囲2-12)の整数値として格納されるようになりました。
マテリアルエクスプローラレンダリングマテリアル定義種類(通常図面、または、REDWAYでの)とダウンロード状態を示す列が導入されました。 マテリアルのダウンロードアイコンをダブルクリックするとダウンロードが開始されます。 REDWAYマテリアル定義を通常図面用定義に変換するメニューオプションも導入されました。 プレビューのオブジェクトサイズコントロールも導入されました。 各マテリアルは投影種類の設定を持っています: 平面、ボックス、円柱、球。 幅と高さの尺度値は投影種類によって異なります。 円柱への投影では、幅の値は、一つのテクスチャーイメージの幅で円柱の周りをカバーする数を設定し、高さの値はイメージの高さを作図単位で定義します。 球への投影では、幅の値は、一つのテクスチャーイメージの幅で球の周りをカバーする数を設定し、高さの値は、一つのテクスチャーイメージの高さで球の周りをカバーする数を設定します。
マテリアルブラウザパネル図面のマテリアルリスト内のマテリアルをダブルクリックして、マテリアルエクスプローラを開き、クリックしたマテリアルの設定を編集します。 マテリアルは、ライブラリのリストから図面のリストへドラッグ&ドロップできるようになりました。 図面が既に同名のマテリアルを持っていたときは、ライブラリのマテリアルで上書きします。
ポリソリッド作成時、自分自身にスナップ可能になりました。
SR66842
ポリソリッド作成時、次点が開始点と同じときは、自動的に閉形状となるようになりました。
プロパティーパネルプロパティーをクリックしたとき、読み取り専用のプロパティー値も選択可能になりました(クリップボードへコピー)。
SR33997
プロパティーパネル読み取り専用プロパティーも強調表示されるようになり、その値をクリップボードにコピーできることを視覚的に示すようになりました。
SR68790
プロパティーパネル2D、3Dポリラインの頂点の処理が改善されました。
SR68907
クワッド表示F12で状態を切り替える間、以前のQUADDISPLAY値を維持します。
SR70976
REFEDIT外部参照編集中に、ユーザーが保存しようとしたときのエラープロンプトをより明瞭にしました。
SR71123
RIBBONPANELBREAKパネル分割後にリボンパネルに追加された余分な項目は、スライド外のパネルに表示されます。
SR50998 SR51077SR51934SR61235SR64410SR65464SR65638
断面断面のグリップ編集が改良されました。
選択ダイレクトモデリングで複数の面やエッジを選択するパフォーマンスが改良されました。
設定ダイアログ検索オプションが拡張され、選択項目文字列(コントロールラベル)も検索対象となりました。
SR66139
板金設計メカニカルブラウザや設定に、板金モデルプロパティーのカテゴリーが追加されました。
フィーチャー検証: 滑らかに接続された面の厚さチェックが強化されました。
SMCONVERT: 間違ったベンドフィーチャーの種類をより多く認識できるようになりました。 ほとんど一致する面形状を有するベンドは、間違ったベンドフィーチャーとして検出されます。
SMEXPORTOSM: ロフトベンドに隣接したベンドについても.osmファイルが作成できるようになりました。
SMFLANGEEDGE: リリーフ作成が改良されました。
SMJUNCTIONCREATE: 入力として、”モデル全体”と3Dソリッドが追加されました。
SMLOFT: フィレット半径に’自動’オプションが導入され、厚さに対して可能な最小半径のフィレットを持つボディーが作成されます。
SMRELIEFCREATE: オプションが追加され、ベンドリリーフが自動作成可能になりました。
SMRELIEFSWITCH: コーナーリリーフの伸長の”自動”は、”フィーチャーにセットされた長さを維持”を意味するようになりました。
SMREPAIR: 以前の設定”ロフトベンドの修復を有効化”の代わりに、”ロフトベンドを結合”となり、隣接したロフトベンドのサポートが改善されました。 間違ったベンドフィーチャーの一致面を自動修復できるようになりました。
SMREPAIR, BMINSERT: クワッドメニューの板金セクションに追加されました。

SMUNFOLD: き裂のあるロフトベンドに関する警告メッセージが追加されました。
SMCONVERT: 円柱状のロフトボディーがロフトベンドとして認識されるようになりました。
SR69997

スペルチェッカー様々な不具合修正や改良が行われました。
SR46758SR61678SR63474SR48877SR66552
スプラインSPLINEコマンドの取消(UNDO)オプションが改良されました。
SR67940
差、交差サーフェスやリージョンと混在した3Dソリッドもサポートするようになりました。
表区切り文字 コンボボックスで .csv ファイルも選択可能となりました。
文字スタイル図面エクスプローラの文字スタイルと -STYLEコマンドで、各国語(例: 中国語)フォント名が表示可能になりました。
SR46457
超高解像度超高解像度画面で作業するユーザーのインタフェースに関して、様々な改良が行われました。
背景表示ダイアログをよりわかりやすいよう改良しました。
VIEWEDIT親ビューの隠線設定と尺度が、断面、詳細ビューに継承されるようになりました。
断面ビュー、詳細ビューコマンド完了前にビュープロパティ編集を有効にするためのステップが追加されました。
表示スタイル切替レンダリング表示スタイル間の切替が非常に速くなりました。
SR46310SR46975SR65383

修正

CUIアイコン ダイアログの期待するアイコンサイズより小さいカスタムCUIアイコンについてエラーメッセージが表示されていました。 このようなアイコンには透明な枠を埋め込むことで回避しています。
SR72433
DIMCONTINUE DIMCONTINUE、DIMBASEコマンドをペーパー空間で使用すると、ベースの寸法からのDIMLFAC値を継承できず、最初の寸法がおかしくなっていた問題を修正しました。
SR71980
表示 ユーザー提供図面内の3Dソリッドが表示されなかった問題を修正しました(V17で再発)。
SR72254
レイアウト書き出し 入れ子の外部参照がある図面使用時、”不正なデータベース”エラーが発生することがあった問題を修正しました。
SR71977
ポリライン編集 ポリラインの頂点移動時、仮想線が頂点の元の位置から始まるのではなく、0,0,0から始まるラインを表示していた問題を修正しました。
SR72362
構造パネル アクティブな設定ファイルの名前は、StructureTreeConfig設定に格納され、次のセッションで復元されるようになりました。 設定ファイルの名前は、CUIファイルに保存されなくなりました。
AIDIMFLIPARROW このコマンドのメニュー項目を追加しました。
SR35120
BIM複合材料 断面ハッチングのダイアログプレビューがパターンを表示せず、名前だけ表示していた問題を修正しました。
BMINSERTコマンド “反転”オプションが通常のコンポーネントで正しく動作しないことがありました。 新しい”単一行”オプションでは直線上の配列が可能になりました。
寸法 DIMLTYPE、DIMLTEX1、DIMLTEX2変数が”.”を入力してもデフォルト値にリセットされなかった問題を修正しました。
SR71944
寸法スタイルエクスプローラ 寸法精度のドロップダウンリスト選択による変更がすぐに反映されなかった問題を修正しました。
SR72156
ダイナミックブロック ダイナミックブロックの動作がミラー操作後、おかしくなることがありました。(V17で再発)
SR72223
PDF書き出し デフォルトのポリゴン塗り潰しルールで失敗した島を含む複雑なソリッドハッチの適切なエクスポートを可能にするため、PDF書き出しパラメータにポリゴン塗り潰しルール設定を追加しました。
SR70598
画層パネル 画層エクスプローラの’使用中画層’設定が類似の設定の画層パネルと同期しないことがあった問題を修正しました。
翻訳 寸法スタイル編集の文字列が翻訳できませんでした。
SR72268
翻訳 複数の翻訳問題を修正しました。
SR72229
閉じたエッジ 閉じたエッジの表示スタイル設定が線分、ポリライン、曲線に適用されず、これらは閉じていると表示されませんでした。
SR71622
印刷ダイアログ ‘前の印刷’オプションが用紙サイズを切り替えられなかった問題を修正しました。
SR69829 SR72162
レンダリング表示パフォーマンス シルエットラインを生成するかどうかをコントロールするDISPSILH設定により、レンダリング表示スタイルの表示が非常に遅くなっていました。(V17で再発しました)
SR72123
板金 フォームフィーチャーの作成に続けて、コマンドのキャンセルや元に戻すと実行すると図面が破損することがありました。 破損図面は、AUDIT(修復)コマンドで修正できるようになりました。
SR71981
SMCONVERTコマンド フォームフィーチャーの認識でクラッシュすることがあった問題を修正しました。
SR72265
SMJUNCTIONCREATEコマンド 一定の条件でクラッシュすることがあった問題を修正しました。
SR71739
スナップ トラッキングラインへのスナップが、グリップを使用しての編集時、有効になっておらず、グリップ点がスナップ点と重なってしまっていました。
SR72163
ビューポート ペーパー空間のビューポートをグリップ編集するとハングアップすることがありました。 問題は、V17.1.05で発生していました。
スナップ 円錐面の頂点にスナップするとハングアップすることがありました。
SR71988
BMINSERT 板金フォームフィーチャーまたはBIM窓を挿入した後に、このコマンドによりAUDITエラーが発生する可能性があった問題を修正しました。
コピー/貼り付け クリップボードのコピー/貼り付け元UCSがコピー/貼り付け操作中に考慮されなくなる問題を修正しました(V17から再発)。
SR72012 SR72026
ダーク表示 レンダリングされたレイアウトビューポート内のオブジェクト表示が暗すぎる問題を修正しました。
SR71968
寸法 連携寸法の円弧の終点へのコネクションが、MIRRORコマンド使用後に消える問題を修正しました。
SR67300
半径寸法 ビューポート内のモデル空間の円柱にペーパー空間の寸法を貼り付けると、誤った文字が表示される問題を修正しました。
SR71248
削除 サブ図形が、常に親図形より優先して選択されしまう問題を修正しました。ERASEコマンドはSEKECTIONMODES設定に従い、サブ図形の選択優先順位を適用するようになりました。

レイアウトの書き出し すべてのエッジを非表示にして3D面を書き出しするとクラッシュが発生する問題を修正しました。
SR71387
結合 結合後に元図形が削除される問題を修正しました(V17から再発)。
SR72094SR72164
画層エクスプローラ “反転フィルタ”機能の問題を修正しました(V17から再発)。
SR72142
画層パネル外部参照ファイル用に自動的に生成されたフィルタをアクティブ化できない問題を修正しました。
翻訳 いくつかの翻訳に関する問題を修正しました。
SR71929
メカニカルブラウザ スプリッターの位置がセッション間で維持されない問題を修正しました(V17から再発)。
SR71967
マルチテキストエディタ ショートカットキー Ctrl+A、Ctrl+C、Ctrl+V がマルチテキストエディタで動作しない問題を修正しました(V17から再発)。
SR71974SR71975
ポリソリッド、ポリライン 幅の値が小さいポリライン(0.01~0.17)ではダイナミクスが表示されない問題を修正しました。
SR63405
印刷 縮退ジオメトリを含むプロキシ図形の印刷ができない問題を修正しました。
SR50574
プロパティーバー コンポーネントベースのフィーチャの面を含む選択セットがパラメータ編集後に無効になることがある問題を修正しました。
SMRELIEFSWITCH リリーフ種類で、適用できない[設定]オプションが選択された場合フリーズする可能性がある問題を修正しました。
SR72086
構造パネル追加/変更された図形 が適切なルールグループの代わりにルートに追加される問題を修正しました。

展開 がISOLATEOBJECTSコマンドを使用した後に発生してしまう問題を修正しました。

選択 が図形ノードの変更の結果、別のグループに移動されたときに失われてしまう問題を修正しました。
クラッシュ がグループから最後の図形ノードを削除すると断続的に発生してしまうことがあった問題を修正しました。

  • TOOLPANEL すべてのツールパネルを表示するオプションを”*”から”?”に置き換えました。
    SR71867
    外部参照スタイル 図面エクスプローラの線種セルをクリックすると、外部参照線種スタイルがリセットされてしまう問題を修正しました。dimstyleとtextstyleのコンボコントロールでも同じ問題が発生していました(V17から再発)。
    SR72013
    レイアウトタブレイアウトタブのコピーができませんでした。 V17.1.03で再発。
    パースビューV16 以前のBricsCADバージョンでのパースビューパラメータが正しくバージョンアップされていませんでした。 この問題は V17で修正されました。 注: 以前のBricsCADバージョンで作成されたパースビューをV17で開くと違って見えていました。 この問題は、V17.1.03で修正されたのですが不完全でした: パースビューパラメータを保存する過程でまだ問題が残っていました。
    SR71936
    2D拘束同じジオメトリ上で、異なる方向と距離の拘束の作成が行えない問題を修正しました。2D寸法拘束の作成に失敗した場合、未使用の変数はパラメータリストに追加されていました。
    SR70838
    3D拘束DMANGLE3D 平面角度の軸が直線的でない形状へセットされてしまっていました。
    DMCOINCIDENT3D 自動拘束オプションが重複した拘束を作成してしまっていました。

異尺度”非異尺度対応ブロックのブロック定義が異尺度対応に変更された後、表示されなくなった問題を修正しました。
SR64211SR69412
プロパティパネルの”異尺度”プロパティがペーパー空間以外でも読み取られる問題を修正しました。
ペーパー空間がアクティブな状態で、尺度リスト編集オプションのリセットががCANNOSCALEを削除しないよう修正しました。
SR70839
異尺度対応寸法スタイルを使用した場合、引き出し線の矢印の可視性がプロパティバーの”種類”プロパティに不適切にリンクしていた問題を修正しました。
SR69936

属性BricsCADで保存された複数行の属性をAutoCADで表示する際、位置がずれる問題を修正しました。
SR64564
BIMパラメトリックのドアと壁のリンクが、ファイルを閉じて開いた際に失われる問題を修正しました。
SR65968
空間変更ビューポートの1つがレンダリングされた表示スタイルを持っていた場合、誤った変換が適用される問題を修正しました。
SR69235
COMMUNICATOR部品名が空の場合、ブロックまたは製品構造への書き出しが正しく行われない可能性がある問題を修正しました。
ブロックまたは製品構造に書き出しするとき、尺度が正しく処理されない問題を修正しました。

CUI特定のユーザが提供するCUIをロードすると、クラッシュを引き起こす問題を修正しました。
SR70958
DGN 線の種類DGNの線種をポリラインに適用するとクラッシュすることがあった問題を修正しました。
SR69892
寸法”端点スナップ”使用時、特定の3Dソリッドで使用すると誤った寸法ポイントが使用されてしまうことがあった問題を修正しました。
SR70802
寸法再関連付けXマーカーの表示がエラーになりやすい問題を修正しました:3D表示の場合は欠如し、2Dワイヤーフレームの場合は余分なマーカーが原点に現れていました。
SR68132
ダイレクトモデリング押出し 方向指定後、テーパ角度が誤ってリセットされていた問題を修正しました。
コマンドがエッジとリージョンに一緒に適用されたとき、テーパ角度と方向のオプションが誤った形状を作成することがあった問題を修正しました。
長さゼロの曲線を含む特別な入力がクラッシュを引き起こしていた問題を修正しました。

ダイレクトモデリングコマンドで、ロック画層の図形が変更されていた問題を修正しました。

表示ペーパー空間にて1つでもビューポートがレンダリングされたものだった場合、印刷スタイルの色/線の太さが適用されない問題を修正しました。
SR67261
表示2Dワイヤーフレーム表示スタイル使用時、ドット線種の図形がドラッグ時に表示されなかった問題を修正しました。
DMANGLE3D平面の角度軸が非直線ジオメトリに誤って自動的に設定される問題を修正しました。
DMCOINCIDENT3D自動拘束オプションが重複した拘束を作成してしまっていました。
押出しテーパー角度値が、方向を指定した後にリセットされる問題を修正しました。
テーパー角度と方向オプションを組み合わせた場合、コマンドがエッジと領域に適用されると誤った結果を生成する問題を修正しました。
長さゼロの曲線を含む特定の入力時にコマンドがクラッシュする問題を修正しました。

ダイナミックブロックダイナミックブロックの参照パラメータを変更すると、他のパラメータが正しく更新されないことがあった問題を修正しました。
SR61486
ダイナミックブロックユーザーパラメータが正しく表示されず、編集できない問題を修正しました。
SR67660
PDF書き出し適用されたビジュアルスタイルがByBlockかBYLAYERのエッジ色を持っていた場合、出力された色が誤っていた問題を修正しました。
SR46901
PDF書き出しユーザー提供図面にて、誤ったハッチングを作成する問題を修正しました。
SR66076
PDF書き出しシルエットラインの表示をコントロールするDISPSILH設定がPDF書き出しに適用されなかった問題を修正しました。
SR67375 SR69056SR69226SR70005
PDF書き出しソリッドのハッチングがPDFに出力されない問題を修正しました。”隠れたペーパー空間の図形”だけでなく、”シェードプロット”プロパティが望ましくなくペーパー空間のビューポートに適用されていました。
SR69219
PDF書き出しフォントスタイル欄にフォントのフルパスが記載されている文字スタイルを使用した文字をPDF出力すると、読めなくなる問題を修正しました。
SR70598
PDF書き出しユーザー提供図面を書き出すと、アプリケーションがハングする問題を修正しました。
SR70813
PDF書き出し実線でない線種を使用した図形を含む図面を書き出すとハングアップしてしまうことがあった問題を修正しました。
SR71672
フィールドマルチテキストエディタにコピー&ペーストするとフィールドが失われる問題を修正しました。フィールドの貼り付けは文字、属性定義、属性のDDEDITにて動作します。
SR63773SR68414SR67713SR63773
フィールドフィールドダイアログの角度精度の”度/分/秒”を修正しました。
SR69562
フィールドレイアウト切り替えにて、属性を含むフィールドの更新が不完全だった問題を修正しました。
SR70399
文字検索/置換ワイルドカード”*”を使用するとクラッシュする問題を修正しました。
SR71047
グリップ編集3Dソリッドのグリップ編集中に新しいコマンドを開始すると、ランダムな位置にカーソルが移動する問題を修正しました。
SR68959
ハッチングユーザー提供図面でハッチングの面積計算がクラッシュを引き起こしていた問題を修正しました。
SR70874
HPLAYER[設定]ダイアログでHPLAYERの値として”カレントを使用”を選択することが出来なかった問題を修正しました。
SR66193
イメージ表示レンダリングされた表示スタイルを使用する場合に、ラスタ画像の透明度プロパティが無視される問題を修正しました。
SR68507SR68628
画層フィルタR18形式で保存されている画層フィルタが、特定の図面にて表示されない問題を修正しました。
SR69852
レイアウトコピー大量の画層を持つ図面の、画層プロパティへ上書きを適用したビューポートを持つレイアウトをコピーするとクラッシュする問題を修正しました。
SR71612
線種表示外部参照内の、複雑な線種を含む文字の表示が逆さまになる問題を修正しました。
SR69896
ロード大量の座標にテキストを含む図面をロードすると、アプリケーションがハングアップしロードに失敗する問題を修正しました。
SR71473
プロパティコピー元図形が非異尺度でターゲットが異尺度対応だった場合、ターゲットが異尺度のままになる問題を修正しました。
SR70395
メニューFASCIIエンコードを含む.mnuファイルのロードを修正しました。テキストファイルのロードがよりトレラントになりました。
SR67852
マルチ引出線編集マルチ引出線スタイルの最大のリーダー点(DXF90)が1をセットしていた場合、アプリケーションがハングする問題を修正しました。
SR69294
マルチテキスト編集多くの外部参照依存の文字スタイルが存在する場合、マルチテキストのインプレイス編集の動作が重かった問題を修正しました。外部参照依存の文字スタイルはインプレイスマルチテキストエディタに表示されなくなりました。
SR68689
オフセットダイナミック寸法編集のボックスに値を入力した後に点をクリックすると、入力した値は破棄されず、カーソルの移動値がコマンドにリターンされるようになりました。
SR69986
オフセットFOFFSETコマンド中のダイナミック入力フィールドを修正しました。
SR68664
開くビューポートテーブルが存在しない図面を開くことができなかった問題を修正しました。
SR42023
開く非常に大きなテキストサイズの図面を開くことができない問題を修正しました。
SR39667SR71685
開く/修復ユーザー提供図面を開いたり修復を行った時にクラッシュする問題を修正しました。
SR71768
座標寸法座標寸法が適切にストレッチできない問題を修正しました。
SR70288
PDFアンダーレイいくつかの背景色がPDFアンダーレイ画像にて印刷されない問題を修正しました。
SR69373
PDFアンダーレイPDFアンダーレイファイルの最初の128画層のみしか表示されない問題を修正しました。SR71532
透視図パースビューが正しく表示されないいくつかの問題を修正しました。
印刷”前のプロット”を選択すると、正しい用紙サイズを選択しない問題を修正しました。
SR69829
印刷実際に印刷されたエリアが、パース ビューで選択された印刷ウインドウのプロットエリアに対応していない問題を修正しました。
SR70126
印刷クリップされたペーパー空間のビューポートの境界による交差があった場合、図形が極端に太く印刷される問題を修正しました。
SR70647
印刷CTBスタイルテーブル内にて”黒”に色が置換された図形が、BKGCOLOR または BKGCOLORPS=256(黒)の場合印刷されない問題を修正しました。
SR71368
文字印刷コントロールコードを含む文字(例えばd)が、通常よりも太く印刷される問題を修正しました。
SR68903SR26507
プロパティ単位ミクロン単位の文字 ‘μ’が正しく表示されない問題を修正しました。
SR68203
パブリッシュ ダイアログ”レイヤー情報” オプションは “ページ設定でプロットを指定”設定がアクティブな状態で、”PDF”に変更した場合、ダイアログが開いていると表示されない問題を修正しました。
SR69378
外部参照編集ワーキングセットに含まれていない図形が選択された時にグリップが表示される問題を修正しました(“ワーキングセットに含まれていない図形をロック”設定による)。
SR38889SR71678
リージョン選択した図形からのリージョン作成が、それらの図形の正常を使うようになりました。
SR67792
レンダリングいくつかのブロックがレンダリングに失敗する問題を修正しました。
SR69343
リボンセパレータが適切にリボンパネルに配置されない問題を修正しました。
SR69410
リボンリボンタブに分割ボタンを追加しようとするとクラッシュが発生する問題を修正しました。
SR71237
スナップ中心と挿入基点スナップモードの一時マーカー:スナップモードが上書きされた場合、一時マーカーが削除されるようになりました。
SR46915
スナップTABキーによりスナップ点を変更している間にツールチップが止まってしまう問題を修正しました。
SR67593
スナップBKGCOLORが8または255に設定されると、スナップ性能が劣る問題を修正しました。
SR68370
スナップ円錐面上の間違った終点スナップを修正しました。
SR69140
スナップ楕円弧間の交点スナップの計算がクラッシュに繋がる問題を修正しました。
SR70233SR70256
スナップ図形スナップツールバーがすぐに更新されない問題を修正しました。V16.2から再発。
SR70656
スナップユーザー提供図面上の近接点スナップを使用すると、”モデル動作エラー:無効な操作”を引き起こす問題を修正しました。
SR71657
スプライン巨大な座標に位置するスプラインを表示する際に、クラッシュする問題を修正しました。
SR71132
スプラインC10000異常の点を持つスプラインのポリライン変換に失敗する問題を修正しました。
SR71737
ソリッド編集”面” オプションでコモンエッジ選択による1度に2つの面を選択する事ができない問題を修正しました。
SR67409
文字縦横比値が望ましくない高精度(16小数)で表示される問題を修正しました。
SR70814
ツールパレットグループSRCHPATH変数からのサポートパスが変更されたときのプロファイル.bwsファイルの保存処理を修正しました。
SR70208
ツールパレットグループ.btcファイルがツールパレット名で開始する代わりに”新しいパレット”で開始する問題を修正しました。
SR70339
ツールパレットグループアクティブな物として、新しく作成されたパレットを含んだグループの設定が、ツールパレットパネルを非アクティブにする問題を修正しました。
SR71036

アプリケーション開発

DIESEL Diesel substrが先頭の16文字だけに使用されていた問題を修正しました。
SR37494
BRX アクティブなビューのパラメータを変更後、acedVportTableRecords2Vports()を呼び出すと表示を更新しなかった問題を修正しました。
SR72203
BRX/Lisp タイミング BRXアプリケーションがドキュメントがアクティベートされる前に kLoadDwgMsgを通知を受け取っていた問題を修正しました。
SR71888
OpenDCL BRXクライアントコードがAcGsGraphicsKernel::delRef()を直接呼び出すと、クラッシュし、削除されたカーネルが登録されたままになっていた問題を修正しました。
BRXHLR パフォーマンスが20%くらい改善されました。
SR71916

BRXSAVE AS AcDbDatabase::saveAs() が望ましくなく、ロードされたBRXモジュールに kSaveMsg 通知を送信する問題を修正しました。
SR71782
UNLOAD acrxEntryPoint(kInitAppMsg) から AcRx::kRetOk 以外を返すBRXモジュールが正しくアンロードされず、ロードされた状態のままになる問題を修正しました。.
SR72059

COMIMPORT / EXPORT 書き出しフォーマット STL, DAE, IFC と読み込みフォーマット SKP, DAE, IFC を追加しました。
SR69559
IMPORT / EXPORT SATファイル形式が以下をサポートしました。IAcadDocument::Export()、IAcadDocument::Import()
SR69559

DCL最後に値(例えば”0″)が割り当てられたラジオボタンが、初期フォーカスを受け取り、”selected” (“1”) 状態に切り替えらる問題を修正しました。
SR71734

LISPヘルプ smLispGetのヘルプが修正されました。
SR68544
(dos_getfilem) では、”Path”引数がファイル名ではなく常にパスとして扱われるようになりました。
SR69495
(vla-delete) が、デフォルトのFast-COMモードでハイパーリンクオブジェクトの削除を行えない問題を修正しました。
SR70935
Layerstates 関数 が追加されました: (layerstate-restore), (layerstate-save), (layerstate-export), (layerstate-import), (layerstate-getlastrestored), (layerstate-importfromdb), (layerstate-removelayers).
SR37968SR42298SR71860
ビューポートの画層プロパティ が以下の新しいBricsCAD専用の関数を使用して管理できるようになりました: (vl-vplayer-set-color aciColor) (vl-vplayer-set-truecolor rgbColor) (vl-vplayer-set-linetype ) (vl-vplayer-set-lineweight lineweight) (vl-vplayer-set-transparency <0…255|0.0…1.0>) (vl-vplayer-get-color ) (vl-vplayer-get-linetype ) (vl-vplayer-get-lineweight ) (vl-vplayer-get-transparency )
SR71736
以下の新しいメソッドを実装しました: (vla-GetBlockTableRecordId32) (vla-SetBlockTableRecordId32) (vla-GetBlockTableRecordId232) (vla-SetBlockTableRecordId232) (vla-GetBlockAttributeValue32) (vla-SetBlockAttributeValue32) (vla-GetBlockAttributeValue232) (vla-SetBlockAttributeValue232) (vla-GetFieldId32) (vla-SetFieldId32) (vla-GetFieldId232) (vla-SetFieldId232) (vla-GetGridLinetype32) (vla-SetGridLinetype32)
SR71744

RIBBONリボンのタブ、パネル、アイテムの表示と非表示をサポートしました。
SR68723 SR71561
TX3D拘束、板金フィーチャー、BIMウィンドウを持つ図形の二重の”modified” 通知の数が大幅に削減されました。

APIの新着いくつかのBricsCAD固有のAPIがBRXに追加されました:クワッド、アンマネージ C++ リボン、3D拘束&パラメータ。詳細については inc\BrxSpecificサブフォルダのBRX SDKヘッダーを確認してください。
BRX17のインタフェースは、一部の例外を除いてARX2016/2015 SDKと互換性のあるソースコードになるように更新されました。可能な状態であれば、BRXは新規/レガシーインターフェイスをサポートします。新しい大きな特徴としては、オーバーライドのサポートが追加されました。BRX17では、カスタムオブジェクトとエンティティは subXXXメソッド(例えば worldDrawの代わりに subWorldDraw)をオーバーライドする必要があります。
SR71183SR71160
サブエンティティは、BRXの一部であるBricsCAD特有のC++ OPM APIによってサポートされるようになりました。
リボンAPIはBRZと.NETのために追加されました。
SR51080SR51394SR51367SR61090SR61189SR61613SR68723
クワッドAPIへ.NETラッパーが追加されました。
BricsCADにインストールされているサンプルアプリケーションは、これら新しいAPIを検証するために更新されました。

BRX”documentBecameCurrent()” イベントが “acrxEntryPoint(kLoadDwgMsg)” の前にトリガされた事により、アプリケーションの混乱を引き起こす問題を修正しました。
SR68297
BRXacedSSGet/sds_ssget: はインタラクティブユーザー選択のため、CMDECHOは一時的にプロンプト+エコーの表示を確保するために、無人モードであっても1に設定されるようになりました。
SR70290
BRXジギング時のジオメトリ表示の失敗を引き起こす、不可視の図形のジギング問題を修正しました。
SR69550
BRXBRXコマンドによるロックビューポートがブロック参照のグラフィックスの消滅を引き起こす問題を修正しました。
SR70004
BRX真ん中のボタンをダブルクリックしズーム後にOd|AcEdJigが停止する問題を修正しました。
SR70324
BRXAcEdInputContextReactor::beginSSGet() 通知中にフィルタ引数が常にNULLだった問題を修正しました。
SR70402
BRXObjectOverruleは、グリップ編集操作をブロックしなかった問題を修正しました。
SR71109
BRXHLR処理が非表示の図形を無視しない問題を修正しました。
SR71430
BRX/LISP3Dビジュアルスタイルを使用する時、AcedGrDraw()/sds_grdraw()の前の呼び出しからのグラフィックが次を呼び出す時に削除される問題を修正しました。
SR69212
BRX/LISP(getstring) か acedGetString() を使用する際に “allow Spaces”がセットされていると、プロンプトメニューとコンテキストメニューからの入力が終了しない問題を修正しました。
SR70059
BRX/LISPデフォルトファイル名の引数が空の場合、保存操作中の sds_getFiled() / (getfiled) の挙動が改善されました。
SR71213
BRX/LISP/SDSselectionset作成時にアクティブな ssnamex()関数もUCSの代わりにWCSをリポートポイントする問題を修正しました。フェンス選択のため、ssnamex()はフェンス定義点ではなく、正しく交点を返すようになりました。
SR66873
BRX/LISP/SDSsendStringToExecute() は、関連する”show echo” フラグを無視し、コマンド文字列をエコーしない問題を修正しました。
SR69332
BRX/LISP/SDSwcmatch()は空白文字(スペース、タブ)のいずれかの連続した配列を照合するパターンキーとして(文書化されていない)スペース文字をサポートするようになりました。
SR70763
COMAddRegion()で作成した領域の通常の向きが、完全な互換性がありませんでした。
SR67792
COMCOMインターフェイスでのTOOLPALETTEPATHのサポートが追加されました(Lispの/ VS/ VBAなど)
SR69114
COMBricsCADから図面を他のアプリケーション(MS Word等)に挿入し、それを編集するためにドキュメントからBricsCADを開く事ができない問題を修正しました。 例:ダブルクリック
SR71765
CUI.mnuファイルに基づいて新しいCUIファイルを作成するときにクラッシュが発生する問題を修正しました。
SR71748
カスタム図形カスタムエンティティのための自動調整寸法のサポートが追加されました。
SR67853
DBMOD図面ロード後、デマンドロードされたオブジェクトイネーブラがプロキシオブジェクトを通常のオブジェクトに変換した際、DBMODが不必要に1にセットされる問題を修正しました。
SR69047SR70437
DCL FIXED_WIDTH_FONT CUSTOMIZATION:”bcad_font” dcl属性を追加しました。現在のところ、”SYSTEM_FIXED_FONT”値のみをサポートしており、fixed_width_font属性を持つlist_boxタイルに適用可能です。Windowsでは、この設定は古いスタイルに切り替えられ、時には読みやすいフォントとなります。
SR63537
デマンドロードDemandLoad のような機能がAPPLOADダイアログ(AutoCADの互換レジストリエントリを使用して)でのAutoLoadとして宣言されたファイルのために追加されました。
DemandLoad機能はLISPとVBA files.javascript:void(0) をサポートするように拡張されました。

EXCEPTIONアプリケーションコードがPickFirst(グリップ)selectionsetの一部であるエンティティを消去すると、未処理の例外を発生する問題を修正しました。
SR68540
EXCEPTIONアプリケーションコード(Lisp, Script, SDS/BRX/COM)を実行したときに、選択ウィンドウを使用すると、ヒントウィジェットに関連する例外(クラッシュ)が発生する可能性がある問題を修正しました。
SR68632
FILEOPENFILEOPENコマンドをサードパーティのアプリケーションの互換性を持つために挙動を改善しました。
SR68794
LISP非カレントタブの削除後のレイアウトタブの同期問題を修正しました。
SR66096
LISPLISPレベル(getvar)と(setvar)にてCLIPROMPTUPDATEとCLIPROMPTLINESシステム変数のサポートが追加されました。placebo/NoOperation のように既存のLISPアプリケーションとの互換性を向上させます。
SR44648
LISPマウスが素早く移動していた場合、(command PAUSE)によるマウスボタンクリックが失われる問題を修正しました。
SR62832
LISP複数の同一エントリでリスト―をソートするとき、(vl-sort)と(vl-sort-i)は正確にAutoCADの動作と一致するようになりました:今の同一のエントリの元のシーケンスは保持されます。
SR68784
LISPExpressTools API – (ACET-SYS-KEYSTATE)が正しくキーのステータスを報告しない問題を修正しました。
SR68389
LISPExpressTools APIに関連するいくつかの修正が適用されました。
SR68483
LISPExpressTools API – 修正は、(acet-geom-object-point-list)に適用されました。
SR70569
LISP(vle-entget 10<2d/3dPolyline>) は実際の最初の頂点の点を返しますが、 [0,0,Elevation] resp. [0,0,0]を返すべきでした。この問題は古いスタイルの2D/3Dポリラインのみ影響します。
SR70600
LISP64bit整数値を(+ …) (+ …)と共に使用した場合、範囲オーバーフローが誤った結果の原因となった問題を修正しました。正しい結果が、このような場合には「二重」数として返されるようになりました。
SR70934
LISP意図しないLISPのエラーログを”log.tmp”にトレースするのを禁止しました。
SR71711
LISP実装機能の(*push-error-using-stack*)、 (*push-error-using-command*)、(*pop-error-mode*)の互換性を向上しました。(これらの関数は常に影響を与える事なくTを返します)
SR71745
LISPObjectDbxデータベースのオブジェクトのためにドキュメントを修正しました。
SR71828
LISP COMメソッドの”消去”と”削除”は”ロック画層”の状態を尊重しない問題を修正しました(オブジェクトは画層ベースではありませんでした)。
SR71829
LISP FILE I/Oは、Unicodeテキストファイルを読み込み/書き込みのLISPの機能を拡張しました(UTF-8, UTF-16LE, UNICODE [=UTF-16LE]), adding a “,ccs=” to (open “r|w,ccs=…”)
LISP – SHEET METAL:”AssumeSheetMetal”オプションが、指定された部品が板金部品かどうか判断するために、SmLispGetに追加されました。分類の結果は次のようになります:板金ではない、誤った板金、板金。”IsFeatureValid”オプションが追加されました。Kファクターと曲げ線の延長はSmLispGet/Set機能を使ってアクセスすることができます。
.NETリボンAPIのラッパーが追加されました。
.NETトランザクションの開始と終了を行う入力ポイントモニタを使用すると、PLINEコマンドをキャンセルした後にクラッシュを引き起こす可能性がある問題を修正しました。
SR68962
REFEDITNAMERefEditセッション中に、システム変数REFEDITNAMEは、ブロック名を戻すことに失敗する問題を修正しました。
SR70274
UNDOU(Undo)コマンド中にデータベースオブジェクトが作成または変更された場合、UNDOは特定の状況で作業を停止する問題を修正しました。
SR67484
VBA SDK 7.1: の新着 64ビット互換性のための新しいキーワードと定数。Visual Basicの言語が以下のキーワードを持つようになりました: LongLong, LongPtr, PtrSafe,VBA7とWin64の定数のコンパイル。これらのキーワードと定数を使用することにより、開発者は、64ビットWindowsの電源を使用するコードを記述し、そのコードはVBAの以前のバージョンと互換性が残っていることを確認することができます。
32ビットと64ビットの両方の環境で正しく動作VBAコードを有効にするには、これらのキーワードと定数を使用します。方法の詳細については、ユーザーがオンラインの開発ヘルプの “64-Bit Visual Basic for Applications Overview” をご確認ください。
VB.Net:リボンテキストボックスのサポートが追加されました。
SR69156
VLA:”Value” プロパティのFast-COM get/put propertyのタイプミスを修正しました。
SR69906

重要なご注意(V16)

・ BricsCADR (Windows) V16 以前のBricsCADバージョンとは別個に独立してインストールし、実行させることができます。
・ レンダリング、3Dモデリング、作図ビューをご使用になりたい場合は、Pro または Platinum ライセンスが必要です。
・ 3D拘束の作成、メカニカルアセンブリ設計、変形モデリング、BIM設計をご使用になりたい場合は、Platinum ライセンスが必要です。
・ 板金設計をご使用になりたい場合は、別途、板金ライセンスと BricsCAD Platinum ライセンスが必要です。
・ BricsCAD V16 は、Communicator V15 と互換性はなく、 Communicator V16 へのバージョンアップが必要です。
・ アプリケーション: BricsCAD V16 は、Visual Studio 2013 (プラットフォーム ツールセット = v120)でコンパイルされています。 
C++ のDLLは、互換性のため、同じプラットフォーム ツールセットでのコンパイルが必要です。
・ 問題があれば、サポート リクエスト へお問い合わせください。

Version 16.2.15   18/07/2016

改良

•BIM: BimSectionは、断面ラインだけを使用して表示するようになりました。 断面図形がハイライト、または、選択されたときは、完全な断面形状が表示されるようになりました。
•BMEXTERNALIZE: このコマンドがバッチモードで使用されたとき、作成ファイル名にサポートされていない文字があれば、アンダースコア(‘_’)に置き換えられるようになりました。
•DATAEXTRACTION:◦SR67212 – CSVファイルは、UTF-16ではなく、 UTF-8を使用するようになりました。
◦SR68654 – コマンドコンプリートでは、生成CSVファイルはパス名がレポートされるようになりました。
◦SR67212 – CSVの区切り記号(セミコロン、コロン、スペース、タブ)を選択するコンボボックスが追加されました。

• ダイレクトモデリング:◦DMDELETE: ちょっとした突起を削除する3Dソリッドのクリーンアップが追加されました。
◦DMSELECT: 新規オプション”Relation/Smooth”でパーツの滑らかな側を選択可能になりました。

•PDFアンダーレイ: アンダーレイするイメージの解像度が3000から12000 DPIに拡張されました。
•PROPUNITS: 長さ単位の形式が改善されました。 例: -1000.0 μm は、-1.0 mmに、500.0 μm は、0.5 mmに表現されるようになりました。
•SR69491 – PDF書き出し◦PdfExportSolidHatchTypeの設定が追加され、塗り潰しパターンのハッチングについて、イメージ(0)、ベクトル化(1)、PDFパス(2 – デフォルト)を選択可能になりました。
◦PdfVectorResolutionDPI(デフォルト 600 DPI)の設定が追加され、PDF書き出しされたときのベクトルグラフィックの解像度をコントロール可能になりました。
◦大きな座標の塗り潰しハッチングがPDFでおかしな形状になっていた(境界部分が白い縞になる)のが改善されました。

•SR69519 – BMNEW: カレントのワークスペースが勝手に切り替えられなくなりました。
• 板金:◦SMEXPORTOSM: .osm パーツの保存をミリでするかインチでするかを図面のMEASUREMENT変数を参照するようになりました。 INSUNITS変数は、適正な尺度処理のために参照されます。
◦SMEXPORTOSM: 鋭角エッジをサポートしました。
◦SMLOFT: コマンド内の厚み付けの方向の順番が変更されました(内側 -> 両側 -> 外側)。

修正

•COMMUNICATOR: SolidWorksのファイルを読み込んだ後、BricsCADを終了してもプロセスが残ったままになることがあった問題を修正しました。
•SR67637 – 表示動作: 10000以上の座標値を持つ図形がたくさん有る図面をレンダリングモードでナビゲーションするパフォーマンスが改善されました。
•SR70034 – ダイレクトモデリング: クワッドメニューにDmSelectが誤って表示されることがあった問題を修正しました。
•3D拘束: ローカルコンポーネントに適用された拘束が、COPYCLIP/PASTECLIPによって失われる問題を修正しました。
•コンポーネントのコピー展開: ネストされた外部参照が正しく分解されない問題を修正しました。
•3D拘束 押出し: ビューポートに適用されたときにコマンドがクラッシュする問題を修正しました。
•設定ダイアログ: MASSPROPACCURACY精度が8より高い場合、切り捨て表示される問題を修正しました。(0.00000000001は0と表示されていました)
•SR62652, SR69731 – 表示: TTF(トゥルータイプフォント)テキストがシェードモードでは表示されない問題を修正しました。現在は、マテリアル/ビジュアルスタイルを適用せず、常にソリッドカラーで描画されます。
•SR65763 – 印刷: 何も変更が無かった場合、ページ設定の印刷ダイアログを開くと<無し>に切り替わる問題を修正しました。
•SR67401, SR67960, SR67326 – マルチ引出線: マルチテキストが回転した場合、マルチ引出線の曲がり角の方向が正しくセットされなかった問題を修正しました。
•SR67586 – コンポーネント分解: 間違った表現をネストされたコンポーネントのパラメータに設定することができる問題を修正しました。
•SR68544 – SmLispGet: オプションを修正しました。
•SR68728 – SHORTCUTMENU: SHORTCUTMENU >=16の時、BricsCADが不要な警告を2度表示する問題を修正しました。
•SR68857 – 印刷: ビューポートの境界によってクリップされたTTF文字が、クリップされていない文字にくらべて著しく太く印刷される問題を修正しました。
•SR68952 – 互換性: ビューポートのビューパラメータが、互換性による問題で再計算となる可能性がある問題を修正しました。
•SR68625, SR68955 – クラッシュ: ユーザー提供図面にて、線種コンボに関連したクラッシュが発生する問題を修正しました。
•SR68989 – PDF書き出し: レイアウトのPDF書き出し時の「ズーム範囲」が削除され、DBMODシステム変数が望ましくなく変更されるのを避けられるようになりました。
•SR69091 – 2D拘束: ゼロ値の寸法の拘束寸法への変換が図面の破損に繋がる問題を修正しました。
•SR69105 – DXF: .DXFファイルを保存ことで、所有権の問題が原因で壊れる可能性がある問題を修正しました。
•SR69118 – トリム + 部分削除: グローバル/一定 の幅を使用してポリラインに トリム/部分削除 した後、グローバル/一定の幅は、それを維持するよりも「頂点単位の幅」として適用する問題を修正しました。
•SR69133 – ズーム: 極端にズームインした状態で作業をすると、システムがハングアップする可能性があった問題を修正しました。
•SR69168 – 寸法: 寸法が作成された方法により、寸法テキストの位置が異なる問題を修正しました。
•SR69186 – サイレントインストール: BRXLICENSEKEYによるサイレントアクティベーションが、Windwos10にて動作しなかった問題を修正しました。
•SR69239 – コピー/保存: 保存とコピー操作中に、表が複数列テキストから削除される問題を修正しました。
•SR69364 – 寸法: 空ではない寸法文字の接尾辞をプロパティパネルから変更(削除か置換)すると、それが接頭辞として表示される問題を修正しました。V16.2.08から再発。
•SR69370 – シートセット: 既存図面から”新しいシートセット”を使用する際の自動シート番号付けを修正しました。(番号付けは1からではなく0から付くようになりました。)
•SR69373 – PDF印刷 & 書き出し: PDFアンダーレイの解像度がPdfImages DPI設定に従わない問題を修正しました。
•SR69374 – 属性同期: ATTSYNCを修正したことにより、コマンドは既存のブロック内の属性に割り当てられた値を変更しないようになりました。
•SR69396 – マルチテキスト: “レイアウトへの適応”がオンだった場合、異尺度対応マルチテキストの背景がモデル空間とペーパー空間のビューポートにて回転ビューの表示が正しくない問題を修正しました。
•SR69521, SR69926 – DXFOUT: DXFOUTコマンドを実行した後、DXFファイルが望ましくなくロックされたままになる問題を修正しました。
•SR69590, SR69713 – マルチ引出線: マルチ引出線のマルチテキストをプロパティパネルから変更すると、位置合わせが保持されない問題を修正しました。
•SR69672 – ビューコントロール: ローカライズバージョンにて事前に定義されたビューがすべてのビューにて動作しない問題を修正しました。これは英語版のコマンドが使用されていた事が原因でした。
•SR69729 – PDF書き出し: ビューポートが隠線削除プロットモードだった場合、PDF書き出しにてハングアップする問題を修正しました。
•SR69942 – 印刷: TTF文字を含む巨大な図形範囲を持つ図面にて、クリップされたビューポートを使用している場合、印刷性能が非常に遅くなる問題を修正しました。

アプリケーション開発

•SR68652 – BRX: 外部参照図面をロックしようとしたとき、AcEdXrefFileLock::lockFile()が eOk ではなく eFileNotFound を返すことがあった問題を修正しました。
•SR70234 – BRX: 浮動フレームが閉じられたとき、CAcUiDockControlBar::OnClosing()が呼ばれないことがあった問題を修正しました。
•LISP: 新しい機能 SmLispSet は、シートメタルのドキュメントのプロパティの一部をコントロールします。
•LISP: 新しい機能 BmLispGet は、メカニカルアセンブリデータへのアクセスが行えます。
•LISP: SmLispGetに新しいオプションを追加しました。
•SR68462 – LISP EXPRESSTOOLS: (acet-calc-round)に丸め処理の誤差があった問題を修正しました。
•SR68584 – LISP/SDS/BRX: ハッチング図形定義でentmod() を使用した時の問題を修正しました。”カスタム”ハッチングタイプの場合、ハッチングの基点が調整されるべきではありませんでした。V16.2から再発。
•SR69057 – COM: IAcadLeader::put_ArrowHeadType() は、”デフォルト”に矢印を設定する ‘acArrowDefault’ (0) 値を受け入れない問題を修正しました。
•SR69132 – APIs: “setHorzCellMargin()” と “setVertCellMargin()” が、テーブルの関連するマージンのサイズを適切に設定しない問題を修正しました。
•SR69733 – APIs: アクティブなレイアウトがレイアウトタブを介して変更された場合、TILEMODEの”sysvarChanged()” イベントが無くなる問題を修正しました。

Version 16.2.09     25/04/2016

改良

窓選択中のヒントアイコンが読みやすくなるよう、レンガ形状パターンは止めました。
SR66755 – MAPCONNECT: スイスの座標系 CH1903/LV03 (epsg 21781) と CH1903+/LV95 (epsg 2056)を追加しました。
SR68684 – MAPCONNECT: ギリシャの座標系 CRS GGRS87/Greek Grid (epsg 2100)を追加しました。
SR68757 – クリップボード複写: クリップボード複写使用中の一時ファイル作成失敗時のメッセージをわかり易くしました。
PDF書き出し: PdfMergeControlシステム変数が追加され、交差するライン表示がコントロール可能になりました:
ライン上書き: 最後にプロットしたラインがその下のラインに対して優先表示されます。 交差部分では最も上のラインだけが表示されます。
ラインマージ: 交差ラインの色は両者をマージしたものになります。
クワッド: QuadExpandTabDelay設定が導入され、クワッドタブ上をマウスがさっと通り過ぎたような場合に、意に反してクワッドタブメニューが開いてしまうことを防げるようになりました。
SR24348, SR32688, SR21127, SR34815, SR39246, SR33573, SR35960, SR40498, SR40304, SR41645, SR43612, SR43613, SR67516, SR68128, SR86270 – OLE: Excelからコピー貼り付けしたOLE図形の制限を拡張し、より大きなセル範囲をコピーできるようにしました。
SR61644 – MAPCONNECT: チェコスロバキアで使用されているCRS系をサポート:
epsg 2065, epsg 4156, epsg 4818, epsg 5221, epsg 5513, epsg 5514, epsg 5515, epsg 5524, epsg 5525, epsg 5228, epsg 5229, epsg 27571, epsg 27572。
SR63489 – PDFアンダーレイ: PDFアンダーレイがアタッチされた図面の最大印刷可能範囲が拡張されました。
SR67070 – COPYCLIP & WBLOCK: クリップボードへのコピーが失敗した場合、例えば、選択図形にプロキシ図形が含まれていたようなときは、ユーザーへのフィードバックはありませんでした。 現在は、メッセージダイアログが表示され、何故操作が失敗したかを知ることができるようになりました。 同様の理由で WBLOCK操作が失敗したとき(選択図形にプロキシ図形が含まれていた)、選択図形は削除されていました。 現在は、保存されます。
SR68111 – MAPCONNECT: オーストリアで使用されているCRS系をサポート:
epsg 3416, epsg 4312, epsg 4805, epsg 31257, , epsg 31258, epsg 31259, epsg 31284, epsg 31285, epsg 31286, epsg 31287
SR68708 – 2D拘束: 多くの2D拘束を含むユーザー提供図面のパフォーマンスを改善しました。

修正

BIM: BricsCAD開始時にBim複合材料パネルがポップ表示されてしまうことがあった問題を修正しました。 V16.2.05で再発しました。
COMMUNICATOR:
SR67786: 特定のファイルで読み込みコマンドを実行後、無効な3Dソリッド図形を含んだまま図面を保存していた問題を修正しました。
特定のファイルで読み込みコマンドを実行すると、クラッシュ終了してしまうこともありました。
SR67529, SR68911 – 外部参照編集: 外部参照編集セッション中に、ワーキングセットとの間で注釈図形を追加/削除すると、注釈コンテキストデータが削除されてしまうことがあった問題を修正しました。
SR68318 – DCL TEXTの文法: 文字が”値”属性を使用して提供された場合、その文字タイルにアンパサンド(&)が表示されないことがあった問題を修正しました。
SR68603 – REGEXPAND: 環境変数コンテンツがカッコをダブって表示してしまうことがありました。 例: ProgramFiles(x86) が ProgramFiles(x86)(x86)となっていました。
SR68680 – パージ: 外部参照をバインド操作後に線種をパージできないことがあった問題を修正しました。
SR68832 – 直交モード: 直交モードがオンのときにダイナミックモードをオンに切り替えると直交モードが無視されてしまうことがあった問題を修正しました。 V16.2.08で再発しました。
表示: 拘束グリフの表示が正しくない問題を修正しました。V16.2.02から再発。
作図ビュー: セクションのポリラリンがグリップ点編集により変更されていた場合、断面図のハッチングが正しく更新されない問題を修正しました。
フィールド: 外部参照にドキュメント依存のシステム変数(DWGNAME, DWGPREFIX)を持ったフィールドが存在していた場合、ホスト図面から正しく更新されない問題を修正しました。
ハイライト: 3Dソリッドの隠線がハイライト中に表示されてしまう問題を修正しました。
印刷ダイアログ: 以前の用紙サイズから切り替えて適用した時、適用とプレビューがデフォルト用紙サイズに切り替わらない問題を修正しました。
PROPUNITS: PROPUNITS長さフラグがオンで、LENGTHUNITSが設定されていた場合、長さが常に現在のLUPRECの値でフォーマットされる問題を修正しました。 精度はフォーマット単位に適合されるようになりました。
パブリッシュ: パブリッシュをバックグラウンドで実行する際、バックグラウンドのセッションが表示されてしまう問題を修正しました。V16.2.05から再発。
長方形: 長方形作成時に、ロックされたダイナミック寸法をスナップ点が覆せてしまう問題を修正しました。
設定: 開いたドキュメントが無い状態だと、SETTINGSコマンドによりクラッシュする問題を修正しました。
差: DELETETOOLがOFFに設定された場合、窓の挿入を含む3Dソリッドのコマンドが失敗する問題を修正しました。
ツールパレットグループ:
名前を変更せずに新しいグループを作成するとき、空の名前が保存される問題を修正しました。
空の名前でグループを保存することが可能だった問題を修正しました。
名前無しでインポートされたグループは ‘新規グループ’ を割り当てられ、.xpgファイルの位置を表す数字が付きます。
アクティブなグループを有した状態でカスタマイズダイアログからパレットを削除すると、パレットが消えない問題を修正しました。
ツールパレットパネルからパレットやツールに加えられた変更が正しく保存されない問題を修正しました。
SR40154 – デュアルスクリーン: BricsCAD終了時にプロパティパネルが(拡張)モニターに存在する場合、起動時にメインモニターへ移動するよう修正しました。
SR48247, SR67565 – ワイプアウト/印刷: WIPEOUT図形は[マージコントロール]値から独立して不透明に印刷されるようになりました。
SR62417 – フィールド: 非標準の書式設定されたフィールドの接尾辞が、描画更新後に消える問題を修正しました。
SR63361 – CUI: CUIダイアログの[ツール]メニューに項目 ‘MENULOAD’ を追加しました。
SR63862 – 書き出し: イメージフォーマットへの書き出し(例えばWMFOUT)はOLE図形に変化し、時折表示されなくなる問題を修正しました。
SR64774 – 寸法: 連想寸法が、誤った結合性を持った外部参照を適用する問題を修正しました。
SR66952 – 日付/時間: 日時書式設定は、ロケールの設定を考慮しない問題を修正しました。
SR66987 – ダイナミックブロック: ユーザー提供のダイナミックブロックにストレッチを実行するとハングアップする問題を修正しました。
SR67659 – 文字: Swiss721のTrueTypeフォントを仕様すると、直径記号が正しく表示されない問題を修正しました。
SR67173 – e-トランスミット: ETRANSMITコマンドが、図面が空のファイル名の画像を含んでいたときにハングアップする問題を修正しました。
SR67332 – マルチテキスト: 図面内のマルチテキストが、shxフォント定義が欠けている文字を含んでいた場合、貼り付けるとエラーが発生する問題を修正しました。
SR67417 – DISPSILH: 印刷と印刷プレビュー時、シェルベースのカスタム図形に対してDISPSILHが考慮されない問題を修正しました。
SR67529 – DXF: ユーザー提供の図面をDXFとして保存し、AutoCADで開こうとするとクラッシュする問題を修正しました。
SR67689 – フィールド: 3Dソリッドのマスプロパティを持つフィールドが、オブジェクト変形後にUPDATE FIELDによって更新されない問題を修正しました。
SR67796 – フィールドダイアログ: ペーパー空間からモデル空間の図形を選択できるようになりました。
SR67869 – フラットショット, ビューベース: ユーザー提供の図面にて、接線方向のエッジの計算の問題により、実在しない線が描画される問題を修正しました。
SR67932 – スナップマーカー: スナップマーカー色の変更がBricsCAD再起動時にしか適用されない問題を修正しました。
SR67982 – レンダーツールバー: グロー、グロー+エッジ、フラット、フラット+エッジのシェードモードのツールは廃止されたコマンドとなりました。
SR67983 – 外部参照: ユーザー提供図面にて、不適切なタイプのオブジェクトを含んでいる場合、外部参照が正しく表示されない問題を修正しました。
SR68011 – ハッチングダイアログ: “境界を保存”設定が次のセッションに保存されない問題を修正しました。ダイアログをEscキーで閉じると、HPBOUNDRETAINが望ましくなくONになる問題を修正しました。
SR68012 – トラッキング: キーボードを使用して複数の図形をコピーすると、極トラッキングのベクトルが失われる問題を修正しました。
SR68139 – 表示: 複雑な線種の形状が間違ってスケーリングされる問題を修正しました。V16から再発。
SR68168 – 印刷: ペーパー空間でレンダリングされたビューポートを印刷するとクラッシュが発生する可能性がある問題を修正しました。
SR68173 – OLEオブジェクト入力: ISOLATEOBJECTSコマンドが、非表示またはフリーズ画層に対して望ましくない影響を与える問題を修正しました。
SR68231 – ページ読み込み設定ダイアログ: 図面が長いページ設定の定義を持つ場合、[OK]ボタンを含むダイアログの下部が表示されなくなり、読み込みが行えなくなる問題を修正しました。
SR68251 – フィールド: ユーザー提供図面にてフィールドの評価中に例外が発生する問題を修正しました。
SR68252 – レイアウト: ウインドウプロットエリアが、新しいレイアウトのプロット設定に保存されない問題を修正しました。 “レイアウトへ変更を保存”が無視されていました。
SR68303 – 表示: 公差寸法の背景マスクの表示が間違っていた問題を修正しました。
SR68319 – シートセット: ユーザー提供のシートセットを開くとクラッシュする問題を修正しました。
SR68327 – 監査: 区切られた図面ビューを削除した後、コマンドを呼び出すとハングアップする問題を修正しました。
SR68439 – 板金: 厚さを超える値を接合ギャップに設定すると、クラッシュにつながる問題を修正しました。
SR68470, SR68471 – ポリライン編集: PEDITEXTにてポリラインセグメントを選択する際に、ピックポイント以外の選択オプションを使用するとクラッシュする問題を修正しました。
SR68596 – ハッチングダイアログ: ダイアログの右半分に幅のあるアイテムが存在する場合、左側が広くなる問題を修正しました。
SR68628 – 表示: レイアウトにレンダリングされたビューポートが存在した場合、非ゼロ幅または厚さのポリラインがレンダリングされていない(ワイヤーフレーム)ビューポートから欠落する可能性のある問題を修正しました。

アプリケーション開発

BRX TransactionManager: BricsCAD-内部データベースが壊れ、アプリケーションコードがこのデータベースにトランザクションリアクタを追加したとき、BRXサイドでNULLポインタを間接参照し、データベースの特定TransactionManagerが壊されていました。
SR68751 – BRX: パレット上で CAdUiPalette::SetName() を呼び出してもパレット表示が変わらなかった問題を修正しました。
.NET: BRXがロードされる前にNETLOADコマンドを使用すると、crash-on-exitがアサートされる問題を修正しました。
SR67648 – BRX: OdGiVisualStyleオブジェクトをインスタンス化するために不足していた静的なクリエータ機能を追加しました。
SR68095 – BRX: トゥルーカラー選択ダイアログを通常のモーダルダイアログが表示すると、デバッガが添付されていた場合ロックを引き起こす問題を修正しました。
SR68208 – LISP: (dos_getdir)関数が、可視領域に予め選択したフォルダをスクロールしない問題を修正しました。
SR68026 – APIs: acquirePoint()関数が適切なAcEdJig::DragStatusを返さなくなりました。 DragStatus::kNormalのみ返されます。V16から再発。
SR68245 – COM/VBA: ObjectErasedイベントが、無効なオブジェクトIDの引数を渡す問題を修正しました。
SR68408 – COM: IAcadTable機能のSetValue(), SetCellvalue(), SetCellValueFromText()に問題があり、これを修正しました。
SR68461 – DCL: テキストファイルの幅に収まるよう、長すぎる行のテキストが誤った方法で切り捨てられる問題を修正しました。
SR68599 – APIs: 削除されたモデル空間のビューポートの復元に失敗する問題を修正しました。また、削除されるべきではないアクティブなモデル空間のビューポートが削除できてしまう問題を修正しました。

Version 16.2.05   11/03/2016

新規

•3D図形スナップ: 3DOSMODEシステム変数でコンロトールされる3Dソリッドの様々な形状パーツへのスナップがサポートされました。
新コマンドと関連するスナップモード:◦ZVERTEX: 3Dソリッドとスプラインの頂点へのスナップ
◦ZMIDPOINT: エッジ中点へのスナップ
◦ZCENTER: 平面や曲面の中心へのスナップ。 これは特に複雑な局面で役立ちます。 平面の中心にスナップするには(既存の)2Dの中心スナップで十分です。
◦ZNEAREST: 面の近接点へのスナップ
◦ZKNOT: スプラインのノットへのスナップ
◦ZPERPENDICULAR: 平面の垂直点 へのスナップ
◦ZNONE: 全ての3Dスナップモードを無効にします

•ANNOAUTOSCALE: カレントのビューポートの注釈尺度が変更されたとき、注釈尺度図形に尺度を自動的に追加するかどうかをコントロールするシステム変数です。 様々なビューポートサイズで実験するときは、最終的にサイズを決定するまでは、このオプションは無効にしておくべきです。
設定ダイアログに加え、ステータスバーのフィールドでもANNOAUTOSCALEを設定可能です。
•配列編集: ARRAYEDITコマンドのREPLACEオプションが実装されました。
•BIM◦ビルディング要素、壁、スラブの数がプロパティーバーで表示されるようになりました。 これらの数値はDATAEXTRACTIONで出力できます。 現在サポートされている数値は、長さ、幅、高さ、総体積、純体積、総周長、純周長、占有面積です。 (ビルディング要素に従った)プロパティの名前と分類については、開発中なので変更予定です。
◦プロジェクト情報]ダイアログで、プロジェクトとライブラリデータベースの両方がXMへの書き出しト、XMLからの読み込みをサポートするようになりました。 XMLからの読み込み時、データベース内の同じIDを持つ既存オブジェクトは上書きされます。
◦重要:新しいbilibデータベース形式。注意:bilibデータベース(外部または内部)は自動的にV16.2の形式にアップグレードされます。BricsCAD V16.1以前では、このアップグレードされたデータベースは読み取れません。

•-BMPARAMETERS: 挿入コンポーネントのパラメータを一覧、編集するコマンドです。
•CLIP DISPLAY: SectionPlane と BimSection 図形は、新しい’Clip Display’ステータスで拡張されました。

‘Live’ステータスに似て、全ての図形が切断され、クリップされたパーツは非表示となります。 ‘Live’ステータスをアクティベートすると、図面内の図形は一時的に変更され、例えば、クリップされた図形は異なった形状の一時的なソリッドで置き換えられます。 ‘Clip Display’ステータスがアクティベートされたときは、図形表示だけがクリップされ、3DCLIPコマンド内で一時的な形状では置き換えられません。 ‘Live’ステータスと違って、’Clip Display’ステータスでは、全ての図面内コンテンツについて、全てのモデリングや編集操作を続行できます。

3DCLIPコマンドは、正面と背面で表示をクリップすることができますが、ビュー方向の変更時はいつもこれらの面をリセットする必要があるため、それほど有用ではありません。 断面図形を使用してモデルのどの部分を表示するかをコントロールすることにより、表示状態を容易に保存したり繰り返すことができます。 同時には一つの断面しか設定できない’Live’ステータスとは対照的に、’Clip Display’ステータスは、通常は一つのモデルを二つにクリップする平面状態に加え、複数の断面が使用可能な断面の境界とボリューム状態を設定可能です。

Clip Display ステータス使用時は、クリップされたソリッドは’Use Lids’オプション使用で閉じることができます。 これらのリッドの形状には、スナップ可能になりましたが、実際には図面内に追加されてはいません。

有効にした場合、断面設定の2D断面交差の塗り潰しで定義されたハッチングパターンがリッド上に表示されます。 開発中: BimSectionsには、交差ソリッドの素材のハッチングパターンが使用されます。

‘Clip Display’断面のグリップをドラッグしている間は、モデルの表示はリアルタイムにクリップされます。断面編集が完了すると、必要なリッドとハッチングの計算に数秒かかることがあります。 これは、’Use Lids’オプションをオフにすることで回避できます。

•DIMANNO:
SR34497, SR45868, SR48789, SR61965
カレントの寸法スタイルの注釈プロパティーをコントロールするシステム変数です。
•DMCOINCIDENT3D: 新しい自動拘束オプションです。 選択された3Dソリッドの全ての重複面には、自動的に一致拘束が作成されます。
•SR63824 – 図面エクスプローラ: フォルダービューの閉じた図面間での画層、文字スタイル、線種、座標系がドラッグ&ドロップ操作でコピーできるようになりました。
•SR66335 – GIS座標系: EPSG:3346 (Lietuvos1994) と EPSG:25884 (TM Baltic93) の座標系がサポートされました。
•IMPRINT: 3Dソリッドやサーフェス上に2D形状を転写するコマンドで、平面上へのエッジ追加も可能です。
•LAYER STATE EDIT: 画層状態が編集可能になりました。
•PDF EXPORT:
SR43735, SR47690
図面に含まれたハイパーリンクがPDF出力可能になりました。
•PROJECTGEOMETRY: 曲線やエッジ等の形状をリージョン、サーフェス、3Dソリッド上に投影させるコマンドです。
•QUAD TABS: 各グループへのアクセスが素早く出来る、新しいタブレイアウトがクワッドで使用可能になり、カテゴリーが拡張されたときクワッドを大きく上下に移動させなくても済むようになりました。 クワッドの上部の新しい情報フィールドには、現在ホバー/選択している図形の情報が表示され、クワッドで何故、そのコマンドが使えるように/使えないようになったかを知ることができます。 カーソルが複数の図形上にホバリングされている場合、Tabキーを押すと、クワッドに対象の図形タイプがサイクリックに表示されます。 また、ROLLOVERTIPSを有効にしていると、ホバー図形の追加プロパティも表示されます。
•ROLLOVERTIPS: 図形上にカーソルを置いたときのロールオーバーツールチップの表示をコントロールするシステム変数です。 例: 3Dソリッドのエッジ長さをチェックするには、Ctrlキーを押しながら(ソリッドではなく、エッジを選択するため)、対象のエッジ上をホバーします。 ツールチップ内容のカスタマイズ機能は’開発中’で、現在は、表示されるプロパティー一覧は、まだユーザー定義できません。
•ROLLOVEROPACITY: ロールオーバーツールチップの不透明度をコントロールするシステム変数です。
•SHEET METAL: フランジに接合された不適切なベンドのような形状にユーザーの注意を引くため、読み込まれた板金パーツ上に生成されるWrong Bend(誤ったベンド)フィーチャータイプが導入されました。
•ツールパレットグループ:
SR49948, SR51793, SR62755, SR62995, SR63214, SR64531
ツールパレットをグループ化可能になりました。
•単位表示: 長さ、面積、体積プロパティーがユーザーが使用している単位系で表示可能になりました。
入力単位で設定された単位が単位変換時のベース単位として使用されます。 入力単位が’0′(未定義)に設定されている場合、基本的な作図単位が定義されていないため、PROPUNITSメカニズムは無効になります。◦Pプロパティー単位: プロパティーで表示される単位や変換に適用される値をコントロールするシステム変数です。
PROPUNITSシステム変数は以下のフラグの組合せとして保存されます:◾長さプロパティー形式
◾面積プロパティー形式
◾体積プロパティー形式
◾ダイナミック寸法プロパティー形式

◦LENGTHUNITS, AREAUNITS, VOLUMEUNITS: これらの変数は単位を羅列して指定可能です。 例えば、”mm, m, km”のように、長さ・面積・体積の単位を指定します。 数量の大きさに応じて、リストから最適な単位タイプが使用されます。 単一の単位タイプを強制するには、リストに単一のタイプを指定します。 長さの単位のリストを空(デフォルト)のままにしておくと、INSUNITSによって設定された単位が使用されます。
◦AREAPREC, VOLUMEPREC: 長さの単位に使用する精度を設定する既存のLUPRECシステム変数と同様、AREAPRECは面積の表示精度を設定し、VOLUMEPRECは体積の表示精度を設定します。
◦注: LUNITSが3(工業図面表記)か4(建築図面表記)のときは、プロパティー値はいつものようにインチ系の形式となります。
◦注: “長さプロパティーをフォーマット”フラグがセットされているときは、長さ入力時に自動単位変換が使用可能です。
例: 入力単位が”mm”にセットされ、長さプロパティーフィールドに”2m”を入力すると、フィールドには [2000.0000 mm]と表示されます。 “1ft”と入力すると、[304.8000 mm]と表示されます。

改良

•BIMSECTIONUPDATE: 例外エラー発生時のメッセージを改良しました。
•印刷ダイアログ◦同じサイズだが用紙サイズ名が相違するプリンタに切り替えたとき、できるだけ旧用紙サイズ名が維持されるようにしました。
◦新しく選択したプリンタがこれまで使用してきたプリンタの用紙サイズをサポートしていないとき、用紙サイズコンボボックスの表示は、新しいプリンタのデフォルトサイズではなく、これまでの指定用紙サイズの表示を維持するようにしました。
◦同じ印刷ダイアログセッションで、まだ他のプリンタが選択されず、前の用紙サイズがサポートされている場合は、この用紙サイズが選択されます。

•SMEXPORTOSM: このコマンドがロフトベンドをサポートするようになりました(フランジと離れていても隣接していても)。
•SR65463 – 透過性: PDF書き出し/パブリッシュでページ設定毎の透明度がサポートされました。
•SR67498 – 修復: 不正な注釈データを持つ引出線図形の修復を改良しました。
•SR67318 – 図面エクスプローラ: ‘画層プロパティーフィルター’ダイアログに’透過性’と ‘VP透過性’列が追加されてしまっていたのを改善しました。
•BIM:◦IFC書き出し: 標準壁として認識できる壁は、軸とMaterialLayersetUsageを参照し、適切なSweptSolid形状で IfcWallStandardCaseとして書き出されるようになりました。
◦ビルディング素材エディターで、選択されたビルディング素材上のコンテキストメニューが、その素材を使用した一つの複合材料を作成するエントリーを持つようになりました。
◦ARRAYコマンドでパラメータを変えながら窓を複写するパフォーマンスが大幅に改善されました。
◦BIMDRAG: BIMDRAGでソリッドの面をドラッグしてソリッドを移動したとき、重複した他のソリッドの面も一緒にドラッグします。 この動作は、重複したソリッドの面に再帰的に適用されます。 すなわち、隣接した複数の連なった壁の外側の面をBIMDRAGしたときは、これらの隣接したソリッドが全てドラッグします。

•ダイレクトモデリング: ダイレクトモデリングコマンドで、窓選択が可能になりました。
•DMDEFORMCURVE: 繋がったエッジの単一曲線への変形をサポートしました。 閉じた連続エッジを閉曲線に変形できます。
•DMDEFORMPOINT: サーフェス図形は変形リージョンから作成されます。
•DMEXTRUDE: ソリッドへの方向オプションが導入されました。
•DMFIX3D: このコマンドで複数選択が可能になりました。
•曲面上のダイナミックUCS: ダイナミックUCSは、もはや平面上に制限されることなく、曲面上でもサポートされるようになりました。
•ハッチング: ハッチング図形の使い勝手が改善されました。 元のハッチングパターン定義が利用できないときでも基本的な編集操作は可能になりました。
•画層フィルター: ‘反転フィルター’設定が図面に保存されるようになりました。
•メカニカルブラウザ:◦タイプでフィーチャーがグループ化されている場合、グループコンテキストメニューは全てのそのフィーチャーに適用可能なコマンドセット(例: ジャンクション切替)を提供します。
◦角度、距離拘束に反転コンテキストメニューがサポートされました。

•PDF書き出し: ワイヤーフレームモードでPDF書き出ししたときでもテキストが検索可能になりました。
•プロパティーパネル:◦ポリラインのセグメント、リージョンのエッジ、マルチ引出線のサブ図形のようなサブ図形プロパティー表示が追加されました。
◦単位のシステム変数(LUNITS、LUPREC等)の変更後、プロパティーの値が再フォーマットされるようになりました。
◦他のドキュメントを開いた後、新しい図面の単位設定を使用して、プロパティーの値が再フォーマットされるようになりました。
◦サーフェスと3Dソリッドのサブ図形の新しいプロパティーが導入されました: 形状タイプ、パラメータ(例: 半径)、面積、周長。

•選択: TABでの選択サイクルで、より多くのエッジを持つ面が優先ピックされるようになりました。
•選択モード: CTRL選択モードがマルチ引出線、ポリライン、関連付け配列のサブ図形ハイライトでも使用可能になりました。
•設定ダイアログ:◦曖昧さを避けるため、ゼロ値ビットコードのプロパティーのチェックボックスがオフになるようになりました。
◦長い変数名でもツールチップでフルネームが表示されるようになりました。

•板金:◦ SMBENDCREATE: 新しいオプション”モデル全体”が追加されました。
◦ SMCONVERT: クワッドから利用可能になりました。
◦ SMDELETE: 180度を超える隣接ベンドを持つフランジを削除したときの動作が改善されました。
◦ SMFLANGEBASE: オプション”上側/下側/両側”が追加されました。
◦ SMLOFT: フィレットは、他の輪郭と接線方向を一致させるため、開口輪郭の一方の端に作成されるようになりました。
◦ SMRELIEFCREATE: ベンド角度が180度を超えたときの動作が改善されました。
◦ SMRELIEFSWITCH: 3Dソリッドが選択されたとき、このコマンドがクワッドから利用可能になりました。
◦ SMRETHICKEN: パフォーマンスが大幅に改善されました。
◦ SMUNFOLD: エラー、警告メッセージが改善されました。 2D展開パターンは、最大寸法がX軸に沿うよう整列されるようになりました。 ロフトベンドのパフォーマンスも大幅に改善されました。

•VIEWBASE, VIEWSECTION, VIEWPROJ: ビューの配置時に Ctrlキーを押すとビューの整列が切り替わるようになりました。
•SR21777, SR62817 – 検索: FINDコマンドで’*’のようなワイルドカードが使用可能になりました。
•SR34061 – 印刷: クリップされたビューポートのトゥルータイプフォント文字の印刷品質が改善されました。
•SR34244, SR38849 – レジストリ: レジストリ文字列が移植可能な形式で保存されるようになりました。
•SR37615, SR51941, SR62421 – ズームオブジェクトコマンド: ZOOMコマンドにオブジェクトオプションが追加されました。
•SR39396, SR65069 – ツールパレット: ツールパレットタブとそこに含まれたツールが、ドラッグ&ドロップで順序変更可能になりました。
•SR48880 – DXFOUT: DXFOUTは、デフォルトで最新バージョンの形式を使用するようになりました。
•SR61910 – 書き出し(EXPORT): 3Dソリッド図形やその面に割り当てられた特別な色がSTEP、CATIAファイル形式で出力可能になりました。
•SR62336, SR63867 – VIEWSECTION: 断面タイプをコントロールする新しい’フル’、’ハーフ’、’オフセット’オプションが追加されました。
•SR64899 – SMUNFOLD: 折り曲げラインの注釈が平面ビューで互いの交差箇所に配置されることがありました。 オプション”ベンド注釈”が追加され、交差部を避けて注釈を再配置することが可能になりました。
•SR65574 – VIEWEXPORT: 他の図面への貼り付けに備え、書き出しビューをクリックボードに置く新しいオプションがサポートされました。
•SR66155 – ツールパレット: アイコンのキャッシュは最初のロード時だけとなり、以降の起動時に余計な時間がかからないようになりました。
•SR66164 – PDF書き出し: PDF書き出しの精度が改善されました。
•SR66412 – エラーレポート: MenuGroupの無いCUIファイルがロードされたときのエラーメッセージが改善されました。 ファイル名と主ファイルか部分ファイルかを表示します。
•SR66822 – インストーラ: Windows Vista以上のサポートとなったBricsCAD V16をWindows XPにインストールしようとすると、インストール開始前にエラーメッセージを表示するようになりました。
•SR67141 – アセンブリ設計: コンポーネント定義がリネームされたり、置換された場合、そのインスタンスのデフォルト名は新しい定義名に合致するよう変更されるようになりました。

修正

•3D図形スナップ: ‘面の中心’へのスナップで正しくないエラーメッセージが表示されることがあった問題を修正しました。
•印刷ダイアログ:◦非平面ビューで印刷矩形窓をピックし、印刷ダイアログに戻って再度印刷窓を選択すると、矩形窓が回転表示されてしまう問題を修正しました。
◦窓選択で印刷ダイアログを閉じて再度開いたとき、”レイアウトに変更を保存”設定が維持されなかった問題を修正しました。

•スナップ: コマンド実行中にF10キーを押しても極スナップのオン/オフを切り替えられませんでした。 V16.2で再発していました。
•SR21781 – マルチモニター: コンテキストメニューがプライマリーディスプレイ以外には移動できなかった問題を修正しました。
•SR22684 – マルチモニター: 図面エクスプローラが使用されているマルチモニターを認識せず、常にプライマリーディスプレイに表示されていた問題を修正しました。
•SR38870 – マルチモニター: 二つのモニターが上下に配置され、BricsCADがサブの下のモニターで使用されていたとき、ツールバーのプルダウンリスト(メニュー)がモニター外で表示されなくなっていた問題を修正しました。
•SR49702 – マルチテキスト: 他のCADから読み込んだ図面のマルチテキストの”異尺度対応”プロパティが正しく表示されないことがあった問題を修正しました。
•SR51732 – ウィンドウ位置: タスクバーがモニターの下側にないとき、BricsCADを再度開いたとき、少し上側にシフトしていた問題を修正しました。
•SR63844 – EXPFOLDERS: 図面が一つも開かれていないとき、EXPFOLDERSコマンドがBricsCADをクラッシュさせることがあった問題を修正しました。
•SR66257 – COPYCLIP/CUTCLIP: 図形を選択後、CopyClip/CutClipを使用したとき、ロック画層の図形もクリップボードにコピーされていた問題を修正しました。
•SR66590, SR67453 – 表テキスト: レンダリングモードでは、表内のテキストがハイライトされなかった問題を修正しました。
•SR67261 – SECTIONPLANETOBLOCK, BIMSECTIONGENERATE: 断面生成でハッチングループが正しく適用されないことがあった問題を修正しました。
•SR67346 – PDF書き出し: 特殊なPDFビューワーで紙に印刷した時、非表示図形が書き出されてしまうことがあった問題を修正しました。
•SR67497 – EXPORTLAYOUT: EXPORTLAYOUTコマンドが生成図面ビューを書き出せないことがあった問題を修正しました。
•SR67222 – DMREVOLVE: DMREVOLVEが楕円から生成したソリッドに問題があり、DMPUSHPULL操作中にクラッシュすることがあった問題を修正しました。
•SR67251 – RECTANG: RECTANGコマンドで、CELWEIGHTシステム変数が参照されていなかった問題を修正しました。
•SR67573 – ハングアップ: “ロード済み”チェックボックスのチェック状態によっては、図面エクスプローラの外部参照のロードでハングアップすることがあった問題を修正しました。
•SR67609 – 表示: マルチスレッドでの再作図で、複雑な線種表示が中断されてしまうことがあった問題を修正しました。
•SR67615 – ツールパレット: 読み込んだツールのイメージがキャッシュイメージフォルダーに保存されると壊れてしまうことがあった問題を修正しました。
•SR67616 – BIMSECTIONUPDATE: 添付された外部参照図面がモデル内でチラつくことがあった問題を修正しました。
•SR67630 – 部品表: 列の設定後、BOM表のタイトルが表示されなくなってしまうことがあった問題を修正しました。
•SR67633 – プロパティーパネル: プロパティーパネルで寸法の接尾を設定すると直径/半径シンボルが消えてしまうことがあった問題を修正しました。
•SR67642 – マルチモニター: マルチモニター使用時、ダイアログが非表示になることがありました:◦マルチモニターでの前の位置を正しく保存するようになりました(主モニターの位置であるかどうかにかかわらず)。
◦前のモニターでの位置がわからないとき(モニターが接続されなくなったり、主モニターに位置が移動したり)、ダイアログが主モニターに表示されるようになりました。

•SR67676 – クラシュ: 2D拘束ハンドリングの問題でユーザー提供図面が開くことができなかった問題を修正しました。 V16.2.03で再発していました。
•SR67723 – VIEWSECTION: VIEWSECTIONコマンドが直交モードと極トラックモードを参照していなかった問題を修正しました。
•SR67783 – PDF書き出し: PDF書き出しで、印刷スタイルテーブルで指定された線の太さが0.5mmより大きいとき、SHXフォントに適用されなかった問題を修正しました。
•SR67798 – 2D拘束: 2D拘束を含んだユーザー提供図面をロードsづるとクラッシュしていた問題を修正しました。
•SR67813 – スライス: 図形の座標が大きすぎたとき、SLICEコマンドが動作しない問題を修正しました。
•SR67820 – スナップ コンテキストメニュー: スナップ コンテキストメニューのアクセラレータキーに重複がありました。 “図形スナップ切替”は”2D図形スナップ切替”に変更され”D”キーで動作します。
•SR67840 – マルチ引出線: マルチ引出線のドラッギングのパフォーマンスが落ちていました。 V16.2で再発していました。
•SR67867 – テキストダイアログ: TIPSがアクティベート時、編集テキストダイアログからすぐフォーカスが外れてしまうことがあった問題を修正しました。
•SR67876 – マルチ引出線編集: マルチ引出線の最後の頂点がストレッチできなかった問題を修正しました。
•SR67965 – クラッシュ: ユーザー提供図面の表図形が図面を開いたとき、クラッシュを引き起こしていた問題を修正しました。
•SR67976 – ツールパレット グループ: ツールパレット グループの読み込み/書込みに関するいくつかの問題を修正しました。
•画層選択: キーボードを使っての画層選択に問題がありました。 V16.2.02から再発。
•SR34244 – プロファイル管理: 簡易形式でファイル書き出しが出来るようプロファイル管理を変更しました。 環境変数には絶対パスを含まないようにしました。
•SR66043 – 寸法値: 寸法値をグリップで移動させたとき、DIMTMOVE変数が無視されていた問題を修正しました。
•配列パス: パス曲線の選択の際にピックする点が曲線の終点に近かった場合、配列がパスの終点から始点に沿って作成されるよう修正しました。
•配列パス: 閉じたパスに対して、誤ったパス配列の項目数を計算する問題を修正しました。
•配列パス: 閉じたパスに0個の要素を指定することが可能でしたが、少なくとも1つの配列アイテムが存在しなければいけません。この問題を修正しました。
•配列パス: クワッドからパス配列を使用しダイナミックに編集を行うと、間違ったパスを使用できる問題を修正しました。
•アセンブリ設計: 同じ図面内でコピー/ペーストコマンドをローカルアセンブリに対して実行すると、正しく動作しない問題を修正しました。
•BIM:◦窓: 壁を2分割している窓に対してコピーまたはミラーを行うと、窓と壁のリンクが無効になる問題を修正しました。
◦SR64738 – IFCファイルをインポートできるようになりました。
◦SR67131 – IfcSweptDiskSolid と IfcCircle をサポートしました。
◦SR66125 – コピー: 組成物が存在しないBIMの建物要素をクリップボードにコピーするとクラッシュする問題を修正しました。
◦SR66410 – 翻訳: 組成物エディタ内の異なる文脈で、「厚さ」に対して異なる2つの翻訳が可能であった問題を修正しました。

•コンポーネント内在化: 内在化された部品の3D拘束が無くなる問題を修正しました。
•更新: REFEDIT中にコマンドが呼び出されると、重大なエラーが発生する問題を修正しました。 REFEDIT中ではアセンブリ設計コマンドが実行されないようになりました。
•ダイレクトモデリング: 色と3Dソリッドのマテリアルが、いくつかのダイレクトモデリングコマンドで失われる問題を修正しました。
•DMDELETE: サーフェスの最後の面を削除した後、空図形が残されてしまうことがあった問題を修正しました。
•DMDISTANCE3D: 円錐台のエッジに適用される拘束が、再計算できない問題を修正しました。 円のために距離測定のタイプを制御するオプションが追加されました。
•DMEXTRUDE:◦結合オプションが時々空のソリッドを作成する問題を修正しました。
◦Oのような面や境界からサーフェスを作成する事ができない問題を修正しました。
◦テーパー角度が90度に等しかった場合、サーフェス作成に失敗する問題を修正しました。

•DXF: 外部参照を含む図面をDXFで保存した場合、正しく読む事ができないファイルを生成する問題を修正しました。
•メカニカルブラウザ:◦メカニカルブラウザからパラメータを変更すると、連想寸法が更新されない問題を修正しました。
◦メカニカルブラウザのコンテキストメニューから部品を分解した場合、それを選択するとシステムがクラッシュする問題を修正しました。
◦SR66118 – 選択図形に一致するノードを可視化する間、スクロール位置を保持するようになりました。

•SCALELISTEDIT: SCALELISTEDITコマンドのRESETオプションがアタッチされた外部参照の尺度を考慮していなかった問題を修正しました。
•SECTIONPLANETOBLOCK:◦断面表示(ハッチング)が誤ったフラグでコントロールされ互換性を損なっていました。
◦BackgroundLines-Showオプションが”いいえ”のとき断面は生成されませんでした。 V16.01.1での再発。
◦2D断面結果は、同一平面上の図形と断面に投影された交差ハッチングだけで構成されるべきでした。

•板金:◦ 板金部品をCOPYCLIP/PASTECLIPコマンドを利用して新しい図面へコピーした場合、グローバル曲げ半径が正しく継承されない問題を修正しました。
◦ 板金部品が3D拘束により正しく着色されなかった問題を、ダイナミックに変更されるように修正しました。

•スナップ: 履歴画面がアクティブなとき、図形スナップが正しいポイントに置かれなかった問題を修正しました。
•外部参照: 挿入図面と親図面のINSUNITS設定の値が異なっていた場合、外部参照ブロックの初期スケールが正しく設定されない問題を修正しました。
•SR18555 – パターン名: 存在しないパターン名がHPNAME変数で使用できた問題を修正しました。
•SR22869 – HATCH/BHATCH BPOLYコマンド: ダイアログ動作の一貫性を改善しました。 “境界保持”の設定はセッション内で有効となり、境界図形タイプも使用可能になりました。
互換性改善のため、HPBOUNDRETAINシステム変数が追加されました。
•SR36061 – DXF出力: 同じファイル名を持つファイルを上書きすることができない問題を修正しました。
•SR36274 – スナップ: 他のアクティブなスナップモードがEXTENTまたはPARモードの隣に存在する場合の、カスタム図形のスナップを修正しました。
•SR41361 – DWT: WindowsエクスプローラからDWTファイルをダブルクリックしても新しい図面を作成しない問題を修正しました。
•SR41414, SR62875, SR66768 – 使用コマンド名: 複数の図面が使用されていたとき、常に適切に更新されない問題を修正しました。
•SR43406, SR63513 – COPYCLIP/PASTECLIP: ビューポートに適用されたCOPYCLIPとPASTECLIPが、誤った基点を使用する問題を修正しました。
•SR43880, SR46528, SR66466 – 印刷: 実際にビューポートのクリップ境界と交差していなかった文字が、ジオメトリとしてではなくクリップされたペーパー空間ビューポート内のテキストグリフとして印刷される問題を修正しました。
•SR44311 – 展開: 元の部品がフリーズ画層にあった場合、展開すると見えなくなる問題を修正しました。
•SR44370 – 複数行属性: ブロックに含まれる複数行属性の背景マスクが編集できない問題を修正しました。
•SR45878, SR46640 – マルチテキスト: 複数行のマルチテキストの背景マスクの幅が正しく設定できない問題を修正しました。
•SR46434, SR46566, SR46732, SR47465 – マルチ引出線: ミラーしたマルチ引出線の文字がMIRRTEXT変数を使用しない問題を修正しました。
•SR49756, SR63394 – 引出線: 図面と引出線が外部参照だった場合、矢印ブロックが正しく表示されない問題を修正しました。
•SR50285 – プレビュー: 複数のモードをオンにしたブロックを挿入するとき、一時的なプレビューが表示されない問題を修正しました。
•SR50285 – 挿入:”分解”チェックボックスがOFFだった場合、”複数ブロック”オプションが使用できなかった問題を修正しました。
•SR51640 – 表: ユーザー提供の、表に属性を含んだ図面がロードできない問題を修正しました。
•SR51663 – 画層コントロール: 数字で始まる画層を、テンキーを使用して選択することができない問題を修正しました。
•SR61191, SR62672, SR66387 – ショートカット: F3キーをショートカットとして割り当てる事ができない問題を修正しました。V15からの再発。
•SR61594 – マルチテキスト: 外部テキストエディタとしてワードパッドを使用する場合にキリル文字が正しく表示されない問題を修正しました。
•SR61812 – マルチテキスト: 作成したマルチテキストが垂直配向であった場合、境界ボックスの高さが正しくなく、位置が間違う問題を修正しました。
•SR62071 – フォント: 特定のSHXフォントにて”度”の文字が表示されない問題を修正しました。
•SR62204, SR65332 – マルチ引出線スタイル: マルチ引出線スタイルの「先頭行へ下線」がマルチ引出線スタイル設定から設定できない問題を修正しました。
•SR62262 – 移動: 円上の四半円点のグリップをつかんで移動したとき、四半円点ではなく、中心が使用されていた問題を修正しました。
•SR62694 – 属性同期: コマンドが属性のフィールドを無視する問題を修正しました。
•SR63175 – フィールド: 図面保存時に、「保存日付」と「ファイル名」フィールドが正しく更新されない問題を修正しました。
•SR63179 – eトランスミット: e-トランスミットを実行する際、デフォルトでは名前削除されないようになりました。
•SR63196 – 分解: 分解を許可しないプロキシが含まれていたとき、ブロックの分解に失敗していました。 そのようなブロックはそのプロキシを除外して分解するようにしました。
•SR63371 – 外部参照: 外部参照を含む、DGN線種がオブジェクトデータベースに保存されている図面の容量が非常に大きくなる問題を修正しました。
•SR63714 – 回転: ANGDIRが0で角度が正方向だった場合、時計回りの螺旋の回転(螺旋のツイストプロパティがCWと等しい)が反時計回への変更に失敗する問題を修正しました。
•SR63769, SR64746, SR64788 – フィールドダイアログ:◦”f/#”変換オプションは表示されなくなりました(既存フィールドに”%ct9″の仕様が含まれていないに限って)。
◦フィールド変換係数のテキストコントロールが、開かれたダイアログに表示されない問題を修正しました。

•SR63940 – クラッシュ: ユーザー提供図面にて新しいレイアウトタブに切り替え、新しいペーパー空間ビューポートが自動作成されるとBricsCADがクラッシュする問題を修正しました。
•SR64384 – マルチテキスト: マルチテキストエディタが、マルチテキストの断片が全体の図形と同じ色を持っていたときに起動に失敗する問題を修正しました。
•SR64472 – ポリライン編集: ポリラインをスプラインに変換するためにPEDITを使用した場合、ポリラインの出力が間違う問題を修正しました。
•SR64517 – フィールド: 「用紙サイズ」フィールドに、標準名の代わりにローカル名が表示される問題を修正しました。
•SR64544 – 異尺度対応寸法: 異尺度寸法オブジェクトのコンテキストデータが誤ってロードされる問題を修正しました。
•SR64711 – 挿入: Enterキーを押し、INSERTダイアログでブロックを挿入する際、YとZのスケールが”ユニフォーム値”がONであっても、それに応じて更新されない問題を修正しました。
•SR65185 – ダイナミック寸法サイズ: CMDLINEフォント名またはCMDLINE FONTSIZEにカスタム値を使用すると、ダイナミック寸法の入力フィールドに対して小さすぎる可能性がある問題を修正しました。
•SR65330 – 四半円点スナップ: ACIS図形への四半円点スナップが正しく動作していなかった問題を修正しました。
•SR65466 – ツールパレット: カスタムツールパレットのアイコンが誤って表示され、カスタムイメージが表示されない問題を修正しました。
•SR65582 – プロパティパネル: 大きいPolyFaceMeshesとPolygonMeshesの頂点と面のカウントを修正しました。
•SR65270 – プロパティパネル: 特性の異なるセットを持っている同じクラスのカスタムオブジェクトが選択されたとき、間違った複合プロパティがプロパティパネルに表示される問題を修正しました。
•SR65271 – プロパティコピー: ポリライン間で”線種世代”フラグとグローバル幅がコピーされない問題を修正しました。
•SR65665 – コピー: ソース図形がプロキシか欠陥オブジェクト/図形を参照している場合、コマンドが失敗する問題を修正しました。
•SR65684 – 表示: ビューの正面または背面クリップがONの場合、文字が見えなくなる問題を修正しました。
•SR65806, SR66094, SR66310 – クラッシュ: 特定の境界検出する作画コンテキストとESCキーの組み合わせでクラッシュすることがあった問題を修正しました。
•SR65880 – 外部参照: 外部参照図形に対して幾何学拘束が存在する図面が不安定になる問題を修正しました。
•SR65968 – 3D拘束再計算モード: 3D拘束がペーパー空間で保存された場合、図面を開く際に更新されない問題を修正しました。
•SR65974 – ポリライン編集: ヘビーポリライン(LINETYPE=0)にPEDITを使用してスプラインに変換する場合、新しいポリラインに頂点が存在しない問題を修正しました。
•SR66028 – オフセット: OFFSETコマンドがDRAGMODE設定を無視していた問題を修正しました。
•SR66043 – グリップ編集/ストレッチ + ストレッチ: 寸法テキストをグリップ点を使用して動かす際、グリップ編集/ストレッチで更新されなかった為、その後のストレッチが寸法線の定義点が(視覚的アーティファクトのように)露出する問題を修正しました。
•SR66081 – バックグラウンド パブリッシュ: ファイル名フィールドが誤って評価される問題を修正しました。
•SR66082 – PDFパブリッシュ: カスタム.pc3ファイルと共にPDFが出力された後、PDFファイルが不要にクリップされる問題を修正しました。
•SR66085, SR66326 – ハッチング: 「境界のピックポイント」で作成されたハッチングが、ユーザー提供図面で適切に処理されない問題を修正しました。
•SR66091 – PDF書き出し: 「スケール線の太さ」ページ設定が考慮されない問題を修正しました。
•SR66092 – バックグラウンド パブリッシュ: 図面の隣に位置するプロットスタイルがバックグラウンド パブリッシュの際に考慮されない問題を修正しました。
•SR66110 – ビューベース: 全てのドラフト画層が無効の場合、コマンドが失敗する問題を修正しました。
•SR66117 – 図面エクスプローラ, 画層状態:◦’画層状態を編集’パネルに、透過性のチェックボックスを追加しました。
◦'<全て>’チェックボックスの動作を変更しました:’画層状態を編集’の全てのチェックボックスにチェックが入っていた場合、'<全て>’チェックボックスは自動的にチェックされます。また、全てのチェックボックスがチェックでなかった場合は、'<全て>’のチェックが外れます。

•SR66134 – ビューベース: “プリセット”オプションにて、コマンドが “_t”を受け入れなかった問題を修正しました。
•SR66154, SR66631 – 寸法: 寸法が変形(移動、回転等)した場合、回転したUCSで作成したう寸法文字が反転する問題を修正しました。
•SR66209 – PDF書き出し: JPEGエンコードが有効になっていた場合、グレースケールラスターイメージの出力に失敗する問題を修正しました。
•SR66216 – BIM断面を更新, ブロックの切断面: 外部参照のブロックの入力単位が考慮されない問題を修正しました。
•SR66257 – コピークリップ: ロック画層の図形のコピーが可能だった問題を修正しました。
•SR66269 – 厚み付け: 不正なジオメトリのエラーメッセージが”不明なエラー”として表示される問題を修正しました。
•SR66273 – 画層エクスプローラ ペーパー空間にて、「VP線種」「VP線の太さ」「VP印刷スタイル」が上書きされていない場合、「線種」「線の太さ」「印刷スタイル」が変更された時に即座に更新される必要があった問題を修正しました。この症状は、他の動作を行った後に更新した際には再現されませんでした。
•SR66406 – 寸法: 寸法にて、桁区切り記号として使用される非改行スペース(\ U+00A0)が正しく表示されない問題を修正しました。
•SR66418 – 板金: メッセージ内の言葉「壁」は混乱につながる可能性があるため、「フランジ」に置き換えられました。
•SR66528 – HPLINETYPE: ハッチングの線種が保存できなかった問題を修正しました。
HPLINETYPEに設定を追加しました:◦オフの場合(デフォルト)、ハッチング図形の線種は連続で表示され、適用された線種は無視されます。
◦オンの場合、非連続な線種が表示されます。

•SR66529 – フォント: 垂直方向のフォントを使用すると、日本語の文字が回転する問題を修正しました。
•SR66530 – カスタマイズ: .pgpファイルが日本語ロケールのWindows8以降のシステムのカスタマイズダイアログにて更新できなかった問題を修正しました。
•SR66531 – ミラー: 元の図形を削除せずにミラーを行うと、元図形の描画順序が変更される問題を修正しました。
•SR66583 – 図面エクスプローラ: 図面エクスプローラにて外部参照依存項目の表示が誤っていた問題を修正しました。(例:ブロック、画層、文字スタイル等)
•SR66585 – リボン: ワークスペースからタブが削除された場合や、部分CUIファイルがロード解除された場合、それらの項目がリボンタブから削除されない場合がある問題を修正しました。
•SR66649 – 表示: 画層コンボが図面を切り替えた時に更新されなかった問題を修正しました。
•SR66668 – DXF: サムネイル画像が空ののDXFファイルを開くのに失敗する問題を修正しました。
•SR66673 – 配列パス: ARRAYPATHコマンドで生成される配列が正しく変形されない問題を修正しました。例:コピー/移動コマンドを使用すると、不要なオフセットが生成されます。ブロックがBLOCKコマンドの「ブロック変換」にて作成されていると、連想配列が誤って配置される問題を修正しました。
•SR66742 – 拘束: サポートされていない拘束を含むブロック参照の上にマウスを移動すると、致命的なエラーが発生する問題を修正しました。
•SR66796 – DMEXTRUDE: 差オプションをアクティブにしたコマンドを起動するマクロを作成できませんでした。
•SR66805 – 外部参照編集: 「OK」が外部参照編集ダイアログのデフォルトになり、Enterまたはスペースキーで反応するようになりました。
•SR66810 – 表: 無効なテーブルセルの書式値を持つユーザー提供図面を開くことができない問題を修正しました。
•SR66817 – レイアウトの書き出し: ペーパー空間ビューポート内の注釈図形が正しく処理されない問題を修正しました。
•SR66825 – 元に戻す:「元に戻す」コマンドが、HATCHコマンドから「境界内の点をピック」中に使用できなかった問題を修正しました。
•SR66826 – 寸法スタイルエクスプローラ: 現在の寸法スタイル以外の’寸法値オフセット’プロパティ(DIMGAP)が -1 にセットされていたとき、’寸法値周りの作画枠’プロパティがすぐには更新されませんでした。 (変更を反映するには、寸法スタイルエクスプローラをいったん閉じ、再度開く必要がありました)。
•SR66827 – 板金ロフトを作成: コマンドのメッセージが正しく翻訳されない問題を修正しました。
•SR66830 – マルチテキスト: エディタは\ U+2205として表現される直径記号付きテキストを編集することができなかった問題を修正しました。
•SR66842 – ポリソリッド: ポリソリッド作成時に整列(左/右/中心)を変更すると、以前にロックされた幅か高さが解除される問題を修正しました。V16から再発。
•SR66939 – ポリライン: 幅が視覚的表現に適用されていない特定のポリラインの問題を修正しました。
•SR66975 – 入力: -INSERTコマンドでブロックを再定義するとき、チルダ ” ~ ” がファイルダイアログを開く事ができない問題を修正しました。
•SR66993 – 表示: 他のラインと重なるハイライトは、常にハイライトが描画されない問題を修正しました。V16から再発。
•SR67033 – ユーザビリティ: コマンドでピックファースト選択セットを使用したとき、対象図形数が正しく報告されなかった問題を修正しました。
•SR67044 – ズーム: モデル空間またはペーパー空間ビューポートでズームを使用した場合、カーソルのアーティファクトが残る問題を修正しました。V16から再発。
•SR67047 – 図面エクスプローラ: 図面エクスプローラにてビューを追加した後、関連シートに追加されたシートビューは「新規ビュー1」(ビューの初期名)でした。現在はシート名は、この初期ビューの名前が変更されたときに従い変更されるようになりました。
•SR67062 – 表示: REFEDITコマンド中に現在の表示デバイスを切り替えた(レンダリングをワイヤーフレームからモデル、またはその逆)場合、ワークセット内に無い図形がフェードしない問題を修正しました。
•SR67174 – PICKDRAG: PICKDRAGを1に設定してもコマンド内での図形選択中は反映されなかった問題を修正しました。
•SR67189 – ズーム: コマンドプロンプトで空入力するとRTZOOMが自動的に起動されるようになりました。
•SR67211, SR67295 – 属性定義: 複数行の属性定義の位置が適切に保存/読込みできないことがあった問題を修正しました。 V16からの再発。
•SR67227 – クラッシュ: ユーザー提供図面では、破損した2D拘束のためロード中にクラッシュを引き起こしていました。 破損した拘束はクラッシュを回避するため、ロード時に削除されるようになりました。
•SR67239 – トリム: TRIMコマンドの”クロス窓”での選択に精度の問題がありました。 特定のビューで、選択窓がトリムされるべき図形を選択しないことがありました。
•SR67259 – ツールチップスナップ: アクティブなスナップマーカー名を示すツールチップが表示されないことがあった問題を修正しました。
•SR67287 – 円形配列: ARRAYPOLARコマンドが回転軸を指定したとき正しく動作しないことがあった問題を修正しました。 V16.1.05からの再発。
•SR67296 – 分解: 関連付け配列を分解すると一部図形が飛んでしまうことがあった問題を修正しました。
•SR67296 – 関連付け配列: グリップポイント使用時、ARRAYPATHコマンドで作成された図形が正しく変形されず、不正なオフセットが追加されてしまうことがあった問題を修正しました。

アプリケーション開発

•SR65770 – API: OdGsView::update()がコールされたときクラッシュすることがあった問題を修正しました。
•SR67644 – COM: COM InsertBlock()機能がカレントUCSを参照するようになりました。
•LISP: (vla-put-origin)がハッチング表示を更新するようになりました。
•SR67460 – BRX: CBS_SORTスタイルのCAcUiLineTypeComboBoxがミスマッチな線種イメージを表示していた問題を修正しました。
•LISP: (vla-get/put-entitytransparency) と (vlax-get/put-property entity ‘EntityTransparency …)による図形の透過性をサポートしました。
•SR35681 – .NET: Teigha.Database.WblockCloneObjectsで作成されたオブジェクトが、”eInvalidOwnerObject”を投げる原因となっていた問題を修正しました。
•SR45349, SR66928 – LISP/SDS/BRX: entmod()関数を使用してハッチング図形をアップデートすると、ハッチングの原点が指定されていた場合(dxf 43 + 44)、ハッチングのパターンがリセットされない問題を修正しました。
•SR62932 – DCL: DCLファイルやダイアログのロードと表示のパフォーマンスを大幅に改善しました。
•SR64345 – アプリケーションの互換性: “尺度”のMLINEコマンドオプションを修正しました。”sc”の代わりに”s”が使用できます。
•SR64459 – LISP: リボンとツールパレットボタン上のクリックで (grread)が(11 -1)を返すようになりました。
•SR64780 – LISP/SDS/BRX: “(list (cons -4 “!=”)(cons 210 ‘(0 0 1)))”のような、ssget()フィルタ条件の”point”DXFグループコードを使用する時、フィルタリングが正しく点を比較しない問題を修正しました。
•SR65277, SR65602, SR65733 – TX, パラメータ API: メカニカルコンポーネントのパラメータを変更するための新しいgetComponentParametersNames()/setComponentParameterExpression()メソッドが使用できます。
•SR65390 – LISP: 予想結果が事実上0前後の場合0 (例:1e-13 … 1e-14前後)、(rem)関数に関する精度の問題があり、それを修正しました。
•SR65398 – BRX: トラッキングラインが生成されていない場合、(カスタム図形上の)カスタマイズオブジェクトスナップモードに問題があり、それを修正しました。
•SR65417 – LISP/SDS/BRX: “pickfirstModified”リアクタイベント内の”pickFirst”選択セットを変更すると、画面上の選択セットとグリップの更新に失敗する問題を修正しました。
•SR65429 – BRX: トランザクションリアクタのコールバック時にトランザクションハンドリングの問題があり、それを修正しました。
•SR65433, SR65450 – スナップ: 複数のスナップ候補がカーソル下にあり、図形スナップがONで高いズーム倍率の状態で特定のカスタム図形を作図するとアプリケーションがフリーズする問題を修正しました。
•SR65517 – ドラッグ時、元図形は非表示: DRAGMODEHIDE=2/3とAcDbEntity::hideMeForDragging()の機能を実装しました。MOVE, ROTATE, SCALE, GripEdit, STRETCH, OFFSETコマンドで使用できます。これは、複雑2D/3Dジオメトリとレンダリングされた表示に有用で、一時的にソース図形を非表示にすることができます。ドラッグ操作が完了すると、また図形が見えるようになります。
•SR65518 – オフセット: AcDbCurveから直接由来するカスタム図形に実行するとコマンドが動作しない問題を修正しました。(V15.3から再発)
•SR65752 – BRX: AcRxEventReactor と AcEditorReactorにXRef-relatedイベントを追加しました。
•SR65609 – BRX: AcDbObjectContext と AcDbScaleに問題があり、これを修正しました。オブジェクトインスタ図が誤っており、AcDbScaleの失敗を引き起こしていました。
•SR65862 – BRX: AcDbObject::setXData()が5001 – 5031の範囲で無効なグループコードを受け入れる問題を修正しました。
•SR65935 – DCL: 編集ボックスのハンドラがトリガされ、ダイアログが開かれたとき、リカーシブ/オーバーラップハンドラの呼出しの原因となり、クラッシュに繋がる問題を修正しました。
•SR65952 – LISP: (GCD)関数が負の入力番号に対してチェックしない問題を修正しました。
•SR66096 – APIs: レイアウトの名前が変更されたときに、関連するGUIレイアウトタグが同期して更新されない問題を修正しました。
•SR66182 – BRX: kByBlock または kByLayerアイテムが無効になっていた場合、CAcUiTrueColorComboBoxクラスに問題があり、これを修正しました。
•SR66277 – APIs: ドキュメントが存在しない場合、安全でないドキュメントハンドリング機能を改善しました。
•SR66305 – LISP: (vla-GetExtensionDictionary)がExtensionDictionaryの作成及び取得に失敗する問題を修正しました。V16.1.05から再発。
•SR66306 – LISP: 64bit整数タイプを受け入れる為、(vlax-make-variant)と(vlax-make-safearray)を拡張しました。このタイプは20またはvlax-vbInt64として指定できます。
•SR66358 – DEMANDLOAD: レジストリへのDemandLoad情報のAcadAppInfo/AppInfo書込みを改善しました。空の説明とローダーは書かれなくなり、AppInfo::writeCommandNameToRegistry()とAppInfo::writeGroupNameToRegistry()はコマンド名respのみを書くようになりました。グループデータはレジストリに入るようになりました。
•SR66365 – BRX: AcDbAnnotativeObjectPE::setAnnotative()がNDBRオブジェクトを使用するとクラッシュが発生する問題を修正しました。
•SR66400 – BRX: 管理下のPaletteSetコントロールは、KeepFocusプロパティに関係なく入力フォーカスを保持する問題を修正しました。
•SR66495 – LISP: ポーズする前に画面を更新する(sleep)機能が再実装されました。
•SR66632 – BRX: getGripPoints(AcDbGripDataPtrArray&, …)がオーバーライドされていなかったときにクラッシュが発生する問題を修正しました。
•SR66639 – LISP/SDS/BRX: unitmode=1の時、”d”の変わりに度記号”°”を使用した時に、angtos()関数に問題があり、これを修正しました。
•SR66670 – LISP/SDS/BRX: EXPLO(command), sds_command()/sds_cmd(), acedCommand()/acedCmd() を使用した時に、EXPLODEがPICKSTYLE設定を無視しない問題を修正しました。
•SR66682 – BRX : AcEdPointInputFilter と AcEdPointInputMonitorのmonitorInputPoint() と processInputPoint()メソッドで誤ったスナップポイントが返されていた問題を修正しました。
•SR66801 – DCL: (高監査レベル時に現れる)非常に深刻ではないDCL警告はダイアログにて表示されず、代わりにコマンドラインに表示されるようになりました。
•SR66856 – BRX: ObjectIdが、削除されたデータベースに属している場合、AcDbObjectId.isValid()が正しく’false’を返すよう修正しました。
•SR66901 – LISP/SDS/BRX: XDataを介して画層の透過性を変更した時、(entmod), sds_entmod(), acdbEntMod()に問題があり、それを修正しました。透過性は保存時、再オープン時のみに有効でした。現在はすぐに有効ですが、REGENを実行する必要があります。
•SR67077 – LISP/SDS/BRX: 定義されていないDXFグループ71(アライメント)が誤って0として指定された場合、テキストエントリのentmake/entmod機能に問題があり、これを修正しました。V16から再発。
•SR67317 – LISP: (vle-entget), (vle-entget-m), (vle-entmod) and (vle-entmod-m)に dxf 400(透過性)がサポートされました。

Version 16.1.05               25/11/2015

新規

•COMMUNICATOR◦SR66113: JTファイル形式とSTEPファイル形式の読み込みで、製品(アセンブリ)構造をサポート – これまでも多くの形式でサポートされていましたが左記も追加されました。
◦システムのパスに pskernel.dll が存在するとParasolid形式での書き出しが可能になりました。

改良

•ライセンス管理ダイアログ: ライセンス管理ダイアログが何点か改良されました。
•SR65907 – 作図ビュー: 作図ビューが3Dサーフェス図形もサポートしました。

修正

•翻訳: 各国語版インストーラの複数の文字列が修正されました。
•SR47512, SR65726 – フィールド: いくつかのフィールド表記がおかしくなることがありました。 V16で再発。
•SR50413 – クラッシュ: LayerFilterComboコントロールの使用時、BricsCADがクラッシュすることがありました。
•SR64758 – 3D回転: ROTATE3Dコマンドの”2点”オプションが表示されていませんでした。
•SR65784 – クラッシュ: プロパティーバーと開始ダイアログを非表示設定し、メカニカルブラウザを立ち上げた状態で BricsCADを再起動するとクラッシュすることがありました。
•SR65820 – マルチテキスト: マルチテキストエディターのタブとインデントの形式を改善しました。
•SR65982 – PSETUPIN: -PSETUPINコマンドがページ設定を読み込んだ後、余計なプロンプトを表示していました。 V16.1.04での再発。
•SR66123, SR66212 – COLLADA: ライブラリ不足でCollada書き出しが出来ませんでした。 V16で発生。

アプリケーション開発

•SR65000 – BRX – Body::hideDisplay(): 生成セグメント数が削減され、HLRのパフォーマンスが改善されました。
•SR65752 – BRX: OdEditorReactor と OdRxEventReactor の外部参照に関係するリアクタイベントがサポートされました。

Version 16.1.04   13/11/2015

新規

   アンチエイリアス表示: 以前は、3Dレンダリングモード時だけ、ANTIALIASSCREEN設定が有効でしたが、2Dワイヤーフレーム表示へもANTIALIASSCREEN設定が適用されるようになりました。
   アセンブリ設計:
       ローカルメカニカルコンポーネントが導入されました。 ローカルメカニカルコンポーネント定義は、そのコンポーネントが使用されている .dwgファイルに保存されます。
           BMFORM: コマンドのオプションでローカルコンポーネントを作成できます。
           BMLOCALIZE, BMEXTERNALIZE: 選択したコンポーネントをローカルコンポーネントにするか外部コンポーネントにするかを切り替えるコマンドで、外部ファイルへのリンクを切るか接続するかの切替です。
           BMMECH: オプションで、ブロックや外部参照をローカル、または、外部メカニカルコンポーネントに変換するコマンドです。
           MECHANICAL BROWSER: 外部コンポーネントと内部コンポーネントを区別できるよう、異なったアイコン表示になりました。 コンポーネントのタイプはコンテキストメニューで切り替え可能です。
       BMOPENCOPY: 選択したインスタンスのコンポーネント定義のコピーを含んだ新しいドキュメントを作成するコマンドです。
       BMREPLACE: 1つまたは複数のメカニカルコンポーネントの定義ファイルを変更するコマンドです。 コンポーネントは、メカニカルブラウザのコンテキストメニューやプロパティーバーのファイルプロパティを使用して置換できます。
   関連付け配列:
   配列は選択図形から構成される複写図形のパターンです。 図形間の関連性は、図形間の関係を維持することによって、変更を配列全体に反映することができます。 各図形は、ブロックのような構成の一部となります。 既存の配列複写図形に対しては、例えば、図形間の間隔、数、プロパティパターンを維持したまま編集することが可能です。 各図形のプロパティは、個別に上書き出来、内容を変更することができます。 配列項目を選択するには、選択またはクワッドでホバリングしながら、Ctrlキーを押したままにします。 クワッドメニューは、配列全体と配列項目の両方に対する強力な編集コマンドを提供しています。 配列項目の間隔やサイズ変更が容易に行えることをお試しいただき、クワッドメニューのパワー、柔軟性、使い易さを体験してください。
       ARRAYPATH: パス(の一部)に沿って図形を均等コピーするコマンドです。 パスとしては、線分、ポリライン、円弧、円、楕円、スプライン、らせん、3Dポリラインを選択できます。 Methodオプションは、メジャー(距離)、または、分割数でパスを分割して配列複写します。
       ARRAYPOLAR: 中心点または回転軸の周りに、円形パターンで均等に図形を複写するコマンドです。
       ARRAYRECT: 行、列、高度を指定して図形を複写するコマンドです。
       ARRAYASSOCIATIVITY: 新しい配列について関連付けさせるか、させないかを指定するシステム変数です。
       ARRAYEDIT: 関連付けされた配列オブジェクトとその元オブジェクトの編集を可能にするコマンドです。
       ARRAYEDITEXT: 配列項目のプロパティを編集するコマンドです。
       ARRAYCLOSE: ARRAYEDITコマンドによって行われた変更を保存、または、破棄するコマンドです。
       ARRAYEDITSTATE: 図面が配列編集状態かどうかを示すシステム変数(読取専用)です。
   BIM:
       窓とドア
           BIMINSERT: 窓やドアの挿入時に、幅や高さの入力と近くの図形との距離の入力をCtrlキーで切り替えられるようになりました。
           BIMINSERT: 挿入した窓やドアにカーソルを合わせながらクワッドメニューからBIM挿入を実行することにより、選択した窓やドアと同じパラメータ値で窓やドアを挿入できるようになりました。
           BIMREPOSITION: 挿入済みの窓やドアに対して、BIMINSERTと同様にダイナミック寸法を使って再配置できるようになりました。
           BIMFLIP: 挿入済みの窓やドアの「左右」または「内外」を、クワッドメニューからワンクリックで反転できるようになりました。
           挿入済みの窓やドアに対して、プロパティパネルの「ファイル」プロパティで、別のファイルを割り当てられるようになりました。 挿入済みの窓やドアのパラメータ値が、後から挿入した窓やドアにコピーされます(可能な場合のみ)。
       BIMDRAG: 壁やスラブなどのソリッドの広い面をドラッグする際、Ctrlキーで切り替え、ダイナミック入力で平行コピーできるようになりました。
       BIMDRAG: 壁やスラブなどのソリッドの広い方の面において境界検知できるようになりました。ダイナミック入力でソリッドを平行コピーする時に、境界部分でクリップされます。
       BIMデータベース: 素材と複合材料のプロパティをカスタマイズできるようになりました。
       図面生成と管理
       作図ビューは、主にメカニカル図面の生成に使用されていますが、BIM図面の生成方法としてもシンプルな使用から高度な使用までのアプローチとして有効です。 図面は BimSection定義から生成され、自動的に生成されるプロジェクトシートセットで管理される個々の図面として保存されます。
           BIMSECTION: BIM断面図形を作成するコマンドで、以下の追加プロパティが指定可能です:
               タイプ: 平面、立面、断面、詳細。
               尺度: 図面生成結果となるペーパー空間のビューポート尺度をセット。
               コールアウト位置: 始点、中点、終点、始点 - 終点。 断面ラインに沿って表示されるコールアウトブロックの位置を指示します。 ユーザーは、断面タイプ毎に独自のコールアウトブロックを定義することも可能です。
               画層状態: アクティブ(外部参照)画層の図形は図面生成に含まれます。 断面図生成時、どの画層状態を適用すべきかをこの設定で指定可能です。
               画層状態の適用: 「はい」または「いいえ」。 「いいえ」に設定すると、現在表示されている図形は生成図面に入ります。
           BIMSECTIONUPDATE: BIM断面から断面図を生成するコマンドです。
               このコマンドは、モデルのBIM断面定義を選択、または、生成図面の断面を選択できます。
               2D断面図の作成の設定に加え、BIM複合材料のハッチングや画層の設定も適用されます。
               結果は、モデル図面と同じフォルダの新規図面内に配置保存されます。
               生成される図面名を特に指定しない場合は、BIM断面名が使用されます。
               複数のBIM断面が同じ図面を対象にすることが可能で、例えば、全てのエクステリア立面図を同じ図面に配置できます。
               生成結果の図面を持つブロックが対象図面のモデルに追加され、ペーパー空間のビューポートにも表示されます。
               そのブロックとビューポートは、図面内の既存の図形と重複しないよう初期配置されます。
               このブロックやビューポートは移動可能で、その後の更新時でも保持されます。
               ビューポート位置に対応したペーパー空間のビュー定義が作成され、シートセットビューを設定するために使用されます。
               プロジェクトシートセットが未だ存在していないときは、SectionSheetSetTemplateMetric または SectionSheetSetTemplateImperialの設定に従ったシートセットテンプレートを使用して、新規プロジェクトシートセットが作成されます。
               そのシートセットは図面と同じフォルダに保存されます。 シートセット定義と同じフォルダを使用すると、モデルと生成図面は他のマシンにスムーズに移行可能: シートセットマネージャはプロジェクトフォルダが再配置されたときは自動的にファイルパスを調整します。
               モデル図面のProjectName設定が空でなければ、それが生成されたシートセット名として使用され、空のときはモデル図面名が使用されます。
               図面生成のテンプレート図面は、プロジェクトシートセットのシートテンプレートレイアウトで設定されます。
               生成されたシートセットは、断面タイプ毎の表示カテゴリーを設定します。
           BIMSECTIONOPEN: BIM断面図形を持つモデル図面と対応する生成図面とをナビゲートするコマンドです。 このコマンドは双方向動作です: 断面結果からモデルへ戻すのか、モデルから断面結果へ反映するのか - BIM断面か、断面結果のブロックまたはビューポートか。
           BIM_SECTIONS: BIM断面図形は特定のBIM_SECTIONS画層に配置されます。
           BIM_SECTIONS_PREVIOUS: 前の断面生成結果は特定のBIM_SECTIONS_PREVIOUS画層に保存されます。 これにより、実際に素早く変更チェックが可能です。
           BIM_VIEWPORTS: 生成ビューポートは特定のBIM_VIEWPORTS画層に配置されます。 この画層は、例えば、テンプレート図面に'非印刷'で設定することも可能です。
   COMMUNICATOR:
       SR47872
       製品(アセンブリ)構成情報も読み込み可となりました(ACIS, CATIA V4/V5/V6, IGES, Inventor, NX, Parasolid, Pro/E/Creo, Solid Edge, SolidWorks, STEP, VDA-FS, XCGM)。 ImportProductStructure設定は、読み込んだ構成を通常のブロックにするか、ローカルメカニカルコンポーネントにするかをコントロールします。
       ImportRepair、ImportStitch、ImportSimplifyの設定は、読み込み形状を自動的に修復、ステッチ、簡略化するか否かをコントロールします。
       ImportIgesStitch、ImportIgesSimplifyの設定は、IGES/IGSファイルからの読み込み形状を自動的に修復、ステッチ、簡略化するか否かをコントロールします。
       ImportSwRotateYZの設定は、SolidWorksファイルからの読み込み形状を自動的にY軸をZ軸にマッピングするか否かをコントロールします。
   DATAEXTRACTION(データ抽出):
   SR19745, SR19942, SR23272, SR23278, SR25741, SR25783, SR27413, SR37168, SR38323, SR39282, SR39380, SR44792, SR61863, SR64368
       図面ファイル内に持つほとんどの図形プロパティを出力可能なウィザードです。
       出力設定は、データ抽出ファイル(DXE)に保存されます。
       出力ファイルフォーマットは .csv(カンマ区切り)で、表としてインポート可能です。
   変形モデリング: 3Dソリッドやサーフェスの面およびエッジを自由に変形させるツールが新たに加わりました。 インポートした形状に対しても有効です。
       ダイレクト点変形: 面の1点を指示してオブジェクトを変形させることができます。
       ダイレクト移動変形 エッジを指示して移動・回転させることにより、オブジェクトを変形させることができます。
       ダイレクト曲線変形: エッジを曲線に変形させることにより、オブジェクトを変形させることができます。
   ダイレクトモデリング:
       ダイレクト修正: 3Dソリッドのエラーをチェックしたりオプションで修正したりするコマンドです。レポートパネルにチェックや修正の結果が表示されます。
       ダイレクト選択: 指定した3D図形や組み合わせ図形を以下の条件で自動的に選択します(クワッドメニューからも可):
           等しい長さのエッジ(より小さい、以下、より大きい、以上なども指示可)
           等しい面積を持つ面
           等しい半径を持つ突起図形
           等しい半径を持つブレンドフィレット(およびフィレット)
           ブレンドおよびブレンド群で、極小ブレンドが無視できる図形
   図面ロックファイルシステム:
   SR44935, SR62484, SR64752
       図面が開いている間、.dwl と .dwl2 ファイルが一時的に作成されます。
       これにより、図面を開こうとしている他のユーザーが、その図面は、いつから誰が使用中かを知ることが可能になりました。
       WHOHAS: 選択図面のオーナー情報を表示するコマンドです。
   EXPORTLAYOUT:
   SR43274, SR63778
   カレントのレイアウトから全ての表示図形を新規図面のモデルとして出力するコマンドです。
   図心(GCE)スナップ: 新しい図心スナップは、閉じたポリライン、スプライン、平面3Dポリライン、境界、3Dソリッドの面の重心をスナップすることができます。GCEのOSMODEフラグ1024は廃止され、クイックスナップには使用されません。
   地理座標系: 地理座標系は、ニュージーランド、北米、カナダ、ロシア、ロシア独立国家共同体をサポートしました。
   ライセンス管理ダイアログ: 利用可能なライセンス(BricsCAD/Communicator/板金)を集約したライセンス管理ダイアログが追加されました。
   [ヘルプ]メニューのライセンスマネージャからか、LICENSEMANAGER コマンドで開く事ができます。
   SR21295, SR25127, SR28038, SR31477, SR31708, SR31844, SR38278, SR38673, SR39360, SR39549, SR39895, SR41307, SR41706, SR43783, SR43922, SR45849
   ロフト:
       2つ以上の断面を通過する3Dソリッドを作成します。
       ガイド曲線は、ソリッドの形状を制御します。
       スムーズまたは線に沿った推移で制御されます。
       面法線とドラフト角度は設定によって制御することができます。
   LINEARBRIGHTNESS: このシステム変数は、デフォルトの光源が使用されていた場合、ビューポートの輝度レベルを制御します。値の範囲:-10 - 10。
   LINEARCONTRAST: このシステム変数は、デフォルトの光源が使用されていた場合、ビューポートのコントラストレベルを制御します。値の範囲:-10 - 10。
   MTEXT: 複数列の作成/編集が可能になりました。
   REPORT PANEL: メカニカルブラウザに追加された[レポート]タブは、DMREPAIRとSMSELECTHARDEDGESコマンドの実行により生じるサブ図形を表示します。 BMREPORTPANELシステム変数は、レポートパネルの有効/無効をコントロールします。
   SURFACE MODELING: サーフェスが完全サポートされ、ダイレクトモデリングと3D拘束がサーフェス図形と境界に適用しました。
       DMEXTRUDE/DMREVOLVE: 曲線、エッジ、平面図形、面を押出し/回転することにより、サーフェスを生成するコマンドです。
       DMDELETE: 穴(空いている輪)と面をサーフェスから削除できるようになりました。
       SR51747 - DMSTITCH: 選択されたサーフェスを、指定または自動で決定されたタイプの単一図形(3Dソリッド/サーフェス)に結合します。
       DMTHICKEN: サーフェスを指定された厚さの3Dソリッドに変換します。
       ダイレクトモデルコマンドに適用するため、プロシージャサーフェスをベーシックサーフェス図形に変換します。
   板金: 板金機能が大幅に拡張されました。
       コーナーリリーフフィーチャー。 2つの新タイプのコーナーリリーフをサポート: リリーフのパラメーターは円形とV形状タイプで、メカニカルブラウザのプロパティーパネルで変更できます。
       フィーチャー色: 板金フィーチャーの面に対して色を定義することができます。 この動作はシステム変数のFEATURECOLORSでコントロールできます。
       SR44311 - ロフト曲げフィーチャーのサポート:
           ロフト曲げフィーチャー: 新タイプの板金フィーチャーで複数曲げや異なる断面の曲げに対して展開できます。(四角形や三角形)
           SMLOFT: ロフト形状の曲げフィーチャーとフランジの板金ボディ(板金形状)を作成するコマンドです。
           SMCONVERT: ロフト曲げフィーチャーを認識可能になりました。
           SMBENDSWITCH: 曲げフィーチャーをロフト曲げフィーチャーに変換可能になりました。
           SMREPAIR: SMRETHICKENと同じような動作ですが、フランジで囲まれたロフト曲げを接合し、隣接フランジに再構成するコマンドです。
           SMRETHICKEN: ロフトサーフェスがサポートされました。 既存フィーチャーはコマンドが正常に処理された後、削除されます。
       SMRELIEFSWITCH: コーナーリリーフフィーチャーのタイプを変更できるようになり、多角形、Vタイプ、円形間で切り替え可能になりました。
       SMSELECTHARDEDGES: 全モデル内の鋭角エッジを選択するコマンドです。 操作結果は新しいレポートパネル上に表示されます。
       DELEMとCYBELECは、SMTARGETCAMシステム変数の値として使用できるようになりました。SMUNFOLDとSMEXPORT2Dコマンドによって生成されたDXFファイルで使用される画層セットに影響を与えます。
       SmLayerColor... この設定は、SMUNFOLDとSMEXPORT2Dコマンドによって生成されたDXFファイルの異なる画層への個々の色を設定することができます。
   シートセット:
       追加された新しいシステム変数:
           SSMAUTOOPEN: シートに関連付けされた図面が開かれたとき、シートセット管理ダイアログを自動的に開くかどうかをコントロールします。
           SSMPOLLTIME: シートセット内のステータスデータを更新する時間間隔をコントロールします。
           SSMSHEETSTATUS: シートセット内のステータスデータ(例:'固定')をどのように更新するかをコントロールします。
       図面プロパティーダイアログに'シートセット'タブが追加され、図面がシートセットに関連付けされているときシートセットデータが表示されるようになりました。 関連付けは、'関連付け解除'ボタンで解除できます。
       ビューラベルとコールアウトブロックの選択が追加され、選択されたシートビューの関連付けに配置されます。
       シートリスト表はシートセットの任意のシートに配置できます。 現在の実装では、テーブルの内容と関連付けはされません。
   透過性:
   SR27377, SR30661, SR32857, SR35430, SR35907, SR37904, SR37939, SR38220, SR38281, SR39234, SR39662, SR40941, SR41449, SR42336, SR42579, SR42930, SR44410, SR44621, SR44928, SR45974, SR46848, SR47188, SR47227, SR47801, SR48028, SR48309, SR48699, SR48845, SR48858, SR48883, SR49570, SR51259, SR51486, SR51570, SR61046, SR61332, SR63093, SR63191, SR64097
       透過性のプロパティで直接、または、画層で設定が可能です。
       CETRANSPARENCYは、新規に作成する図形に対して透明度の値をコントロールします。
       HPTRANSPARENCYは、新規に作成するハッチングに対して透明度の値をコントロールします。
       GDIPLUSは、Windowsプラットホーム上のデフォルトのグラフィックスデバイスです。 透過性がサポートされていないGDIデバイスはこれに置き換えます。
       印刷時の透過性は、ページ設定と印刷ダイアログの印刷透過性オプションでコントロールされます。 注意:レスポンスのためデフォルトでは無効になっています。
   ユーザビリティ: SUPPORTFOLDERとTEMPLATEFOLDERコマンドが追加され、これらはファイルエクスプローラの該当するフォルダを開きます。

改良

   BMFORM: コマンドプロンプトに作成されたローカルコンポーネント名が指定されるようになりました。
   照明: LIGHTINGUNITSが2にセットされていたので素材プレビューが暗すぎたのを改善しました。
   メニュー: ヘルプメニューに"リリースノート"を追加しました。
   関連付け配列(ASSOCIATIVE ARRAYS): いくつかの改善と修正が適用されています。
   翻訳: 翻訳者によって報告された、いくつかの変換の問題が修正されました。
   SR64472 - ポリライン編集: スプラインからのポリライン変換の精度を設定できるようになりました。PLINECONVERTMODEのsysvar変数も考慮されます。
   SR64640 - フォント: コードページ950のデフォルトとして、PMingLiUフォントを設定するようになりました。
   SR65195 - カメラ: カメラ図形が削除された後、マウスの中央ボタン(RTPAN)をクリックするとカメラの表示グリフが再度表示される問題を修正しました。
   SR65329 - 画層: 画層状態コントロールは、[図面エクスプローラ]-[画層状態]で設定された復元オプションを使用するようになりました。
   SR65339 - ポリライン編集: 頂点が2つのみのポリラインに対して、オプション_S を使用してPEDITを実行すると、エラーの原因となる問題を修正しました。
   SR65442 - 保存: GsDeviceType2dがRedOpenGLに設定されている際の図面保存に問題がありました。GsDeviceType2d= RedOpenGLは推奨されていませんのでご注意ください。このモードは、テストの目的で利用可能です。
   SR65463 - PDF書き出し: PLOTTRANSPARENCYOVERRIDEのsysvarが2に設定されている場合、PDFのパブリッシュ印刷は透過性を考慮するようになりました。
   SR65485 - マルチ引出線: マルチテキストを含んだ、くの字型のマルチ引出線がマルチ引出線スタイルの"左寄せ"を考慮していない問題を修正しました。
   SR65619 - BIM: メニューとツールバーにBIMREPOSITIONを追加しました。
   SR65865 - メニュー: コマンドの変更が行われた後、メニュー項目[表示]-[レンダリング]-[モデリング]が動作しない問題を修正しました。
   SR65742 - ファイルからページ設定を選択: PSETUPINでページ設定をインポートすると、動作しなくなる問題を修正しました。V16から再発。
   SR65772 - 画層: 画層フィルタ名確認に使用可能な文字を修正しました。
   3D拘束: 剛体セットと固定がすべての種類の図形に適用することができるようになりました。
   アセンブリ設計:
       キネマティック・アセンブリのパフォーマンスが、DMMOVE/DMROTATEコマンドの開始と終了時に図形の点滅しないように向上しました。
       大量のパラメトリックコンポーネントと変更されたコンポーネントパラメータを持つファイルを開く際のパフォーマンスが向上しました。
   BIM:
       BIMDRAGコマンドで、床や天井に達する窓やドアで分割されている壁をドラッグする際、正しく表示されるようになりました。
       BIMデータベース: 素材と複合材料の一覧でプレビュー表示するようにしました。
       BIMデータベース: 使用している素材クラスの名前が変更できるようになりました。
       BIM挿入: 挿入する面に挿入基点を投影できるようになりました。
       窓とドア
           沢山の窓とドアを持つモデルのパラメータ値を変更する際のパフォーマンスが大幅に向上しました。
           壁を分断するように配置されている窓かドアを削除すると、開口部が元に戻るようになりました。
           19の新しい窓とドアが含まれ、ライブラリが拡張されました。
           窓とドアのライブラリはユーザーデータキャッシュフォルダにインストールされ、実行時にユーザーエリアにコピーされます。
   COMMUNICATOR:
       インポートしたジオメトリは、必要に応じて修復、簡略化、接合されたサーフェスと密閉された3Dソリッドにステッチすることができます。
       任意のY軸からZ軸のマッピングが、SolidWorksモデルのインポートに追加されました。
   SR62744 - コンテキストメニュー: .dwg、.dwt、.dxfファイルのドラッグ&ドロップメニューオプションとして"外部参照オーバーレイ"が追加されました。
   CUI: 配光光源(WEBLIGHT)コマンドがツールバーとメニューに追加されました。
   SR63824 - 寸法スタイル: 図面エクスプローラフォルダタブを使用すると、閉じた図面と開いている図面間で寸法スタイルのコピーが、ドラッグ&ドロップでできるようになりました。
   ダイレクトモデリング:
       DMROTATE、DMMOVEコマンドが3D拘束対象の図形だけではなく、どんな図形にも適用可能になりました。
       リージョンやサーフェスのエッジがDMMOVE、DMROTATEコマンドや3D拘束で操作可能になりました。
       パフォーマンスが改善されました。
   DMDELETE: ブレンドチェーン削除の結果が改善しました。
   DMSIMPLIFY: 特定の面でも処理可能になりました。
   VIEWBASE:
       ビューベース: 正接エッジ専用のレイヤーが追加されました。コマンドはプログレスバーに表示されるようになりました。ベースビューの整列をCtrlキーでオン/オフの切り替えが行えます。同じ要素がVIEWSECTIONコマンドに追加されました。。
       ビューを編集: 接線の表示を切り替えるオプションを追加-ラベル更新と詳細、断面の識別子名を変更するオプションを追加しました。
       断面スタイル, 詳細スタイル: ダイアログを閉じずに結果を見る事ができる[適用]ボタンを追加しました。
       ビュー更新: リボンにトグルボタンを追加しました。
   SR61908 - ダイナミック寸法: 矩形コマンドのダイナミック入力でのデフォルトのフォーカスが"高さ"から"幅"に変わりました。
   図形選択: PICKSTYLE設定値の1または3(有効なグループ選択)により、マウスでの図形選択の操作性が大幅に向上しました。
   SR42238 - フラットショット: パースモード表示もサポートされました。
   SR62376 - 地理的位置ダイアログ: 検索フィールドは、検索文字列で始まる図形に代わり、検索文字列を含むすべての図形を一覧表示するようになりました。
   SR50423, SR51993 - グリップ: ポリラインの中点グリップマーカーが中点スナップと同じ三角形状となり、端点のグリップマーカーとは明確に区別できるようになりました。
   SR63441 - ハッチング: 関連付けされているハッチングの再計算処理のパフォーマンスが改善されました。
   SR61679 - 画層選択表示(LAYISO): 複数図形が選択可能となりました。
   SR49812, SR65033 - LAYERP: LAYERP コマンドは、最後にアクティブだった画層の復元も行うようになりました。
   SR36670 - LIST: サーフェス図形のLIST出力が改善されました。
   マップ接続ダイアログ:
       複雑さとサイズを低減するため、再設計しました。
       所望の領域を指定するための[現在のビュー範囲]と[画層範囲]ボタンを追加しました。
       値の許容範囲はツールヒントに表示され、範囲外の値はマークされるようになりました。
       現在の選択をクリアするボタンを追加しました。
       最後に選択された画層は、次のセッション時に再選択されます。
       最後に使用した地上解像度の値は、(使用できるのであれば)次のセッションで再利用されます。
   メカニカルブラウザ:
       ノード上でEnterを押すと、対応する図形にズームするようになりました。
       図面上で選択したコンポーネントに対応するブラウザ上のツリーノードが、ハイライトされる事で見つけやすくなりました。
       コンポーネントのパラメータ式がツリーに表示されるようになりました。
       タイプのグループ機能に公算が追加されました。
   SR50342 - マルチ引出線: マルチ引出線の移動時、マルチテキストの位置合わせが自動で切り替え可能になりました。
   マルチテキスト:
       積み重なったマルチテキストの左右に空白無しで別のテキストがあった場合、テキストダイアログがダブルクリックで開かない事がある問題を修正しました。
       文字と空白の間にカレットがあった場合、文字を選択しようとすると空白が選択される問題を修正しました。
   SR62760 - オフセット: オフセットコマンドに DynamicUcs がサポートされました。 直線的な図形選択時、DUCSが有効になり、該当のソリッド面のUCS XY座標でオフセットできるようになりました。
       面上にないポイントへオフセットできるよう、UCSはロックすることも可能です。
       面上に配置されたラインもオフセット可能です。
       相違するソリッドの重複するエッジもうまくオフセット可能です。
   SR45219 - PDF書き出し: JPEGイメージ圧縮もサポートされました。
   パースモード: パースモードでの画面移動とズームのレスポンスが改善されました。
   プロパティーバー: コンポーネント定義のファイルパスを変更可能になりました。
   SR33968 - プロパティーバー: プロパティーパネルの表図形のスタイルを変更すると、流れ方向を表に(再)適用できるようになりました。
   クワッド: ツールグループを再編成し、大幅に利用可能なツールの数を拡張しました。
   クワッドのカスタマイズ: カスタマイズダイアログの"ワークスペース"タブで、ワークスペースのユーザー定義、および、ビルトインのコンテンツを管理できるようになりました。 サポートされたアクション:
       クワッド項目のオン/オフの切替。
       クワッド項目を別のクワッドグループへドラッグ。
       グループ内のクワッド項目をドラッグしてグループ内の表示位置を変更。
       クワッドグループ名を変更。
   SR64437 - ルールドサーフェス/エッジサーフェス: 曲線の定義として、スプラインと楕円もサポートしました。
   板金:
       ベンドリリーフフィーチャー: 複雑なケースでもより正確な形状構造が作成されるようになりました。
       コーナーリリーフフィーチャー: リリース形状がより正確に作成されるようになり、変更時にもフィーチャーは維持されるようになりました。
       フィーチャーの拘束: フランジフィーチャーの拘束動作が論理的に改善されました。
       板金操作のチェック: 失敗操作で背精されたフィーチャーがハイライトされるようになりました。
       多くの改良を行いました(フィーチャー認識改善で、形状やパフォーマンスの信頼性が増しました)。
       SMDELETE: コーナーリリーフフィーチャーの削除が可能になりました。
       SMEXPORT2D: SmTargetCAMシステム変数に応じて、多くのCAMシステムに対応した多様なDXFファイルを出力できるようになりました。
       SMEXPORTOSM: ヘムとティアドロップのケースがサポートされ、有効な結果にならなかったときは出力されないようになりました。
       SMFLANGEBASE: コマンドにて(任意で)定義図形、すなわち2D輪郭を削除できます。この動作はDELOBJシステム変数の値によります。
       SMJUNCTIONCREATE: マニホールドで無い頂点を持つモデルの操作が改善されました。
       SMJUNCTIONTYPESWITCH: トグルスイッチ動作が追加: 非対称のジャンクションで、面に"引く"が適用されていると"押す"で後戻りし、ジャンクションが対象に切り替わるようになりました。
       SMUNFOLD, SMEXPORT2D: レジストリに保存されるシステム変数 SMLAYERCOLORANNOTATIONS、SMLAYERCOLORBENDLINES、SMLAYERCOLORCONTOURS、SMLAYERCOLORBENDANNOTATIONSが導入され、曲げライン・注釈・2D展開形状の画層色をコントロールできるようになりました。
       SMUNFOLD: コーナーリリーフが無い場合でも、いくつかのケースで展開可能になりました。展開されていない部品は全体寸法を低減することで最適化されます。これは、MTFLAGSの値が0より大きい場合に提供されるマルチスレッドモードで計算されます。
   断面:
       オプション"オブジェクト"が3Dソリッドの平面、リージョンをサポートするようになりました。
       "サーフェス"と"線-点"オプションが追加されました。
       サーフェスの断面も処理可能になりました。
   SR61602 - スナップ: ポリソリッドコマンド操作中、作成されたポリソリッドへの図形スナップが可能になりました。
   表
       CSVファイル読み込み時の区切り文字を指定するオプションが表ダイアログ内に追加されました。
       空や無効なセルの処理が改善されました。
   トリム/延長: マルチラインのトリム/延長がサポートされました。
   UCS: "図形"オプションと非表示オプション"object"がマルチラインもサポートしました。
   UCSアイコン: 軸を区別しやすくするよう X、Y、Zの文字が追加されました。
   SR61903 - ビューポート: ビューポートに関連付けされた画層プロパティがプロパティーパネルや図形プロパティーツールバーで表示されるようになりました。
   SR63256 - 外部参照: ダブルクリックしてファイルを開く際、外部参照の欠落に関する警告メッセージダイアログを追加しました。
   ズーム: 断面の透過図ビューのパフォーマンスが大幅に向上しました。

修正

   印刷: 印刷スタイル不使用で LWDISPLAYがオンのとき、モデル空間の印刷で線の太さが正しく出力されないことがあった問題を修正しました。
   3D 拘束: コンテキストメニューの裏返しのコマンドが、3D拘束:距離に対して動作しない問題を修正しました。
   SR63550 - ADT: 図面にAEC/ADTオブジェクトが存在している状態で、2010形式の.dwgで保存する際、クラッシュが発生する問題を修正しました。
   パス配列複写: 使用するパスの長さを変更しても、配列が正しく更新されない問題を修正しました。また、追加の図形が作成されない問題も修正しました。
   SR63818 - BIM建築材料ダイアログ: 変更画層のライブラリの結果から材料を含んだ画層をドラッグできるようになりました。
   SR63803 - BIM 翻訳: 材料や組成ダイアログの厚さは、いくつかの言語で翻訳できない問題を修正しました。
   SR64800 - BIM 翻訳: コマンド BimAttachComposition、BimUpdateThicknessとBimflip が翻訳できない問題を修正しました。
   SR64400 - BIM 翻訳: デフォルトの用材クラスが翻訳できない問題を修正しました。
   SR64400 - BIM プロジェクト情報ダイアログ: 埋め込み/外部データベースの切り替えの際に総計が更新されない問題を修正しました。
   BIMドラッグ/押出し: 例外処理によるクラッシュが稀に発生する問題を修正しました。
   SR61101, SR63878, SR63956 - ブロック: ブロックのインプレース編集時に、透明な図形がブロック表レコードにて作成される問題を修正しました。
   SR64111 - ブロック: ブロックダイアログは、名前の末尾にスペースを入れる事で無効ブロックの作成を可能にしました。
   SR64233 - ブロック: 統一スケールにてXYZいずれかの尺度を変更しても、他の尺度の更新のトリガとならない問題を修正しました。V15.3から再発。
   コンポーネント形成: 指定のファイルがロックされていた場合、コマンドが誤った結果を生成する問題を修正しました。
   SR63270 - 部分削除: 部分削除を行う図形がハイライトされない問題を修正しました。
   SR63906 - CHAPOO: ユーザーがChapoo無料フォルダを持っていない場合、ユーザーのログインチェックが正しく行われない問題を修正しました。
   コマンド履歴: ドラッグ&ドロップを使用すると、コマンド履歴のテキストが誤って変更されてしまう問題を修正しました。
   SR63704 - COMMUNICATOR: ハッチングが存在するモデルのエクスポート時にハングする問題を修正しました。(現在はハッチングは無視されます)
   SR64536 - コピークリップ/ペーストクリップ: ユーザー提供図面にて、コピークリップ中にアプリケーションコードによって追加された図形グループがペーストクリップに維持されない問題を修正しました。
   SR62432 - クラッシュ: キリル文字を含む表ブロックが存在するユーザー提供図面を開く際にクラッシュする問題を修正しました。
   SR64434, SR64766 - クラッシュ: ハードウェアにインストールされたQualcomm Atheros Bluetooth Suiteが誤ってBricsCADの utils.dll モジュールにアクセスする問題を修正しました。これはファイルダイアログを開いた際にクラッシュする原因となっていました。
   クラッシュ: モーダルダイアログからファイル選択ダイアログを呼び出すと、ハングアップやクラッシュを引き起こす可能性がある問題を修正しました。
   SR33967 - CTABLESTYLE:
       -TABLE: -tableコマンドがCTABLESTYLEシステム変数で設定されたスタイルを使用しない問題を修正しました。
       表: 表ダイアログが、スタイルリストにCTABLESTYLEを事前に設定しない問題を修正しました。
   SR63626 - カーソル: 図形選択の際に窓/交差/フェンスまたは関連オプションを使用した場合、カーソルがピックボックスに戻らない問題を修正しました。
   データ抽出: .dxd ファイルが使用された図面からの入力の際、図面プロパティがデフォルトで選択される問題を修正しました。
   SR42478 - 寸法: モデル空間図形の連携しているペーパー空間の寸法の作成時に、中心または挿入基点にスナップを行うと正しく処理されない問題を修正しました。
   SR44724 - 表示: 存在しない外部参照パスの表示位置が誤ってた問題を修正しました。この文字を描画する際、OdDbBlockTableRecordの限定は無視されるべきでした。
   SR63591 - ダイレクト面取り: ユーザー提供図面で使用するとクラッシュする問題を修正しました。
   SR49704 - 押出し,BIMドラッグ: ダイナミック寸法がオフの場合(DYNMODE 0)図形スナップが無視される問題を修正しました。
   回転: 3Dのソリッドまたはサーフェスエッジを回転する事ができなかった問題を修正しました。
   ドッキング: ツールバーとコンボコントロールを垂直にドッキングすると、BricsCADがハングアップする可能性がある問題を修正しました。
   SR61603 - 図面エクスプローラ: 図面エクスプローラのマルチ引出線パネルにスペースを含む名前が入力された場合、エラーとなる問題を修正しました。
   SR61438 - 表示順序: 選択した図形間の相対的な順序が保存されない問題を修正しました。
   SR64018 - DXF: ユーザー提供図面にて、DXFファイルロード時にハッチングが正しくない画層に置かれる問題を修正しました。
   DXFエクスポート: モデル空間で図形が選択された状態でDXFOUTコマンドを実行すると、アクティブなビューポートのビジュアルスタイルをコピーしなかった問題を修正しました。
   SR49554 - ダイナミックブロック: ブロックプロパティ表と関連しているダイナミックブロックパラメータが表示されない問題を修正しました。
   SR64226 - ダイナミックブロック: ユーザー提供図面にて、ダイナミックブロックを回転するとクラッシュする問題を修正しました。
   SR61275 - ダイナミックブロック: 極ダイナミックプロパティの角度と距離の挙動を調整しました:
       負の角度を許可するため、範囲0...2PIに正規化されました。
       負の距離は方向を反転し、正の距離を使用します。
   SR45225 - ダイナミック寸法: スナップトラッキングラインが直交ラインとほぼ同じであり、トラックバックラインが直交ラインの終点と交差している状態で、垂直スナップ時にダイナミック寸法の値が0,0から動かなくなる問題を修正しました。
   SR49500 - ダイナミック寸法:ダイナミック寸法がアクティブで、コマンドラインが隠れていた場合、点座標を入力することができない問題を修正しました。
   SR64302 - 属性編集/ 文字編集: 宛先属性文字がフィールドを含んでいた場合、属性のコピー&ペーストが正しく行われない問題を修正しました。
   SR49323 - 図形スナップ: Z座標が0では無い状態で、図形スナップマーカーの位置がARC/CENTERコマンド中に正しくない問題を修正しました。
   SR63770 - フィールドダイアログ: フィールドフォーマット指定子が接頭辞/接尾辞を編集した後にデフォルトに戻る問題を修正しました。
   SR47512 - フィールド: 図形が削除された際、図形の参照フィールドが更新されない問題を修正しました。
   SR50160 - フィールド: 表のセルで使用されるフィールドの値が、図面を再生する際に更新されない問題を修正しました。
   SR63773 - フィールド: 無効なフィールドの文字列を使用した場合、クラッシュする可能性がある問題を修正しました。
   ファイルダイアログ: Windows10にて、ファイルダイアログを小さくリサイズできない問題を修正しました。
   SR48065 - フライアウト: フライアウト上にマウスカーソルを移動し、フライアウトされたツールにカーソルを乗せても選択状態が更新されない問題を修正しました。V14から再発。
   SR63885 - フレーム: IMAGEFRAMEの個々の設定がFRAMEを3に設定しない問題を修正しました。
   SR45622 - フロム: メニューからオプション(円,中心,直径...)を使用してコマンドを起動する際に、FROMスナップを使用することができませんでした。
   グリップ編集: 繰り返しスペースバーを押すか、グリップ編集中にキーを入力したときに発生するクラッシュを修正しました。
   SR19971, SR32148, SR63014 - ハッチング: 線パターンが、事前定義されたパターンではなくユーザーパターンとして解釈されていた問題を修正しました。
   SR63702 - イメージ貼付/PDF貼付け: [画面上を指示]チェックボックスがオンの場合、均等目盛は無視されるようになりました。
   SR64084 - 入力検証: いくつかの文字コントロールが、値が修正されなかった場合(例:EATTEDITダイアログ)でも無効としてマークされる問題を修正しました。
   SR64232 - 入力: 属性を持つブロックを-INSERTコマンドの[複数ブロック]オプションで入力すると、属性が重複し、次の入力にも追加される問題を修正しました。
   SR63732 - インストール: 既存のカスタマイズファイルが上書きされてしまう問題と、確認ダイアログが表示されない問題を修正しました。
   SR48893 - 画層選択表示: LAYISOコマンドがアスタリスクで始まる名前のシステム画層を無視するようになりました。
   SR44365 - レイアウト: 有効なペーパーフォーマットが無かった場合、レイアウト変更中のデフォルトのモデル空間ビューポート作成に問題があった部分を修正しました。
   SR64706 - 線種: 最初の行にカンマが無い線種定義が、GUIを使用してロードができる問題を修正しました。
   SR63638, SR63651 - 翻訳: いくつかの英語プロンプト行が翻訳できなかった問題を修正しました。
   SR64104 - 翻訳: 英語の文字列"Proxy"が複数翻訳されていました。いくつかの状況で、誤って翻訳されていました(例:プロパティバー、クイック選択)。
   SR65106 - ルックフロム: BricsCADが(COM経由の)不可視のアプリケーションから起動された時、ルックフロムヴィジットの表示が正しくない問題を修正しました。
   SR63594 - マップ接続: MAPCONNECTを複数回実行すると画像キャッシュにて起きる問題を修正しました。
   SR63497 - マルチ引出線: ビューポートの異尺度対応マルチ引出線の長さをグリップにて変更する際の問題を修正しました。
   SR64890 - マルチ引出線: ユーザー提供の図面にて、水平のマルチ引出線を移動すると表示されなくなる問題を修正しました。
   SR46923, SR46927 - マルチ引出線編集: 接続タイプが[なし]のマルチ引出線スタイルに対して正しく動作しない問題を修正しました。
   SR61704 - マルチライン:
       プロパティバーの[マルチライン位置合わせ]が変更できない問題を修正しました。
       マルチラインスタイルの調整がマルチラインにダメージを与える問題を修正しました。
   SR36616 - MSLIDE: ユーザー提供図面にて、線分セグメントの終点が前に作成されたセグメントの点と一致していた場合、線分セグメントがずれて作成されない問題を修正しました。
   マルチテキストエディタ: カレット配置と複数列処理にたいしていくつかの修正を行いました。
   SR63621 - マルチテキスト: マウスクリックによりマルチテキストのカレット位置が更新されない問題を修正しました。
   SR65092 - 複数セッション: もしBricsCADの複数セッションのうちの1つがCOM経由で(自動フラグを使用して)起動した場合、通常のBricsCADインスタンスがCOM経由で起動したBricsCADインスタンスの終了を待つ問題を修正しました。
   SR48532, SR64263 - オフセット/画層: オフセット/画層の[現在の画層]と[ソース]オプションは、同じBricsCADのセッション中のコマンド呼出し中に継続されない問題を修正しました。
   SR63825 - OLE: BricsCADのOLEアイテムを編集する際、Excelで表示された図面タイトルが間違っていた問題を修正しました。
   SR41424 - 図形を復活: OOPSコマンドがERASE,BLOCK,WBLOCKの後に、消去されたビューポートが復活しない問題を修正しました。
   SR64840 - 開く: 同じ拡張辞書が複数のレイアウトによって参照されたため、ユーザー提供図面を開く/修復することができない問題を修正しました。
   パラメトリックコンポーネント: ネストされたパラメトリックコンポーネント用のファイルを定義する際に発生する、いくつかの問題を修正しました。
   SR64087 - PDF調整: FADEとコントラストオプションのコマンドプロンプトを修正しました。
   SR61072 - PEDIT: ポリライン編集コマンドの「頂点挿入」オプションは、ORTHOをサポートするようになりました。
   PERSPECTIVE MODE: シルエットラインがソリッドの誤ったエッジに表示される問題を修正しました。
   SR38555 - PICKSTYLE: 図形をコピーするいくつかのコマンド(COPY,ARRAY,MIRROR等)を修正しました。 PICKSTYLEは関連グループの作成を維持または無視するようになりました。
   SR63538 - ポリライン: ユーザー提供図面にて、ポリラインが高さが設定されていて、円弧と線分によって構成されていた場合、いくつかのセグメントのZ値が0.0になる問題を修正しました。
   ポリソリッド: 点入力によりポリソリッドが作成された際、DELOBJの値が無視されなかった問題を修正しました。
   SR51928, SR63460, SR63662 - 印刷: 使用できないpc3ファイルが選択されていた場合、エラーメッセージと共に起動に失敗していましたが、現在はプリンタが使用できない場合は、プリンタ設定がなし」に切り替わります。
   SR62930 - 印刷: 線の太さを持つ閉じたポリラインの閉じた頂点が、誤った線接続で印刷される問題を修正しました。
   SR41521 - プロンプトメニュー: プロンプトメニューが重複したエントリを含んでしまう問題を修正しました。
   プロパティーパネル: いくつかのコンポーネントのパラメータを同時に変更すると、一度に変更できないことがあった問題を修正しました。
   SR34567 - プロパティーバー: ポリラインがグローバル/一定の幅を使用していない場合、値が誤って0.0と表示される問題を修正しました。0.0ではなく、空のフィールドが表示されるようになりました。
   SR64089 - プロパティーバー: プロパティバーにて点/ベクター座標を編集した後、プロパティはXYZ座標ではなくすべて連結座標を表示する問題を修正しました。
   SR64922 - プロパティーパネル: [プロパティ]パネルのドロップダウンリストにて文字キーを押した際、最初に見つかった項目が選択され、ドロップダウンリストがすぐに閉じられる問題を修正しました。V16から再発。
   SR65200 - PDFパブリッシュ: PDF書き出し時、図形が間違ったクリッピングをされることがあった問題を修正しました。
   クワッド: カーソルと同時にクワッドが移動するため、ある状況下ではクワッドに触る事ができない問題を修正しました。
   SR63567 - クワッドカスタマイズ: 3Dソリッド面、3Dソリッドエッジ、境界、サーフェス、サーフェスエッジが[図形エイリアスの追加]ダイアログに追加されました。
   SR63287 - クアッド: 大きな図面に対して3D拘束のクワッドを有効にすると、パフォーマンスが落ちる問題を修正しました。
   SR64238 - クイック選択: ダイナミックブロック定義名がフィルターにて選択された場合、クイック選択が全てのダイナミックブロックのインスタンスを選択しなかった問題を修正しました。
   SR50654 - 外部参照編集: セッション中に編集された表ブロックレコード内の図形が削除された場合、外部参照セッションを閉じる事ができない問題を修正しました。
   SR64083, SR64126 - 外部参照編集: ブロックが関連付けされたハッチングを含んでいた場合、REFCLOSE/SAVE コマンド中にクラッシュする問題を修正しました。
   RTROTATE: Shiftキー+ミドルボタンを使用した後、時々特殊なRTROTATEカーソルを取り除くことができない問題を修正しました(V16から再発)。
   SR51373 - ファイル実行ループ: スクリプトが完了した後に発行されたRSCRIPTコマンドが、スクリプトを繰り返さない問題を修正しました。
   SR63795 - 保存: 空のOLE図形を含んでいる場合、DXFインポートから作成された図面が保存できない問題を修正しました。
   SR45265 - SHX: 直径のシンボルとラテン大文字の 0 が入れ替わっていました。
   SR48020 - 切断: スライス面が3Dソリッドに交差する場合、SLICEコマンドが正しく動作しない問題を修正しました。
   フランジを回転: コマンドがキャンセルされた場合でも、ジャンクション部分が消える問題を修正しました。
   SR63476 - フランジを分割: いくつかのケースでコマンドが失敗する問題を修正しました。
   展開: 円形のコーナーリリーフ作成時に、余計な線分がDXFに書き込まれる問題を修正しました。
   SR42850 - スナップ: オフになっている画層に置かれたPDFアンダーレイに対してのスナップができない問題を修正しました。
   SR64915 - STALLING: 複数のライトがアクティブの場合、コマンド実行時に動作が失速する問題を修正しました。
   SR64223 - ステータスバー: 設定ダイアログでスナップが変更された際、ステータスバーの表示がすぐに更新されない問題を修正しました。
   表: フィールド(例:式)の削除または置換が行えない問題を修正しました。
   SR48091, SR63421 - 表: .DWGとして保存するとき、テーブルに格納されているフィールドや式が失われる問題を修正しました。
   SR63239 - TK: ダイナミック寸法がアクティブになっている際、一時的なトラッキングポイントが距離の入力を受つけない問題を修正しました。
   ツールパレット: AutoCADのXTPファイルのインポート問題を修正しました。
   SR63842 - ツールパレット: 初回実行時またはTOOLPALETTEPATHシステム変数が変更された場合、新しいパレットが誤ってツールパレットに追加される問題を修正しました。
   SR40866 - ツールパレット: 新しいツールの関連イメージが見つからない問題を修正しました。
   SR62635 - ツールパレット:
       .dllからの外部ビットマップは、カスタムツールのために正しく表示されない問題を修正しました。
       プレビューアイコンが、32ピクセルから64ピクセルにてスケーリングされます。
   SR63044 - ツールパレット: ソースファイルが汎用フォルダ(例:C:\User)に保存されていた場合、インポートされたツールパレットファイル(.xtp)からのブロック挿入が正しく動作しない問題を修正しました。
   SR64483 - トリム: TRIMコマンドを大きな座標に使用すると不正確な結果が出る問題を修正しました。
   SR42307 - トゥルータイプフォント: 直径記号が "o" または "O" ではなく、"0(ゼロ)"に斜線を引いて表現されていた問題を修正しました。
   SR64534 - UNICODE: \U+NNNNとして指定されたUnicode文字が正しく処理されない問題を修正しました。
   作図ビューを生成: ISOLATE または BMHIDE を使用した後に、コマンドが誤った結果を出力する問題を修正しました。
   SR63259 - ビューポート: 新しく作成したモデル空間ビューポートをアクティブにする際、特定の条件下で完全に初期化されなかった問題を修正しました。この問題は、カーソルが新しいビューポートの内側に固定されてしまう原因となっていました。
   SR41726 - 外部参照: ワイルドカードパターンマッチングに使用する特殊な文字が含まれている場合、外部参照のデタッチ、バインド、アンロードが失敗する問題を修正しました。
   SR49177 - -XREF: -XREFコマンドが、コマンドラインからの入力ではなくダイアログ形式に変わりました。
   SR62503 - 外部参照: 特定の状況下にて、ネストされた外部参照が正しく切り離されない問題を修正しました。
   SR63457 - 外部参照: 以下のコマンドが外部参照に従属するブロックに使用可能として誤って表示と許可されていた問題を修正しました:INSERT, -INSERT, BLOCK, -BLOCK, WBLOCK, -WBLOCK, BATTMAN, MEASURE
   SR63800 - 外部参照: .DXFフォーマットされた図面が、外部参照としてアタッチすることができない問題を修正しました。
   ズーム: マウスホイールによるズームとズームアウトを等しく続けて行った時、同じ倍率でズーム/ズームアウトされない問題を修正しました。

アプリケーション開発

   SR61017 - LISP: プログラムからon_doc_load.lspを使用してツールバーとワークスペースを作成する際に発生する問題を修正しました。
   SR65582 - COM: 'NumberOfVertices'と'NumberOfFaces'を、大きな"PolyFaceMeshes"と"PolygonMeshes"へ使用する際に発生する問題を修正しました。符号無しの整数ではなく、16ビット符号付き整数の補数を設定していました。
   SR65648 - BRX: AcDbGripDataを使用している、getGripPoints() オーバーライド機能にあった問題を修正しました。誤ったデータが含まれている moveGripPoints() に引き続いてAcDbVoidPtrArrayが渡されていました。
   SR65277 - TX: ブロック内の変数が変更されたとき、ConstraintsGroup::evaluate() メソッドが3D拘束を再計算しなかった問題を修正しました。
   SR47626 - APIs: Ac/DbDbBlockTableRecord::getGeomExtents() にパフォーマンスに関する問題がありました。非表示エンティティが無視されていませんでした。
   SR63620 - APIs: BricsCADの ルートインターフェイス IAcadApplication は正しく登録されていませんでした。これは IAcadApplication::GetInterfaceObject によってインスタンス化されるインターフェイスに問題を引き起こしていました。
   SR64648 - APIs: Teigha.DatabaseServices.DxfCode から列挙"Int64" が抜けていました。
   SR65262 - APIs: APIコール(Lisp,SDS,BRX,COM) 経由で新しい画層が追加された際、(ユーザーまたはプログラムによる)操作によりステータスバーが更新されない限り、図面のステータスバーが新しく追加された画層を表示しませんでした。V15.2.05から再発。
   SR41237 - BRX: キーボード入力"X"でドラッグが終了した場合に AcDb::kDragAbort が AcDbEntity::dragStatus() に送出されていませんでした。
   SR41613 - BRX: カレントドキュメントでなくターゲットドキュメントが使用されていた場合に sendStringToExecute() が正しく動作していませんでした。
   SR41613 - SDS/BRX: アクティブな図面がまだカレント図面になっていない場合に sds_defun()/acedDefun() での関数とコマンドの登録に問題がありました。
   SR51424 - BRX/TX: カスタム図形のオーバライド可能な gripStatus() はグリップが解放されたときにコールされていませんでした。
   SR62350 - BRX: カスタムのAcGiストリームが使用されていた場合に AcDbMText が間違った背景色で塗り潰していました。
   SR63482 - BRX: 既存のBLOCKを利用しWBLOCKによって作成された図面は間違って0,0,0ではなく元図面のINBASEの値を使用していました。
   SR63628 - BRX: beginSave() コールバック中のAcEditorReactor::veto()をサポートしました。
   OLE: OLEアイテムが作成またはロードされている状態で、2つ以上のスレッドでレンダリングを行うとOLEアイテムハンドラにてCOMエラーが発生する問題を修正しました。
   SR37847 - COM: COMベースのアプリケーションコード(Lisp、VB/VBA等)が実行された後に図面やBricsCADを閉じるとCOMインスタンスが「純粋仮想関数コール…」を引き起こす問題がありました。
   SR63620, SR65058 - COM: BricscadApp.AcadApplicationの誤った登録を修正しました。
   SR63697 - COM: "遅延バインディング"モードでのDelphiでのCOMインターフェイスアクセスに問題がありました。Delphiで使用されている場合BricsCADのCOMインターフェイスは VT_VARIANT|VT_BYREF モードでの特別な配列のラッピングを検知できませんでした。
   SR64288 - COM: IAcadDocument::WBlock() は WBLOCK コマンドとの一貫性を保つため、意図されたバージョンでdwgかdxfファイルを作成する際に保存形式の設定に従うようになりました。
   SR65079 - COM: IAcadSection::GenerateSectionGeometry() のCOMインターフェイスが常に失敗する問題を修正しました。
   SR65263 - COM: IAcadTable::put_Rows() が表に行ではなく列を追加するように修正しました。
   SR65269 - COM: IAcadTable::GetCellExtents() にアクセス障害があり、関数の失敗とCOM例外エラーの報告の引き金となる問題を修正しました。
   SR65272 - COM: SetBitmaps() 関数が"小さいアイコン"のビットマップのみを尊重する問題を修正しました。GetBitMaps() が、SetBitmaps() のコール後に変更されたビットマップを常に返さない問題を修正しました。
   SR40363 - DCL: ダイアログのオープン前にデフォルトボタンが無効化された時にESCAPEはダイアログをキャンセルしなくなっていました。
   SR46045 - DCL LIST_BOX: list_box がソートされていないリストを返した時 get_tile がコールされていました。
   SR64050 - DCL: 関数 set_tile() が無効化状態のラジオボタンと共に使用すると、ラジオボタンのフォーカス/選択/チェックに問題がありました。
   LISP: 以下の関数のパフォーマンスを改善しました。(acet-ent-geomextent), (vl-getgeomextents), (vle-getgeomextents)
   LISP EXPRESSTOOLS: 関数 (acet-ui-getfiles) は今後以下のように正しく5つの引数をとります。(acet-ui-getfile title deffile defext dlgname flags)
   LISP EXPRESSTOOLS: 以下の関数を実装しました (acet-ui-txted [text ]])
   LISP:
       以下のプロパティとメソッドの為に、多くの(Fast-)COM 関数を追加しました:
           (vla-get-NumTransactions)
           (vla-StartTransaction)
           (vla-EndTransaction)
           (vla-AbortTransaction)
           (vla-AppendItems) + (vla-RemoveItems)
           (vla-Load) + (vla-Unload)
           (vla-SetBitmaps)
           (vla-InsertInMenuBar)
           (vla-get-Preferences)
           (vla-get-MenuGroups) + (vla-get-MenuBar) + (vla-get-Menus)
           (vla-get-Toolbars)
       以下の為の拡張メソッド/プロパティ項目、カウント、名前: IAcadMenuGroups, IAcadMenuGroup, IAcadPopupMenus, IAcadPopupMenu, IAcadPopupMenuItem, IAcadToolbars, IAcadToolbar, IAcadToolbarItem, IAcadMenuBar
       以下のCOMインターフェイス関数の追加 :
           IAcadDocument::NumTransactions()
           IAcadDocument::StartTransaction()
           IAcadDocument::EndTransaction()
           IAcadDocument::AbortTransaction()
           IAcadUtility::SendModelessOperationStart()
           IAcadUtility::SendModelessOperationEnded()
           IAcadUtility::ObjectId32ToObjectIdString()
           IAcadUtility::GetObjectIdString()
       (acet-ent-geomextent), (vl-getgeomextents), (vle-getgeomextents) が修正されました: キャッシュされた GsNodes の OdGeExtents は使用されるべきではなく、同期から外れている可能性がありました。V16から再発。
   SR33958 - LISP/SDS/BRX : 関数 sds_wcmatch() / (wcmatch) は [] 範囲指定内の最初の文字が ']' の場合に失敗していました。
   SR36740 - LISP/SDS/BRX: 関数 sds_entmod() / (entmod) は関連するイメージの定義(ロード済みステータス、イメージファイル名)が変更された際に正しくイメージのリロードをを行う様に改良されました。
   SR39144 - LISP: 関数 (vla-AddMText) と (vla-AddXxxx)系の関数は2D/3Dポイントと真偽値の引数をヴァリアント+セーフ配列としてラップするのではなく、通常のLispデータとして受け付けるべきでした。
   SR41823 - LISP/SDS/BRX: grread() 関数は、マウスのミドルbuttonのクリックやマウスホイールのスクロールを返さない問題を修正しました。
   SR41613 - LISP/BRX: オートコンプリートパネルは documentToBeActivated/documentActivated といったドキュメントアクティベーションイベントを間違ったタイミングで発行していました。
   SR42907 - LISP/SDS/BRX: 関数 entsel()、nentsel()、nentselp()は受け取ったキーワードが数値のみだった場合にキーワード判別が正しくできていませんでした。
   SR43554 - LISP: (ユーザ提供された特別な条件下で)Lispのスタートアップコードに複雑なUNDO制御に関する問題がありました。
   SR44055 - LISP/SDS/BRX: 関数 entmake()、entmakex()、entmod() が改良されました。不正な名前でのシンボルテーブルレコード(例:画層、ブロック、…)の作成は今後できなくなります。
   SR61412 - LISP: DOSLib関数 (dos_getfilem) の実装が改良されました。ファイル種別フィルタの制御はオリジナルのDOSLib実装とのより良い互換性を提供します。ファイル種別のスイッチはもう不正なファイル名の生成を引き起こしません。
   SR62804 - LISP/SDS/BRX: 関数 (grdraw)/sds_grdraw()/acedGrDraw() のカラー値"0"での互換性が向上しました。このドキュメント化されていない機能では背景色としてトゥルーカラーを利用できます。
   SR63122 - LISP/SDS/BRX: 関数 ssget() の互換性が向上しました。"-M"、"+M"、":S"のような(ユーザ)選択式のインタラクティブオプションは今後非インタラクティブなシングルポイント選択式の場合でも許容されます。
   SR63161 - LISP/SDS: (getpoint)、(getangle)、(getorient)、(getdist)、(getangle) のような入力関数は今後 LASTPOINT の値を変更しません。
   SR63350, SR63356 - LISP: 関数 (vla-item) には誤ってオブジェクトを削除する不具合がありました。これは予期しないイテレーション結果の原因となります。
   SR63432 - LISP: 関数 (vla-update) のパフォーマンスのボトルネックを解消しました. これはV14.1.12以降で再発していました。
   SR63697 - LISP: いくつかの(vla-xxx)系の関数を、通常は追加ヴァリアントでラップされるべきところを、プレーンなSafeArrayも引数として許容されるようにLispエンジンを改良しました。
   SR63760 - LISP/SDS/BRX : visualstyle が 2dwireframe 上に設定されていた場合、ズーム/パン操作後にentget()のリストから DXF 348 のコードが欠落してました。
   SR63809 -LISP EXPRESSTOOLS: 以下の関数を実装しました。
       (acet-ini-get inifile [section [key [default]]])
       (acet-ini-set inifile section [key [value]])
   SR64061 - LISP/SDS/BRX: プロパティバーが開いている場合の (command ...)、sds_command()/sds_cmd()、acedCmd()/acedCommand() に問題がありました。
   SR64061 - LISP/SDS/BRX: エンティティ名か選択セットをとる (command ...) のコマンド連続実行のパフォーマンスが大きく改善しました。
   SR64340 - LISP EXPRESSTOOLS: 情報を表示するためのモードレスかつサイズ変更可能なダイアログを表示するため 関数 (acet-ui-status [message ]) を実装しました。ワードラップ、改行としての \n、リッチエディットコントロールシーケンスをサポートしてます。
   SR65015 - LISP/SDS/BRX: (grdraw)/grdraw() 機能に関して問題がありました。 ハイライトがセットされたとき、ベクトルが描画されませんでした。
   SR65076 - LISP: 大きな図面を開いている状態での (vl-directory-files) 中のLISPエンジンの稀な内部クラッシュを修正しました。
   SR65134 - LISP ExpressTools: 関数が失敗する原因となる (acet-ss-zoom-extents) の問題を修正しました。
   SR65264 - LISP: vle-extension.lsp による LISPエミュレーションの (vle-nth4) ... (vle-nth9) 関数がNILリストと共に失敗する問題を修正しました。
   SR65265 - LISP: IOdaBlock ためBricsCADの固有のCOM関数を実装しました:
       (vla-get-isFromOverlayReference)
       (vla-get-isResolved)
       (vla-get-isDependent)
       (vla-get-isUnloaded)
   SR65266 - LISP: ObjectDbx によってい作成されたオブジェクトがドキュメント抜きにデータベースへ登録された場合、(vla-get-database object)が失敗する問題を修正しました。
   SR65275 - Lisp/COM: SetXRecord()関数に問題がありました。IDispatch として渡されたオブジェクト参照が処理されず、エラーのトリガとなっていた問題を修正しました。
   SR44115, SR61253 - .NET: "MeshDataCollection SubDMesh.GetObjectMesh(DBObject, MeshFaceterData)" を実装しました。
   SR63845 - .NET: テンプレートから新しい図面を作成する際にGUIDがテンプレートから取得されていたため、全ての図面で同じGUIDが使用されていました。
   SR64315 - RIBBON: リボンツールチップはオプションのドロップダウンリストとオーバラップする可能性がありました。
   SR38292, SR46627 - C++の新しい3D拘束とパラメータ TX API:
       BricsCADのインストールディレクトリ以下の \API\bricscad\od_constraints.h にあります。
       3D拘束の作成と評価を行えます。
       パラメータオブジェクト(OdDbAssocVariable)への便利なアクセスとその式の変更方法を提供します。
       \API\tx\TxSample にサンプルコードが同梱されています。

重要なご注意 (V15)

BricsCADR (Windows) V15 は、以前のBricsCADバージョンとは別個に独立してインストールし、実行させることができます。
V15 は V14 とはバイナリレベルでの互換性はなく、いくつかのAPIは変更されました。 ほとんどのサードパーティーアプリケーション/ツールをV15で動作させるには、スクリプトや純粋なLispを除き、メーカーによるリビルドが必要です。 もし、サードパーティーアプリケーションをご使用の場合は、あなたのサプライヤーに V15での動作・対応をご確認ください。
V15.3 は、Communicator V15.2 と互換性はありません。 Communicator V15.3 へのバージョンアップが必要です。
レンダリング、3Dモデリング、作図ビューをご使用になりたい場合は、Pro または Platinum ライセンスが必要です。
3D拘束の作成、メカニカルアセンブリ設計、板金設計、BIM設計をご使用になりたい場合は、Platinum ライセンスが必要です。
問題があれば、サポート リクエスト へお問い合わせください。

Version 15.3.05       09/07/2015

新規

・メカニカルブラウザ:
3D拘束: 3D拘束を有効/無効にするオプションが追加されました。
選択: 選択オプションで、フィーチャー、3D拘束、ボディーのノードに連携したエッジ、面、3Dソリッドを選択できるようになりました。
DMGROUP: 3Dソリッドのエッジと面のセットを名称と説明を持つ特別なフィーチャーへグループ化できるようになりました。 そのグループは、メカニカルブラウザに表示され、その要素はコンテキストメニューの’選択’を使用して選択可能で、不要なときは解除可能です。
DMSIMPLIFY: 3Dソリッド図形の形状とトポロジーを簡略化します。 ユーザーが指定した許容値の範囲で、不要なエッジや頂点を削除し、連なったエッジをマージし、面やエッジ形状をサーフェスや曲線に置換します。 3Dソリッド形状を読み込んだときは、常にこのコマンドを使用することを推奨します。
DRAGMODEINTERRUPT: マウスカーソルが動かされたとき、モデルの再計算/再描画を中止するか(応答は速いがグラフィックがチラついたり一部が非表示になる)、正常にドラッグさせるか(応答は遅いがグラフィックは常に正しく表示)を指定するシステム変数です。
SR51627 – VIEWSECTIONSTYLE: 切断ビューと切断線の表示形式を指定可能です。
SR51627 – VIEWDETAILSTYLE: 詳細ビューと詳細シンボルの表示形式を指定可能です。
VIEWEDIT: 作図ビューの尺度と隠線表示方法を変更できるコマンドです。

・BIMデータベース
素材と複合材料
BIMデータベースは、建築用材と複合材料から成っています。 建築用材は、特定の素材に関する情報(表示、コスト、製造業者等)を含んでいます。 複合材料は、複合材料構造の定義により、ビルディング要素の構造に関する情報を含みます。 各々の複合材料構造は、建築用材に対応し、一定の厚さを持ちます。
プロジェクトデータベースとライブラリデータベース
BIMプロジェクトは、複合材料がアタッチ可能なビルディング要素として分類されたdwg図形を含んでいます。 プロジェクトで使用されている全ての複合材料は、プロジェクトデータベースに内に保存されています。 プロジェクトデータベースは dwgファイル内に保存可能ですが、.bcadlib拡張子の別ファイルとしても保存できます。 プロジェクトデータベースが図面内に埋め込まれているときは、そのdwgファイルはBIMプロジェクトの全てを持っています。 プロジェクトデータベースが外部のbcadlibファイルに保存されているときは、BIMプロジェクトは同じプロジェクトデータベースを使用する複数のdwgファイルで構成することが可能です。
複数のBIMプロジェクト間で、複合材料や建築用材を再利用するには、プロジェクトデータベースに加えて、ライブラリデータベースを指定することです。 ライブラリデータベースは bcadlibファイルで、通常、いくつかのプロジェクトの共有フォルダに置かれます。 BIMプロジェクトでライブラリデータベースの複合材料と建築用材が使用される場合は、それらはプロジェクトデータベースに自動的に読み込まれます。 BIMデータベースをメンテ・拡張するため、ユーザーは、建築用材と複合材料を1つのデータベースから書き込み権限を持つ他のデータベースへドラッグすることが可能です。
フレキシビリティ
モデリングで提供しているのと同様のフレキシビリティをアタッチされるビルディング情報でも提供しています。 複合材料は、壁、スラブ、屋根、一般要素にグループ化されますが、どのタイプの複合材料も任意のdwg図形にアタッチ可能です。 そのdwg図形がある幾何学的なプロパティを持つ3Dソリッドの場合、複合材料からの情報を使用して、壁とスラブの厚さをコントロールし、断面については、壁やスラブの複合材料を断面毎に別構造でハッチング表示可能です。3Dソリッドが一定の厚さや最小厚さを必要とする複合材料に割り当てられたとき、この厚さがその形状に適用できない場合は断面が赤く表示され、そのdwg図形は選択された複合材料に合致しないという問題があることを示します。
複合材料構造
複合材料は、複合材料構造の並びの情報でビルディング要素の複合材料を説明します。 各複合材料構造は以下のフィールドを持ちます:
素材。 建築用材を示します。
機能。 (無し、複合材料、素地、仕上げ1、仕上げ2、膜)のどれか。 このバージョンでは、情報のみの提供です。
厚さ。 厚さを定義します。
固定の厚さ。 この構造では常に同じ厚さを持つべきか、様々な厚さを持つべきかを指定します。 複合材料内で、ただ一つの構造だけが多様な厚さを持つことが可能です。 このように、複合材料は固定された全体の厚さを持つ(全ての構造が固定の厚さを持つ)ことが出来、最小の固定厚さ(1つの固定厚さを持つ構造を含む複数の構造がある)、または、任意の厚さ(多様な厚さを持つ、ただ一つの構造)を持ちます。 建築用材は、それ自身で固定厚さをオプションで持つことが可能で、そのような素材を持つ構造は多様な厚さを持つことはできません。
3Dソリッドに複合材料をアタッチしたときは、BIMDRAGやBIMCONNECTコマンドと同じロジックで側面を見つけ、厚さを適用します。 これらの側面の一つ(たいていは、ビルの外壁にあたる)は、基準面としてマークされます。 その反対側の面は、両側の面間距離が目的の厚さになるまで移動します。 ユーザーは、コマンド BIMFLIPで基準面の選択を反対側にすることも可能です。 BIMUPDATETHICKNESSで、いつでも複合材料の厚さを3Dソリッドに再適用することができます。
VIEWSECTIONで作成される断面は、複合材料からの構造を表示します。 基準面は、スラブ構造のトップ構造、および、他の複合材料の外部構造を示すために使用されます。 3Dソリッドは、構造の厚さに等しいオフセットの基準面に平行な面でスライスされます。 ここでも、BIMFLIPは、構造が定められている開始面を反転するために使用可能です。
BIM複合材料パネル
全てのBIMデータベースフィーチャーは、”BIM複合材料”という名のドッキング可能なパネルからアクセス可能です:
モデルに複合材料をドラッグ&ドロップ
データベース間で複合材料をドラッグ&ドロップ
複合材料編集を開く
建築用材編集を開く
BIMプロジェクト情報ダイアログを開く。 このダイアログでプロジェクトやライブラリデータベースの場所を指定したり、データベースについての統計情報を検索したり、プロジェクトフィルターを管理することが可能です。 プロジェクトフィルターについては、次のタグに関するセクションで説明されます。
タグ
各建築用材と複合材料には、無制限のタグがアタッチ可能です。 任意の文字列をタグとして入力することができ、また、ライブラリ内の既存のタグ一覧から選択することも可能です。プロジェクト情報ダイアログでは、タグをデータベースのフィルターとして使用可能です: タグがチェックされると、そのタグを持つ建築用材と複合材料だけがリスト表示されます。 フィルターのオン/オフ切替は、各リストのトップの位置にあるボタンで行います。

改良

プロパティーフィールドは、インポート(処理中)でもネイティブなサーフェスでも正しく表示されるようになりました。
3DCONVERT: サーフェスがメッシュに変換可能になりました。
面積: サーフェスもサポートされました。
BMDISSOLVE: 対応する変数へのコンポーネントのパラメータから式を復元します。
BMFORM: 適切な式を持っていれば、作成されたメカニカルコンポーネントをパラメータコンポーネントへ変換します。
DMSTITCH: スティッチ許容範囲を設定するオプションが追加されました; 複数の3Dソリッドが一括でスティッチされます。
寸法コマンド: カスタム図形への寸法入力をサポートしました。
地理的位置: Map Grid Coordinates使用時に必要な設定が簡素化されました – チェックボックスを設定するだけです。
地理的座標参照系:
SR62188 – 以下がサポートされました。California State Plane Zones CA-I – CA_VII on NAD27 (feet), CA83-I – CA-VI on NAD83 (meters), CA83-IF – CA83-VIF on NAD83 (feet)
SR62188 – 以下がサポートされました。 Utah State Plane Zones HARN/UT.UT-NIF – HARN/UT.UT-NIIIF on NAD83(HARN) (feet), EPSG:2921-2923。
以下がサポートされました。 Google Maps Global Mercator – EPSG:900913 (used in Open Streetmaps)
以下がサポートされました。 New Zealand Transverse Mercator Projection – EPSG:2193
MAPCONNECT:
至近で使用した接続が’接続’リストのトップに移動し、選択状態になります。
接続は名前変更が可能になりました。
ダウンロードされた地図イメージに生成される名前が短くなりました。
MAPCONNECTセッションから生成されるイメージ図形はグループ化されるようになりました。
新規: 至近で使用したテンプレート図面が”新規”ファイルダイアログを開いたとき選択状態になるよう改善されました。
板金:
SMCONVERT: コマンドが改良されました。 同じベンドに隣接する頂点が接続されたフランジは一つにします。 また、同一平面上の接続コンポーネントが、両方のフランジ辺から取り出され、同一平面に変換された場合は、統合され、一つの接続領域を形成します。 従って、そのようなフランジが有効になります。 読み込まれた形状でのフィーチャーの堅牢性が改善されました。
SMJUNCTIONCREATE: もし、ジャンクションフィーチャーが作成できないときは、コマンドラインに警告が表示されますが、ジャンクションカットはとにかく作成されます。 頂点の同じペアを共有する重複エッジ上にジャンクションを作成する必要があるとき、カットして最終的に一部を展開することによって形状を結合解除するソリューションを提供し、インポート形状で発生する稀なケースをサポートしました。
SMEXPORTOSM: 複雑なトポロジーの場合は適切に報告されます。 エクスポートできないハードエッジやフランジ/ベンドは、コマンドによりハイライトされるようになりました。 データの検証ができなかったときは、コマンドは .osm ファイルを保存しません。
SMFLANGESPLIT: フランジ上に配置されているエッジ(インプリンティング)を受け入れ可能になりました。 また、ユーザのコントロールパネルでは、選択した行の中央/右/左の位置に応じて分割のタイプを指定することが可能になりました。
SMRELIEFCREATE: コマンドが改良されました。
大きな半径のベンドが正しくサポートされるようになりました。
既存のコーナーリリーフフィーチャーは可能であれば、新規のものに更新されます。
コマンドは、必要とされれば、既存のベンドのためにベンドリリーフを作成することが可能です。
SMUNFOLD: 自己交差の検出が改善されました: 体積を共有せず接している場合はエラーと見なさないようになりました。
フィーチャーの数が多いモデルのパフォーマンスが改善されました。
ベンドのジャンクションへの切替が、二つ以上のフランジに接続されていれば、ジャンクションフィーチャーの作成無しでも可能になりました。 この場合、対応する形状のみが作成されます。
BIM
BIMINSERT : 3Dソリッドの面に窓やドアを配置するとき、窓やドアの矩形形状の中央から3Dソリッド面の至近の平行なエッジへダイナミック寸法が作成されます。
パラメトリックなドア。 ドアの高さが変更された場合でもドアの挿入点は、現在の場所に保持されます。
BIMSPLIT : 入力として、平面のソリッド面を選択することが可能になりました:ソリッドは、入力平面をスライス面として部品に分割されます。
IFC読み込みは、ネイティブなBricsCAD読み込みコマンドに統合されました(Platinumライセンスが必要)。 設定ダイアログで以下のオプションが利用可能:
空間インポート。 チェック時は、空間が3Dソリッドとして読み込まれます。
BIMデータインポート。 チェック時は、読み込まれたオブジェクトは、そのIFCクラスに従って、ビルディング要素、壁、スラブ、梁、柱、窓、ドアに分類されます。
Sketchup読み込みは、ネイティブなBricsCAD読み込みコマンドに統合されました(Platinumライセンスが必要)。 設定ダイアログでステッチオプションが利用可能:
スティッチ有りでは、面のエッジが一致したとき、面を組み合わせてソリッドが形成されます。
スティッチ無しでは、全ての面は、Sketchupの面に対応した画層と色のプロパティを持つリージョン図形として読み込まれます。
IFC書き込みは、ネイティブなBricsCAD書き込みコマンドに統合されました(Platinumライセンスが必要)。
SETTINGSSEARCH: 検索は大文字/小文字を区別しないようになりました – 以前は区別していました。
表示スタイル: 全ての表示スタイルはアルファベットでソートされるようになりました。 以前は、アルファベットソートではなく、提供スタイルは常に上位へ表示されていました。
SR35875, SR45266, SR61556, SR62337, SR62364 – パブリッシュダイアログ: シート一覧からモデル空間やレイアウトを除外できるようになりました。
SR42481 – 図面エクスプローラ:
コピー/貼り付け操作中、相手先の図面が同じ名前のブロック等を含んでいたときは、そのブロック等が相手先のものに変更される警告が表示されるようになりました。
‘名前を変えてコピー’オプションが追加されました(名前が変更されてコピーされる)。
SR47522, SR48877 – 検索: マルチ引出線図形もサポートされました。
SR51949, SR61993 – ティア-オフ ツールバー: ティア-オフ動作が始まる前のフライアウトからカーソルを離す距離を長くしました(これまで 30ピクセルだったのが 90ピクセルになりました)。
SR61651 – カスタマイズダイアログ: コマンドマクロ内でも検索機能が働くようになりました。
SR61787 – オフセット: ‘SELECTIONMODES’変数の設定により、オフセットコマンドはサブ図形タイプを選択可能になりました。 メイン図形は常にオフセットの対象として選択可能なことにはご注意ください。
SR62179 – 地理的位置: 角度の秒の小数点が4桁になり、精度が増しました。
SR62491 – ファイルダイアログ: 3000ファイルまで選択可能となりました。
SR62574 – ツールパレット: 表示オプションとして、表示スタイル一覧がサポートされました。
SR62760 – クワッド: カーソルがクワッド内にあるとき、Ctrlキーと上下キーによるプレビューリセットは無効になりました。 これにより、ユーザーはクワッド内にカーソルを入れると、Ctrlボタンを離すことができるようになりました。
SR63084 – 取り消し: CTRL+Z と 取り消しツールボタンでは、アクティブなコマンドをキャンセルしないようになりました。 これは、取り消しオプションを使用すると、例えば、PLINNEコマンド実行時に取り消しボタンを押すと、コマンドオプションとして’_u’を入力したことになり、コマンドをキャンセルせず、頂点が取り消されるようになりました。

修正

コマンド円弧: カレントの線種を変更後、円弧を新しく作成した円弧が新しい線種にならない問題を修正しました。 V15.3で再発しました。
プロパティーパネル: 前面と背面のクリッピング面(FRONTZ,BACKZ)の距離コントロールがクリップ毎に表示/非表示が切り替えられていた問題を修正しました。 V15.3で再発しました。
SR63619 – BIM建築用材: 新しく作成された建築用材が建築用材パネルに表示されなかった問題を修正しました。
SR 63554 – MAPCONNECT: MAPCONNECTコマンドがV15.3.03で使えなくなってしまっていました。 再度使用可能にしました。
SR 63554 – MAPCONNECT: MAPCONNECTコマンドがV15.3.03で使えなくなってしまっていました。 再度使用可能にしました。
デフォルト以外のUCSがアクティブであった場合、ダイレクトモデリングコマンド中の遠近図のダイナミック表示が間違っていた問題を修正しました
3D拘束: ダイナミック寸法が無効になっていた場合、dmDistance3d、dmAngle3d、dmRadiusコマンドのデフォルトの制約値が0に設定されていた問題を修正しました。
コンポーネント入力: 同じ部品で異なるパラメータ表現を持つ、2つのパラメトリックアセンブリの挿入に失敗する問題を修正しました。
メカニカル非表示: COPYCLIP/PASTECLIP時に、非表示であったネストされたコンポーネントが表示されるようになりました。
表示: 自動表示の更新が、画層のロック状態を変更した後に消えてしまう問題を修正しました。
画層: 既存の画層をコピーして新しい画層のを作成する際、元の画層にてビューポートのプロパティが無効化でない場合でも無効化が設定されてしまう問題を修正しました。
パラメトリックコンポーネント:
ブロック単位がコンポーネントのパラメータ変更時に”単位なし”に切り替わる問題を修正しました。
最上位のコンポーネントにて、COPYCLIP/PASTECLIPが適用された場合、ネストされたコンポーネントのパラメータが初期値にリセットされる問題を修正しました。
パラメトリックコンポーネントに適用された3D拘束が、BMUPDATEコマンド実行時に失われる可能性があった問題を修正しました。
PDFアタッチ: “PDFアンダーレイファイルを選択” ダイアログが、LUNITSとAUNITSの設定を適用していない問題を修正しました。
プロパティバー: 図形のプロパティツールバーの “色”の値が更新された際、色プロパティが選択されたときにすぐに変更が反映されない問題を修正しました。
選択: 3Dソリッドに対して、Shift + 左クリックによる選択の解除が行えなかった問題を修正しました。
板金:
大きい半径の曲げに隣接するハードエッジのベンドリリーフを作成することができなかった問題を修正しました。
非多様ジオメトリに対するSMUNFOLDのクラッシュの問題を修正しました。
SR47917 – 2つ以上のフランジに隣接するようにジャンクションが発生した場合、不適切な拘束が適用される問題を修正しました。
SR63476 – フランジを分割: 特定のケースでコマンドが動作しない問題を修正しました。
BIM
SR49660 – BIM読み込み: ファイルダイアログのファイル名ドロップダウンリストは、最後に挿入したファイル名を表示するようになりました。
SR49660 – BIM読み込み: WCSにてコマンドを実行し、異なるUCSで再度コマンドを実行すると、ダイナミックUCSアイコンは同じですが窓は回転してしまう問題を修正しました。
SR62482 – IFC読み込み: 非均一スケール図形のインポートの問題を修正しました。
SR62315 – IFC読み込み: IfcBooleanResultとIfcIShapeProfileDefModelの問題が修正されました。
SR62658 – IFC読み込み: IFCファイル添付のインポートを改善しました。IFCファイルの無効なジオメトリによる問題は残っています。
SR62671 – スケッチアップ読み込み: ターゲットの図面のINSUNITSへ正しく距離の値が、.skpファイルがインチ、ミリ、またはべつの単位であるかどうかを判断しコンバートされるようになりました。
作図ビュー: BricsCADで開く前に、他のエディタによりセクションビューの1つが削除された際、「不明なエラー」が何度も表示される問題を修正しました。
SR34777, SR46685, SR62719 – ハッチング: ドットのハッチングパターンを表示する際に、誤った原点が使用される問題を修正しました。
SR42652 – ダイナミックUCS:
特定のDUCSに標高が透過設定されてない場合以外は、ダイナミックUCSが標高を無視するように修正しました。
UCSVPが0に設定された際、ダイナミックUCSの検出に失敗する問題を修正しました。
SR43262, SR44979, R44918, SR44989, SR62177 – テンプレートファイル: “新規”コマンドを実行する際、無効なBASEFILEがエラーを引き起こす問題を修正しました。
SR46946, SR62238 – ストレッチ: マルチ引出線を伸ばした際、シフト距離が2回適用される問題を修正しました。
SR48876, SR50149, SR50414, SR51792, SR50188 – 画層状態: 画層プロパティの上書き設定が復元/保存されない問題を修正しました。
SR50627 – 外部参照編集: ワーキングセットに無いロックされた図形が編集可能であった問題を修正しました。
SR51387, SR61451, SR63049 – LOOKFROM: UCSORTHOがONで、NAVVCUBEORIENTが0であった場合、LookFromコントロールの正射投影ビューが、それに応じてUCSを設定しない問題を修正しました。
SR51800 – ダイナミックブロック: 最大値が設定され、増加値が0に設定されていた場合、線形ダイナミックブロックにて無限にティックが生成される問題を修正しました。
SR51953, SR62543, SR62436 – ダイナミックブロック: プロパティバーを使用したダイナミックブロックのプロパティの編集中にクラッシュする問題を修正しました。
SR61185 – スナップ: 同じハッチング図形のセグメントの交点にスナップすることができない問題を修正しました。
SR61309 – ダイナミックブロック: グリップポイントが、予期しない場所に表示される問題を修正しました。
SR61650 – フィールド: ブロック内図形のプロパティのフィールド評価がブロック入力の変換を無視する問題を修正しました。
SR61659 – スプライン: フィット点によって構成されたスプラインの尺度が正しくない問題を修正しました。
SR61559 – ツールバー: リアリスティックシェードモードツールが、レンダリングツールバーで使用できない問題を修正しました。
SR61903 – 色ダイアログ: 図形プロパティバーの画層のコンボボックスから色ダイアログを起動した際、例外が発生する問題を修正しました。
SR62341 – 表示スタイル: プロパティバーのコントロールを使用し、ビジュアルスタイルを切り替えた際、再作図を追加で行う事によりは表示更新が強制的に要求される問題を修正しました。V15から再発。
SR62125 – ダイナミックブロック: ユーザー提供のダイナミックブロックの表示が、ルックアップパラメータの特定の値により間違っている問題を修正しました。
SR62196 – マルチディスプレイ: 複数のディスプレイでコンボコントロールの位置が誤って表示される問題を修正しました。影響を受けたコンボコントロール:画層、線種、フォント、ワークスペース。
SR62207 – ダイナミックブロック: ダイナミックブロックの属性が可視性パラメータの特定の値にて表示されない問題を修正しました。
SR62270 – 作図ビューを生成: 部分的な障害が発生した場合、ビュー生成を完全に中止するようになりました。
SR62315, SR62482 – IFC読み込み: BricsCADに入力できなかったIFCモデルファイルの問題を修正しました。
SR62514 – 寸法: “文字回転”プロパティの変更が異尺度寸法に影響しない問題を修正しました。
SR62521 – インストール: V15.2からアクティベーションダイアログがインストール中に表示され、インストールを中止する問題を修正しました。
SR62523 – ダイナミックブロック: ダイナミックブロックの再計算が、可視性パラメータの値を変更した後に失敗する問題を修正しました。
SR62551 – 読み込みパフォーマンス: 尺度定義の多くを含む外部参照を持つユーザー提供図面のロードが、V15.2.05にて非常に遅くなっていた問題を修正しました。
SR62577 – 貼付けマルチテキスト: 貼付け文字の貼付けスタイルのシンボル文字が保存されない問題を修正しました。
SR62582 – 設定: 設定ダイアログの検索が、展開された設定ツリーで行えなかった問題を修正しました。
SR62257 – 図面エクスプローラ: 画層カテゴリの線の太さのコンボが、最後の2つの値(2.00と2.11ミリメートル)を表示しなかった問題を修正しました。
SR62206 – 色コンボボックス: 複数の図形が異なる色(‘Varies’)を持ち、それらを選択した状態でカスタム色を設定するとクラッシュする問題を修正しました。
SR62687 – DXF: DXFファイルのロード中にCMLSTYLE変数が正しく初期化されなかった問題を修正しました。
SR62669 – 翻訳: メカニカルブラウザにていくつかの文字列が翻訳できなかった問題を修正しました。
SR62800 – ワークスペース: WSAUTOSAVEがオンの際、ワークスペーススイッチにてメニューバーやスクロールバーがワークスペースに格納されない問題を修正しました。
SR63071 – 翻訳: 「オフセット」の文字列が、ロシア語翻訳で異なる2つの手段で変換する必要があった問題を修正しました。
SR63077 – SORTENTS: 複数の図形が同じハンドルを持つ破損した図面にて、点を選択する際にクラッシュが発生していた問題を修正しました。クラッシュはSORTENTSシステム変数が2の時に発生していました。
SR63154 – ダイナミックブロック属性: 属性位置の調整が可能になりました。
SR63178 – 画層プロパティフィルターダイアログ:
素材欄が削除されました。画層フィルタデータ構造に、素材のためのプレースホルダが無くなりました。
最初の欄に入力された画層名が最後の欄に表示されなくなる問題を修正しました。
SR63304 – ワークスペース: 既存のワークスペースを上書きするためのプロンプトが正しくフォーマットされない問題を修正しました。
SR63305 – ツールパレット: アイコン画像のキャッシングがV15にて壊れている問題を修正しました。

アプリケーション開発

LISP – 板金: 新しい関数SmLispGetは、独自の板金の基本的なシナリオで、サードパーティの開発者によって使用できるLISPでの板金関連のクエリを提供しました。 APIは、隣接するハードエッジを探しながら「上」と「下」のオプション、およびハードエッジが凸状または凹状であるかどうかをチェックすることにより、隣接する選択された機能、フランジの指定を見つけることができる機能が含まれています。オプションのフルセットはSmLispGet”?”を介して利用可能です。
SR43014 – LISP: (BricsCADのみ) 作画される最小数のセグメントの指定を可能にする(grarc ptCenter radius startAng endAng color [minsegments] [highlight]) へ署名を拡張する事で、(grarc)を改善しました。
SR50020 – .NET: MoveGripPointsAt却下を使用する際にクラッシュする問題を修正しました。
SR51392 BRX: BRXサンプルプログラムの修正 – CDialogBarのインスタンスは、モジュールがアンロードされたときに破棄されるようになりました。
SR61490 – BRX: AcDbEntity::getOsnapPointsが、AcDbCurveobjectsからの近接、中点、垂直スナップ結果に対して空を返す問題を修正しました。
SR61598 – プロパティパネル: 登録された(COM)プロパティパネル拡張に関する2つの問題を修正しました:
PerInstancePropertiesコールバックハンドラがIDynamicPropertyにより間違ったインスタンスを呼ぶ問題を修正しました。
IPropertySourc::GetProperties() コールバックは、無関係の図形のために呼ばれる問題を修正しました。
SR62021 – LISP: ads_putsym() / acedPutSym() がBRX登録コマンドから呼ばれる際、Lispのシンボルが実際のLisp実行が終了した後にのみ、すぐに存在しない問題を修正しました。
SR62103 – LISP: ドット付きペアの値を抽出するため、新しいVLE機能が追加されました。
(vle-list-massoc key lst) が連想リスト’lst’にて同じ’key’を使用している値のリストを返すようになりました。
(vle-entget-massoc dxfCode ename)が、図形’ename’の(entget)リストで同じ’dxfCode’キーを使用している全ての値のリストを返すようになりました。
SR62217 – BRX: autoload.rxによってロードされたBRXモジュールが、acrxEntryPoint(kLoadDwgMsg)コールバック時にメッセージボックスを表示することで、クラッシュが発生する問題を修正しました。
SR62349 – LISP: :vlr-documentToBeDestroyed イベントを使用した(vlr-docmanager-reactor)にてLISPエンジンがエラーメッセージと共に失敗する可能性があった問題を修正しました。
SR62744 – COM : 矢印1の形が矢印2の設定を無視して同じ物が配置されてしまうCOM機能寸法図形の”put_Arrowhead1Type”の障害を修正しました。
SR63111 – COM + Lisp: プロパティ”VisualStyle”がTeigha COMライブラリのIAcadPViewportとして実装されていませんでした。替わりに(vla-get-VisualStyle)及び(vla-put-VisualStyle)が、Fast-COM機能として実装されました。

Communicator

読み込み: 元のモデルの色情報が利用可能なときは、dwg図面に変換されます。
読み込み: STLフォーマットがサポートされました。

重要なご注意(V15.2)

・BricsCADR (Windows) V15 は、以前のBricsCADバージョンとは別個に独立してインストールし、実行させることができます。
・V15 は V14 とはバイナリレベルでの互換性はなく、いくつかのAPIは変更されました。 ほとんどのサードパーティーアプリケーション/ツールをV15で動作させるには、スクリプトや純粋なLispを除き、メーカーによるリビルドが必要です。 もし、サードパーティーアプリケーションをご使用の場合は、あなたのサプライヤーに V15での動作・対応をご確認ください。
・V15.2 では、Communicator V15.1 は使用できません。 Communicator V15.2 へバージョンアップしてください。
・レンダリング、3Dモデリング、作図ビューをご使用になりたい場合は、Pro または Platinum ライセンスが必要です。
・3D拘束の作成、メカニカルアセンブリ設計、板金設計、BIM設計をご使用になりたい場合は、Platinum ライセンスが必要です。
・問題があれば、サポート リクエスト へお問い合わせください。

Version 15.2.08     21/05/2015

新規

・ACIS書き出し: サーフェス図形も .satファイルに書き出されるようになりました。
・AIMLEADEREDITADD と AIMLEADEREDITREMOVE コマンドで、マルチ引出線の引出線追加/削除のショートカットが提供されました。
・BIM
   BIMIFCIMPORT: IFCファイルから3D形状を読み込みます。
   BIMSKPIMPORT: Sketchupファイルから形状を読み込みます。 ステッチ オプション:
     ステッチ有りでは、面のエッジが一致したとき、面を組み合わせてソリッドが形成されます。
     ステッチ無しでは、全ての面は、Sketchupの面に対応した画層と色のプロパティを持つリージョン図形として読み込まれます。
BIMSPLIT: ソリッドを解析し、壁のようなセグメントが検出されると、そのソリッドは壁のセグメントとして分割されます。
・クリッピング面: プロパティバーの表示セクションに、ビューの背面と前面のクリッピング面を設定するためのコントロールが拡張されました。
・CONSTRAINTBARDISPLAY: 幾何拘束を作成・選択するときのその表示をコントロールする新しいシステム変数です。
・DCDISPLAY: 寸法拘束や寸法拘束を持つ図形を選択するための新しいコマンドで、拘束マークの表示・非表示を設定できます。
・DYNCONSTRAINTMODE: 拘束図形が選択されたとき、非表示になっている寸法拘束の表示/非表示を設定する新しいシステム変数です。 寸法拘束を持つ図形上にカーソルを持ってきたとき、青の拘束グリフも表示されます。
・DMPUSHPULL: ベーシックなスプライン形状の3Dソリッドの面も編集可能となりました。
・DMSTITCH: 分割されている読み込まれたサーフェス群を形成し、3Dソリッドにする新しいコマンドです。
・EXPLODE: サーフェス図形が分解できるようになりました。
・GENERATEBOUNDARY: この新コマンドは、HATCHGENERATEBOUNDARY に似ていますが、入力としてハッチングだけではなく、3Dソリッドの面やSELECTIONMODESフラグ4がアクティブなときの境界も受け入れます。 境界のスプラインや楕円形のセグメントは、複数にセグメント化されたポリラインに変換されます。
・GEOGRAPHICLOCATION:
    地理的位置ダイアログは、図面内の地理的位置データを定義したり、保存(かたは、削除)できるよう拡張されました。
    位置の選択: 都市一覧が’入力フィルター’の検索フィールドから検索可能になりました。
    座標: 緯度と経度のGIS座標を表示するため、GEOLATLONGFORMAT設定に地理モード(=3)がサポートされました。
    GEOLATLONGFORMAT: 地理的位置ダイアログボックス(地理モードのときは、座標ステータスバー)に表示される緯度と経度の値のフォーマットを指定。 0 = 十進数の度(DD)、1 = 分秒の度(DMS)
    CGEOCS: この読み取り専用のシステム変数は、現在の地理座標システムを示します。 表示コンテンツはステータスバーに追加されます。
    GEOMARKERVISIBILITY: 地理データを含んでいる図面内で、地理的位置ダイアログで選択された緯度/経度への関連図面内の位置として、地理的マーカーのグリフを表示するかどうかをコントロールするシステム変数です。
・MAPCONNECT (Pro または Platinum ライセンスが必要です)
   MAPCONNECTコマンドは、Webマップサービスとの接続を設定できます。
   10個の最近使用した接続データ設定が記憶され、以降のセッション中に使用できます。
   指定したWMSサーバーへの接続が確立した後は、選択した地図コンテンツダイアログが表示され、提供された地図データの概要が表示されます。
   一つ、または、複数データの’画層’をダウンロードで選択可能で、ユーザーは地面の解像度や分割タイル数も指定できます。
   ダイアログの下部には、予想ダウンロードデータサイズが表示されます。
   ダウンロードされた地図ファイルは、通常のイメージファイルとして保存され、イメージ名は WebマップサービスのURL、座標系システム、画層名を反映したものとなります。
   サポートされている座標系システム(CRS)は、新しい geodatabase.xmlファイルに保存され、保存先は ROAMABLEROOTPREFIX変数で指定されたフォルダー(例: C:\Users\John\AppData\Roaming\Bricsys\BricsCAD\V15x64\en_US\Support)になります。
   また、geodatabase.xmlには、都市名のリストとそのWGS84地理座標が含まれ、それは、地理的位置ダイアログの”位置を選択…”機能で使用されます。
   図面に地図データを追加する前には、GEOGRAPHICLOCATIONコマンドで、図面に適当な地理的位置を定義し保存しておいてください。
   現在は、以下の座標系システムをサポートしており、要望によって追加可能です:

ユニーク ID (エイリアス)EPSGコード名前投影タイプ準拠楕円体単位
OSGB_WGS84WGS 84 / British National Grid3: Transverse Mercator of Redfearns’ FormulationWGS84Meter
CaspianSea-CPulkovo 1942 / Caspian Sea Mercator (variant C)9006: Mercator cylindrical map projection (variant C)WGS84Meter
Hartebeesthoek94.Lo152046Hartebeesthoek94 / Lo1543: Transverse Mercator South OrientatedWGS84Meter
Hartebeesthoek94.Lo172047Hartebeesthoek94 / Lo1743: Transverse Mercator South OrientatedWGS84Meter
Hartebeesthoek94.Lo192048Hartebeesthoek94 / Lo1943: Transverse Mercator South OrientatedWGS84Meter
Hartebeesthoek94.Lo212049Hartebeesthoek94 / Lo2143: Transverse Mercator South OrientatedWGS84Meter
Hartebeesthoek94.Lo232050Hartebeesthoek94 / Lo2343: Transverse Mercator South OrientatedWGS84Meter
Hartebeesthoek94.Lo252051Hartebeesthoek94 / Lo2543: Transverse Mercator South OrientatedWGS84Meter
Hartebeesthoek94.Lo272052Hartebeesthoek94 / Lo2743: Transverse Mercator South OrientatedWGS84Meter
Hartebeesthoek94.Lo292053Hartebeesthoek94 / Lo2943: Transverse Mercator South OrientatedWGS84Meter
Hartebeesthoek94.Lo312054Hartebeesthoek94 / Lo3143: Transverse Mercator South OrientatedWGS84Meter
Hartebeesthoek94.Lo332055Hartebeesthoek94 / Lo3343: Transverse Mercator South OrientatedWGS84Meter
Lambert932154RGF93 / Lambert-93 — France37: Double standard parallel variation of Lambert Conformal ConicGRS1980Meter
ED50.EuroLambert2192ED50 / France EuroLambert36: Single standard parallel variation of Lambert Conformal ConicINTNLMeter
Batavia_1.NEIEZ/013001Batavia / NEIEZ49: Mercator cylindrical map projection with Scale factorBESSELMeter
Batavia_2.NEIEZ/013001Batavia / NEIEZ49: Mercator cylindrical map projection with Scale factorBESSELMeter
Batavia_3.NEIEZ/013001Batavia / NEIEZ49: Mercator cylindrical map projection with Scale factorBESSELMeter
Makassar/E.NEIEZ3002Makassar / NEIEZ49: Mercator cylindrical map projection with Scale factorBESSELMeter
CaspianSea3388Pulkovo 1942 / Caspian Sea Mercator6: Mercator cylindrical map projectionKRASOVMeter
WORLD-MERCATOR3395WGS 84 / World Mercator6: Mercator cylindrical map projectionWGS84Meter
Popular_Visualisation_CRS3785Popular Visualisation CRS / Spherical Mercator (deprecated)69: Popular Visualisation Pseudo MercatorVisualisationSphereMeter
WGS84.PseudoMercator3857WGS 84 / Pseudo-Mercator69: Popular Visualisation Pseudo MercatorWGS84Meter
RGF93.CC423942RGF93 Lambert Zone 1 (NewZone/NZ 1) Corsica37: Double standard parallel variation of Lambert Conformal ConicGRS1980Degree
RGF93.CC433943RGF93 Lambert Zone 2 (NewZone/NZ 2)37: Double standard parallel variation of Lambert Conformal ConicGRS1980Degree
RGF93.CC443944RGF93 Lambert Zone 3 (NewZone/NZ 3)37: Double standard parallel variation of Lambert Conformal ConicGRS1980Degree
RGF93.CC453945RGF93 Lambert Zone 4 (NewZone/NZ 4)37: Double standard parallel variation of Lambert Conformal ConicGRS1980Degree
RGF93.CC463946RGF93 Lambert Zone 5 (NewZone/NZ 5)37: Double standard parallel variation of Lambert Conformal ConicGRS1980Degree
RGF93.CC473947RGF93 Lambert Zone 6 (NewZone/NZ 6)37: Double standard parallel variation of Lambert Conformal ConicGRS1980Degree
RGF93.CC483948RGF93 Lambert Zone 7 (NewZone/NZ 7)37: Double standard parallel variation of Lambert Conformal ConicGRS1980Degree
RGF93.CC493949RGF93 Lambert Zone 8 (NewZone/NZ 8)37: Double standard parallel variation of Lambert Conformal ConicGRS1980Degree
RGF93.CC503950RGF93 Lambert Zone 9 (NewZone/NZ 9)37: Double standard parallel variation of Lambert Conformal ConicGRS1980Degree
LL844326WGS 84 — WGS84 – World Geodetic System 1984, used in GPS69: Popular Visualisation Pseudo MercatorWGS84Degree
CRS:844326WGS 84 — WGS84 – World Geodetic System 1984, used in GPS69: Popular Visualisation Pseudo MercatorWGS84Degree
JAD6924200JAD69 / Jamaica National Grid36: Single standard parallel variation of Lambert Conformal ConicCLRK66Meter
Jamaica1969.NtlGrid24200JAD69 / Jamaica National Grid36: Single standard parallel variation of Lambert Conformal ConicCLRK66Meter
Jamaica69.NtlGrid24200JAD69 / Jamaica National Grid36: Single standard parallel variation of Lambert Conformal ConicCLRK66Meter
NTF.Paris.Lambert-1C27571NTF (Paris) / Lambert zone I36: Single standard parallel variation of Lambert Conformal ConicCLRK-IGNMeter
NTF.Paris.Lambert-2C27572NTF (Paris) / Lambert zone II36: Single standard parallel variation of Lambert Conformal ConicCLRK-IGNMeter
BritishNatGrid27700OSGB 1936 / British National Grid3: Transverse Mercator of Redfearns’ FormulationAIRY30Meter
MGA-4828348GDA94 / MGA zone 48 (deprecated)3: Transverse Mercator of Redfearns’ FormulationGRS1980Meter
MGA-4928349GDA94 / MGA zone 493: Transverse Mercator of Redfearns’ FormulationGRS1980Meter
MGA-5028350GDA94 / MGA zone 503: Transverse Mercator of Redfearns’ FormulationGRS1980Meter
MGA-5128351GDA94 / MGA zone 513: Transverse Mercator of Redfearns’ FormulationGRS1980Meter
MGA-5228352GDA94 / MGA zone 523: Transverse Mercator of Redfearns’ FormulationGRS1980Meter
MGA-5328353GDA94 / MGA zone 533: Transverse Mercator of Redfearns’ FormulationGRS1980Meter
MGA-5428354GDA94 / MGA zone 543: Transverse Mercator of Redfearns’ FormulationGRS1980Meter
MGA-5528355GDA94 / MGA zone 553: Transverse Mercator of Redfearns’ FormulationGRS1980Meter
MGA-5628356GDA94 / MGA zone 563: Transverse Mercator of Redfearns’ FormulationGRS1980Meter
MGA-5728357GDA94 / MGA zone 573: Transverse Mercator of Redfearns’ FormulationGRS1980Meter
MGA-5828358GDA94 / MGA zone 583: Transverse Mercator of Redfearns’ FormulationGRS1980Meter
Belge72/b.Lambert7231300Belge 1972 / Belgian Lambert 7238: Belgian variation of Lambert Conformal ConicINTNLMeter
Belge72.RN.Lambert7231300Belge 1972 / Belgian Lambert 7238: Belgian variation of Lambert Conformal ConicINTNLMeter
Belge72a.Lambert7231300Belge 1972 / Belgian Lambert 7238: Belgian variation of Lambert Conformal ConicINTNLMeter
BD72.RN.Lambert7231300Belge 1972 / Belgian Lambert 7238: Belgian variation of Lambert Conformal ConicINTNLMeter
Belge72.Lambert7231300Belge 1972 / Belgian Lambert 7238: Belgian variation of Lambert Conformal ConicINTNLMeter
Belge72.RN.Lambert72A31370Belge 1972 / Belgian Lambert 72 — Belgium37: Double standard parallel variation of Lambert Conformal ConicINTNLMeter
Belge72a.Lambert72A31370Belge 1972 / Belgian Lambert 72 — Belgium37: Double standard parallel variation of Lambert Conformal ConicINTNLMeter
BD72.RN.Lambert72A31370Belge 1972 / Belgian Lambert 72 — Belgium37: Double standard parallel variation of Lambert Conformal ConicINTNLMeter
Belge72.Lambert72A31370Belge 1972 / Belgian Lambert 72 — Belgium37: Double standard parallel variation of Lambert Conformal ConicINTNLMeter
Belge72/b.Lambert72A31370Belge 1972 / Belgian Lambert 72 — Belgium37: Double standard parallel variation of Lambert Conformal ConicINTNLMeter
DHDN.Gauss3d-131461DHDN / 3-degree Gauss zone 1 (deprecated)3: Transverse Mercator of Redfearns’ FormulationBESSELMeter
DHDN/2.Gauss3d-131461DHDN / 3-degree Gauss zone 1 (deprecated)3: Transverse Mercator of Redfearns’ FormulationBESSELMeter
DHDN/3.Gauss3d-131461DHDN / 3-degree Gauss zone 1 (deprecated)3: Transverse Mercator of Redfearns’ FormulationBESSELMeter
DHDN.Gauss3d-2D31462DHDN / 3-degree Gauss zone 2 (deprecated)3: Transverse Mercator of Redfearns’ FormulationBESSELMeter
DHDN/2.Gauss3d-2D31462DHDN / 3-degree Gauss zone 2 (deprecated)3: Transverse Mercator of Redfearns’ FormulationBESSELMeter
DHDN/3.Gauss3d-2D31462DHDN / 3-degree Gauss zone 2 (deprecated)3: Transverse Mercator of Redfearns’ FormulationBESSELMeter
DHDN.Gauss3d-3D31463DHDN / 3-degree Gauss zone 3 (deprecated)3: Transverse Mercator of Redfearns’ FormulationBESSELMeter
DHDN/2.Gauss3d-3D31463DHDN / 3-degree Gauss zone 3 (deprecated)3: Transverse Mercator of Redfearns’ FormulationBESSELMeter
DHDN/3.Gauss3d-3D31463DHDN / 3-degree Gauss zone 3 (deprecated)3: Transverse Mercator of Redfearns’ FormulationBESSELMeter
DHDN.Gauss3d-4D31464DHDN / 3-degree Gauss zone 4 (deprecated)3: Transverse Mercator of Redfearns’ FormulationBESSELMeter
DHDN/2.Gauss3d-4D31464DHDN / 3-degree Gauss zone 4 (deprecated)3: Transverse Mercator of Redfearns’ FormulationBESSELMeter
DHDN/3.Gauss3d-4D31464DHDN / 3-degree Gauss zone 4 (deprecated)3: Transverse Mercator of Redfearns’ FormulationBESSELMeter
DHDN.Gauss3d-5D31465DHDN / 3-degree Gauss zone 5 (deprecated)3: Transverse Mercator of Redfearns’ FormulationBESSELMeter
DHDN/2.Gauss3d-5D31465DHDN / 3-degree Gauss zone 5 (deprecated)3: Transverse Mercator of Redfearns’ FormulationBESSELMeter
DHDN/3.Gauss3d-5D31465DHDN / 3-degree Gauss zone 5 (deprecated)3: Transverse Mercator of Redfearns’ FormulationBESSELMeter
DHDN.Gauss3d-231466DHDN / 3-degree Gauss-Kruger zone 23: Transverse Mercator of Redfearns’ FormulationBESSELMeter
DHDN/2.Gauss3d-231466DHDN / 3-degree Gauss-Kruger zone 23: Transverse Mercator of Redfearns’ FormulationBESSELMeter
DHDN/3.Gauss3d-231466DHDN / 3-degree Gauss-Kruger zone 23: Transverse Mercator of Redfearns’ FormulationBESSELMeter
DHDN.Gauss3d-331467DHDN / 3-degree Gauss-Kruger zone 33: Transverse Mercator of Redfearns’ FormulationBESSELMeter
DHDN/2.Gauss3d-331467DHDN / 3-degree Gauss-Kruger zone 33: Transverse Mercator of Redfearns’ FormulationBESSELMeter
DHDN/3.Gauss3d-331467DHDN / 3-degree Gauss-Kruger zone 33: Transverse Mercator of Redfearns’ FormulationBESSELMeter
DHDN.Gauss3d-431468DHDN / 3-degree Gauss-Kruger zone 43: Transverse Mercator of Redfearns’ FormulationBESSELMeter
DHDN/2.Gauss3d-431468DHDN / 3-degree Gauss-Kruger zone 43: Transverse Mercator of Redfearns’ FormulationBESSELMeter
DHDN/3.Gauss3d-431468DHDN / 3-degree Gauss-Kruger zone 43: Transverse Mercator of Redfearns’ FormulationBESSELMeter
DHDN.Gauss3d-531469DHDN / 3-degree Gauss-Kruger zone 53: Transverse Mercator of Redfearns’ FormulationBESSELMeter
DHDN/2.Gauss3d-531469DHDN / 3-degree Gauss-Kruger zone 53: Transverse Mercator of Redfearns’ FormulationBESSELMeter
DHDN/3.Gauss3d-531469DHDN / 3-degree Gauss-Kruger zone 53: Transverse Mercator of Redfearns’ FormulationBESSELMeter
TX-SC32040NAD27 / Texas South Central37: Double standard parallel variation of Lambert Conformal ConicCLRK66Foot
UTM84-1N32601WGS 84 / UTM zone 1N44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-2N32602WGS 84 / UTM zone 2N44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-3N32603WGS 84 / UTM zone 3N44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-4N32604WGS 84 / UTM zone 4N44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-5N32605WGS 84 / UTM zone 5N44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-6N32606WGS 84 / UTM zone 6N44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-7N32607WGS 84 / UTM zone 7N44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-8N32608WGS 84 / UTM zone 8N44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-9N32609WGS 84 / UTM zone 9N44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-10N32610WGS 84 / UTM zone 10N44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-11N32611WGS 84 / UTM zone 11N44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-12N32612WGS 84 / UTM zone 12N44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-13N32613WGS 84 / UTM zone 13N44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-14N32614WGS 84 / UTM zone 14N44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-15N32615WGS 84 / UTM zone 15N44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-16N32616WGS 84 / UTM zone 16N44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-17N32617WGS 84 / UTM zone 17N44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-18N32618WGS 84 / UTM zone 18N44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-19N32619WGS 84 / UTM zone 19N44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-20N32620WGS 84 / UTM zone 20N44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-21N32621WGS 84 / UTM zone 21N44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-22N32622WGS 84 / UTM zone 22N44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-23N32623WGS 84 / UTM zone 23N44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-24N32624WGS 84 / UTM zone 24N44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-25N32625WGS 84 / UTM zone 25N44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-26N32626WGS 84 / UTM zone 26N44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-27N32627WGS 84 / UTM zone 27N44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-28N32628WGS 84 / UTM zone 28N44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-29N32629WGS 84 / UTM zone 29N44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-30N32630WGS 84 / UTM zone 30N44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-31N32631WGS 84 / UTM zone 31N44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-32N32632WGS 84 / UTM zone 32N44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-33N32633WGS 84 / UTM zone 33N44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-34N32634WGS 84 / UTM zone 34N44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-35N32635WGS 84 / UTM zone 35N44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-36N32636WGS 84 / UTM zone 36N44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-37N32637WGS 84 / UTM zone 37N44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-38N32638WGS 84 / UTM zone 38N44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-39N32639WGS 84 / UTM zone 39N44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-40N32640WGS 84 / UTM zone 40N44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-41N32641WGS 84 / UTM zone 41N44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-42N32642WGS 84 / UTM zone 42N44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-43N32643WGS 84 / UTM zone 43N44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-44N32644WGS 84 / UTM zone 44N44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
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UTM84-50N32650WGS 84 / UTM zone 50N44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
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UTM84-2S32702WGS 84 / UTM zone 2S44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-3S32703WGS 84 / UTM zone 3S44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-4S32704WGS 84 / UTM zone 4S44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-5S32705WGS 84 / UTM zone 5S44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-6S32706WGS 84 / UTM zone 6S44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-7S32707WGS 84 / UTM zone 7S44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-8S32708WGS 84 / UTM zone 8S44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-9S32709WGS 84 / UTM zone 9S44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-10S32710WGS 84 / UTM zone 10S44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-11S32711WGS 84 / UTM zone 11S44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-12S32712WGS 84 / UTM zone 12S44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-13S32713WGS 84 / UTM zone 13S44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-14S32714WGS 84 / UTM zone 14S44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-15S32715WGS 84 / UTM zone 15S44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-16S32716WGS 84 / UTM zone 16S44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-17S32717WGS 84 / UTM zone 17S44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-18S32718WGS 84 / UTM zone 18S44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-19S32719WGS 84 / UTM zone 19S44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-20S32720WGS 84 / UTM zone 20S44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-21S32721WGS 84 / UTM zone 21S44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-22S32722WGS 84 / UTM zone 22S44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-23S32723WGS 84 / UTM zone 23S44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-24S32724WGS 84 / UTM zone 24S44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-25S32725WGS 84 / UTM zone 25S44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-26S32726WGS 84 / UTM zone 26S44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-27S32727WGS 84 / UTM zone 27S44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-28S32728WGS 84 / UTM zone 28S44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-29S32729WGS 84 / UTM zone 29S44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-30S32730WGS 84 / UTM zone 30S44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-31S32731WGS 84 / UTM zone 31S44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-32S32732WGS 84 / UTM zone 32S44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-33S32733WGS 84 / UTM zone 33S44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-34S32734WGS 84 / UTM zone 34S44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-35S32735WGS 84 / UTM zone 35S44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-36S32736WGS 84 / UTM zone 36S44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-37S32737WGS 84 / UTM zone 37S44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-38S32738WGS 84 / UTM zone 38S44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-39S32739WGS 84 / UTM zone 39S44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-40S32740WGS 84 / UTM zone 40S44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-41S32741WGS 84 / UTM zone 41S44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-42S32742WGS 84 / UTM zone 42S44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-43S32743WGS 84 / UTM zone 43S44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-44S32744WGS 84 / UTM zone 44S44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-45S32745WGS 84 / UTM zone 45S44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-46S32746WGS 84 / UTM zone 46S44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-47S32747WGS 84 / UTM zone 47S44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-48S32748WGS 84 / UTM zone 48S44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-49S32749WGS 84 / UTM zone 49S44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-50S32750WGS 84 / UTM zone 50S44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-51S32751WGS 84 / UTM zone 51S44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-52S32752WGS 84 / UTM zone 52S44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-53S32753WGS 84 / UTM zone 53S44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-54S32754WGS 84 / UTM zone 54S44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-55S32755WGS 84 / UTM zone 55S44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-56S32756WGS 84 / UTM zone 56S44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-57S32757WGS 84 / UTM zone 57S44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-58S32758WGS 84 / UTM zone 58S44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-59S32759WGS 84 / UTM zone 59S44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter
UTM84-60S32760WGS 84 / UTM zone 60S44: Universal Transverse Mercator (UTM)WGS84Meter

オフセット: SELECTIONMODESフラグ4がアクティブなとき、境界検出時と同様に、3Dソリッドの面についてもオフセット可能になりました。 この新機能を使用するには、カーソルを面か境界に移動し、ハイライトさせ、クワッドからオフセットツールを選択します: その時点でオフセット境界はダイナミックに表示されるようになり、目的のオフセット距離を決めることができます。
PDFADJUST: PDFアンダーレイのフェード、コントラスト、モノクロ設定を調整する新規コマンドです。
測光光源定義
汎用光源や測光光源が使用されているとき、LIGHTINGUNITSシステム変数で指定します。
0 – 汎用光源。 光源単位は使用されません。
1 – 米国単位を使用した測光(foot-candles)
2 – 国際単位を使用した測光(lux)
測光光源定義のウェブ光源(IES files)をサポートしています。 測光データは、タイプCでIESフォーマット LM-63-02を使用しています。
測光データファイルが見つからないか、読み込み不可のときは、ウェブ光源は点光源として扱われます。
測光データは、RENDERコマンド使用時か、ソフトウエアレンダリング処理時に適用され – ハードウエアレンダリング処理時にはウェブ光源は点光源に置き換えられて処理されます。
新しい DEFAULTLIGHTING システム変数は、デフォルト光源を常に使用するか、他の光源にスイッチが入っていないときだけ使用するかを指定します。 デフォルト光源には、視点方向の光源距離も含んでいます。 デフォルト光源が使用されるとき、図面内に定義されている全ての他の光源は置き換えられます。 この設定はビューポート毎に、プロパティーバーで容易に指定可能です。
PICKAUTO: PICKAUTO == 2 がサポートされました。 これにより、図形上にマウスがあっても、クリックやドラッグ操作で窓選択が初期化されます。
クワッドでの図形作成: 新しい’無選択’グループは、無選択がアクティブの間にクワッドが呼び出されたときのコマンドを持ちます。 これにより、クワッドは、選択(または ホバー)された図形の編集だではなく、新規図形作成にも使用できます。 新しいフラグ(4)が QUADDISPLAY設定に追加され、右マウスクリックでのクワッドが可能になりました。
クイック選択: インスタンス毎のプロパティの例外で、BIM図形やサードパーティ図形のプロパティがサポートされました。
イメージアタッチ/PDFアタッチ:
不均一尺度の許容: ラスターイメージやPDFアンダーレイに対して、プロパティーバーでX、Y尺度を個別に指定可能になりました。
配置時には、幅と高さを角の一点を動かすことでコントロール可能です。
IMAGEATTACH/PDFATTACHコマンドライン版では、X/Y軸上で個別に尺度を指定できる新しい’XY’オプションが追加されました。
マルチシートPDFファイルのアタッチ時には、デフォルトの最初のページではなく、任意のページを選択可能になりました。
板金:
ジャンクションフィーチャーが、SMFLANGEEDGE や SMFLANGECONNECTコマンドで作成されるようになり、メカニカルブラウザにも一覧表示されるようになりました。
ジャンクションフィーチャーギャップがフィーチャー毎にコントロール可能になり、デフォルト値はドキュメント毎に設定可能です。
SMJUNCTIONSWITCH: 対称形のジャンクションフィーチャーを重複面の一つのフィーチャーに変更するコマンドです。 メカニカルブラウザ上でも変更操作は可能です。
smTargetCAM: BricsCADのSMUNFOLDコマンドを使用して、板金部品を展開処理するときのターゲットCAMシステムを設定する新しいシステム変数です。
SHORTCUTMENUDURATION: ショートカットメニューを表示させるためには、どれだけの時間 右マウスボタンを押し続ける必要があるかを指定するシステム変数です。 デフォルトは、250ミリ秒です。 この新しいオプションは、特に、右マウスボタンクリックでクワッドを表示させたい 新しいQUADDISPLAY設定フラグと組み合わせたときに有用です。 軽く右マウスクリックしたときはクワッドが表示され、より長い時間ではショートカットメニューが表示されるようにして、両方の機能を生かせることが可能になります。
スナップ: PDF枠の角にスナップできるようになりました。
VIEWPROJ: VIEWBASEコマンドで先に作成された作図ビューに対して、投影ビューを追加作成するコマンドです。
SR31944 – スナップ: ADTオブジェクト(Architectural DeskTop)形状への近接点、端点、中点、交点へのスナップがサポートされました。
SR48821, SR51933 – MENUBAR: メニューバーを表示させるかどうかをコントロールするシステム変数です。

改良

・3Dクリッピング: クリッピング面位置の初期値計算を改善しました。
・WMS
    地理的座標の入力と表示の精度を向上させました。
    最初は表示されていたサブレイヤーを含む層がマップ接続ツリービューではおかしくなっていましたが、多くのデータを提供しているWMSサーバーの概要表示も改善されました。
    投影に関するMGAの地理的境界が補正されました。
・AUTOCOMPLETE: 途中の文字列が一致するコマンドも対象になりました。(SELE の入力で ADDSELECTEDも候補となる)
・AUTOSNAP: フラグ64が追加され、最後の点からのトラッキングラインの作成を有効/無効に指定できるようになりました。
・BIM: 大きなモデルでの窓の挿入や変更のパフォーマンスが大幅に改善されました。
・境界検知: 表図形のグリッドラインは、境界検知の対象ではなくなりました。
・拘束寸法は、非表示画層の*ADSK_CONSTRAINTSに作成されるようになりました。
・DMEXTRUDE, DMREVOLVE: 検出した境界にコマンドが適用されるときのダイナミック寸法の位置が改善されました。
・DMROTATE, DMREVOLVE: スナップのサポートが改善されました。 コマンドがUCSを一時的に回転軸に整列させるよう設定します。 軸を選択後、DMROTATEは回転の開始点を指示するよう促します。
・DUCS: ドーナツ、らせん、光源、スケッチ図形がダイナミックUCS面に配置されるようになりました。
・ダイナミック寸法: BSキー、DELキー、TABキーを使用して、現在の値を削除すると、ロックされていたダイナミック寸法が再度ロック解除できるようになりました。
・フラットショット:
    スプラインが小さな誤差の範囲で直線と見なされたときは、直線セグメントを生成するようになりました。
    投影端点同士が一致する同一直線上の直線セグメント同士は、単一の直線セグメントに結合されます。
    別.dwgの生成(ファイル出力)時は、図形範囲ズームされます。
・HUNSPELL: スペルチェックライブラリがV1.3.3にアップグレードされました。
・オフセット
    オフセット図形のプレビューを表示するダイナミック機能がサポートされました
    オフセット距離はダイナミック寸法フィールドに指定可能です
・パラメトリック部品: コピー/貼り付け操作が可能になりました。
・パス: 挿入、イメージアタッチ、PDFアタッチ、外部参照アタッチのダイアログは、直近で使用したパスを共通ではなく、個々に記憶するようになりました。
・PDFアタッチ: PDFアタッチ時に、INSUNITS(インチ、ミリ単位系)が考慮されるようになりました。
・リボン: 文字の切り捨て機能や画層コンボ、線種コンボ、画層フィルターコンボ、フォントコンボ、カスタム選択コンボの自動調整ポップアップがサポートされました。
・板金:
   クワッド: 板金ボディーの複数面を対象とするコマンドセットが調整されました。
   SMBENDCREATE, SMRELIEFCREATE, SMFLANGEEDGE: コマンドがベンド、コーナーリリーフ、ジャンクションフィーチャーを作成するようになりました。 コマンドの安定性や形状の正確性について大幅な改善が行われました。
   SMBENDCREATE, SMJUNCTIONCREATE: ベンドとジャンクションで、互いのフィーチャーに切り替えるコマンドです。
   SMDELETE: 削除されたジャンクションの側面が一部重複していたときの動作が改善されました。
   SMEXPORT2D: コマンドがFILEDIAシステム変数を考慮するようになりました。
   SMFLANGECONNECT: 二つの異なるソリッド間に置かれるフランジをサポートします。
   SMFLANGEROTATE 回転するフランジと隣接するフランジを結合するジャンクションフィーチャーを自動的に解決するコマンドです。
   SMJUNCTIONCREATE: 入力として、いくつかのフランジを受け入れるコマンドです。 ジャンクション形状は、円形の端に作成可能です。
   SMUNFOLD: 展開結果のベンドライン長を決定するアルゴリズムを改善しました – ベンド形状の交差する点での部品厚さを正確に 0.25 とするようになりました。 改善されたキーワードで、2D(3D)モードを尊重しながら、dwg(dxf)形式での保存をコントロールします。
   SR47917 – 隣接フランジ間のギャップについて、片方が移動したり、部品の厚さが変更されたとき、自動的に維持されるようになりました。
・ツールパレット: 読み込み専用パレットがそのタブ上でロックされたアイコンを持つようになりました。
・VIEWBASE: Escキーのハンドリングが改善され、コマンド全体を中断するのではなく、操作の一部をキャンセルするようになりました。
・ワークスペース: 新しい default.cui がインストールされていて、カレントのcuiファイルに一つか複数のカスタムワークスペースが追加されていることが検出されると、それは 新しいcuiファイルにマージされるようになりました。
・SR27846, SR28502, SR33494 – IMAGEFRAME: ‘表示されるが非印刷’オプションがサポートされました。
・SR39335, SR45229, SR50659 – スタックされたマルチテキスト: スタックされたマルチテキストのプロパティを設定するスタックプロパティダイアログが追加されました。 以前は、TSTACKSIZE と TSTACKALIGNの値は無視されていましたが、現在は適用されるようになりました。
・SR41214, SR61390 – OLE: グリップ点を引き出したとき、OLEオブジェクトの縦横比が考慮されるようになりました。
OLEFオブジェクトのプロパティーバーに以下のプロパティが追加されました:
   位置 X,Y,Z
   幅
   高さ
   尺度 幅 %
   尺度 高さ %
   固定縦横比
・SR41427 – 画層状態: 画層状態を保存したとき、画層状態に存在するもの以上の画層を図面が持つことは可能です。 そのような画層をオフやフリーズにする、あるいは、そのままにしておくオプションが追加されました。
・SR41918, SR46224 – レンダリング表示: レンダリング表示スタイルを持つビューポート使用時、大きな座標値に配置された図形の表示精度が改善されました。
・SR43048 – ファイルダイアログ: 以前は、XATTACH/INSERT/PDFATTACH/IMAGEATTACHコマンドで共通のファイル選択フィルターを使用していました。 現在は、コマンド毎のフィルターを使用するようになりました。
・SR45988, SR46773 – BATTMAN: 属性定義をソートするボタンが追加されました。
・SR49764 – イメージキャッシュ: イメージエクスプローラのラスターイメージの右クリックコンテキストメニューで、選択したイメージのキャッシュを削除するオプションが提供されました。 キャッシュの削除は、イメージ内容が変更されたにもかかわらず、イメージ名が変わらないとき必要です。
・SR50899 – LAYERP: LAYERPコマンドが’設定->画層’メニューと’画層’ツールバーに追加されました。
・SR50900 – マルチ引出線: MLEADEREDIT、AIMLEADEREDITADD、AIMLEADEREDITREMOVE ツールが’寸法’メニューとツールバーに追加されました。
・SR51858 – 3D回転: ‘コピー’オプションが追加されました。
・SR51956 – カスタマイズ(CUI)ダイアログ: ダイアログを開いたとき、前回使用していたタブが記憶、表示されるようになりました。
・SR61998 – レイアウト: 多くのレイアウトを持つ図面からレイアウトを削除するときのパフォーマンスが改善されました。

修正

・SR62521 : インストール中の問題 – インストールプロセス中でライセンスのアクティベートダイアログが表示されてしまうことがあった問題を修正しました。
・インストーラから vcomp100.dll が抜けていました。
・ポリソリッドとスウィープ: デフォルトでないUCSがアクティブで閉じたパスが使用されていると、ポリソリッドやスウィープコマンドが誤った形状を作成していました。
・SR51340 – 検索: 定義幅が実際の幅と合っていないとき、マルチテキストのズームが正しい動作をしていませんでした。
・BIM: コピーされたパラメトリック窓の窓定義が変更された場合、壁とのリンクが失われる不具合を修正しました。
・BIM: 窓オブジェクトのグリップポイントを掴んで壁に沿って移動させる事ができなかった問題を修正しました。
・BIM入力: 窓定義が抜けた外部ファイルからの画層が、現在のドキュメントの画層リストに表示される問題を修正しました。
・コンポーネント入力、メカニカルブラウザライブラリ: 挿入時にダイナミック入力が無視される問題を修正しました。
・表示: 異尺度ブロックが、UCSが回転していた場合ビューポート内で間違った場所に表示されていた問題を修正しました。
・パラメトリックコンポーネント:
    コピーされたコンポーネントは変更されたパラメータを共有していました。
    別の変数が入力された3D拘束パラメータは、図面へのコンポーネント配置時に誤った動作をしていました。
    そのパラメータに応じて、コンポーネントの変更をロールバックしパラメータ値の変更を元に戻さなかった問題を修正しました。
・透視図モード: 直方体、くさび、三角錐、円錐、円柱図形作成時のダイナミック表示が、正しくマウスの位置に従っていなかった問題を修正しました。
・選択:Ctrlキーを押すことで、SELECTIONMODESの値に関わらず面と端をハイライトするようになりました。
・板金:
   板金の内部に穴があった場合、ベンド機能の診断が無効になっていた問題を修正しました。
   別のDWGエディターで板金のソリッドを削除した場合、次回BricsCADで開くとクラッシュする問題を修正しました。
   操作の結果として3Dモデルが分解された場合、板金モデルが無効になってしまう問題を修正しました。
・ビュー詳細: デフォルトの絶対/相対スケールが誤っていた問題を修正しました。
・SR24858, SR33444, SR38788 – 貼付け: BricsCADにて複数のインスタンスで作業していた場合、「ブロックとして貼付けが」最新ではなく古いクリップボードを入力する問題を修正しました。
・SR29456 – ビュー平面: カメラの方向と目標に、非常に大きい値が入らないよう修正しました。
・SR40106 – イメージ貼付け: 地理参照データが埋め込まれたラスターイメージが図面に挿入されると、”ラスターイメージ添付”ダイアログが、正しくない挿入座標とダイアログ使用後のスケールを保持していた問題を修正しました。外部地理参照ファイルから画像ファイルに踏めこまれた地理参照データの上書きを可能にするため、埋め込まれた地理データは優先されないように仕様が変更されました。その後に埋め込まれた地理データが優先されます。
・SR41798 – 表示: 3Dペーパー空間ビューポートが不透明表示されなかった問題を修正しました。
・SR42358 – SVG 出力: “旧隠れ線”シェードプロットを持つビューポートのSVG出力がベクトルではなくラスター出力される問題を修正しました。
・SR43420 – スナップ: 一致したスナップトラック上の点を選択した時の、TKオプションの処理を修正しました。
・SR43433, SR46765 – 異尺度対応寸法: 異尺度対応寸法の延長線が、注釈尺度に応じて拡張できなかった問題を修正しました。
・SR43603 – 複数行属性: ユーザー提供図面内のいくつかのブロックの複数行属性が、正しくない高さとスタイルを持っていた問題を修正しました。
・SR43680 – スナップ: 平行スナップ中のコマンドラインに対して、ダイレクト距離が動作しなかった問題を修正しました。
・SR44988 – ダイナミック寸法: ダイナミック入力欄に数値以外の文字を入力する際、”.X”や”.Y”のように、座標を入力すると、最初の点”.”だけがコマンドラインに表示され、後の文字が無視された問題を修正しました。
・SR45147 – 異尺度塗り潰し: 異尺度グラデーションと塗り潰しがANNOALLVISIBLEの設定を無視していた問題を修正しました。
・SR45705, SR50274 – フラットショット/作図ビューを生成: FLATSHOTとVIEWBASEコマンドは、接線エッジオプションを使う時に、可視の接線エッジを正しく生成しなかった問題を修正しました。
・SR45768 – 名前削除: ユーザー提供図面の、参照されていない外部参照が正しく名前削除されない問題を修正しました。
・SR46534 – 印刷: PDFアンダーレイが大きいサイズのフォーマット(A0,A1)を印刷するのに失敗していた問題を修正しました。
・SR46655 – イメージ選択: レンダリング表示モードを使用する場合、ラスターイメージは、それ自体のフレームから選択されるようになりました。
・SR46798 – 属性同期: INSERTの属性並び替えを実装しました。
・SR47017, SR48733, SR51533 – レイアウト: レイアウトをコピーするときにビューポートの上書きが考慮されない問題を修正しました。
・SR47064 – スナップ: 直交モードがON、DYNMODE=0で、いくつかのスナップポイントが選択されている状態でプロンプトから距離を入力した後のベクトル距離の計算を修正しました。
・SR47281 – マルチテキスト: JUSTIFIEDインデントを含むマルチテキストを編集する際、例外が発生した問題を修正しました。
・SR47370 – スケール: マルチ引出線のブロックコンテンツが、正しくスケールされなかった問題を修正しました。
・SR48026 – 印刷: クリップされたポリゴンに、1つ以上の線セグメントが存在する外部参照クリップされたブロックの線が、正しく印刷されなかった問題を修正しました。
・SR48096, SR48516 – 寸法: 通常のアークのUCSのZ軸が反対方向であった場合、半径寸法に余計な弧が描かれる問題を修正しました。
・SR48198 – プロパティコピー: MATCHPROPコマンドがビューポート上書きコピーできるよう修正しました。
・SR48496 – ツールパレット: 読み取り専用の権限を持つ共有ネットワークからロードできない問題を修正しました。
・SR49135 – 接線スナップ: 異なる接線スナップを使用するとラバーバンドラインが消える問題を修正しました。
・SR49264 – BIM: いくつかのパラメータがMAX_DOUBLEの値を設定してしまう問題を修正しました。
・SR49264 – BIM: 挿入された窓や扉のミラーリングがサポートされるようになりました。
・SR49264 – BIM: 挿入された窓をコピーした後、コピーした窓のパラメータ値が他のコピーを上書きしないよう修正しました。
・SR49721 – アセンブリデザイン: 外部ブロックが消去されると大量のメッセージが表示される問題を修正しました。
・SR49840, SR50780 – 翻訳: BMBOMコマンドによって作成されるテーブルの列のタイトルが翻訳されない問題を修正しました。
・SR49929 – ポリソリッド: POLYSOLIDセグメントの誤った状態を修正しました。
・SR50262 – PDF 出力: 文字間隔を制御するコード”\T”が正常に動作しない問題を修正しました。
・SR50349 – DDE:図面をダブルクリックで開くと、DDE関連のレジストリキーにより失敗する問題を修正しました。DDEは以下のレジストリキーを起動時に作成しなくなります:
   [HKEY_CLASSES_ROOT\BricscadApp.AcadDocument\shell\open\command] @=”C:\\PROGRA~1\\Bricsys\\BRICSC~1\\bricscad.exe /dde”
   [HKEY_CLASSES_ROOT\BricscadApp.AcadDocument\shell\open\ddeexec] @=”[open(\”%1\”)]”
   [HKEY_CLASSES_ROOT\BricscadApp.AcadDocument\shell\print\command] @=”C:\\PROGRA~1\\Bricsys\\BRICSC~1\\bricscad.exe /ddenoshow”
   [HKEY_CLASSES_ROOT\BricscadApp.AcadDocument\shell\print\ddeexec] @=”[print(\”%1\”)]”
   [HKEY_CLASSES_ROOT\BricscadApp.AcadDocument\shell\printto\command] @=”C:\\PROGRA~1\\Bricsys\\BRICSC~1\\bricscad.exe /ddenoshow”
   [HKEY_CLASSES_ROOT\BricscadApp.AcadDocument\shell\printto\ddeexec] @=”[printto(\”%1\”,\”%2\”,\”%3\”,\”%4\”)]”
・SR50476, SR50862 – ハッチング: STRETCHの動作に関与した場合、ダイナミックブロック内の関連ハッチングが更新されない問題を修正しました。
・SR50639 – BIM入力: リロードした外部参照をアンロードする問題を修正しました。
・SR50649, SR50711 – 窓選択: 削除や移動コマンド時の窓選択が部分的に選択されたソリッドを含む問題を修正しました。
・SR50715 – アセンブリデザイン: 他のドキュメントからコピーされた標準部品が、メカニカルブラウザにコンポーネントとして常に表示されない問題を修正しました。
・SR50760, SR51377 – PLACESBAR: ファイルダイアログが、ユーザーのアクセス権に応じて正しいPlacesBarアイコンを表示しない問題を修正しました。
・SR50947 – 画層エクスプローラ: カレント画層が外部参照画層であった場合に新規画層を作成すると、新規画層が外部参照画層になってしまう問題を修正しました。
・SR50476, SR50862 – ダイナミックブロック: ダイナミックブロックで関連ハッチングの更新が失敗する問題を修正しました。
・SR51025 – リボン: コンボボックスに許可される最小値は240から50ピクセルへ減少しました。
・SR51086 – 表示: ビューを回転させると、塗り潰し寸法矢印が、非塗り潰しになる問題を修正しました。
・SR51237 – マルチテキスト: 古いフォーマット(R21-DWG2007)の図面をロードすると、中国語のマルチテキストが誤ってエンコードされた問題を修正しました。
・SR51404 – 検索と置換ダイアログ: ‘「ズーム」オプションが、特定のUCSの状況で正しく動作しない問題を修正しました。
・SR51440 – 連携寸法: MOVEコマンド等により連携寸法図形が編集されたとき、連携寸法の内部が更新されると他のコマンドが失敗する原因となる例外を引き起こす問題を修正しました。
・SR51460 – エッジフランジを作成: 既存のエッジフランジ上に2つ目のフランジを作成できなかった問題を修正しました。コーナーリリーフ要素に隣接するフランジを作成できるようになりました。
・SR51538 – コンポーネント分解: コマンドが予想しない位置にサブコンポーネントを変更する問題を修正しました。メカニカルブラウザから固定のサブコンポーネントの分解は無効になりました。
・SR51584, SR51952 – DCL 小数点区切り:DCLエンジンがLC_NUMERICロケールを無視していた問題を修正しました。
・SR51593 – マテリアルブラウザ: UNDOが、”デッサンマテリアル”のグリッドから、または”ライブラリマテリアル”のグリッドのいずれかから、ドラッグして実体上に材料をドロップした後に動作しない問題を修正しました。
・SR51630 – トリム: 例えば円のような周期図形を複数カッティングエッジ使用してトリミングすると失敗する問題を修正しました。
・SR51721 – ドキュメントタブ: ファイル名にアンパサンドが表示されない問題を修正しました。
・SR51736 – ワークスペース: 起動時に/Bオプション(スクリプトを実行)が設定されていると、とWSCURRENTがデフォルトに設定されない問題を修正しました。
・SR51864 – CUI: コンテキストメニューから図名スナップオプションTK,TT,FROM,m2p からディーゼル表現の削除を行うと、LISP実行中に無効になってしまう問題を修正しました。
・SR51884 – パフォーマンス: 図形を追加するようなコマンドの実行時にパフォーマンスが低下する問題を修正しました。(V15から再発)
・SR51957 – リボン: “文字と共に拡大(水平)のボタンスタイルが正しく表示されない問題を修正しました。
・SR51977 – リボン: ‘分割ボタンの”動作”コントロールが正しく動作しない問題を修正しました。
・SR61036 – 外部参照: 無効な外部参照(例:パスまたはファイルが見つかりません)をダブルクリック編集した場合、アプリケーションがハングする問題を修正しました。
・SR61263 – プロパティバー: ポイントとベクトルのプロパティが自動的に拡張しないよう修正しました。(V15から再発)
・SR61290 – マルチライン属性: ブロックが移動または任意の方法で転換されると、複数行の属性で制御コードが失われる問題を修正しました。
・SR61298 – 印刷: レイアウト+インチモードでのプリント出力のオフセットが誤っていた問題を修正しました。
・SR61373 – 外部参照編集: REFDITがダイナミックブロックの編集を拒否した場合、警告メッセージが出るようになりました。
・SR61507 – 表: ユーザー提供図面内の表が、正しく表示されない問題を修正しました。
・SR61529 – ツールパレット: ツールパレットから寸法コマンドを使用した後、DIMENSIONに関連したシステム変数が不必要に変更される問題を修正しました。
・SR61558 – カスタマイズ:「ワークスペース」コントロールが、カスタマイズダイアログの「ツールバー]タブの[コントロール追加」ダイアログに存在しない問題を修正しました。(このダイアログはツールバーを右クリックしたときに表示され、コンテキストメニューの[コントロールを追加]の選択が行えます)
・SR61604 – ポリライン: 一定の幅を使用した円弧や線セグメントを含むポリラインにて、円弧の線分が幅を無視して描画される問題を修正しました。
・SR61764 – スナップ: 同ポリラインの交点のスナップを修正しました(V15.1.14から再発)。
・SR61833 – ソリッド外形線: 翻訳バージョンでは、このコマンドが動作しなかった問題を修正しました。
・SR61689 (V15.2.01 ベータにて報告有り) – BIM: IFCインポート: 画層の説明部分をインポートする際に例外が発生し、インポートが中止される問題を修正しました。
・SR61956 – BIM: INSUNITSが正しくIFCのエクスポート時にIFCで書かれるようになりました。同様に、IFCインポートスケールの形状は、IFCファイルに格納されている単位系に応じINSUNITSします。
・SR62005 – 整列: 異尺度属性の位置合わせが、ユーザー提供図面でブロックを挿入した後に正しく動作しなかった問題を修正しました。
・SR62043 – 名前削除: 削除されるべきではない空の属性定義が名前削除/ALLまたは名前削除/空の文字図形で削除される問題を修正しました。

アプリケーション開発

・SR62193, SR62201, SR62218, SR62212, SR62219 – LISP : ExpressTools と AI_utilsthe で必要なLisp機能が、V15.2.05のタイミングの問題のためロードできませんでした。
・SR62208 – Lisp/BRX/COM : entupd() 機能がグループ図名で動作していませんでした(V15.2.05で再発)。
・LISP: パフォーマンスの改善:ガベージコレクションは現在、クリーンアップ、未使用のメモリへのマルチスレッドを使用しています。
・LISP: 高いCPU負荷があった場合、(acet-sys-control-down) と (acet-sys-shift-down)が正しくキーの状態を報告しなかった問題を修正しました。
・LISP: Express Tools API関数を実装しました。(acet-ms-to-ps [distance] [viewport]) と (acet-ps-to-ms [distance] [viewport])。
・SR22776, SR61009 – BRX/TX: registered AcEdInputPointMonitor / OdEdInputPointMonitor handlers の為の不足していた呼出し excludeFromOsnapCalculation() を修正しました。
・SR43014 – LISP:
   更新された図形のグラフィックを確保するために、(vla-update)を修正しました。
   一時的なグラフィックを作成するため、2つのBricsCAD固有の機能を追加しました:
     ・(grfill ptlist color [highlight])は、与えられた点リストptlistと、与えられた色[1…255]でポリゴンを塗り潰します。必要に応じて highligh=1 の設定でハイライトされたエリアを強調表示します。
     ・(grarc ptCenter radius startAng endAng color [highlight]) は、指定された中心点、角度、終了角度、色[1…255]で円弧または円を描きます。必要に応じて、highligh=1 の設定でアーク/円を強調表示します。
・SR49013 – メニュー: メニューをアンロード/再ロードした後、ツールバーの位置が失われる問題を修正しました。
S・R49205 – BHATCH、BOUNDARY、FIND コマンドがカスタム図形での作業をサポートするよう変更しました。
・SR49544 – Lisp/SDS/BRX : (entmod) が、関連性や図形間の関係のような永続的なリアクターを保存しない問題を修正しました。
・SR51098, SR51587 – メニュー: 複数のメニューファイルは、アプリケーションコードによってロードされたときに、メニューのポップアップ(メニュー列)の位置インデックスが間違っていた問題を修正しました。
・SR51205 – メニュー: FILEDIA=0でMENULOADまたはCUILOADを使用するときに、メニューのポップアップ(メニューの列)が自動的に表示されない問題を修正しました。
・SR61065 – SDS/BRX: sds_invoke/acedInvoke の戻りステータスを修正しました:関数ハンドラーがRSERRを返した場合、RTERRORを返し、他の結果の場合はRTNORMを返していました。
・SR51497 – Lisp/SDS/BRX : コンテキスト/ショートカットメニューから文字列の入力に問題を修正しました。 – 入力文字列はメニューから発信し、メニューコマンド文字列があるとき、それは透明コマンドのように扱われ、Lispの/ SDS / BRXに渡されません。例:”$ P0=*”コンテキストメニュー表示のためコンテキストハンドラから発行。
・SR51617 – BRX: プロパティがテンプレートからコピーされた新規レイアウトタブを選択した場合、AcDbLayout::copyFrom()がクラッシュに繋がった問題を修正しました。
・SR51635 – LISP: 特殊な条件下で図面を閉じた後、BRXアプリケーションで登録されたLisp関数が実際の描画中に存在しなくなった問題を修正しました。
・SR51641, SR51866 – SDS/BRX: sds_putsym/ acedPutSymを呼び出す際、新しいドキュメントが開かれる/作成されていた場合、LISPコードからLISPシンボルの挿入が新しく開かれたドキュメントのLISPスペース行われない問題を修正しました。
・SR51753 – クラッシュ: クワッドメニューがアクティブであり、ピックファーストのselectionsetが消去された図形を含んでいた状態でsendStringToExecuteした後、クラッシュが発生する問題を修正しました。
・SR60997 – LISP: (VLA-exportprofile)関数の実装を修正しました。
・SR61030 – LISP: 欠落していた(vla-GetObjectIdString)関数を実装しました。(vla-AddMText)は正しくマルチテキスト内のフィールド式をサポートするよう改善されました。
・SR61056, SR61702, SR61721 – DCL: LC_ALL・システムのロケール値が128文字以上であった場合、DCLダイアログをロードする際、Bricscadはバッファオーバーフローの例外でクラッシュしていました。一貫性のないロケール設定用の最近の修正では、ロケールは128文字の固定サイズに格納されています。言語がen_US、e_DE、ja_JPなど5文字の言語コードにより言及されたことで、それが不適切と仮定しました。しかし、ロケール値は、いくつかのケースで短すぎることが128文字を引き起こして、記述名を保持しています。動的にサイズを変更した文字列を使用して修正されました。
・SR61123, SR61124 – COM: カラーオブジェクトを返すIAcadTable関数がメモリアクセス違反を引き起す問題を修正しました。
・SR61136 – COM: IAcadMLeader::SetLeaderLineVertices() が、マルチ引出線が文字コンテンツを使用せず代わりにブロックコンテンツを使用した場合等に例外のトリガーとなる問題を修正しました。
・SR61232 – LISP: ExpressTools LispのAPIの問題を修正しました。これは特にBCOUNTコマンドの失敗を引き起こしていました。
・SR61401 – LISP: Lisp式の結果をコマンドラインに返す時の浮動小数点数の表現を向上しました。例:(/4211772.0)=>210589.0 ではなく 210588.5 が返されます。
・SR61193 – COM: マルチ引出線オブジェクトの全体的な尺度が、COM経由で設定することができない問題を修正しました。
・SR61315 – BRX: acedGrDraw は、もはや AcEdInputPointMonitor::monitorInput 内では動作しません。 V15.1.14から再発していました

・SR61474 – ダイナミックブロック: 特定のアプリケーションのコンテキストで、参照されたダイナミックブロックを削除する際の無限反復を修正しました。
・SR61528 – LISP: SDI=1の状態で、図面を切り替えてから、再度元の図面に戻した際、すべてのLISP定義が失われる問題を修正しました。
・SR61713 – BRX: 無効になるべきではないタイミングで、UNDOが無効となる問題を修正しました。
・SR61717 – 分解: すべての種類のカスタム図形をサポートするため、EXPLODEコマンドを手直ししました。
・SR61722 – BRX/TX: カスタム図形と共にBRX/TXモジュールをロードした後、プロキシ図形が通常の図形として復活した場合、さらにユーザーがUNDOでアプリケーションロード前に戻るとBricsCADが不安定になる問題を修正しました。
・SR61889 – COM: IAcadToolbar::Item() 関数が指定された IAcadToolbarItem の取得に失敗していた問題を修正しました。
・SR62022 – LISP: (round 0.n) と (vle-round 0.n) に関する問題を修正しました。

Communicator

・JTフォーマット V8,V9のインポートがサポートされました。
・ベースのInterOpライブラリによる些細なエラーコードによってインポートに失敗することがあった問題を修正しました。
・インポートやエクスポートの失敗時、コマンドラインに表示されるエラーメッセージがより詳細になりました。
・インポートやエクスポート時、元ファイルの単位系情報とBricsCAD設定の単位系情報(INSUNITS, INSUNITSDEFSOURCE, INSUNITSDEFTARGET)を相互参照して、正しい尺度に調整されるようになりました。
・インポートやエクスポート時にプログレスバーが追加されました。
・インポート操作後、カレント図面に名前が付けられてない(DWGTITLED = 0)ときは、インポートされたファイル名に設定されるようになりました。

Version 15.1.23     11/02/2015

修正

・SR51543 – メニュー: メインCUIファイルに、WorkspaceRoot があるのにワークスペースが一つも無いとき、開始時にクラッシュしていた問題を修正しました。

・SR51523, SR51584, SR51668, SR51672, SR51685, SR51771, SR51657, SR51693, SR51583, SR51572, SR51771, SR51772, SR51773, SR51743, SR51751 – DCLロケール: DCLロケール:(SR49003の)キリル文字の修正で、DCLエンジンがユーザーロケール(ローカル設定/フォーマット)を変更していた問題を修正しました。

Version 15.1.22      28/01/2015

改良

オフセット: アルゴリズムを改善してパフォーマンスを向上しました。
多角形(POLYGON)コマンドをダイナミックUCSに対応させました。
SR34297, SR34298, SR51026 – SVG: ハイパーリンクの書き出しをサポートしました。
SR42352 – 注釈尺度: ステータスバーの注釈尺度タブがモデル/レイアウトタブとタブレットタブ間で左に移動することがないようにしました。

修正

板金展開: 不適当な頂点を含む3Dソリッドモデルが読み込まれた時に、コマンドが不安定になる問題を修正しました。
外部参照編集: 3D拘束または板金の機能を含む図面上で正しく動作しない問題を修正しました。
SR33763, SR47862 – OLEFRAME: OLEFRAMEシステム変数の値が正しく適用されず、またそれを変更することができなかった問題を修正しました。
SR37326, SR37600, SR50837 – 開く: ゼロ法線の面を含む図面のオープンに失敗する問題を修正しました。現在では開く、または監査を使用して修復できるようになりました。
SR40891 – カスタマイズダイアログ : アイテムがサブメニューまたはフライアウトにドロップされた場合、子として追加されるようになりました。
SR41974, SR47042, SR48525 – PDF: 図面エクスプローラーのPDFアンダーレイのタブを開いている状態で、付属されたPDFを削除すると補足しない例外が発生する問題を修正しました。
SR42235 – 表示: RTPANコマンドを使用している間、UCSアイコンのイメージが後ろに残っていた問題を修正しました。
SR42957 – パブリッシュ: バックグラウンドでシートセットを公開する際、シート特性を持つフィールドが正しく更新されなかった問題を修正しました。
SR45286 – クイック選択: クイック選択が「マルチラインスタイル」をサポートするようになりました。
SR46870 – シートセット エクスプローラー: 「番号」または「タイトル」欄を編集している時に「パブリッシュに含める」チェックボックスをクリックすると、未処理の例外が発生する問題を修正しました。
SR47239 – 注釈尺度: ステータスバー上の注釈尺度タブの変更が、自動的に更新されない問題を修正しました。
SR47717 – マルチ引出線: マルチ引出線のスタイルを変更する際、テキストサイズが新しいスタイルに応じて変更されない問題を修正しました。
SR48843 – OLE: MSWordでBricsCADドキュメントのOLEオブジェクトが印刷されなかった問題を修正しました。
SR48884, SR51106 – マルチテキスト: 文字の部分的な高さの変更がコンボボックスに表示されなかった問題を修正しました。
SR49367 – 引出線: 図面が保存された後、異尺度対応引出線が表示されない問題を修正しました。
SR50171 – 板金展開: 特定のケースで、寸法が正しく配置されない問題を修正しました。
SR50280 – 角度: ANGBASEとANGDIR変数が、角度値を表示する欄で無視されていた問題を修正しました。
SR50405 – ツールバー: ネストされたフライアウトツールバーのアイコンが、ティアオフ機能が導入されて以来アクセスできない問題を修正しました。
SR50605, SR50650 – 名前削除: デフォルトのオブジェクトが名前削除されてしまう問題を修正しました。
SR50610 – 翻訳: VIEWEXPORTとVIEWUPATEグローバルコマンドオプションが、翻訳されたBricsCADで使用できなかった問題を修正しました。
SR50651 – クラッシュ: 無効な制約定義を含む図面が、BricsCADのクラッシュを引き起こす問題を修正しました。
SR50698 – 断面を生成: VIEWSECTIONで作成された断面線を移動すると、BricsCADがクラッシュする問題を修正しました。
SR50719 – 球回転: RTROTコマンドの実行中にドキュメントタブ上の[閉じる]ボタンを押すと、ランタイムエラーが発生する問題を修正しました。
SR50756 – OLE: OLEオブジェクト編集に望ましくない尺度になる問題を修正しました。
SR51035 – カスタマイズダイアログ: メインCUIからツールを部分CUIセクション(メニュー、ツールバー、リボン等)にドロップし、2つ目のツールを1つ目の上にドロップした場合、新しいアイテムグループが正しく更新されなかった問題を修正しました。
SR51038 – 線種類: 外部参照に従属する複雑な線種は、図形や文字なしでロードされる問題を修正しました。

アプリケーション開発

LISP: (vl-sort) と (vl-sort-i) 機能が完全に互換するようになりました。また、パフォーマンスも改善されました。
SR25294 – SDS: ファイル名の拡張子がヘルプファイルに指定されていない場合、sds_setfunhelp()が.chmヘルプファイルを想定するようになりました。
SR48938 – .NET: LayerStateManager.SaveLayerStateが呼び出されたとき、NullReferenceException が投げられていた問題を修正しました。
SR49003 – CYRILLIC DCL : キリル文字(コードページ1251を使用)が一部のロシアのシステム上のDCLに表示されなかった問題を修正しました。DCLエンジンはシステムロケール(地域の設定”非UNICODEプログラムの言語”)に従わず、ユーザーロケール(地域の設定”フォーマット”)に従っていました。
SR50557, SR50686, SR50990 – ワークスペース: 不在モードでCUILOAD/MENULOADを実行しているときに、リボン/ツールバーがワークスペースに追加されなかった問題を修正しました。
SR50688 – SDS/BRX: acedEvaluateLisp()の互換性が改善しました – LISPの文字列はスペース(S)またはコメントで開始することができるようになりました。
SR50855 – UCS: UCSコマンドに、カスタム図形のサポートが追加されました。
SR51057 – LISP : (ver)関数は7.0バージョンを報告するようになりました。 (BricsCAD V14では6.0でした。)

Version 15.1.20    09/01/2015

修正

•SR26228, SR40828 – 画層: 外部参照に属する図形の画層を変更する事ができてしまう問題を修正しました。
•SR45471, SR46713 – 空間変更: CHSPACEコマンドを、異尺度対応の図形と共に使用すると失敗してしまう問題を修正しました。
•SR47176, SR47243 – ストレッチ: 寸法線をおかしくしたり(例えば寸法線に発生する隙間)、文字のズレが起きないようにする為、寸法を整列したり回転させるSTRETCHコマンドを調整しました。
•SR47234, SR47384 – マルチ引出線: ペーパー空間に異尺度対応マルチ引出線を作成した場合、同じスタイルを使用している全てのマルチ引出線の尺度が更新されてしまう問題を修正しました。
•SR48195 – 異尺度対応マルチテキスト: Teighaライブラリにより、異尺度対応マルチテキストの挿入基点と幅がAutoCADと比べて異なっていた問題を修正しました。
•SR49393 – 印刷: 図面にACAD_PLOTSETTINGS 辞書が不足していた場合、読み込み時に自動作成されなかった問題を修正しました。ACAD_PLOTSTYLENAME も同様です。
•SR49669, SR50562 – リボン分割ボタン: 「最新で分割」と「最新で分割(スタティック文字)」の動作が逆になっていた問題を修正しました。
•SR49940 – メニュー項目: 無効な項目が有効なものとしてメニューに表示された問題を修正しました。
•SR50406 – マルチテキスト外部エディタ: 外部エディタを使用している場合、日本語ロケールのANSI_932(恐らく他も)が正しく動作しなかった問題を修正しました。
•SR50529 – グリップポイント: 画層がオフの場合、属性のグリップポイントが表示されなかった問題を修正しました。
•SR50640 – 表: 表の上部から、表の半分以上の列を削除する際に予期しないエラーが発生した問題を修正しました。
•SR50664 – 翻訳: SelectAlignedFacesコマンドの文字列「面を選択:」が翻訳対象ではなかった問題を修正しました。

アプリケーション開発

•SR50402 – TX/BRX: OdDbPolyline::getPointAtParam() が負のパラメータに対して認証を行わなかった問題を修正しました。
•SR50467 – TX/BRX: OdDbFace::subWorldDraw() は rawGeometry() ではなく geometry() を呼び出すよう修正しました。
•SR50477 – カスタム ポリライン: ポリラインのオプション「頂点の編集」は、カスタムポリラインをサポートしていなかった問題を修正しました。

Version 15.1.17    19/12/2014

改良

・図面エクスプローラ: 新しく作成された文字スタイルには、直前に選択されていた文字スタイルのプロパティーが引き継がれるようになりました。
・ダイナミックUCS: X軸方向の選択を改善しました。

修正

ベンド表: ベンド表からグローバルダイ幅を指定することができなかった問題を修正しました。
展開: 210、220、230 DXFコードは、2Dジオメトリにて無効になりました。従って展開された板金ジオメトリのDFX出力は簡素化されます。
SR42957 – フィールド: シートセットをパブリッシュする際にシートのプロパティは、それらが持っている関連した値ではなく、パブリッシュが行われる際にアクティブな図面の値を使用していた問題を修正しました。注:この問題は「バックグラウンド パブリッシュ」では解消されていません。
SR45111, SR49950 – ツールパレット: 最初の起動時にツールパレットが空になる問題を修正しました。
SR47432 – ハッチング: 別れたハッチング (HPSEPARATE = ON で作成) の連結に失敗する問題を修正しました。
SR48941 – 監査: 外部参照により名前が複製されたシンボルテーブルが修正/監査される場合、その旨を報告するようになりました。
SR49572 – 印刷: 使用できないPC3ファイルが使用された場合、今までは「予期しないエラー」メッセージが出ましたが、現在は「不明なプリンター」エラーが出るようになりました。
SR49619 – カスタマイズ ダイアログ: 新規で追加されたツールバーの順序を変更するため、ドラッグ&ドロップを使用すると意図せず複製されてしまう問題を修正しました。
SR49697 – PDF出力: 例えば座標値(32bit符号付き整数の範囲”-2^31..2^31-1″を超えた)を含む値を持ったファイルをエクスポートし、Acrobat Readerで開くとエラーメッセージが表示される問題を修正しました。
SR49817 – 線種: 外部参照に従属する線種は、ホスト図面にロードされない問題を修正しました。Teigha4.0から再発。
SR49893, SR50135 – ワークスペース: WSAUTOSAVEがONの場合、カスタマイズダイアログが開く際にツールバーの位置が記憶(CUIファイルに保存)されるようになりました。また、終了時に何か変更があった場合も、CUIに保存されます。
SR49946 – 表: セルオーバーライドを削除した場合、文字高さと位置合わせの削除に失敗し、高さや配置を変更する事ができなかった問題を修正しました。また、特定の状況下でセルの文字位置を設定する事ができなかった問題を修正しました。
SR50287 – パフォーマンス: ヒントウィジェットが起動している間の過剰なCPU使用率が修正されました。
SR50316 – ダイナミックブロック: 分離したダイナミックブロックを選択するとクラッシュする問題を修正しました。
SR50331 – レンダリング: ダウンロードされたRedwayの材料は読み取り専用ですが、エクスプローラーにて表現の編集が可能である問題を修正しました。現在では変更が無効になりました。
SR50333 – レンダリング: レンダリングダイアログから「窓へ」レンダリングを行った場合、もし有効なファイル名が「ファイルへレンダリング」オプションに記入されていると、そのファイルにも記載されてしまう問題を修正しました。
SR50335 – レンダリング: 特定のRedwatの材料、例えばアルミニウム等は、図面エクスプローラーでのプレビューでV15.1.14以降で遅くなっていた問題を修正しました。
SR50369 – SMFLANGEEDGE: 非常に短いフランジを作成すると、クラッシュする問題を修正しました。

アプリケーション開発

LISP: 一部の(acet-xxx)エクスプレスツール API関数のため性能が改善されました。
SR40910, SR49571 – コンテキストメニュー: OdEdCommandContextを使用してコンテキストメニューを変更する際にクラッシュや無限ループが発生する可能性があった問題を修正しました。
SR49269 – COM: Move()メソッドが、クリップされたペーパー空間ビューポートでは無視されなかった問題を修正しました。
SR49738 – BRX: DockingWindowのオーバーライドされたOnClosing()メソッドが呼び出されなかった問題を修正しました。
SR49763 – Lisp/SDS/BRX: SSGET(“X”)またはSSGET(“A”)によって作成された選択セットに含まれるエンティティのシーケンスは、SDS/BRXを使用して作成されたセットと比較したLispを使用して作成された時に反対(逆転)になった問題を修正しました。現在は、エンティティシーケンスは使用されているAPIに関係なく均一です。アプリケーションは、この順序に依存しないようにする必要があります。
SR50089 – BRX: サンプルアプリケーションに以下の修正が行われました:
リリースビルドへのレベル3警告
クライアントリリースビルドのためのPDB世代は無くなりました
/MPフラグが1ビルド構成に欠落していた問題の修正
SR49581, SR49939 – イメージ: 抑制警告 “iCCP:cHRMチャンクは、特定の破損した画像ファイルをロードする際のsRGBに一致しなかった問題を修正しました。現在はQAFLAGSフラグ256がセットされた場合のみ警告が出ます。
SR50196 – CUI: 部分CUIのロードにて、デフォルトのフローティングツールバーの位置が全てのワークスペースに保存されなかった問題を修正しました。
SR50360 – Lisp, COM: (vla-HitTest)が実行時エラーを引き起こす問題を修正しました。
SR50389 – DCL: 定義に”edit_width” の指定が無かった場合、編集ボックスが非常に狭くなる問題を修正しました。(V15.1.14から再発)
SR50402 – VLAX – BRX : OdDbPolyline::getPointAtParam()に負のパラメータのガードを追加しました。

Version 15.1.16    05/12/2014

改良

・ダイナミック寸法
現在フォーカスを持っている寸法だけがボックス内に描かれるようにし、他のダイナミック寸法は邪魔になるため表示しないようにしました。
距離寸法と区別できるよう、角度寸法には度のシンボルを付加するようにしました。
表示だけで変更できないダイナミック寸法は、小さめの太字のフォントで表示するようにしました。
画面の端のほうに表示されるときの寸法位置を見やすい位置になるよう改善しました。
・ダイナミックUCS
ダイナミックUCSは、カーソルが’入力された’面のエッジに従った方向となり、ユーザーがダイナミックUCSの向きを操作し易くなりました。 ダイナミックUCSの原点は、このエッジの始点に設定され、X軸はエッジの始点の接線方向が選択されます。
SR49533: 円形の面のような単一のエッジループ平面のダイナミックUCSの方向選択が改善されました。
・ハイライト: PUSHPULLとBIMDRAGコマンド使用中の対象面のハイライトが改善されました。
・線の太さ: アンチエイリアス値が2以上のときの線の太さ表示が改善されました。
・レンダリング マテリアル ライブラリ:
Redwayの事前定義されたダウンロード可能な高解像度のマテリアルに加え、ユーザー定義のレンダリングマテリアルがサポートされました。 ユーザー定義マテリアルを図面からライブラリへコピーするには、レンダリングマテリアルブラウザの作図マテリアル一覧でそれを右クリックし、メニューから”ライブラリにマテリアルを追加”オプションを選択します。 マテリアルのプレビューが生成され、マテリアル定義がライブラリマテリアル一覧に追加されます。
ライブラリマテリアル一覧には、ドラッグ&ドロップもサポートされています。 まだダウンロードされていないRedwayのマテリアルがドラッグ操作されると、ダウンロードが開始され、メッセージが表示されます。ドラッグされたマテリアルがライブラリで使用可能になっていた場合は、カレント図面にその定義が追加され、マテリアルがドロップされた図形に割付けられます。
マテリアル一覧のサムネイルプレビューでのスクロール操作が改善されました。
列でソートされたとき、選択項目表示もスクロールされます。
ライブラリからのマテリアル定義削除が可能になりました。
・レンダリンエンジン: RedSDKレンダリンエンジンがV3.5にアップグレードされました。
・リボン: リボン幅のコントロールがユーザー定義できるようになりました。
・差: ソリッドの減算で生じたブランクソリッドは、AutoCADの場合は同様、減算操作の後に加算されていました。 これは不便なので、減算操作の後でもブランクソリッドを加算しないようにしました。
・SR42522, SR44438, SR44693, SR46504 – 画層エクスプローラ: 新規作成画層のプロパティが現在選択の画層のものを引き継ぐようになりました。
・SR45067, SR48480 – スナップ: 1個、または、2個の円に接する構築線や放射線を作成し易くなるよう、構築線や放射線の接線スナップが改善されました。
・SR49697 – PDF書き出し: ソリッドタイプのハッチング図形の書き出し/パブリッシュのパフォーマンスが大幅に改善されました。

修正

V15.1.14で掲載した以下の2項の修正が漏れていました:
SR49264 – BIM: 窓が見つからない場合やXY面に平面が無い場合は開口部を作成しないようにしました。
SR49793 – スナップ: TABキーでの図形スナップのサイクル動作に不具合がありました。 V15で再発していました。
押出し: 結合された個別の外形に対してコマンドを実行しても動作しなかった問題を修正しました。
フィールド: 保存、開く、e-トランスミットを実行した場合に、すべてのフィールドが更新されない問題を修正しました。
SR36203 – フィールド: 印刷/プレビューのためにフィールドは更新されますが、その後内容が引き戻される問題を修正しました。
SR40688, SR43480 – 属性: ロックされている属性のグリップポイントが表示されてしまう問題を修正しました。
SR42678 – 属性: 親挿入の画層がOFFの場合、属性のグリップポイントが表示されなかった問題を修正しました。
SR44000, SR49764 – イメージキャッシュ: ディスク上の画像ファイルの名前を変更すると、古いコンテンツが表示されたままでした。 ファイル更新日のほかにファイルサイズも確認するように修正しました。
SR47294 – 部品表: 表の書式設定が、文書を再度開くと消えてしまう問題を修正しました。
SR48032, SR49306, SR49366, SR49600, SR49685 – スナップ: タイミング次第で、スナップトラッキング中にクラッシュする問題を修正しました。
SR48919, SR49210, SR49485 – 保存/名前を付けて保存: Windows 8.1および Windows 2008 Serverにて、十分なフォルダのアクセス権を持っていても、特定のフォルダ内のファイルを作成できない問題を修正しました。
SR49107 – DELETETOOL: DELETETOOLの設定が、設定ダイアログに存在しなかった問題を修正しました。
SR49264 – BIM: 窓が見つからない場合やXY面に平面が無い場合は開口部を作成しないようにしました。
SR49309 – 注釈尺度: 図面から注釈尺度を検索する際にクラッシュしてしまう問題を修正しました。
SR49367 – 異尺度対応引出線: 図面を保存した後、異尺度対応引出線が消えてしまう問題を修正しました。
SR49517 – BIMドラッグ: 直交モードがONの場合、動作が誤っていた問題を修正しました。
SR49617 – パラメトリック図形: BMFORMコマンドによって作成された新しいコンポーネントのパラメータが、メカニカルブラウザにて誤って表示されていた問題を修正しました。
SR49678 – ワークスペース:
名前を付けて保存する際に空の名前をつけた場合、現在の名前が使用されるようになりました。
ツールバーとコントロールバーの位置は、WSAUTOSAVEがオフになっている場合でも保存されるようになりました。
削除オプション: 現在のワークスペースが削除された場合、WSCURRENTはデフォルトのワークスペースを設定するようになりました。
削除オプション: 現在のワークスペースが削除された場合、WSCURRENTはデフォルトのワークスペースを設定するようになりました。
SR49681 – パブリッシュ: マルチシートのPDFファイルにパブリッシュする際、レイアウトが一部消えたり重複したりする可能性があった問題を修正しました。
SR49686 – 座標寸法: ペーパー空間に縦座標を作成し、モデル空間の図形にスナップを行うと、ビューのUCSが考慮されなかった問題を修正しました。
SR49720 – ダイナミックUCS: 3Dソリッド上の平面に対するダイナミックUCSの選択が、3Dソリッドが含まれるブロック挿入のブロック変換を考慮しなかった問題を修正しました。
SR49754 – プロパティバー: 多くの図形を選択すると、動作が遅くなる問題を修正しました。
SR49765 – マルチ引出線: ダブルクリックにより、マルチ引出線が制御できなかった問題を修正しました。
SR49793 – スナップ: TABキーでの図形スナップのサイクル動作に不具合がありました。 V15で再発していました。

アプリケーション開発

SR17585 – 押出し: カーブを押し出す際、ECSが(0,0,-1)に設定されており、WCSが(0,0,1)に設定されていた場合、-Z軸に押し出されてしまいました。つまりWCSが優先順位を獲得していない問題を修正しました。
SR26675, SR40749 – LISP/SDS/BRX : ssget(“:E”, point) が選択範囲のすべての図形ではなく、1つの図形しか選択しなかった問題を修正しました。 ssget(“:E”) による対話型の選択の際、ユーザーはピックポイントを指定するようになりました。
SR46862 – NOMUTT: NOMUTT=1を設定しても、コマンドプロンプトの出力を抑制しなかった問題を修正しました。
SR47059 – MENUS: CUILOADコマンドは、非表示として部分的なメニューをロードすることができなかった問題を修正しました。
SR47990 – DCL: DCLのラジオボタンのTABとカーソルキーのナビゲーションに適用するよう修正しました。
SR48695, SR49642 – MENUS: メニューファイル(mnuまたはcui)が起動時にlispのを経由して(on_doc_load.lspにより)ロードされたときに、冗長な呼び出しが間違ったメニューバーの結果をロードする問題を修正しました。
SR49711 – DCL: “edit_width”で設定した値により、文字数を考慮してエディットボックスの幅が調整されるようになりました。
SR49712 – DCL: DCLダイアログ上でフォーカスの矩形が消えることがあった問題を修正しました。

Version 15.1.11     18/11/2014

新規

マルチテキスト編集: 段落のライン間隔ボタンとダイアログが追加されました。
PdfImageAntiAlias: PDF書き出し時にイメージにアンチエイリアシング(滑らかさ)を適用するかどうかをコントロールする新規設定です。
スナップ: 3Dソリッドのエッジに対する延長スナップがサポートされました。
3D拘束: メカニカルブラウザの’裏面’コンテキストメニューオプションで拘束図形の相対配置ができるようになりました。
アセンブリ設計:
パラメトリック部品:
コンポーネントファイルで定義されたパラメータは、元のコンポーネント定義へのリンクを維持し、より高いレベルのアセンブリに変更することができます。 挿入メカニカル部品のブロック参照を選択したとき、パラメータは、メカニカルブラウザのプロパティ、または、プロパティパネルで変更することができます。
SR45715 – BMBOM: 必要に応じて、新しい列データをアセンブリ部品表に追加することができるようになりました。
SR40213, SR40873, SR40874, SR45716 – 密度: メカニカルブラウザで、部品のマテリアル密度プロパティを追加できるようになりました。
BMMASSPROP: 割当てられた密度値を勘案して、部品全体やボディー/サブコンポーネントの選択セットの体積、質量、重心、慣性モーメント等のマスプロパティーを計算するコマンドです。
BIM設計:
コンセプト:
壁、スラブ、柱、…のような専用のBIMプリミティブのセットを作成するだけではなく、それ自身の制限された動作やプロパティを持ち、最大限の柔軟性を提供できることを目的にしています。 それが既存のBricscadのモデリングツールを使用して作成・編集されたものであれ、新しい強力なBIMコマンドやサードパーティーのソフトウェアやツールからインポートされたものであれ、どんな3DソリッドでもBIMモデルで使用することができます。
いずれの段階でも3Dソリッド、または、他の図形を壁、スラブ、柱、等の建物の要素へ分類することができ、分類は自動でも手動でも実行可能です。
自動分類ツールは、数秒で建築物全体を解析、分類します。
IFCの読み込み/書き出しは、他の分野やアプリケーションとの最適な連携を保証します。
モデリング コマンド:
BIMDRAG: 壁やスラブの3Dソリッドの編集ツールです。 3Dソリッド形状は、その場で分析されます。 この分析と選択された面に基づき、BIMDRAGでCTRLキーを押すことにより、その場で切り替えて以下の操作を容易に実行できます:
壁やスラブの一つの面を一定の距離だけ、または、モデル内のポイントまで引き延ばす。
至近のソリッドまで自動接合する。
接合先としては、どんなソリッドでも可。
モデル内の他の壁やスラブに対する距離を指定し、接合された壁やスラブの面に沿ってドラッグして、全体の壁やスラブを移動。
壁やスラブの厚さを変更。
BIMCONNECT: 2個のソリッドの選択セットで、2個のソリッド間のL接合を作成しようとします。 Enterキーを押して推奨された接合を受け入れるか、Ctrlキーをタップして代わりの接合タイプに切り替えてください。 このコマンドは、壁や屋根スラブ、または、接合されている3Dソリッドを対象に動作します。
BIMINSERT: 窓やドアを挿入(下の窓とドアを参照)。
BIMWINDOWUPDATE: ソリッドの窓やドアの定義が変更されたとき、自動的には更新されなかった開口部を更新します。
窓とドア: 窓やドアは、コマンド BIMINSERTによって壁やスラブに挿入することができるネイティブ.dwgファイルです。
ダイナミックUCSを使用すると、窓は、自動的に3Dソリッドの面に合わせて挿入されます。
“BIM_SUBTRACT”画層の窓の3Dソリッドは、自動的に壁の開口部を作成し、壁内の配置を維持し、窓と関連付けされた開口部を維持するたけに使用されます。
必要に応じて、窓の作図には2Dシンボルを含むことができます。 これらの2Dシンボルが、窓の実際の3Dソリッドの断面を置換するか、3Dソリッドの断面に追加されるかは、その画層で決定されます: ‘BRX_2D_’で始まる画層名のシンボルは、実際の断面から派生する形状を置換するために使用され、’BRX_2D+_’で始まる画層名のシンボルは、断面に追加されます。切断面に平行な面内の2D図形のみが対象です。
BIM分類: いつでもどんなDWG図形でも建築要素として分類され、名前と内部GUIDを取得することができます(グローバルで一意な識別子)。
特別な建築要素 :
壁: どんな3Dソリッドにも適用可
スラブ: どんな3Dソリッドにも適用可
柱: どんな3Dソリッドにも適用可
梁: どんな3Dソリッドにも適用可
窓: どんなブロック参照にも適用可
ドア: どんなブロック参照にも適用可
BIMCLASSIFY: このコマンドで上記要素のいずれかに図形を分類できます。 各種類は、適用図形がハイライトしているとき、クワッドメニュー内で個別に利用可能です。
自動: BIMCLASSIFYは、図形セットを自動的に分類するオプションを持っています。 現在、自動分類可能な要素は、壁、スラブ、窓、ドアです。
Unclassify: 分類された要素は、分類解除でき、該当図形から全てのBIMデータを削除できます。
IFC: BIMEXPORTは、モデルの全ての形状とBIM関連データを.ifcに書き出します。 分類されなかった図形、または、建築要素として分類された図形は、建築要素プロキシとして書き出されます。 その他は、対応するIFC要素に書き出されます。
カスタム図形: 面積、分割、オフセット、トリム、延長コマンドがカスタム図形もサポートするよう拡張されました。
複写: 複写コマンドに、繰り返し(REPEAT)オプションが追加され、配列複写のような操作が可能になりました。
DELETETOOL: SUBTRACTコマンドで、’tool’図形(差し引かれる図形)が削除されるか、残されるかをコントロールするシステム変数です。 デフォルトでは、’tool’図形は削除されます。
ダイレクトモデリング:
DMEXTRUDEMODE: DMEXTRUDE と DMREVOLVE コマンドが、’自動’オプションが使用されているとき、新しいソリッドを作成するか、ブーリアン結合させるかを決定するシステム変数です。 既存のソリッドにマテリアルを消去、または、追加します。このオプションはデフォルトです。
DMEXTRUDEコマンドは、ダイナミック入力や新しい’テーパー角度’コマンドオプションを使用して、テーパー角度を持った押し出しを作成できるようになりました。
DMEXTRUDE、DMREVOLVE、SMFLANGEBASEコマンドが新しいSELECTIONMODES設定の境界フラグがONのとき、境界図形にも適用されるようになりました。
ドキュメント タブ:
ShowDocTabs設定で、開いたドキュメント名をタブ表示するかどうかをコントロールします。
DocTabPosition設定で、タブを画面の上下左右のどの位置に表示するかをコントロールします。
以前は、この機能はLinux、Mac版でのみ利用可能でしたが、今回、Daniel Marcotte氏のDocTabsユーティリティーをベースにWindows版に実装されました。
DUCS LOCK: Shiftキーをタップすることで、ダイナミックUCSがロック/ロック解除されるようになりました。
DYNAMICS: 長方形、マルチテキスト、直方体、円柱、球、くさび、円錐コマンドにダイナミック寸法が適用されるようになりました。
SR37186, SR37924, SR39544, SR44502, SR44836, SR44972
ダイナミックブロックが以下のグリップタイプでのインプレース編集可能になりました:

XY
直線状
円形状
回転
反転
可視性
HIDEOBJECTS、ISOLATEOBJECTS、UNISOLATEOBJECTS コマンド
HIDEOBJECTS: 選択図形を隠します。
ISOLATEOBJECTS/ISOLATE: 選択図形以外の全図形を隠します。
UNISOLATEOBJECTS/UNISOLATE/UNHIDE: 隠された図形を表示します。
これらのコマンドは、システム変数 OBJECTISOLATIONMODE でコントロールされます:
0: カレントの図面セッションだけで対象図形を隠します。
1: 複数の図面セッションで対象図形を隠します。
SR40681, SR45317 – 式: 表のセルに式を直接入力可能になりました。
SR44088, SR45203 – ハッチンググリップ編集: 関連付けの無いハッチングのグリップ編集が実装されました。
地平線: パースビューで、特別の背景が設定されていないときは、地平線の背景が表示されるようになりました。 地平線の背景は、以下の新しい設定でコントロールされます:
HorizonBkg_Enable: 地平線の背景を利用可にするか、不可にするか。 デフォルト = 利用可。
HorizonBkg_GroundHorizon: 地平線に近い地面の色。
HorizonBkg_GroundOrigin: 原点に近い地面の色。
HorizonBkg_SkyHorizon: 地平線に近い空の色。
HorizonBkg_SkyLow: 空の低い部分の色。
HorizonBkg_SkyHigh: 空の高い部分の色。
SR22262, SR27499, SR27511, SR33172, SR35812, SR36759, SR36865
LAYERP (前の画層) コマンド: 画層設定へ実行された最新の変更を無かったことにして元に戻します。
LAYERPMODE: 画層設定への変更の軌跡のON/OFFを切り替えるシステム変数(LAYERPコマンドの使用のため)。
SR40593, SR42743, SR44835, SR46597, SR46740
LAYLOCKFADECTL: ロック画層のフェード表示をコントロールするシステム変数。 レンダリング表示モードでは、未実装。
LIBRARIES:
REDSDKレンダリングエンジンは、V3.2 から V3.4.0.9 へアップグレードされました。
TEIGHAライブラリは、V3.9 から V4.0 へアップグレードされました。 Teigha V4.0は、数百の不具合修正やdwgファイル処理の改善項目が含まれています。
WxWidgetsライブラリは、V2.9 から V3.0.1へアップグレードされました。
ライセンス管理: ネットワークライセンスに IPv6対応をサポートしました。
LOOKFROM コントロール:
新しい LookFrom コントロールでは、画面の一つのコーナーへドッキング可能で、素早く直観的に目的のビュー方向を設定できます。
右クリックメニューで詳細な構成を選択可能です。
このコントロールは、以前のLookFromツールバーの代替です。
マルチテキスト ルーラー: ユーザーフレンドリーな方法でインデントやタブの位置を決められるようになりました。
SR30614, SR30794, SR35898, SR45325, SR47192
NOTIFICATION:
アタッチされたファイルが無いか、変更されたとき、警告を表示するかしないかをコントロールする新しい設定が追加されました。
XNOTIFYTIME: 変更されたファイルのチェック間隔を設定します。 値を 0 に設定するとチェックは行われません。
XREFNOTIFY: 外部参照ファイルが無いか、変更されたことを警告するかどうかをコントロールします。
IMAGENOTIFY: イメージファイルが無いか、変更されたことを警告するかどうかをコントロールします。
PDFNOTIFY: PDFファイルが無いか、変更されたことを警告するかどうかをコントロールします。
POLYSOLID コマンドで壁形状のソリッドを作成できるようになりました。
分割オプション: セットすると、ベースのポリライン各々で別のソリッドを生成します。
ダイナミック オプション: セットすると、ベースのポリラインを入力後、高さ(PSOLHEIGHTシステム変数に保存)と幅(PSOLWIDTHシステム変数に保存)をセットできるダイナミック寸法が表示されます。
ダイナミック位置合わせ: コマンドの最終場面でCtrlキーをタップすると、左、中央、右の位置合わせを切り替えます。
PREVIEWTOPDOWN: この設定は冗長になったので廃止されました。
レンダリング
ANTIALIASRENDER と ANTIALIASSCREEN システム変数は、レンダリング生成時やレンダリングモード表示での画面のアンチエイリアシング(エッジのスムーズさ)をコントロールします。 デフォルト値は 1で、MAX値は 5 です。 注: 高いアンチエイリアス値は、計算コストも高く(レスポンスが遅く)なります。
レンダリング マテリアル ライブラリ
MATBROWSEROPENコマンドは新しいレンダリングマテリアルブラウザを開き、図面にドッキング表示されます。 これは、高解像度でレンダリング可能なマテリアルを表示します。 MATBROWSERCLOSEコマンドはダイアログを閉じます。
BricsCADインストーラは、利用可能なマテリアルのプレビューだけを含んでおり、ダウンロードボタンをクリックすると、選択したマテリアルを実際にPC上にダウンロード・インストールします。 このアプローチは、高解像度で定義された600以上のRedwayレンダリングマテリアルを含む、モノリシックの6GBインストーラをダウンロードすることを避けるためで、通常は、より小さいサブセット版が必要とされています。
Redwayの高解像度のマテリアル定義は、レンダリングコマンドだけで使用されます。 リアルタイム表示では、同じマテリアルの低解像度のDWG互換の定義が使用されます。
カレント図面に含まれるマテリアル定義の一覧はブラウザの上部に表示されます。 レンダリングのマテリアルを割り当てるには、このリストから該当のマテリアルを対象図形に単にドラッグ・ドロップすることで実行できます。
マテリアル定義がローカルライブラリに正常にダウンロードされると、該当のマテリアル横のダウンロードボタンが表示されなくなることで状況が示されます。
右クリックメニューの’図面へマテリアルを追加’オプションを使用して、ライブラリから選択マテリアルをカレント図面へ追加し、図形への割り当てを可能とします。
検索欄へ’キー入力’で一覧を高速フィルタリング可能です。
一覧をソートするには(例えば’ダウンロード済’状態で)、対応する列の先頭行(ヘッダー)をクリックします。
参考: ライブラリ機能は、レンダリングマテリアルをユーザー定義できるよう拡張予定です。
リボン: メニューとツールバーに加え、BricsCADはリボンユーザーI/Fもサポートするようになりました。 2D作図、3Dモデリング、メカニカル、BIMの各ワークスペースで個別に設定、利用可能です。
選択: 4個の新コマンドが3Dソリッドやその面の選択時の”ソリッド/面選択”クワッドグループで利用可能になりました:
SELECTALIGNEDFACES: 入力面と同一平面上の全ての面を選択します。
SELECTALIGNEDSOLIDS: 入力面と同一平面上の面を持つ全てのソリッドを選択します。
SELECTCONNECTEDFACES: 入力面と重複する全ての面を選択します。
SELECTCONNECTEDSOLIDS: 入力面と重複する面を持つ全てのソリッドを選択します。
SELECTIONMODESシステム変数: エッジ、面、境界の選択モードをコントロールします。
Edge: 有効時は、Ctrlキーを押さなくても3Dソリッドのエッジを直接選択できます。
Face: 有効時は、Ctrlキーを押さなくても3Dソリッドの面を直接選択できます。
Boundary: 有効時は、閉じた境界をマウスで指示すれば、ハイライトし選択可能になります。 直線や曲線の形状、3Dソリッドの平面が対象です。
SELECTIONMODESツールバー: エッジ、面、境界の選択モード状態を表示し、それを切り替えることも可能です。
クロス窓選択でのエッジや面の選択: クロス窓選択の開始後、TABキーを押すと、通常の選択とエッジ、面の選択を切り替えることができます。 エッジ、面のクロス窓選択が有効なときは、カーソルの位置に該当のアイコンが表示されます。
板金設計:
3Dソリッドを展開可能な板金パーツに変換する新規コマンドが追加されました:
SMBENDCREATE: ハードエッジ(フランジ面間の鋭角なエッジ)をベンドに変換します。
SMCONVERT: 3Dソリッド内のフランジとベンドを自動的に認識します。
SMDELETE: 2つのフランジ間のハードエッジを元に戻すことで接合を削除して、ベンドの位置にハードエッジを作成し、隣接する全てのベンドを有するフランジを削除します。 隣接するフランジは、フランジが削除された接合部まで延長されます。
SMDISSOLVE: 板金フィーチャーを解除します。
SMFLANGESPLIT: 面上の線画に沿ってフランジを分割します。
SMJUNCTIONCREATE: ハードエッジをジャンクションに変換します。
SMRELIEFCREATE: 適正なコーナーとベンド リリーフを作成します。 コーナー リリーフは、3つ以上の隣接するフランジを持つコーナーに作成されます。 ベンド リリーフは、フランジの最初と最後のエッジに作成されます。
SMRETHICKEN: 板金部品の片方の側面に厚みを付けることにより、3Dソリッドモデル化します(全ての厚みの面は、フラッジ面に垂直になります)。
ベンド表: グローバルダイ幅パラメータは、添付ベンド表を持つ板金部品用メカニカルブラウザで設定できます。 このグローバル値は、ローカルのダイ幅パラメータが設定されていないすべてのベンドの補正を計算するために適用されます。
CORNER RELIEF: SMFLANGEEDGEコマンドは、自動的に、隣接するエッジフランジ用コーナー リリーフ フィーチャを作成します。 将来、部品の厚さと曲げ半径が変化したときも自動的にこの正方形のサイズのリリーフが採用されます。
SMEXPORT2D: 板金ボディーの展開表示を.dxf/.dwgファイル形式の2Dプロファイルとして書き出します。
SMEXPORTOSM: 板金ソリッドを.osm ファイル形式で書き出すコマンドです。
FEATURE DIAGNOSTICS: 無効な板金フィーチャがメカニカルブラウザ上で自動的に赤でマーキングされます。 無効なフィーチャをクリックすると、ステータスバーに診断メッセージを表示します。
ヒント: ‘ヒント’アシスタントウィジェットは、ユーザーにオプションを明示します。アシスタントウィジェットは、有意義な特徴が見過ごされないよう表示されます。例:ポリソリッドを作成するとき、ウィジェットは、Ctrlキーを使用して動的に位置合わせ(左 – 中 – 右)を切り替え可能なことを明示します。 このアシスタントは、ウィジェットの右上隅にある十字マークをクリックして解除することができます。ステータスバーに新しく追加された’ヒント’フィールドをクリックすると、それに応じて新しいTIPSシステム変数が設定され、アクティベート/アクティベート解除が実行されます。
透明度深さ: 新しく追加された表示スタイル設定 – デフォルト値は 4。 値を大きくすると、画面上で視認可能な重複する透明面の数が増加します。 イメージを生成するレンダリングコマンドを使用するときは、透明度深さは20を適用します。
VIEWBASE:
モデル空間の現在のビューに対応するビューを生成することが可能になりました。
‘プリセット’オプションで、あらかじめ設定されたメカニカルと建築のビューを生成可能です。
VIEWDETAIL: VIEWBASEやVIEWSECTIONコマンドで作成した図面ビューの詳細図ビューポートを作成するコマンドです。
ワークスペース:
メニュー、ツールバー、リボンの設定がワークスペースへ保存されるようになりました。
新しい’スタート’ダイアログで、BricsCAD起動時の初期ワークスペースを選択できます。
新しいワークスペースツールバーとコンボコントロールが追加されました。
ワークスペース切替時、ワークスペースのOn Switchセクションをカスタマイズすることで、追加のアクションを設定可能です。
WSAUTOSAVEシステム変数: オンにすると、別のワークスペースへの切り替えの際に、現在のワークスペースのツールバーの位置がCUIファイルに保存されます。 BricsCADでは、WSAUTOSAVEはONがデフォルトで、現在のツールバーの位置が保存され、切り替えた後に復元されます。
XDWGFADECTL: 外部参照図面をフェード表示するかどうかをコントロールするシステム変数です。 レンダリング表示モードでは未サポート。
SR35458, SR39495, SR39955, SR46613
ZOOMWHEELシステム変数とコマンドは、マウス中ホイールのスクロール方向を切り替えます。

改良

DMPUSHPULL: 多くの平行な面を含む3Dソリッドの引き伸ばし時のパフォーマンスが改善されました。
ダイナミック寸法
ダイナミック寸法値ボックスの重複を回避するアルゴリズムを改善しました。
角度寸法が画面上、その角度の近辺の位置(離れた位置ではなく)に留まるようになりました。
ワークスペース: ワークスペース切替時やアプリケーション終了時、WSAUTOSAVEがONのときは、コントロールバーの状態/位置がCUIファイルのカレント ワークスペース セクションに保存されるようになりました。 また、ワークスペース切替時には、アクティブなワークスペースのコントロールバー(パレット)設定がCUIからロードされるようになりました。 これにより、ワークスペース切替時、リボンや他のコントロールが正しく保存/呼出しできることになりました。 ワークスペース切替時のコントロールバーのちらつきも軽減されました。
SR46110 – プレビュー: レンダリング ビューポートが含まれていると、印刷プレビューが非常に遅くなっていました。 カレントの画面解像度に対するプレビューイメージの解像度を制限することにより、プレビュー計算時間は分単位から秒単位へ少なくなりました。
SR48809 – 表示: 新しい GsDeviceType3D 設定は、隠線、フラット、グーローのシェードモードの古い動作を保存するのに使用できます。すなわち、これらのシェードモードでRedOpenGLではなく、OpenGLデバイスを使用させることができるということです。
SR49410 – BIMの分類: オプション文字列を改良しました。
BMFORM: BMFORMコマンドで作成された新規図面は、元図面から表示スタイルとビュー設定を引き継ぐようになりました。
開始: 設定が変更されるのではなく、ワークスペース毎に専用のテンプレートファイルが使用されるようになりました。
プロパティ: 複数のパラメトリック部品が選択されているときのプロパティパネルの更新表示のパフォーマンスが改善されました。
SMFLANGESPLIT: フランジが直交でないと接しているときでも正しい結果を得られるようになりました。
ワークスペース切替: ワークスペース切替時にコントロールバーがちらつかないようにしました。
SR48944 – レンダリング: アンチエイリアスレンダリング設定が、マテリアルエクスプローラダイアログのマテリアルプレビュー表示に影響を与えないようにしました。
2D拘束: 2D拘束の拘束アイコン表示のリソース使用量を削減しました。
3D拘束:
DMMOVE、DMROTATE、DMPUSHPULLのダイレクトモデリングコマンドで、PARTIAL TRANSFORMATIONSがサポートされました: もし、いくつかの3D拘束が壊れて最終的な位置へ到達できないとき、有効な全ての3D拘束を満足させることができる位置へ移動させます。
TRANSFORMATIONS: 移動、回転などのコマンドにより移動する図形は、出来るだけ拘束が維持される新しい位置になるよう自動再計算されます。
3D拘束の再計算のパフォーマンスが改善され、特に多数の中の少しの図形だけが対象の場合に効果大です。
DMDISTANCE3D: 二つの円の中心点間の距離です。 TABで円の測定法(軸間か中心点間か)を切替可能です。
DMRADIUS3D: TABでトーラスの測定法(長軸半径か短軸半径か)を切替可能です。
オートコンプリーション:
コマンドラインが表示されていない場合でもステータスバーにコマンドが表示されて機能が働くようになりました。
設定変数のオートコンプリーションをサポートするフラグが追加されました。
BMFORM: トップダウンアセンブリでメカニカルコンポーネントを簡易に作成するコマンドです。 このコマンドは、複数ソリッドを選択したとき、クワッドメニューに表示されます。
コピー/貼り付け テキスト: クリップボードのテキストがマルチテキスト図形として、図面に貼り付け可能になりました。 形式指定されたテキスト(RTF)も形式指定されていないテキストもサポートされています。
ダイレクトモデリング:
DMCOPY: このコマンドは廃止され、代わりに、通常の複写コマンドが使用できるようになりました。
DMEXTRUDE, DMREVOLVE: コマンドオプションが拡張されました
‘自動(Auto)’オプションは、押出/回転方向に依存して、既存のソリッドにマテリアルを消去、または、追加します。このオプションはデフォルトです。
‘自動作成’オプションは、押出方向に依存して、既存のソリッドから消去したり、新しいソリッドを作成します。
DMEXTRUDEコマンドは、ダイナミック入力や新しい’テーパー角度’コマンドオプションを使用して、テーパー角度を持った押し出しを作成できるようになりました。
DMPUSHPULL:
参照面: カレントビューで、引っ張られている面と平行な全ての面は、プッシュ/プルの距離をコントロールするダイナミック寸法で使用されている参照面セットに追加されます。 TABキーで参照面を切替可能です。
このコマンドは、閉じた平面の輪郭には使用できなくなっており、代わりにDMEXTRUDEコマンドとそのオプションを使用します。
ORTHOMODE: ダイレクトモデリングコマンドは、3D形状を誤操作でおかしな形状にしないため、ORTHOMODEシステム変数を無視するようにしました。
DMSELECTEDGES: パフォーマンスを改善しました。
図面エクスプローラ:
格子表示(例えば、画層エクスプローラの詳細表示)の列は、ON/OFFを切り替えると、ドラッグ&ドロップで位置を変更できるようになりました。
光源: 密度係数の列が追加され、光源グループの密度係数を素早く変更できるようになりました。
ビュー: 背景のコンボボックスから編集オプションが削除されましたが、全てのオプションは直接選択できるようになりました。
SR44997 – ビュー: 固定とグラデーションオプションのデフォルトは、ハードコードではなく、HomeGradientColorの設定から取得されるようになりました。
ダイナミック寸法:
サイズを変更したときの寸法ブロック形状として、矢印の代わりに黒丸を使用するようにしました。
ダイナミック寸法が重複しないようアルゴリズムが改善されました。
フィールド表記: Excel表から読込された基本的な計算式(例えば、値の合計を計算する’SUM(1,5)’)、または、スカラー値を含むセルがサポートされました。
ビュー生成: BMGEN* コマンドエイリアスが削除され、図面ビューは、VIEWBASE、VIEWSECTIONや他の関連コマンドで生成されるようになりました。
グリップ編集:
長方形の辺のような直線状のポリラインのエッジにもグリップが追加され、グリップの編集で辺を移動可能になりました。
SR42247 – PDFアンダーレイのグリップ編集が実装されました。
ビューセクションシンボルに中央のグリップが追加されました。
PDF書き出し:
レンダリングされたビューポートの解像度とイメージ品質が大幅に改善されました。
書き出されたPDFファイルのサイズが大幅に削減されました。
SHXテキストは、接続部や端部が丸く表示されるようになり、’N’で生じていたような’スパイク’表示を避けられるようになりました。
ポリラインの円弧は、セグメント化された曲線の代わりに、滑らかなベジェ曲線として書き出しされるようになりました。
PdfImageDpi: 書き出しイメージのリサイズ時に適用される最低解像度をコントロールする新しい設定です。
PdfRenderDpi: 書き出しイメージの解像度をコントロールする新しい設定です。
パース(遠近)ズーム:
パースビューで、図形範囲機能が実装されました。
パースビューで、なめらかにスクロールズームができるよう、ズーム係数がダイナミックに修正されるようになりました。
至近の拡大ズームが可能になるようクリップ面の計算が改良されました。
パース: パースツールバーのボタンが切替ボタンとして働き、また、現在のモードを表示するようになりました。
印刷: プリンタが無いときのハンドリングが再実装されました。 デフォルトのプリンタが使用されることはなくなりました。 新しく導入された’無し’プリンタデバイスは、他の実物のプリンタと同様、図面に保存可能な自身の用紙サイズ設定を持ちます。 レイアウトを開いたとき、保存されていたプリンタが見つからないときは、用紙サイズを維持したまま’無し’のプリンタに切り替えられます。 見つからないプリンタと前の用紙サイズは印刷ダイログに明示されます。 前の用紙サイズは図面に保存可能ですが、見つからないプリンタは保存できません。
前の用紙サイズ: 他者によって作成された図面は、ほとんどの場合、あなたのオフィスで利用できないプリンタに設定されています。 そのような場合、BricsCAはプリンタデバイスを’無し’にリセットし、デフォルトプリンタを使用するようにします。 用紙サイズもこのデフォルトプリンタのデフォルト用紙サイズが使用されるようリセットされます。 これまでのように前の用紙サイズが表示されるのではなく、ユーザーは意図した用紙サイズについて通知され、利用可能なプリンタの類似サイズを設定できるようになりました。
プロパティーバー: 図形が選択されていないとき、高さプロパティが追加されました。
クロス窓でのエッジ、面の選択:
通常の図形選択とエッジ、面の選択の切り替えは、TABキーではなく、Ctrlキーが使用されるようになりました。
選択モードの初期状態は、SELECTIONMODESフラグでコントロールされます。 このフラグは、選択モードツールバーで設定されます。 2D作図ワークスペースでは、デフォルトでは、このツールバーは表示されません。
エッジや面の選択モードウィンドウがアクティブのときは、新しいホットキーアシスタントウィジェットが表示され、Ctrlキーで他の選択モードに切り替えられる説明も表示されます。
板金設計:
SMFLANGEEDGE: コーナー リリーフが、以前にサポートされていなかった全ての特殊なケースも含め、正しく作成されるようになりました。 ダイナミック寸法は、他の板金コマンドが実装されている方法に準拠して、内側角度(曲げ)を表示するようになりました。
SMUNFOLD: 展開のアルゴリズムは、基本的に見直され改善されました。 展開中の表示として、交差するフィーチャーは赤色として元のモデル内で強調表示されます。 展開できない誤ったベンド面は強調表示されます。
スナップ:
拡張ツールバー:
一時的なトラッキングポイントの使用を可能にする、あまり知られてはいませんが非常に便利な TK入力オプションを開始するボタンが追加されました。
OSOPTIONフラグ1のステータスボタン: ‘ハッチングは無視’
OSOPTIONフラグ2のステータスボタン: ‘ダイナミックUCS使用時、負のZ値は無視’
OSNAPZのステータスボタン: ‘図形スナップ高さを無視’は、スナップポイントのZ座標値を現在のELEVATION変数値に置き換えます。
平行: 該当図形で平行スナップがまだ取得されていない場合は、(サブ)図形上の平行スナップマーカーだけが表示されます。 一旦、平行スナップが取得されたら、他のスナップマーカータイプの表示が優先されます。
優先: 最も可能性の高いスナップタイプを有利にするよう異なるスナップタイプ間の優先順位が再確認されます。
3Dソリッド: 3Dソリッドのエッジに対する平行スナップや交点スナップ実装されました。
DEPTH SORT: 画面上の同じ位置に表示されている点にスナップされていて、それらが異なる深さのときは、現在の高さ面に最も近く位置する点が採用されます。
OSOPTIONS: スナップ寸法補助線の端点を無視するためのフラグを追加しました(これは連携寸法における望ましくなく予期しない動作の潜在的な源)。
スナップマーカー: レンダリング表示モードのスナップマーカー作画で使用されるラインウィジェットが読取り易くなるよう増えました。
スナップ – TKオプション: TKセッションの結果ポイントは、TKセッション確定時に、たまたま近くにあったカーソルのトラッキングポイントではなく、最後に得られたトラッキングポイントとなりました。
スナッピングとトラッキング: Shiftキーを押してトラッキングラインをロックしたとき、スナップポイントはトラッキングラインに垂直に投影されるようになりました。</br>ロックされた交差点へのトラッキングラインとスナップが得られる可能性が追加されました。</br>また、他の図形とロックされたトラッキングラインの交差点へのスナップも可能になりました。</br>ダイナミック角度寸法フィールドへの入力された角度で方向をロックしても同様な動作となります。</br>以前は、角度をロックし、いくつかのポイントへスナップすると、開始点からこのスナップポイントへの距離が新しい図形の長さ定義として使用されることがありました。 また、他の図形やトラッキングラインとの交差点へのロックされた方向へのスナップはできませんでした。</br>現在は、他の図形やトラッキングラインとの交差点へのロックされた方向へのスナップも可能になり、ポイントへのスナップ時、ロックされた方向での垂直の投影が新しい図形の長さとして定義されるようになりました。
ソリッド編集: Shellサブコマンドが3Dソリッドの面上のクワッドメニューから呼び出し可能になりました。
ツールバー フライアウトの引き離し: どんなフライアウトツールバーでも、単にそのツールのいずれかをクリックしてドラッグすることで、親のツールバーから(‘切り離し’)独立した浮動ツールバーにすることができるようになりました。
トラッキングライン:
トラッキングラインの最後のポイント追加では、LASTPOINT変数値ではなく、極スナップの元ポイントが使用されます。
ロックされたトラッキングラインからのポイントマーカーが消え、トラッキングラインも消えてしまわないようにしました。トラッキングラインをロック解除するには、Shiftキーを使用してください。
マウスホイールでの拡大/縮小ズームや画面移動後に、トラッキングポイントマーカーが消えないようにしました。
トラッキングラインがロックされているときは、平行スナップマーカーは、もはや表示されません。
トラッキングポイントマーカー:
区別できるようサイズが大きくなりました。
マウスホイールでの拡大/縮小ズームや画面移動後に、トラッキングポイントマーカーが消えないようにしました。
TTやTKセッション時に作成されたトラッキングポイントマーカーの表示が残っていましたが、ホバーが外れると消えるようにしました。
SR10322 SR12248 SR12501 SR14215 SR14416 SR14460 SR14687 SR15592 SR22481 SR23130 SR23492 SR24981 SR26109 SR29397 SR30702 SR31757 SR32212 SR34265 SR35017 SR38179 SR38335 SR41999 SR42994 SR43421 SR43543 SR46896 SR47417
構築線 – XRAY: 縮小ズームや画面移動時に、無限線が自動的に再作図されるようになりました。
SR40523 – プロンプトメニュー: 選択中にプロンプトメニューを隠すことができるプロンプトメニューフラグが追加されました。
SR42724 – シートセット管理: DSTファイルがアプリケーションにドロップされたとき、それがシートセットエクスプローラで開かれるようになりました。
SR44005 – TEXTUREMAPPATH: 複数パスがサポートされました。
SR45358 – SELECTSIMILARコマンド:
関連図形タイプの選択を改善しました。
画層名比較を改善しました(予期しない結果となりやすいワイルドカード比較の代わりに、より厳密な比較としました)
ダイナミックブロック選択を改善しました
SR45497 – メニュー: ファイルメニューのメニュー項目ニーモニックを改善しました(H を Chapoo、B を パブリッシュ)。
SR45598 – パージ: 空のテキストやマルチテキストをパージ可能としました。
SR45987 – マルチテキスト編集: マルチテキスト図形をダブルクリックして編集を開始したとき、カレット位置がダブルクリックした位置に設定されるようになりました。
SR46682 – CUI編集: ‘利用可能ツール’一覧内で、マルチ引出線スタイルツールを設定から図面エクスプローラのツールボックスへ移動しました。
SR47055 – MATCHPROP: テキストとマルチテキスト間のプロパティーコピーを改善しました – 文字スタイル、高さ、回転
SR47921 – FILEOPENコマンド: FILEDIA設定にかかわらず、コマンドライン動作するコマンドです。
SR48038 – OVERKILL: 同名挿入ブロックの重複も削除可能になりました。 該当ブロックは法線方向が同じで、図形範囲も許容値内であることが条件です。
SR48073 – 分解: ラスターイメージやワイプアウトも分解可能になりました。
SR48280 – ETRANSMIT: デフォルトでは、フォントファイルは対象外になりました。

修正

ANNORESET: コマンドが注釈文字スタイルで作成されたマルチテキスト/テキストを注釈として処理しなかった問題を修正しました。
DMEXTRUDE:
キーワード入力で変更されなかったオプションが’ヒント’ウィジェットで正しくハイライトされなかった問題を修正しました。
テーパーと差のオプションを併用したとき、3Dソリッドが正しく表示されないことがあった問題を修正しました。
DMPUSHPULL: 引っ張られている面の反対側であっても全ての等距離の面は参照面としてハイライトするようにしました。
印刷: パースモードで図形範囲オプションを使用したとき、印刷や印刷プレビューで一部の範囲しか表示されないことがあった問題を修正しました。
SR32166 – ポリゴン: COORDS == 2のとき、ステータスバーには相対座標値が表示されるようにしました。
SR40637 – CHSPACE: CHSPACEコマンドで寸法が正しく尺度調整されなかった問題を修正しました。
SR41668 – 文字高さ: マルチテキスト編集時に文字高さがゼロでない文字スタイルを使用したとき、この文字高さが編集対象の文字に適用されなかった問題を修正しました。
SR43600 – ハッチング表示: 塗り潰しハッチング内の穴も塗り潰されてしまうことがあった問題を修正しました。
SR43832 – ダイナミックブロック: 参照パラメータを変更すると、おかしな形状になってしまうことがあった問題を修正しました。
SR45048 – プロパティーバー: “寸法スタイル”プロパティ変更時、既存の寸法の上書きが完全でなく、寸法スタイル設定の一部だけが適用されていた問題を修正しました。
SR45612 – マルチテキスト: マルチテキストの文字高さの係数として決められる行間隔をコントロールするTSPACEFAC変数が、デフォルトのマルチテキストエディターで作成されたマルチテキストに適用されなかった問題を修正しました。
SR46132 – ポリゴン: ポイント指示ではなく距離入力された1番目の位置が修正されました。 多角形がマクロやスクリプトで作成されるとき、1番目の辺は、カレントUCSのX軸に平行となるようになりました。
SR46449, SR47182 – 注釈のマルチテキスト: 注釈のマルチテキスト編集時のカーソルサイズと位置の問題が修正されました。
SR47220 – CHSPACE: コマンドが連携図形や注釈図形にも適用されるようになりました。
SR47333 – DIMORDINATE: ペーパー空間で座標寸法を追加したとき、スナップがモデル空間の図形上にあると、前のUCSでビューポートが作成された後、UCSの変更が考慮されなかった問題を修正しました。
SR47661 – ダイナミックブロック: ある種のダイナミックブロックが挿入ダイアログや図面エクスプローラ/ブロックで一覧に表示されなかった問題を修正しました。
SR48941 – 入れ子の外部参照: BricsCADで作成された入れ子の外部参照をAutoCADでロードすると、寸法スタイルのシンボル表に重複名があったとき、AutoCADがクラッシュしてしまうことがあった問題を修正しました。 不具合図面は、V15.1.11以上のBricsCADで開いて保存するか、AutoCADの修復コマンドを(複数回)実行するだけで修正されます。 この問題は、BricsCAD V15でTeigha 4.0にアップグレードしたとき混入されていました。
SR48946 – PASTEORIG: 元図面が閉じているとコマンドが実行されなかった問題を修正しました。
SR49063 – PLOT: モデルレイアウトで、-PLOT コマンドは、”隠線を削除しますか?”というようなプロンプトはもはや表示しません。
SR49073 – 拡張データ: 無効な拡張データを持つユーザー提供図面がロードできなかった問題を修正しました。
SR49181 – トリム/延長: 大きな座標値を対象にするとき、問題を避けるため、許容差が導入されました。
SR49218 – プロパティバー: 寸法線の矢印ブロックがAutoCADで変更された後は、プロパティーバーから半径寸法の矢印ブロックが変更できなくなっていた問題を修正しました。
SR49336 – メカニカルブラウザ: コンテキストメニューコマンドを呼んだ後、選択した部品が正しくハイライトされないことがあった問題を修正しました。
SR49430 – ローカライズ: マテリアルブラウザのタイトルが翻訳できませんでした。
SR49445 – ローカライズ: LookFromコントロールの右マウスメニューの”UCS”オプションが翻訳できませんでした。
カスタマイズダイアログ: 新しいグループのリボンタブ、パネルを作成できなかった問題を修正しました。
DMMOVE: ダイナミック入力がハンドリングできないことがあった問題を修正しました。
DMUPDATE: DMAUTOUPDATEシステム変数がオフのとき、パラメトリック部品がコマンドで再計算できないことがあった問題を修正しました。
SMCONVERT: 初期設定で隣接するフランジとベンドが直交していないとき、モデルが変になることがあった問題を修正しました。
SR47778, SR48881 – ツールパレット: 寸法スタイル設定のDIMCLRD(寸法線の色) と DIMCLRE(寸法補助線の色)が正しく適用されないことがあった問題を修正しました。
SR47851, SR48067, SR48122, SR48664, SR48803 – 元に戻す: 寸法値編集を元に戻すと、AUTOSNAP と OSMODEシステム変数がリセットされてしまっていた問題を修正しました。
SR48996 – 地平線: 古いグラフィックカードで地平線の背景表示ができなかった問題を修正しました。
SR49064 – プロパティバー: 線種尺度フィールドに小数点を入力できなかった問題を修正しました。
SR 48551 – レンダリングマテリアルパス
レンダリングマテリアルパスが空のとき、または、書き込み許可された既存フォルダを指してないとき、ユーザーがファイルをダウンロードしようとしたときのエラーメッセージを改善しました。
BricsCADが起動したときレンダリングマテリアルパスが空のときは、デフォルトフォルダー ..\[ProgramData]\RenderMaterials がセットされます。
SR48947 – マテリアル: マテリアルエクスプローラにレンダリングマテリアルをコピーしたとき、例外エラーが発生することがあった問題を修正しました。
SR48971 – ワークスペース: 新しい開始ダイアログ使用時、ツールバー状態がワークスペースに保存/復元されなかった問題を修正しました。 WSAUTOSAVE設定がオン(デフォルト)のとき、BricsCADセッション終了時にツールバー状態が保存されていませんでした。
SR48965, SR48973, SR48974, SR49000, SR49006 – Windows XP: BricsCAD V15 がWindows XP x86で動作しませんでした。
3D拘束
名前を付けて保存に続いてUNDOを行った場合、3D拘束が消える問題を修正しました。
DMAUTOUPDATEがオフの場合、DMUPDATEコマンドがUNDO後に拘束を再計算しなかった問題を修正しました。
2D配列複写ダイアログ:ANGBASEが0では無い場合のマイナス角度の表示を修正しました。
2D配列複写:大量の板金が配列された時のパフォーマンスを改善しました。
ベンド表
アクティブなドキュメントに設定されたベンド表は、セッション内のすべてのドキュメントに適用されるようになりました。
SR47995:比較精度が低すぎる場合、ベンド表の間違ったブロックが選択された問題を修正しました。
翻訳:板金のベンド表に関するエラーメッセージを翻訳することができなかった問題を修正しました。
BMOPEN:未解決のコンポーネントインスタンス用のクワッドメニューから呼び出された時にクラッシュする問題を修正しました。
CUI:他のメインCUIファイルを選択した時に、ツールバーの位置がリセットされなかった問題を修正しました。
ダイレクトモデリング:
窓選択または大きいピックボックスを使用した場合、間違ったダイナミック寸法が作図される問題を修正しました。
斜視図にてダイナミクスが誤って表示されていた問題を修正しました。
AUNITSシステム変数が、角度値入力用のダイレクトモデリングコマンドに反映されていない問題を修正しました。
3D押し出し, 3D回転:3Dソリッドの材料が、これらのコマンドによって作成された新しい面に正しく適用されなかった問題を修正しました。
3D押し出し, 3D回転:ソリッドを差によってすべて消した場合に、空の3Dソリッドが取り残された問題を修正しました。
3Dプッシュ/プル, 3Dフィレット, DMCHAMFER: コマンドラインプロンプトを修正しました。
3Dプッシュ/プル:ダイナミック寸法値にゼロを入力した場合に間違って挙動した問題を修正しました。
図面エクスプローラ – 光源:非常に小さな係数値が科学表記を使用して表示されていた問題を修正しました。
プロパティコピー:ビューポートに関連する画層オーバーライドがMATCHPROPコマンドによってコピーされなかった問題を修正しました。
PDFATTACH コマンド:
アクティブUCSが無視されていました: PDFアンダーレイは、UCS XY平面ではなくWCS XY平面を使用し、ダイナミクスは誤って回転され、寸法が挿入された問題を修正しました。
同じPDFを二度貼り付けた際、添付に失敗し、エラーメッセージが表示された問題を修正しました。:’AcDbPdfDefinition:(EE)’を書き込むために開かれていません’

  • PDFATTACH (コマンドライン版) ファイルへのフルパスが指定されていない場合、またはファイル拡張子が指定されていない場合に失敗した問題を修正しました。
    ピックボックス:新しい図面を開いた場合、ピックボックスのシステム変数は無視され、5ピクセルのサイズで表示される問題を修正しました。
    ポリライン:「フォロー」オプションを使用する際、ポリラインが(0,0,0)から始まる問題を修正しました。
    プロパティバー:
    角度寸法に不足しているプロパティを追加しました:寸法線の種類、拡張子ラインタイプ1、延長ラインタイプ2
    直径寸法に不足しているプロパティを追加しました:延長線、延長線種類、延長線色、延長線の太さ、延長線オフセット、延長線拡張
    PURGE-ON-LOAD: シンボル表エントリなど、例えば削除された外部参照からの画層は、図面をロードする際に名前削除されなかった問題を修正しました。いくつかのケースでは、参照されていない外部参照ブロック表はどちらも名前削除されませんでした。
    展開:折り畳まれていない本体が、カーソルから非常に遠くに配置される場合がある問題を修正しました。
    スナップ – TKオプション:ダイナミック寸法と組み合わせて使用する際、追加のトラッキングポイントオプション”TK”は最初のポイントを入力中にのみ使用できましたが、その後のポイントのためにも使用する事ができるよう修正しました。
    SR32166 – 座標:COORDS = 2 の場合、POLYGONコマンドの実行中にステータスバーにて相対座標を表示するようになりました。
    SR34628 – PDF出力:ユーザー提供図面の日本語TTFテキストがPDF書き出しの出力に欠落していた問題を修正しました。
    SR35259 – ハッチングの関連付け:HPASSOCのsysvarがオンの場合、Hatchgenerateboundaryコマンドは作成した境界との関連付けを作成するようになりました。ハッチングがすでに図形に関連付けられていた場合、ハッチングの周りに境界線を作成し、関連付けることはありません。
    SR35999 – HARDWARE:DIN 913/914/915/916 に対応するネジが “Set Screw” ではなく “Socket Recess” 以下に存在していた問題を修正しました。
    SR40340, SR46337, SR47294 – BMBOM: 設定した表スタイルがアセンブリ部品表に適用されない問題を修正しました。
    SR40331, SR45163 – DELOBJ:ダイレクトモデリングのコマンドがDELOBJの設定を反映しなかった問題を修正しました。
    SR40771 – ツールバー:ツールバーがプロパティバーの右側にドッキングされていた場合、再起動後にその位置に留まらなかった問題を修正しました。
    SR40797 – ファイルを開くダイアログ:Microsoft Active Directoryのドメインポリシーを使用して非表示にされたハードドライブが、BricsCADのダイアログ上に表示される問題を修正しました。
    SR40979 – ツールバー:ツールバーが左側または右側にドッキングされた場合、上部に不要な隙間が発生する問題を修正しました。
    SR41141 – フラット化:現在のビューが複数行の平面に垂直である場合に、マルチラインがフラット化によって分解される問題を修正しました。
    SR41638 – 位置情報: インドの都市にて GMT+5:00 ではなく GMT+5:30 が表示されていなかった問題を修正しました。
    SR42187 – 監査:独自のデータ(DXF1)を持っていない3Dソリッドは、検出後にAUDITコマンドによって処理されるようになりました。
    SR42386 – 印刷:AutoCADで保存された非標準印刷用紙サイズが、BricsCADでは異なった表示になっていた問題を修正しました。
    SR42547 – 断面を生成: 丸いソリッドの中心断面図の生成に失敗した問題を修正しました。
    SR42950 – 3D拘束:大きなパラメータの変更によりモデルが壊れる問題を修正しました。
    SR43195 – 表示:ユーザー提供図面内のブロックが、図面をロードした後に表示されない問題を修正しました。
    SR43420 – スナップTKオプション:最後に入力した一時的なトラッキングポイントからの距離の計算を修正しました。
    SR43537 – フィールド:外部のテキストエディタを使用し指定された書式コードが、フィールドの図形に適用されない問題を修正しました。
    SR43953 – 構築線:ビューによっては、ブロックに含まれる構築線が表示されない問題を修正しました。
    SR43971, SR44555 – 貼り付け:RefEditセッション中に貼り付けを行った場合、図形は外部参照に追加するのではなく、モデル(ペーパー)空間に貼り付けられた問題を修正しました。
    SR44325 – 注釈尺度:引出線が、現在の注釈尺度を考慮せずにすべてのビューポートで見ることができた問題を修正しました。
    SR43537 – フィールド:代替テキストエディタがマルチテキストを編集するために使用された場合、フィールドのテキストの書式設定は保持されなかった問題を修正しました。
    SR44494 – プロパティバー:SCALELISTEDITコマンドにより尺度が追加/削除された場合、プロパティバーの[注釈尺度]プロパティのエディタは表示されていたものの、選択肢がすぐに更新されなかった問題を修正しました。
    SR44589 – ビュー更新: コマンドラインのメッセージが翻訳されなかった問題を修正しました。
    SR44601 – メカニカルブラウザ:コンポーネントがMechanicalブラウザから開いた後にハイライト表示されたままになっている問題を修正しました。
    SR44666 – スナップ:大きい座標にある図形の交点マークが表示されなかった問題を修正しました。
    SR44721 – ハッチング: BricsCAD(64bit版)を使用した場合、関連付けられたハッチングの作図に失敗する問題を修正しました。
    SR45003 – GRIPOBJLIMIT: 掴んでいる図形がGRIPOBJLIMITで指定した以上の図形を含んでいたときでも、CTRL+A で選択セットに追加していた問題を修正しました。 これにより、大きな選択セットで動作しているときのパフォーマンスが大幅に改善されました。
    SR45049 – ビッグフォント:文字の位置、高さ、幅は、ビッグフォントを使用して先頭/末尾に空間が存在していた場合、文字を更新した場合(色の変更等)に変わってしまう問題を修正しました。
    属性:図面を保存し、閉じてから再度開いた場合、ACAD_MLATTラウンドトリップデータを持っている属性の高さが変更された問題を修正しました。
    SR45175, SR45355 – ブロックの切断面:切断面の設定で指定された層や線種が正しく適用されなかった問題を修正しました。
    SR45414 – 作図ビューを生成:とても小さいカスタムスケールへ適用するのに長い時間がかかった問題を修正しました。
    SR45447 – スナップ:文字、属性、属性定義図形の交点スナップを無効になるように修正しました。
    SR45517 – 外部参照貼り付け:外部参照貼り付けダイアログボックスがパス設定を記憶しなかった問題を修正しました。
    SR45593 – スライド:不必要なカラーデータが含まれていたため、生成されたスライドのサイズが大きすぎた問題を修正しました。
    SR45800 – マルチテキスト: 幅のXXX-中心とXXX-右の位置合わせが正しく保存されなかった問題を修正しました。
    SR45819 – 表示:線形と、グローバル幅のポリラインの膨らんだセグメント間のジョイントが、大きな座標の場合に表示されなかった問題を修正しました。
    SR45898 – メカニカルブラウザ:ブラウザのアップデートにより無関係な操作の遅延が発生した問題を修正しました。
    SR45904 – 監査:無効な非NULLのAcDbSequenceEnd図形が図面に存在していた場合、保存できなかった問題を修正しました。AUDITおよびRECOVERは、そのような破損を修正できるように拡張されました。
    .
    SR45941 – 板金の厚さ:フランジの厚さは編集できるようになりましたが、部品の厚さは変わらなかった問題を修正しました。
    SR45945 – ハッチング:閉じたループが存在しない図形を選択した場合の、[境界図形選択]モードのハッチングの作成を修正しました。(開いたループを作成します)
    SR46005 – シートセット:シートセットの図面へのパスに、ロシア語の’P’の文字が含まれているとパスが正しく.DSTファイルから読み込まれなかった問題を修正しました。
    SR46081 – 寸法:プロパティの[フィット-寸法線の内側(DIMSOXD)]がオンの場合、寸法の矢印が表示されなかった問題を修正しました。
    SR46221 – エッジフランジを作成:平行なエッジを選択したときに、コマンドが失敗する問題を修正しました。
    SR46255 – スナップ:ビューセクションマーカの線を描く場合にスナップが有効になりました。
    SR46536 – グリップ:時々選択解除したオブジェクトのグリップが削除されなかった問題を修正しました。
    SR46558 – ステータスバー: 設定ダイアログまたはステータスバーのコンテキストメニューのQUADDISPLAYの変更がクワッドペインに反映されなかった問題を修正しました。
    SR46580 – 印刷:複数の3Dビューポートを印刷するときにクラッシュが発生する可能性があった問題を修正しました。
    SR46584 – PDF書き出し:印刷とは微妙に異なるカラーパレットがPDF書き出しに使用されていました。現在では同じカラーパレットを使用できます。
    SR46702 – 表示:モデル空間で複数のビューポートを使用したときに、2つ目のビューポートを描画するときに線が見えず、再描画が必要だった問題を修正しました。
    SR46919 – 保存/読込:表形式の非互換性により、BricsCADで保存したユーザー提供の図面をAutoCADで読み込む事ができなかった問題を修正しました。
    SR46966, SR47840 – WMF:WMF出力がいくつかのプログラムによりレンダリングされなかった問題を修正しました。(例:ペイント)
    SR47017 – レイヤーオーバーライド:ビューポートがコピーされたとき、ビューポート(vpcolor、vplineweightなど)に関連する画層オーバーライドが保存されなかった問題を修正しました。
    SR47183 – 尺度表現位置リセット: 重複した注釈コンテキストを持つ図形が、処理中に問題を引き起こしていたのを修正しました。 注釈尺度を削除するときにOBJECTSCALEとANNORESETは図形からすべての重複スケールを除去するようになりました。
    SR47184 – らせん: 最初のプロンプトメッセージ(回転数 = 3.0 ツイスト = CCW)、最後の部分 CCW または CW が翻訳されなかった問題を修正しました。
    SR47186 – マルチ引出線:属性定義がマルチ引出線をコピー/ペーストする際にコピーされなかった問題を修正しました。
    SR47260 – 表示:複数の図面を同時に開き、on_doc_load.lspにより図形を編集した場合、一時的に図形が表示されなかった問題を修正しました。
    SR47283 – 読込:3Dモデルを含むユーザー提供図面を開くことができなかった問題を修正しました。
    SR47326 – 修復:ユーザー提供図面を開くことができなかった問題を修正しました。RECOVERコマンドは、辞書から間違ったAcDbCellStyleMapを削除し、ACAD_SCALELISTにデフォルトのAcDbScaleを復元するように修正されました。
    SR47431 – ハッチング:大量の重複した円弧が存在するハッチング境界線のエリアプロパティの計算中にクラッシュしていた問題を修正しました。
    SR47463 – 印刷/書き出し: 印刷または書き出しの際に隠れシェードモードを使用した場合、面の色が背景色の影響を受けていた問題を修正しました。
    SR47515 – 表:表が更新された後、表のグリッド線が望ましくない形に変形した問題を修正しました。
    SR47551 – ダイナミックブロック:プロパティバーのカスタムフィールドが、表示の変更後に更新されなかった問題を修正しました。
    SR47651 – 異尺度対応ブロック表示:異尺度対応ブロック定義の挿入を作成するときに、属性が見えないままであった問題を修正しました。
    SR47683 – AUDIT:AcDbMLeaderStyleを代表する、誤ったプロキシ図形の監査テストが実装されました。
    SR47832 – XREF:外部参照エクスプローラにて、単一の外部参照図形が選択された場合、相対/絶対/無し へのパスの変換に失敗する問題を修正しました。
    SR47871 – WMF:いくつかのプログラム(例えばWordなど)によって描かれたとき、書きだされたWMFは中心への位置調整されなかった問題を修正しました。
    SR47883 – -HATCHEDIT:[境界の追加]と[境界線削除]を使用した場合、ハッチングの関連付けが失われる問題を修正しました。
    SR47944 – マルチテキスト:リファレンス・マルチテキストの幅(DXF41)とカラム幅(DXF48)が同期されていない場合、マルチカラムマルチテキストの幅が間違っていた問題を修正しました。
    SR48049 – 結合:面がXY/ YZ/ XZ平面に平行であるが、その法線がXY/ YZ/ XZ平面の法線とは反対である場合、結果のポリラインの法線を反転させる動作を修正しました。
    SR48329 – クラッシュ:図面と同じ名前の注釈尺度を持つ外部参照が、異なるPaperUnitsまたは/およびdrawingUnitsを持っていた場合、ロードするとクラッシュが発生する問題を修正しました。
    SR48365 – UNDO:OLEオブジェクトの挿入を取り消したとき、UNDOが正しく動作しなかった問題を修正しました。
    SR48439 – CUI:CUI ファイルを 0.3.2.0 to 0.4.0.0 へ上げました。
    SR48441 – 選択:フレーム表示が無効になっていた場合、ラスターイメージ、ワイプアウトとOLEオブジェクトが選択できなかった問題を修正しました。
    SR48647 – REDSDKエラー:ペーパー空間にレンダリングビューポートとラスターイメージがある場合、SCALEコマンドを実行するとREDSDKエラーが発生する可能性がある問題を修正しました。
    SR48825, SR48846 – CUI:(メインまたは部分的)CUIファイルをロードするときに、一意のUIDはまだUIDを持っていないメニューに自動的に割り当てられます。これは、メニューがメニューバーに表示されていなかった場合に修正する為です。

アプリケーション開発

LISP: (vla-mirror) 属性やテキスト図形のミラー時に、MIRRTEXT変数が無視されていた問題を修正しました。
PLOTREACTORS:
PlotInterfaceForCOM::plotToDevice(): 開始/終了イベントが対称ではありませんでした。
OdPlPlotEngineImpl: 開始/終了 ページイベントを追加しました。
publishToPDF: PlotReactor イベントがありませんでした。
クワッド: カスタム図形がサポートされました。
SR36044, SR42616 – BRX: ダイナミックブロックのプロパティ”基点”がAPI経由で設定できるようになりました。
SR48908 – LISP/SDS/BRX : ssget(“A”) がアクティブなレイアウト/空間からのみ選択可能だった問題を修正しました。
SR48908 – LISP/SDS/BRX: entmake() が、410 DXFグループコード値で指定されたレイアウトで動作しなかった問題を修正しました。
SR48909 – モデラー: setvar() やコマンド名として直接割り当てられたモデラー設定が、設定ダイアログを開いて閉じるまでは有効にならなかった問題を修正しました。
SR49015 – 分解: 1005のような拡張データの移行が、分解の後ではうまくいかなかった(例えば、ブロック定義で作成したブロックを挿入して分解)問題を修正しました。
SR49283 – パフォーマンス: コマンドコンテキストの外部でデータベースに図形を追加する時間が半減されました。
SR49313 – GS marker for TTF text was ignored by GDIデバイスでは、TTF文字のGSマーカーが無視されていた問題を修正しました。
重要、BREAKING CHANGE:モデル空間用のPLOTコマンドに、別の表示スタイルを使用して印刷できるようにする新しいオプション[シェードプロット]の詳細モードが拡張されました。これによりモデル空間でPLOTコマンドラインを使用するアプリケーションは変更が必要となります。V14では[拡張]のオプションとしてこの機能が使用可能でしたが、V15では[拡張]は削除されます。
LISP:
LispのエンジンコアにExpressTools API関数(ACET-XXX)の大部分を追加しました。
HasAttributes, IsPlanar, IsRational, IsPeriodic, Degree, TagString, PromptString, TextString のために Fast-COM の実装が追加されました。
(vle-aci2rgb) と (vle-rgb2aci) が追加されました。
DOSLib analoga が追加されました。
マルチ引出線とマルチ引出線スタイルオブジェクトの既存プロパティが拡張されました。
新しい C++ OPM API:
アプリケーションおよび/または文書関連の設定や環境設定を表示するには「選択なし」のページのOPM/ PropertiesManagerに専用のプロパティを追加することができます。
BRX を有したサンプルコードが \samples\brxSample\dbx\MyOPMExtension.cpp/h で利用可能です。
‘PerInstance’ プロパティをサポートしました。
クライアント コール バックプロパティ (“…”ボタンはクライアント・ハンドラを呼び出します)
編集可能なコンボボックスプロパティ (コンボボックスの編集フィールドは、任意の項目を入力することができ、処理するには + をクライアント・ハンドラのリストに追加する必要があります)
AUTOLOAD: .NETのモジュールは、autoload.rx のメカニズムを使用してロードすることができるようになりました。
SR41008 – LISP:(getfiled) は、256に等しい、または高いフラグ値を無視しなくなりました。
SR42441 – BRX:AcEdJig::drag() ループがエスケープ/キャンセルにより終了した場合、画面アーチファクトが発生する問題を修正しました。
SR43507 – .NET:Editor.GetSelection の断続的な選択の例外が修正されました。
SR44080 – BRX:カスタムオブジェクトを含む図面とタイミングの問題を修正 – 関連BRXが読み込まれアプリケーションがそのkLoadDwgMsgイベントを受け取ったときに、プロキシオブジェクトは、まだ有効なオブジェクトへ復帰していませんでした。この問題は最初の図面またはテンプレート図面で発生していました。
SR44343 – .NET:Teigha.DatabaseServices.Materialクラスの拡散プロパティが間違った値を返していた問題を修正しました。
SR44401 – LISP/SDS/BRX : (entdel), sds_entdel() と acdbEntDel() 関数が使用中の画層、ブロック定義、他のシンボル表エントリを削除してしまう問題を修正しました。
SR45234 – COM: IAcadState::IsQuiescent() が常にTRUEを返す問題を修正しました。
SR45362 – DCL RESIZING:DCLダイアログのサイズ変更が、属性FIXED_WIDTHとFIXED_HIGHTによって別々に水平方向と垂直方向に制御することができるようになりました。以前(BricsCAD V8 から V14)では、どちらも同じ方向に変更することがdけいましたが、V15からは別々に制御できます。 しかし、サイズ変更マウスポインタ(二方向に一般的に矢印)は常に両方向を示します。これはOSレベルの動作なので、BricsCADまたはwxWidgetsで変更することができません。
SR45453 – 不明なコマンド:現在、’不明なコマンド’は開発者へより良いフィードバックを提供するためのコマンド自体の名前にもなっています。
SR45630 – LISP:(getstring) 関数の修正 – 常にプレーンテキストとして指定された入力文字列を使用し、DIESELのような入力文字列を無視します。
SR45700 – .NET:新しく作成された図形の画層を設定する際、eNoDatabaseがスローされた問題を修正しました。
SR45728 – VBA, LISP:ディスプレイの初期化のタイミングにより、特定のケースでクラッシュが起きた問題を修正しました。
SR46225 – コピー:調整されたCOPYコマンドはアプリケーションのカスタムオブジェクトで発生する AcDbEntity::transformBy() の間違った結果を無視するようになりました。
SR46271 – CALLBACK:マウスの左ボタンをクリックしたまま図形をドラッグした際、’virtual void dragStatus(const AcDb::DragStat status)’ コールバックイベントが欠落していた問題を修正しました。
SR46348 – XREF:-xrefコマンドでは(LISPコマンドから)ファイルダイアログを開き、’~’を使用することができなかった問題を修正しました。
SR46353 – LISP:データベース用のCOMオブジェクトのインスタンスが正しく処理されなかったため、:VLR-beginsaveリアクターイベントは、LispのGarbageCollection上で例外を引き起こす可能性がった問題を修正しました。
SR46405 – 図面を開くダイアログ:モードレスダイアログから起動したファイルオープンダイアログは、モーダルダイアログとして動作しなかった問題を修正しました。
SR46620 – :: getStretchPoints()仮想関数をオーバーライドしていなかった特定のカスタム図形でSTRETCHコマンドが失敗した問題を修正しました。
SR46626 – XDATA:XData1003/1005ハンドルがCOPYCLIP/ PASTECLIP操作中に翻訳されなかった問題を修正しました。 – V14.2.12から再発。
SR46635 – BRX:kSessionモードフラグを使用したBRXアプリケーションのコマンドが改良されました。
SR45636 – BRX:AcDbMLeaderの矢印記号idの誤った配列動作を修正しました。
SR46684 – COM:部分的なメニュー(MNS/ MNU/ CUI)がCOM経由でロードされたときに、ショートカット/ホットキーが失われる可能性があった問題を修正しました。
SR46771 – XDATA:EXPLODEを行った後、 1003/1005 XDATA がリセットされる問題を修正しました。
SR46830, SR46916 – LISP:SDS/BRXモジュールで定義されたLisp関数に特定のリストを渡す際、DottedPairsのいくつかのケースでは正しく想定されていたresbufリストに変換されなかった問題を修正しました。
SR46942 – LISP/BRX:複数の図面をスタートアップウィザードによって開いたとき、BRXモジュールのLispのインタフェース機能が登録される前に on_doc_load.lspのような自動Lispコードが実行される問題を修正しました。
SR47012 – LISP: (関数定義)の引数リストが同じ変数を複数回含んでいた場合のエラーリポートを改善しました。例: (defun MyFun ( var1 var2 var1 …) …)
SR47101 – BRX: acedEditMTextInteractive() はマルチテキストエディタで開かなくなりますが、コマンドラインモードで動作します。
SR47120 – DDEDIT:マルチテキスト図形のDDEDITコマンドを起動するためにLispコードを使用した場合、マルチテキストエディタが開かなかった問題を修正しました。本来はコマンドが起動された場合、関係なくコンテキストを開けなければいけません。
SR47236 – COM :IAcadMLeaderのDoglegLengthプロパティの値が正しく適用されなかった問題を修正しました。
SR47284 – LISP:_mark/_begin/_group がアクティブでなかった場合、 _UNDO _BACK はLisp(コマンド)によって使用された場合に確認を求めなかった問題を修正しました。
SR47293 – LISP:(vl-propagate )は、図面を閉じた後、すぐに図面を開いた場合Lispの変数を伝播するために失敗する可能性があった問題を修正しました。
SR47325 – オートコンプリート:既存の別名または全体のコマンド名と一致しない2文字を入力した後Enterを押すと、正しいコマンドを候補リストから選択した場合でも”コマンドを認識できません”が表示される問題を修正しました。
SR47337 – XDATA:シェイプ、マルチ引出線、マルチポリゴン、表、アンダーレイ、2dVertex、らせん、カメラ、光、RevolvedSurface のXData転換が不足していました。
SR47368 – COM :IAcadMLeaderプロパティ、TextLeftAttachmentType。TextRightAttachmentTypeに使用する列挙値には互換性がない問題を修正しました。
SR47507 – BRX:AcDbMline::setStyle が期待通りの動作をしなかった問題を修正しました。
SR47547 – BRX:tablemodコマンドがアクティブな間、OdDbTable:: getSubSelectionが選択範囲を返さない問題を修正しました。
SR47547 – COM: 表の get/set/has/clear のダイレクト選択メソッドが実装されました。
SR47570 – DCL FOCUS:ダイアログにてスペーサーまたは画像がラジオボタンより前に表示された場合、選択されたラジオボタンのスペーサーか画像をクリックします。これはフォーカスサイクルによって引き起こされました。スペーサーや画像がクリックされた場合は、フォーカスを得ました。スペーサーまたは画像はフォーカスを持つことができませんので、フォーカスはフォーカスサイクルの次のヴィジットに渡されました。ラジオボタンがフォーカスを受け取った場合、選択されます。スペーサーまたは画像が最初の場所でフォーカスを得られないようにする事により、回避されるようになりました。
SR47673 – OPM:カスタム図形のためのPropertiesPanelの初期化における初期プロパティクエリの実行中に、COMラッパーがクエリ内の図形のObjectIdに割り当てられていない問題を修正しました。
SR48262 – DCL :間違ったラジオボタンは、ダイアログの初期化中にチェックされるようになりました。

重要なご注意(V14)

•BricsCADR (Windows) V14 は、旧バージョンのBricsCADとは別にインストール・動作します。
•BricsCAD V14 では、新しいライセンスシステムが採用されました。 V14 ライセンスのアクティベーションの詳細 (インターネット接続が必要です)。
•V14は、V13とバイナリ互換ではなく、いくつかの API は変更されています。 多くのサードパーティーのアプリケーション/ツール(スクリプトやLispのアプリケーションは除く)をV14で実行させるには、メーカー側でビルドし直す必要があります。 あなたがサードパーティーのアプリケーションを使用している場合は、そのアプリケーションが V14 に対応しているかどうかを確認してください。
•レンダリング、3Dモデリング、2D作図自動生成等を使用するには、Pro または Platinum のライセンスが必要です。
•3D拘束、メカニカル アセンブリ デザイン、板金デザイン等を使用するには、Platinum のライセンスが必要です。
•問題があれば、Bricsysサポート リクエスト へお問い合わせください。

Version 14.2.17   29/07/2014

修正

MSLTSCALE: ペーパー空間からモデル空間へ切り替えたとき、MSLTSCALEシステム変数が無視され、正しく尺度を適用させるために再作図が必要となっていた問題を修正しました。
SR36228, SR46921 – メニューマクロ: ‘*^C^C^Cerase”のようなメニューマクロが無限ループに陥っていました。 現在は、メニューマクロはコマンドがアクティブでないときだけ繰り返しを実行するようになりました。 このように、必要なときはユーザー入力で最初にコマンドの終了を必要とし、このときだけマクロが繰り返されます。 前は、繰り返しの終了にはESCを押す必要がありました。
SR39881 – 円弧寸法: 円弧寸法をグリップ編集すると円寸法のような寸法線が作成されていた問題を修正しました。
SR45266 – パブリッシュ ダイログ: 日本語バージョンで(また、’モデル’タブが翻訳された各国語版で)、モデル空間レイアウトのビットマップとペーパー空間レイアウトのビットマップに差がなかった問題を修正しました。 モデルのタイプでシートを容易に並べ替えるには差が必要でした。
SR45282 – eトランスミット: “既存ファイルが存在”オプションが”中止”に設定されていたとき、常に”作成できませんでした”メッセージが表示されていた問題を修正しました。
SR45835, SR47088 – ダイナミックブロック: ダイナミックブロックが”図面エクスプローラ” > “フォルダー” > “ローカルフォルダー” > ブロック に表示されていなかった問題を修正しました。
SR45918 – 異尺度: ビューポートで作成された異尺度のマルチ引出線がその異尺値をビューポートのそれではなく、モデル空間から取得していた問題を修正しました。
SR46076 – マルチ引出線: 異尺度を持つマルチ引出線を編集すると、引出参照線の距離、間隔、矢印サイズが誤った尺度に変更されてしまうことがあった問題を修正しました。
SR46443 – 属性: MIRRTEXT設定が、BATTMAN と ATTSYNC で適用されなかった問題を修正しました。
SR46487 – 入力: MEASURE/DIVIDEコマンドの”ブロック名:”オプションで、ブロック名内のスペースが処理されなかった問題を修正しました。
SR46687 – 表示: 画面の軌跡表示、すなわち、ZOOM DYNAMICや一時的なライン表示が消去されないことがあった問題を修正しました。 V14.2.12から再発していました。
SR46720, SR46723 – レイアウト: ペーパー空間のマルチテキストをダブルクリックすると、勝手にモデル空間に切り替えられてしまうことがあった問題を修正しました。
SR46717 – マルチ引出線: MLEADERSCALEが1にセットされていないとき、マルチ引出線の接続のグリップポイントをドラッグすると、マルチ引出線のラインが正しく作画されないことがあった問題を修正しました。
SR46748 – 図面エクスプローラ: 図面エクスプローラの編集画面の異尺チェックボックス – マルチ引出線スタイル がチェックできなかった問題を修正しました。
SR46766 – マルチ引出線: 異尺のマルチ引出線の矢印サイズがMLEADERSCALEの値を参照していなかった問題を修正しました。
SR46837 – 2D拘束: ユーザー提供図面で、拘束図形を移動させるとおかしな結果になっていた問題を修正しました。
SR46872 – DMREVOLVE: ダイナミック入力モードがオンのとき、DMREVOLVEが参照されていませんでした。 その動作は他のDMコマンドと合致するよう修正されました。
SR46923 – マルチ引出線: 文字の無いマルチ引出線を作成すると、接続ラインが正しくない側に作図されていた問題を修正しました。
SR46941 – ハイライト: レンダリングモードでのハイライトが、十進数のデリミタでカンマを使用する設定でエラーを生じさせていた問題を修正しました。
SR46943 – 印刷: 複雑な線種の図形がクリッピングされたペーパー空間のビューポートで印刷されないことがあった問題を修正しました。
SR47015 – 再作図: V14.2では、3Dモデルのキャッシングが一部無効になっていました。 これにより、3Dソリッドを持つ図面の再作図時間が大きくなっていたので、再び、3Dモデルのキャッシングを有効にしました。
SR47119 – SETVAR: 存在しない変数名に対して、SETVARコマンドを実行するとクラッシュを引き起こす場合があった問題を修正しました。 V14.2.13で再発していました。
SR47168 – 異尺度: AutoCAD Architecturalで作成された異尺度を含む図面を開くと、寸法表示がおかしくなることがあった問題を修正しました。

アプリケーション開発

SR46628 – BRX: AcGeCurveCurveInt3d::overlapCount() ファンクションが実装されました。
SR42209 – COM: COMアプリケーションで、ワイプアウト図形が”IAcadWipeout”として認識されるようになりました。
SR46990 – LISP: 文字入力時(すなわち、コマンドプロンプトで)、Lisp表記として処理されてしまう問題がありました。 括弧の文字等が誤ってLisp表記として処理されていました。 V14.2.13で再発していました。
SR47067 – LISP: 特殊なLispコード表記でハッチングの関連性が再作成されてしまうことがあった問題を修正しました。

Version 14.2.13   20/06/2014

改良

プロパティーパネル – 半径寸法の下記プロパティーが表示されるようになりました:
寸法補助線 ( = DIMSE1 )
寸法補助線の色 ( = DIMCLRE )
寸法補助線の線の太さ ( = DIMLWE )
寸法補助線の線種 ( = DIMLTEX1 )
寸法補助線の延長 ( = DIMEXE )
寸法補助線のオフセット ( = DIMEXO )
SR32706 – コピー/貼り付け: 図面を他のアプリケーションへOLE、EMF/WMF、ビットマップとして貼り付けたときの表示品質を改善しました。
SR46352 – フォント: ‘txt’と’monotxt’のshxフォントの’M’と’N’の文字の形状を改善しました。

修正

寸法拘束: AutoCADで作成された寸法拘束の上にカーソルを置くと’未知のエラー’メッセージが表示されることがあった問題を修正しました。
SR42342 – ダイナミックブロック: ダイナミックブロックの現状態では表示されるべきではないパラメータがプロパティーバーに表示されることがあった問題を修正しました。
SR45680 – 書き出し: WMF/EMF/BMPに書き出したとき、表示順序(背面 < 前面)が逆になって表示されることがあった問題を修正しました。
SR46058 – ATTSYNC: ATTSYNC コマンドが同じタグプロパティーをシェアしている属性を非表示にしてしまうことがあった問題を修正しました。
SR46076 – マルチ引出線: 異尺度を持つマルチ引出線を編集すると、引出参照線の距離、間隔、矢印サイズが誤った尺度に変更されてしまうことがあった問題を修正しました。
SR46120 – マルチ引出線尺度: マルチ引出線の作成時、MLEADERSCALE値が無視されていた問題を修正しました。
SR46350 – 円への長さ寸法: 円の長さ寸法作成時、マウスで水平、垂直を切替えると、寸法の端点同士が一致してしまうことがあった問題を修正しました。
SR46544 – コマンド入力: 透過コマンド入力のハンドリング(例えば、’_osnap や <F3>キー)がTEXT、-TEXT、MTEXT、-MTEXT、LEADER、QLEADERコマンドで失敗していた問題を修正しました。 V14.2.12から再現していました。
SR46614 – ファイル: FILEDIAをオフにしたとき、UNCのファイル名がOPEN、SAVE、QSAVE、… コマンドで使用できなくなっていました。 このため、ダイアログでは開けるネットワーク上のファイルをコマンドラインで開けなかったり、QSAVE実行時に、元の位置ではなく、初期値のディレクトリにファイルが保存されることがありました。 V14.2.12から再現していました。

アプリケーション開発

SR45478 – .NET:
他の図面に注釈ブロックとして挿入された図面が表示されないことがありました。
Database.AnnotativeDwg プロパティが追加され、他の図面に挿入されたとき、注釈ブロックとして扱われるかどうかをコントロールできるようになりました。
SR45719 – APIs – マルチ引出線: Blockコンテンツと属性を持つマルチ引出線のための関数 (entmod) / acdbEntMod / sds_entmod が属性セットを重複させ、更新毎に属性リストが増加してしまっていた問題を修正しました。

Version 14.2.12   11/06/2014

新規

•SR45014, SR45873 – アセンブリモデリング:◦BMDEPENDENCIES: メカニカルアセンブリファイルが依存する全てのファイルを一覧表示するコマンドです。
◦BMRECOVER: メカニカルアセンブリファイルの不正な(すなわち、再帰している)依存性を修正するコマンドです。

改良

•書き出し: ◦SR41341, SR43183 – サイズ: イメージを含む図面のPDF書き出しファイルサイズを削減しました。
◦SR45921 – OLE: 書き出しOLEオブジェクトの解像度を300dpiに改善しました。

•パフォーマンス: ◦表示: レンダリング表示モードでブロック挿入したときのハイライト/ハイライト解除のパフォーマンスを改善しました。
◦SR37155 – モデリング: ACIS R24 SP2 HF29にバージョンを上げ、3Dソリッドのブーリアン操作のパフォーマンスを改善しました。

•パブリッシュ: ◦バックグラウンドでのパブリッシュに要するメモリ(と時間)を削減しました。
◦シート一覧で全てを選択する Ctrl+A ショートカットをサポートしました。

•SR45216 – VIEWSECTION: ハッチング角度は、メカニカルコンポーネント単位でなく、ソリッド単位に変更されました。

修正

•ハッチング連携: 連携されたハッチングをドラッグ移動したとき、連携が崩れることがあった問題を修正しました。
•MATCHPROP: マルチテキストの色がマルチ引出線のマルチテキストについてはコピーされなかった問題を修正しました。
•OVERKILL: 重複図形削除ダイログのヘルプアイコンが動作しなかった問題を修正しました。
•PDFアンダーレイ: Teigha 3.9 コードのV14への組み込み過程でパフォーマンスが落ちていた問題を修正しました。
•極トラック: 極トラッキングラインのちらつき防止でV14に付加されたコーディングが、距離を入力するとトラッキングラインを表示しなくなることがありました。 この問題は修正されました。
•SHX: ロシア語のshxフォントが日本語ロケール環境では ? 表示されていた問題を修正しました。
•スイープ: らせんに沿ったスイープの問題を修正しました。
•SR29606, SR45523 – 多角形: ソリッドハッチングを使用した多角形のレンダリングの問題を修正しました: 多角形の位置と関連するハッチングがずれていました。
•SR35481, SR46000 – FILEDIA: BricsCADへスクリプトファイルをドラッグ&ドロップしたとき、FILEDIA = 1 にしていても最初のファイル選択ダイアログ(_open, _import, _xattach, _pdfattach, _acisin, _menu, _script, …)が反応しないことがあった問題を修正しました。
•SR39171 – 寸法: 半径寸法が DIMSE1 や DIMLTEX1 の設定を無視していた問題を修正しました。
•SR39219 – RTDISPLAY: RTDISPLAY のデフォルト値が0に変更されました。 このため、画面移動やズーム操作時にラスターやOLEオブジェクトが描画される動作がデフォルトになりました。
•SR39881 – 円弧長: 円弧長寸法で間違った円が作図されることがあった問題を修正しました。
•SR41193 – 非表示画層: ‘*’で始まる画層名の画層は画層コンボボックスに表示されなくなりました。
•SR43794 – 参照パス: パスにコロン(:)を含む外部参照を持つ図面を保存しようとしたとき”現在の作業ディレクトリを設定できません…”のようなエラーメッセージを表示していた問題を修正しました。
•SR43841 – 平行寸法: 寸法値が寸法線とかぶっていると、DIMTMOVE=1のとき寸法線が表示されなくなっていた(DIMTMOVE=2のときはOK)問題を修正しました。
•SR44529 – TXT.SHX: shxの文字が表示されているとき印刷ダイログが開かれると、不正なフォントマッピングが作成され、txt.shxの表示がおかしくなっていた問題を修正しました。
•SR44651 – SCALELISTEDIT: 図面が同じ名前の尺度を多く持ちすぎていると、SCALELISTEDIT コマンドのRESETオプションでクラッシュが発生することがあった問題を修正しました。
•SR45099 – MSPACE/PSPACE: カレント空間に選択セットが存在すると、モデル空間とペーパー空間の切り替えが出来なくなることがあった問題を修正しました。
•SR45323 – レンダリング: クリッピングされた3Dソリッドが正しくレンダリングされないことがあった問題を修正しました。
•SR45394 – 設定: ‘アルファベット’モードで、特定文字で検索したとき、次/前ボタンを押すとハングアップすることがあった問題を修正しました。
•SR45451 – 異尺マルチテキスト: 複数の列の異尺マルチテキストを含むAutoCAD図面をロードすると、無効なインデックスエラーを引き起こすことがあった問題を修正しました。 V14.2で再発していました。
•SR45467 – 寸法スタイル: 寸法スタイルのエクスプローラ上で、削除した寸法スタイルが一時的に他の表示されているスタイルと重複表示されることがあった問題を修正しました。
•SR45481 – VIEWEXPORT: モデル空間でモデリング表示スタイルモードのとき、ビューを削除するとクラッシュすることがあった問題を修正しました。
•SR45516 – 画層: ブロック参照(INSERT)の画層を変更したとき、内部のSEQENDオブジェクトが新規画層に割り当てられず、旧画層のままでした。 このため、後でパージ出来なくなっていました。
•SR45569 – REFEDIT: REFEDIT と -REFEDIT コマンドはダブルクリックでメインブロックではなく、入れ子のブロックにフォーカスされるようになりました。 このため、名前の無いブロックは編集対象外になりました。
•SR45579 – レンダリング: 多角形メッシュと3D面図形は、フラットシェードモードでは非表示となりました。
•SR45705 – フラットショット: 隠線表示のとき、接線の端のはっきりしないラインが見えなくなっていた問題を修正しました。
•SR45719 – マルチ引出線: ブロック属性が編集できなかった問題を修正しました。
•SR45770 – 注釈ブロック: ◦注釈ブロックに異尺度が追加されてもブロック内容には適用されなかった問題を修正しました。
◦プロパティーバーで、注釈ブロックのX/Y/Z尺度を変更しても正しい結果が得られなかった問題を修正しました。

•SR45792 – 設定: 全ての図面を閉じた後、設定ダイアログを開くと、アプリケーションがクラッシュすることがあった問題を修正しました。
•SR45813 – 平行寸法: DIMTMOVE=1で寸法値を移動させると、寸法線の片方が表示されなくなることがあった問題を修正しました。
•SR45829 – MATCHPROP: 図形選択時、”前の選択”、”ダイアログで選択…”、”選択方法”オプションがプロンプトメニューに表示されないことがあった問題を修正しました。
•SR45836 – フィールド: PDF/SVGへの書き出し前、フィールドが更新されていないことがあった問題を修正しました。
•SR45977 – ビッグフォント: ビッグフォントの文字が一部、コードが重複する通常のユニフォント文字で表示されてしまっていた問題を修正しました。(V14.2.10から再発)。
•SR45980 – ADT: Architectural Desktop図形を持つ図面を保存しようとするとクラッシュすることがあった問題を修正しました。
•SR46136 – OLE: MS Wordを使用して、docxファイルに埋め込まれたBricsCAD OLEオブジェクトをクリックすると、BricsCADセッションが開始されてしまうことがあった問題を修正しました。
•SR46346 – クイック引出線、引出線: 透過コマンド入力(例えば、F3キー)が使用できなかった問題を修正しました – V14.2.06から再発していました。
•SR46407 – 印刷: 印刷時やクリッピングされたビューポートのプレビュー時、同一平面上にないスプラインが出力されなかった問題を修正しました。
•SR46439 – DMEXTRUDE: リージョンや範囲オプションが使用されたモデルに適用するとクラッシュが発生することがあった問題を修正しました。

アプリケーション開発

•COM: ActiveXインタフェースのx64バージョンが、まだ、ObjectIdのint32データタイプを使用しており、AxAppReactor::onObjectErased() や WindowMovedOrResized() のようなCOMリアクタコールバック関数の問題が発生していました。
•LISP: オブジェクトリアクタにからむ図形を削除しようとすると、例外エラーを引き起こし、不正なリアクタ状態になることがありました。
•SR28639 – APIs: 拡張データの1003/1005参照に問題がありました。 コピーされた図形は、元の1003/1005参照ではなく、”翻訳された”データを得ていました。
•SR45068 – BRX: 図面にAcEdSSGetFilterでアタッチし、全ての図形を境界として使用した空の選択に対して、TRIM + EXTENDコマンドを使用するとクラッシュが発生していた問題を修正しました。
•SR45184, SR45303 – BRX: acedGrDrawを改良しました。
•SR45404 – APIs: 右マウスクリックでアプリケーションコマンドを再起動し、図面を開く-閉じるを実行すると、クラッシュすることがあった問題を修正しました。
•SR45478 – .NET: DynamicBlockReference property:FlipStateを変更するとクラッシュすることがあった問題を修正しました。
•SR45619 – LISP: 単一の非常に大きなLData(例えば、2000項目以上の一覧データ)を保存しようとしたときの(vlax-ldata-put)の問題を修正しました。
•SR45656 – LISP/SDS/BRX : らせん図形の変更時、entmod()を使用すると表示が更新されなかった問題を修正しました。
•SR45688 – BRX: ドキュメントが一つも開かれていないとき、AcApDocManager::isApplicationContext がクラッシュを引き起こしていた問題を修正しました。
•SR45777 – LISP: 保存されているdwgやdxfからのLDATAの読み込みで、コードページ/変換の問題で文字が(時々)正しく処理されないことがありました。
•SR45795 – LISP: 単なる文字入力時に、Lisp表記と見なされて、コマンドが(不正に)中断されることがあった問題を修正しました。
•SR45823 – SSGET: SSGET “_W” / “_C” が現在表示されているビューではなく、カレントUCSの関連ビューから情報を取得していた問題を修正しました。
•SR45848 – MODEMACRO: MODEMACRO コマンドはDIESEL文字列を受け入れなくなりました。 V14から再発していました。
•SR46111 – INITDIA: (initdia 1) は、(initdia 1)(command “_mtext” …)のような記述で、MTEXTコマンドに反映されませんでした。 V14.2.10から再発していました。
•SR46214 – 表示: 内側に湾曲した3Dソリッドのエッジが正しく表示されていませんでした。 内側の湾曲曲線は閉じていて、開始(終了)ポイントがエッジ内にあると、エッジの開始ポイントから湾曲曲線の開始ポイントまでが表示されませんでした。

Version 14.2.11   2014/05/12

新規

VIEWBASE: 背景ビューの生成を実装しました。
VIEWSECTION: 切断ラインをグリップポイントを使用して変更可能になりました。
SR31030, SR33256, SR33307, SR38347, SR38446, SR39256 – CUIX: BricsCAD は、CUIXファイルをサポートするようになりました(CUIXファイルが即、CUIに変換されます)。
CUIXファイルがビットマップを含むとき、それらは.reszリソースファイルにコピーされるようになりました。
カスタマイズが.reszファイルをサポートしました: リソースDLLの代替(ツールビットマップを含む zipファイルで全てのプラットフォームで動作)です。
・作図ビュー生成: BMGENDRAFT と BMGENSECTION コマンドを作成し直しました:
VIEWBASE コマンドが追加されました。BMGENDRAFT と同じです。
VIEWSECTION コマンドが追加されました。BMGENSECTION と同じです
BMGEN… コマンドは、V15で廃止されます。
投影種類: 投影ビュー生成時の投影種類をコントロールする設定です。 第一角法(ヨーロッパ) = 0、第三角法(米国、カナダ、オーストラリア) = 1。 この設定は、図面に保存されます。
VIEWBASE/BMGENDRAFT:
SR42797: 生成図面のビューは、もはや特別の表示スタイルが適用された3Dソリッドで構成されているわけではありません。 代わりに、現在は2D図形に基づいた隠線処理結果となっています。 表示図形群は、容易にコントロールできるよう異なった画層に配置されます。
ビューを配置するときは、プレビューイメージとしてモデルのワイヤー・フレームが表示されます。
隠線処理計算は、全てのビュー位置が選択後に開始されるよう調整されます。
ビュー更新中に、ビュー内容の位置はもはや変更されません(例えば、新しく追加されたソリッドを処理するためビューポート・サイズが変更されたとしても)。
SR42796: 図面生成コマンドで作成されたビューポートは、表示と選択特性をコントロールした個別の専用画層に置かれます。
VIEWUPDATEAUTO: 元のモデルが変更されたとき、生成図面を自動的に更新するかどうかをコントロールするシステム変数です。 VIEWUPDATEAUTO がオフのときは、更新が必要なビューは赤色の矩形で囲み表示されます。
VIEWUPDATE: 選択図面ビューを更新するコマンドです。
SR42838 – VIEWEXPORT: 以前のQuickDrawに似た機能を提供するコマンドです。 このコマンドにより、BMGENDRAFTで得られた図面ビュー内容を同じ図面のモデルへ書き出すことができます。
OVERKILL: 線分、円弧、ポリライン(LW、2D、3D)の重複図形を削除し、また、部分的に重複した図形や接続図形を結合させるコマンドです。 ダイアログ版とコマンドライン版が利用可能です。
PARAMETERCOPYMODE: 図形コピー時に、拘束と関係パラメータもコピーするかどうかをコントロールするシステム変数です。
PREVIEWTOPDOWN 切替: シフト+ Ctrlキーが同時に押され、それが500msec以下のとき、PREVIEWTOPDOWNの設定が切り替わります。 すなわち: selectionpreviewハイライトの優先が、最初に3Dソリッドの個々の面を選択するのか、最初に3Dソリッド全体を選択するのかで切り替わります。
パブリッシュ: パブリッシュでPDF書き出しが可能となりました。 印刷とページ設定が適用されます。 “複数シートファイル”オプションを使用すると、1図面内の複数のレイアウトを1つのPDFファイルとして作成できます。
板金:
板金モデルと折り曲げ表を関連付けさせることが可能になりました。
メカニカルブラウザの関連フィールドを使用して、折り曲げ表の.csv ファイルを指定可能です。
表の補正値を使用することによって、製造用のツールに合わせた正確な展開が可能です。
更に、特有のベンドフィーチャーの’V’ダイ幅をメカニカルブラウザで指定可能になりました。 この幅は、表内の補正値を探すときのキーとしても使用可能です。
特有のベンドフィーチャーの半径をメカニカルブラウザで、パラメーターコントロール可能になりました。
SMFLANGECONNECT: 2つのフランジ間のギャップを縮める板金コマンドです。
スナップトラック: スナップトラッキングに、LASTPOINTと新規の図形スナップポイントを結ぶトラッキングラインが追加されました。
スナップトラック ロック: スナップトラックのパスをロックするには、シフト・キーを一度押すだけで、押し続けておく必要はありません。 ロックを解除するには、再度シフト・キーを押します: シフト・キーで切替えます。
SR39413 – ハッチングパターン スナップ: ハッチングパターン形状への図形スナップがサポートされ、新しい OSOPTIONS の設定でコントロールできます:
OSOPTIONS = 0: ハッチング図形とダイナミックUCS使用時の負のZ値の図形へのスナップが可能。
OSOPTIONS = 1: ハッチング図形へのスナップは無効。
OSOPTIONS = 2: ダイナミックUCS使用時の負のZ値図形へのスナップは無効。
OSOPTIONS = 3: ハッチング図形とダイナミックUCS使用時の負のZ値の図形へのスナップは無効。
OSOPTIONSのデフォルト値は 3 です。

改良

SR45663 – フォント: ビッグフォントのための設定ファイル bigfont.ini をインストーラに追加しました。
結合コマンド
反対方向の法線を持つ2つの同一面のLWポリラインを結合するとき、2番目のポリラインの頂点のX座標だけ変更して、1番目のポリラインに追加されるようになりました。
全ての図形が同一平面上でなく、直線形状のセグメントだけの場合は、結合されて3Dポリラインになります。
表示スタイル: モデリングの表示スタイルが常に利用可能になりました。 以前は、モデリングオプションSHADEMODEを実行するか、3DCONTEXTコマンドを実行した後、利用可能になっていました。
SR44958 – 読み込み/書き出し: デフォルトで読み込み/書き出し可能な形式とコミュニケーターが必要な形式が明示されるようになりました。
SR45113 – 選択グリップ: 複雑なソリッドの選択やグリップのパフォーマンスが大幅に改善されました。
SR45198 – PDF書き出し: 書き出し時に、印刷スタイルが適用されたときの曲線の滑らかさが改善されました。
ダイナミック寸法: パースモードでのダイナミック寸法が可能になりました。
スナップトラック: パースモードで動作するスナップトラックラインの表示が改善されました。
表示スタイル:
以前、”隠線”表示スタイルの表示は、OpenGLの表示デバイスの”隠線”シェードモードを使用することで実現されていました。
現在、利用可能であれば(ProかPlatinumライセンスが必要ですが)、Redwayレンダリングデバイスで、よりきれいで”折り目角度”等も設定できる”隠線”表示スタイルを表示できるようになりました。
以前、’隠線’シェードモードを設定すると、OpenGLの表示デバイスの”隠線”シェードモードをアクティブにしますが、表示スタイルの設定は変更されないままでした。
現在、’隠線’シェードモードを設定すると、表示スタイルを’隠線’に切替えた上でアクティブにします。 グルー(+エッジ)/フラット(+エッジ)のシェードモードも同様に、関連する表示スタイルもアクティブにします。
SR42754 – スナップ: 楕円や楕円弧への接線スナップが実装されました。
SR42817 – PDF書き出し: 複数図面のレイアウトを一つのマルチシートPDFファイルへパブリッシュできるようになりました。
SR43344 – 印刷: 印刷ダイアログでは、”印刷設定編集”で用紙サイズを変更したとき、PAPERUPDATEシステム変数が1のときだけ’用紙サイズ’が更新されていました。 現在、PAPERUPDATEの値にかかわらず更新されるようになりました。
SR44918, SR44989, SR44979 – エラーダイアログ: テンプレートファイルをロードできなかったとき、エラーメッセージで明示できるようになりました。
SR44506 – パージ: ビューポートでフリーズされている画層に属する図形や外部参照が無い場合、コマンドがこの画層をパージするようになりました。
3D拘束: コマンドで3D拘束を作成したとき、対応するサブ図形だけがハイライトするようになりました。
ダイレクトモデリング: DRAGSNAPとDYNMODEシステム変数がダイレクトモデリングで参照されるようになりました。 トラッキングラインへのスナップが実装されました。
DMMOVE: DMMOVE: このコマンドが全ての3Dソリッドに適用されたとき、ダイナミック動作で3D拘束が考慮されるようになりました。
DMPUSHPULL: このコマンドが閉じたポリラインに適用されたときの編集ソリッドを自動的に認識するパフォーマンスが改善されました。
PDF書き出し: レイアウトの書き出し順が、作成順ではなく、タブの並び順になりました。
マスプロパティ: 3Dソリッドのマスプロパティ(プロパティーバーに表示)の計算時間が10秒を超えたときは、遅れの原因とそれを避ける手順の情報をダイアログに表示するようになりました。
メカニカルブラウザ
図面内で図形を選択すると、対象ツリーノードがハイライトするようになりました。 前はホバリング図形の対象ノードがハイライトしていました。
SR42615: メカニカルブラウザの位置がBricsCADセッション間で保持されるようになりました。
 -PARAMETERS: 新しく作成されたパラメータがメカニカルブラウザ内でハイライトされるようになりました。
ラスターエンジン: 重複した透明な白黒画像の表示スピードが劇的に改善されました。
選択:
Shift-スペース-クリックのサイクル動作がQUADDISPLAY変数には依存しなくなりました。 常に、面、エッジ、図形の順にサイクル動作します。
選択プレビューがアクティブでない(QUADDISPLAYとSELECTIONPREVIEWがオフの)ときのクリック動作が変更されました:
左マウスクリックは、全てのソリッドを選択します。
Ctrl-クリックは、面、または、エッジを選択します。
板金
SMFLANGEEDGE: コーナーレリーフや結合された隣接フランジが、直角でないベースフランジに作成可能になりました。
板金部品でのダイレクトモデリングやパラメトリック編集操作に様々な改善が行われました。
スナップ: マルチ引出線の端部へのスナップが可能になりました。
スナップ、ダイナミックUCS: ロックされた整列パスがあるとき、ダイナミックUCSの切替えは無効になりました。
スナップトラック: スナップトラックのラインとマーカーは、ポイントがピックされるとすぐに作成されるようになり、別途、ピックポイントを取り直す必要はなくなりました。
スナップ/スナップトラック マーカー: 通常の図形スナップマーカーとトラッキングラインへのスナップマーカーを区別するため、トラッキングラインへのスナップマーカーの色をトラッキングラインの色に変更しました。
表示スタイル: -VISUALSTYLES コマンドが実装されました。
XMLSSファイルが BricsCADにドロップされると表図形として挿入されます。
SR30766 – グループ: -GROUPコマンドに、グループ定義オプションが追加されました。これは、既存のグループ名が新しいグループの生成中に提供されるときに利用可能です。
SR33495 – ライセンス: ライセンスが期限切れになるまでの日数を示す読取り専用のシステム変数 LICEXPDAYS が追加されました。 (0 は永久ライセンス)
SR39961, SR43218 – 選択: 図形選択時、名前でグループを選択可能とする’G’オプションが追加されました。
SR41302 – 関連付けハッチング: 操作時に再計算が必要な境界図形の数がHPOBJWARNING値を超過する場合は、ダイアログが表示されます: “この操作を実行するには’NNNNN’個の図形を処理する必要があり、非常に長い時間を要するかもしれません。 本当に実行しますか?”。再計算処理は、この確認後に実行されます。
SR42352 – 異尺度: ステータスバーに表示・編集可能な CANNOSCALE 変数が追加されました。 SCALELISTEDITコマンドで編集可能になります。
SR42358 – 印刷: -PLOTコマンド(レイアウトのモデル空間のみ)の拡張オプションとして、Shadeplotが追加されました。 Shadeplotは、既存のスクリプトを使用するための拡張オプションです。 次のメジャーバージョン(V15)では、これは通常のオプションになるので、スクリプトはチェックが必要となります。
SR42368, SR42863 – フィールド: ビューポート図形に追加プロパティが使用可能になりました:
クリップ
カスタム尺度
表示ロック
シェード印刷
標準尺度
ビューポートUCS
ビューポート オン
SR42521 – ハッチング境界誤差: HATCH と BPOLY コマンドで使用される境界誤差の計算が改良されました。
ギャップ誤差(HPGAPTOLシステム変数)がゼロのとき、ビューサイズに基づくデフォルト誤差が使用されます。
ギャップ誤差がゼロでないとき、境界誤差は以下の公式で計算されます: 誤差 = (ビューサイズ / (8*画面サイズ.y) ) * HPGAPTOL * 0.1。
SR43176 – マルチテキスト: マルチテキストの選択色と背景色間のコントラストが改善されました。
SR43666 – 尺度リストのパージ: 何千もの尺度を持つ図面のパフォーマンスが劇的に向上しました。
SR43347 – MATCHPROP: グラデーションハッチングがサポートされるようになりました。
SR43723 – フラットショット: 可能な限り、スプラインでなく円弧が生成されるようになり(例えば、フィレット)、投影された表示のエッジが一つの円や円弧に見えるときは、それが複数の円弧で構成されていても単一の円や円弧になるよう結合されるようになりました。
SR44068 – スプラッシュ画面: 起動オプション”/B”を使用して、スプラッシュ表示を省略できるようになりました。

修正

SR44764 – ファイルの関連付け: BricsCAD以外のプログラムに関連付けされていた .dwgや.dxf,… のファイル種別がインストール処理中に関連付けをチェックされてもインストール終了後、関連付けされていないことがあった問題を修正しました。
パラメータ: パラメータに依存している特定の環境がUndoで再計算されなかった問題を修正しました。
パースビュー:
パースビューで空の空間上をホバー中、プレビュー選択が時々、図形や面をハイライトさせることがあった問題を修正しました。
カメラの後ろや近辺の点に対して、時々、誤った位置にグリップが表示されることがあった問題を修正しました。
ラスターイメージ: フラットシェードモードでは表示されませんでした。 ノンフラットシェードモードでは、マテリアルが拡散テクスチャーを持っていると、実際のイメージではなく、そのテクスチャーが表示されていました。これらの問題を修正しました。
板金: ダイ幅を指定したベンドフィーチャーが図面を開いた後、無効のマーキングがされることがあった問題を修正しました。
SHXビッグフォント: 水平のスタイルを使用したとき、正しく表示されるよう修正しました。
ワークスペース: setCurrentオプションがプロンプトにカレントのワークスペース名を表示しなかった問題を修正しました。
SR40899 – 空のブロック: 不正な外部参照を含むブロックがコピー/貼り付けや挿入時に空のままになっていた問題を修正しました。
SR44145 – AUTOCADクラッシュ: 空のACISデータを持つ3Dソリッドを保存しないようにしました – これがAutoCADのクラッシュを引き起こしていました。
SR44334 – スナップ: PDFアンダーレイで多角形にスナップできなかった問題を修正しました。
SR44519, SR45133 – フィールド: CTABシステム変数を参照しているフィールドがレイアウトの切替で更新されませんでした。 PDFにペーパー空間を書き出すときもフィールドが正しく更新されませんでした。これらを修正しました。
SR44616 – シートセット: 日本語文字列を含む.DSTファイルの互換性を修正しました。
SR44707, SR45188 – 呼び戻し: 複数のBricsCADが動作しているとき、最小モードから呼び戻されたときのウィンドウの問題を修正しました。
SR44744, SR45273, SR40962 – 3D拘束: BricsCAD V13で作成したモデルで、多くのオーバーラップする面を持つボディーをブーリアン操作すると、大量の関連する拘束の属性データが、アプリケーションのハングを引き起こしていました。 AUDITコマンドを拡張し、この問題を解決しました。
SR44876 – 寸法編集: DIMTMOVE=1で(寸法値の移動時、引出線を追加)、DIMTIH=1 かつ DIMTOH=1 のとき、寸法値を移動すると引出線が絶対座標の原点(0,0,0)へジャンプしていた問題を修正しました。
SR45015 – 印刷: .CTB内で指定されたダッシュの線種が、印刷時にいくつかの図形で間違った線種として出力されていた問題を修正しました。 V14から再発していました。
SR45029 – 交差: 作成された 3Dソリッドが指定された図形プロパティになっていないことがありました。 また、コマンドプロンプトの順が間違っていました。これらを修正しました。
SR45119, SR45267 – MATCHPROP: マルチテキスト高さのプロパティが無視されていました。
SR45151 – PDF書き出し: ハッチングの最後のループが出力ビューに含まれているときだけ、多角形のハッチングが正しく出力されていました。 ハッチングの最後のループだけがハッチング表示の引き金になっていました。 今回、特定のループに依存せず、ハッチングが正しく出力されるよう修正しました。
SR45170 – クワッド: BricsCADアプリケーションが2つのモニターにまたがって表示されているとき、カーソルを2番目のモニターに移動しても、クワッドは1番目のモニターに表示されたままで2番目のモニターに表示されなかった問題を修正しました。
SR45220 – WBLOCK: WBLOCKの処理中、間違った動作を引き起こす可能性がある1005ハンドルデータを無視するようにしました。V14から再発していました。
SR45241 – SMUNFOLD: ボディーの自動展開の方向が誤っていた問題を修正しました。
SR45259 – SMFLANGEEDGE: いくつかのケースで、板金のボックスを閉じる最後のフランジが作成できなかった問題を修正しました。
SR45294 – マルチ引出線: マルチ引出線の矢印ブロックが正しく尺度対応されていなかった問題を修正しました。
SR45315 – 異尺度ハッチング: 異尺度ハッチングを持つ図面のロード時、以下のようなエラーが発生していました: “図形のレンダリングエラー 26424: 開くことができません”。 V14.2から再発していました。
SR45315 – 保存: ユーザー提供図面で、ACAD_IMAGE_DICT辞書内のプロキシ図形のため保存できなかった問題を修正しました。
SR45354 – フラットシェードモード: 拡散テキスチャーを持つマテリアルを使用したメッシュに対して、フラットシェーディングが失敗することがあった問題を修正しました。
SR45376 – ワークセット: ワークセットが保存された後、新しい図面が勝手に開かれることがあった問題を修正しました。
SR45451 – 異尺度マルチテキスト: 複数行の異尺度マルチテキストを持つ図面をロードすると、インデックスエラーになることがあった問題を修正しました。
CUI: クワッドグループの表示を変更した場合(カスタマイズダイアログから、または、クワッドからXボタンを押す)、CUIファイルが更新されなかった問題を修正しました。
DMPUSHPULL: パースモードがONのとき、スナップが正しく処理されなかった問題を修正しました。
ダイナミック入力:
ダイナミック入力の際にマウススクロールによるズームを行うと矢印と線種を縮尺します。
ダイナミック入力の際にDYNMODEをオフにすると、実際にはオフにならなかった問題を修正しました。
ローカライズ: VIEWUPDATEのコマンドメッセージが翻訳できなかった問題を修正しました。
SR35508 – マルチテキスト/属性フィールド:
フィールドでATTDEFと「プリセット」オプションが正しく属性としてインスタンス化できなかった問題を修正しました。
フィールドの内容の”?BlockRefId”とattibutesのインスタンス化が機能しなかった問題を修正しました。
BricsCADで作成されたフィールドを持つ属性が、フィールドの内容の代わりにタグ名が表示されていた問題を修正しました。
SR42739 – リージョン: デフォルトの許容値よりも小さいサイズの図形から領域を作成しようとしたときに発生したクラッシュの問題が修正されました。
SR44206 – 設定ダイアログ: SHORTCUTMENUビット・フラグのビット16に「実装されていません」注記を追加しました。
SR42388 – マルチ引出線: ブロックを含むマルチ引出線が置き換わってしまう問題を修正しました。
SR42390 – コミュニケーター:
ふたつの拡張子を持つファイル(例:file.prt.1)がインポートできない問題を修正しました。
[読み込み/書き出し]ダイアログボックスに表示されているファイルフィルタが正しくなかった問題を修正しました。
SR44318 – 下位互換: 保存する図面が境界に周期的なスプラインを含むハッチングを使用している場合、スプラインは保存前に非周期に変換されず、古いバージョンで開けなくなってしまった問題を修正しました。
SR43840, SR44393 – ハッチング:ダッシュの数がカレントのMAXHATCHの値を超えていた場合、ハッチングの作成(または編集)がメッセージを表示せずに失敗することはなくなりました。 代わりに、可能な選択肢をダイアログに表示します。
SR43858 – 図面エクスプローラ – 文字スタイル: [垂直]チェックボックスは、TrueTypeフォントでは有効で、.shxフォントでは無効になっていました。 しかし、.shxフォントのみ縦に表示することが可能ですので、この問題を修正しました。
SR44188 – カスタマイズ: 連続しているメニュー項目を削除すると、例外のエラーメッセージが発生してしまう問題を修正しました。
SR44409, SR44699 – コピー/貼り付け: ソースとターゲットの図面の両方に同じブロックが含まれている場合、ブロックをコピー&ペーストすることができず、ターゲット図面内のブロックが無かった場合、ソースブロックがSORTENTSテーブルを持っていた問題を修正しました。
SR44444 – 設定ダイアログ: 設定ダイアログから線種を読み込むと、BricsCADがハングアップしてしまう問題を修正しました。
SR44469 – 印刷: 回転したUCS/ビューのTTFテキストの印刷/プレビューがBricsCADのクラッシュの原因となっていた問題を修正しました。
SR44517 – CUIX: RESZまたはCUIXファイルから間違った拡張子のビットマップファイルをロードするときに表示されるエラーメッセージを改善しました。
SR44524 – オーバーキル: 同一線上に重なった線やポリラインに対してOVERKILLコマンドが正しく動かない問題を修正しました。
SR44533 – TIMEZONE: TIMEZONEシステム変数の分オフセットが誤って解釈され、範囲エラーメッセージにつながる問題を修正しました。
SR44554 – マルチ引出線: 異尺度対応のマルチ引出線の矢印の場所が、誤った場所にコピー/貼り付けされる問題を修正しました。
SR44557 – 表セルの編集: 起動直後にTABLEMODコマンドをキャンセルすると、いくつかのケースでは表の変更が継続される問題を修正しました。
SR44618 – フォントの翻訳: 「FF71」と「FF98」の文字を復元し、japanese.shxフォントに欠落していた「FF70」を追加しました。
SR44673 – システム変数: ゼロ以外の値が必要なシステム変数に0.0が設定することができた問題を修正しました。 例えば、TEXTSIZE、HPSCALE、HPSPACE、SKETCHINCなど …
SR44690 – 外部参照編集/文字編集: REDEDITとDDEDITコマンドがファイルが見つからない外部参照ブロックを編集しないよう修正をしました。
SR44749 – ハッチング: ブロック/外部参照に含まれる境界としてマルチテキスト/テキスト/寸法を有した連携ハッチングが誤って再計算される問題を修正しました。
SR44766 – VIEWBASE: BricsCAD V14.1でビューポートを消去すると、モデル空間に補助ジオメトリが残ってしまいます。 このジオメトリがAUDITコマンドで削除できるように修正しました。
SR44722 – 寸法: 寸法コマンドを使用して文字を入力する際、LISPのような文字列(xxx)がLISPとして処理されてしまう問題を修正しました。
SR44813 – 弧長寸法: 弧長寸法がDIMSTYLE、DIMEDIT、DIMOVERRIDEコマンドを対象として選択することができなかった問題を修正しました。
SR44968 – 印刷: [レイアウト]プロット範囲XとYプロットオフセットが入れ替わってしまっていた問題を修正しました。
SR44969 – CUIX: CUIXファイル内の拡張文字が正しくエンコードされなかった問題を修正しました。
SR45039 – マルチライン: Scaleオプションが翻訳版では動作しなかった問題を修正しました。
SR45076 – プロパティ: 多くの図形が選択されている場合のプロパティバーのパフォーマンスを修正しました。 V14.2にてサブ図形をサポートした時点でプロパティバーの性能が劣化していました。
SR45092 – ローカライズ: 「デルタ」がロシア語で複数の翻訳可能性に対応しました。
アセンブリモデリング: 3D拘束がBMUPDATE、BMSHOW、BMHIDEコマンドで正しく維持されなかった問題を修正しました。
CUI: 上書き/リネームダイアログが起動時に表示されないようになりました。
DMEXTRUDE: 制限オプションがいくつかのケースで動作しなかった問題を修正しました。
DMPUSHPULL: 閉じたポリラインコマンドを適用した3Dソリッドで、色が維持されなかった問題を修正しました。
フィールドダイアログ: フィールドがフィールドダイアログにおいて利用可能ではない書式指定子を含んでいた場合、これらの指定子がフィールドの編集時に失われてしまう問題を修正しました。
ビュー生成: 図面が.dxfファイルとして保存され、再び開いた後、追加のビューを作成することができない問題を修正しました。
ビュー生成:
SR43460: BricsCAD V13で作成されたビューを含んだ V14.1の図面を開くことができない問題を修正しました。
SR43641 – VIEWBASE: 不適当な図形を含む選択セットがコマンドの中断の原因となる問題を修正しました。
LAYER FILTER: STB図面にて印刷スタイルが保存されない問題を修正しました。
メカニカルブラウザ
寸法と角度値の図面設定がメカニカルブラウザのプロパティパネルと関係が持てない問題を修正しました。
SR42981: プロパティが編集された後、最初のマウスクリックでは選択が変更されない問題を修正しました。
画層フィルター: 数千の画層を含む図面で画層フィルターの全選択を使用すると、メモリ不足によるクラッシュにつながる可能性がある問題を修正しました。
SMFLANGEEDGE: オフセットとテーパー角度について、いくつかのケースではオプションがデフォルトでは受け入れられない問題を修正しました。
SMFLANGEROTATE: クワッドからコマンドを実行した後、フランジが右に小さな角度で回転してしまう問題を修正しました。
SR35508 – フィールド:
Attdefが付いた[プリセット]オプションとフィールドが正しく属性としてインスタンス化できない問題を修正しました。
“?BlockRefld”を含むフィールドの属性のインスタンス化が正しく行われない問題を修正しました。
BricsCADにより作成されたフィールドを持つ属性が、タグ名ではなくフィールド内容が表示されるようになりました。
SR39931 – XCLIP: XCLIPコマンドが、境界がUCSで作成された「ポリライン生成」オプションを使用して、誤ったポリラインを生成する問題を修正しました。
SR40243 – 入力: 3Dソリッドを含むR14図面を挿入した後、3Dソリッドを保存し再度開くと見えなくなってしまう可能性がある問題を修正しました。
SR40419 – カスタマイズダイアログ: あるメニューグループから他のメニューグループへのサブメニュー及びツールバー、ポップアップのドラッグ&ドロップが正しく動かない問題を修正しました。
SR40455 – マルチテキスト: 複数行のマルチテキストにて太字、斜体などの書式が保存できない問題を修正しました。
SR40545 – 文字: プロパティパネルで文字を[フィット]した場合にテキストが歪んでいた問題を修正しました。
SR40832 – コピー: OdDbDatabase::deepCloneObjects()で作成された挿入コピーが正しく転換されなかった問題を修正しました。
SR41050 – スナップ: 線分コマンド時に延長スナップが実行されている場合、極スナップが抑制される問題を修正しました。 線の開始点が定義されていなかったため、極トラッキングが正しくガイドされませんでした。
SR41423 – MATCHPROP: ビューポート内の画層がMATCHPROPにより解凍されず、フリーズ状態の画層のみがコピーされていました。 ビューポートがロックされた状態でもビューポートのスケール値がコピーされていた問題を修正しました。
SR41710 – 画層フィルター: LWUNITSがオフだった場合、線の太さ値やVP線の太さが設定できない問題を修正しました。
SR42195 – 属性編集: ロック画層の図形の属性を編集するとクラッシュする可能性がある問題を修正しました。 (V14から再発)
SR42236 – 引出線: TEXTEVALが0に設定された場合、引出線とクイック引出線コマンドの動作が、Lisp等の入力を行った時に正しく動作しない問題を修正しました。 (V14.2から再発)
SR42241 – 3D回転:
ANGBASE != 0 とANGDIRがONだった場合、回転が間違っていた問題を修正しました。
選択された回転軸がポリラインだった場合、図形が回転しなかった問題を修正しました。
‘ベース角’の設定が考慮されていなかった問題を修正しました。
SR42358 – SVG/PDF 出力: SvgHiddenLineRemovingオプションを削除しました。 現在のビューポートが’そのまま表示’シェード印刷や’隠線’シェードモードの場合、または、’隠線’シェード印刷の場合、ビューポートはラスターデータとしてsvg/pdf書き出しを行います。 ベクトルデータとして書き出しを行うには、ビューポートが’レガシーの隠線’シェード印刷を持つ必要があります。
SR42367 – PDF 書き出し: もしビューポートの(レガシー)RemoveHiddenLines プロパティが正に設定されている場合、それが含まれている円が意図せず塗りつぶされて書き出されていた問題を修正しました。
SR42381 – ブロック選択: ブロックが画層「0」上の図形を含むブロック挿入を含有していた場合、選択することができず、画層「0」がフリーズしてしまう問題を修正しました。
SR42528 – 拘束: ユーザー提供図面のポリラインに固定拘束を適用しようとすると、クラッシュの原因となった問題を修正しました。
SR42557 – マウスホイールズーム: コマンドバーがドッキングされていない場合、グラフィックウインドウエリア上にカーソルを移動すると、マウスホイールでのズームの動作が十分ではなかった問題を修正しました。
SR42707, SR42708 – マルチ引出線: マルチ引出線のスケールが、マルチ引出線をコピー&ペーストまたはMLEADERSTYLEコマンドで変更された場合に”1″にリセットされる問題を修正しました。
SR42718 – 一時フォルダ: 空または無効なフォルダがTEMPPREFIX変数で指定されている場合、Bricscadのフォルダにデフォルト設定されるようになりました。
SR42744 – MATCHPROP: 寸法の「テキストの回転」プロパティーが正しくMATCHPROPコマンドでコピーされませんでした。
SR42753 – SMFLANGEEDGE: 1.5インチよりも短い長さでフランジを構成することができない問題を修正しました。
SR42998 – マルチテキスト: 埋め込まれたマルチテキストオブジェクトと属性の高さが間違っていた問題を修正しました。
SR43164 – 表: 図面を開いていると、いくつかの表が’書き込み保護されています’というエラーメッセージを出す問題を修正しました。
SR43199 – ビューポート: モデル空間のビューポートに切り替えた時に、ビューポート番号の入力が受け入れられなかった問題を修正しました。
SR43211 – クイック引出線: クイック引出線設定の’アタッチメント位置’のラジオボタンが正しく動作するよう修正されました。 (V14から再発)
SR43222 – フラット化: FLATTENコマンドが意図せず適用されたオリジナル画層と図形の色を変更してしまう問題を修正しました。
SR43251 – 図形プロパティ コンボボックス: 大きなツールバーアイコンにてコンボボックスのドロップダウンリストの左側をクリックした時、間違ったアイコンを選択してしまう問題を修正しました。
SR43253 – 読み込み: ハッチングの境界内の無効なスプラインとハッチングを含むユーザ提供図面が開けない問題を修正しました。
SR43262 – テンプレート: 最後に使用したテンプレートが自動的に初期化され、新規ダイアログボックスで選択されていない問題を修正しました。
SR43290 – フォント: SHXとTTFフォントが同じ名前で存在し、このフォントを持つ文字スタイルを文字スタイルダイアログのドロップダウンリストから開いた場合、文字スタイルがSHXからTTFに変更する問題を修正しました。
SR43298 – 画層状態コンボボックス: 画層状態が作成/名前変更/削除された後、’画層状態’ツールバーのコンボボックスがすぐに更新されなかった問題を修正しました。
SR43300 – マルチテキスト: マルチテキストの入力ボックスがすべての文字を含むのに十分な大きさでなかった場合に、上付き文字’^’が次の行に送られていた問題を修正しました。
SR43364 – ストレッチ: 寸法テキストを手動で再配置した後、’文字の移動’プロパティーを「引出線無しで寸法値を移動」に設定した寸法テキストでは、STRETCHコマンドが動作しなかった問題を修正しました。
SR43375 – CSV 書き出し: CSVファイルとして書き出す設定が、BOMエンコーディング無しのUTF-8ではなく、BOMエンコーディングするUTF-8で保存されるようになりました。
SR43448 – 直列寸法: 直列寸法をentdelにより削除をおこなうと、その後に作成された直列寸法が直列にならない問題を修正しました。
SR43590 – 標準部品: ‘JISのG3192-I’シリーズからの部品が作成できなかった問題を修正しました。
SR43649 – CUI: 部分MNUまたは共有カスタマイズファイルをCUIに変換すると、メインCUIファイル内のファイル名が更新されるようになりました。
SR43659 – ハッチング: ハッチング編集機能を追加することで、ハッチングダイアログにはデフォルトで「境界線の点をピック」オプションが無くなりました。 このため、点のピックを開始するEnterキーまたはスペースバーを押すことができない問題を修正しました。
SR43710 – フライアウト ツールバー: フライアウトツールバーの「カレント」アイコンが起動時に初期化されず、エラーの原因となっていた問題を修正しました。 SR43204 と SR43618で報告されているターミナルサーバーのオペレーティングシステムで実行するBricsCADのフライアウトの問題も、この初期化により修正される可能性があります(未確認)。
SR43719 – スナップ: INSスナップモードにて、マルチ引出線のブロックの属性位置がスナップできない問題を修正しました。
SR43747 – スプライン:非ゼロフィット公差を使用する場合、フィットポイントによるスプラインの作成ができませんでした。 このようなスプラインを含む図面を開くことができなかった問題を修正しました。
SR43758 – トリム/延長: 延長またはトリミングする図形がグループの一部のフェンスやクロスオプションを使用して選択すると、クラッシュが発生することがあった問題を修正しました。
SR43818 – ハッチング: 関連付けられたオブジェクトの属性を持っているハッチングのプロパティーを変更する際、クラッシュが発生する問題を修正しました。
SR43824 – プロパティーバー: コンボボックスのポップアップ値を選択し、Enterキーで変更したとき、プロパティーバー内部では処理されていましたが、変更がアプリケーションの他の部分に適応されていませんでした。値は変更されていましたが、永続的ではなかった問題を修正しました。
SR43876 – 表: 表スタイルの余白の設定が変更された後、余白が正しく再計算されなかった問題を修正しました。
SR43909, SR43912 – シートセット:
空のカスタムプロパティを持つシートのロード時、例外エラーが発生していた問題を修正しました。
新しいシートを作成し、図面を閉じようとしたときの保存メッセージ表示で’はい’をクリックすると、変更は保存されるが図面は閉じなかった問題を修正しました。
SR43961 – 選択: ユーザー提供図面内のブロックが選択できなかった問題を修正しました。
SR43972 – 寸法設定エクスプローラ: 変数が負の値を許可しないようになったことに伴い、いくつかの変数を0に設定することができなくなっていた問題を修正しました。
SR44004 – マルチテキスト: 表示ターゲットのZ値が大きすぎた場合、マルチテキストエディタでマルチテキストをハイライト表示できなかった問題を修正しました。
SR44125 – ラスターエンジン: キャッシュフォルダが書き込み可能ではなかった場合、図面エクスプローラでイメージが表示されず、エラーメッセージが表示されていた問題を修正しました。
SR44230 – マルチ引出線: カレントのマルチ引出線スタイルの’レイアウト尺度’がオンのとき、マルチ引出線が作成できないことがあった問題を修正しました。
SR44298 – 寸法ブロック変数: DIMBLK、DIMBLK1、DIMBLK2、DIMLDRBLKが、カスタム矢印ブロック名の前のアンダーラインを保存しなかった問題を修正しました。
SR44331 – オフセット: ユーザー提供のサンプルスプラインが誤って一部相殺されていた問題を修正しました。

アプリケーション開発

SR45530 – DCL: list_boxコントロールで日本語エンコード文字が正しく表示されていなかった問題を修正しました。
LISP/SDS/BRX: entmake() と entmod() のresbuf処理のパフォーマンスを大幅に改善しました。
SR38815 – .NET: solid3d.ProjectOnToSolid() と surface.ProjectOnToSurface() methods を実装しました。
SR41598, SR41531 – SWEEP: Teigha 3.09で再現した問題を避けるため、一部のSWEEPのAPIをバージョン3.08のものに戻しました。
SR42095 – BRX: ボディ・クラスのための放射線交差およびポイントのコンテナメソッドが実装されました。
SR43740 – 異尺度マルチテキスト: 異尺度文字スタイルのマルチテキストを作成するためマルチテキスト編集を使用したとき、異尺度が適用されなかった問題を修正しました。
SR43870 – .NET: 新規のマルチ引出線スタイルの異尺度プロパティが設定できるようになりました。
SR44167 – .NET: 不足していたオーバーロード機能が追加されました: void AppendLoop(HatchLoopTypes loopType, Point2dCollection vertexCollection, DoubleCollection bulgeCollection)。
SR44435 – LISP: 何も選択されていないのに、(ssgetfirst) が”PickFirst SelectionSet”を返していた問題を修正しました。
SR44768 – COM: マルチ引出線図形の作成や引出線頂点の更新時に発生していた いくつかの問題点を修正しました。
SR44768 – スクリプトから呼ばれたときの MLEADERコマンド、Lisp (command)、BRX acedCommand() が修正されました – そのようなケースでは、文字入力でマルチテキスト編集が開きませんでした
SR44723 – LISP : (eq) や (equal) ファンクションが変数にアサインされたときの問題を修正しました – その変数をファンクションとして使用すると、(eq)レスポンスを正しく実装できませんでした。 (equal). 例 : (setq myfunc eq) は (myfunc “1” “1”) で失敗していました。
SR44833 – DBMOD: フィールドを含む図面を開くと、DBMODは 0 のままではなく1 がセットされてしまっていました。
SR44891 – LISP: (*error*)、あるいは、カスタムエラーハンドラーが最初の図面とは違う図面内で起動されたとき、エラーハンドラー内のLispコードが不適当なデータベース操作のために失敗することがありました; 今回、*error* ハンドラーは元の図面に切り替えられるようになりました。
SR44901 – LISP: StartupWizardで複数図面が開かれたとき、正しく初期化されなかった問題を修正しました。
SR45051 – LISP: Windows and Linux の両方で、(vla-close) と (vla-open) のいくつかの問題が修正されました。 ブーリアンフラグのハンドリングが互換となりました。
SR45088 – BRX: AcDbDatabase::getFilename() が NULL ポインタを返さないようにしました。
SR45152 – LISP: (vl-load-all) と (vl-propagate) ファンクションコールが図面で一回だけ有効で、次に実行したときは既存の図面を更新しなかった問題を修正しました。
SR45176 – .NET: 同期モードで、.NET SendCommand() のメカニズムが働くようになりました。
SR45196 – LISP: (entmake) が拡張データに保管された寸法スタイルを考慮するようになりました。
SR45218 – BRX: AcGeEntity3d::isOn が誤った (opposite) 値を返していた問題を修正しました。
SR45225 – 直交モード: 直交モードと極スナップ(AUTOSNAPのbit 8)が同時に指定可能でしたが、これを不可としました。
SR45272 – LISP: (entupd dimension) が寸法文字のリセットを引き起こしていました。 V14から再発していました。
SR45280 – LISP/VB/VBA/COM: intersectWith()の結果から重複ポイントを削除しました。
SR45365 – 表示: 境界を非表示にするとハッチングまで非表示になっていた問題を修正しました。
SR45402 – LISP: DXFOUT コマンドがスクリプト(または、Lisp/BRX (command) resp. acedCommand())で使用されたとき、余計な確認プロンプトが表示されていた問題を修正しました。 V14.2.06から再発していました。
SR45437 – INSERT : Lispコードやスクリプト内で、INSERT コマンドが使用されているとき、括弧を含む属性値が誤ってLisp表記として扱われていた問題を修正しました。
SR45507 – COM: IAcadHelixのPosition() ファンクションが軸のポイントではなく、らせん図形の開始点を返していました。
SR43792 – BRX: AcDbBlockReference::geomExtentsBestFit() は互換性を向上させるため、(場合によって)属性を除外するようになりました
SR44332 – .NET: アクセス違反の例外が、CLR GCスレッドからACIS図形を分解する際に発生した問題を修正しました。
SR44475 – COM: CAcadMLeader::get_StyleName() が壊れていた問題を修正しました。
SR44527 – LISP GarbageCollection: BRX/SDS/NET アプリケーションがLISP関数を実行するためにinvoke()メカニズムを使用した場合、大規模な引数リストが、深刻なLISPの問題となるLisp GarbageCollectionを引き起こす問題を修正しました。
SR44563 – LISP: 文字列型の値をエスケープするために必要な特殊文字を含んでいた場合、(vl-propagate)と(vl-bb-set)に問題がありました。 例としては、C:\\path です。(V14.2から再発)
SR44604 – LISP: vle-extension.lsp の (vle-file->list)エミュレート関数を改善しました。 ファイルが存在しない場合エラーを引き起こしませんが、組み込み関数のようにNILの結果が戻るようになりました。
SR44630 – COM: 文字用のMirror()と(vla-mirror)関数が修正されました。
SR44642 LISP/SDS/BRX: SDS / BRXモジュールが明示的に(arxunload)またはsds_unload()/ acedArxUnload()/ acrxUnloadModule()によってアンロードされると、すべての機能とコマンドはsds_defun()/acedDefun()によって定義されたコマンドとすべてのBRX登録コマンドを除去する必要があった問題を修正しました。
SR44654 – LISP: (vlax-user-product-key) と (vlax-machine-product-key)が実装されました。
SR44719 – COM: AddMLeader() 関数が、常に原点0,0,0でマルチ引出線を置く問題を修正しました。
SR44800 – LISP: (vla-addMText)がカレントのUCSを考慮しなくなりました(V14.2から再発)
SR44843 – LISP: Dwg/Dxf 2010と2013のフォーマットのための、不足していた定数 “AcSaveAsType”を追加しました。
SR44980 – LISP: VLA-関数が、コンテキストメニュー内のサブメニューを無効にするために使用することができなかった問題を修正しました。
SR44984 – LISP: 対応する引数が正の場合にのみ、vlax-curve-getClosestPointToProjectionが曲線を伸ばすようになりました。
SR45006 – COM: マルチラインのput_MLineScale()とput_Justification()機能が、画面上の複数行の図形を更新しなかった問題を修正しました。
SR45120 – LISP: *重要* AutoLISP適用と同じ制限を適用するために、(equal)と(member)ファンクションは1e-10のデフォルト公差は適用されなくなりました。 LISP開発者は2値に(equal)と(member)を使用する場合、公差を使用することをお勧めします。
BRX サンプルアプリケーション: #import MIDL directive へ”no_registry”オプションを使用している場合、BricsCADをインストールしていなくてもCOMベースのBRXアプリケーションをコンパイルすることができるようになりました。
BRX/LISP: (command)またはacedCommandから実行した場合、DXFOUTコマンドが既存のターゲット・ファイルを上書きしなかった問題を修正しました。
LISP: プレーンデータ(文字列、数値)のための(xl-bb-set)機能の性能を改善しました。
LISP: (vlax-ldata-put)のパフォーマンスを改善しました。
LISP: 不完全な(setq)文がエラーのトリガとならなかった問題を修正しました。
LISP
VLA-ライブラリ:以下の機能のために”Fast-COM”の実装を追加しました:
(vla-AddPoint)
(vla-AddLine)
(vla-AddArc)
(vla-AddCircle)
(vla-AddText)
(vla-AddAttribute)
(vla-AddMText)
(vla-Add3dFace)
(vla-AddSolid)
(vla-AddShape)
(vla-AddBox)
(vla-AddCone)
(vla-AddCylinder)
(vla-AddWedge)
(vla-AddTorus)
(vla-AddSphere)
(vla-AddEllipticalCylinder)
(vla-AddEllipticalCone)
(vla-AddEllipse)
(vla-AddTrace)
(vla-Add3dPoly)
(vla-AddPolyline)
(vla-AddLightWeightPolyline)
(vla-AddRegion)
(vla-AddSpline)
(vla-AddXLine)
(vla-AddRay)
(vla-AddRaster)
(vla-AddMline)
(vla-AddTable)
(vla-AddTolerance)
(vla-AddDimAligned)
(vla-AddDimAngular)
(vla-AddDimDiametric)
(vla-AddDimRotated)
(vla-AddDimOrdinate)
(vla-AddDimRadial)
(vla-AddDimRadialLarge)
(vla-AddDimArc)
(vla-AddDim3PointAngular)
(vla-AddSection)
(vla-AddExtrudedSolid)
(vla-AddExtrudedSolidAlongPath)
(vla-AddRevolvedSolid)
(vla-AddLeader)
(vla-Add3dMesh)
(vla-AddPolyfaceMesh)
(vla-AddHatch)
(vla-AddMInsertBlock)
(vla-AddCustomObject)
(vla-InsertBlock)
(vla-delete)が誤って(画層、アクティブな文字/表/寸法スタイル、アクティブな線種)図形を削除してしまう問題を修正しました。
SR15234, SR16878, SR25294, SR36286, SR43102 – LISP/SDS/BRX: setFunHelp()機能が実装されました。
SR32948 – .NET: Solid3d::CreateLoftedSolid メソッドが失敗する問題を修正しました。
SR35081 – .NET: Teigha.GraphicsSystem名前空間内のViewクラスのZoomExtentsメソッドを実装しました。
SR35402, SR44060 – DIMTFILLCLR: DIMTFILLCLRシステム変数は、整数としてではなく文字列として格納されるようになりました。
SR40290 – .NET: SymbolUtilityServices.GetBlockNameFromInsertPathName メソッドが実装されました。
SR40419, SR43055 SR42901 – COM/VBA: COM/VBA インターフェースでツールバーを作成すると2つのツールバーが作成され、ひとつが使用不可になる問題を修正しました。
SR40852, SR41540, SR42627 – .NET: 新しく作成されたドキュメントの処理の問題により、表の実態が見えなくなることがあった問題を修正しました。
SR41963 – .NET: ペーパー空間で呼び出されたときTeigha.DatabaseServices.PlotSettings.CopyFromが例外を投げることがあった問題を修正しました。
SR42284, SDS/BRX/LISP: 属性データリストでentmod()関数を使用するときに属性が(組み込みマルチテキストなど)複数行のテキストが含まれている場合、埋め込まれた複数行のテキストが正しく更新されなかった問題を修正しました。
SR42627 – .NET: CellRange IsMerged プロパティーを修正しました。
SR42627 – .NET: CellRange::TextHeight プロパティーを修正しました。
SR42643 – BRX: acrxEntryPoint()の動作に関する問題がありました:kUnloadDwgMsgイベント中に不正確にkUnloadDwgMsgイベントが発生する問題を修正しました。
SR42739 – BRX: いくつかのケースでは、regionコマンドがアクセス違反エラーを投げることがあった問題を修正しました。
SR42856 – LISP: 更新される図形が実図形でない場合、(entupd)がエラーの原因となっていた問題を修正しました。 (V14.1.12から再発)
SR43057 – LISP: x64のリリースビルドにおいて、コンパイラの最適化バグが原因のLispエンジンで、散発的なクラッシュが発生する可能性があった問題を修正しました。
SR43102 – ALL APIs: いくつかのgetXXX() 入力関数の間に、透過的なコマンドの入力が受け入れられなかった問題を修正しました。
SR43206 – LISP: (read-line)機能が”(myFunc…)”などのリテラル文字列のようなLisp式文字列を解釈しなかった問題を修正しました。 (V14から再発)
SR43241 – APIs: ads_queueexpr(), AcApDocManager::sendStringToExecute(), と、これらに似たCOMメソッドの入力に問題がありました。 入力文字列がスペースで終わっても引用符で囲まれたファイル名が含まれている場合、ターゲットのコマンドが通常の入力を終了するには専用の改行を必要としていた問題を修正しました。
SR43417 – COM: AcadMleader.TextStyleNameが誤った値を返していた問題を修正しました。
SR43465, SR44430 – LISP: 以下の機能の精度と公差の問題を修正しました。
(vlax-curve-GetDistAtParam)
(vlax-curve-GetParamAtDist
)
(vlax-curve-GetDistAtPoint)
(vlax-curve-GetPointAtDist)
(vlax-curve-GetParamAtPoint)
(vlax-curve-GetPointAtParam)
SR44475 – COM: CAcadMLeader::get_StyleName()は修正されました。
SR43487 – DCL SPEED POPUP_LIST: V14で多くのアイテムを持つdcl popup_listsが遅くなっていました。 V14は新しいwxWidgetsのバージョンに基づいているため再調整が必要でした。
SR43541 – LISP/SDS/BRX : 外部(SDS / BRXで定義された)で定義されたLisp関数がエラー状態を返した場合に、Lispの実行がキャンセルされなかった問題を修正しました。
SR43669 – COM/LISP: COM(vla-delete)を使用すると、使用中の symboltable レコードを消してしまう恐れがあった問題を修正しました。
SR43699 – LISP: 欠落していた(atoms-family)リストのシンボル名を追加しました。
SR43701 – LISP: “nil”と”T”は(関数定義)によって再定義することができますが、エラーのトリガーとなっていた問題を修正しました。
SR43710 – COM : ツールバーボタンのビットマップを設定または取得する時にツールバーボタンのビットマップが空であった場合、COMエラーがトリガーされなかった問題を修正しました。
SR43718 – DCL FOCUS CYCLING: DCLダイアログで、次の要素に順番にTabキーフォーカスを使用すると、使用できないアイテムを飛び越えることができなかった問題を修正しました。
SR43798 – .NET: ステートメントごとにObjectContextCollectionを列挙しようとしたVB.NETのコードをコンパイルするときに、コンパイルエラー(BC36666)が発生していた問題を修正しました。
SR43895 – LISP: COM関数(vlax-property-available-p)、(vlax-method-applicable-p)、(vlax-typeinfo-available-p)は、現在”ObjectDbx.AxDbDocument.xx”COMオブジェクトのために働くようになりました。
SR43979 – DCL: DCLダイアログがstart_dialog()の代わりにnew_dialog()で作成された場合、CMDACTIVE bit 4 (=8)が設定されるようになりました。
SR44019 – LISP: (princ)、(print)と(princ)によって返された”無効”シンボル(type)関数が修正されました-(type)関数はSYMの代わりにNILを返すようになりました。
SR44021 – .NET:DxfCode.Handleと文字列を引数として使用した場合、ResultBuffer/ TypedValueがハンドルに文字列を変換するようになりました。
SR44023 – LISP: ロックされているか、無効な図面ファイルを開くと、Lispのエラーをトリガしませんでした。 ObjectDbxオブジェクトで「開く」メソッドを使用するときのアプリケーションは、(vl-catch-all-apply)を使用する必要があった問題を修正しました。
SR44059 – LISP: ビルトインLISP関数(vle-file->list)が(findfile)を内部で使用していなかった問題を修正しました。
SR44057 – LISP: 存在しないか、読み取り専用のシステム変数で使用する場合(setver)のためのLISPのエラーメッセージを改善しました。
SR44069 – BRX: AcDbDatabase::saveAs()の実装を修正しました。
SR44126 – LISP: デフォルト Fast-COM モードの(vla-addLeader)が、マルチテキストが引出線と関連しない原因となっていた問題を修正しました。
SR44166 – .NET: Teigha.DatabaseServices名前空間でハッチングクラスのBackgroundColorプロパティーを追加しました。

Version 14.1.13   2014/01/07

新規

MSLTSCALEシステム変数が実装されました:
MSLTSCALE = 0: モデル空間の線種尺度には注釈尺度は適用されません。
MSLTSCALE = 1: モデル空間の線種尺度にも注釈尺度が適用されます。

改良

MATCHPROP: MATCHPROPコマンドにマルチ引出線のサポートが追加されました。
SR36074 – 印刷: 大きな用紙サイズへのイメージ印刷のパフォーマンスが劇的に改善されました。
SR40623 – PASTECLIP: PASTECLIPコマンドに’尺度’と’回転’キーワードが実装されました。
SR42755 – OLE: リンクとして挿入されたOLEオブジェクトが元のドキュメントが変更されると自動的に再生成されるようになりました。
SR43139 – ライセンス管理: ローカライズ: 体験版のダイアログがドイツ語を表示するのに十分な幅を確保しました。
SR43142 – ライセンス管理: プロキシサーバーの編集欄のパスワードについて、文字をそのまま表示せず、ドット表示するようにしました。

修正

SR42614 – 高度: ELEVATION値がリアルタイム操作後、勝手に変更されてしまうことがあった問題を修正しました。
SR42520 – モデリング: UCSDETECT = オンのとき、特定のソリッドを選択したり、ホバリングしたとき、’モデリングに失敗’メッセージが表示されることがあった問題を修正しました。
3D CONNEXION: v10のデバイスドライバ使用時にボタンを押したとき、誤った動作をすることがあった問題を修正しました。
クラッシュ: POLARANG が0にセットされ、<極トラック>がセットされているとき図形を作図すると、BricsCADがクラッシュすることがあった問題を修正しました。
ドラッグ & ドロップ: テキストファイル内にバックスラッシュ表記があると、それをドラッグ & ドロップしてマルチテキスト化するとき、誤ったマルチテキスト内容になっていた問題を修正しました。 現在は、バックスラッシュ表記は”\\”のエスケープキーとして処理されます。
ハッチング編集: HATCHEDIT と -HATCHEDIT コマンドがロック画層のハッチングを編集できてしまっていた問題を修正しました。
ローカライズ: BMGENDRAFT、BMVSTYLE: コマンドプロンプトを調整しました。
ラスターエンジン: BricsCADがイメージプレビューでクラッシュすることがあった問題を修正しました。
SR41386 – OLE: BricsCAD図面からMS Officeへ埋め込まれたOLEオブジェクトが、BricsCADで元の図面の日付を更新するとサイズが変更されてしまうことがあった問題を修正しました。
SR41767, SR42957 – シートセット管理: ファイル名にドットを持つ図面から新しいシートセットを作成すると、誤ったパス名がシートセットに保存されていた問題を修正しました。
SR42020 – 表示: プロキシ図形内のマルチバイト文字がおかしくなっていた(文字が重なることがあった)問題を修正しました。
SR42415 – 引出線: 引出線スタイルを上書きしたとき、引出線の異尺度プロパティが誤った値に変更されることがあった問題を修正しました。
SR42508 – PASTECLIP: PasteClipコマンド実行時、ドラッグ中のグラフィックが対象UCSを考慮して正しく表示されなかった問題を修正しました。
SR42949 – DDEDIT: DDEDIT後、ダブルクリックされた文字図形が正しく残らないことがあった問題を修正しました。
SR42995 – BMINSERT: デフォルトの挿入基点が正しく処理されないことがあった問題を修正しました。
SR42299 – クワッド: らせんソリッド上にマウスを置くとBricsCADの動作が止まってしまうことがあった問題を修正しました。
SR42987 – 図形スナップ: MINSERT図形上で、図形スナップが失敗することがあった問題を修正しました。
SR42916 – フラットショット:
FLATSHOTコマンドは閉じたエッジの形状を生成しないようになりました。
FLATSHOTダイアログは、出力ファイル、線種、線色も保存/呼出可能になりました。 (線種は、現在アクティブな図面に同名の線種が有るときのみ保存できます)。
SR42614 – 高度: 高度がゼロでないとき、図面内の全てのZ座標に影響を与えてしまっていた問題を修正しました。
SR43043 – 色ダイアログ: 図形プロパティツールバーで、画層コンボボックスから色ダイアログを開くと色値がフォーカスを持っていた問題を修正しました。 (V14で再発)

アプリケーション開発

LISP: (vla-GetCustomScale)ファンクションが、”GetCustomScale”でなく、存在しない”CustomScale”メソッドをコールしていた問題を修正しました。
SR42823, SR43115 – DCL: ダイアログを初期化すると、DCLラジオボタンが変に選択されてしまうことがあった問題を修正しました。
SR42832 – DCL LIST_BOX: list_boxでクリック・ドラッグして選択してもコールバックがトリガーされなかった問題を修正しました。 これは、BricsCAD V14の新しいwxWidgets の使用で発生した問題でした。
SR43113, SR43150, SR43163 – LISP/SDS/BRX: CMDECHO=0 が、(command)、sds_cmd()、sds_command()、acedCommand()で働いていなかった問題を修正しました。 (V14.1.10 での再発です)
SR43186 – LISP: (inters)ファンクションが失敗することがあったダイナミック公差を改善しました。
LISP: LISPINITを0にセットしたとき、図面を切り替えた後、ロードしたDESコンテナファイルからのDCL、TXTリソースが検索できないことがあった問題を修正しました。
SR40886 – COM: 表プロパティ”SuppressRegenerateTable”が機能するようになりました。
SR42206 – OLE/COM: OLE/COMでBricsCADが起動されたとき、”active document”が正しく初期化されず、ARX/BRXモジュールがアクティブドキュメントを取得できなかった問題を修正しました。
SR42856 – LISP: (entupd)と(vla-update)が画面上の図形を完全に更新できないことがあった問題を修正しました。
SR42898 – DCL: DCLイメージタイルの更新が改善され、正しく表示更新されるようになりました(すなわち、プログレスバー使用時)。
SR43072 – COM: COMのコードがIAcadDocument::EvaluateLisp()を呼んだときメモリアクセスエラー(時々、クラッシュ)を引き起こし、Lispコードが nil/t/void を返すことがあった問題を修正しました。

Version 14.1.11   2013/12/11

新規

結合: 実装し直しました この新しい実装により共通端点で以下の曲線が結合可能になりました: 線分、LWポリライン、2Dポリライン、3Dポリライン、円弧、楕円弧、スプライン、らせん。 構築線、放射線、閉じた曲線は結合できません。
結果となる図形は、入力図形の種類と同一平面上であるかどうかに依存します。
線分が同一直線上であれば、両者にギャップがあっても線分となります。
同一平面上の円弧同士が同一半径で同一の中心を持っていれば、両者にギャップがあっても円や円弧に結合されます。
同一平面上の楕円弧同士が同一の長軸と短軸を持っていれば、両者にギャップがあっても楕円や楕円弧に結合されます。
円弧や楕円弧は、元の円弧から反時計方向に結合されます。
例:
二つの2Dポリラインが同一平面上の場合は、結合結果も2Dポリラインです。 同一平面上になく、2Dポリラインが直線のみの場合は、結合結果は3Dポリラインとなります。片方の2Dポリラインでも曲線を持っている場合は、結合結果はスプラインとなります。
同一平面上の線分と円弧の結合結果は2Dポリラインとなり、同一平面上にない場合はスプラインとなります。
線分と楕円弧の結合結果は、スプラインとなります。
スプラインと楕円弧の結合結果は、スプラインとなります。
同一平面上の2Dポリラインと3Dポリラインの結合結果は2Dポリラインとなります。 同一平面上にない場合、2Dポリラインが直線のみの場合は結合結果は3Dポリラインとなり、曲線を持っている場合は結合結果はスプラインとなります。
らせんと円弧を結合するとスプラインになります。

改良

異尺度: 100個以上の異尺度を持つ図面を開いたとき、不使用の異尺度をパージするダイアログを表示するようになりました。
BMSHOW: 翻訳の問題を引き起こす無駄なスペースをコマンドプロンプトから削除しました。
メカニカルブラウザ: Deleteキーはフィーチャーを削除しないようになりました(形状削除が予約されます)。
SR42649 – 読み込み: 多数の拘束を持つ図面の入力時のパフォーマンスが改良されました。
SR42861 – 図面プロパティーダイアログ: 図面プロパティーダイアログの最新使用タブが保存され、次回のデフォルトとなりました。
SR42584 – マルチ引出線: デフォルトで作成されたモードで矢印でなく引出参照線をセットするようになりました。
クワッド: 数百の頂点を持つポリラインにカーソルをホバリングしたときのレスポンスを改良しました。

修正

カスタマイズ ダイアログ: イメージやツールIDプロパティの編集時、編集をキャンセルしたり、値を変更しなかったとき、エラーメッセージが表示されてしまっていた問題を修正しました。
SR41798 – OLE: OLEオブジェトを持つ図面を極度に拡大表示させたとき、無駄なメモリ割付をしていた(クラッシュすることもあった)問題を修正しました。
SR42239 – コピークリップ: 多量のACAD_ASSOCNETWORK辞書を持つ図面の操作が非常に遅かった問題を修正しました。
SR42410 – グループ: 選択図形がグループのメンバーで、かつ、PICKSTYLE = 1 か 3 のとき、DDEDITや他のコマンドが入力として単一図形を処理しようとすると同じグループの間違った図形が使用されることがあった問題を修正しました。
SR42542 – 文字: BigFontの文字が正しく表示されないことがあった問題を修正しました。
SR42623 – 標準部品: オーストラリア標準部品の値を更新しました。
SR42629 – 保存: OdDbAttribute/OdDbAttributeDefinitionオブジェクトのフィールド辞書が空の時、図面が保存できないことがあった問題を修正しました。
SR42722 – 印刷、ページ設定ダイアログ: 印刷やページ設定ダイアログの尺度コンボボックスで標準尺度が選択されたとき、レイアウト/印刷設定に間違った尺度が保存されてしまっていた問題を修正しました。 (V14で再発)。
SR42747 – 地理的位置: ラスターイメージのアタッチダイアログの地理コード情報ブラウザで、非標準のファイル拡張子のファイルが選択できなかった問題を修正しました。
SR42772 – VBAIDE: VBAIDEを起動後、図面エクスプローラが”イメージ一覧にイメージを追加できませんでした”のエラーを表示していた問題を修正しました。
SR42774 – クワッド: ホバリングした図形の近辺にロックされた図形があると、コマンドプロンプトに多量のメッセージが表示されてしまっていた問題を修正しました。
SR42847 – 光源: LIGHTINGUNITSシステム変数が 1 か 2 にセットされていると、逆の光源設定が適用されてしまっていた問題を修正しました。
SR42299 – クワッド: らせん形の3Dソリッド上にホバリングしたとき、数秒止まってしまう問題を修正しました。
SR42539 – カスタマイズダイアログ – ワークスペースタブ: “切替時”セクションへツールを追加できなかった問題を修正しました。

アプリケーション開発

SR41800 – SHELLコマンド: 引数が空のとき不正な処理となり、不正なパラメータでの起動となっていた問題を修正しました。
SR42745 – LISP/SDS/BRX : BlockTableRecordのentget()リストが360DXFコード((“BLOCK”)図形の始まり)をリストしなかった問題を修正しました。
SR42746 – LISP: (vla-open)、(vla-save)等のようなVLA機能を使用して、”ObjectDBX.AxDbDocument.nn”DBXオブジェクトのメソッドに直接アクセスできるようになりました。 以前は、(vlax-invoke-method)メカニズムでのみアクセス可能でした。
SR42780 – LISP: (log10)機能がエラー状態をチェックしていませんでした。例えば、(log10 0)。
SR42827 – LISP: エスケープ/非エスケープ(例:バックスラッシュ、タブ、新行、キャリッジリターン…)の特殊文字を含む文字列が(vlax-ldata-xxx)で正しく処理できなかった問題を修正しました。
SR42844 – LISP: 1図面だけ開かれており、SDS/BRX/Lispコードが前のアクティブ図面を閉じて新しい図面を開いてアクティブ図面を切り替えたとき、ADS/SDS定義コマンドや機能に問題がありました。 そのような場合、ADS/SDS定義コマンド名が最終的なLispコアに残っていませんでした。
SR42740 – API: CMDECHO = 0 のとき、ジグ入力プロンプト(OdEdJig, AcEdJig)が表示されなかった問題を修正しました。
SR42416 – LISP: LISPINIT = 0 にセットしたとき、非対称のLispコアのロード + 保存が、メモリ(選択セット、COMオブジェクト)開放を多重に行っていた問題を修正しました。

Version 14.1.09   2013/11/29

新規

マルチ引出線:
MLEADERSCALE、CMLEADERSTYLEのシステム変数が追加されました。
トリム/延長: トリム、延長コマンドが、平行、回転、座標寸法へも適用可能になりました。
RunAsLevel(ライセンスレベルを指定して動作): この新しい設定では、BricsCADを下のライセンスレベルのモードで動作させることができます。例えば、PlatinumをPro、または、Classicで、ProをClassicとして。 これにより、各ライセンスレベルの機能をチェックすることができます。 設定変更後は、再起動で変更が反映されます。 設定方法: 0 = Classic, 1 = Pro, 2 = Platinum (default)。
クイック寸法: V14.1.01で追加されたクイック寸法機能は本リリースで削除されました。 これは特許に関してはっきりしない問題が発生したためです。 Bricsysは将来的には、この機能をリリースできることを望んでいます。
ビューポート: ‘表示スタイル’の設定がプロパティーバーでも可能になりました。
SR41836 – ワイプアウト枠: ワイプアウト枠の表示、印刷をコントロールするシステム変数が追加されました。
ライセンス
BricsCAD V14 では、新しいライセンスシステムを採用しました:
V14 ライセンスキーはオンラインでのアクティベーションを必要とします。 最初に BricsCAD V14 を開始したとき、’BricsCADをアクティベート’ダイアログがポップアップ表示されます。
‘体験版’ボックスの’今すぐアクティベート’ボタンをクリックすると、30日間の体験版の使用が開始できます。 アクティベーションの間だけはオンラインにする必要がありますが、その後は30日間、オフラインで体験版を使用できます。
ライセンスキーを購入済みの場合は、’ライセンスをアクティベート’ボックスの’今すぐアクティベート’ボタンをクリックしてください。 ‘ライセンスキーを入力’ダイアログが開きます。 ‘ライセンスキー’フィールドにライセンスキーを入力し、OKをクリックします。 アクティベーションの間だけはオンラインにする必要がありますが、その後は有効期間、あるいは、永久ライセンスの場合はそのまま無期限に使用できます。
オンラインに出来ない場合は、’トラブルシューティング’ボックスの’手動でアクティベート…’リンクをクリックしてください。 ‘ライセンスキーを入力’ダイアログが開きます。 そこに表示される’hostid’をコピーします。 Bricsysウェブサイトの’マイ アカウント’ページからサポートリクエストに、この’hostid’とライセンスキーを送付してください。 あなたは、無料の体験版か、ライセンスキーをアクティベートすることが可能です。 ライセンスキーをお持ちの場合は、’マイ アカウント’ページに一覧表示されます。 一度、ライセンスファイルをダウンロードし、それを好きな場所へ保存すると、’アクティベート BricsCAD’ダイアログでブラウズ可能です。
V14のライセンスは、V13以前のライセンスと全く別物となっています。 V14ライセンスではV13以前のバージョンは動作しません。 V14ライセンスは、V13以前のライセンスには全く影響せず、V13以前のライセンスはV13以前のバージョンで動作します。
3D CONNEXION マウス: 3D CONNEXIONのマウスをサポートしました。 3Dマウスは表示をコントロールし、通常のマウスはカーソルをコントロールします。
3D拘束: 表記とパラメータで、寸法拘束値を指定することができます。 寸法拘束のパラメータを表記内で使用することも可能です。
ADDSELECTED コマンドは、選択した図形種類に基づいた新規図形を作成し、そのプロパティ(画層、色など)は選択図形のものを適用します。
異尺度対応スタイルと図形: 異尺度対応スタイルと(異尺度対応)注釈図形がサポートされました。 注釈図形は、そのビューポートに依存する異なった条件(尺度、位置、回転)で表示可能です。 選択プレビューがアクティブなとき、注釈図形上にカーソルを置くと注釈マーカーが表示されます。
異尺度対応の図形タイプ
テキスト、および、マルチテキスト
ハッチング

寸法
公差
引出線とマルチ引出線
関連コマンド、変数、拡張:
文字スタイル、寸法スタイル、マルチ引出線スタイル、ブロックのエクスプローラダイアログに異尺度対応の設定が付加されました。
属性定義、ブロック定義のダイアログに異尺度対応チェックボックスが追加されました。
(対応する図形タイプの)プロパティバーに異尺度対応、異尺度対応プロパティが追加されました。
OBJECTSCALE コマンドとダイアログで選択図形の異尺度を追加・削除できるようになりました。
SR34983, SR38685, SR40102, SR40329: CANNOSCALE、CANNOSCALEVALUEシステム変数が実装されました。
CANNOSCALEシステム変数は、カレント空間にカレント異尺度名を設定します。 図面の名前付き尺度リストに存在する尺度だけが利用可能です。
CANNOSCALEVALUEシステム変数は、読み取り専用でカレント異尺度値を持ちます。
ANNORESET コマンドは、カレントの尺度表示に対する異尺度対応図形の全ての尺度表示の位置をリセットします。
ANNOUPDATE コマンドは、カレントの異尺度をサポートしたい異尺度対応図形を選択できます。
SAVEFIDELITY 設定は、図形の異尺度対応をサポートしていないdwg形式で異尺度対応図形の表示維持をコントロールできます。 これは、図面内で使用されている各々の異尺度毎に別々の画層を作成することに依っています。
ANNOTATIVEDWGシステム変数は、その図面が他の図面へ挿入されたとき、異尺度対応ブロックとして動作するかどうかを指定します。 異尺度対応ブロックを指定すると、挿入ブロックは対象のビューポート尺度に関係なくサイズが決まります(例えば、電気コンセントのシンボル)。 一般的に、異尺度対応ブロックは、(椅子や車等と違い)実際の図形に対して実サイズでは描かないシンボルです。 ブロック図面ファイルを作成/更新するとき、ブロック形状を固定のサイズで表示したいかどうかを確認し、そうであれば、ANNOTATIVEDWGシステム変数を有効にしてください。ANNOTATIVEDWGシステム変数は、異尺度対応図形を持つ図面では読み取り専用になります。 INSUNITS設定は、ANNOTATIVEDWGシステム変数が1に設定されているブロックが挿入されている図面では無視されます。
CONVERTPOLY: LWポリラインを旧形式ポリラインへ変換、また、その逆の変換を実行するコマンドです。
寸法: 寸法値をインプレイスで編集できるようになりました。
SR40650 – ドラッグ&ドロップ オプションメニュー: BricsCADへのファイルのドラッグ&ドロップ時、右マウスボタンを押すと、以下のコンテキストメニューからオプションを指定できます:
拡張子によるデフォルト
ブロック挿入
開く
外部参照を作成
ハイパーリンクを作成
図面生成:
BMGENDRAFT コマンドは、3Dモデルから連携した2Dや3Dビューを生成します。 これらのビューは、3Dモデルが変更されたとき自動的に更新されます。
BMGENSECTION コマンドは、3Dモデルから連携した断面を生成します。 この断面は、3Dモデルが変更されたとき自動的に更新されます。
GUI:
不要なライン、ボックス等を減らし、ユーザーインタフェースを更新しました
ツールバーやメニューのアイコンを一新しました。
ツールバーやツールパレットで、より大きな(32 x 32ピクセル)アイコンが利用可能となりました。
HATCHEDIT コマンド – (多くの要望が寄せられたコマンド: SR26694, SR26830, SR27296, SR27675, SR28564, SR28833, SR30028,SR30126, SR30216, SR31973, SR32520, SR32512, SR35259, SR36555, SR36864, SR39545)
ハッチング編集で、ハッチングと境界図形とで互いの追加/削除が容易になりました。
らせん:
らせん図形が、HELIX コマンドで作成できるようになりました。
Helixコマンドオプション: 位置(X/Y/Z)、拘束、高さ、旋回数、旋回間の高さ、底面半径、上面半径、回転方向、旋回傾斜度、全長。旋回傾斜度、全長は編集できません。
底面半径の初期値は1で、BricsCADセッション中は前回値がデフォルト値となります。
読み込み/書き出し:
DAE: Collada (Import / Export)
STL: StereoLithography (Export only)
読み込み/書き出し: 以下の3D読み込み/書き出し形式は、オプションのBricsCAD Communicator で利用可能です。
書き出し
STE, STP, STEP: Standard for Exchange of Product data
IGS, IGES: Initial Graphics Exchange Specification
CATIA V4 and V5:
VDA: VDA-FS
3D PDF
読み込み
IGS, IGES: Initial Graphics Exchange Specification
STE, STP, STEP: Standard for Exchange of Product data
IAM, IPT: Inventor
CATIA V4 and V5
PARASOLID
PAR, PSM: Solid Edge
PRT: NX
ASM, PRT: Creo Elements / Pro Engineer
SLDASM, SLDPRT: Solidworks
VDA: VDA-FS
メカニカル ブラウザ:
モデルタブ: パラメータ、表記、板金フィーチャーを表示します。 新しいパラメータは、コンポーネント・コンテキストメニューのルートから作成可能です。
ライブラリタブ: 図面にドラッグ&ドロップ入力できる30,000以上の3D標準部品への容易なアクセスを提供します。 ツリー内の部品をダブルクリックして入力することも可能です。
マルチ引出線
MLEADERSTYLEコマンドは、マルチ引出線スタイルを管理する マルチ引出線スタイルエクスプローラを開きます。
MLEADERコマンドは、マルチ引出線を作成します。
MLEADEREDIT コマンドでマルチ引出線図形を編集できます。
マルチスレッド ローディング: 図面とその依存データをロードするとき、マルチスレッドを使用することができるようになりました。 マルチスレッド処理をコントロールするにはMTFLAGS設定を使用します。
スプレッドシートを表として貼り付け: aExcelスプレッドシートの指定範囲をOLEオブジェクトではなく、dwgの表要素として貼り付け可能となりました。 貼り付けのオプション”XMLスプレッドシート”を使用することで実行できます。 TABLEコマンドで、XMLSSファイルからも表を作成できるようになりました。
PNG プレビュー: .png 図面プレビューのサポートが追加され、ほんの少しのファイルサイズ増加で高解像度のプレビューを持つことが可能になりました。
PRINTER 校正: プリンタの設定が拡張されて、印刷出力尺度が設定可能となり、正確に求める寸法に合致した出力が得られるようになりました。
プロパティーバー: 図形が選択されていないとき、カレントビューのプロパティが表示され – ビュー設定を変更できます。
QDIM コマンドで、図形の選択セットにワンステップで寸法入力できます。
クワッドカーソルメニューが作り直されました
ダイナミック: クワッドメニューの内容は、カーソルを移動させたとき、カーソルポイント近くの図形のタイプや交差、接線のような幾何学的なイベントによって、刻々と更新されます。
カスタマイズ: クワッドは、CUIダイアログや専用のAPIを通してカスタマイズできます。
展開メニュー: クワッドは、以前と異なった展開メニューになっています。 最初は、一つのボタンに、同じ図形タイプで最近使用されたコマンドを表示します。 カーソルをこのボタンの上に持ってゆくと、最近使用されたコマンドヒストリーが複数行表示されます。 ボタンの行に青い矢印が表示されたものがあります。 カーソルをこのバーに置くと、同じグループのコマンド群が表示されます。
コマンドグループ: 各グループにはタイトルバーがあり、カーソルをタイトル・バーに置くと、そのグループのコマンド・ボタンが展開表示されます。
ワークスペース: カスタマイズダイアログの’ワークスペース’タブで、コマンドグループの表示順や有効/無効状態を設定できます。 各ワークスペースでは、このように設定したコマンドグループをユーザー定義できます。
デフォルトのワークスペース: デフォルトで”2D作図”と”3Dモデリング”が提供されています。 ワークスペースの追加は容易です。
カレントのワークスペース: カレントのワークスペース名はステータスバーに表示されており、その上で右クリックしてワークスペースを変更することが可能です。
ワークスペース ONSWITCH: 各々のワークスペースは、現在のワークスペースがこのワークスペースへ切り替わるとき実行される1セットのコマンド(マクロ)を定義することができます。 これはカスタマイズダイアログ(ワークスペースタブ)で編集できます。 右側のツリーコントロールのどんなツールでも、左側のツリーコントロールのOnSwitchセクションへドラッグ入力可能です。
ビルト-イン コマンドグループ: ビルト-イン コマンドグループ内容は、コンテキストによってダイナミックに変わります。 ビルト-イン グループは変更できません。
カスタム コマンドグループ: ビルト-イン コマンドグループに加え、カスタマイズダイアログの’クワッド’タブで設定できるカスタム コマンドグループがあります。
追加 コマンドグループ: 一つのCUIファイルでは、一つのユーザー定義クワッドグループを定義できます。 ‘カスタム’は、default.cuiで定義された一つのユーザー定義クワッドグループです。 部分CUIファイルを追加して、そのユーザー定義クワッドグループを追加することが可能です。
サードパーティーアプリケーションで、クワッドリアクタの実装が可能です。 各クワッドリアクタがクワッド内のグループを定義します。
選択: 左マウスボタンのクリックは、もはやクワッドを起動せず、通常の図形選択動作を実行します。DMSELECT コマンドは削除されました。
ピックファースト: ピックファーストがサポートされました。
2D図形: クワッドを使用して2D図形を編集する拡張機能が利用可能になりました。
3Dモデリング: アセンブリデザイン、板金デザイン、3D拘束コマンドグループがクワッドに追加されました。
設定: 設定ダイアログに、クワッドの動作や表示をカスタマイズするクワッドセクションが追加されました。 検索フィールドで’クワッド’を入力して設定を検索するか、(より速い手順は)ステータスバーのクワッド上で右クリックし、ポップアップメニューの’設定’を選択します。 このポップアップには、CUIダイアログのクワッド関連タブへのショートカットもあります。
ラスターイメージ
キャッシュ処理: 大きなラスター・イメージを参照する図面は、最初のロード時にキャッシュされるので、次回からは、ほとんど瞬時にロードされます。
SR26015, SR28264, SR31801, SR38420 – GeoTIFF: GeoTIFFがサポートされました。
.ECW と .SID のメモリ使用効率が改善されました。
SELECTSIMILARコマンドは、一致するプロパティ(SELECTSIMILARMODEシステム変数に保存)をベースとして、現在選択されている図形と同じタイプの図形を選択します。
SELECTSIMILARMODE システム変数は、SELECTSIMILARコマンドの選択基準を設定します。 設定値は、以下の値を合成したビットコードです:
0 図形種類
1 色
2 画層
4 線種
8 線種尺度
16 線の太さ
32 印刷スタイル
64 図形のスタイル(例: 文字スタイル、寸法スタイル、表スタイル)
128 名前(例: ブロック名、外部参照名、イメージ名)
SELECTSIMILARコマンドの’設定’オプションでは、ダイアログ上で SELECTSIMILARMODE変数の値をユーザーフレンドリーな方法で定義できます。
板金デザイン:
板金部品を作成するには、2Dプロファイルを押し出し、エッジを伸ばして新しいフランジを追加します。
折り曲げ、折り曲げの伸びしろ、角の切欠きは自動的に作成されます。
板金のフィーチャーは、メカニカル ブラウザに表示され、コンテキスト メニューを使用して表示をコントロールすることが可能です。
ダイレクトモデリング操作や3D拘束の全機能は、マテリアルの厚さや折り曲げ半径等、あらかじめ定義したパラメータと組み合わせて、板金部品の編集に使用できます。
自動展開して 2D .dxfへ出力する機能を使用すると、BricsCADでの板金部品のCAM化が可能になります。
コマンド:
SMFLANGEBASE: 閉じた2Dポリラインやリージョンから新しい板金ボディーを作成します。
SMFLANGEEDGE: ベンドフィーチャー付の既存の板金ボディーにアタッチされたフランジ(ウォール)を作成します。 コーナーやベンドリリーフは自動生成されます。
SMFLANGEROTATE: フランジの曲げ角度を変更するため、至近のベンドの周りにフランジを回転します。
SMUNFOLD: 板金ボディーの展開表示を生成し、2D/3D形状として保存し、CAMシステムへ外部出力することが可能です。
スナップ
スナップトラックのロック: スナップトラックのマーカーラインが表示されているときに、Shiftキーを押し続けることにより、このスナップトラックがロックされ、どんなスナップピックポイントもこのトラックラインに垂直に投影されます。 ロックされたトラックラインは、スナップマーカー色になります。
一時的なトラッキングポイント:
TK オプション: ポイント入力時、一つ以上の一時的な(スナップ)トラッキングポイントを定義するには、コマンドラインに”TK”を入力します。 希望する位置に達したときは、右マウスボタンか、Enterキーを押して、ポイントを指定します。
TT オプション: ポイント入力時、追加の一時的な(スナップ)トラッキングポイントを定義するには、コマンドラインに”TT”を入力します。 トラッキングポイントのピック後、通常のコマンドが実行されます。 再度、”TT”を入力して、追加の一時的な(スナップ)トラッキングポイントを入力します。
使用例: 直接スナップできる形状は無いが、近辺の図形を延長すれば目的のポイントが取れることがわかっている場合、お手軽にポイントを指定できます。
SWEEP コマンドは、閉じたプロファイルを任意のカーブに沿って押し出しします。 プロファイルがその経路と交差しているポイントをスウィープの基点として使用します。 もし、プロファイルと経路が交差していない場合は、プロファイルの重心を基点として使用します。
アップグレード:
ODA Teigha ライブラリが V3.06 から V3.09 へアップグレードされました
WxWidgets ライブラリが V2.8 から V2.9 へアップグレードされました
LGS 2D V7.0 と LGS 3D V6.0 コンポーネントが V8.0 へアップグレードされました
X-ソリッドを削除: これまで、X-ソリッドで提供してきた機能が新しい機能に代わり、ヒストリーベースのX-ソリッドモデリングは引退しました。
SR31635, SR37065, SR38505, SR37187 – LAYCUR: 選択図形の画層をカレント画層に設定するコマンドです。
SR36502 – CAMERA: パースビューを作成するコマンドです。
SR40039 – STL:
STLOUT コマンドが追加され、図形セットを.stl(Stereolithography)形式で出力できるようになりました。
EXPORT コマンドが拡張され、図面を.stlファイルとして書き出すことができるようになりました。
SR40583 – IME: マルチテキスト編集で、インラインでのIME(Input Method Editor)編集ができるようになりました。

改良

3DCONNEXION マウス: 動作とレスポンスを改良しました。
開始ダイアログ:
一から、および、ウィザード オプション: 2D作図/3Dモデリングのラジオボタンを全ての利用可能な選択リストから選択する方式に変更えました。 (ワークプレイスが無ければ、コンテキストを設定可能ですが)。
ダイアログのフォントページのレイアウトを変更しました。
カスタマイズ – デフォルトへ戻す:
ツールバーの状態と位置をデフォルトへ戻せるようになりました。
‘デフォルトへ戻す’ダイアログボックスの配置が改良されました。
印刷: クリップされたビューポートを持つ図面印刷時の印刷データサイズが大幅に削減されました。
印刷ダイアログ: 印刷ダイアログの用紙サイズの一覧が英数字順にソート表示されるようになりました。
エッジフランジ: 埋め込まれたラインを持つベースフランジにコマンドが適用されるようになりました。
SR36208 – 線種尺度: 線種尺度値として、分数を使用できるようになりました。
SR42274 – 類似選択: コマンドが”前回”の選択セットを利用可能となり、コマンド終了時に最後の選択セットが図面の”previous”選択セットの保存されるようになりました。
SR42452 – ローカライズ: 相違する場面の”厚さ”を区別して翻訳できるようにしました。
カスタマイズ ダイアログ: エイリアス プロパティも編集可能になりました。
尺度一覧ダイアログ: ロード時間を短縮しました。
エッジフランジ: 指定した位置でフランジが生成できないとき、メカニカルブラウザでメッセージが表示されます。
一時トラッキングポイント: 新しいトラッキングポイント設定時、Z軸に沿ったトラッキングも対応可能になりました。
属性定義ダイアログ:
複数行の位置のプロンプトを削除: ダイアログの設定で位置は決まります。
マルチテキスト編集は”…” ボタンを押すまでは表示されません。
属性定義ダイアログの位置合わせ選択ボックスは、”複数行”設定のテキスト/マルチテキストで指定する位置合わせを表示するよう改良されました。
フォント: Consolas が新しいコマンドラインのデフォルトフォントになりました(前は、Courier New)。
メカニカル ブラウザ: ライブラリのタブに計測単位を指定するコンボボックスが追加されました。
SMFLANGEEDGE: 右の角度の無いベースフランジでもフランジを作成可能となりました。
ワンポイント: コマンドを削除しました – あまり参考にならないということで。
XMLSS インポート:
左右上下の空行/列を最大5個までに制限した表が導入されました。 これは、Excelバイナリファイルから生成されたLibreOffice XMLSSファイルを読み込みできることを意味します。 そのようなファイルは、非常に大きな範囲の空セルを含んでいる傾向があります。
フォントがフォーマットされたデータを備えたセルは、スキップされたフォーマットされていない部分を持っていることがあります。 Excelは、通常、フォーマットされた全てのデータを書き出しますが、 LibreOfficeはフォーマットされていない部分を残すことがあります。
SR33997 – プロパティーバー: 読取り専用のプロパティー値を選択してCtrl-Cを押すことによりクリップボードにコピーできるようになりました。
SR34641 – フィールド: ブロック属性がフィールドプロパティとしてサポートされました。
SR37815, SR41517 – ハッチング: ハッチング パターンがまばらすぎてダッシュの表示ができないとき、何も表示しないのではなく、塗り潰しパターンが表示されるようになりました。
SR41970 – 表の編集
TABLEDIT コマンド: 表のセル編集モード時に他のセルへ誘導したとき、新しいセルの全てのテキストが選択状態になります。
TABLEMOD コマンド: スペースをしたときは、前の内容で表セル編集を開始します – 他のキーを押したとき内容を空にしてセル編集を開始します。
表セル編集をキャンセルしたとき(例えば、Escapeを押して)、TABLEMODコマンドはこのセルを選択した状態で開始されます。
TABLEMODコマンドが開始されたとき、ダイアログの表示は更新されます。 これはダイアログのちらつきを避けるためです。
3Dコンテキスト: 3DCONTEXTコマンドでセットされる ホームビューの作成をコントロールする以下の設定が追加されました。
HomeGradientMode: 無し(デフォルト)、2色のグラディエント、3-色のグラディエントを設定できます。
HomeGradientColorTop: ホームビュー背景のグラディエントのトップの色を指定します。
HomeGradientColorMiddle: ホームビュー背景のグラディエントの中間色を指定します。
HomeGradientColorBottom: ホームビュー背景のグラディエントのボトムの色を指定します。
アセンブリ デザイン: アセンブリデータ構成は、BMMECHコマンドを呼ぶ必要はなく、アセンブリ作成時に作成されるようになりました
図面エクスプローラ
画層エクスプローラ
SR39443: 編集メニューに’選択画層反転’オプションが追加されました。
ビューエクスプローラ
ビュー詳細は、グリッドビューではなく、編集ペインに表示されるようになりました。
追加されたビュープロパティ: ‘UCS’、’ロール角’、’クリッピング’、’背面オフセット’、’正面オフセット’。
ページ設定エクスプローラ
複数のレイアウトを選択し、ページ設定を行い、それらを削除することがワンクリックで可能になりました。
レイアウトタブを右クリックしたとき、’ページ設定…’メニューオプションは、ページ設定エクスプローラ(PAGESETUPコマンド)(この中で対象のレイアウトをクリックする必要がある)を開くのではなく、ページ設定ダイアログ(CPAGESETUPコマンド)を直接、開くようになりました。
書き出し: 書き出しダイアログは、BricsCADセッション内で前回選択したファイルタイプフィルターを記憶するようになりました。
フィールド: 追加された形式オプション
変換率
接頭/接尾
小数点
桁区切り文字
ゼロ省略
メカニカル ブラウザ:
ルート部品は、拘束やメカニカルコンポーネントが無くても表示されるようになりました。
拘束とパラメータのノードは、空であれば表示されません。
メカニカルブラウザは、3Dモデリングワークスペースに切り替わったときは自動的に表示されます。
CTRL や SHIFTキーで複数ノードを選択可能です。
DMCONSTRAINTSBARコマンドは無くなり、代わりに BMBROWSERコマンドが使用できるようになりました。
ルート部品を削除するための表示スタイル設定は無くなり、代わりに、ビューポートの表示スタイルが使用できるようになりました。
PREVIEWSUBENTS: PREVIEWSUBENTSシステム変数は削除されました。 全てはアイドルモード内で選択できるようになりました。
プロパティーバー: プロパティーバーのカテゴリー展開表示状態がセッション間で記憶されるようになりました。
レンダリング
高品質プレビューを得るためには2回印刷プレビューを起動しなければならなかった動作を改善しました。
隠線印刷で適正なレンダリングを作成するようになりました。

  • RENDERコマンドがLISPルーチン内で動作できるようになりました。
    注: render と -render は、ビューポートが一つも無いペーパー空間ビューポートでは使用できません。
    設定: 選択したオプションのシステム設定値がカギかっこ内に表示されるようになりました。
    SR30703 – UNDO: HATCH、-HATCH、HATCHEDIT、-HATCHEDIT、BPOLY、-BOUNDARY コマンドに”UNDO”オプションが実装されました。
    SR32706 – WMF書き出し: WMF書き出し時のTTFフォントの文字品質を改善しました。 TEXTQLTYシステム変数を考慮するようになりました:
    値が 0 から 50 のときは同じ結果となり、以前と同様です。
    値が 51 から 100 のときは、その値に従って品質がアップします。 注: あまり大きな値にすると縮小表示のとき品質は下がります。 このときは、拡大表示するか、PictureExportScale設定を大きくします。
    SR34709 – フィールド: ブロック属性内のフィールドの動作が改善されました。
    SR37236, SR37240 – PDF書き出し: PDF書き出しが表示スタイルを考慮するようになりました。
    SR39428 – 面取り/フィレット: “閉”フラグがセットされていない閉じたポリラインにも適用されるようになりました。
    SR40325 – 寸法スタイル: 透過モードでもコマンドが動作可能となりました。
    SR41153 – 属性定義: 属性定義ダイアログの動作で、’複数行’フラグが有効時、マルチテキストが明確に作成されるようになりました。
    SR41491 – 検索と置換: 表内の文字も対象に追加されました。

修正

CHAPOO: ‘Chapooから開く’と’Chapooからダウンロード’のダイアログで図面プレビューが更新されなかった問題を修正しました。
OLE: OLEサーバー(例:MSオフィス)へ埋め込まれたBricsCAD図形が動作しなかった問題を修正しました。 (V14での再発)。
SR39035 – 印刷スタイルテーブル編集: 翻訳された印刷スタイル名が認識されず、その結果、’印刷スタイル’一覧で、印刷スタイル名の前のカラーボックスが表示されなかった問題を修正しました。 現在は、各国語版で、印刷スタイルテーブル編集上でも画層エクスプローラ上でも色従属印刷スタイル名が表示されます。
SR42440 – CUI: カスタマイズダイアログで、CUIファイルから、小さな/大きなアイコンを取扱いできるようになりました: 単一イメージ または、小さな/大きなイメージ両方 と 。
SR42551 – ローカライズ: チェコ語版の線種名が認識されなかった問題を修正しました。
SR42554 – シートセット: “シートセット”カテゴリーからのフィールドがシートセットに追加されていない図面で作成されなかった問題を修正しました。
SR42595 – ローカライズ: フィーチャー名が翻訳できなかった問題を修正しました。
SR42496 – 3Dソリッドの尺度: 図面ロード時、3Dソリッドに保存された尺度値が実行されなかった問題を修正しました。 (V14で再発)
SR42598 – 開始: 最小化モードでBricsCADを開始するとクラッシュすることがあった問題を修正しました。
断面図生成: 切断対象のビューポートをクリックしても前回のレイアウトのビューポートが選択されてしまうことがあった問題を修正しました。
図面エクスプローラ、マルチラインスタイル: 新しいマルチラインスタイルの作成時、’新規マルチラインスタイル’ ダイアログではなく、’新規マルチ引出線スタイル’ ダイアログが開かれていました。 新規マルチラインスタイルのベースとしてマルチ引出線を選択するとクラッシュしていました。
ファイルを開く: BricsCADへテキストファイルをドラッグ&ドロップしたとき、生成されたマルチテキストにはファイルの1行目が抜けていた問題を修正しました。
ローカライズ:
スプラッシュ画面のcopyright情報が正しく表示されていませんでした。
ローカライズ版で、マルチ引出線のオプションが動作していませんでした。
スイープ: 閉じたパスのスイープが修正され、端点の箇所が滑らかになりました。
SR41178 – マルチテキスト: 形式コントロールコードが値と分かれているとき(スペースやタブで)、正しい表示ができていなかった問題を修正しました。
SR41859 – パブリッシュ: 他の図面から選択したシートでは、ページ設定(インポート等)が正しく適用されないことがあった問題を修正しました。
SR41903 – 図形スナップ: OSMODE = 0 のとき、F3キーを押して、図形スナップモードを切り替えようとしたとき、設定ダイアログが開かれてしまっていた問題を修正しました。
SR41934 – 保存: ACAD_DGNLINESTYLECOMP辞書に多くのエントリー(500000)を含む図面の保存に時間がかかっていた問題を修正しました。
SR42021 – 分解: ハッチング、引出線、マルチテキストを分解したとき、トゥルーカラー色の設定が継承されなかった問題を修正しました。
SR42169 – 2D図面生成: 作図ビューのアセンブリコンポーネントの表示が少しずれることがあった問題を修正しました。
SR42184 – 表: 表が更新されたとき、表内の文字高さが変になることがあった問題を修正しました。
SR42258, SR42292, SR42320, SR42369 – コンテキストメニュー: コンテキストメニューのアクセラレータキーが働いていませんでした。 (V14での再発)。
SR42282 – 元に戻す(UNDO): 大幅なズームの後、UNDOを使用すると、多すぎるコマンドが取り消されてしまうことがあった問題を修正しました。
SR42301 – 和: UNIONモデリングコマンドがエラーメッセージを返さなくなっていました。 (V14で再発)
SR42302 – メカニカルブラウザ: 長さのパラメータを持つ部品を入力した後、長さパラメータを持たない部品が正しく入力されないことがあった問題を修正しました。
SR42376 – 選択セット: “グループ”選択モードがオン(PICKSTYLE = 1 か 3)のとき、グループ図形を選択すると、いくつかのコマンド実行時に入力選択セットがクリアされてしまうことがあった問題を修正しました。 (V14での再発)。
SR42313 – コンテキストメニュー: カスタマイズ/ツールバー コンテキストメニューで’画層’ツールバーが2回表示されてしまうことがあった問題を修正しました。
SR42337 – ラスターエンジン: k*512 + 1 か 2 ピクセルの高さのイメージでの動作で内部的にクラッシュが発生することがあった問題を修正しました。
SR42358 – SVG書き出し: SvgHiddenLineRemovingの設定をオンにして、”旧隠線”シェード印刷、または、”隠線”シェード印刷を使用するとラスターではなく、ベクターで.SVGファイルに書き出せるようになりました。
SR42385 – PDFアンダーレイ: パラレル生成(MTFLAGS = 1)使用時、ペーパー空間ではPDFアンダーレイが一部しか表示されないことがあった問題を修正しました。
SR42410 – DDEDIT: PICKSTYLE設定が 1 か 3 で、文字項目のグループ上でダブルクリックすると、誤った項目が開かれてしまうことがあった問題を修正しました。
SR42411 – 図面エクスプローラ、マルチラインスタイル: ‘レイアウトへ尺度を適用’へ尺度を設定しようとするとクラッシュが発生することがあった問題を修正しました。
ブロック属性管理: 不正なhasAttributes フラグのブロックがブロック属性管理ダイアログをクラッシュさせていた問題を修正しました。
フィールド: 分割操作は複数行化となりました。
マルチ引出線: マルチテキストのサイズ変更時、接続点の再計算が正しくなかった問題を修正しました。
マルチ引出線: マルチテキストの背景マスクプロパティが適用されていなかった問題を修正しました。
パブリッシュ: バックグラウンドでのパブリッシュ時、特定のTEMPPREFIX設定値がループを引き起こすことがあった問題を修正しました。
ラスターイメージ: 内部で使用しているタイルサイズより1ピクセル縦横に大きなイメージがクラッシュを引き起こしていた問題を修正しました。
回転(フランジ): ベンドレリーフ面が回転時、ベースフランジとで垂直を維持できないことがあった問題を修正しました。
(板金)展開: ベースフランジの穴のエッジにフランジを作成していると、板金展開できないことがあった問題を修正しました。
UNDO/REDO: パースのビューポート作成が「元に戻す/やり直し」されたとき、ビューポート内容が再描画されなかった問題を修正しました。
SR31963 – 延長: 同一平面上にない延長も可能にしました。
SR42032 – 属性: 複数行の属性定義の位置合わせの設定がセッション間で継承されなかった問題を修正しました。
SR42037 – 押し出し: 押し出しのパスがプロファイルの延長上と交差していると、押し出し前にプロファイルの中心点が移動してしまっていた問題を修正しました。
SR42139 – 背景: 図面を開いたとき、最初の背景色が正しくないことがあった問題を修正しました。 (V14で再発)
SR42169 – 2D図面生成: 小さな図形の表示がずれていました(OpenGL精度の制限により)。 この問題の解決のため、ペーパー空間でBMUPDATEコマンドを呼ぶようにしました。 これにより、作図ビューのカメラ位置が更新され、表示の問題が解決しました。
SR42201 – ハッチング: ダイアログの尺度値を変更したとき、境界をピックした後に値が保存されなかった問題を修正しました。
SR42236 – クイック引出線: 最初の文字が”(“のとき、Lispコードと見なされてクラッシュすることがあった問題を修正しました (V14で再発)。
SR42237 – 選択: 選択のパフォーマンスが落ちていた問題を修正しました。 (V14で再発)
SR42239 – コピー/貼り付け: 大きな ACAD_ASSOCNETWORK辞書を持つ図面で、コピー/貼り付けが非常に遅くなっていた問題を修正しました。
SR42317 – ハッチング: 元に戻す(Undo)オプションがプロンプトメニューには表示されていたがコマンドプロンプトには表示されていなかった問題を修正しました。
BMOPEN: 図形を選択するプロンプトのとき、Enterを押すとコマンドがクラッシュしていた問題を修正しました。
カスタマイズ ダイアログ: メインメニューグループで新しいメインメニューが追加されたとき、そのエイリアスは次に使用される’POPxx’エイリアス(メニューバーに新しいメニューが追加されるよう)に設定されます。
マルチ引出線: マルチ引出線スタイル変更後、そのスタイルを使用しているマルチ引出線が更新されなかった問題を修正しました。
クワッド: マウスが一時的にクワッド領域を離れ、再び、クワッドの空の領域に戻ってきたとき、意に反してクワッドが表示されなくなっていた問題を修正しました。
SMUNFOLDの以下を修正:
展開されたモデル上の全体寸法は、いくつかのケースで正しくない寸法補助線や高度を持っていました。
BMGENDRAFTコマンドが適用された場合、コマンドは、結果ファイルに、2D形状と共に3Dソリッドもコピーしていました。
ステータスバー: Undoを実行したとき、スナップ、グリッドのフィールドが正しく更新されないことがあった問題を修正しました。
元に戻す(UNDO): 以下の手順ができるようになりました: 1. ペーパー空間にビューを作成 2. 元に戻す(UNDO) 3. やり直し(REDO) => ビュー内容は表示されない。
SR34911 – ストレッチ: 回転寸法、平行寸法、3点指示寸法をストレッチすると寸法値の位置がおかしくなっていた問題を修正しました。
SR38516 – ハッチング: 尺度が1ではないブロック参照に含まれるテキストの境界計算が間違っていた問題を修正しました。
SR40841 – パブリッシュ: バックグラウンドでパブリッシュしたとき、線種尺度が正しくないことがあった問題を修正しました。
SR41594 – プレビュー: 背景色が黒の時のファイルを開くダイアログのプレビュー解像度を改善しました。
SR41837, SR42091, SR42125 – 印刷: 32文字を超えるプリンタ名が受け入れられなかった(エラー 1801: プリンタ名が無効)問題を修正しました。
SR42011 – BMGENDRAFT: あるハードウエア上では、生成された2D図面を表示したとき”無効なテクスチュアイメージ単位なるエラーメッセージが表示されていた問題を修正しました。
SR42069 – 検索と置換: 再発 – 不正な置換が行われていたケース: 文字 = “100D”, 検索文字列 = “100D”, 置換文字列 = “100%%c”, 不正な結果 = “100{diameter symbol}%c” 正常な結果 = “100{diameter symbol}。
SR42089 – メカニカル ブラウザ: ライブラリタブがProライセンスでは機能せず、間違ったサポートファイルのパスを検索していた問題を修正しました。
SR42093 – ビューポート: プロパティーバーでビューポート尺度値を指定したとき、正しく反映されないことがあった問題を修正しました。
SR42113 – スナップ: 極トレースのフリッカを回避しました。 今回、極トラックは、入力ポイントからカーソルを移動させたときだけ表示されるようにしました。
SR42142 – パフォーマンス: 多くのブロックを持つ図面でブロックダイアログを開くと非常に時間がかかっていた問題を修正しました。
3D 拘束: 2010形式データフォーマットで保存された3D拘束を含んでいる.dwg図面がBricsCAD V12で正しく開けなかった問題を修正しました。
BMHIDE: 一度に複数のネストされたコンポーネントを隠すことができなかった問題を修正しました。
ダイレクトモデリング: DMROTATE コマンドがコマンドラインに入力された角度の値を受け入れなかった問題を修正しました。
ダイレクトモデリング: DMPUSHPULL コマンドが時々ソリッドの表面に外形が設置されたかどうかを検出できなかった問題を修正しました。
ツールパレット: カスタマイズダイアログのサイズを変更することができず、翻訳された場合いくつかのラベルが完全に表示されなかった問題を修正しました。
SR24146 – DIMLINEAR/DIMALIGNED: DIMLINEAR と DIMALIGNED コマンド用の2Dおよび3Dポリラインを選択した場合に問題があった箇所を修正しました。
SR30437, SR40510 – ハッチング: 境界がユーザーによって提供された図面内で正確に決定されなかった問題を修正しました。
SR32028, SR40084 – 円: 大きな座標に対して TanTanRad オプションが正しく動作しなかった問題を修正しました。
SR32602 – スイープ: XSWEEPコマンドを使用した時のスイープの間違った位置、およびパスを考慮したプロファイルの間違ったポジションは、XSWEEPの代わりに、SWEEPコマンドとして修正されました。
SR33991, SR41416 – サポートファイルサーチパス: (setenv「ACAD」検索パス)に関係するいくつかの問題がありました。 サーチパスは、同じフォルダが複数発生するのを防ぐためクリーンアップされ、デフォルトのサポートフォルダにリセットするため、空のサーチパスを設定するようになりました。
SR34970 – 印刷: ユーザー提供の図面に含まれていた、ソリッドのハッチングの印刷に失敗する問題を修正しました。
SR35987, SR36663 – 延長: 閉じたポリラインが延長コマンドによって変更されてしまう問題を修正しました。
SR36415 – 画層状態: 画層状態が含まれている外部参照を挿入したり、貼り付けた際に画層状態が欠落していた問題を修正しました。
SR37342, SR39854 – UCS: UCSAXISANGシステム変数は、UCSを回転させるための既定の角度として使用されるようになりました。
SR38157, SR38164, SR38762, SR38121, SR39114, SR40254, SR40256 – アンチウイルス: アンチウイルスソフトの誤警告の可能性を増加させる可能性がある一部のBricsCADのファイルが署名されなかった問題を修正しました。
SR38563 – プロパティコピー: ハッチングパターンがコピーされなかった場合、MATCHPROPコマンドのコマンドラインに警告が出るよう追加しました。
SR38691 – 境界作成: 境界線を作成する時にHPGAPTOLが0に設定され、島の検出が外部に設定されていた場合、正しく作成されなかった問題を修正しました。
SR38761 – アセンブリ設計: ASEFILEシステム変数はBMNEWコマンドにて尊重されていなかった問題を修正しました。
SR38807 – 表: オーバーライドされた文字高さを表図形が正しく読み込まない問題を修正しました。
SR38899 – ビュー: 平面図を回転させながら作成された名前付きのビューが正しく復元されなかった問題を修正しました。
SR39067, SR40288 – マルチテキスト: 背景マスクと高さが間違っていた問題を修正しました。
SR39108 – パブリッシュ: VISRETAINのsysvarがオンになっていた場合、バックグラウンドでパブリッシュするとき、親の描画によって設定された外部参照プロパティが無視されていた問題を修正しました。
SR39021 – ハッチング: 島のいくつかの端がハッチングされた境界と重複した場合、HATCHコマンドが島の検出に失敗してしまう問題を修正しました。
SR39089, SR41274 – スナップ: ズームやパンニングした後、延長交差と仮想延長交差スナップが終了してしまう問題を修正しました。
SR39343 – レイアウト取り込み: テンプレートからレイアウトを読み込む際、ビューポートのフリーズフラグが保存されなかった問題を修正しました。
SR39398, SR39315,SR41028 – スライス: スライス平面がソリッドの一面と重なっていた場合、スライスの操作に失敗してしまう問題を修正しました。
SR39819 – TEXTEVAL: TEXTEVAL は TEXT, -TEXT, MTEXT, -MTEXT コマンドのみ考慮するようになりました。
SR39898 – 複数行属性: 複数行属性の位置と位置調整が、INSERTコマンド実行後に間違ってしまう問題を修正しました。
SR40035 – 挿入スナップ: _INSスナップモードでブロック参照または属性にスナップを行うと、ブロック参照または属性の挿入基点の一点のみを表示するようになりました。
SR40055 – ソリッド編集: パスによる押し出しの問題を修正しました。
SR40094, SR41153 – 複数行属性: 属性編集ダイアログにて複数行属性の位置調整の適用が正しく動作しなかった問題を修正しました。
SR40235 – SYSVAR コマンド: CLAYER, CECOLOR, CELTYPE, CMATERIAL, CTABLESTYLE,CMLSTYLEコマンドにて、”.”オプションが不適切だった問題を修正しました。
SR40258, SR41093 – プロパティバー: LUPREC変数が変更されたとき、プロパティバー(X、Y、Z位置など)の特定の値が切り捨てられていた問題を修正しました。
SR40420 – ロード: DWG2000として保存する時加えられなかった”ACAD_MLEADERVER” AcDbRegAppTableRecordにより、ユーザ提供のDWG2000図面をロードすることができなかった問題を修正しました。
SR40531 – ビューポート: ビューポートをコピーした場合、ビューポートのオーバーライド設定が引き継がれなかった問題を修正しました。
SR40595 – トリム: 自己交差形状のポリラインに対して正しくコマンドが動作しなかった問題を修正しました。
SR40636 – 互換性:
コマンドがアクティブではなく、図形が選択されていない状態で、コマンド名またはエイリアスが入力されている場合、右クリックで”Enter/Return”がコマンドラインに送られるようになりました。
コマンドが実行された場合、SHORTCUTの値8(ビット3)は尊重されませんでした。 今回、右クリックでショートカットメニューが開くようになりました。
SR40640 – マルチテキスト: 実際のマルチテキストの幅/高さが境界ボックスよりも大きかった場合、背景マスクのサイズが調整されるようになりました。
SR40656 – 交点スナップ: 円弧やポリライン円弧の線分にマイナスの値かブロック参照に非均一の値が入っていた場合に交点スナップが取れなかった問題を修正しました。
SR40668 – 元に戻す: _undo_backを使用した場合、すべてを取り消すプロンプトが正しく表示されなかった問題を修正しました。(ただし、_undoは正確に行われました)
SR40702 – ページ設定: ペーパー空間にて”新しいページ設定”ダイアログで新しいページ設定を作成する際、”ペーパー空間に作成する”のラジオボタンは最初から選択されていました。しかし、ラジオボタンを手動で切り替えた場合の除き、モデル空間のページ設定がペーパー空間のページ設定の代わりに作成されてしまった問題を修正しました。
SR40731 – ビュー/保存: UCSVIEWの値が1に設定されていた場合、-view -> saveコマンドがビューと共にUCSを保存しなかった問題を修正しました。
SR40740 – PLOTDATE: iPlotDateフィールドの挿入が動作しなかった問題を修正しました。 13.2から再発
SR40904 – PDFフレーム: ssysvarが無視され、PDFフレームが常に印刷される問題を修正しました。
SR40962 – 3D拘束: 多くの重複面を持ち、関連する拘束データを持つ図形に対してブーリアンの操作を行うと、ハングアップしてしまう問題を修正しました。
SR40974, SR40975 – ACAD_TABLESTYLE: ACAD_TABLESTYLE辞書がゼロから作成された図面のために存在していなかった問題を修正しました。
SR41011 – ローカライズ: いくつかのコマンドが色の名前を入力する際に、緑は”_g”、赤は”_r”のような英語の略語を受け付けなかった問題を修正しました。
SR41022, SR41406 – 寸法移動E: 寸法を伸ばしたときに、テキストが寸法に沿って移動しなかった問題を修正しました。
SR41072 – ショートカットメニュー: SHORTCUTMENUシステム変数のビットコードが0x01に設定されていた場合、カスタマイズダイアログを利用したマウスボタンのカスタマイズが動作しなかった問題を修正しました。
SR41284 – アセンブリ設計: いくつかのケースでは、アセンブリはサブコンポーネントの変更後に完全に更新されなかった問題を修正しました。
SR41323 – GCEQUAL(同じ値): 拘束が作成される前に、最初の図形の長さが第2図形に適用されるようになりました。
SR41364 – セルエディタ: グリッドビューで値が編集されている間に”新しい画層”ツールバーボタンがクリックされると、エディタで行った変更が失われた問題を修正しました。
SR41387 – ハッチング範囲: 大きい座標にあるハッチング図形の面積計算を修正しました。
SR41444 – FIND AND REPLACE: フィールドの内容が無視されていなかった問題を修正しました。
SR41578 – 印刷: マルチテキストの背景マスクが黒く印刷されてしまう問題を修正しました。
SR41712 – SAVEFIDELITY: SAVEFIDELITYがONだった場合に、ユーザー提供の図面がDWG / DXFとして保存することができなかった問題を修正しました。
SR41859 – パブリッシュ: バックグラウンドでのパブリッシュがラスターイメージの変数を考慮に入れていなかった問題を修正しました。(IMAGEFRAME, IMAGEQUALITY)
SR41899 – ATTREQ: ATTREQシステム変数がOFFに設定され、デフォルト値がフィールドであった場合に、フィールドが使用されなかった問題を修正しました。
SR41955 – 寸法: MATCHPROPを使用し、ペーパー空間で作成された自動調整寸法が正しく更新されなかった問題を修正しました。

アプリケーション開発

SR41592 – COM: Delphiを使用して、”Late-Binding”モードでCOMインタフェースへアクセスする場合の問題を修正しました。 BricsCAD COMインタフェースは、Delphiで使用されている特別なアレイラッピングに対応していませんでした。
SR41755 – BRX: BMODELER: Body::triangulate()メソッドの kGenerateQuadrilaterals が実装されました。
SR42330 – APIs: SDS/BRXモジュールが複数回ロードされると、(arxunload)によるモジュールのロード解除が失敗していました。 現在は、(arxunload) または COM UnloadArx() で常にモジュールをロード解除できます (依存性があれば)。
SR42340 – TX SDK: CMDECHO = 0 時に、TX SDKでプロンプトメッセージが表示されないことがあった問題を修正しました。
SR42556 – LISP: 引数がリストでないとき、ファンクション (mapcar) と (apply) がLispエラーを起こさず、(誤った)”normal”を返していた問題を修正しました。
SR42558 – BRX: Adesk::Int16 AcDbViewportTableRecord::number() const のメモリ開放の問題を修正しました。
SR42619 – LISP: COM と ExpressTools のあらかじめ定義されたいくつかのLisp値は、クラッシュを避けるため、”読取り専用”記号ではなく、通常のLisp値として再定義されました。
SR40157 – BRX: AcDbEntity::intersectWith() と内部の補助機能: いくつかのケースで、”this”と”pOther”の図形のGsMarkersが切り替えられていた問題を修正しました。
SR42318 – .NET: Bricscad::Windows::ColorDialog がユーザー定義色を正しく使用するようになりました。
SR40680, SR41556 – .NET: ImageFileTexture クラスが実装されました。
SR42354 – COM/VLA: マルチ引出線スタイルの3個のプロパティがVLA(または、COM)使用時にも設定可能になりました。

重要なご注意: BricsCADのインストーラがMSIベースとなったので、レジストリに書かれる全てのパスはバックスラッシュで終了するようになりました。 他では、これはInstallDirの設定に当てはまります。

COM: AddMLine() 機能は常に、現在のマルチラインスタイル(CMLSTYLE)ではなく、”標準”マルチラインスタイルをアサインします。
SR41408 – ツールバー: サードパーティー/ユーザーのツールバーアイコンがフライアウトで、透過色が無視されていた問題を修正しました。
SR42057 – LISP: 環境変数が空文字のとき(または、無いとき)、(getenv “envVar”)が本来の、NILを返すようになりました。
LISP:
“Fast-COM”モード:
COMメソッドの実装: Rotate, Rotate3d, Mirror, Mirror3d, ScaleEntity, Move, Copy, Delete.
“InsertionPoint” と “ConstantWidth” プロパティの実装
SR22575, SR23603, SR24381, SR30231, SR40109, SR40477 – GRREAD:
grreadは、ファンクションキー(F3-> F12)と、TABキーを識別するようになりました。
grreadは、ignores PgUp, PgDn, Del, Ins, Home, End, 矢印キーを無視するようになりました。
grread関数でクリック/入力するためのメニュ/ツールバーの項目のサポートが追加されました。 これらのイベントのために、関数はtoollDをプログラムによってBricsCADのアイテムに割り当てられた整数でペア(11 toollD)を返します。
新しいExpressTools API機能 :
(acet-util-ver)
(acet-sys-sleep millisecs)
(acet-sys-keystate key)
(acet-sys-foreground)
(acet-sys-procid)
(acet-sys-beep mode)
(acet-sys-lasterr)
(acet-sys-wait pid [timeout])
(acet-sys-term pid)
(acet-sys-spawn flags command [arg1 arg2 …])
(acet-ui-message message [title [flags]])
(acet-ui-get-long-name msg)
(acet-ui-getcorner pt)
(acet-error-init args)
(acet-error-restore)
(acet-str-format format [arg1 [arg2 …]])
(acet-str-find search string [ignoreCase [useWildcards]])
(acet-str-wcmatch string pattern [matchCase])
(acet-str-equal str1 str2 [matchCase])
(acet-str-collate str1 str2 [matchCase])
(acet-str-lr-trim s string)
(acet-str-space-trim string)
(acet-str-to-list delimiter string)
(acet-str-find what string [ignoreCase [wildcard]])
(acet-str-replace old new string [ignoreCase [wildcard [count]]])
(acet-file-rmdir directory)
(acet-file-remove filespec [force])
(acet-file-move source dest)
(acet-file-mkdir directory)
(acet-file-copy source dest [force])
(acet-file-open filename flags)
(acet-file-attr filename [attributes-to-set])
(acet-file-find-on-path filename string-of-paths)
(acet-file-dir pattern [attributes [directory]])
(acet-filename-path-remove filename)
(acet-filename-extension filename)
(acet-filename-directory filename)
(acet-filename-ext-remove filename)
(acet-filename-supportpath-remove filename)
(acet-filename-associated-app filename)
(acet-sysvar-set variable value variable value …)
(acet-sysvar-restore)
(acet-list-split lst item)
(acet-list-to-ss enames)
(acet-ss-to-list ss)
(acet-list-put-nth newval lst atidx)
(acet-list-remove-nth atidx lst)
(acet-list-assoc-put assoclst lst)
(acet-list-assoc-append assoclst lst)
(acet-list-is-dotted-pair item)
(acet-reg-get key [valname])
(acet-reg-put key [valname [valdata]]]
(acet-reg-del key valname])
(acet-reg-prodkey)
(acet-dict-ename dictname dictentry)
(acet-dict-name-list dictname)
(acet-ent-geomextents ename)
(acet-ent-curvepoints ename deviation)
(acet-geom-mid-point p1 p2)
(acet-geom-midpoint p1 p2)
(acet-geom-m-trans pntlst from to)
(acet-var-setvar [])
(acet-var-getvar [])
(acet-setvar (list ‘( ) ‘( ) …))
(acet-getvar (list ‘( ) ‘( ) …))
(acet-dxf key keylist)
(acet-dtor x)
(acet-rtod x)
(acet-pref-supportpath-list)
(acet-acad-refresh)
(acet-undo-begin)
(acet-undo-end)
(acet-cmd-exit)
VLE ライブラリ: 新しい関数を追加しました:
その他の関数
(vle-roundto val digits)
(vle-round val)
(vle-tan val)
(vle-ceiling val)
(vle-floor val)
(vle-showpromptmenu keywords)
(vle-hidepromptmenu)
(vle-lispinstall)
(vle-lispversion)
リスト関連の関数
(vle-put-nth lst idx val)
(vle-list-split lst item)
(vle-list-union lst1 lst2)
(vle-list-intersect lst1 lst2)
(vle-list-subtract lst1 lst2)
(vle-list-diff lst1 lst2)
図形関連の関数
(vle-ename-valid en)
(vle-table-list tablename asName)
(vle-dictionary-list dict subDict asNames)
“Little Endian” と “Big Endian” フォーマットの両方のバイナリファイルを読み込む&書き込む関数
(vle-read-int8 fptr)
(vle-read-int16 fptr)
(vle-read-int32 fptr)
(vle-read-int64 fptr)
(vle-read-uint8 fptr)
(vle-read-uint16 fptr)
(vle-read-uint32 fptr)
(vle-read-uint64 fptr)
(vle-read-float fptr)
(vle-read-double fptr)
(vle-read-string fptr numChars)
(vle-write-int8 fptr val)
(vle-write-int16 fptr val)
(vle-write-int32 fptr val)
(vle-write-int64 fptr val)
(vle-write-uint8 fptr val)
(vle-write-uint16 fptr val)
(vle-write-uint32 fptr val)
(vle-write-uint64 fptr val)
(vle-write-float fptr val)
(vle-write-double fptr val)
(vle-write-string fptr val numChars)
(vle-read-int8-be fptr)
(vle-read-int16-be fptr)
(vle-read-int32-be fptr)
(vle-read-int64-be fptr)
(vle-read-uint8-be fptr)
(vle-read-uint16-be fptr)
(vle-read-uint32-be fptr)
(vle-read-uint64-be fptr)
(vle-read-float-be fptr)
(vle-read-double-be fptr)
(vle-write-int8-be fptr val)
(vle-write-int16-be fptr val)
(vle-write-int32-be fptr val)
(vle-write-int64-be fptr val)
(vle-write-uint8-be fptr val)
(vle-write-uint16-be fptr val)
(vle-write-uint32-be fptr val)
(vle-write-uint64-be fptr val)
(vle-write-float-be fptr val)
(vle-write-double-be fptr val)
(vlax-curve-getperimeter entity) と (vle-curve-getperimeter entity)の関数を実装しました。
長時間実行されるLispコード(CPUの高負荷時)を実行するとき、BricsCADのメインウィンドウに誤って”応答していない”と表示されハングアップしたように見えてしまい、多くの場合ユーザーがタスクマネージャを使用しBricsCADを終了する原因となった問題を修正しました。
AcCmColor COM オブジェクトのインスタンス化を修正し改善しました。 (vlax-get-or-create-object)、(vlax-create-object)と (vla-getinterfaceobject)機能は、AutoCAD固有とBricsCAD固有のCOMオブジェクト名をバージョン接尾辞あり、もしくは無しで受け入れるようになりました。
SR27220 – ALL APIs : 図面間のコピーとペースト操作に関する問題がありました:XData 1003(画層参照)が失われるか、無効になる問題が修正されました。
SR38688 – BRX: コールバック関数がRTERRORを返す時、acedDragGenはマウスホイール操作で終了するようになりました。
SR40010 – ALL APIs: “カスタムダイアログ(VB/ VBA/ BRX/ MFC)のプログラミングAPIから呼び出す標準ダイアログの”モーダルチェーン”とフォーカスの問題は修正されました。
SR40110 – VBA: 他のCADシステムで同時に.dvbファイルが開かれている場合、ロードできなかった問題を修正しました。
SR40110, SR40505 – VBA: パスワードで保護されたソースコードの.dvbファイルを実行するためにパスワードは必要なくなりました。
SR40144 – LISP: ロックされたレイヤー上の図形がLISP(コマンド)関数を介して発行されるコマンドによって選択され、変更することができるようになりました。
SR40236 – LISP: LISP COM関数を介しMLineStylesディクショナリにアクセスすると、無限ループが発生する問題を修正しました。
SR40242 – DVIEW: アプリケーションコードがDVIEWコマンドを呼び、図形を追加した場合、画面はまだこれらの図形について更新されていない時、DVIEWは図形を選択した後失敗する可能性があった問題を修正しました。
SR40267 – COM APIs:起動時にBricsCADのCOMインターフェイスの自動再登録が失敗した場合、Windowsレジストリ内のCOM GUIDが狂ってしまう結果を引き起こし、COMベースのアプリケーションの読み込みに失敗する可能性があった問題を修正しました。 複数BricsCADのバージョンおよび/もしくはx86/x64のアーキテクチャを使用しているとき、(デスクトップショートカットの)”管理者として” BricsCADの実行を行い適切なCOM再登録を可能にすることをお勧めします。
SR40276 – DCL: dclコンテナ(行または列)のis_enabled属性は、そのすべての子を無効にするために使用されていますが、それらは無視されるべきでした。 is_enabled属性はコンテナに影響を与えなくなりました。 mode_tile機能は依然としてコンテナのすべての子を有効または無効にするために使用することができます。
SR40628 – ALL APIs: スクリプト、LISPあるいは他の応用コードを実行する場合、いくつかのコマンド(-unit、layer、mtext、vports)はコマンド履歴ウィンドウを開かないようになりました。
SR40652 – COM: (VLA-GET-constantwidth)/get_ConstantWidth()は、一定の幅を持っていないポリラインのCOMエラーを引き起こさなくなりました。
SR40660 – COM: IAcadPreferencesインターフェイスのための”WorkSpace” プロパティの予備的な実装を行いました。これは今のところBricsCAD固有の”Recent Path”で使用されています。
SR40682 – DCL list_box: 複数列list_boxで、右側の利用可能なスペースは、現在最後の列で使用されるようになりました。
SR40804, SR41004 – LISP: (vl-list->string)と(vl-string->list)関数が誤った(0x0文字の為の)結果を含んでいる問題を修正しました。 V13.2.9から再発
SR40807 – COM: 現在のものと同時に “Label”、”TagString”、”Macro”、”HelpString”のプロパティのパラメータを更新するとき、 IAcadPopupMenuItem “put”関数の戻り値が間違っていた問題を修正しました。
SR40955 – LISP: カスタムAcDbPolylineクラス図形の(enget)が2D点ではなく3D点のDXF10として返していた問題を修正しました。
SR40957 – LISP/SDS/BRX: (entmake)、sds_entmake()、acdbEntMake()がカスタムエンティティを作成することができなかった問題を修正しました。
SR40910 – BRX: コマンドのコンテキストメニューのサポートを追加しました。
SR40964 – LISP: VLEエミュレーション”VLE-extension.lsp”に欠けていた(VLE-APPEND)機能を追加しました。
SR41055 – LISP/SDS/BRX : 厚さが0の場合、LWPOLYLINEのためのDXFグループコード39(thickness)が(entget) / entget()にリストされませんでした。また、AcDbPolyline/LWPOLYLINE図形のDXFグループコード91は同様に無くなっていた問題を修正しました。
SR41066 – LISP: (getvar “ACADPREFIX”)のような検索パスの代わりに、(getvar “EXEDIR”)は正しく”bricscad.exe”のパスを返すようになりました。
SR41068 – LISP LDATA: (entget)リストのような表現は正しく(vlax-ldata-get/put)関数によって保存されなかった問題を修正しました。
SR41054 – DIESEL: いくつかのシステム変数は”ON” を返していました。 “$(getvar,gridmode)”のような DIESEL式の”OFF”も互換性がありませんでした。 今回、”1” を返すようになりました。 “0”。
SR41115, SR41143 – LISP/SDS: (redraw) / sds_redraw()に互換性がありませんでした:
(redraw ent 1)は’ent’を再描画し、すべての描画されていない図形も再描画するようになりました。
未描画の図形は(ssget “C/W”)や図形スナップのために、まだ”見える化”されています。
SR41119 – LISP/SDS/BRX: (entupd)/sds_entupd()/acdbEntUpd()関数は、エンティティの即時視覚更新をトリガするために改善されました。
SR41130 – LISP/SDS/BRX: 精度が15か16に設定されていた場合、(rtos) / sds_rtos() / acdbRToS()の精度に問題があった箇所を修正しました。
SR41147 – LISP: 図面を開いたり(command “_open”/”_new”/”_qnew”)によって作成された時のタイミングと初期化の問題を修正しました。 Lispが終わった後、SDS/ BRXモジュールから登録されたコマンドやLisp関数は、図面に存在しなかった問題を修正しました。 注:(command)を open/new/qnewに使用することは推奨されていません。
SR41177 – BRX: AcEdInputContextReactorの”beginSSGet()”と”endSSGet()イベントは、ネイティブコマンドのために使用されませんでしたが、acedSSGet()API関数のみ使用されていた問題を修正しました。
SR41179 – BRX: BricsCAD固有のAPI関数 bool OdApDocument::saveAs(const OdString &filename, OdApDocument::EAcadSaveFormat saveFormat = OdApDocument::eNative)を追加しました。
SR41200 – LISP/DCL: ダイアログ定義でデフォルトの”キャンセル”ボタンを持たずに(action_tile)ステートメントを存在しないキーに使用した場合、たまにダイアログを閉じられない問題を修正しました。
SR41240 – LISP: 長さがゼロの図形に対して、いくつかの(vlax-curve-xxx)関数が適切な値の代わりにNILを返していた問題を修正しました。
SR41287 – BRX: Polylines/PolyFaceMesh/PolygonMesh、BlockReferencesとMLineから派生したカスタム図形の図形スナップが働かなかった問題を修正しました。 V13.1.12 から再発
SR41468 – DXFIN コマンド: 現在の図面がDBMOD>0を持っていた場合、無人モード(例:スクリプト)が動作しなかった問題を修正しました。
SR41764 – LISP: 127と255間の値の(chr)と(ascii)関数の問題は修正されました。
SR41792 – SDS/BRX: CMDECOがオフだった場合に失われていたacedGetXXX()入力関数のメッセージプロンプトを追加しました。CMDECHOを無視し、常にメッセージプロンプトが表示されるようになりました。
SR41808 – LISP: COMインターフェースが::DispInvoke()API関数の互換性を持たない箇所の、特定のサーバーモジュール内で呼び出しのCOM関数に関する問題を修正しました。

Version 13.2.10   2013/08/19

改良

SR40751 – 図面を開く: BricsCADは、一つのアクションで複数図面を開く機能をサポートしました。
BricsCADアイコンに複数の.dwgファイルをドラッグすることによって。
Windowsエクスプローラで複数の.dwgファイルを選択し、ENTERキーを押すことによって。
コマンドラインから: 例えば、”BricsCAD.exe drawing1.dwg drawing2.dwg drawing3.dwg”

修正

ダイレクトモデリング:直方体の回転面の回転軸をピックすると不意にジャンプする問題を修正しました。
SR30871 – 互換性:表がBricsCAD内で更新された場合、古いAutoCADバージョン(2007,2006及び2005)で編集された表の変更が破棄されてしまう問題を修正しました。
SR38718 – 寸法文字:グリップ編集を行った後に、\Xフォーマットの寸法文字が不必要に寸法線上に置かれる問題を修正しました。
SR39890 – 印刷ファイルの出力:図面がセッション中に正しく保存されなかった場合、デフォルト出力ファイルから図面名が消えていた問題を修正しました。
SR40386 – 表示:マルチバイトテキストが誤った文字長さの計算により正しく表示されなかった(文字が重なる)問題を修正しました。
SR40640 – マルチテキスト: マルチテキストの実際の幅/高さがテキストブロックより大きかった場合、マルチテキストの背景マスクのサイズが適切に調整されなかった問題を修正しました。
SR40759 – 線分: 線分コマンドが不必要な”行端揃え”、”スケール”、”スタイル” オプションを一覧に表示する問題を修正しました。 (V13.1.20から再発)
SR40813 – ライブ切断: モデルがライブ切断面を含んでいた場合、モデルレイアウトからPSレイアウトに切り替える際にクラッシュしていた問題を修正しました – 13.2.9から再発。

アプリケーション開発

BRX:BricsCADのBIMモジュールに影響を与えていた再発問題を修正しました。「コピーを適用する」を使用するコンパウンドブロックをコピーするとクラッシュしていました。(V13.2.9から再発)
SR26675 – LISP/SDS/BRX: acedSSGet(_T(“_:E”), …) がRTERRORではなく、RTNORMが返るように修正しました。
SR37488 – COM: COM API経由でDWG/DXF/DWT2007とDWG/DXF/DWT以前のフォーマットとして図面を保存できなかった問題を修正しました。AcSaveAsTypeおよびOdSaveAsTypeの一覧が同期されなかった問題を修正しました。
SR39602 – .NET: OdDbMText::setTextHeight が正しく動作しなかった問題を修正しました。
SR40819 – BRX: AcDbDatabase::orthomode() がShiftキー処理を行わなかった問題を修正しました。
SR40837 – BRX: AcEdJig::specialCursorTypeを実装しました。

Version 13.2.9   2013/07/18

改良

平行寸法拘束: 更新後、拘束寸法値の位置が飛んでしまわないよう平行線の中点に配置されるようになりました。
表示: 選択プレビューをオンにして多数の図形をドラッグしたとき、図形のトップにマウスがあると軌跡が残ってしまうことがあった問題を改善しました。
スナップ: 矩形ビューポートの外側にポリラインを作画したとき、垂線スナップが反対側の辺にスナップされていました。 現在は、ビューポートの至近の辺にスナップされるようになりました。
SR32706 – WMF書き出し: TTFテキストのWMF書き出しの解像度を改善しました。 これは、他のアプリケーションへテキストをコピー/貼り付けするときの解像度にも影響を与えます。
SR39272 – 接線スナップ: 円への接線表示が固定ポイントではなく、ダイナミックに変化するようになりました。

修正

配列/矩形ダイアログ: 配列/長方形ダイアログで選択されたオフセットの挙動が正しくない問題を修正しました。
表示: 図形が、オフもしくはフリーズ画層に移動した場合でも可視できてしまっていた問題を修正しました。
ツールパレット: BricsCADを起動/終了する際、ツールパレットにてメモリーリークがあった問題を修正しました。
SR36545 – グリップ: ACE_WALL図形上のグリップの位置が正しくない問題を修正しました。
SR37073 – CTABLESTYLE: (SETVAR)、sds_setvar()またはCTABLESTYLEコマンドによってアクティブな表スタイルを設定すると、関連するデータベースの表スタイルが変更されない問題を修正しました。
SR38519 – LIVESECTION: カットウェイ形状が、非リアリスティックシェードモードのプロットプレビューとプロット出力に隠れていない問題を修正しました。
SR39312 – LINEWEIGHT: 印刷スタイルの線の幅の設定が、厚みを持つ図形にて無視されていた問題を修正しました。
SR39386 – ACIS: ACIS図形へのマテリアルを割り当てが、図形を正しく描画されない原因や、プロンプトに”アクセス違反”というメッセージが表示される原因となった問題を修正しました。
SR39441 – メニューマクロ: ポーズ記号(‘\’)により終了されたメニューマクロが、コマンドラインの文字列に追加ではなく置き換えられていた問題を修正しました。 例えば、2つのツールバーボタンから’1\’と’0\’を連続して送った場合、’10’ではなく’0’が結果として返ってきてしまいました。
SR40015 – PDF書き出し: 書き出しされたPDFのポリラインの頂点間の冗長線が、「PDF書き出し/簡単な形状最適化を有効」が有効になっていた場合に除去されていた問題を修正しました。
SR40018 – PDF: PDFに印刷とPDFエクスポートを比較した際に、線幅の違いがあった問題を修正しました。
SR40245 – ブロック: 注釈ブロック参照が適用された変換(コマンド移動、回転など)は、変更された値を保持する変わりに、ブロックのスケールを変更し注釈スケール値に返すよう変更しました。
SR40275 – EATTEDIT/DDATTE: REFEDITとDDEDITは、名前の無いブロック(BricsCAD 13.2.4に導入された)を今後処理しませんが、処理されるべきEATTEDITとDDATTEがされなかった問題を修正しました。
SR40317 – フォント: 存在しなかったjapanese.shxフォントを追加しました。
SR40365 – 配列ダイアログ: ANGDIRが1にセットされていた時、配列ダイアログの角度パラメータが正しく計算されていなかった問題を修正しました。
SR40490 – BATTMAN: 属性編集ダイアログ内の”縦横比”と”回転”が正しく表示されない問題を修正しました。
SR40597 – レンダリング表示スタイル: ハードウェアレンダリングがアクティブで、レンダリングされた表示スタイルを使用している時、V13.2.5 GDIオブジェクトがリークしていました。 その為、しばらくの間アプリケーションを使用した後、このリークによりアプリケーションが最終的に非応答になる可能性があった問題を修正しました。
SR40626 – ワイプアウト: ワイプアウト図形の図形スナップに問題があった不具合を修正しました。(V12.1.19から再発)(regression since V12.1.19)

Application

LISP: “DOUBLE/REAL”値に関係する、BricsCAD x64のLISPガーベージコレクションの問題を修正しました。
SR33814, SR40104 – BRX: パレットセットが左から右、もしくは逆方向にドッキングされた場合、タブコントロールが消えてしまう問題を修正しました。
SR37073 – COM: COMによりテーブルが作成された時、アクティブテーブルスタイルのマージンはセルに割り当てられず、さらに垂直と水平のマージンが切り替わっていた問題を修正しました。
SR38233 – LISP: 間違った(setvar “POLARANG” “15”)が使用された場合、クラッシュを引き起こしていましたが、正確なエラーメッセージが出るよう修正しました。
SR39165 – BRX: BRX方式のAcDb3dSolid::getSlice()が失敗した場合、NULLへSLICEから新しいソリッドを設定しなかった為、XSLICEがアプリケーションクラッシュを引き起こしていた問題を修正しました。
SR39476 – .NET: Transaction.QueueForGraphicsFlush and Entity.Drawが正しく動作しなかった問題を修正しました。
SR39951 – BRX: AcDbEntity::UpgradeOpen()の返り値が正しくなかった問題を修正しました。
SR39835 – プロパティパネル: 非アクティブなドキュメントがAPIにより閉じられた場合、プロパティパネルとツールバーコントロールはクリアされました。 非アクティブなドキュメントを閉じる際、それらが反応しないよう修正しました。
SR39811 – BRX: PaletteSetのToolStripComboBoxをクリックしても正しく動作せず、 ToolStripComboBox が消えてしまう原因となっていた問題を修正しました。
SR39949 – BRX: メンバー変数が初期化されなかった為、AcGeCurveSurfInがクラッシュする原因となっていた問題を修正しました。
SR40117 – BRX: 頂点を含んでいるNDBRが削除された場合、メモリーリークが起きていた問題を修正しました。
SR40157 – スナップ: 交点スナップ時に、GSマーカーがカスタム図形のintersectWithメソッドに正しく渡されなかった問題を修正しました。
SR40222 – BRX: ヘッダAcDbProxyEntity.h を”class AcDbProxyObject”へ宣言するよう改善しました。専用ヘッダが含まれている場合に必要となります。
SR40326 – LISP: DCLダイアログが開いている時、LISPコードエラーを許容するようにLISPエンジンを改善しました。
SR40328 – LISP: インデックスを使用せずに呼ばれた(ssnamex ss)は、すべてのデータ項目のリストの代わりにNILを返すようになりました。
SR40431 – BRX: OD -> まだ実装されていないAcGiFacdeData::setMappers()が呼ばれる為、OdGiFaceData::mappers()のAC転換は無効になりました。
SR40503 – LISP: LISPデータリストに問題がありました。SDS/BRX entget()関数から発生し、XData groups (-3 and 1001)を含んでいます。1001グループコードは省略されました
SR40508, SR40509 – BRX: NDBR AcDb3dPolyline::splineFit()のサポートが追加されました。
SR40538 – APIs: リアクター通知に関する問題がありました。クライアント側のリアクターオブジェクトがリアクターイベントバック中に未登録だった場合、BricsCADが不安定になる問題を修正しました。
SR40555 – LISP: (command)関数を使った場合、まれに表示が更新されない問題を修正しました。 (V13.2.5から再発)
SR40556 – VB/VBA: VB/VBAランタイムが、誤ったWindows CRT関数により不適切なFPU設定がされていた為、まれに初期化に失敗していた問題を修正しました。(クライアントのVB/VBAコードに応じて) (V13.2から再発)

Version 13.2.8 2013/06/18

修正

SR39109 – 印刷: シェードモード’2Dワイヤーフレーム’、シェード印刷’旧隠線処理’で印刷すると、空白で印刷されたり、クラッシュすることがあった問題を修正しました。
SR39151 – パブリッシュ: PUBLISHコマンドを使用した印刷時、印刷スタンプが含まれなかった問題を修正しました。
SR39173 – 選択: ページ設定ダイアログから印刷範囲を選択しようとしたとき、カーソルがうまく動作せず、図面内の選択が正常に働かなかった問題を修正しました。
SR40231 – プロパティーパネル: プロパティーパネルでプロパティーのカテゴリーがおかしくなったとき、選択図形のプロパティーを変更すると、BricsCADがクラッシュした問題を修正しました。 (x64 版のみ)
SR40255 – ファイルを開く: 名前の無いブロックとしてのハッチングを含む dwgファイルを開いたときの問題を修正しました。 (V13.2から再発)

Version 13.2.7   2013/06/10

新規

ネイティブ 64-bit バージョン
V13.2から、BricsCADは、32 bit (x86) と 64 bit (x64) 両方のバージョンが使用可能となります。
64 bit OSのマシンでは、BricsCADの32 bit、64 bitのバージョンを並行してインストールすることが可能です。 別々のアプリとしてインストールは可能ですが、 32 bit版と 64 bit版のBricsCADセッションを同時に動作させるのは、COM APIの動作に悪影響があるので推奨できません。
x64インストーラは、.msi の使用に切り替えました。 x86(32 bit版)インストーラは、V14まで.msi の使用への切替は延期されます。
インストールフォルダに言語版名が追記され、デフォルトのインストールフォルダは C:\Program Files\Bricsys\BricsCAD V13 en_US\ となりました。 異なる言語版は並行してインストールが可能で、別アプリとして独立して動作します。 これは、64bit 版の .msi バージョンのみに適用されることにご注意ください。 32bit版については、インストーラが .msi に切り替わる V14まで適用されません。
64bit バージョンは、VBAはサポートしませんが、COM APIはサポートするので、例えば、BricsCAD 64bit版を使用した VBプログラムは動作可能です。
2013dwg形式(AC27)のサポートを追加しました。
保存形式: アップグレード後は、プロファイルをリセットしなくてもデフォルトの保存形式が変更されることにご注意ください。 もし、デフォルトの保存形式が2010形式だった場合、2013形式になります。 保存形式の変更は、設定ダイアログの保存形式(SAVEFORMAT)で可能です。
クリップボード形式: クリップボードへの書き込みのデフォルト形式が2013形式になったことにご注意ください。これは、クリップボード形式(CLIPBOARDFORMAT)設定で変更可能です。
レンダリング プリセット:
RENDERPRESETSコマンドは、レンダリング プリセット エクスプローラを持ち、ここで、レンダリング プリセットの作成・編集が出来、カレントのレンダリング プリセットを設定します。 カレントのレンダリング プリセットは、レンダリングコマンド使用時やシェーディング印刷タイプ’レンダリング’を使用した印刷時に適用されます。 一方、これらのコマンド使用時専用の特別なレンダリング プリセットを設定することも可能です。
PDFオプション: PDFオプションに、ソリッドやグラディエントハッチングをPDF出力するときのビットマップ解像度のインチ当りのドット数をコントロールする’PdfHatchToBmpDPI’オプションが追加されました。
SR20283, SR22297, SR23517, SR23677, SR25456, SR26523, SR39356 – スナップ: カスタム図形への交点スナップ機能が追加されました。
SR32813, SR36109, SR38991 – ページ設定: カレントの印刷ダイアログの設定からページ設定を作成することが可能になりました。
2D拘束: -PARAMETERSコマンドで、2D寸法拘束のパラメータ表記とユーザー定義パラメータを一緒に表示し、作成・編集できるようになりました。
ダイレクトモデリング:
SR32001, SR37118 – DMEXTRUDE: 面や3Dソリッドで押し出しの制限オプションが追加されました。
DRAGMODEHIDE: ダイナミック動作時に、元図形を非表示にするかどうかのシステム変数です。
HIDEXREFSCALES: 外部参照の表示尺度をコントロールするシステム変数です。 尺度一覧編集ダイアログの’外部参照尺度を非表示’チェックボックスで、HIDEXREFSCALES 変数を設定可能です。
THUMBSIZE: dwgファイルに保存されるプレビューイメージのサイズをコントロールするシステム変数です。
SR29719, SR31812, SR32536, SR38620, SR38488 – SCALE LINEWEIGHT: 印刷、ページ設定ダイアログに’線の太さ 尺度’オプションが追加されました。

改良

ライセンス: 64 bit msiのライセンスを特定することができませんでした。 今回、msiプロパティ BRXLICENSE の指定として、コマンドライン上で: msiexec /i “BricsCAD-13.2.6-en_US(x64).msi” BRXLICENSE=LICENSE_KEY_OR_NETWORK_LICENSE_FILE_PATH と入力するとライセンスキーをインストールします。
SR39853 – eトランスミット: eトランスミット ダイアログ内に AC27(2013dwg形式)のサポートを追加しました。
SR39082 – ダイレクトモデリング: ダイレクトモデリング操作が出来なかったときの原因のメッセージを改善しました。
SR39356 – UCS: UCSコマンドのオプション”E”(図形)は入力としてカスタム図形も対象可能となりました。
SR39868 – プロパティー管理:
3Dソリッドのマスプロパティー計算の処理速度を改善しました。
複雑な重たい3Dソリッドのプロパティー計算を速くするため形状やマスのカテゴリーを閉じても、処理に問題がないようにしました。
表示のパフォーマンス: AEC/ADTカスタム図形を持つ容量の大きい図面をリアルタイム画面移動しても遅れを感じないようパフォーマンスを改善しました。
アセンブリ設計: BMSHOW, BMHIDE, BMVSTYLEコマンドプロンプトがオプションの標準プロンプトに合わせるよう改善されました。
CHAPOOログインダイアログ:
ダイアログを開いたときのフォーカスがユーザー名になるようにしました。
ログインに成功するか、キャンセルをクリックするまで、ダイアログがスクリーン上に優先表示されるようにしました。
拘束バー: CONSTRAINTBARコマンドが、事前の図形選択(ピックファースト)に対応しました。
クラッシュレポート: カレントの作業ディレクトリが書き込み不可の時は、crash_report.txtをユーザーのホームディレクトリへ保存するようにしました(例: Windows 7 では、C:\Users\[Name])。
ダイレクトモデリング: 円筒面や平面に接する動作の確実性を高めました。
図面エクスプローラ – パス: 外部参照、イメージ、PDFファイルのパスのタイプについて、相対・絶対・無しの間の変換を容易に出来るようにしました。
図面プロパティダイアログ: 図面プロパティダイアログは、R13 から R21までのファイルバージョンだけ認識していました。 現在、R7 から R27まで認識するようにしました。
PLATFORM: 開発者向けに、32bitバージョンは”(x86)”、64bitバージョンは”(x64)”の値を持つ PLATFORMシステム変数を提供しました。
精度: VIEWRES システム変数が円弧精度の計算にも適用(レンダリングやPDF書出しで使用)されるようになりました。
選択: ネストされた 2次-図形やポリラインの端が選択可能になりました。
シートセット:
シートセットを閉じるとき表示していた冗長な’変更を保存しますか?’ダイアログを廃止しました。
読取り専用のシートセットファイルを開くとき、変更が保存されない由の警告メッセージを表示するようにしました。
読取り専用のシートセットファイルを保存しようとしたとき、コマンドラインに出来ない由のエラーメッセージを表示するようにしました。
スプライン: スプラインのプロパティーパネルに以下のオプションを追加しました:
ノット パラメータ
CVフレーム
周期
メソッド
‘閉じる’プロパティは、読取り専用ではなく、スプラインの開/閉の指定で使用可能になりました。
表示スタイルとレンダリング:
3Dワイヤーフレームと3D隠線表示スタイルは、各々置き換えられました。 ワイヤーフレームと隠線に。
表示スタイルに、エッジ変更子がサポートされました。
レンダリングコマンドで、指定ウィンドウのレンダリングが可能になり、’永久’レンダリングモード(このモードの設定は、表示スタイルの高解像度と等価)は廃止されました。
‘高解像度’表示スタイルは、もはや特別なスタイルとはみなされず、すなわち、反射や影の計算を起動しません。
モデリングやリアリスティック表示スタイル使用時におけるズーミング、パンニングや他の表示操作時のレスポンスが、操作終了まで詳細な光源計算をしないようにすることにより、大幅に改善されました。
パースモードでのビュー操作が、より直観的で容易になるよう改良されました。
SR32440 – ブロック: 外部参照編集ダイアログとListコマンドに、ブロック説明フィールドが追加されました。
SR38335 – ユーザー入力処理: ダイナミック寸法に値を入力してTABを押すと、マウスを移動させなくても寸法入力フィールドの背景色がすぐに赤になり、値がロックされたことを示すようになりました。
SR39365 – VBA: “default.dvb”ファイルは、BricsCADのインストールフォルダだけでなく、サポートパスも探索するようになりました。

修正

SR40167, SR40181, SR40193, SR40216 – フィールド: フィールドを処理するライブラリの一部がV13.2.5とV13.2.6で抜けていた問題を修正しました。
寸法: 寸法線が正しくない位置に作画されることがあった問題を修正しました。
図面プレビュー: 図面がサムネイルイメージを持っていないとき、ファイルダイアログがプレビューを描画しなかった問題を修正しました。
SR39861 – ATTSYNC: ATTSYNC がブロックに新規属性を追加できないことがあった問題を修正しました。
SR39890 – 外部参照: ネスティングレベルが3以上の外部参照を”詳細表示”と”アイコン表示”で表示できないことがあった問題を修正しました。
SR40097, SR40100, SR40130, SR40142 – クラッシュ: スプラインを持つ図面のロード中、BricsCADがクラッシュすることがあった問題を修正しました。
3D拘束: 過剰な一致拘束を持ついくつかのモデルでBricsCADがクラッシュしていた問題を修正しました。
アセンブリモデリング: アセンブリモデリング コマンドのグローバルキーワードが大文字で始まっていなかったのを修正しました。
色ダイアログ: 色ダイアログ上で ByBlock や ByLayer の選択時、プレビューがグレーの背景でなく、黒の背景になってしまっていた問題を修正しました。
ダイレクトモデリング: Limitオプション選択時に押し出し後、DMEXTRUDEカーブが削除されなかった問題を修正しました。
検索ダイアログ: UCSがWCSと相違していたとき、ズームオプションが正しく動作していなかった問題を修正しました。
ハイライト: シェーディング、または、レンダリング表示モードがアクティブなとき、ハイライト図形の一部が表示されないことがあった問題を修正しました。
ソリッド編集: オプション 面 > 回転 でソリッド編集使用時、BricsCADがクラッシュすることがあった問題を修正しました。
スナップ トラック: 円弧定義の2点目ピック時、スナップ トラックのラインが使用できなくなることがあった問題を修正しました。
SR24146, SR24204 – 寸法: DIMLINEAR、DIMALIGNEDコマンドでACIS図形のライン、円弧エッジを選択したときの問題を修正しました。
SR31161 – 寸法: DIM > ALIGNED で DIMLUNIT を 3 にセットしたとき、寸法を作成するとコマンドラインに正しくない単位系で寸法値が表示されていた問題を修正しました。
SR32648 – ラスターイメージ: 72 DPI相当として、メートル当たり 2835ピクセル使用していたため、イメージサイズが少し不正確だった問題を修正しました。
SR34400 – DIMCONTINUE: 特定の連携寸法処理中にクラッシュが発生していた問題を修正しました。
SR35279 – 印刷: ページ設定/レイアウト保存し、横方向を使用時、X、Y印刷オフセット値が逆になっていた問題を修正しました。
SR35626 – フォント: IMEフォントサイズを少し大きくしました。
SR36384 – 太陽: 太陽位置の計算の問題を修正しました。
SR36419 – 3Dコンテキスト: 3Dコンテキスト選択時、システムのハードウエアレンダリングがOKのときでも不要なメッセージが表示されていた問題を修正しました。
SR36727 – 表示: 複雑な線種の線の太さが表示されていなかった問題を修正しました。
SR37485 – 正接スナップ: ラインの始点から相対極座標で2番目の点を指定したとき、円弧の正接スナップを正しく取得できなかった問題を修正しました。
SR39016 – 印刷ダイアログ: 印刷の窓を変更したとき、レイアウトの表示が正しく更新されなかった問題を修正しました。
SR39020 – レイアウト切替: 極トラックモードでコピーコマンドを使用していたとき等、図形がドラッグ状態のとき、他のレイアウトへ切り替えるとクラッシュしていた問題を修正しました。
SR39075 – ACIS: スプライン図形と重なったACIS図形のエッジが正しく表示されないことがあったた問題を修正しました。
SR39316 – MATCH ORIENTATION TO LAYOUT: モデル空間のフラグ”Match orientation to layout”が正しく動作しなかった問題を修正しました。
SR39418 – スナップ: 直線ラインと直線ポリラインの交点スナップの問題を修正しました – 現在、交点処理の精度はカーブ長に基づいて計算されます。
SR39744 – 設定ダイアログ: ローカライズバージョンで、@DYNMODE設定(および、他の’負数’オプションのビットコード変数)をクリックするとクラッシュを発生させることがあった問題を修正しました。
SR39837 – 選択セット: オフ画層に配置されたブロックが、そのプロパティ変更後、選択セットから除外されることがあった問題を修正しました。
SR39418 – スナップ: 交点スナップがまれに働かないことがあった問題を修正しました。
SR39565 – クラッシュ: 3Dコンテキストがアクティブなとき、マテリアルエクスプローラを閉じるとBricsCADがクラッシュすることがあった問題を修正しました。
SR39647 – ハッチング: セグメントの重なりがあるポリラインから作成されたソリッドハッチングでブロックを作成すると、例外エラーが表示されていた問題を修正しました。
SR39712 – 印刷:
電源オフのプリンタの印刷設定を作成しようとしたとき、BricsCADがクラッシュすることがあった問題を修正しました。
印刷設定の作成に失敗したとき、印刷設定編集で、一覧内の正しくないプリンタが選択されてしまうことがあった問題を修正しました。
SR39756 – COPY HATCH: ユーザー提供のハッチングを別の図面へコピーしたとき、クラッシュが発生していた問題を修正しました。
SR39862 – ダイナミックブロック: プロパティパネルが開いているとき、ユーザー提供のダイナミックブロックを選択するとクラッシュが発生していた問題を修正しました。
SR39877 – 図形スナップ: F3 ホットキーで図形スナップをオフにしても画面上に、図形スナップマーカーが表示されたままになっていた問題を修正しました。
SR39972 – 印刷スタイルテーブル編集: ビュー形式タブの色を変更しようとすると”リソースが見つかりません”エラーが表示されることがあった問題を修正しました。
SR39775 – DCL LIST_BOX CALLBACK: DCLリストボックスをクリックしたとき、コールバックのX,Y値が実際にクリックされた値では無く、クリックされたセルの中央の値になっていました。 現在は、正しくクリックされた値を返すようになりました。
SR39813 – BHATCH: ハッチングダイアログ内のタイプが相違したとき、ハッチングプロパティが継承されなかった問題を修正しました。
SR39983, SR40070, SR40072 – 開く: 壊れたACISデータを持つ図面、また、押し出しや回転のヒストリーを持つAcDbRegionのXソリッドを含む2013形式で保存された図面を読み込むと、クラッシュしていた問題を修正しました。
アセンブリデザイン:
BMDISSOLVE, BMFORM, BMUPDATE: アセンブリ3D拘束 (例: 固定) がモデル上で正しく維持されなかった問題を修正しました。
BMINSERT: 無効なファイルをインサートしようとする際に、このコマンドが正しいメッセージを表示していなかった問題を修正しました。
BMINSERT, BMFORM: このコマンドをキャンセルする際に、メカニカルブラウザのルートコンポーネントについてアセンブリアイコンが正しく表示されていなかった問題を修正しました。
アセンブリモデル上でeトランスミットがクラッシュしていた問題を修正しました。
Windowsエクスプローラーからメカニカル図面に.scrファイルをドラッグした時、処理されなかった問題を修正しました。
CHAPOO: 依存関係のあるファイルをアップロードする時に、不十分なアクセス権限でフォルダー選択をすることが可能でした。この結果、リンクが作成されなくなっていました。この問題を修正しました。
ダイレクトモデリング:
DMROTATE, DMREVOLVE: ブロックでネスト化したソリッドのフェースやエッジが軸選択の際にハイライトされていた問題を修正しました。
グリップ: GRIPコマンドの最中にサードパーティーアプリケーションコードによりグリップを表示する図形が削除された時、動作が不安定になっていた問題を修正しました。
画層フィルター:
新規の外部参照が追加された際に、画層フィルターのコンボボックスで外部参照が自動的に更新されなかった問題を修正しました。
図面エクスプローラーの”画層の使用を表示”を非選択にした後、フィルターが残っていた問題を修正しました。
画層フィルタープレビューが正常に更新されなかった問題を修正しました。
PICKFIRST: 現在、REFEDIT と DDEDITがPICKFIRSTを考慮するようになり、PICKFIRSTが1に設定されている時、事前に選択された図形を使用するようになりました。
ステータスバー: ちらつき現象とステータスバーのノイズが除去されました。
SR19705 – 表示: “印刷スタイルを表示”のプロパティがモデル/レイアウトで無視されていた問題を修正しました。
SR20911 – 印刷スタイル: UCSアイコンの厚みとレイアウトページフレームが印刷スタイル設定に依存していた問題を修正しました。
SR28866 – 寸法: 寸法補助線の外に寸法テキストが移動させられた時、線の上ではなく、下に表示されていた問題を修正しました。
SR30896 – 表示: ラバーバンド、選択窓、距離入力などの一時的な表示は現在、DRAGMODEが0に設定された状態で正常に表示されるようになりました。
SR35401 – 外部参照: Xrefコマンドラインがファイル名のパスを無しに外部参照の作成を許可しなかった問題を修正しました。
SR35570 – 外部参照編集: 外部参照編集のセッション中にOLEオブジェクトをインサートするとクラッシュが起こっていた問題を修正しました。
SR36249 – DIMALIGNED: DIMALIGNEDコマンドの最中に線分、円弧、ACIS図形の線/円エッジを選択する時、間違った寸法の始点/端点が選択されていた問題を修正しました。
SR36405 – CONVERTCTB: パスが与えられない時にCONVERTCTBコマンドがスタートディレクトリに出力ファイルを作成していました。 現在は、出力ファイルは印刷スタイルパスに保存されます。
SR37422 – 寸法テキスト: グリップ編集で角度寸法テキストを移動させる時、DIMTMOVEが1か2に設定されている時でさえ、円弧寸法が移動していた問題を修正しました。
SR37705 – ソリッド外形線: BricsCADのシャットダウンの最中にACISライブラリーを更新する時、SOLPROFコマンドの使用でクラッシュが起こっていた問題を修正しました。
SR37824 – 属性同期: ATTSYNCコマンドが定数属性のブロック参照に対して正常に動作しなかった問題を修正しました。
SR38016 – 表示: 幅0の円弧のポリラインが正常に表示されなかった問題を修正しました。
SR38082 – 設定: Shift + 右クリックで”図形スナップ設定”メニューを開くと、カレントのコマンド(図形作成、ブロック挿入など)がキャンセルされていた問題を修正しました。
SR38118 – レンダリング: 3Dワイヤーフレームモードで埋められるため、2Dソリッドが表示されない問題を修正しました。
SR38126 – ADT: 外部参照ファイルを含むArchitectural Desktop(Autodeskの製品名)図形が表示されなかった問題を修正しました。
SR38358 – 極配列: ANGBASEが90に設定された時、ARRAYダイアログの極配列のパラメーターが正しく計算されなかった問題を修正しました。
SR38588 – メジャー: 座標の大きな図形に対して、MEASUREコマンドが適切に動作しなかった問題を修正しました。
SR38610, SR38743 – プロキシ: ブロック書き出し操作でコピーを許可しないプロキシ図形/オブジェクトを使用しようとする時に表示される例外のメッセージを改善しました。
SR38744 – 回転: ANGBASEが0、かつANGDIRがオンに設定された時、ROTATEコマンドが間違った結果を出していた問題を修正しました。
SR38751 – PDMODE: 設定ダイアログのPDMODEフィールドが正常に更新されなかった問題を修正しました。
SR38787 – フォント: エンコードの問題により、ビッグフォントの一部の文字が正常に表示されていなかった問題を修正しました。
SR38839 – アイコン: 図形プロパティパネルの画層コンボボックスのロック/アンロックアイコンが、画像プロパティの変更後に更新されなかった問題を修正しました。
SR38858 – ユーザー入力処理: トラッキング線がアクティブな時にキーボード上で距離を入力すると、Enterを押してもトラッキング線が削除されないようになりました。 別の距離をマウスを移動させる必要なく入力可能です。
SR38992 – 画層エクスプローラー:
エクスプローラーを再び開いた時に以前の選択を復元しなかった問題を修正しました。
別のエクスプローラーのカテゴリーに切り替える時、選択が失われ、ビューが画面トップにスクロールアップしていた問題を修正しました。
SR39012 – クワッド: プレビューフィルターで”外部参照を除外する”をONに設定しても、マウスを外部参照に合わせてクリックするとQUADコマンドが起動していた問題を修正しました。
SR39019 – 表: 表の尺度を縮小する時、表のせるが選択できなかった問題を修正しました。
SR39020 – コピー: 極トラッキングモードがオンの状態で図形のドラッグの最中に、別のレイアウトに切り替えるとクラッシュが起こっていた問題を修正しました。
SR39062 – PICKAUTO/PICKFIRST:
現在、”自動で指示”はコマンドがアクティブでない時にも有効になりました (以前はコマンドの最中にのみ有効でした)。
PICKFIRSTが0で、GRIPSが0の場合、図面選択が利用できませんので、ピックボックスは表示されません。
SR39065 – ハッチング: ハッチングの境界パスで壊れた2Dスプラインを持つハッチングをロードするとクラッシュが起こっていた問題を修正しました。
SR39082 – ローカライゼーション: 一部の頻繁に発生するエラーメッセージが翻訳できなかった問題を修正しました。
SR39155 – ハッチング/境界ハッチング/境界: カレントUCS面にないハッチング図形に起こっていた問題を修正しました。
SR39170 – 外部参照編集: REFEDITコマンドの実行の際に、名前のないブロックがダブルクリック/選択された時、”参照編集”ダイアログボックスがダミーテキストを表示していました。 現在は、REFEDITとDDEDITは名前のないブロックの選択を許可しないようになりました。
SR39193 – 配列プレビュー: 極トラックオプションが選択され、カレントUCSのZ軸がWCSのZ軸と平行な場合に、配列ダイアログのプレビューが正しくなかった問題を修正しました。
SR39195 – 拘束: 分解されたブロックの平行拘束のかかった寸法を選択、もしくは編集をすると、BricsCADがクラッシュしていた問題を修正しました。
SR39248, SR39560 – 印刷: ‘ペーパー空間の図形を非表示にする’の印刷設定が現在は無視されるようになりました。
SR39251 – 表示: 図面がシェードモードの隠れ線でレンダリングされた時、一部のシルエット線が欠けていた問題を修正しました。
SR39257 – 自動調整寸法: モデル空間に切り替えた時、外部参照に含まれる図形を参照する自動調整寸法が正常に更新されなかった問題を修正しました。
SR39259 – 貼り付け: “ブロックとして貼り付け”は現在、”PASTE”コマンドと同様に動作します。
SR39286 – 引出線: ペーパー空間ビューポートのいかなる図形にも図形スナップをする新規の引出線が壊れ、壊れた後に追加されたその他の引出線も壊れていた問題を修正しました。
SR39294 – 画層のフリーズ/オフ: フリーズ画層/オフ画層に図形が移動させられた時、警告メッセージが表示されず、図形が選択から削除できなかった問題を修正しました。
SR39316 – 注釈: AutoCADで図面を開く際に、BricsCADで保存された図面中の破損した注釈データがクラッシュを引き起こしていた問題を修正しました。
SR39335 – 表: 一部の特定のシナリオで、文字高さの上書きが不可能であった問題を修正しました。
SR39366 – 印刷: 両方とも同じ線の太さを持っているにも関わらず、印刷スタイルを使用して線分を印刷した時の方が、印刷スタイルを使用しないで印刷した時よりも細く出力されてしまう問題を修正しました。
SR39414 – フィールド: シートセットフィールドがレイアウトを考慮しませんでした (例 sheet1=layout1、sheet2=layout2: layout2のシートフィールドが間違い)。 また、シートフィールドはペーパー空間レイアウトに配置されなければいけませんので (シートは常にレイアウトを指します) 、モデル空間に配置されたシートフィールドは評価されませんでした。この問題を修正しました。
SR39435 – MNU: 現在、MNUファイルで’+’サインでコマンド/ヘルプ文字列の改行ができるようになりました。
SR39475 – 表示: コマンドをマークするためにアンドゥ/バックを実行後、表示がリフレッシュされなかった問題を修正しました。
SR39572 – マルチ引出線: マルチ引出線が分解できなかった問題を修正しました。
SR39573 – ボリューム: 円柱と円錐のボリューム計算の精度を改善しました。 精度とパフォーマンスの相殺条件をコントロールするmasspropaccuracy設定を追加しました。
SR39576 – WMF出力: レンダリングモードでWMFOUTが空の出力を出していた問題を修正しました。
SR39598 – 線の太さ: LWDEFAULTにより指定された線の太さがBYBlockの線の太さを使用する図形に適用されなかった問題を修正しました。

Application

LISP: (tblsearch “LTYPE” …)と (tblnext “LTYPE” …) で、DXF 49データが対象外になっていた問題を修正しました。
LISP: (vl-filename-mktemp)機能 – 一時ファイルの接頭名を”VL~~”でなく”_VL~~”とし、Linuxのshellコマンドでそのような名前を使用される問題を回避しました。
LISP/SDS/BRX: ssget() / (ssget) フィルター選択のパフォーマンスを改善 – 図形の選択フィルター処理が 6倍速くなりました。
SR34373 – 閉じるときのクラッシュ: BRXアプリケーションで、表示更新中に図形を開くと、データベースが壊れ、結果としてデータベースを閉じるときクラッシュすることがあった問題を修正しました。
SR37348 – COM/OLE : BricsCADから他のドキュメントへ OLEクリップボード図形を貼り付けたとき、ドキュメントを一旦閉じて、再起動しないとBricsCAD OLE図形を正しく認識しないことがあった問題を修正しました。
SR37959 – LISP: 選択セットの図形順((ssname) + (ssnamex)機能で復旧)は、選択モード”X”、”A”、”C”、”W”で AutoCAD互換となりました。
SR38674, SR38352 – LISP: より多くの”Fast-COM”プロパティを実装しました – Closed、ControlPoints、Coordinates、EndParameter、FitPoints、NumberOfControlPoints、NumberOfFitPoints、StartParameter。
SR39558 – DCL/BRX: DCLダイアログから、MFC、CAdUi/CAcUi、OpenDCLダイアログを起動したとき、CWbd ウィンドウがそのCWnd::PreTranslateMessage()機能を取得しなかった問題を修正しました。
SR39698 – LISP/BRX: (floating)ドキュメントウィンドウを移動させても”docFrameMovedOrResized”リアクタイベントをキックしなかった問題を修正しました。
SR39750 – DXFシンタックス : ” 11AF “のような接頭や後尾にスペースを持つ文字列を持つDXFファイルをロードできなかった問題を修正しました。 これは、V13で再発した問題です。
SR39820 – DCL: 文字列をラベルに適用(スタティックなテキストフィールド)したとき、\t TABキャラクタを含んでいると(set_tile)機能が働かなかった問題を修正しました。
SR39658 – .NET: Teigha.DatabaseServices.IdPair.IsPrimary プロパティを実装しました。
SR39821 – LISP: (XData)リストがacedRetList()で返されたとき: Lispが(1001 . Lispが””) でなく、単なる “” を使用していました。
SR39981 – COM: COM選択セットが無効な図形(削除された、または、未サポートのNULL図形)を含んでいるとクラッシュすることがあった問題を修正しました。
SR40046 – LISP: 特別な目的のため、新規のVLEライブラリ機能(vle-int64to32)、(vle-itoa32)、(vle-atoi32)を追加しました。 詳細は、BricsCADインストールフォルダの”vle-extension.lsp”を参照してください。
SR38605 – LISP/SDS/BRX : DXF 60 グループコードがデータリストの最後にある時に、リージョンか3Dソリッドを表示/非表示に設定するため、(entmod) / sds_entmod() / acdbEntMod() と、グループコード DXF 60の問題を修正しました。
SR38865, SR38857 – DCL: ラジオボタンと切り替えが、値が0ではない (set_tile key value) のどんな値も (例えば”2″ や “-1″など) “1”として (これはONやTRUEを意味します) 扱ってしまう問題を修正しました。
SR38887 – LISP/SDS/DCL: vector_image() と fill_image()関数について
ベクターの長さが0の場合、何も描画されません。
埋めるための範囲が幅/長さピクセルの場合、こちらも何も描画されません。
上記の両方とも最低1ピクセルで描画されるよう修正しました。
SR39063 – INSERTOBJ: アプリケーションコードから走らせた場合、(initdia 1) の使用は現在、INSERTOBJのダイアログ版の強制を許可します。
SR39089 – LISP: (vl-string-translate) 関数の引数文字列が0の文字を含む時、他の文字と同様に正しく処理されるようになりました。
SR39222 – LISP/SDS/BRX : BlockTableRecords (ブロック定義) を削除するためのCOMメソッド “Delete()” の使用が、”オブジェクトは参照されています”のエラーでしばしば失敗していた問題を修正しました。
SR39339 – BRX: AcEdCommandStack や AcEdCommand経由のBricsCADコマンドを読み出す選択を追加しました。
SR39342 – LISP: on_start.lsp (もしくは関連したLispスタートアップファイル)経由でBricsCAD開始時に、LISPコードが (直接/非直接) 図面を開く/閉じる時、不適切なGarbageCollectionによりLISPのクラッシュが起こっていました。 V13.1.16で起きていた問題の再発です。
SR39365 – LISP/VBA: BricsCADに同時にドロップされた複数図面により起動されるドキュメント初期化の最中に (on_start.lsp、on_doc_load.lsp、.mnlファイルなど)、VBAコードが ::SendCommand() ステートメントを実行する時、最後に開かれた(ドロップされた)図面のみが全ての ::SendCommand() ステートメントを受け取る問題を修正しました。
SR39426 – LISP: Windows 64ビット上で、MSHTML (“htmlfile” と “ClipBoardData”インタフェース)経由でクリップボードへのCOMアクセスを使用した時、クラッシュが起こっていた問題を修正しました。
SR39438 – LISP/COM: (vla-intersectWith) の失敗を引き起こしていた、COM ::IntersectWith() 関数での数字精度の問題を修正しました。
SR39556 – LISP: (vlax-get-property)、(vlax-put-property)、(vlax-invoke-method)関数の問題を修正しました。メソッド名を表すプロパティが文字列として指定された時、内部的に大文字に変換され、予期しない副作用を起こしていました。
SR39619 – LISP: 何千もの図形が変更された時、(vlr-acdb-reactor)のクラッシュを修正しました。(すでに修正されたGarbageCollectionの問題により引き起こされる)。
SR39737 – LISP: 図面からの永続的なLISP(vlr-object-reactor)オブジェクトリアクターのロードの問題を修正しました。複数の永続的オブジェクトリアクターが存在する場合、複数図形が間違ったリアクターを添付させていました。

Version 13.1.22   2013/03/20

改良

CHAPOO: いくつかの改良と新機能を追加しました。内容は下記:
Chapooへアップロードする図面に依存するファイル(外部参照、フォント、..)も自動的にアップロードされるようになりました
これらの依存ファイルは、Chapoo内で対象図面にリンクされます
対象図面をダウンロードしたときは、依存ファイルも同様に自動的にダウンロードされます
Chapooプレミアム版: プロジェクトとフォルダーをブラウズできるようになりました

修正

SR33188, SR36361 – メニュー: ウィンドウメニューを解除した後、再度 menucmdコマンドで追加しても表示されないことがあった問題を修正しました。
SR37212, SR37465, SR38466, SR38835, SR38939 – AEC/ADT図形:
多くのAEC/ADT図形を含む図面を炉ロードしたとき、不安定になったりクラッシュしていた問題を修正しました。
AutoCAD 2013 AEC/ADT 図形をサポートしました。
SR37521 – マルチライン: コマンドライン オプションの位置合わせ、スタイルをサポートしました。
SR38025 – 面取り/フィレット: 対象の2個のラインがカレントUCSのXY-平面上に置かれていないと、面取り/フィレットが適用されなかった問題を修正しました。
SR38111 – 用紙: 用紙の更新(PAPERUPDATE)がオフのとき、アクティブなプリンタを変更したとき、用紙マージンが更新されなかった問題を修正しました。
SR38471 – フォント: 中国語フォントを含む LASファイルの互換性の問題を修正しました。
SR38756 – 延長: extendコマンドがブロック内の図形に適用されるようになりました。
SR38968 – ハングアップ:
スペースで始まる文字列を貼り付けすると、貼り付け操作が無限ループに陥っていた問題を修正しました。
ステータスバーのグリッド/スナップをダブルクリックしたとき、クリップボードにコマンド名が付加され、貼り付け操作がハングアップしていた問題を修正しました。
SR38977 – 画層: カレントの画層フィルターにマッチしない新規画層を作成したとき表示される警告メッセージを改善しました。
SR39049 – ブロック書出: WBLOCKコマンド使用時、ファイルが既に存在していたとき、ファイル名が .DWG(あるいは、同様な拡張子)を持っていたとき .dwg が余計に付加されていた問題を修正しました。
SR39055 – 表示: 表のセル編集時に文字の重複表示を避けるため、背景のマスクが追加されました。
SR39058 – ツールパレット: ESCキーで中断されたときの取消し処理に関する問題を修正しました。
SR39078 – 設定のCSV書出: BricsCADの設定は、CSVファイル(カンマ区切り)に書出しできます。 BricsCADは、そのCSVファイルにクォートを入れていませんでした。 結果として、そのままでは MS Office や LibreOfficeに正しく表示できませんでした。 現在は、全ての文字列をダブルクォーテーションで囲むようにしました。
SR39082 – ローカライズ: FILLET/CHAMFERコマンドのユーザーインタフェースのメッセージを翻訳できるようにしました。
SR39154 – ローカライズ: スタートダイアログの’次’ボタンが2個のラベルを持っていた問題を修正しました。

アプリケーション開発

SR37909 – LISP/SDS/BRX : (entmake)使用時の返り値の問題を修正しました。 INSERT図形作成時のsds_entmake()/acdbEntMake() – DXFコード 70, 71, 44, 45のハンドリングがAutoCAD互換になっておらず、時々、分解不能なMINSERT図形が作成されていました。
SR38874 – LISP: 存在しない”varname”への(getvar “varname”)の問題を修正 – 頻繁に使用すると、(getvar)がNILでなく、不定な値を返すことがありました。
SR39057 – LISP: (vlax-ldata-put/get)機能の問題を修正 – LDataとして書き込まれた 単精度/倍精度実数が時々、整数として読み込まれることがありました。

Version 13.1.20   2013/03/12

改良

印刷: プロッタ管理(pc3)と印刷スタイル(ctb, stb)ファイルを探すフォルダについて、システム変数のPlotCfgPathとPlotStylePathの設定に加え、カレント図面(DWGPREFIXシステム変数)も対象になりました。
パージ: 互換性を改善しました。
クイック選択: ‘クイック選択’モードでプロパティーバーを開く QSELECTコマンドを追加しました。
UCS整列: UCSを整列させるためにマルチテキストを使用することができるようになりました。
SR35221, SR38563 – プロパティーコピー: コピー元のハッチングパターン定義が見つからないときのハッチングプロパティのコピー動作を改善しました。
SR38481 – プロパティーコピー: MATCHPROPコマンドで、ビューポートプロパティのコピーを可能にしました。

修正

FIND: 文字検索の時に、\pと\Fのマルチテキスト形式コードの値が省略されなかった問題を修正しました。
ハッチング: 作成されたハッチングオブジェクトがELEVATIONシステム変数を無視していた問題を修正しました。
SR35354 – 印刷: ペーパー空間の背景表示の寸法が望ましくなく不完全でした。例えば、本来、215.9 x 279.4 mmのレターフォーマットが215 x 279 mmのなっていました。この問題を修正しました。
SR36473 – プロパティパネル: カスタムブロックの選択後、通常のブロックの選択時に、通常のブロックがプロパティパネルのコンボボックスで正常に表示されなかった問題を修正しました。
SR36568 – プロパティバー: オフ画層上の図形がプロパティの変更後に選択セットから削除できなかった問題を修正しました。
SR36568 – クイック選択: フリーズ画層上の図形がクイック選択で無視されていた問題を修正しました。 (これらの図形は選択セットで含めることができませんので、編集ができません。)
SR36885 – フィレット: Cの形のポリラインにフィレットをかけると、間違った結果を実行していた問題を修正しました。
SR37227 – テキスト表示: プロキシ図形に含まれる2バイト文字の長さが間違っていた問題を修正しました。
SR37477 – ハッチングダイアログ: 建築図面単位を使用した時、角度選択コンボに表示されている角度が間違っていた問題を修正しました。
SR38222 – ツールパレット: ツールパレットアイテムの画層、線種プロパティが図面内にすでに表示されている時、ブロックやハッチングの挿入が失敗していた問題を修正しました。
SR38540 – パブリッシュ: 最後に図面が保存された後の変更や、新規図面での変更がパブリッシュ時に含まれなかった問題を修正しました。
SR38686 – 互換性: BricsCAD V13でdwg2004形式で保存された一部の図面が、AutoCADで開けなかった問題を修正しました。
SR38692 – フォント: 一貫性の無いDWGCODEPAGEの古い図面でMBCSからUnicodeへの変換が間違っていた問題を修正しました。
SR38745 – マルチテキスト: 不正な右から左、もしくは下から上の文字方向を持つマルチテキストオブジェクトが編集できなかった問題を修正しました。 現在、これらは編集でき、編集後、文字方向が修正されます。
SR38782, SR38867, SR38877, SR38898 – クイック引出線:
引出線とそれに付随するマルチテキストをコピーする時、自動調整がコピーされなかった問題を修正しました。
引出線から分離したマルチテキストをコピーするとクラッシュが起こっていた問題を修正しました。
SR38842 – スペル: \F、\f、\A、\a以外のマルチテキスト形式コード値が通常のテキストとして認識され、置き換えを推奨されていた問題を修正しました。
SR38825 – ハングアップ: 線の太さで満たされた多角形の表示がGDIリソースリークを引き起こし、GDIリソース不足のためBricsCADがハングアップ状態になっていた問題を修正しました。
SR38869 – 表示: ズームのステータスにより、デフォルトの線の太さでない図形が間違った色で表示される可能性があり、選択時に線が消える可能性があった問題を修正しました。
SR38880 – マルチライン: MLINEコマンドに尺度オプションを追加しました。 設定で定義された通りにCMLSCALEシステム変数を使用します。
SR38924 – AREAコマンド: 0エリアの図形が選択された時 (例: 同一線上の閉じたポリライン)、含まれるエリアは正常に”0.0″と印刷されますが、システム変数AREAは設定されませんでした (以前の値を保持していました)。この問題を修正しました。

アプリケーション開発

LISP : (setvar) 関数が改善されました。 与えられたシステム変数が存在しない場合、エラーが発生し、Lispの実行が停止します。 これにより、間違ったコードについてのフィードバックが開発者に提供されます (フィードバックなしに許容される代わりに)。
SR37792 – BRX: 稼働中のデータベースがカレントのドキュメントのデータベースと異なって設定された場合、AcDbHostApplicationServices::setWorkingDatabaseの動作が間違っていた問題を修正しました。
SR26525 – BRX: function AcDbEntity::dragStatus関数を実装しました。
SR31255 – COM: COMメソッドの”zoomCenter”でズームエリアが間違って計算されており、間違った表示を引き起こしていた問題を修正しました。
SR34121 – LISP: 変数がローカル関数自身であるため、異なる関数に使用される同じ名前のローカル変数の範囲で問題が存在していました。 これらの条件下で、呼び出された関数がcallerに返す時、以前の関数定義は正しく保存されませんでした (このようなLispコード設計は主にOpenDCLにより使用されます)。
SR35303 – BRX: AcEdCommandStack::popGroupToTop(const ACHAR*)関数を実装しました。
SR37316, SR38290, SR38527 – BRX: TD3.06以来、OdGsBaseModel::addNode()でクラッシュが発生していた問題を修正しました。
SR38565 – BRX: IDynamicProperty::IsPropertyEnabledは、二番目の引数の時にNULLで呼び出されなくなりました。
SR38812 – LISP: 極まれに、大きな図面がBricsCADのコマンドラインから開かれた場合 (例: Windowsエクスプローラーでダブルクリック、もしくはBricsCADのデスクトップアイコンにdwgファイルにドラッグ&ドロップ)、メモリー不足のため、LISPエンジンが初期化に失敗していた問題を修正しました。
SR38940 – LISP/COM: マルチテキストオブジェクトの回転プロパティの入力/取得を修正しました: 回転角度は常にカレントの座標系に関連して扱われます。
SR38933 – LISP: (vlax-ldata-put/get)でLISPシンボルの保存をサポートしました。
SR38940 – COM: マルチテキストオブジェクトの回転プロパティの入力/取得と、”addMText”メソッドを修正しました:
マルチテキストは常にカレントのユーザー座標系と関連して、回転角度0で作成されます。
回転角度の取得/入力もまたユーザー座標系と関連します。

Version 13.1.18   2013/02/18

新規

プロパティーバー: 複数の図形が選択されたときの長さ、面積、体積の値は’Varies’でなく、合算した値が表示されるようになりました。

改良

拘束バー: 先に図形を選択してもCONSTRAINTBARコマンドが使用できるようになりました。
PDF書き出し: PDF書き出しのデフォルトのイメージ解像度が72 dpiから300 dpiとなりました。
ドラッグ & ドロップ: BricsCADウィンドウへドラッグ & ドロップ操作すると、BricsCADは前面のアクティブウィンドウとなり、キーボードやマウスの入力先がBricsCADになりました。 これにより、BricsCADをアクティブにするための余計なクリック操作が不要になりました。
SR36628, SR37190, SR38063 – 印刷スタンプダイアログ: 印刷スタンプのフォントスタイルとサイズを設定できるようになりました。
SR36960, SR38255 – 極角度: 互換性の改善のため、POLARANG は 0-90度の範囲制限が無くなりました。 LISP/SDS/BRX経由の入力はラジアン値で、コマンドラインからの入力は度の値となることにご注意ください。
修正

ALIGN: ALIGNコマンド終了後、一時線が削除できなかった問題を修正しました。
表: 表の最上位列を削除できなかった問題を修正しました。
SR35629 – ポリライン編集: PLINETYPE > 0の場合、入力オブジェクトからポリラインへ拡張データをコピーできなかった問題を修正しました。
SR36300 – 面取り: 距離Aと距離Bが0.0でTRIMがONの時、線分に対する面取りが正常に動作しなかった問題を修正しました。
SR36553 – プロパティバー: 次/前の矢印ボタンを押すことによる頂点の切り替えが動作していませんでした。頂点数の入力も修正されました。 21を入力した際に12となってしまうような数字の並びが逆転してフィールドに表示されていた問題も修正されました。 (V12.2で発生していた問題の再発)
SR36583 – 切断面: SECTIONPLANETOBLOCKコマンドがブロック参照の中身を無視していた問題を修正しました。
SR36832 – ミラー: ミラーされたブロック一括挿入オブジェクトに表示される図形は正しかったのですが、操作確認後に間違った位置に配置されてしまう問題を修正しました。
SR37223 – オフセット: OFFSETコマンドを修正しましたので、事前に選択された図形の使用をサポートしています。
SR37236 – 印刷: シェード印刷のビューポートは高品質表示スタイルを使用して印刷されます。
SR37285, SR38134 – メモリー使用: ACIS facet cacheによる大きなメモリー使用を避けるようにしました。以前はこれがメモリーを消費し、クラッシュにつながっていました。
SR37339 – PDFエクスポート: 一部のRGBAラスター画像について、透明部分が黒になっていた問題を修正しました。
SR37866 – 表示: ユーザー提供図面内に含まれるソリッドハッチングを表示する時に、”不正なインデックスです”のメッセージが表示されクラッシュが発生していた問題を修正しました。
SR38088 – 印刷: 引出し線矢印を表示するプロキシ図形が違う線の太さで表示され、印刷されていた問題を修正しました。
SR38095 – 直交/極トラッキング: F8 (直交) を押すことによる極モードの無効化に失敗しており、またF10 (極トラッキング) を押すことによる直行モードの無効化が失敗していた問題を修正しました。
SR38196 – クイック引出し線: 最初の適用後、DIMLDRBLK(引出し線矢印タイプ)ユーザー矢印が望ましくなくリセットされていた問題を修正しました。
SR38229 – 図面エクスプローラー、寸法: 以下の項目でマイナス値を受け付けなくなりました:
DIMDLE (寸法線延長長さ)
DIMASZ (矢印サイズ)
DIMDLI (寸法線間隔)
DIMEXE (寸法補助線延長長さ)
DIMEXO (補助線間隔)
DIMSCALE (寸法尺度)
DIMRND (丸めの値)
DIMJOGANG(半径寸法線折り曲げ角度)について、5度より小さい、もしくは90度より大きい角度は受け付けられなくなりました。 これらの値を受け付けることにより不安定になり、クラッシュが起こる場合がありました。
SR38248 – ファイルロード: 不正な形式のdxfファイルのロードを修正しました。
SR38256 – 印刷: 以下の全ての条件が重なる時、印刷時にオブジェクトが消えていました:
横方向でペーパー空間から印刷する。
ビューポートにレンダリングがかかっている (例 モデリング、リアリスティック、高品質など。表示スタイル)。
ビューポートがパースモードを使用している。
SR38262 – CUI: カスタマイズされたダブルクリック動作でコマンドが呼び出された時にDDEDIT と EATTEDITが正常に属性/外部参照を選択しなかった問題を修正しました。
SR38264 – 図面エクスプローラー、画層: モデル空間で、’新規VP’欄のアイコンをクリックした時、エラーメッセージが表示されていました: ‘タイルモードがオフのときだけ、このプロパティを設定可能’。 現在はモデル空間で’新規VP’フィールドの変更ができます。
SR38286 – 外部参照編集: ネスト化されたインサートでインサートを参照編集後、ブロック参照を表示する時にクラッシュが起こっていた問題を修正しました。
SR38311 – プログラム初期化: 一部のwindowsターミナルサーバー設定上でAPPDATA設定が見つかりませんでした。 B現在BricsCADは、Software\\Microsoft\\Windows\\CurrentVersion\\Explorer\\Shell Foldersではなく、Software\\Microsoft\\Windows\\CurrentVersion\\Explorer\\User Shell Folders を検索します。
SR38315 – 円形状配列: 円形状配列について中点/基点を取る/入力する時、精度に問題がありました: 全ての入力された桁を使用する代わりに、LUPREC の精度値に従って値が四捨五入されるようになりました。
SR38330 – 印刷: 矩形でないビューポート境界を使用する時、図形が間違ってクリップされていた問題を修正しました。
SR38336 – ファイルロード: 256バイトより長いSATデータ列のACIS図形を含む図面をロードする時、クラッシュが起こっていた問題を修正しました。
SR38362 – トリム: 自動調整ハッチングでないものに対してトリムが動作していなかった問題を修正しました。
SR38363 – バックグラウンド: ビューエクスプローラーの背景なしビューを有効にすることにより、背景イメージを削除することができなかった問題を修正しました。 これはレンダリングモードにのみ関係します。レンダリングモード依頼の背景イメージはサポートしていません。
SR38379 – シートセット: DefaultNewSheetTemplate設定が空の時、既存のものを使用して新規のシートセットを作成することができなかった問題を修正しました。
SR38393, SR38444 – 印刷: テキストの下線と上線が間違って印刷されたいた問題を修正しました。(TTFASTEXT設定をV13で導入して以来の問題の再発)
SR38394 – スナップ: 属性 (ATTRIB) と属性定義 (ATTDEF) オブジェクトについて、図形スナップ “挿入基点”が正常に動作していなかった問題を修正しました。
SR38428 – 属性: MINSERTブロックの非表示属性が、表示属性として (ATTMODE=1で) 誤って表示されていた問題を修正しました。 V13.1.15で発生した問題の再発です。
SR38451 – CONCURRENT SESSIONS: 複数のBricsCADインスタンスが走っている時に、ダブルクリックで図面を開く動作に問題がありました。
SR38530 – フォント: isocp.shxフォントに欠けていた文字を追加し、業界標準の記号に合わせました。
SR38556 – コピー/ペースト: 不正な拘束定義を含む図面の中身をコピー/ペーストした時にクラッシュが起こっていた問題を修正しました。
SR38570 – ISOLINES、ATTMODE: これらのシステム変数を変更後、再作図ができなかった問題を修正しました。

アプリケーション開発

SR19981 – LISP/SDS/BRX: ATTRIBオブジェクトについてDXF73グループコードがありませんでしたが、現在は (entget) と adbEntGet() 結果リストに含まれています。
SR36051, SR38543 – DCL: BricsCADのみの-dcl属性であるbcad_widthとbcad_heightを追加しました。 指定された時、これらは太さや高さの代わりに使用されます。 これは小さなBricsCADのみの偏差値を受け付けます。
SR36422 – BRX: AcStatusBarItem::SetToolTipText() がAcApStatusBar::>Add(pItem) の前に呼び出された時、メモリーアクセス違反が起こっていました。 同じことが派生クラスのAcTrayItem + AcPaneにもありましたが修正されました。
SR37404 – LISP: V13.1.15で修正されたレンダリングの修正がV13.1.16で再発しましたが、現在は再実装されています。
SR38028 – LISP: アクティブな時に、(vl-load-all) でロードされたLispファイルがすでに開かれた図面にロードされなかった問題を修正しました。
SR38073 – LISP: (vlax-ldata-get) と (vlax-ldata-put) 関数について大幅なパフォーマンス改善がありました。特に容量が大きく複雑なデータで改善されました。
SR38205 – LISP: (command “_ddvpoint”) などのアプリケーションコードでDDVPOINTコマンドが起動された時、常にダイアログを開くようになり、コマンドラインは使用しなくなりました。 コマンドラインは (command “_vpoint) で呼び出されます。
SR38385 – LISP:
不変リアクタを含む図面をロードする時、関連図形が削除されるとLispリアクタコールバック関数が削除されたものではなく、間違ったオブジェクトを指定することがあった問題を修正しました。
(vlax-ename->vla-object) に関するパフォーマンスが30%近くまで向上しました。
SR38391 – LISP: (command “attedit”)などのアプリケーションコードにより、もしくはスクリプト(この場合は図形選択がシングルパスのみを使用)により、ATTEDITコマンドが正常に起動できるようになりました。
SR38407 – LISP: (command) の実行が失敗した場合、”ERRNO”システム変数は追加的な値でエラーを示します:
1: 不特定の例外が発生しました
2: 不特定のエラーが発生しました
3: (command) シーケンスはキャンセルされました
10: 他の不特定のエラーです
SR38439 – LISP: リアクターなどから再帰的に呼び出された時に(setvar) がメモリーアクセス違反を起こしていた問題を修正しました。
SR38439 – LISP/COM: BricsCADのCOMインターフェースの正しさを証明するためにBricsCAD 起動時にチェックを追加しました。壊れている場合、どのように解決すべきかを示す警告メッセージが表示されます。
SR38441 – LISP: (align)、(mirror3d)、(rotate3d)関数を追加しました。
SR38593 – LISP: オブジェクトにリアクターを追加するため(vlr-object-reactor)が使用された時、オブジェクトは直ちにイベントを取得していましたが、これは次の変更サイクルが始まった時からイベントを取得するべきでした。この問題を修正しました。
SR38605 – LISP/SDS/BRX : (entmod)、sds_entmod()、acdbEntMod()、グループコードDXF 60を使用し、リージョンや3Dソリッドの表示をコントロールすることが失敗していました。これはDXF 60グループコードがデータリストの最後に追加されていたためです。

Version 13.1.16   2013/01/23

改良

FIND: Ctrl-F キーボードショートカットが以前のOSNAP _T でなく、FINDを起動するようになりました。 F3ファンクションキーでは、変わらず OSNAP _T が起動されます。

  • LAYER: ‘stAte’オプションが追加され、画層状態の作成、編集、名前変更、呼出、削除、読込、書出が可能になりました。
    PLINE, 3DPOLY: これらのコマンドがセグメントの無いポリライン図形をアーテファクト無しで表示するようになりました。 同様にメモリ使用量も削減されました。
    レンダリング: 高解像度でのシェードモードでの応答性が、操作中の解像度を一時的に下げることによって改善されました。
    SR37325 – スプライン: スプラインへのDIVIDE と MEASURE コマンドのパフォーマンスが30% 改善されました。
    SR37862 – CUI: コンテキストメニューのエントリー数が23000まで拡張されました。
    SR38015 – スプライン: スプラインのオフセット処理のパフォーマンスが10% 改善されました。
    修正

BMHIDE, BMSHOW, BMVSTYLE: これらのコマンドがコンポーネント全体に対してのみ有効にも関わらず、TABの切り替えでエッジやフェースが表示されていた問題を修正しました
画層フィルター: 外部参照やビューポート上書きのフィルターが画層フィルターコンボコントロールにリストアップされていなかった問題を修正しました。
ローカライゼーション: メカニカルブラウザで表示プロパティのTrue/False値が翻訳できなかった問題を修正しました(はい/いいえに置き換えました)。
表示スタイルエクスプローラー: 定義済み表示スタイルが違う色でマークされなくなりました。
表示スタイルエクスプローラー: 翻訳版では、定義済み表示スタイルのカレント欄がクリックされた場合、カレントアイテムマーカーが表示されなかった問題を修正しました。
REFEDIT: 拘束を持つブロックが外部参照編集され、次いで変更が破棄された場合、この後に行われるREFEDITに対する操作とこれの破棄が失敗していた問題を修正しました。
SR31497 – コピー/ペースト: 図面間でコピー/ペーストを実行する時、ペーストされたブロックの単位を設定しているとINSUNITS変数は正しく適用されますが、ペーストされたブロックの尺度値が望ましくなく操作できてしまい、単位値の効果を無効化してしまいます。 ブロックエクスプローラーダイアログからブロック挿入し、ALIGNオプションを使用する場合に同様の問題が発生していました。
SR35091 – 表示: 移動したテキスト/インサート図形が、移動前の位置がスクリーン外になる場合、移動後に消えてしまう問題を修正しました。
SR37451 – VIEWS: ‘-view’ ‘window’コマンドがビューの名前を聞かず、誤って選択するビューポートを聞いていた問題を修正しました。
SR37452 – スナップ: グリップ編集時に他のグリップ点にスナップするグリップ点がしばしば違う座標になってしまっていた問題を修正しました。
SR37459 – ローカライゼーション: BMBOM/BMINSERTコマンドの翻訳されたプロンプトメニュー文字列が、一部の翻訳版で無視されていた問題を修正しました。
SR37531, SR37855 – ダイアログ: 開く/保存するのファイルダイアログがスクリーン外になっていた問題を修正しました。 (以前の修正の改善)
SR37853 – スプライン: マイナスの節を持つスプラインの長さがゼロとして表示されていた問題を修正しました。
SR37910 – OLE: Open Office CalcからBricsCADにコピー/ペーストが見えるOLEオブジェクトではなく、点を与えていた問題を修正しました。
SR37938 – XREF: ブロックとして同じ名前のネスト化された外部参照が同じ図面に追加された場合、外部参照のパスだけが表示されていました。 これは修正され、現在はエラーメッセージが表示されます。
SR38080 – フィレット: ユーザー提供例でフィレットが失敗していた問題を修正しました。
SR38112 – ブロック: 図面エクスプローラーとBLOCKコマンドの両方が二重引用符(“)を含むブロック名(と他のシンボル表名)を受け入れていました。 このような名前は後で問題を起こすので受け付けられるべきではありません。 また、エラーメッセージで表示される禁止された文字リストが毎回同じではなく正しくありませんでした。これも修正しました。
SR38127, SR38128, SR38131 – MBUTTONPAN: MBUTTONPAN==1 と CTRLMOUSE==0の時、パンができなかった問題を修正しました。
SR38149 – 拘束: 不正な拘束を含む図面上でコマンドを実行するとBricsCADがクラッシュしていた問題を修正しました。
SR38165 – レンダリング: 一部のケースで、レンダリングのバックグラウンドがレンダリングの結果から抜けていた問題を修正しました。
SR38186 – 印刷: ペーパー空間の全てのビューポートがOFFの時、印刷ができなかった問題を修正しました (13.1.15での問題の再発)
SR38262 – ダブルクリック操作: エディター内で属性が選択されるのではなく、属性をダブルクリックする時、属性リスト内の最初のアイテムが選択されていた問題を修正しました (13.1.15での問題の再発)

アプリケーション開発

LISP: 新規VLE関数
(vle-dictobjname dictename dictitem) が’dictename’と指定したディクショナリーで’itemname’の図形名を返します。そうでない場合はNILを返します。
(vle-dictsearch dictename dictitem) がTを返します(‘dictename’と指定したディクショナリーが’itemname’を含む場合)。そうでない場合はNILを返します。
(vle-tblsearch tblname tblitem) がTを返します(テーブル’tblnamename’が’tblitem’を含む場合)。そうでない場合はNILを返します。
LISP, SDS, BRX: ネスト化されたソリッドで図形を選択するため、ワイヤーフレームとシェードモードの両方でssget”:N”機能を修正しました。 これは以前は起こっていませんでした。現在は、ソリッドとブロック参照(エッジとフェースを除外し)が選択できます。
SR38073 – LISP: (vlax-ldata) オブジェクトを保存する時のパフォーマンスを改善しました。
SR38195 – LISP: LISPに記述されたユーザー提供ジョインルーチン内のENTMAKEを呼ぶ際にクラッシュが起こっていた問題を修正しました。

Version 13.1.15   2012/12/28

新規

アセンブリモデリング: メカニカルコンポーネントをWindowsエクスプローラからドラッグ・ドロップでカレント図面へ入力出来るようになりました。
表示: レンダリングモードでグラディエントハッチング表示が実装されました。

改良

アセンブリデザイン:
BMVSTYLE: コマンドプロンプトで設定できる表示スタイルの項目を拡張しました。
BMXCONVERT: X-ソリッド標準部品のブロックへの変換において、その元の画層を使用せず、画層0に配置されるようにしました。画層0に配置されたブロック内形状は、dwgの動作として、ブロックが挿入された画層のプロパティに統合されるためです。
CHAPOO:
‘ChapooLogVerbose’設定を追加しました。
図面エクスプローラからログイン後、Chapooボタンを隠すのではなく、ボタンのラベルを’Chapooログオフ’に替えるようにしました。
不要な(“No drawings in account”)の警告ダイアログは無くしました。
Chapooフォルダーが空のときのエラーメッセージは無くしました。
アップロードチェック時、図面が依存性を持っていれば、該当図面もアップロードされ、Chapoo上でドキュメントリンクが作成可能になりました。
依存をどう扱うかを決定する ChapooUploadDependencies設定を追加しました。
図面エクスプローラ: 図面がドキュメントリンクを持っているかどうかチェックし、持っていれば一緒にダウンロードできるようになりました(図面と同じフォルダーへ)。
図面エクスプローラ: フォルダータブが選択されてからChapooサーバーへへ接続されるようになりました。
ダイレクトモデリング: 複雑なソリッドに近接した2D輪郭のプッシュプルで起きていた遅延を短くしました。
メカニカル: ‘メカニカル表示’ツールバー、メニューに、表示スタイル コマンドを追加しました。
メカニカル ブラウザ:
コンポーネントの表示スタイルは、コンテキストメニューやプロパティから指定可能になりました。
ツリー表示更新のパフォーマンスが改善されました。
SR15387, SR36391:
図面エクスプローラ – 寸法スタイル:
ヘルプのツールチップが追加されました。
(DIMBLK1 と DIMBLK2の特別な処理が無くなり)DIMTSZ、DIMBLK、DIMSAH、DIMTVP設定が追加されました。
プロパティーパネル: 長さ寸法、角度寸法のDIMTSZ(ティックサイズ)が追加されました。
SR35536 – 図面エクスプローラ: 開くたびに(セッション間ではないが)ソートする列とモード(昇順/降順)が再現されるようになりました。
SR36977 – スナップ: ライン、ポリラインのグリップ編集時、他図形への接線スナップと垂直スナップも可能になりました。
SR37381 – 画層: 画層フィルター削除のパフォーマンスを改善しました。
SR37773 – 図面エクスプローラ: フォルダータブで図面エクスプローラを開く EXPFOLDERSコマンドを追加しました。
シートセット:
RENUMBERコマンド: シートセット内の全てのシートについて自動再番号付けを実行します。
パブリッシュコマンド: もし、BACKGROUNDPLOT > 1 であれば、シートセットはバックグランドでパブリッシュされます。
シートセットは自動的に保存されるようになりました。
‘新規シートセット’ダイアログでは空のシートセットが作成可能です。
図面エクスプローラのシートセットツリーで、ドラッグ・ドロップによるシートやサブセットの順番変更が可能になりました。
SCALELISTEDITコマンド:
SR34371: ‘リセット’動作が改善されました。
SR35607: コマンドライン版 -SCALELISTEDITコマンドが追加されました。
SR35608: 尺度リストダイアログに複数選択機能が追加されました。
‘追加’と’削除’処理で’キャンセル’しても、コマンドが終了せず、メインプロンプトへ戻るようになりました。
表示: regenmodeが’オン’のとき、図面エクスプローラで表示スタイルが変更されると、即、表示が更新されるようになりました。
ヘルプ: パブリッシュダイアログにヘルプボタンが追加され、ワークセットダイアログのヘルプボタンは正しくなりました。
以前、QAFLAGSのビット3はコマンドライン上の監査を省略するために使用されていました。 現在は、必要最小限のレポート、エラー数、修復数だけをコマンド上やファイルへ出力するようになりました。
修正

アセンブリデザイン:
部品表を含む図面がBricsCAD Classicで正常に開かなかった問題を修正しました。
BMDISSOLVE: アセンブリ3D拘束がこのコマンドにより正常に維持されなかった問題を修正しました。
BMFORM, BMDISSOLVE: 窓選択がサポートされていなかった問題を修正しました。
CHAPOO:
my.chapoo.comへの接続に問題がありましたが、修正されました。
‘ChapooServer’ 選択がスラッシュで終わらない時、接続ができなかった問題を修正しました。
ASCIIでない文字を含むファイル名が表示されず、アップロードもされなかった問題を修正しました。
SR37918: Chapooアカウントの’新規フォルダー’が動作しなかった問題を修正しました。
SR37919: 空白を含むファイル名がアップロードできなかった問題を修正しました。
DRAGSNAP: このコマンドが使用できなかった問題を修正しました。
デュアルモニター: 外部ディスプレイの使用時に、プロパティバー、コマンドライン、ツールパレットなどのドック可能なダイアログが、’拡張’ から ‘コンピュータのみ’ に切り替えられた後、または、外部ディスプレイが非接続にされた後、スクリーンに表示されない問題がありました。 現在はBricsCADが起動時にドック可能なダイアログの位置がスクリーン外にある時、このダイアログはデフォルトの位置に移動されます。 (‘位置が分からなくなった’ ダイアログはBricsCADを再起動することで元に戻ります)
フォント: 極配列ダイアログのテキストの一部が、小さいフォントの使用時に見えなくなっていた問題を修正しました。
メカニカルブラウザ: モデルの変更後、アセンブリのツリー構造が更新されなかった問題を修正しました。
SR33273, SR37714 – 表示: 高度がゼロ以外の一部の図形が、不適切に巨大な座標の図形を含むモデル上で表示されなかった問題を修正しました。
SR35114 – 図面エクスプローラー: Windows XP上で、フォルダーツリーのフォルダーとファイルがアルファベット順に分類されていなかった問題を修正しました。
SR36065 – マルチテキスト: マルチテキストの境界ボックスの一部が背景マスクで塗り潰されていなかった問題を修正しました。
SR36818 – 画層フィルター: 無効な画層フィルター定義を含む図面が例外を引き起こし、クラッシュが起こっていました。 現在はコードがこのような図面破損をより上手く扱えるように改良されました。
SR37009, SR37531, SR37855 – ダイアログ: ファイルの”開く/保存する”ダイアログがスクリーンに表示されないことがあった問題を修正しました。
SR37404 – レンダリング: ペーパー空間のビューポートからRENDERコマンドを起動することがサポートされるようになりました。
SR37539 – デュアルモニター: デュアルモニターの使用時に、図面エクスプローラーを第二画面に移動後、閉じて再び開くと、第一画面に表示されていた問題を修正しました。
SR37562 – ブロック: “レイアウトの方向に合わせる”フラグを持つ注釈ブロックが間違った位置に表示されていた問題を修正しました。
SR37727 – 外部参照:
ネスト化された外部参照Bを持つ外部参照Aを削除すると、外部参照Bが同じ親図面内で直接参照されていても、外部参照Bのアンロードを引き起こしていた問題を修正しました。
‘-XREF’コマンドの’Path’オプションを使用すると、関連パスが認識されなかった問題を修正しました。
SR37727,SR37807 – 図面エクスプローラー: ペーパー空間に属する外部参照が、実際にペーパー空間に切り替えるまで外部参照リスト内に表示されなかった問題を修正しました。
SR37814 – ショートカット: Ctrl+中マウスボタンにショートカットを割り当てることができなかった問題を修正しました。
SR37859 – プロパティパネル: プロパティリストの”開く/閉じる”ステータスが記憶されなかった問題を修正しました。
SR37883 – CUI:
ATTBLOCKREFのダブルクリック動作は現在、属性のあるブロックに対する動作として認識されるようになりました。
ATTDYNBLOCKREFのダブルクリック動作はCUIから削除されました。
通常のブロックに対し、INSERTの代わりにBLOCKREFが使用されます。(ダブルクリック動作と図形コンテキストメニュー)
ブロックと外部参照に対し、REFEDITの代わりにDDEDITが使用されます。
SR37970 – ヘルプ: ツールパレットのカスタマイズ時に’ヘルプ’のクリックが動作しなかった問題を修正しました。
SR37983 – 図面エクスプローラー, フォルダー: ツリー内で’ブロック’の選択時に図面エクスプローラー内に表示されるブロックの情報は編集不可能であるべきです: メニューとコンテキストメニューで’リネーム’は現在できません。F2での編集もできません。
SR37949: メニューマクロで(command pause) や ‘\’ を使用するカスタムコマンドは、他のコマンドの起動やアプリケーションの終了で中断されるべきではありません。 Escapeキーを押した場合のみ中断されるべきです。そのように修正されました。
SR37965 – 引出し線/クイック引出し線: 容量の大きな図面で引出し線を作成した場合に遅れが発生していた問題を修正しました。
SR37976, SR37111 – SHXフォント: V13.1.10でSR37111の修正を適用した後、ヘッダーでシェープ指示を使用するSHXファイルがフォントとして受け入れられなくなりました。 フィルタリングシステムは以前よりも厳密でない方向で調整されました。
SR38004 – OPEN: AeccDbAssocActionのプロキシを含む図面が、二番目の拘束グリフマネージャーの例外により、ロードできなかった問題を修正しました。

アプリケーション開発

BRX: BRXのAcDbObject::cancel()を再度有効にしました。
SR25254 – BRX: AcEdUIContext: コンテキストメニューのアイコンは現在サポートされています。
SR34077 – BRX: マイナスのGSマーカーが現在、acedSSNameExで使用できます。
SR37404 – LISP: (command “-render” “viewport”) の起動後、レンダリングの結果がすぐに消えません。別の動作が表示を更新するまで画面に残ります。
SR37922 – LISP : バイナリーファイルで (read-char) の使用が、0x0A 文字の読み込み後、(0x0Aで起きなかったとしても)0x0D 文字の読み込み後、失敗していた問題を修正しました。
SR38010 – LISP : “Lispオプティマイザー”の使用 – ‘アイテム’が記述やリストでなくアトムの場合、単一アイテムの(progn item)がロードの失敗を引き起こしていました。
DRAGSNAP: 変数定義でアルファベット順が考慮され、DRAGSNAPが使用可能になりました。
LAYOUT: LAYOUTコマンドで既存のレイアウトをコピーしたとき、新規レイアウト名が意図しないものになっていた不具合を修正し、同名へのコピーを行おうとすると撥ねるようにしました。
MATCHPROP: ユーザー定義ハッチングにおいて、ハッチング角度が合致しなかった問題を修正しました。
シートセット: プロパティ ProjectPhase(数とマイルストーン)が保存/呼出できないことがありました。 AutoCADサンプルのシートセットファイルを保存したときの問題を修正しました。
SR31032 – ミラー: 右位置合わせのテキストを垂直ミラーしたとき、不正に移動することがあった問題を修正しました。
SR32868, SR35199 – OLE: OLEオブジェクトが正しくリフレッシュされないことがあった問題を修正しました。
SR36891 – 図面エクスプローラ、画層: “新規VP”列は、’モデル’タブがアクティブなときも表示されるようになりました。 以前は、ペーパー空間のレイアウトがアクティブなときだけ表示されていました。
SR37021 – 図面エクスプローラ、参照: ブラウズボタンを使用せず、マニュアル編集で、参照の保存パスが変更され、そのパスに参照が見つからなかった場合、外部参照エクスプローラからパスが消去されていた問題を修正しました。
SR37138 – ツールパレット: ツールパレットで作成されたダイナミックブロックとその挿入基点の問題を修正しました。
SR37138 – ツールパレット: ツールがカスタムイメージを持つとき、それが押しつぶされたようなイメージになることがある問題を修正しました。
SR37326 – モデリング: 不正な数値データを持つACIS図形をレンダリングするとクラッシュしていた問題を修正しました。
SR37384 – モデリング: ユーザー提供の3Dソリッドが表示されなかった問題を修正しました。
SR37404 – 印刷: 印刷/プレビュー前にビューポートを選択すると、正しいデバイスに印刷されなかった問題を修正しました。
SR37512 – 参照編集: REFEDITプレビュー生成中にエラーが発生することがあった問題を修正しました。
SR37523 – 分解: ポリラインの拡張データ(AcDbPolylines、AcDb2dPolylines共に)が、分解コマンドで作成された図形にコピーされなかった問題を修正しました。
SR37552 – ワイプアウト: ワイプアウト/フレームの’オン’と’オフ’の使用が他のコマンドと一緒になっていましたが(例えば、IMAGEFRAMEコマンド)、’オフ’ショートカットが使用可能になりました。
SR37554 – メニュー: Proライセンスで利用できないいくつかのコマンドがメニューから選択可能になっていた問題を修正しました。
SR37588 – 選択: マルチスレッドモードでの動作中、ポリラインが選択できないケースがあった問題を修正しました。
SR37609 – 図面エクスプローラ、画層: ‘フィルター’ツリーの外部参照がソートされなかった問題を修正しました。 加えて、グリッドビューに外部参照をアタッチしたとき、外部参照リストがソートされます。
SR37626 – 配列複写ダイアログ: “数”フィールドに値を入力した後、TABキーを押すと、フィールドからフォーカスが外れず、TAB値が追加されてしまっていた問題を修正しました。
SR37684 – スペルチェック: スペルチェック辞書のダウンロード先のURLが変更されていた問題を修正しました。
SR37653 – ブロック: ブロックの表示順序の再定義に失敗していた問題を修正しました。
SR37665 – ローカライズ: シートセット メッセージが翻訳できなかった問題を修正しました。
SR37672 – シートセット: 図面エクスプローラを閉じて、再度開くと、時々、間違ったタブが選択されたり、プロパティ表示がおかしくなっていた問題を修正しました。
SR37756 – ローカライズ: CONVERTPSTYLESダイアログタイトルが翻訳できなかった問題を修正しました。
SR37781 – シートセット: シートセットを含む図面を開いたとき、シートセットファイルが見つからないと、フィートセットフィールドが”—-“とリセットされていた問題を修正しました。
SR37787, SR37800 – CHAPOO:
my.chapoo.comの接続のいくつかの問題を修正しました。
‘ChapooLogVerbose’設定が追加されました。
ASCIIでないファイル名のファイルの表示/アップロードが正しく動作しないことがあった問題を修正しました。
LISP: the performance of the (layoutlist)ファンクションのパフォーマンスが8倍以上、改善されました。
LISP: (setvar “HPNAME” …)のユーザー定義ハッチングパターンのサポートが改善されました。
LISP: 再帰深さが20000まで拡張されました。
LISP – (vlr-docmanager-reactor): 図面がカレント図面になったとき、”documentBecameCurrent”イベントが送られる前に”documentToBeActivated”が失われていた問題を修正しました。
LISP/DCL: Lispエラーが発生したとき、DCLダイアログ作成中で開始はしていないとき(すなわち、(new_dialog)と(start_dialog)のファンクション呼出しの間)、Lispエラーが検出され、Lispの実行が停止しており – しかし、ダイアログだけは表示されていた(ハンドラーは無効)問題を修正しました。 結果、DCLダイアログは表示されたまま閉じることができませんでした。
LISP/COM: IAcadDocument::get/put_ActiveMaterial() プロパティアクセスが追加されました。
OUTPUT: \r\nシーケンスを持つテキストについて、\rの前の文字列が表示されなかった問題を修正しました。
SR33127 – VBA: AcadToolbar.Left と AcadToolbar.Topを呼び出したとき、ドッキングツールバーの位置の返り値が常にゼロになっていた問題を修正しました。
SR35685, SR35574 – .NET: StartOpenCloseTransactionをサポートしました。
SR37156 – SNAP: AcDbBlockReferenceから引き出されるカスタムオブジェクト上のスナップが正しく動作しなかった問題を修正しました。
SR37207 – .NET: ブロック参照の DrawableOverrule API の実装を改良しました。 ブロック属性の前に形状が処理される場合のケースについてのサポートを追加しました。
SR37314, DCL: 空白文字を含むDCLファイルを解析できませんでした。 空白文字(HEX”\xa0″)も処理できるよう改善しました。
SR37651 – LISP/SDS/BRX : setvar(“HPNAME”, “.”)は、エラーを返すのではなく、HPNAME値をクリアするようになりました。
SR37717 – WIPEOUT: WIPEOUTコマンドの互換性を改善し、常に ACAD_WIPEOUT_VARS (WIPEOUTVARIABLES)辞書を作成するようにしました。
SR37743 – SDS/LISP: AUDITが名前のないBlockTableRecordへの(entmod)とsds_entmod()がエラーをレポートしていた問題を修正しました。
SR37747 – LISP/SDS/BRX : (vl-vbaload) と sds_vbaload() が返すステータスが正しくなく、各々、常に T と RTNORM になっていた問題を 修正しました。

Version 13.1.11   2012/12/04

重要なご注意

V13は、V12とバイナリ互換ではありません。 APIは変更され、V13はMSVC2005ではなく、MSVC2010でビルドされています。
多くのサードパーティーのアプリケーション/ツール(スクリプトやLispのアプリケーションは除く)をV13で実行させるには、メーカー側でビルドし直す必要があります。
また、Windows XPユーザーは、サービスパック3(SP3)以降を使用する必要があります。

新規

SR22177, SR35774 – MATCHPROP : ‘マッチ プロパティ’設定ダイアログが追加され、どのプロパティをコピーすべきかの選択が可能になりました。
DRAGSNAP: ‘ドラッギング’時に WYSIWIG(見た状態をそのまま処理できる)を実現するスナップ動作をコントロールするシステム変数です。 DRAGSNAPは、ラバーバンドを現在のカーソル位置に表示するか、スナップ位置に表示するかをコントロールします。
DRAGSNAPが 0 のとき、現在のカーソル位置に表示します(デフォルト)。
DRAGSNAPが 1 のとき、現在のスナップ位置に表示します。
例: 端点スナップをアクティブにして円を作図するとします。 カーソルを既存のラインに近づけたとき、端点マーカーがライン上に表示されます。 DRAGSNAPが 0(オフ)のときは、円のラバーバンド表示は影響を受けず、直径はカーソル位置に描画されます。 DRAGSNAPが 1(オン)のときは、カーソルをラインの近辺に近づけたとき WYSIWIG動作によって、直径がラインの端点位置になるよう描画されます: ここでクリックすると、スナップされた円のラバーバンド表示がそのまま実際の円として作画されます。
MCADアセンブリモデリング – (Platinum バージョンのみ):
メカニカルコンポーネントの階層構造を.dwgファイルで使用した複雑な製品をモデリングできます。 サンプルのプロジェクトは \Samples\Mechanicalフォルダで提供されています。
標準のX-部品ライブラリ(ネジ、ナット、ベアリング、…)をメカニカルコンポーネントとして使用可能です。
メカニカルブラウザ: コンポーネント構造のブラウザ。
部品表(BOM): 図面内で使用されている各階層のメカニカルコンポーネントを一覧できます。
アセンブリ拘束: 異なったメカニカルコンポーネント間の面やエッジに3D拘束を適用できます。
キネマティック解析: DmMoveとDmRotateコマンドを使用して、順・逆動作のキネマティックの問題をリアルタイムに処理できます。
アセンブリモデリングのコマンド:
BmBrowser: メカニカルブラウザの表示オン/オフ切替
BmUpdate: カレント図面のメカニカルコンポーネント構造の更新
BmNew: 新規図面として新しいメカニカルコンポーネントを作成
BmInsert: カレント図面へ既存のメカニカルコンポーネントを入力
BmForm: カレント図面へ新しいメカニカルコンポーネントのフォームを作成し、入力
BmDissolve: カレント図面へ入力されたメカニカルコンポーネントを分解
BmMech: カレント図面をメカニカルコンポーネントへ変換
BmUnmech: カレントのメカニカルコンポーネントを図面へ変換
BmHardware: 標準のハードウエアパーツをメカニカルコンポーネントとして入力
BmHide: カレント図面へ入力されたメカニカルコンポーネントを非表示にする
BmShow: 非表示のメカニカルコンポーネントを表示化する
BmBom: カレント図面へ部品表(BOM)を入力
BmRemove: カレント図面から、入力されたメカニカルコンポーネントを削除
BmXConvert: カレント図面に表示されている全てのX-部品ライブラリのソリッドをメカニカルコンポーネントへ変換
2D拘束: EXPRESSIONSが2D拘束の定義に使用可能になりました。 CLEANUNUSEDVARIABLESコマンドは拘束表記で使用されていない変数や寸法とリンクしていない変数をパージします。
3D拘束:
拘束がブロック参照のサブ図形間にも適用可能になりました。
拘束が COPY/COPYCLIP/PASTECLIP/BLOCK/INSERT/EXPLODE/WBLOCK コマンドを使用しても維持されるようになりました。
DMANGLE3D: 3D角度拘束の軸が(自動でも手動でも)選択可能になり、180度以上の角度パラメータに変更可能となりました。
配列複写ダイアログ: 配列複写コマンドの様々な設定をコントロール・フィードバックする機能を提供します。
属性:
ATTREDEF: 既存ブロックの属性を再定義するコマンドです。
ATTSYNC: ブロック参照の属性を変更された属性定義に同期させるコマンドです。
BATTMAN: 既存ブロックの属性定義を管理するダイアログです。
属性プロパティ 固定位置 と 複数行 がサポートされました。
AUTOCOMPLETE: コマンドラインのオートコンプリーション機能。
CHAPOOがBricsCADへ統合されました。 CHAPOOは、図面やドキュメントをアップロード、共有、表示、注釈記入できるツールです。 Chapooは、サーバーがオンラインで使用できるようになれば、動作可能となります。
コマンド: CHAPOOOPEN, CHAPOOACCOUNT, CHAPOOLOGON, CHAPOOLOGOFF, CHAPOOHOME.
DIMREASSOCIATE: 既存図形へ寸法を再度、連携させるコマンド。
ダイレクトモデリング:
DMMOVE/DMROTATE コマンドがブロック参照に適用できるようになりました。
DMREVOLVE/DMEXTRUDE: ソリッドの面に適用できるようになりました。
DMROTATE/DMREVOLVE: 円柱や他の軸を持ったサーフェスを回転軸として使用できるようになりました。
DMSELECTEDGES: より速くソリッドエッジを選択できるクワッドコマンドです。
DOCKPRIORITY:
BricsCADアプリケーションウィンドウ内のドッキング領域の優先度を設定するシステム変数です。
優先度はこれまでは内部で決まっていました: 上 > 下 > 左 > 右。
今回、設定可能になり、デフォルトは 上 > 左 > 右 > 下 になりました。
例えば、プロパティーバーが右にドッキングされ、コマンドラインコントロールが下にドッキングされていたとして、プロパティーバーが下に伸びてきたときはコマンドラインコントロールに優先します。
ダイナミックUCS: コマンド実行中に3Dソリッドの面上にカーソルを置くと、UCSが自動的にその面にセットされます。
UCSDETECT システム変数は、ダイナミックUCSの検出動作をコントロールします。
F6キーを押す、あるいは、ステータスバーの[DUCS]をクリックすると、ダイナミックUCSの検出動作のオン/オフを切替えます。
HIDE: ペーパー空間で HIDEコマンドが有効になり、印刷設定に’ペーパー空間図形を隠す’オプションが追加されました。
MLINE: マルチラインを作成するコマンドです。 マルチラインのスナップ、グリップ編集機能が追加されました。
MLSTYLE: マルチライン スタイルを作成・編集するコマンドです。
PARALLELIZATION: マルチCPUコア使用時に、マルチスレッドの再作図を有効にします。 マルチスレッド動作をコントロールするシステム変数 MTFLAGS と MAXTHREADS が追加されました。
印刷:
シェード印刷: ペーパー空間やモデル空間ビューポートのプロパティです。 このプロパティは印刷中に、ビューポートの表示スタイルを上書きして適用されます。
異なった表示スタイルを使用したビューポートの組合せを持ったレイアウトの印刷が可能になりました。
DISPPAPERMARGINS: 印刷範囲の表示をコントロールするシステム変数です。
SR28726, SR29997, SR33003, SR33335, SR33890 他 – 印刷: 透過イメージの高精細印刷をサポートしました。 特定のタイプのプリンタへの透過イメージの印刷で問題があるときは、印刷設定用フォルダの ImagePrinting.xml に、プリンタ毎のデフォルト設定を上書きして改善することが可能です。 そのファイルに使用方法も記載されています。
SR34409 – 印刷: 印刷や印刷プレビューで、ライン端のキャップや結合部分の形状をサポートしました。
トゥルータイプフォントを形状としてではなく、テキストとして印刷できるようになり、出力されたPDFファイル内での文字列検索が可能になり、ファイルサイズも小さくなりました。 これは、PC3ファイル内の”トゥルータイプ テキスト”の設定でコントロールできます。
PC3を使用しない場合は、システム変数 TTFASTEXT でコントロールできます。
パブリッシュ:
BACKGROUNDPLOT: ドキュメントのパブリッシュをカレントセッション内で実行するか、バックグランドのBricsCADで実行するかをコントロールするシステム変数で、印刷中の図面編集作業を可能にします。
/pl コマンドラインスイッチが追加され、DSDファイルを使用してのバックグランド(メインプログラムウィンドウを表示しない)パブリッシュが可能になりました。 フォーマットは ‘/pl [[path]name[.ext]]’です。ファイル名が指定されないときは、プログラムは終了します。 拡張子が指定されないときは、ファイル名に”.dsd”が追加されます。 ファイルのサーチは、OSのルールに従います。 該当のDSDファイルが見つかれば、パブリッシュはそのDSDファイルに従って実行され、その後プログラムは終了します。 BricsCADが ‘/pl’スイッチで起動されたときは、SingletonMode設定は無視され、複数のインスタンスが実行されます。
他の図面からのページ設定をインポート可能になりました。
SR35875: ‘シートの上下移動’と’シート順の反転’ボタンと機能が追加されました。
QLEADER: コマンドとダイアログが追加されました。 これにより、同じ引出線の設定を何度も繰り返し指定する手間が省けます。
シートセット:
シート内の複数のビューの組合せ
シートセット内の複数のシートの組合せ
一度に複数のシートセットのパブリッシュ/eトランスミット
コマンド: SHEETSET、NEWSHEETSET、OPENSHEETSET、SHEETSETHIDE。
システム変数: SSFOUND、SSLOCATE、SSMSTATE。
ツールパレット:
.xtp インポートをサポートしました。
アイコンのカスタマイズ/リサイズが可能になりました。
TOOLPALETTESCLOSE コマンドでツールパレットウィンドウが閉じます。
TPSTATE システム変数は、ツールパレットウィンドウが開いているか、閉じているかの状態を示します。
タブのテキスト長さによって、タブが自動的にリサイズされるようになりました。
タブのサイズにテキストが収まらないときはツールチップが表示されるようになりました。
各ツールのツールチップと説明がサポートされました。
パレットのメニューの新規、削除オプションがサポートされました。
マウスを離した場所へのブロック挿入機能をサポートしました。
ブロックの分解挿入をサポートしました。
ツールバー コンボボックス: 画層フィルター、画層状態、寸法スタイルへ追加されました。 全てのツールバー コンボボックスは幅が自動調整されるようになりました。
ビューポート:
MVSETUPコマンド
モデル レイアウト: 単位、図面尺度係数、用紙サイズを設定します。
名前付けレイアウト: 複数のレイアウトビューポートを作成・整列・尺度指定します。
ALIGNSPACE: モデル空間、ペーパー空間内で指定されたポイントで、ビューポートの角度、ズーム係数、位置を調整するコマンドです。
ウォークスルーナビゲーション(パース視点):
Alt + Left マウスボタンで、前方/後方へ’歩く’ことが可能で、新しい RTWALK コマンドでも操作できます。
Alt + Middle マウスボタンで、 上下へ移動することが可能で、新しい RTUPDOWN コマンドでも操作できます。
Ctrl + Middle マウスボタンで、見回すことが可能で、新しい RTLOOK コマンドでも操作できます。 Shift + Right マウスボタンでは、以前のCtrl + MMBの組合せの代わりに、スナップメニューを表示します。
Ctrl + Home キーで水平方向への視点をセットします。
Alt + Home キーで、背景/図面の中心位置へターゲットポイントを移動します。
Alt + プラス/マイナス キー(数字キーパッドから)= 新しい RtWalkSpeedFactor の設定を変更することにより、移動スピードを増/減します。
Ctrl + プラス/マイナス キー(数字キーパッドから)= 新しい RtRotationSpeedFactor の設定を変更することにより、回転スピードを増/減します。
WORKSETS: 図面群に名前を付けたグループを操作するコマンドです。
SR35484 – SuppressDataLossWarning: 特定の図形タイプをサポートしていない古いDWG形式として図面保存するとき、警告を省略するための新しい設定です。
RedSdkレンダリングエンジンが バージョン3.1.0.4 へアップグレードされました。
Open Design Teighaライブラリが V3.6 へアップグレードされました。

改良

アセンブリ モデリング:
メカニカル ブラウザ: ‘図形グループ’モードで、拘束が関連するコンポーネントの挿入点へアタッチできるようになりました。
BMREMOVE: コマンドが無くなりました – 代わりに、通常の削除コマンドか、Delキーを使用します。
BMUNMECH: 確認のプロンプトが追加されました。
クワッド:
表や連続挿入ブロックには、クワッドは適用されなくなりました。
通常のブロックには、選択コマンドが追加されました。
PREVIEWNESTEDENTS: システム変数が無くなりました。 – 代わりに、PREVIEWSUBENTS の範囲が拡張されました。
SR36817 – オートコンプリート: パネルを閉じて選択されたコマンドを開始するのは、ダブルクリックではなく、シングルクリックとしました。
印刷: イメージ印刷方法の上書きのハンドリングを改善しました。
マルチライン: Multiline コマンドのエイリアス コマンド ML を追加しました。
GDI: GDIデバイス使用時の尖った端点や結合部の表示をサポートしました。
SR22675 – 寸法: スペース内の固定点からの垂線スナップ使用時の連携寸法の動作を改善しました。
SR36539 – ビュー、背景イメージ: 背景イメージの指定時、パスは必要無くなりました。 パスが指定されないときは、設定されたサポートパス内でイメージをサーチします。
SR36643 – パブリッシュ: サブセット内のシートのパブリッシュの設定を上書きする、シート毎の”パブリッシュしない”オプションを追加しました。
SR36952 – CUIメニュー: メニューに マルチライン を追加しました。
3D拘束: DMANGLE3D の初期角度値とダイナミック寸法位置が改善されました。
ダイレクト モデリング: DMPUSHPULL は、ダイナミック寸法の参照面をハイライトします。
PDFアンダーレイ: PDFアンダーレイコンテンツへのスナップは、実際のスナップポイントがアパーチャの中にいる必要がありました。 今回、対象の一部(例えば、ラインの一部)がアパーチャの中にいればよくなりました。
レンダリング: RedSDKのハードウエア検出が改善され、ハードウエアレンダリングが不可のときのBricsCADのソフトウエアレンダリングへの切替がより正確になりました。
シェーディング: グーチ シェーディングの改良:
面図形の後方の両側が、前方と相違して暗色で描画されていました。
暗色の図形が緑がかっていました。
サブ図形選択: ブロック参照内の入れ子になったソリッドの面やエッジをタブのクリック繰り返しで選択可能になりました。
SR27347, SR28240 – 寸法: 近接スナップを使用しての連携寸法の作成がサポートされました。
SR29126 – 寸法: ペーパー空間のモデル図形への寸法入力時、寸法スタイルの DIMLFAC が適用されるようになりました。
SR32692, SR34446, SR35215 – オフセット: LAYER、UNDO、EXIT オプションが追加されました。
SR33737 – ダイレクトモデリング: 拘束された円柱のフィレットモデルへのDMPUSHPULLの振る舞いが改善されました。
SR34472 – 画層状態: 画層状態のインポート時、インポートされた画層状態を呼び出すときは、ユーザーにメッセージボックスを表示するようになりました。
SR34938, SR34975 – 画層: -layer コマンドに、MATERIAL オプションが追加されました。
SR35159 – コピー: 選択セットのドラッギング中に Ctrlキーを押し続けていれば、マウスボタンを離したとき、選択セットを移動ではなくコピーするようになりました。
SR35514 – ツールパレット: ブロック参照ツールの検索パスを拡張しました。
SR35544 – APPLOAD: “LISPかDRXファイルを選択”ダイアログが”アプリケーションファイルを選択”に名前変更されました。 このダイアログは、’アプリケーションファイルをロード’ダイアログの’追加…’ボタンをクリックしたとき開かれます。
SR36254 – PDFエクスポート: 使用されていない文字のグリフ定義を省略することにより、TTFフォントが埋め込まれたPDFファイルの容量が大幅に小さくなりました。
SR36419 – 3Dコンテキスト: 3Dcontext コマンド使用時、ハードウエアレンダリングがサポートされていないときは警告メッセージをポップアップするようになりました。
SR36711 – テーブル: 単一、または、複数のセルが選択されているとき、プロパティーパレットでテーブルセルマージンをセットできるようになりました。
SR32046 – 印刷: TTFフォント文字のグリフ輪郭のレンダリングを非標準のアプローチで実行した印刷出力を改良しました。 この改良は、ビューポートや外部参照でのクリッピングが含まれている場合は適用されません。
修正

アセンブリ モデリング:
場合により、標準部品に対し、カット&ペーストが動作していなかった問題を修正しました。
BMFORM: 場合により、重複した部品名が作成されていた問題を修正しました。
BMINSERT: 複数のモードで、回転角度、基点、インサート名が記憶されていなかった問題を修正しました

EXTENTS: ペーパー空間のビューポートにあるフリーズされた画層のビューポートの範囲が、ZOOM/EXTENTSとPRINT/EXTENTSコマンド実行時に考慮されていなかった問題を修正しました。
TIPOFDAY: 空のtipofdayファイルの使用がアプリケーションのクラッシュを引き起こしていた問題を修正しました。
SR22148, SR24516, SR30690, SR31442, SR33750 – 関連寸法: 関連寸法の移動時の問題を修正しました。
SR29380, SR33155 – スナップオプションの’基点設定’: 選択点からではなく、原点から描画されていた問題を修正しました。
SR35235 – AEC: AEC図形を含むユーザー定義図面を開く時にクラッシュが発生していた問題を修正しました。
SR35535 – 印刷: 印刷範囲がレイアウトの時、オフセットが間違って処理されていた問題を修正しました(オフセット値が間違ったサインと尺度を持っていました)。
SR36847 – XREF: 外部参照で使用される画層を変更後、画層プレビューとモデル空間で外部参照が消えており、外部参照を再表示させるのにregenが必要だった問題を修正しました。
SR36996 – マルチラインスタイル: カラーピッカーからBYLAYERとBYBLOCKオプションが消えていた問題を修正しました。
SR37005 – OLE: 2ワイドフレーム以外の表示モードで、OLE図形が表示、印刷、エクスポートできなかった問題を修正しました。
SR37022, SR37029 – ローカライゼーション: ダイアログとコマンドプロンプトで使用される文字列について、複数の訂正/改善を行いました。
SR37033 – マルチラインスタイル: マルチラインの線種を変更して図面エクスプローラーを閉じた後にクラッシュが発生していた問題を修正しました。
SR37047 – 中心線: 中心記号と中心線がCELTYPE値ではなく線種のBYBLOCKを使用しており、CECOLORではなく色のDIMCLREを使用していた問題を修正しました。
SR37058 – シートセット:
別の場所(もしくは古いアプリケーションバージョン)からのシートセットがカレントシステムで存在できないパスを保持することができました。 これらのパスは現在、シートセットを開く時に出来る限り多く解消されています。
新規シートセットダイアログ:
ページの再構成
入れ子のサブセットを表示
既存図面からシートセットを作成した場合もサブセットを表示
図面無し/全て/最初を選択することについて、レイアウトリストにコンテキストメニューを追加
フィールドダイアログ: フォーマットタイプの一つが選択されない限り、シートセットフィールド値が表示されなかった問題を修正しました。
シートセットプロパティとシートセットフィールドに’シート総数’を追加しました: SheetSet.SheetCountとSubset.SheetCount (BricsCADのみのフィールドタイプ)。
SR37078 – ローカライゼーション: “Offset(オフセット)”をロシア語で二つの方法で翻訳できるように修正しました。
SR37090 – IMAGEHLT: イメージフレームのみ、もしくはフレームとイメージの両方がハイライトされる設定をコントロールするシステム変数が動作していなかった問題を修正しました。
SR37101 – ローカライゼーション: MVSETUPコマンドプロンプトの改行が消えており、誤動作を引き起こしていた問題を修正しました。
SR37139 – 浮動ビューポート管理: 新規に作成されたビューポートがデフォルトでアンロックになっていなかった問題を修正しました。
SR37140 – マルチ引出し線: ブロックの中身がないマルチ引出し線を変換する時にクラッシュが発生していた問題を修正しました。
SR37149 – オートコンプリート: 新規レイアウト名を入力時にオートコンプリートが使用できた問題を修正しました。
SR37170 – マルチライン: プロパティバーを使用したマルチラインの尺度値の変更が反映されなかった問題を修正しました。
SR37191 – ローカライゼーション: グローバルコマンド名がローカル名と同じ場合に、オートコンプリートパネルにコマンド名が表示されていなかった問題を修正しました。
SR37215 – マルチラインスタイル: マルチラインスタイルダイアログのキャプションを訂正しました。
SR37217 – マルチラインスタイル: 空白を含むスタイル名の作成が出来ていた問題を修正しました。
SR37235 – ローカライゼーション: ロシアバージョンで、”Open”の文字列が翻訳できなかった問題を修正しました。
引出線のデータ破損を修正しました(V13.1.6以来の問題再発)。
SR37041 – シートセット:
シートセットが変更された時、図面エクスプローラーを閉じる前に’変更を保存しますか?’というダイアログが表示されます。これにキャンセルボタンが追加されました; ‘いいえ’を選択した時、シートセットのツリーが元の内容に復元されます。
別の場所から開かれている図面のdstの検索能力が改善されました。
ローカライゼーション: 一部の翻訳が小さなサイズのスプラッシュ画像に合っていなかったため、新しい寸法のスプラッシュ画像に修正しました。
OLE: BricsCAD V13のクリップボードの中身がBricscad13ではなく、Bricscad12として記述されていた問題を修正しました。
選択、プレビュー: PreviewDelayの値(= カーソル下の図形をハイライトし始める前のミリ秒の合計) が0に設定されていた時、プレビュー選択のハイライトが実行されていませんでした。 現在は遅れなくプレビュー選択のハイライトが実行されています。 もし設定された値が1000より大きかった場合、1000ミリ秒の遅れが使用されます。
シートセット: フィールドが更新できなかった問題を修正しました。
UNDEFINE: UNDEFINEコマンドがLisp、BRX、COMのアプリケーションコマンドを使用できなくしていた問題を修正しました。
SR24157 – 寸法: 新規図形に対する関連寸法のコピーを修正しました(関連している図形はコピーせずに)。
SR29709 – 寸法: DIMASSOCの値が0で、寸法テキストが上書きされた時、DIM CONTINUEコマンドが間違った値を使用していた問題を修正しました。
SR30336 – 選択: OFFに設定された画層にある選択セット中の図形が、-BHATCHや他のコマンドにより拒否されていた問題を修正しました。
SR32988 – PDFアンダーレイ: PDFアンダーレイのフェードやコントラストのプロパティが機能していなかった問題を修正しました。
SR36124 – ブロック: インサートされたブロックが分解できない場合に、挿入ダイアログの分解のチェックボックスが無効になっていた問題を修正しました。
SR36722 – 印刷: 大きなフォーマットに印刷した場合に、PDFアンダーレイの中身が消失していた問題を修正しました。
SR36737 – XHARDWARE: SOCKET RECESSカテゴリーのSCREWSの生成を修正しました。
SR36860 – DCL: 属性編集-幅で、整数値のみが受け付けられていた問題を修正しました。
SR36935 – コピー: 特定の図面で図形をコピーした時に、’このプロキシで許可されていません’というメッセージが表示されていました。 関連ネットワークをコピーした時に起こる問題が原因でした。この問題を修正しました。
SR36964 – ズーム: V13で多数の破線のスプラインが含まれている図面をスクロールズームした時に、実行速度が落ちた問題を修正しました。
SR36969 – マルチテキスト: 新しいマルチテキストを入力した際に、マルチテキスト編集中のフィールドボタンが無効になっていた問題を修正しました。
SR36970 – QLEADER: “制限なし”のチェックボックスを入れても従わなかった問題を修正しました。
V13は、Open Design TeighaライブラリーV3.6にアップグレードしたことにより何百もの問題を修正しています。 これらはここではリストアップされていません。
拘束削除: 二つの閉じたポリライン三角形上の全ての拘束が削除できなかった問題を修正しました。 また、多くの拘束を含む図面上でDelconstraintの実行速度が改善されました。
ダイレクトモデリング: DMPUSHPULL参照フェースがTAB循環で、誤って分類されていた問題を修正しました。
図面エクスプローラ – ページ設定: 以下で例外が発生していた問題を修正しました: 図面エクスプローラ/ページ設定 > ページ設定ダイアログ > プレビュー > Escキーを押して終了
図面エクスプローラ – ビュー管理、バックグランドコンボ: 初めて’ビュー管理’オプションが選択されたとき、誤ったエラーメッセージが表示されていた問題を修正しました – “ファイルからイメージをロードできません””。
画層フィルター: 色名の代わりに、カラーインデックスが画層フィルター定義の中に保存されるようになりました。
PDFアンダーレイ: 閉じたポリラインの最後の線分がスナップ中に無視されていた問題を修正しました。
テキストスクリーン: 開始に当たり、WNDLTEXTがオンであっても、テキストスクリーンが表示されていた問題を修正しました。
SR16294 – 図面エクスプローラ、イメージ: ‘編集’とコンテキストメニュー中に’Rename’オプションが使用できなかった問題(イメージは名前を変えられませんでした)を修正しました。
SR19619, SR30249, SR35892 – ラスターイメージ: ワールドファイル (.tfwや.jgwファイルなど) を参照しているジオイメージの処理中に、イメージの参照元、尺度、回転が間違っていた問題を修正しました。
SR21745 – カーソル: コマンドが実行されていないときにアパーチャーボックスが表示されていた問題を修正しました。
SR23409 – 弧長寸法: 大きな座標で円弧の描画ができなかった問題を修正しました。
SR24910 – ラスター画像: OpenGLグラフィックデバイスが常に、図形の色ではなくイメージの前面に黒を使用していた問題を修正しました。
SR25031 – 寸法: レイアウトのDIMARC(弧長寸法)図形がDIMLFAC値を無視していた問題を修正しました。
SR28120 – ビュー管理: ビューの作成に当たり、ビューの幅と高さの割合がスクリーンの幅と高さの割合よりも大きい時、ビューの高さが採用され保存されていました。 現在、ビューの高さについて保存されている値は変更されませんが、現在のビューとして設定されている場合、ビューポートの高さはスクリーンサイズに従って調整されます。
SR28616 – ラスター画像: イメージが大きな座標に挿入された時、ズームイン/アウトをするとイメージが消えたり現れたりしていた問題を修正しました。
SR29800 – プロパティバー: ‘縦横同尺度’に設定されたブロック尺度がプロパティバーから変更できなかった問題を修正しました。
SR30056 – ブロック: ディスクから挿入され、分解されたブロックがドラッグ中い表示されなかった問題を修正しました。
SR32206 – 属性編集ダイアログ: 適用ボタンを押しても属性が更新されなかった問題を修正しました。
SR32741 – PDFアンダーレイ: PDFアンダーレイでユーザー定義図面を開いた時、クラッシュが起こっていた問題を修正しました。
SR32918 – 2D拘束: 直交関係にある線分や点に対しての角度拘束が正常に動作しなかった問題を修正しました。
SR33007 – 拘束: UCSに依存するグリフは、現在、カレントのUCSが作成時のものと平行でない場合、違うビットマップを表示しています。 例えば、線分がWCSに水平に作成され、UCSがある角度に変更された場合、この線は分UCSに対し設定された角度で表示されていましたが(WCSには水平)、これが混乱を招いていました。 小さな青いUCSアックスで水平のビットマップを表示することにより実行されます。
SR33021 – 寸法: 関連回転寸法が、寸法図形の変更後(例:STRETCH)に表示されなかった問題を修正しました。
SR33277 – DWGPREFIX: 新しい/保存されていない図面が開かれた時、DWGPREFIX値がBricsCADスタートアップフォルダーを指すようになりました。
SR33898 – 表示: コマンドが実行された時、カーソルピックボックスが表示されない問題で、マウス操作をした後にのみ描画されていませんでした。 これは常に起こるわけではなく、通常、ポップアップメニューのコマンド(例:線分の開始)で起こっており、この問題を修正しました。
SR33919, SR34562, SR34897, SR34898 – ハッチング: トリムの問題を修正しました。
SR34472 – 画層状態: 画層状態ファイル(.las)をインポートし、図面エクスプローラーの画層ビューに切り替えると、画層の概要が簡潔に新しい画層を表示し、リセットされて0画層のみ表示していた問題を修正しました。
SR34499, SR35307 – PDFエクスポート: ポリラインの円弧部分がPDFにエクスポートされた時、円弧ではなく連続した線分となり再現されていた問題を修正しました。
SR34651 – ハッチング: 重複する曲線を含む境界のハッチングエリアの計算を修正しました。
SR34686 – DRAWORDER: 選択プレビューの際にグループ内の図面の表示順序が間違っていた問題を修正しました。
SR34711 – 印刷: ソリッドハッチングの一部の穴が無視され、埋められていた問題を修正しました。
SR34776 – 2D拘束: 多くの拘束を含む図面内で拘束グリフの作成に時間がかかっていました。 現在、グリフ作成は実際に必要となるまで抑制されています。
SR34906 – スナップ: ポリラインに対する中心スナップの計算が、大きな座標の場合もより正確になりました。
SR35036 – 表示: BYLAYERの色で0画層上の属性オブジェクトは、PSビューポートで画層の一部がフリーズされた後、間違った色で表示されていましたが、この問題を修正しました。
SR35091 – グリップ編集: グリップポイントで図形が編集された場合、マウスホイールでズームした時に表示されなかった問題を修正しました。
SR35297 – フィレットと面取り: グローバルな幅が0でないポリラインで、ポリラインのオプションが正しく動作しなかった問題を修正しました。
SR35313 – クラッシュ: 有効でないマテリアルIDの画層を含む図面で作業する時にクラッシュが起きていた問題を修正しました。
SR35320 – ラスターエンジン:
隣接する(クリップされた)イメージの境界で白い線分のノイズが発生していた問題を修正しました。
ズームする際にイメージがすぐに消えてしまう問題を修正しました。
SR35356 – スナップ: マーカーサイズがパースモードのビューサイズに依存していた問題を修正しました。
SR35372 – UNDO: ブロックの監査後、連続したUNDOができなかった問題を修正しました。
SR35415 – AUDIT: 監査の結果に消えていた改行を追加しました。
SR35420 – ダイナミックブロック: ダイナミックブロックのプロパティを編集後、ダイナミックブロック内の表示順序が間違っていた問題を修正しました。
SR35427 – 表: 表スタイル図面エクスプローラーを開閉後、表ダイアログがモーダルのままになっていなかった問題を修正しました。 また、表スタイル図面エクスプローラーで表グリッド線の設定が改善されました。
SR35552 – ストレッチ: ユーザー定義シナリオが失敗していた問題を修正しました。
SR35568, SR35764 – REFEDIT: REFEDITセッション中に作業セットから図形が削除された時、二度と表示できなかった問題を修正しました。
SR35572 – REFEDIT: REFEDITのセッション中にすべての図形の削除後、UNDOを実行するとクラッシュが起こっていた問題を修正しました。
SR35580 – BIGFONT表示: 正確性が十分でなかった問題を修正しました。
SR35608 – 尺度リスト編集: 尺度リスト編集ダイアログのリサイズで、利用可能な幅に従い尺度のリストが拡張されます。 リストのエントリーも利用可能な幅に従い拡張されます。 この修正前は、エントリーはリストの幅の約半分ほどしかなく、ダイアログサイズを変更する時に大きくなりませんでした。この問題を修正しました。
SR35752 – 線分: 二つの円弧に対する線分の接線の構築が修正されました。
SR35770 – アプリケーションウィンドウサイズ: アプリケーションウィンドウが最大化されていない時、レジストリに保存されているWNDSMAINウィンドウサイズが両方向に1ピクセル小さかった問題を修正しました。
SR35775 – ツールパレット: 背景色に関係なく、ツールパレットに登録されたブロックに常に黒色を使用していた問題を修正しました。
SR35815 – REFEDIT: REFEDITの終了/保存時に図形の表示順序が保存されなかった問題を修正しました。
SR35822 – 面取り: 面取り角度の表示がラジアンで、カレントの角度フォーマット(AUNITS)を使用するべきであった問題を修正しました。
SR35834 – PEDIT: オプションの複数とオプションの結合: [結合の種類]がローカライズ版で翻訳できなかった問題を修正しました。
SR35876 – TEXTFILL: テキストの一部のみが印刷範囲に含まれている場合、Textfill = OFFの設定が無視されていた問題を修正しました。
SR35921 – 表: プロパティバーから複数のセルの値を変更できなかった問題を修正しました。
SR35935 – 押し出し: 同一の始点と端点を持つ閉じたポリラインに対し、押し出しができなかった問題を修正しました。
SR36036 – 印刷: レイアウトの印刷設定の変更を保存するプロンプトを修正しました。
SR36042 – ダイナミックブロック: ダイナミックブロックのパラメータを変更する際に、ブロック属性の可視性が正しく設定できなかった問題を修正しました。
SR36047 – 3Dフェース: オプションの”_invisible”が二番目のエッジに対して拒否されていた問題を修正しました(1番目のエッジが”invisible”と定義されていた場合)。
SR36163 – ストレッチ: 交差ウィンドウ内の一部の線分の端点がストレッチコマンドにより選択できなかった問題を修正しました。
SR36183, SR36206 – 表示: 高さと破線のあるポリラインが上から見た際に線の幅が0になっていた問題を修正しました。
SR36367 – ハッチング: ユーザー定義図面に含まれるハッチングに対して、面積計算が0となっていた問題を修正しました。
SR36462 – 印刷: 印刷プレビューで印刷設定がクリックされた時、印刷ダイアログではなくページ設定ダイアログが開いていた問題を修正しました。
SR36496 – フォーカス: アプリケーションウィンドウ内で作業中に図面ビュー上にカーソルを移動させた時、フォーカスが図面ビューに移ってしまう問題を修正しました。
SR36535 – ブロック: ツールパレットにブロックを登録するよう図面エクスプローラーが使用された時、ブロックの説明が移行されなかった問題を修正しました。
SR36664 – UNDO: 図面内で光源を使用し、_undoグループ/開始/終了が使用された時、クラッシュが起こっていた問題を修正しました。
SR36712 – メニュー: MENULOADで部分CUIファイルをロード後、キーボードアクセラレーターショートカットが動作しなかった問題を修正しました。
SR36764 – VBA: VBAマネージャーでdvdプロジェクトを保護しているパスワードをロード後、VBA IDEが表示されていた問題を修正しました。
引出線のデータ破損を修正しました(V13.1.6以来の問題再発)。
SR37041 – シートセット:
シートセットが変更された時、図面エクスプローラーを閉じる前に’変更を保存しますか?’というダイアログが表示されます。これにキャンセルボタンが追加されました; ‘いいえ’を選択した時、シートセットのツリーが元の内容に復元されます。
別の場所から開かれている図面のdstの検索能力が改善されました。

アプリケーション開発

SR37647, 37650 – LISP: SR37403の不具合修正 – V13.1.10で適用された (read-char file) は、ファイル読み込み時に問題があり、以前の不具合が再発していました。
LISP – SSGET: (ssget) が非常に多くコールされた時に(例えばループ中に)、GarbageCollectionsの回数を減らすことにより、実行速度を改善しました。
LISP – TBLSEARCH: (tblsearch) と (tblnext)の実行速度が大幅に改善されました。
.NET: V13.1.5で発生していた問題の再発生でパレットの問題を修正しました。
SR34953 – .NET: 3点について図形範囲の最小点が適切に計算されていなかった問題を修正しました。
SR35755 – .NET: TransactionManagerドキュメントがコミット中に再描画していた問題を修正しました。
SR36829 – LISP/SDS/BRX: CMDECHO値に関わらず、INSERTコマンドのコマンドラインのアウトプットが常に表示されていた問題を修正しました。
SR35894 – .NET GripOverrule: GripDataCollectionに新規のGripDataオブジェクトを追加する時に例外が発生していた問題を修正しました。
SR36985 – COM: “Rotate”メソッド – 入力点(回転中心)がUCS点ではなくWCS点として扱われており、UCS切断面/Z軸が回転に使用されていなかった問題を修正しました。
APIs (LISP,SDS,BRX): ssget()選択の実行速度がV13で落ちていた問題を修正しました。
SR34615 – LISP: (entsel)をコールする前にアクティブなスナップポイントが存在する場合に、(entsel)により間違った選択点が返されていた問題を修正しました。
SR35553 – BRX: IAcPiPropertyDisplayインターフェースを実装しました。
SR36960 – LISP, SDS, BRX: API経由でPOLARANGシステム変数にアクセスする時、入力/出力に関してRADIAN値を正しく使うようになりました。
BRX: “beginDeepCloneXlation”のリアクターイベント中に、Undoの条件下で、odOpenObject()を使用しkForWriteモードですでに開いているオブジェクトを開くと、常に”eWasOpenForUndo”エラーが発生していました。 kForWriteモードでもう一度開くことが現在可能になりました。
LISP: fixed (vlr-reaction-set <reactor> <event> <function>) を修正しました。- 新しくアサインされた関数がリアクターイベントに使用されていませんでした。
LISP: (vle-end-transaction)を改善し修正しました。カーソル表示は修正され、ネスト化されたスタート/エンドトランザクションの使用が現在可能になりました。
LISP: (vl-getGeomExtents arg)を改善しました。- ‘arg’引数は図形名、図形名リスト、選択セットになることができるようになりました。
LISP: (command)、(entmake)、(entmakex)コール中に未処理例外が発生した場合に、Lispエンジンがより安定的になりました。
リアクター: 動作を対称にし論理的に正しくなるようにリアクターイベントのトリガーと関連したオペレーションを修正しました。
VBA: dvbファイルのロード/保存についてエラーメッセージを改善しました。 現在、一般的な”パラメーターが正しくありません”というメッセージではなく、実際のシステムメッセージが表示されます。
SR24750 – BRX: OdGeCurveSurfIntImpl::setに修正が適用されました。
SR29038 – BRX: 二回目に呼び出された時、AcDbLoadHatchPatternがハッチングパターンをリロードしなかった問題を修正しました。
SR30826 – BRX: OdDbTableStyle::setTextHeightが間違った高さを返していた問題を修正しました。
SR32926 – LISP: UNDOグループ内(undoの開始/終了)でlisp記述が使用された場合に、一度にUNDOすべき所を一部のみしか実行できなかった問題を修正しました。
SR32941 – LISP: (vl-string-translate)が目的地文字セットの各文字についてソース文字列を解析しており、これが間違った文字列になっていた問題を修正しました。
SR33527 – LISP/DCL: (init_dialog [baseDclFile])は、微調整DCLファイルロード動作に対する新しいBricsCAD特有のLISP関数です: BricsCAD DCLエンジンを指示し、カスタム”base.dcl”ファイルなどの特定のファイルを使用します。 ‘baseDclFile’引数が省略もしくは空の場合、内部DCLデフォルトが使用されます。 ‘baseDclFile’引数が与えられ空でない場合、有効なファイル名のです。 成功の場合、関数が’t’を返し、エラーの場合は’nil’を返します。
SR34161 – .NET:がTeigha.DatabaseServices.Polyline.ReverseCurve()を実装しました。
SR34406, SR34407 – ENTSEL: entsel関数がラバーバンドをオフにしていなかった問題を修正しました。例えば、LINEコマンド内でネスト化された場合などです。
SR34927 – BRX: BRXからの呼び出しの後、文字スタイルダイアログ(図面エクスプローラー)を開くことでBricsCADが不安定になっていた問題を修正しました。
SR34995 – LISP: ブロックをパージした後、entget()エラーが発生していた問題を修正しました。
SR35290 – COM: IAcadPolyfaceMesh::put_Faces(VARIANT)プロパティを実装しました。
SR35358 – BRX: OdDbTableImpl::hitTestが修正されました。
SR35370 – DCL: dclイメージコンポーネントが僅かに間違った位置(2ピクセル左、2ピクセル上にずれる)で表示される可能性がありました。 これは、特殊な環境下で画像のレイアウトがスキップされていたため発生していました。 画像の作成時に正常な位置に設定することで問題を修正しました(レイアウトが発生しない場合でも)。
SR35385 – LISP: 1つの図形が複数の(vlr-object-reactor)にアタッチされており、1つのインスタンスが図形から削除された時、全てのその他のリアクターが起動しなかった問題を修正しました。
SR35452 – LISP: リアクターがデータベース関連イベントで使用された時、ドキュメント終了時にアクセス違反が発生していた問題を修正しました。
SR35453 – LISP/SDS/BRX: getenv/setenv関数についてAPI互換性を改善しました。- AutoCAD特有の環境変数、”ShowTabs”、”ShowPaperMargins”、”ShowPaperBackground”は現在自動的に適切なBricsCAD変数にリダイレクトされます。
SR35517 – BRX オブジェクトプロパティマネージャー: 選択された複数図形の同じプロパティについての異なる表示方法が守られていなかった問題を修正しました。
SR35553 – BRX: IAcPiPropertyDisplayインターフェースがサポートされるようになりました。
SR35649 – COM: AcadBlockReference.XScaleFactor/YScaleFactor/ZScaleFactorプロパティがAcDbBlockTableRecordのインサートユニットを無視していなかった問題を修正しました。
SR35808 – LISP: (vle-entget) と (vle-entmod) で DXFコード10 と 11 を扱うとき、間違った座標系(OCS と WCS)を使用していた問題を修正しました。
SR35836, SR35806 – LISP: VLA-OBJECTアイテムを使用した(equal) と (assoc)の問題を修正しました。
SR35940 – 全APIs: entmodオペレーションが単一のデータベースオペレーションとして扱われるべき所、(entmod) / sds_entmod() / AcDbEntMod()が複数のリアクターイベントを発生させていた問題を修正しました。
SR35940 – WBLOCKコマンド: 互換性を改善しました。 command “_wblock” <existing file name> “_y” …) の使用が既存ファイルの上書きをするかどうかプロンプトしておらず、結果、コマンドシーケンスが時間切れになり、アプリケーションに複数の副作用を引き起こしていました(EXPERT >= 2の使用が既存ファイルを上書きするかどうかのプロンプトを抑制していました)
SR35959 – OLE: 閉じたOLEオブジェクトが変更を保存できず、元のOLEオブジェクトからのデータを保持していた問題を修正しました。
SR36017 – LISP: 画層、図形、グループの(vla-put-plotstylename)問題を修正しました。
ByLayer と ByBlockが大文字と小文字を区別しない綴り(BYLAYER, BYBLOCK)を許容しなかった問題を修正しました。
存在しない印刷スタイル名のアサインが失敗していましたが、画層で扱われるようなプレースホルダーは作成されるべきでした。この問題を修正しました。
SR36040 – 全APIs: p1 と p2のオリエンテーション/シーケンスにより, ssget(“W”, p1, p2)、(ssget “W” p1 p2)が度々間違って空の選択セットを返していました。 この問題を修正しました。
SR36051 – LISP/DCL: ドキュメントと違い、AutoLISP(set_tile key value)は数字の値(整数、倍数)を受け付けていました。同じことがBricsCADでも発生していましたが、これはドキュメントを厳密に守ったものでした。 BricsCADのLISP動作はより寛容になり、数字の値は自動的に文字列に変換されるようになりました。
SR36051 – DCL: リストボックスの複数コラムラベルを特定する方法が追加されました。
BricsCADにしか存在しないdcl属性、bcad_skip_next_child and bcad_labelが追加されました。 dclファイル内で、線分bcad_skip_next_child=true; は直後にdclコンポーネントをスキップするために使うことができます。 スキップされたdclコンポーネントはどんな入れ子のレベルにもなることができ、属性や複雑なコンポーネントになることができます。 属性bcad_labelはリストボックス内で使用され、コラムラベルを特定します。 コラムラベルは区別されたタブ(\t)です。 コラムラベルは新規線分を持つことができます。 bcad_labelがリストボックス内に存在した場合、ラベル属性は無視されます。 bcad_skip_next_child と bcad_labelの両方は他のdclエンジン上で無視されます。 このことによりBricsCAD上の真のマルチラインコラムラベルを指定できますが、真のコラムラベルをサポートしていないdclエンジン上でyet have a フォールバックを持ちます。
SR36069 – COM, VLAX: 同じ名前(“key”)を使用した新しいものが追加された時に、IAcadDictionaries::Add() と IAcadDictionary::AddObject()が誤って既存のディクショナリーエントリーを削除していた問題を修正しました。
SR36098 – LISP: 平衡した()を確認することにより、Lisp構文チェックを改善しました。
SR36132 – 全APIs: GRIPS=0に設定することにより、選択された図形からグリップマーカーを除去できなかった問題を修正しました。
SR36133 – 全APIs: データベースアクセス関数によりグリップされた図形が変更された時、図形で更新されるべき所、グリップマーカーが元の位置に残っていました。この問題を修正しました。
SR36143 – 全APIs: (nentsel) / sds_nentsel() / acedNEntSel()が空のプロンプト文字列””を無視しており、標準”選択オブジェクト:”プロンプトを使用していた問題を修正しました。
SR36157, SR36251 – 全APIs: (handent) sds_handent() / AcDbHandEnt()が不適切なハンドル文字列(例 “X12E”が有効な図形を返していました)について有効な図形を返すことができました。この問題は修正されました。
SR36199 – LISP: リアクター管理 – リアクターコールバック処理中(両リアクターが同じ種類の時)に新規のリアクターが作成された場合、新しく作成されたリアクターは考慮されず、結果、通知されていませんでした。この問題を修正しました。
SR36210 – LISP: (vl-getGeomExtents ename)は新しいLisp関数で、WCS内(もしくはエラーの場合、NIL)の3D点(pointMin pointMax)のリストとして図形の幾何的広がりを取得します。
SR36247 – LISP: BricsCAD特有のCOM関数、(vla-getreferences blockObject)を追加しました。
SR36256 – -LAYERコマンド: ‘線種’オプションが’ByLayer’ と ‘ByBlock’の使用を許可すべきでなかった問題を修正しました。
SR36271 – LISP/SDS/BRX: ssadd(ename)関数が”図形”のみを許可すべき所、表図形などの”オブジェクト”を拒否していた問題を修正しました。
SR36310 – LISP/SDS/BRX: 通常の4点ではなく、3点で構成されているOdDbFaceオブジェクトの交差点が、2点ではなく1点のみを返していた問題を修正しました。
SR36334 – LISP: すでに永続的なリアクターにオーナーオブジェクトが追加された場合、これらのオーナーオブジェクトは永続的なリアクターで保存されませんでした。 dwgがリロードされる時、これらの追加されたオブジェクトはリアクターイベントを発生させませんでした。この問題を修正しました。
SR36342 – DCL: リストボックス内で、文字キーを押してその文字で開始するアイテムを案内することができますが、実際そうした時、コールバックが発生しませんでした。 この問題を修正しました。
SR36397 – LISP: 空の(解放された)永続的なLispリアクターを持つAutoCADで保存されたdwgファイルはBricsCADで開くことができましたが、ファイルを保存後、再度開くことができませんでした。この問題を修正しました。
SR36401 – LISP,SDS,BRX: getdist()を使用した時、処理中のinitget(64)へのコールが無視され、距離が常に3D距離として返されていた問題を修正しました。
SR36406 – DCL: ポップアップリストの最小幅が大きすぎた問題を修正しました。
SR36441 – LISP: x86 もしくは x64プラットフォームを指示する(ver)関数が適切な結果を返さなかった問題を修正しました。
SR36528 – BRX: 時々、アップロードされていないBRXモジュールのプロセスが中断され、BRXモジュールがロードされたままになっていた問題を修正しました。
SR36661 – LISP: (vl-sort-i)関数の問題再発 – 提供されたリストに1アイテムしかない時、適切なアイテムインデックスリストが返されるのではなく、このリストはダイレクトに返されていました。この問題を修正しました。
SR36671 – LISP: (vlax-add-cmd)を異なるドキュメントで走らせる時に(vlax-add-cmd)が例外を引き起こしていました。 現在は適切なエラーメッセージを出すように修正されています。
SR36738 – LISP: (vla-getinterfaceobject (vlax-get-acad-object))を使用するTrueColorオブジェクトについてのネームスペース互換性を改善しました。

Version 12.2.18   2012/10/09

修正

図面エクスプローラー、ツリー表示: ツリーの上部が画面スクロールで画面表示から消えた状態で値が変更されると、表示が画面上部に戻ってしまい、プレビューウィンドウがリフレッシュされなかった問題を修正しました。
SR35317, SR36463 – 画層エクスポローラー: コンボボックスが無かったため、ビューポート線種とビューポートの線の太さの値を変更することができなかった問題を修正しました。
SR35862 – OLE: 新しいラスターエンジンの導入のため、2Dワイヤーフレームでない環境でOLEオブジェクトが見れなかった問題を修正しました。
SR36543 – 図面エクスプローラー、ビュー: ビューのパースビュー値の変更が覚えられなかった問題を修正しました。

アプリケーション開発

SR33981, SR35808 – COM: IAcadBlockReference::get/put_InsertionPoint – 返される挿入点と入力点はOCSでなく、WCSで表現されるべきであった問題を修正しました。
SR35558, SR35652 – LISP: (command “_insert” pause …) でESCAPEコマンドを使用すると、Lispの実行をキャンセルできなかった問題を修正しました。
SR35719 – LISP : AcDbPolyline (LWPOLYLINE)の(vle-entget) と (vle-entget-m)のテストコードを修正しました。
SR35802, SR35836 – LISP : VLA-OBJECT アイテムを使用した(equal) and (assoc)の問題を修正しました。
SR35897, SR36248 – LISP : 以下の (vlr-editor-reactor) イベントが壊れていました: :vlr-unknownCommand, :vlr-commandWillStart, :vlr-commandEnded, :vlr-commandCancelled, :vlr-commandFailed, :vlr-lispWillStart, :vlr-lispEnded, :vlr-lispCancelled, :vlr-sysVarWillChange, :vlr-sysVarChanged.
SR35913, SR35673, SR35692 – LISP : (vla-put-rotation BlockRef) ブロック属性を正しく変換できなかった問題を修正しました。
SR35946 – LISP : (vla-get-height >) resp. (vlax-get-property > ‘Height) が正常な文字高さではなく、境界ボックス高さを返していた問題を修正しました。
SR36033 – LISP : (vlr-docmanager-reactor) ドキュメントイベントが全くクライアントLispリアクターに渡されていなかった問題を修正しました。

Version 12.2.17   2012/08/22

修正

SR35703 – 例外: Bricscadアプリケーションが閉じられたとき、マシンによっては例外エラーが発生することがあった問題を修正しました。 – 修正方法を改善しました。

アプリケーション開発

SR31782 – .NET: PaletteStateが常にHideにセットされていた問題を修正しました。
SR31782 – .NET: Added Document.IsActive propertyを追加しました。
SR35422 – BRX: OPMDynamicEnumProperty::GetPropValueData : タイプ’enum’のプロパティが表示されなかった問題を修正しました。
SR36014 – BRX: AcEdInputPointFilter::processInputPoint : ユーザーツールチップに追加したものがシステムツールチップに追加されていた問題を修正し、システムツールチップ内容がユーザーツールチップ内容に置換されるようになりました。
SR36015 – BRX: AcEdInputPointFilter::processInputPoint : 極トラックのポイントで、ヒストリーパラメータにAcad::ePolarAngleがセットされるべきところ、Acad::eOsnappedフラグがセットされていた問題を修正しました。

Version 12.2.14   2012/07/17

修正

SR34346 – OLE: ExcelのOLEオブジェクトを編集のために開き、そして閉じると、クライアントのExcel OLEテーブルのサイズが変更されてしまっていた問題を修正しました。
SR35417, SR35495 – クイック選択: クイック選択モードでマルチテキスト編集ダイアログの”…”ボタンをクリックしたとき、クラッシュすることがあった問題を修正しました。
SR35420 – ダイナミックブロック: ダイナミックブロックのプロパティを編集すると、ブロック内の表示順序が崩れてしまっていた問題を修正しました。
SR35703 – 例外: Bricscadアプリケーションを閉じたとき、いくつかのPCで例外エラーが発生していた問題を修正しました。
SR35638, SR35698, SR35799 – テキスト: 傾斜角度が付いたテキストを移動/複写すると、文字高さ、幅、傾斜角度が変更されてしまっていた問題を修正しました。

アプリケーション開発

SR35497 – CUI: CUIファイル(主メニューや部分メニュー)内に、スペースで終わるマウスボタン動作が定義されていると、移動、複写コマンドの動作が異常となった問題を修正しました: 図形選択後、基点を指示できず、(0,0,0)が移動/複写元の座標となってしまっていました。
SR35713 – MENUCMD: MENUCMDで追加されたメニューが、エイリアスを使用していると、次のアプリケ-ションが起動された後、表示されなくなっていた問題を修正しました。 V12.2で再発していました。

Version 12.2.12   2012/07/03

新規

拘束モデリング: 図形やサブ図形群のセットを剛体として定義できる 新しい DMRIGIDSET3D コマンドを提供しました。
UCSORTHO: 正射影表示に戻すとき、関連する正射影のUCS設定も共に戻すかどうかをコントロールするシステム変数です。

  • VIEWコマンドの’正射影(Orthographic)’オプションは、UCSORTHO設定を参照します。
    ‘LookFrom’メニューは、’_VPOINT rotate’ではなく、’_-VIEW’コマンドをコールして表示変更するようになりました。
    注: UCSORTHOがオンのときは、’LookFrom’メニューの使用はUCSを変更することになります。
    DMRIGIDSET3Dコマンド: (ダイレクトモデリング)で、剛体として図形群、または、サブ図形群を定義することが可能です。
    図面エクスプローラ:
    ‘図面’と’開いている図面’パネルが統合され、’開いている図面’と’フォルダー’タブを持つ単一の’図面’パネルになりました。
    フォルダーのツリー表示がディレクトリツリーでなく、コンパクトなフラットツリー表示になったことにより簡素化されました。
    ブロック一覧表示の該当ブロックをダブルクリックすることにより、フォルダー表示内の開いていない図面から現在の図面へブロックを挿入することができるようになりました。
    このブロック挿入操作を設定するための図面エクスプローラオプションが追加されました。 デフォルトの設定は、整列と1:1の尺度です。
    画層エクスプローラ: レイアウト毎のビューポート(VP)の色、VPの線種、VPの線の太さ、VPの印刷スタイルの欄が追加されました。
    画層フィルター: 表示・非表示や画層プロパティを使用してフィルターした画層セットフィルターを作成し、再利用のため保存できます。 現在の画層フィルターは、オプションとして図形プロパティツールバーの画層コンボボックスに適用できます。
    TSHOWLAYERUSAGE変数は、画層状態の列が画層使用についての情報を表示するかどうかをコントロールします。 この設定をオンにすると、状態をチェックし、レポートする処理を行うことになります。
    パブリッシュ: この新コマンドは、バッチ印刷処理の設定、実行、保存、再使用を可能にします。 PUBLISHALLSHEETS変数の設定が追加されました。 DWF または PDFへ直接パブリッシュすることはサポートしていませんが、無料のプリンタドライバを使用することにより容易に実現可能です。
    印刷のファイル出力: 印刷ダイアログ上のチェックボックスをクリックすることにより、印刷データをファイル出力できます。
    TOOLPALETTES: このコマンドで、新しいドッキング可能なツールパレットバーを提供します。
    パレットにツールを追加するには:
    ブロックエクスプローラで該当ブロックを右マウスクリックし「現在のツールパレットへ追加」オプションを使用します。
    ハッチングパターンパレットで該当パターンを右マウスクリックし「現在のツールパレットへ追加」オプションを使用します。
    カスタマイズダイアログで該当ツールを右マウスクリックし「現在のツールパレットへ追加」オプションを使用します。
    ツールプロパティを変更するには、パレットの該当アイコンを右マウスクリックし、プロパティオプションを選択します。
    SR26950, SR30864 – XOPEN: このコマンドは、外部参照ファイルを選択し、開くことを可能にします。 外部参照コンテキストメニューと図面エクスプローラの外部参照タブで利用可能です。
    SR29936 – DWFVERSION: この新しい設定により「書き出し」コマンドでのDWFバージョンをコントロール可能になりました。

改良

拘束: 拘束解除の処理が速くなりました。
検索ダイアログ: ‘Escape’キーでダイアログを閉じることができるようになりました。
グループ ダイアログ: ダイアログを開いたとき、名前のテキスト上にカーソルが置かれるようになりました。

  • VIEW: ペーパー空間での動作中に、 “Top/Bottom/Front/Back/Left/Right”か”SWiso/SEiso/NEiso/NWiso”のどれかの隠しオプションが選択されていると、アプリケーションは”表示するビューポートを選択:”とプロンプト表示してモデル空間へ切り替えるようになりました。
    SR31497 – INSUNITS: 単位設定(INSUNITS)が相違している図面間でのコピー/貼り付けが、ブロック挿入時の動作(自動尺度変更は無し)と同じになりました。
    SR32206 – 属性: 多くの画層を持つ図面での属性編集ダイアログのパフォーマンスが改善されました。
    SR34409 – 印刷: 印刷や印刷プレビューで、印刷スタイルでの線端の形状や結合をサポートしました。
    SR34938 – ビュー: -VIEWコマンドの隠しオプション”SWiso, SEiso, NEiso, NWiso”をサポートしました。
    SR34944 – ツールパレット: 複数パスからのツールパレットのロードをサポートしました。
    SR34944, SR35041 – ツールパレット: ツールパレットダイアログ内での’回転’オプションをサポートしました。
    文字編集ダイアログ: 前回使用した位置やサイズを記憶し、起動時のデフォルトになりました。
    SR30903 – ビュー コマンド: 隠線、平面、底面、正面、背面、左側面、右側面オプションに加え、正射影オプションをサポートしました。
    SR33947 – 書き出し: PictureExportScaleの設定で、大きすぎる値がセットされているときの警告機能が追加されました。
    パブリッシュ: 複数シートが選択されているとき’デフォルト’ページ設定を選択すると、選択されている全てのシートのページ設定がデフォルトに戻るようになりました。
    ツールパレット: 既存のツールパレットをツールパレットセットへ追加することが可能になりました。
    ANNOALLVISIBLE: 全ての注釈図形を表示させることを可能にするシステム変数です。
    DEMANDLOAD: カスタム図形が検出されたとき、登録されている図形イネーブラーをロードするかどうかをコントロールするシステム変数です。 この変数を使用すると、V12で導入されたAECカスタム図形イネーブラーのデフォルトのロードを省略することが可能です。
    図面エクスプローラ: ブロック一覧表示に”説明”欄(ブロック コメント)が追加されました。 その列のラベルをダブルクリックしてブロック挿入することができます。
    LISPエンジン: アップグレードにより、パフォーマンスが改善され、新しいVLE- 機能が提供されました。
    外部参照編集: 外部参照編集セッションにおいて、拘束操作をサポートしました。
    リージョン: リージョン作成において、まず開いた曲線を処理し、次に閉じた図形を処理するようになりました。 また、ヌル図形を無視するようにしました。
    スクロールズーム: スクロールズーム(= マウスホイールによるズーム)の最後に実行されていた不要な再描画を止め、パフォーマンスを改善しました。
    表: 表編集ダイアログで、行/列を範囲指定して削除することができるようになりました。
    TTFフォント表示: 英語外のTTF文字について、認識できない文字があったとき、すぐ認識できないことを示すシンボル(□)を表示するのではなく、該当文字を表示可能なフォントの使用を試みるようにしました。
    SR28726, SR29997, SR33335, SR33890 – 印刷: 透明度を持つラスターイメージの印刷を改善しました。 テスト中に、この処理はプリンタと使用されているドライバに依存することがわかりました。 PDF-プリンタの使用について、(無料の)PDFCreatorドライバが他のものより優れていることを通知しました。
    SR30320 – 表: 一つの表図形が選択されているときの表オプションのエクスポートをコンテキストメニューに追加しました。
    SR33474 – 印刷: ページ設定から不明な用紙サイズ名(dxf4)、または、不明なプリンタ(dxf2)で初期化されたとき、該当ページ設定(dxf44,45)に保存された最も近い大きさの用紙サイズが選択されます。
    SR33868 – 印刷: 意図しない複数コピーを避けるため、印刷操作後は、コピー数をリセットするようにしました。
    SR34040 – ポリライン編集: 結合オプションで、3Dポリラインに追加されたセグメント数も表示されるようになりました。
    SR34067 – 名前削除(パージ): 表スタイルの”T”オプションとバッチ操作の”BA”オプションが追加されました。
    SR34141 – TEXTコマンド: デフォルトのパラメータでテキスト図形を作成するとき、最も新しく作成されたテキストからプロパティをコピーするよう改善されました。
    SR34169 – リージョン: 3Dフェース図形からのリージョン作成をサポートしました。
    SR34523 – フィレット: 円弧とポリラインのセグメント間のフィレットをサポートしました。
    SR34559 – 文字検索: ‘ズーム’オプションでのズームが拡大しすぎたのを調整しました。
    修正

表示: 画層エクスプローラで画層をオンに切り替えたとき、正しい表示にするため再作図が必要になっていた問題を修正しました。 これは、V12.2.9でSR34355が修正されたときのエンバグでした。
SR35227 – PDF書き出し: 出力されたSHXテキストの上下が不正にカットされていた問題を修正しました。
自動保存: 読み込み専用の図面が自動保存されていた問題を修正しました。
テキスト: 長い( > 64文字)トゥルータイプフォント文字列を(双方向)に並び替える処理中にクラッシュすることがあった問題を修正しました。
SR22901、SR23454、SR23703、SR24125、SR27138、SR34979 – 選択: “図形選択中の”シングル”オプションが動作しなかった問題を修正しました。
SR31543 – ビューポート: クリップされたビューポート境界を選択(クリックする)する時、2つの図形(境界ポリラインとビューポート)が選択されてしまっていた問題を修正しました。 ビューポート図形のみが選択されるべきでした。
SR32960 – 画層状態: エクスプローラーのアイコンビューから新規画層状態を作成中に予期しないエラーが発生していた問題を修正しました。
SR34100、SR35237 – ミラー: 斜字体が不完全にミラーされていた問題を修正しました。
SR34355 – 表示: 画層をONに切り替え後、その画層に存在するポリフェースメッシュが、次のREGENコマンドを実行するまで非表示のままになっていた問題を修正しました。
SR34362 – UNION, INTERSECT: 選択された(あるいは選択される前の)ソリッドの数が2未満の場合、ユーザーにソリッドをもっと選択するようプロンプトせずにコマンドが失敗していた問題を修正しました。
SR34704 – PDFエクスポート: PDFエクスポートの際にSHXテキストのサイズが変更されていた問題を修正しました。
SR34855 – MSLTSCALE: AutoCAD 2007以前で作成された図面を開く時、MSLTSCALEの初期値が0ではなく、誤って1に設定されていた問題を修正しました。 結果として、線種が間違った尺度で表示されていました。
SR34911 – ストレッチ: 寸法がストレッチされ、寸法テキストがストレッチ境界に含まれる時、寸法線の位置が寸法点に向かってズレる問題を修正しました。
SR34948 – 垂線スナップ: 垂線スナップモードが固定的に設定されているとき、線分に対する垂線の作成(始点で)、あるいは、円に対する接線(終点で)の作成に失敗していた問題を修正しました。 また、円に対する垂線の作成(始点で)の問題も修正しました。
SR35001 – 回転、押し出し: 重複した交点を含むポリラインに対し、回転、押し出しが失敗していた問題を修正しました。 このため、一部のX-部品ライブラリの作成が失敗していました。
SR35012 – フォント処理: TTFがシステムにインストールされていない場合、代用として別のTTFが使用され、それが予期しない間違ったテキスト出力を起こしていました。 現在、コマンドウィンドウで代用フォントを報告する通常のフォントの代用の流れが使われるようになりました。
SR35057 – 印刷: 印刷設定、プリンター、用紙サイズ設定を変更後、クラッシュが起こっていた問題を修正しました(12.2.7で起こっていた問題の再発)。
SR35119 – 寸法: 外部データの回転した寸法を含むユーザー提供図面が開けませんでした。 修復オペレーションが間違った修正を適用し、不正な寸法図形、もしくは寸法図形の消失が起こっていた問題を修正しました。
SR35218 – コピー/ペースト: クリップボードのコンテンツをペーストする時、挿入基点設定が間違って適用されており、ペーストされたコンテンツの位置が間違っていた問題を修正しました。
SR35266 – 外部データ: OFFSETコマンド実行時に、作成された図形に対してEEDがコピーされなかった問題を修正しました。
SR35297 – 面取り、フィレット: グローバル幅のポリラインに対して面取りとフィレットが適用された時、このグローバル幅が維持されず、一部の幅が0になっていた問題を修正しました(V12.2以来の再発)。
SR35314 – 画層エクスプローラ: ‘変更ごとのRegen’ と ‘Regen’オプションが壊れていた問題を修正しました。
SR35316 – 画層エクスプローラ: 画層のビューポート色を変更後、この変更を表示するため、REGENコールが要求されていた問題を修正しました。
SR35337 – パブリッシュ: .dsdファイルを読み込む際に、付加記号のある文字が正常に読み込めなかった問題を修正しました。
SR35384、SR35400 – ローカライゼーション: ‘Reference Edit’と’Reference Open’ダイアログ中の一部の文字列が翻訳できず、初期サイズと自動的にリサイズされるダイアログを修正できなかった問題を修正しました。
SR35438 – マルチ引出線: スプラインタイプのマルチ引出線が正しく表示されなかった問題を修正しました。
SR35540 – ローカライゼーション: 以下の文字列、”セルをマージする時、最初のセルのコンテンツのみが保持されます。続けますか?” が翻訳できなかった問題を修正しました。
画層フィルター: 変更が保存されなかった問題を修正しました。
ツールバー: フライアウトの矢印が表示されなかった問題を修正しました(V12.2で起こっていた問題の再発)。
SR33815 – IMAGEATTACH: IMAGEATTACHコマンドがUCSを考慮していなかった問題を修正しました。
SR34922 – テキスト: 新しいスタイルに切り替える時、この新規スタイルと以前使用されていたスタイルに合致する上書きからの設定の混合が適用されていた問題を修正しました (V12.2で発生していた問題の再発)。
SR34936 – 画層フィルター: 画層エクスプローラーアイコンビューで画層が表示されなかった問題を修正しました。
SR34952 – ラスター画像: 図面エクスプローラーでラスター画像の誤ったパスを編集する時にクラッシュが起こっていた問題を修正しました。
SR34991 – eトランスミット: 有効でないラスター画像のパスを含む図面をeトランスミットする時に、例外が発生していた問題を修正しました。
SR34996 – 図面エクスプローラー: パネルが浮動にされ、エクスプローラー枠の外にドラッグされた時、エクスプローラーを再度開いた場合にクラッシュが起こっていた問題を修正しました。
SR35006 – PDFFRAME: 0と2の値が従わず、PDFフレームが表示されたままであった問題を修正しました。
SR35028、SR35059、35066 – ローカライゼーション: ツールパレット、画層フィルター、ブロックエクスプローラーに関する複数の翻訳の問題が修正されました。
SR35045、SR35071 – カーソル: クロスヘアカーソル軸がビューの方向に対し平行な時にも表示されていました。 また、ビューサイズが極端に大きな時、望ましくない放射状の線分が抑制されて表示されていましたが、これらの問題を修正しました。
SR35054 – フィールド: オブジェクトフィールドがマルチテキストエディターを使用したマルチテキストに追加された時、クラッシュが起こっていた問題を修正しました。
SR35078 – テキスト: すでに任意の場所に置かれたテキスト図形が、複数のテキスト図形の作成中にハイライトされたままであった問題を修正しました。
SR35094 – Xソリッド: 編集作業中に、”未知のエラーにより、スクリーンアップデートが中断されました” (V12.1.10以来の問題)というエラーメッセージが表示されていた問題を修正しました。
MODELERPROPERTIES: コマンドがClassicエディションで使用された時、動作不良を起こしていた問題を修正しました。
ページ設定エクスプローラ: グリッドビューでは2回目のクリック後に名前のフィールドのエディターが表示されるべきですが、ページ設定では最初のクリック時に表示され、行を選択しようとした時、レイアウト名やモデル名がクリックされ、”レイアウトの名前の変更や削除ができません” というエラーメッセージを表示していた問題を修正しました。
SR22584、SR34568、SR34656、SR34710 – 選択セット: アクティブな選択セットに含まれる図形の画層状態がオフやフリーズに変更された時、これらの図形が選択セットから削除できなかった問題を修正しました。
SR31786 – ページ設定: 不適切な設定ファイル (pc3) が使用された時、切り替えられた印刷用紙ユニットがページ設定に保存されない問題が修正されました。
SR33775、SR34500 – OLE: オ-バーフロー計算の問題により、極座標のOLE図形を含む図面が表示できず、クラッシュしていた問題を修正しました。
SR34475 – 印刷: nurbs処理の問題により、一部の図形がプレビューと印刷で表示されなかった問題を修正しました。
SR34809 – FIND: 空の文字列のテキスト図形の内容を置き換えることができてしまっていた問題を修正しました。
SR34835 – 属性定義ダイアログ: ダイアログを開いている時も、ダイアログ終了時も、文字スタイルフィールドがダイアログの内容に従いTEXTSTYLEシステム変数に設定できなかった問題を修正しました。
SR34839、SR34891、SR34973 – フィレット: 2つのポリラインに対し、0半径のフィレットを適用した時、クラッシュが起こっていた問題を修正しました。 (V12.2での問題の再発)
SR34969 – コピー: 関連変数が全てのコピー作業の度に複写され、動作が遅くなっていた問題を修正しました。
SR34993 – ローカライゼーション: ToolPalettesコマンドに関連した文字列が翻訳できるようになりました。
パブリッシュ: 全ての選択されたシートにページ設定を適用できないというメッセージボックスの警告が一部、コンボボックスで重複していた問題を修正しました。
スナップマーカー: スクロールズーム操作を実行後、スナップマーカーが表示されなくなった問題を修正しました。 V12.2.2で起こっていた問題の再発です。
SR34546 – テキストスクリーン: テキストスクリーンが初めて使用された時、正しく初期化されず、予期しないサイズになっていた問題を修正しました。
SR34818 – -PLOTコマンド: ‘レイアウトの保存設定’オプションが選択されている時、印刷が実際に実行されている時しかこの設定を保存できなかった問題を修正しました。
2D拘束: 単独点で拘束を作成できるようになりました。
空のACIS図形が選択されている時に、AREAとMASSPROPが0の値を報告できなかった問題が修正されました。

  • PLOTコマンド: アクティブなレイアウト以外を印刷する時、印刷がズレることがあった問題が修正されました。
    プロット: pc3が(誤って)作成された場合、ファイルへの出力とauto-spoolの両方が同時に設定され、auto-spoolが優先されるべき代わりに、ファイルへの出力が優先されていた問題が修正されました。
    SR21633, SR33521 – SOLIDEDIT: SOLIDEDIT/BODY/CHECKコマンドが改善され、修正されました。
    SR23954, SR28339 – ブロックエクスプローラ: 表示されたブロック数のエラーを修正しました。
    SR24097, SR24443 – クリップされたビューポート: ペーパー空間のクリップされた浮動ビューポートからモデル空間で作業中、クリップされたビューポートのエリア外をクリックした場合、クリップされた(非表示)図形が選択されてしまい、望ましくない動作を引き起こしていた問題が修正されました。
    SR24785 – 属性拡張データ: 挿入を作成する時に、属性が合致する属性定義から拡張データをコピーしなかった問題が修正されました。
    SR26581 – リージョン: 閉じた図形、もしくは始点と端点が同じ図形で境界を作成できるようになりました。
    SR28182 – コンテキストメニュー: Windowsプラットフォームでアクセラレーションキーを動作させられるようになりました。
    SR28726, SR29997, SR33335, SR33890 – PDF出力: 透過有り画像の出力を修正し、その他いくつかのPDF出力に関する問題も修正しました。
    SR29069, SR30256 – グリップ: 属性図形のグリップが非表示画層上にある時、描画されるようになりました。
    SR30951 – 拘束: コピーされた図形が削除された際、元の拘束も削除されていた問題を修正しました。
    SR31163 – 表示: 容量の大きな図面はシェーディングのグレーシェードと隠線処理(OpenGLベース)の表示に問題がありましたが、これが修正されました。
    SR31523 – DXF保存形式: 有効でない257番の色を256に置き換えました(ByLayer)。
    SR31531, SR32605 – ハイライト表示: シェーディングが隠線処理に設定されている時、HIGHLIGHTEFFECTの値が1か3に設定されていると、図形がハイライトされず消えていた問題が修正されました。
    SR31914, SR32049, SR32900, SR33989 – 印刷: Adobe Acrobat Proは印刷するのに2回同じ作業が必要でした: 最初のページが空で、モデル空間が2つに分割されている時、印刷プレビューがしばしば空になっていた問題を修正しました。
    SR33003 – PDFアタッチ: ダイアログがインターナショナル文字を含むパスを認識しなかった問題を修正しました。
    SR32404 – OLE: OLEオブジェクトのグリップストレッチの動作が非常に遅かった問題を修正しました。
    SR32603 – パース: フルサイズのクロスヘアカーソルがパースモードで一部しか表示されなかった問題が修正されました。
    SR32680 – オープンファイルダイアログ: バッファーサイズに制限があったため、パス名が長い複数のファイルを同時に開けなかった問題が修正されました。
    SR32836 – クラッシュ: ロード中にユーザー提供図面がクラッシュを引き起こしていた問題を修正しました。
    SR32858, SR32903 – トリム: スプラインループを含むハッチング境界がトリムできるようになりました。
    SR32868 – OLE: MSワードなどの別のアプリケーションに新規OLEオブジェクト”AcadDocument Class | Bricscad 12″をインサートする時、Bricscadには2つのドキュメントがロードされていました: 1つは埋め込まれたドキュメントで、もう1つは空の新しいドキュメントですが、間違った(空の)ドキュメントの方に誤って図形が作成されており、動作しなかったような印象を与えていた問題を修正しました。
    SR32900 – PDF出力: ラスター画像を含む図面でクラッシュが起こっていた問題を修正しました。
    SR33089 – PDFアンダーレイ: スナップはNURBS曲線の端点しか返しませんでした。 現在は、近接点と中点もサポートされるようになりました。
    SR33286 – PDF出力: 印刷スタイルテーブルを使用し変更された線種を含む線が、選択された線種に関わらず実線で描画されていた問題を修正しました。
    SR33319, SR34273 – 押し出し: テーパー角の誤った押し出しを修正しました。
    SR33369, SR34151 – 外部参照/アタッチ: プロキシクラスで複製が禁じられている場合、失敗していた問題が修正されました。
    SR33390 – PDFアンダーレイ: ズームとパンの際のPDFアンダーレイのわずかなズレを修正しました。
    SR33601 – 印刷: プリンターがインストールされ、しかしどれもデフォルトのシステムプリンターとして登録されていない場合、RINTコマンドが起動しなかった問題を修正しました。
    SR33663 – DXF読み込み: DXFファイルのロードで中心/中央のテキストの調整を修正しました。
    SR33734 – プロパティパネル: グループプロパティがグループとして表示されなかった問題を修正しました。
    SR33741 – 拘束: 角度拘束寸法が180度に設定後、消えてしまうことがあった問題を修正しました。
    SR33752 – 開く: R14図面からの寸法図形がDIMADECとDIMAZIN値のEED上書きをできなかった問題を修正しました。
    SR33784 – フィールド: ファイル名フィールドが自動保存の後、自動保存バックアップファイル名を取得しフィールドを更新していた問題を修正しました。 自動保存時、フィールドを更新すべきではありませんでした。
    SR33808 – 図面エクスプローラ: 3Dモードでマテリアル編集が開かれ、カレントのマテリアルが透明にされた場合、再描画の後、クラッシュが起きていた問題を修正しました。
    SR33873 – PDF出力: OLEオブジェクトの破損がPDF出力の際に発生することがあった問題を修正しました。
    SR33876, SR34000, SR34011 – 外部参照表示: 外部参照サブ図形を含む画層をフリーズ後、外部参照全体が一時的に表示されなくなる問題を修正しました。
    SR33883 – DXF出力: 図形の全ての頂点が同じスタート/エンドの幅を持っている時、この幅の値はグローバル幅としてDXFファイルに書き込みされるようになりました。
    SR33899 – OLE: Bricscadからコピーした図形をエクセルに貼り付け、Bricscadに戻した際に、OLEオブジェクトの間違った表示がされるか、もしくはクラッシュが起こっていた問題を修正しました。
    SR33965 – 表: 回転したUCSで表を挿入した時、オリエンテーションが間違っていた問題を修正しました。
    SR34027, SR34050 – 印刷: 印刷後、レイアウト表示がズレる、もしくはビューから消えていた問題を修正しました。
    SR34031 – 押し出し: “自己交差曲線は処理できません”というメッセージが表示され、一部のポリラインの押し出しができなかった問題を修正しました。 V12.1.12で発生していた問題の再発です。
    SR34047 – マテリアル: 3Dソリッドのマテリアル変更が、ソリッドの特定のフェースに関連したマテリアルを変更しなかった問題を修正しました。
    SR34052 – ツールバー: ツールバーから閲覧中のトップボトムフライアウトが追加されました。 最初のボタンは以前と同じです(例: ビューをトップビューに回転させる)。二番目のボタンはビューをボトムビューに回転させます。
    SR34097 – ビューポートストレッチ: ビューポートの垂直方向へのストレッチが、ビューポート内の尺度まで変えていた問題を修正しました。
    SR34104 – 画層: 図形プロパティツールバー、もしくは画層エクスプローラーで画層のプロパティを変更後、重複したビューの再生が起こっていた問題を修正しました。
    SR34106 – PDFアンダーレイ: アンダーレイがビューの方向に対して横、また平行に表示されている場合、PDFアンダーレイが表示できなかった問題を修正しました。
    SR34115 – ドラッグ: ‘ラバーバンド’ ダイナミック表示がカーソル位置の代わりにスナップポイントの位置を使用するようになりました。
    SR34146 – ツールバー: 透明な一部のカスタムPNGツールバーアイコンが黒の背景色を使用し描画されていた問題を修正しました。
    SR34155 – 印刷: コピー数が1よりも多い時、複数コピーの1つのジョブではなく、複数のプリントジョブが作成されていた問題を修正しました。
    複数コピー印刷がサポートされていないドライバーの場合、複数ジョブは今でも作成されます。
    SR34219 – OLE: ‘SAVE’コマンドが他のアプリケーションに組み込まれたBricscadドキュメントを正しく保存できなかった問題を修正しました。
    クライアントアプリケーションの画像サイズは、組み込まれたドキュメントが保存された際のBricscadのビューサイズに依存します。
    SR34231 – プロパティパネル: ロックされた画層の図形のプロパティ値を変更した際、クラッシュが起こっていた問題を修正しました。
    SR34241 – ローカリゼーション: -LAYERコマンドのリストオプションが線種と色名を英語でリストしていた問題を修正しました。
    SR34237 – 3Dソリッドへのスナップ: 円錐、球体、円環面への中心スナップができるようになりました。
    SR34335 – PDFアンダーレイ: 尺度値が非常に解像度の高い画像の作成を要求された場合、尺度変更されたアンダーレイが印刷、もしくは表示できなかった問題を修正しました。 最大解像度は16000 x 16000 ピクセルに制限されています。
    SR34362 – 2つ未満の図形が選択された場合、UNIONとINTERSECTコマンドが終了していた問題を修正しました。
    INTERSECT、UNION、SUBTRACTコマンドを修正しました: ブーリアン操作の結果が空の場合、結果の図形は削除されます(これは3Dソリッドとリージョンの両方に関連します)。
    SR34363 – 文字編集: 全てのネスト化されたブロックが参照編集ダイアログで同じ名前になっていた問題を修正しました。 コマンドラインからDDEDITを走らせた時、”有効でない選択”というエラーメッセージが表示されていました。
    SR34397 – カスタマイズダイアログ: カスタムツールバーアイコンがカスタマイズダイアログに表示されていなかった問題を修正しました。
    SR34418、SR34306 – 押し出し、リージョン: ~1.e-6のサイズのポリラインがリージョンや押し出しに変化できなかった問題を修正しました。
    SR34430 – ハッチングエリア: テキスト図形により作成されたネスト化されたハッチング境界がハッチングエリアの計算中に無視できなかった問題を修正しました。
    SR34486 – マルチインサート: 空のブロックを含むマルチインサート図形が、誤った巨大なズーム範囲の計算を引き起こしていた問題を修正しました。
    SR34531 – X-ソリッドハードウェア:
    ISO4766とISO7434のネジの種類が作成できなかった問題を修正しました。
    米国基準ネジとDIN551と553の種類のネジに対して、スレッド可視化がなかった問題を修正しました。
    SSCR、SPLN SCH、CPの種類のネジに対し、矛盾した長さが報告されていた問題を修正しました。
    SR34570 – ポリライン編集 結合: 端点(1e-8公差内)とほぼ一致する円弧の弧が結合できなかった問題を修正しました。
    SR34583、SR34675 – インポート: dwgやDXFファイルのインポート中、デフォルト値()が使われるべき所で、ユーザーが挿入回転角をプロンプトされていた問題を修正しました。 V12.1で起きていた問題の再発です。
    SR34660 – グリッド: 1. グリッド線で適応グリッドを使用すると、非常に遠くまでズームすると(1E12桁まで)クラッシュしていた問題を修正しました。
    2. グリッド線が図面範囲の境界に達するまで十分に延長されていなかった問題を修正しました。
    SR34695 – スタイル: ユーザー提供図面でSTYLEコマンドを実行した際にクラッシュが起こっていた問題を修正しました。 このクラッシュはフォント名ではなく、フォントファイルの完全パスが保存されていたため起こっていました。

アプリケーション開発

.NET: 以前修正されたプロパティ名がV12.2.9で再発 対象プロパティ名: AllowDuplicates、RejectObjectsFromNonCurrentSpace、RejectPaperspaceViewPort。 再度修正されました。
BRX: Bubbleウィンドウをサポートするため、Bubbleクラスと関連した機能がSBTrayItemBRXに追加されました。
Lisp VLE : Lispアプリケーションコードを簡素化するため、(vle-entget dxf ename)は現在、DXFコードの6, 38, 39, 48, 60, 62, 67, 370(ノーマル(entget)にリストされていないもの)のデフォルト値を返します。
SR25689、SR35262 – LISP: マルチバイトテキスト (UTF-8フォーマット、極東マルチバイトエンコーディング)を含むファイル上で、(read-line)の使用が失敗し、正常な文字列の後、余分な文字を持ってしまっていた問題を修正しました。
SR31967、SR33315、SR34076、SR34272 – LISP、SDS: lispやsdsでポーズを使用し、コマンドライン上でENTERを押すことによりコマンドを開始した時、最後のGUIメッセージが(例: 左のマウスボタンが押されています)lispやsdsコマンドの終了後、二回処理されてしまう問題を修正しました。
SR33625, SR34266, SR34878 – COM: 傾斜角度がゼロでないとき、OdDbText::getTransformedCopy が単一尺度でないマテリアルを処理できず、挿入ブロックの尺度調整後、回転された属性が曲がってしまうことがあった問題を修正しました。
SR34004、SR34005、SR34006 – BRX: コピー&ペーストオペレーション (_pasteclip, _pasteorig, _pasteblock) の”beginDeepCloneXlation”イベントの間、カスタムオブジェクトアプリケーションコードがオブジェクトを追加、変更する時、Und(_U)の最中にクラッシュが起こっていた問題を修正しました。
SR34143 – アンドゥマーク: LISPやundoグルーピングが使用されている時、一部のアンドゥマークしか数えられていなかった問題を修正しました。 例:
1)
UNDO Mark
UNDO BEgin
UNDO End
=> UNDOMARKS=0 instead of 1

2)

UNDO Mark
(getvar &quot;UNDOMARKS&quot;)
=&gt; 0 instead of 1

SR34373 – BRX: GSコンテナが描画されない削除されていない図形を含む時、クラッシュが起こっていた問題を修正しました。
SR33612 – DCL: dclのlist_boxで、set_tileにより選択を設定する時、適切に動作しなかった問題を修正しました。 この選択は上や下の矢印キーが先頭行が選択されたように動作すべきでした。
SR34997 – LISP: ドキュメントオブジェクトが(vla-get-documents)のレスポンスから検索されていました。 (vlax-get-property … ‘Documents)は正しくハンドリングされていませんでした; 結果として、ドキュメントオブジェクトは、IAcadDocuments collectionオブジェクト上で (vlax-for) または (vle-collection->list)経由でアクセスされるとき、潜在的に無効になっていました。 この不正なハンドリングは、Bricscadを閉じるときハングアップを引き起こすことがありました。
SR35004 – BRX: プロパティ管理/ポリライン -102を超える交点に配置することができなかった問題を修正しました。
SR35047 – DCL: 特にOpenDCLベースのモードレスダイアログに対し、様々なフォーカスの問題が修正されました。
SR35064 – LISP、SDS、BRX : (command “_dtext” … pause) と (vl-cmdf _dtext” … pause) が、テキスト入力クエリーの間、テキストの表示に失敗していた問題を修正しました。 また、このシナリオのマルチラインテキスト入力のサポートを追加しました。
SR35064 – LISP: 正常な(command) 関数を使用するため、(vl-cmdf) 関数が再生されました。
SR35148 – LISP: (vla-get-activedocument) 関数が、(vla-open)の直後に要求された時、間違ったドキュメントオブジェクトを返していた問題を修正しました。 (vlax-get-property) 関数はこのシナリオでは正常に動作します。 また、(vla-close) 問題も修正しました: ドキュメントオブジェクトが正常にリリースされず、Bricscadを閉じる時に異常な影響を与えていました。
SR35182 – LISP: (vla-get-name (vlax-get-acad-object)) と (vlax-get-property (vlax-get-acad-object) ‘Name) がゴミを返していた問題を修正しました。
SR35187 – LISP: 0を含むLispの文字列がCOM文字列(BSTR, Variant VT_BSTR)に変換される時、このCOM文字列が0の所で欠けていた問題を修正しました。
SR35204 – LISP, SDS, BRX, VB/VBS: QUIT、OPEN、NEW、QNEWコマンドがLispで置換され、定義されていないとき、SDS/BRX、VB/VBSアプリケーションや最後の図面を閉じると、もう組み込みコマンドが起動できなくなっていた問題を修正しました。
SR35217 – LISP: (getstring)関数が、2よりも多い引数と使われた時、正常に動作しない問題が修正されました。
SR35309 – LISP: オブジェクトスナップがアクティブの時、レイアウトのビューポートを削除し、その後(command)経由で入力点を提供する(command) シークエンスが、入力点からオブジェクトスナップ点を取ろうとする時に例外を引き起こしていた問題を修正しました(削除されたビューポートにより)。
SR35340 – LISP: V12.2以来、(type <reactor-object>)関数が失敗し、リアクタータイプシンボルかどうかの代わりに、NILを返していた問題を修正しました。
SR35361 – APIs: (command “_print”) とacedCommand(_T(“_print”)) が、ダイアログが閉じられている時、エラーステータスを返しLispの実行を阻害していた問題を修正しました(V12以来の問題の再発)。
SR35366 – LISP/SDS/BRX: (command)/acedCommand()/sds_command() シークエンスを使用する時、最初のテキストライン入力が表示されなかった問題を修正しました(V12.2.2以来の問題)。
SR35376 – .NET: 却下されたAPIにより不安定になり、例外を引き起こしていた問題を修正しました。
SR35476 – .NET: implemented ProgressMeterクラスを実装しました。
LISP VLE: “msg”と”title”引数が関数に対し交換されてしまう問題を修正しました。(vle-alert title msgフラッグ)。
LISP: (オープンファイルモード)で”mode”文字列の引数が大文字と小文字を区別するようになっていた問題を修正しました。(V12.2で発生していた問題の再発)
SR32391 – Xクリップの互換性: アタッチされていない時、複数のブロック参照の処理がサポートされていなかった問題を修正しました。
重要: Xクリップを使用する既存スクリプトは変更する必要があり、追加のEnterを挿入しなければならないということを意味します。
SR33815 – COM: 挿入点と回転角を処理する時、IAcadBlock.AddRasterメソッドが現在UCSを考慮していなかった問題を修正しました。
SR33947 – レイアウトのオブジェクトがMSワードに張り付けられた時、コピークリップが正常に動作していなかった問題を修正しました。
1. MSワードに張り付けられた画像に背景がありませんでした。
2. Bricscadのペーパー空間の背景色が赤に切り替わっており、その後、中身がMSワードに張り付けられていました。
SR34883 – LISP、SDS、BRX: (initget)や(getXXX)により初期化されるプロンプトメニューのキーワード文字列が真の番号の時(整数かダブル)、プロンプトメニューがコマンドラインへ、番号文字列全体ではなく最初の文字のみ送っていた問題を修正しました。
SR34917 – LISPが(vl-sort)のパファーマンスを最適化していました。 LISPが警告を抑制するため、COMデータ変換に対して”long long”から”long”にタイプキャストを追加しました。
SR34938 – リアクター: レイアウトタブを有効にした時、CTABに”sysvarWillChange”イベントが送信されなかった問題を修正しました。
SR34995 – LISP、SDS、BRX: 削除されたブロックテーブルレコード(例: _PURGEコマンドの後)のAcDbBlockBegin/OdDbBlockBeginオブジェクトと使用された時、(entget) / sds_entget() / acedEntGet()が例外を引き起こしていた問題を修正しました。
SR35019 – LISP: 特定のLisp + VB/VBAコードの組み合わせを使用した新規図面が開かれた/作成された場合、”on_doc_load.lsp”をロードする時に問題が発生しないように修正されました。
SR35030 – LISP: (vla-get-plotstylename) resp. (vlax-get-property obj ‘PlotStyleName)が画層オブジェクトに対し、ゴミを返していた問題を修正しました。
SR35068, SR35070、SR35079、SR35085、SR35086、SR3509、SR35115、SR35117 – LISP: シンタックスが(member item NIL)エラーメッセージで却下されてしまっていた問題を修正しました。(V12.2.7で起こっていた問題の再発)
SR35084 – LISP: シンタックスに名前を付ける”xxx:name”シンボルに関連したエラーのフィードバックが改善されました。
SR35116 – LISP: VT_R8とVT_BSTRのSafeArrayに対し、(vlax-safearray-put-element)と(vlax-safearray-fill)によりデータが正しくarrayに配置されなかった問題を修正しました。(V12.2.7で起こっていた問題の再発)。
LISP: 誤った因数の時の (setvar) エラーメッセージが改善されました。
SR34087 – LISP: (getstring) が図形スナップを使用し、望ましくない (entsel) の返り値を戻していた問題を修正しました。
SR34832 – LISP: (vlax-safearray->list) データタイプハンドリングが厳密でなく、あまり使われないデータタイプ (VT_UI1、VT_I1) に対し間違った値を返していた問題を修正しました。
SR34833 – LISP、SDS、BRX: ssget(“_P”) が削除された図形を無視しない問題を修正しました。
SR34915 – BRX: AcEdJig::acquireAngle() が間違ったラバーバンド変動を表示していた問題を修正しました。
SR34917 – LISP: ‘>=’ と ‘=’の比較関数の使用時に、(vl-sort) と (vl-sort-i) の比較関数が間違って動作していた問題を修正しました。
SR34938 – APIs: “layoutSwitched” リアクターイベントが早すぎ、切替え完了前に送られていた問題が修正されました。
SR34942 – LISP: (vla-get-count <collection-object>) と (vla-collection->list <collection-object> が削除されたアイテムを無視しなかった問題を修正しました。
SR34947 – LISP: (vla-delete) が使用していない画層の削除に失敗していた問題を修正しました。
SR34949 – LISP: VLAオブジェクトがリスト内で使用されている時、(vl-bb-set) と (vl-bb-ref) が、”Blackboard” から、もしくは”Blackboard”へVLAオブジェクトを保存、ロードしない問題を修正しました。
SR34960 – .NET: Teigha.DatabaseServices.Line.Angle が間違った結果を返していた問題を修正しました。
SR34978 – COM: 線図形の角度プロパティが、range 0..2PIではなく、常にrange 0..PIとして計算されていた問題を修正しました。(V12.2で起きていた問題の再発)
LISP: (acet-sys-command)のサポートを追加しました。
LISP、SDS、BRX: (nentsel)、(nentselp)と関連したSDS、BRX関数が”_last” キーワードを受け付けてしまう問題が修正されました。
LISP、SDS、BRX: システム変数の変更後、”sysvarWillChange”リアクターイベントの送付が遅すぎる問題が修正されました。
.NET: SetDatabaseDefaults()メソッドは現在のデータベースからデフォルトを適用します。
SR21285 – COM: Utility.GetEntity()が修正され、キーワードを受け入れ、エラーオブジェクトをリセットできるようになりました。
SR26039、SR26040 – Plot API: プロットリアクターのサポートを追加しました。
SR26150 – BRX: オーナーオブジェクトの子オブジェクトが閉じられた後、オーナーオブジェクトを開けず、オーナーオブジェクトの”openステータス”がkForWriteステータスになってしまう問題が修正されました。
SR26568、SR31727 – Plot API: プロットプレビューエンジンのサポートが追加されました。
SR30828 – BRX: ベースクラス関数getOffsetCurves()が、AcDbPolylineとAcDb2dPolylineから生じるカスタム図形に使用可能になりました。
SR31275 – PLOT API: プロットデバイスオーバーライドのサポートが追加されました。
SR31921 – DCS: ズームやパンの操作後にターゲットを変更させないことによるDCSからの/DCSへの変形の問題が修正されました。
SR31984 – .NET: BoundaryRepresentation::BrepEntity::GetPointContainment、BoundaryRepresentation::BrepEntity::GetLineContainment、”Hit”クラスへの実装が追加されました。
SR32322、SR33847 – BRX: ディクショナリーのdeepClone()の問題が修正されました。
SR32341 – コンテキストメニュー: コンテキストメニューのpopエイリアスがアップデートされました。
SR33464 – .NET: RasterImageDef.ActiveFileNameが実装されました。
SR33883 – LISP、BRX: LwPolyLine (スタートとエンドの幅)のdxf40と41グループは、43グループが存在する場合でも無視されなかった問題を修正しました。 これは(entmod)、sds_entmod()、dxfoutに適用されます。
SR33949 – LISP: UCSがX軸に対し180°回転している時、Getpointにより返されるZ座標が0と等しくない問題が修正されました。
SR33965 – COM: ‘AddTable’メソッドにより作成された表がUCSを無視する問題が修正されました。
SR34073 – LISP、SDS、BRX: ESCAPEキーを押しコマンドを終了した時、複数のコマンドがキャンセルのステータスを正常に返さない問題が修正されました。
SR34134 – LISP、SDS、BRX: レイアウトタブによるレイアウトスイッチのコマンドリアクターイベントが”LAYOUT_CONTROL”として送られるようになりました。
SR34135 – UNDO / REDO: サブコマンドイベントがOdEditorReactor / AcEditorReactorベースのリアクターのリアクターイベントとして送られるようになりました。
SR34167 – ATTDIA: スクリプトの実行中、INSERTコマンドがATTDIA = 1を無視しなかった問題を修正しました。
SR34175 – COM: COM経由で外部参照ファイルをデタッチ後、”Pure Virtual Function Call R6025″のエラーメッセージがシャットダウン時に発生していた問題を修正しました。
SR34377 – LISP: 比較関数が(atoi)や(atof)にエラーを引き起こしている時[例:(atoi “abc”)や(atof “xyz”)]、(vl-sort)が失敗し、元の(分類されていない)リストを返していた問題を修正しました。
SR34378 – BRX: AcApDocManager::lockDocument(kAutoWrite): 保留中のドキュメントロックが自動的にリリースされ、関連したUndoレコードが閉じられない問題を修正しました。
SR34417、SR34542 – LISP: (entget)により返されるLWPOLYLINEの210グループコードが、誤って3Dポイントではなく、2Dポイントを保持していた問題を修正しました。
SR34419 – LISP、SDS、BRX: (textbox) / sds_testbox() / acedTextBox()は、宣言ごとにテキスト定義が以下のように扱われなければなりません:
origin = 0,0,0
テキストの回転が0 (垂直テキストに対し270°)
ワールドXY面上
この問題が修正されました。
SR34432 – LISP: (foreach item <list-expression>) の中の <list-expression> が各ループサークルごとに評価されていた問題を修正しました。
SR34439 – LISP: 図形が削除される時、(vlr-acdb-reactor)クライアントに望ましくない”変更”イベントが送付されていた問題を修正しました。
SR34454 – LISP: PStyleMode=1の時、(setvar “CPlotStyle” …)が引数値を変更していた問題を修正しました。
SR34470 – LISP: Lispコードで同名の変数が使用される時、誤ってビルドインLisp関数がNILとしてリセットされる問題が修正されました。
SR34491 – ダブルクリック編集: ダブルクリック編集がビルドイン図形種に対し実装できるようになりました。
SR34554 – BRX: OdDbDatabase::setTEXTSIZE()がリアクターイベントに送付されない問題を修正しました。
SR34609 – LISP: 不変リアクターを使用しているオブジェクトを削除し、図面を保存する時、これらの削除されたオブジェクトに関連したLispリアクターマネージメントの問題により、この図面を開くことができない問題を修正しました。
SR34685 – LISP、SDS、BRX: SELECTコマンドが誤って、空の選択に対しRTNOTEステータスではなく、RTCANステータスを返していた問題を修正しました。 サンプルケース: (command “_select” ss1 “_remove” ss2 “”), ‘ss1’により選択された全図形を’ss2’が削除し、選択が空で残ります(sds_command()とacedCommand()の場合でも同じ)。
SR34696 – LISP: (mapcar ‘command …)の一部のvariantsが失敗していました。 全ての関連項目を修正しました。
SR34721 – メニュー: トータルのメニュー総数を24に制限する代わりに、メニューグループごとのメニュー数が16に制限されました。
SR34780 – LISP、SDS、BRX: (setvar) / sds_setvar() / acedSetVar()は、”テンプレートパス” (やその他約125項目)のBricscadのユーザー定義を変更することに使用できるようになりました。
SR34785 – LISP & DCL: 同じ(action_tile)ハンドラー内で(getXXX)や(entsel)/(nentsel)関数を使用する時、DCLダイアログを閉じようとする時に問題が発生していたのを修正しました。例: (action_tile “key” “(done_dialog 1)(entsel)”). このような場合、LispエンジンはDCLダイアログがまだ開いていると判断し、(getXXX)、(entsel)/(nentsel)がすぐに返していました。

Version 12.1.22    2012/03/15

改良

SR32414, SR21112 – ラスター画像: 容量の大きなJPEG画像も処理できるようになりました。 例えば、10億ピクセルの画像は1GBのメモリー以下で対応できます。
SR33363 – ラスター画像: ECWやMrSID画像の処理速度が大幅に改善し、使用メモリーも減りました。
最近使ったファイルのリスト: デフォルトのNFILELIST値が4から10に増加し、最大値が10から20に増加しました。

修正

ブロック挿入: モデル空間に切り替え後、ユーザー提供図面のブロックが選択できず、ズームした際に消失してしまっていた問題を修正しました。 これはV12.1.20で、パンする時間差が減少して以来の問題の再発でした。
SR30662, SR32455 – フィールド: 十進数フィールド値のフォーマット (lispvar、sysvar、objpropフィールド) を修正しました。
SR32884 – ハッチング: 自動調整ハッチングを含む図面を挿入後、このハッチングが損傷してしまっていた問題を修正しました。
SR33424 – ローカライゼーション: 日本語版でPRINTコマンドが動作しなかった問題を修正しました。
SR33535 – 再描画: ユーザー提供図面の画層をフリーズ解除後、捕捉されない例外により、解除が中断されていた問題を修正しました。
SR33751 – OLE: OLEオブジェクトのEXCELファイルをダブルクリックで編集するときの問題を修正しました。
SR33869 – 拘束: 破損したassocNetworkオブジェクトを含む図面が表示できなかった問題を修正しました。
SR33880 – 表示: 小さなTTFフォント (例えば、文字高さが0.09 (Linux上)、もしくは0.05 (Windows上)のArial) がOpenGl表示を使用した際に不十分にしか表示できなかった問題を修正しました。
SR33939 – 拘束: 拘束を削除するため、右クリックを使用後、クラッシュが発生していた問題を修正しました。
SR33990 – ローカリゼーション: プロパティパネルの表セル文字位置合わせのラベル文字列が翻訳できなかった問題を修正しました。
SR33992 – フィレット/面取り: ほぼ同一平面上の2つの線分について失敗していた問題を修正しました (1.0e-8のような小さな誤差で)。
SR33995 – 極スナップ: 現在スナップモードを一時的に修正するコマンド実行後、極スナップ状態が失われていた問題を修正しました。
SR34038 – 公差: 間違った線の太さが公差図形に適用されていた問題が修正されました。 現在は、 LwByBlockが線分に使用されている間、LWDEFAULTはテキストやシンボルに適用されます。
SR34042 – 外部参照/バインド: マルチラインスタイル名が有効でない図面が作成されていた問題を修正しました (このような図面はAutoCADでクラッシュします)。
SR34051 – コピークリップ: アクティブビューポートからコピークリップ後、ビューポートがずれて描画されていた問題が修正されました。 これはWMFのエクスポート解像度が増加したV12.1.20で発生していました。

アプリケーション開発

SR30608, SR32475 – BRX: AcDbRegion::createFromCurves() が正常に機能していなかった問題を修正しました。
SR31921 – BRX: DCSへの、もしくはDCSからのacedTrans()変換が修正されました。

Version 12.1.20   2012/03/12

新規

新しい設定のイメージ書き出し尺度(PictureExportScale)で、イメージ形式(WMF、EMF、BMP)の書き出しで使用するビューサイズに尺度を指定できるようになりました。 すなわち、解像度のコントロールが可能になりました。 設定は以下の操作に適用: EXPORT、WMFOUT、COPYCLIP、CUTCLIP、AcadDocument.Export (COMメソッド)。

改良

SR33900 – 画面移動: バッファードパンを使用したときの画面移動開始を速くしました。
モデリング: 処理の最適化により、パフォーマンスが10%改善しました。
SR31087 – プロパティーバー: 誤解を避けるため、読み取り専用のプロパティーにはフォーカスがあたらないようにしました。
SR32798 – ポリライン編集: 結合オプションで追加セグメント数を表示するようにしました。
SR32907 – 寸法: 寸法位置指定時、”0″を入力すると寸法補助線を省略する機能を追加しました。
SR33363 – ラスターイメージ: 以下のイメージ形式の処理で圧縮方法の改善により、メモリ消費量を大きく減少(標準で10倍)させました: BMP、JPG、PCX、PNG、GIF、TGA、TIF。
SR33557 – 表: プロパティーパネルに、セルプロパティーの幅、高さ、角度、コンテンツ、位置合わせを追加しました。

修正

選択: ローカライズバージョンで選択メカニズムがおかしくなっていた問題を修正しました。
SR33671 – 寸法: 寸法スタイル設定のDIMCLRD、DIMCLRE、DIMCLRTが正常に機能しなかった問題を修正しました (V12.1.6.での不具合再発)。
SR33945 – パース: ユーザー提供図面のパースモードで隠れ線の計算に失敗していた問題を修正しました。
パースビュー: 一定に保つべきグリップサイズがビューパラメーターにより変化していた問題を修正しました。
ラスター画像: 実際の表示位置から半ピクセルずれてレンダリングされていた問題を修正しました。
TXTEXP: 1つの頂点のみで不正なポリラインが作成できていた問題を修正しました。
SR16484, SR33782 – バインド: 外部参照バインドコマンドが図面順序を無視していた問題を修正しました。
SR24454 – ハッチング: 入れ子ループのハッチングについて、エリア計算が正確でなかった問題を修正しました。
SR28870 – コマンドライン: コマンドライン上の相対パスの使用 (例 ../mydrawing.dwg) がサポートされておらず、図面ロードの操作が失敗していた問題が修正されました。
SR30889 – グリップ: コンテキストメニューを開いた後、グリップが選択された図形に表示されなかった問題を修正しました。
SR30951 – 拘束: 不正なモデルの寸法拘束値の編集時にクラッシュが発生していた問題を修正しました。
SR31040, SR31470 – ソリッド編集: ボディ -> 分離がカレント画層でなく、デフォルト画層に配置されていた問題を修正しました。
SR31227 – 印刷: 実線でない印刷スタイルで正しい尺度が適用されず、線の太さが0から1.25の範囲では実線のように見えていた問題を修正しました。
SR31298 – 寸法角度: DIMASSOC = 0の時、寸法線位置を入力後、寸法テキスト位置のプロンプトが表示されなかった問題を修正しました。
SR31451 – 極スナップ: TEXTコマンドが、文字高さや回転の入力中に極スナップをサポートしなかった問題を修正しました。
SR31580 – 印刷: 隠線レンダリングモードで線の太さがサポートされました。
SR32092 – ハッチング: 境界が端点に小さなギャップのある楕円弧やスプラインを含む時、境界検知に失敗していた問題を修正しました。
SR32143 – ラスター画像: 容量の大きな画像を含む図面が、全て、もしくは一部のみ印刷できなかった問題を修正しました。
SR32417 – 画層状態: 画層表示が適切に復元されなかった問題を修正しました。
SR32606 – パース: 隠線シェードモードで、望ましくないニアクリッププレーンが発生していた問題を修正しました。
SR32715 – ビューポート: 新規レイアウトで自動作成されたビューポートの大きさが、印刷可能エリアの0.8倍に適用されていた問題を修正しました。
SR32891 – ページ設定 / 印刷ダイアログ: 印刷尺度のカスタムの表示と図面の単位の数値の扱いの問題を修正しました。 比率が同じときのみ”カスタム”が維持されるべきです。
SR32923 – 印刷: コンピューターにプリンターがインストールされる前に印刷関連オプションを実行することにより、プログラムが不安定になっていた問題を修正しました。
SR32932 – 引き出し線: スケール尺度が1以外のビューポートに引き出し線があり、DIMSCALE = 0の場合、引き出し線の矢印が誤ってスケールされていた問題を修正しました。
SR33063 – ラスター画像: 背景色により、望ましくないフレームのような境界が、エイリアシング防止の副作用として画像の周りに表示されていた問題を修正しました。
SR33125 – 半径寸法と直径寸法: DIMTIX = ON でDIMUPT = OFFの時、
もしDIMTMOVE = 0であれば、寸法テキストを置く指示がなくなり、
DIMTMOVE > 0の時は寸法テキストも寸法線も置く指示がなくなりました。
SR33128, SR33245, SR33480 – 拘束: 不正な拘束データを含む図面をロードする時、クラッシュが発生していた問題を修正しました。
SR33205 – ポリライン編集: フィットオプションの使用後、線種モードがオフに切り替わっていた問題を修正しました。
SR33393 – 外部参照を閉じる/保存: リクエストに付随する外部参照に失敗していた問題を修正しました。
SR33398 – 斜めテキスト テキスト:テキストに対し、275°の角度を適用した時、誤って表示される問題が修正されました。
SR33424 – 印刷: PRINTコマンドの翻訳が無いローカライズ版で、PRINTコマンドの実行が不可能でなかった問題が修正されました。
SR33552 – ファイルオープンダイアログ: プレビュービットマップを含まない図面をダブルクリックした時、プレビュー作成が失敗する間、クラッシュが発生していた問題が修正されました。
SR33566 – 外部参照編集: 外部参照が入れ子のブロックを多く含む(5000超)ブロックを編集する時、クラッシュが起こっていた問題を修正しました。
SR33592 – ポリライン編集: “ポリラインに変換しますか?”というプロンプトに’いいえ’を返した時、例外エラーが発生していた問題を修正しました。
SR33593 – ポリライン編集: 円のポリライン変換が閉じたポリラインを作成しなかった問題を修正しました。
SR33594 – ページ設定: 図面に含まれる間違ったインデックスに関わらず、図面がロードされ、モデルレイアウトタブが最初のポジションに表示されている間、不正なページ設定図形データが修正されるようになりました。
SR33609 – ポリライン結合オプション: 何も選択されていない時、前回のプロンプトが再表示されるようになりました。
SR33622 – 表示スタイルのローカライゼーション:
ローカライズバージョンで、
選択された表示スタイルの’現在ビューポートへの適用’が、所定の表示スタイルで動作しなかった問題を修正
‘現在’欄をクリックし、所定の表示スタイルの’現在’の設定に失敗していた問題を修正しました。
図面間で所定の表示スタイルのコピー、ペーストに失敗していた問題を修正しました。
SR33644 – 画層エクスプローラー: 最初に新規画層を追加する時、フォーカスが新規画層名に設定されない問題を修正しました。
SR33732, SR33756 – パージ: PURGE/ALLが”ACAD”登録アプリケーションを削除し、2007以前のDXF/DWGフォーマットで図面保存できなくしていた問題を修正しました。Also avoided purging of standard styles.

アプリケーション開発

SR33960 – LISP SDS BRX: xdsize関数の不正確な計算を修正しました。
SR33957 – LISP SDS BRX : (entdel) / sds_entdel関数 / acedEntDel関数は、現在画層、線種、ucs、テキストスタイル、寸法スタイルなどの”現在” や “アクティブ”テーブル項目の図形名を消去しないように修正されました。
SR33961 – LISP: Lisp “BlackBoard”の ダブル値の精度は6桁に限られていましたが、現在12桁になりました。
SR33956 – LISP: メッセージ (ai_ssget) の誤植を修正しました。
SR25925 – LISP: 削除されたレイアウト上に存在している削除されていない図形がハイライトされている/ハイライトされていない時、フェイタルエラーが発生していた問題を修正しました。
SR26146 – BRX: 編集リアクターの”modelessOperationWillStart”と”modelessOperationEnded”イベントが実装されました。
SR26308 – LISP: ESCAPEキーが繰り返し使用された時 (例. メッセージボックスのキャンセルやユーザーインプット上など)、保留中のESCAPEキーイベントが誤って動作中のLispコードをキャンセルしていた問題を修正しました。
SR26715 – COM: method .AddLeader関数が正しく関連していない引き出し線やマルチテキストを作成し、間違った引き出し線や表示をしていた問題を修正しました。
SR30268, SR33179, SR33077, SR33446, SR33676 – COM: IAcadUtility::GetEntity関数が空入力で返す時、アプリケーションが操作不能になっていた問題を修正しました。
SR32322, SR33847 – クローニング: オブジェクトリレーションのDeepCloneについて、kDcInsertイベントへの対応が不完全でデータベースエラーを引き起こしていた問題を修正しました。
SR32399 – LISP DCL: Lisp DCLダイアログカウンタのout-of-sync条件がユーザー入力ファンクションの動作に支障を与えていた問題を修正しました。
SR32946 – .NET: method void Database.Wblock(Database、ObjectIdCollection、Point3d、DuplicateRecordCloning) が実装されました。
SR33106 – プロパティパネル: IDynamicPropertyが修正されました。
SR33122 – LISP, COM : (vlax-get/put-property)、(vlax-invoke-method)、(vla-get/put-)、(vla-)についてエラー報告が向上しました 。トラブル対応を簡単にするため、COMサーバーは現在、人間が読めるエラー記述の表示に使用されます。
SR33273 – XREF: 巨大なZ軸 (1e+29) のため、3D図形が外部参照時に表示されない問題が修正されました。
SR33351 – BRX: ACRX_CMD_NOHISTORYフラッグで登録されたコマンドがコマンド履歴に追加されていた問題が修正されました。
SR33354 – BRX : 点、線、ポリラインなどのビルドインネイティブ図形から直接生成されるカスタム図形上で、getOsnapPoints関数がコールされない問題が修正されました。
SR33411 – COM: 回転したUCSで、CAcadBlock::AddText関数が間違った回転文字を作成していた問題を修正しました。
SR33486 – SDS/BRX: acrxEntryPoint(kLoadDwgMsg)コールの送付が早すぎたため (dwgドキュメントが完全に初期化される前に)、SDS + BRX APIのコールが失敗していた問題が修正されました。
SR33509 – LISP DCL: タイルキーが誤って大文字・小文字を区別していなかった問題が修正されました。
SR33543 – LASTPOINT: FROMコマンド変更子のベースポイントオプションがLASTPOINT sysvarをアップデートしなかった問題が修正されました。 これは[Ac|Od]EdJig::acquirePoint(point)が間違ったベースポイントで動作していたため発生していました。
SR33545 – CMDECHO: 一部のコマンドラインメッセージがCMDECHO = 0の時、抑制されなかった問題を修正しました。
SR33551 – 開発: flyoversnap.dllの開放時のメッセージポップアップの問題を修正しました。
SR33571 – LISP: (getvar “_pkser”)は現在、Lispアプリケーションのソフトウェアライセンス使用の向上のため、Bricscadのライセンスキーを戻します。
SR33578 – BRX: AcDbBlockTableRecord::assumeOwnershipOf関数のクラッシュやグラフィックアップデートの問題が修正されました。
SR33653 – グリップ編集: カスタム図形のグリップ編集後、1011 Xデータが無くなる、もしくは正しくなくなっていた問題が修正されました。
SR33745 – COM: ブロックコレクションに新規ブロックが追加され、特定の名前を持つブロックがすでに存在していた時、既存のブロック定義が削除、置換されなかった問題が修正されました。
SR33750 – 連携寸法: 最も近いスナップポイントから垂線スナップで作図した平行寸法の問題を修正しました。 (V12で再発)
SR33824 – LISPリアクター: vlr-editor-reactorについて以下のイベントを実装しました
:vlr-beginClose
:vlr-beginDxfIn
:vlr-abortDxfIn
:vlr-dxfInComplete
:vlr-beginDxfOut
:vlr-abortDxfOut
:vlr-dxfOutComplete
:vlr-databaseToBeDestroyed
:vlr-lispEnded
:vlr-lispCancelled
SR33849 – インプットポイントモニター: インプットポイントモニターの削除後、ヘルプ表示がされないことがあった問題を修正しました。
SR33852 – コンテキストメニュー: コンテキストメニュー項目のチェック、アンチェック後にクラッシュが発生していた問題を修正しました。
SR33861 – LISP: 0x0文字を含むファイルの文字列を読み込む問題を修正しました。 (vl-string->list)の同様の問題も修正されました。

Version 12.1.15   2012/02/10

改良

ダイレクトモデリング: Shift+Tabで、参照可能な面の一覧中の前のダイナミック寸法へ切り替えることができるようになりました。
パフォーマンス: 破線の3Dポリラインの生成時間が40% 短縮されました。
レンダリング: 旧’高解像度表示へ切替’がレンダリングダイアログから切り離されました: レンダリング表示モードへの切替は VISUALSTYLES コマンドを使用してください。
SR29310 – 名前削除: 以下のコマンドオプションが導入されました:
登録アプリ
マテリアル
マルチラインスタイル
印刷スタイル
表スタイル
表示スタイル。
SR32983 – 拘束: カーソルが拘束を持つ要素の上にきたとき、青い拘束グリフが表示されるようになりました。

修正

ローカライゼーション: 各国語版で、コマンドがアクティブのとき F1キーを押しても該当ヘルプが表示されなかった問題を修正しました。
ローカライゼーション: ‘選択’プロンプトの’フェンス’オプションがプロンプトメニューの異なった翻訳があっても”Fence”しか有効でなかった問題を修正しました。
SR28419 – 座標フィルター: 入力時、ドラッグ移動されている要素には座標フィルター(.x, .y, .z)が適用されなかった問題を修正しました。
SR28800 – 外部参照編集: 相互に依存した外部参照を編集しようとしたときクラッシュすることがあった問題を修正しました。
SR28884, SR32992 – パスワード保護: Windows上でダブルクリック、あるいは、ドラッグ&ドロップでは、パスワード保護された図面を開けなかった問題を修正しました。
SR30569 – 押し出し: 複数図形でグループ化されている図形をパスとして、円を押し出しすることができなかった問題を修正しました。
SR31253 – (外部参照)XREFと-XREF: 親子関係を持つ全ての外部参照が見つからなかったとき、入れ子の外部参照をデタッチできなかった問題を修正しました。
SR31470 – 分解: 3Dソリッドを分解後の結果の図形が正しい位置に作成されないことがあった問題を修正しました。
SR32138, SR32444 – 保存: R14形式で図面を保存すると、ペーパー空間ビューポートのビューパラメータが失われてしまっていた問題を修正しました。
SR32524 – テキスト: 縦横が違う尺度のとき、傾いた角度のテキストの文字高さと幅が正しくならないことがあった問題を修正しました。
SR32603 – カーソル: パースモードで、クロスヘアーカーソルの画面位置が正しく更新されないことがあった問題を修正しました。
SR32715 – ビューポート: 新しいペーパー空間のレイアウトを作成したときのデフォルトの印刷領域サイズが 0.8倍になってしまっていた問題を修正しました。
SR32767, SR33506 – ローカライゼーション: 切断面設定のエクスプローラやプロパティバーのいくつかの文字列が翻訳できなかった問題を修正しました。
SR32784 – 寸法: コピー後、注釈寸法位置が変わらなかった問題を修正しました。
SR32824 – 拘束: UNDOの後でグリップ編集したとき、点と線分の一致拘束が変な回転を引き起こすことがあった問題を修正しました。
SR32927 – トリム: カットエッジが曲線で交差した境界のポイントでのトリムが失敗することがあった問題を修正しました。
SR32981 – 拘束:
1. グリフをリセットしたとき、再描画しないと表示が変わらなかった問題を修正しました。
2. 図形を選択せず Enterを押すと、リセット/非表示/表示の”全てを選択”オプションが表示されていました。 “ENTERを押すと全て選択”オプションは無し: “全てを選択”オプションのみ有効としました。
SR33133 – ミラー: 縦書きのテキストが正しくミラーされなかった問題を修正しました。
SR33159 – 図面エクスプローラ: レイアウトの編集やページ設定編集の後、図面エクスプローラ内から起動できるコマンドを実行させると – 例:’UCS’ – 図面エクスプローラが再度開かれてしまうことがあった問題を修正しました。
SR33189 – ストレッチ: ユーザー提供図面に含まれるポリラインた属性定義をストレッチすると”不正な図形タイプ”アプリケーションエラーが発生していた問題を修正しました。
SR33192 – ローカライゼーション: 面取りコマンドのオプション’Directional’が翻訳可能にしました。
SR33275 – テキスト: 半角スペースの形状について、テキストスタイルに設定されているビッグフォントでなく、メインフォントが使用されてしまっていた問題を修正しました。
SR33311 – レンダリング: ビューポートへのレンダリング時、レンダリングイメージがすぐ、レンダリング無しの表示に変わってしまっていた問題を修正しました。
SR33449 – ファイルをw開く: ユーザー提供を図面を開こうとするとフェータルエラーが発生していた問題を修正しました。 これはDXFプロキシのロードに失敗するフィールドリストが原因でした。

アプリケーション開発

COM, LISP: IAcadDocument::get_WindowTitle() がwindow titleでなく、空文字列を返していた問題を修正しました。
LISP: 存在している画層状態のリストを返す (vl-layerstates-list)ファンクションを追加しました。
SR29581 – OPM: プロパティ管理図形選択ボックスが図形タイプ名でなく、DXF名を表示していた問題を修正しました。
SR30490, SR32322: SDS, BRX, LISP, COM: PASTE と PASTEORIG コマンドがARX互換の内部実装となり、::beginInsert()、::otherInsert()、::endInsert()イベントを正しくキックできるようになりました; この修正前は、これらのイベントはキックされませんでした。
SR30609 – HLR: リニアな面を持つポリフェースメッシュをHLRエンジンへ引き渡すとエラーになっていた問題を修正しました。
SR30884 – 表示: ビュープロパティのUNDOやREDOの後、その図形のビュープロパティのいくつかは無効化できなくなっていた問題を修正しました。 また、Lispコマンド(setview)や前のビュー(DDVPOINT/VIEW)からの後の無効化の問題も修正しました。
SR30885 – シェードモードの隠線: シェルの画層を表示にした後、シェルのエッジが表示されなくなっていた問題を修正しました。
SR30887 – スナップ: getOsnapPoints()がアパーチャボックスで指示された図形の各GsMarkerを呼んでいなかったので、図形スナップがカスタム図形に対して正しく動作していなかった問題を修正しました。
SR31013, SR33407 – PASTE: PASTEコマンドが誤って直交モードに影響されていた問題を修正しました。
SR31181 – HLR: 大きなモデルにおける HLRエンジンのパフォーマンスを改善しました。
SR31411 – ハッチング: implemented OdDbHatchへのintersectWith と boundingBoxIntersectWith が実装されました。
SR32048 – BRX: 高解像度なシェードモードのモデルで、AcGiCommonDraw::isDragging()が必ず’false’を返していた問題を修正しました。
SR32497 – モデリング: 3Dソリッド getSlice() がスライス面がソリッドの面と一致したとき、正しく動作しなかった問題を修正しました。
SR32665, SR32838, SR33240 – LISP: (vlax-get-acad-object)オブジェクトが(vlax-release-object)へ引き渡されたとき、BricscadアプリケーションのメインのLisp COMオブジェクトが誤ってNULLにセットされ、(vlax-release-object)が再び使用されたときエラーを引き起こし、同じインスタンス(NULLにセット)を返していた問題を修正しました。
SR32850 – LISP: (atoms-family 1 refList)シンタックス: Lispのシンボル名文字列が必ずしも大文字でリストされなかった問題を修正しました。
SR32925 – LISP, SDS: 円から他の図形への接線が正しく動作しないことがあった問題を修正しました。
SR32976 – PEDIT: ポリラインの頂点を削除したとき、コマンド終了まで削除されたセグメントが表示されていた問題を修正しました。
SR32993 – 寸法: 平行、回転寸法図形の斜角の計算の問題を修正しました。
SR33015 – SPHERE と AI_SPHERE: プロンプトメニューで”中心”オプションをクリックすると例外エラーを引き起こすことがあった問題を修正しました。
SR33067 – COM, LISP: IAcadUtilityオブジェクトへの IsUrl() と GetRemoteFile() メソッドを実装し、(vla-isremotefile)の返送ステータスを修正しました。

SR33072 – OPM: 図形が無くて、編集フィールドとして表示されていたコンボボックスの問題を修正しました。
SR33106 – OPM: インスタンスプロパティの状態変更のp問題を修正しました。
SR33130 – LISP: getファンクションの追加 + COM経由でのPdfOutputプロパティ設定:
(vla-get-zoomtoextents), (vla-put-zoomtoextents)
(vla-get-papersizeoverride), (vla-put-papersizeoverride)
(vla-get-shxtextasgeometry), (vla-put-shxtextasgeometry)
(vla-get-simplegeomoptimization), (vla-put-simplegeomoptimization)
(vla-get-ttftextasgeometry), (vla-put-ttftextasgeometry)
(vla-get-embeddedttf), (vla-put-embeddedttf)
(vla-get-layerssetting), (vla-put-layerssetting)
(vla-get-layoutstoexport), (vla-put-layoutstoexport)
(vla-get-paperheight), (vla-put-paperheight)
(vla-get-paperwidth), (vla-put-paperwidth)
(vla-get-useplotstyles), (vla-put-useplotstyles)
SR33186 – LISP, BRX: acedRetList()によって Lispエンジンに返されていた 例外的な DottedPair resbufリストの誤ったハンドリングを修正しました。 例: acedRetList(RTLONG val, RTDOTE, RTSTR str) の結果が (val) であるべきが (val . str) になっていました
SR33246 , SR33515 – ユーザーアクセス権限: administrator権限の無いユーザーがBricscadを起動したときのエラーメッセージが省略されていました。
SR33420 – LISP, BRX: ダイナミックブロックの’GetPropertyValue’へのCOMアクセスの問題を修正しました。
SR33420 – LISP: Variants や SafeArrayのような図形に対して、(vlax-get)ファンクションが再帰的に”explode”できなかった問題を修正しました。

Version 12.1.13   2012/01/19

改良

レンダリング: RedWay3DレンダリングエンジンをV3にバージョンアップし、エラーのレポート内容を改善しました。
図面エクスプローラからのブロック挿入: ブロックはデフォルトのオプション(尺度や回転オプションは無し)で直ちに挿入されるようになりました。
SR21970, SR22489: プロパティーパネル – プロパティーパネルバーに挿入図形の追加パラメータ(列、列間隔、行、行間隔)が追加されました。
SR32337, SR32376, SR32759, SR31732 – マルチテキストエディタ: マルチテキストの高さをコントロールするプロパティが追加されました。
図面エクスプローラ: 図面エクスプローラダイアログ内の新しい文字スタイルには arial.ttfがセットされるようになりました。

修正

SR25997 – PDF: スプラインのPDFへの書き出しに関する問題を修正しました。
SR33215, 33218, 33230, 33231 – プロパティーバー: イメージのプロパティーが一部しか表示されなかった問題を修正しました。
この問題は、V12.1.12でカスタムオブジェクトのプロパティを処理できるようにしたとき、イメージのプロパティー表示に影響していました。
SR33233 – 画層エクスプローラ: 画層の色を次々に変更したとき、前に選択した画層の色も変更されてしまうことがあった問題を修正しました。(12.1.12で発生した問題)
SR25997: PDF書き出し – 用紙サイズの上書き”のチェックボックス(‘PDF書き出しオプション’で)がオフのとき、常にA4サイズが使用されていました。 それを用紙サイズはレイアウト設定から取得するよう修正しました。
SR29313: ANGBASE != 0 のとき、Z軸についてのUCSの回転の問題を修正しました。
SR29540 印刷 :TEXTFILLがオフのとき、TTF文字が印刷されなかった問題を修正しました。
SR30445: PDF書き出し – 書き出されたPDF内の文字情報がまとめられてしまっており、検索できませんでした。 すなわち、ノートパッドへコピー/貼り付けできるようになりました。
SR30446: PDF書き出し – SHXフォント使用時、日本語文字(MBCS)が一部しか表示されないことがあった問題を修正しました。
SR31009: 2D拘束 – 円弧の中点で2D拘束を作成したときの問題を修正しました。
SR31037 ブロック定義ダイアログで、ブロック名やファイル名が長すぎたときの問題を修正しました。
SR31061: ブロック情報に余計な(誤った)DXF332フィールドを持つ図面の依存関係を表示するとクラッシュした問題を修正しました。 :
SR31063: Bricscadにおいて、アドインレジスト情報がまだ HKEY_CURRENT_USER に無いときは、HKEY_LOCAL_MACHINE からコピーできるようになりました。 これにより、アドインデベロッパーは、オールユーザーが使用できるようにするため、VBアドインを HKCU\Software\Bricsys\Bricscad\V12\en_US\Addins でなく、HKLM\Software\Bricsys\Bricscad\V12\en_US\Addins に登録するようインストーラに記載できます。 もし、ユーザーがロード解除しても、この情報は HKCU に保存されており、他のユーザーのロード状況に影響を与えることはありません。
SR31181: Bricscadシャットダウン時にタスクが残ることがあった問題を修正しました。
SR31291: 属性書き出し – オーバーフローしたフィールドを持つ属性の属性書き出しの問題を修正しました。
SR31748, SR32691: トリム – 構築線や閉じたポリラインに対してトリムしたとき、カットエッジがポリラインの最初の頂点を交差したときの問題を修正しました。
SR32006: 2D拘束: プロパティバーで寸法拘束の値を編集できるようになりました。
SR32005 拘束: 寸法拘束のエディットボックスでDIMLUNITの設定(例えば、建築図面表記で ft’等)に対応する計測値を表示するようになりました。
SR32495: 表示 – 線の太さ表示がラインの傾きを配慮して変化するようになりました。
SR32539: (日本語)MBCS文字の表示: メインフォントに該当文字が無いとき、誤ってビッグフォントが使用されていました。 デフォルトの’?’を表示するよう修正しました。
SR32571: CUI – MNUからCUIファイルを生成するときの問題を修正: CUIファイルへの部分メニューファイル追加時の問題
SR32580: _BHATCHコマンドがユーザーハッチングパターンの角度を無視していた問題を修正しました。
SR32673: 2D拘束 – ユーザーは、モデル空間 +/ ペーパー空間で拘束を追加でき、アクティブレイアウトだけでグリフが表示されるようになりました。
SR32777:文字位置 – 2バイトのSHX文字におけるグリフ境界計算で接頭と後尾の空白を無視しており、日本語の表示位置がずれていた問題を修正しました。
SR32797: マルチテキストエディタダイアログの背景マスクの問題を修正しました。
SR32882: フィールドダイアログ: 寸法図形のプロパティフィールド表示を”連携”でなく、”連携ハッチング”と表示するようにしました。
SR32919: 図面がいくつかのペーパー空間のビューポートで様々なシェードモードを持つとき、マルチテキストエディタで編集したマルチテキストが表示されなくなくなることがあった問題を修正しました。
SR32833: 2D拘束 – スプラインで自動拘束が動作しなかった問題を修正しました。
SR33000: 2D拘束 – プロパティバーで図形を変更したとき、2D拘束が自動的に更新されないことがあった問題を修正しました。
SR33002: 属性編集において、AltGR+z(Ctrl+Alt+z)がUNDOで中断されていた問題(ポーランドのような一部の国のキーシーケンスで発生)を修正しました。
SR33038: マルチテキスト – マルチテキストエディタで複数の段落を持つマルチテキストを開くとクラッシュすることがあった問題を修正しました。
SR33081: ブロック入力 – ブロック入力コマンドがDXFファイル名を受け入れなかった問題を修正しました。 例: (command “_insert” “c:/symbol.dxf” “0,0” 1 1 0)。 V12.1.9で発生していました。
SR33047: V12.1.5から、ファイルを開くダイアログの右側の欄が翻訳できなくなっていました。 この問題は修正されました。

アプリケーション開発

SR25797 SR26675 SR25886: API(Lisp/SDS/BRX) – ssGet()ファンクションの”:E”モードがサポートされました。
SR28146 – LISP: entmakeの動作変更: entmake が名前でパターンをロードしても、entmakeに渡されたパターン定義は無視します。
SR28731: API(Lisp/SDS/BRX) – ssGet()の”:L”オプション((ssget “:L”)や(ssget “:L:S”)のように使用)をサポートしました; :L は選択図形からロック画層の図形を除外します。
SR28731 SR32782 API(Lisp/SDS/BRX) : ssGet()の”.”オプション(“+.:S”のように使用)をサポートしました。
SR32508 _ DCL: 初期値や幅を持たないテキストコンポーネントが同じ行に存在したときの問題を修正しました。 set_tileがそのようなテキストコンポーネントの値の変更に使用されても期待する動作になりませんでした。 この問題は、set_tileで指定された値では狭すぎるとき、対象の行を調整するよう修正しました。
SR32553: COM – リージョンのCOMクエリーファンクションを修正 – プロパティーファンクション”Centroid”、”MomentOfInertia”、”PrincipalDirections”、”PrincipalMoments”、”ProductOfInertia”、”RadiiOfGyration”が失敗し、時々、エラーステータスを返すことがありました。
SR32554: COM – COMでBricscadを起動したときの問題を修正 – Bricscadの複数セッションを起動できず、1セッションしか起動できませんでした。
SR32850 – LISP : (atoms-family)の2つの問題を修正 – 時々、無関係のスコープのローカル変数がレポートされ、(atoms-family 1 items)を使用したプログラムが、結果リストに含まれるシンボル”items” から一時的に重複図形を作成することがありました。

Version 12.1.11   2011/12/28

新機能

レイアウトタブの再配置のため、ドラッグ&ドロップが実装されました。 ステータスバーの中のレイアウト名のソート順が修正されました。

改良

SR31592 – ファイルダイアログ: ファイルダイアログの左側にある配置バーの5つのアイコン全てが、設定ダイアログからカスタマイズできるようになりました(ファイルダイアログ->配置バー)。これらの内の4つは所定のオプションとの組み合わせから選択でき、5番目のものは以前と同じようにDRAWINGPATH設定から初期化されます。
SR31723 – パフォーマンス: ACISソリッド面の再作図、及びドラッグする時間が大幅に短くなりました。
DIAGNOSTICS: “allocations.txt”というファイルの中で、REDSDKINFOコマンドがRedSdkメモリー使用をダンプするかどうか管理できるよう、QAFLAG bitが追加されました。

修正

SR32939 レイアウト タブ – “モデル”タブが翻訳されたバージョンでは、”モデル”をクリックしても動作しなかった問題を修正しました。
SR32940: SECIONPLANESETTINGS(切断面設定) – 文字列を翻訳可能にしました。
SR32940, 部分削除 – コマンドプロンプトの間違いを修正しました。
拘束バー: ツールバー上の十字架をクリックし拘束グリフバーが非表示にされている時、パンやズームの操作後、不必要に拘束グリフバーが再現していた問題を修正しました。
新規図面: 図面が開かれている状態でNEWWIZで新規図面を作成し、その直後にスクロールズームを実行した場合に、ズームが以前の図面に対して適用される問題を修正しました。
SR20785 – ミラーテキスト: MIRRTEXTがオフにされていたため、縦書きの文字が正しくミラーされなかった問題を修正しました。
SR24388 – CUI: タブ位置の修正が、MNUからCUIへの自動変換に適用されました。
SR29391 – マルチテキスト: shxフォントの先頭にある空白の処理の違いにより生じていた行の折り返しに関する非互換性の問題を修正しました。
SR29507 – 属性: グリップ編集を使用し、ブロックグリップと属性グリップが一致している時、移動距離が属性に対して二度適用されていた問題を修正しました。
SR30444 – PDFエクスポート: 縦書き形式を使用し作成されたテキスト文字が、間違った場所に配置される問題を修正しました。
SR30948 – ステータスバー: Lisp実行時(一時停止)に、ステータスバーラベルをクリックしてシステム変数のステータス変更ができなかった問題を修正しました。
SR30964 – GCSMOOTH: 曲線が選択できませんでした。 グリフが表示されませんでした。
SR31962 – ORTHOMODE: Z軸に対してスナップできなかった問題が修正されました。
与えられた点をスナップしていた軸に従い、Orthomodeが変更されなかった間、ステータスバー座標が表示されます。
POLARがオンの間、ORTHOはオフにされており、ORTHOがオンの間、POLARはオフにされていました。
SR31470, SR32628 – ソリッド編集: SEPARATEオプションを使用後、最初のACIS図形が失われていた問題を修正しました。
SR31713 – X-ソリッド: ソリッドの編集時にクラッシュしていた問題を修正しました。
SR31826 – 表示: “未知のエラーにより、スクリーンアップデートは中断しました”というメッセージと共に起こっていた、ユーザー提供のポリフェースメッシュの問題を修正しました。
SR31926, SR32525, SR32544, SR32656 – スプライン: スプラインの保存、もしくは貼り付け操作後に、接線の始点と終点が不必要に修正されていた問題を修正しました。
SR32194 – 寸法: ペーパー空間に寸法を描いた場合、モデル空間のスナップポイントがペーパー空間よりも優先されない問題を修正しました。
SR32367 – 貼り付け: 回転したUCSと共にモデル空間からコピーされた図形が、ペーパー空間に貼り付けされた場合に正しく表示されなかった問題を修正しました。
SR32374 – 引き出し線: 引き出し線の付いた図形の注釈補正が導入されました。
SR32514 – 表示: 注釈が付けられる属性を持っている、注釈が付けられないブロック参照が表示されなかった問題を修正しました。
SR32560 – ローカライゼーション: VIEW LISTコマンド、モデル/レイアウトタブ、ペーパー空間のステータスバーのウィンドウ枠の右クリックメニュー”Model”は翻訳できませんでした。
SR32649 – 地理的位置: “ユーゴスラビアのベオグラード”から”セルビアのベオグラード”に位置に関する文字列が変更されました。
SR32653 – クワッド: クワッドステータスバーのパネルのアップデート中に散発的にクラッシュが起こっていた問題を修正しました。
SR32663 – ハッチング: ハッチングダイアログの継承プロパティが角度、色、 レイアウトプロパティをコピーできなかった問題を修正しました。
SR32752 – 印刷: 印刷が割り付けられていないポートへ設定されていた場合、プロット設定編集のファイル出力設定が無視され、出力がシステムポートへ送られていた問題を修正しました。
SR32767 – ローカライゼーション: 図面エクスプローラーの切断面の設定プロパティグリッドで翻訳できない文字列があった問題を修正しました。
SR32791 – ローカライゼーション: 図面エクスプローラーや外部参照に関連した文字列、”Attach”や”Overlay”が翻訳できなかった問題を修正しました。

アプリケーション開発

SR23712 – LISP/SDS/BRX: ユーザーが相対座標入力したとき、sds_draggen が正しいポイントを返さなかった問題を修正しました。
SR26389 – BRX, COM: プロパティ管理のグループ化が実装されました。
SR31156 – BRX: HlrApiの円、楕円の処理が改善されました。
SR31423 – LISP: 画層状態管理をサポートする新しい機能が追加されました:
(vl-layerstates-has lstate)
(vl-layerstates-setpropertymask lstate bitFlags)
(vl-layerstates-getpropertymask lstate)
(vl-layerstates-setdescription lstate description)
(vl-layerstates-getdescription lstate)
(vl-layerstates-rename oldName newName)
(vl-layerstates-delete lstate)
(vl-layerstates-save lstate [bitFlags [VportEname]])
(vl-layerstates-restore lstate [bitFlags [VportEname [undefAction]])
SR31926, SR32525, SR32544, SR32656 – DXFIN と スプラインのentmake/entmod: フィットポイント数がゼロで接線の開始/終了が定義されていると、開始と終了の接線が考慮されてしまっていた問題を修正しました。
SR32561 – BRX: UCSが変更され、ORTHO と SNAPがオンのときのmonitorInputPointの問題を修正しました。
SR32607 – .NET, LISP: ResultbufferのBricscad::Editor::SelectionSet クラスをサポートしました。
SR32627 – COM: VARIANTタイプの不適切な使用で、DynamicBlockPropertiesへのアクセスに失敗していた問題を修正しました。
SR32642 – BRX, SDS: 全てのドキュメント管理リアクタイベントの間、リソースが切り替わらないよう修正し、::activateDocument()だけがカレントのリソースハンドルを調整するためドキュメント化されました。
SR32664 – LISP/SDS/BRX: ssget(“X” filter)が、拡張データグループコード指定を使用している図形を選択できなかった問題を修正しました。 例: (ssget “X” (list (list -3 (list “APPID” (cons 1005 “323”))))));
SR32822 – LISP: (defun-q) と (defun-q-list-ref) が (defun)で定義された全ての機能で動作していた問題を修正し、(defun-q)で定義された機能だけ受け入れるようになりました。

Version 12.1.8   2011/12/06

改良

XLOADPATHシステム変数が有効になりました。 外部参照図面参照時に使用されるパスを定義するものです。
SR32528 – REDSDKINFOコマンドが追加され、Redway(レンダリング)に関するチェック機能が提供されました。 このコマンドは、ローカルGPU情報やRenderUsingHardware設定のRenderUsingHardwarehe値、また、Aeroがオンかどうかを表示します。 また、必要な場合はドライバを推奨します。

修正

SR19253, SR20546 – ツールバー: UseOwnIcon=”false”(アイコン非表示)のとき、他のCUIファイル内で定義されているフライアウトが正しく表示されなかった問題を修正しました。
SR30971 – ポリゴン: UCSの高度がダイナミック表示中だけ適用され、実際に作成されたポリゴンに適用されなかった問題を修正しました。
SR31003, SR32447 – 2D拘束: 平行寸法コマンドの”ポイントとラインを指示”オプションが拘束でなく、回転寸法を作成していた問題を修正しました。
SR31848 – 押出し: ポリラインの押出しが、ポリライン自身を削除していた問題を修正しました。
SR31927 – 2D拘束: 不正な拘束定義を含んでいるユーザー提供図面がロードできなかった問題を修正しました。 このような図面のハンドリングを改善しました。
SR32077 – 変換と寸法拘束: コマンドが明確に動作するよう改善しました。
SR32188 – DIMTAD(寸法値の縦方向の位置を指定): 図面エクスプローラとプロパティーバー内の”テキストの垂直位置”コンボボックスに(value 4 = “下側”)を追加しました。
SR32217, SR32487 – フィールド: 属性編集ダイアログで属性にフィールドを挿入すると、図面が保存できなくなった問題を修正しました。
SR32333 – 寸法文字編集: 寸法変数”寸法値の移動方法を指定”の値が’1’のときの水平寸法の位置調整の問題を修正しました。
SR32467 – 寸法スタイル: 寸法スタイル編集で、寸法変数”角度寸法の表示精度を設定”の値を’-1’にしようとすると’予期せぬエラー’が表示されていた問題を修正しました。 この値はもはやサポートされていません。
SR32486 – 2D拘束: ユーザー提供図面で水平拘束が変更できなかった問題を修正しました。
SR32539 – ビッグフォントを設定した文字スタイルを使用した文字の表示: メインフォントでは、ユニコードキャラクタでなく、MBCSとして処理するよう修正しました。
SR32636 – マテリアルエクスプローラ: マテリアルをリネームするとクラッシュすることがあった問題(V12.1.7で発生)を修正しました。

アプリケーション開発

LISP SDS BRX: grText()機能の修正 – “Info”フィールド(id -1)のステータスバー情報のテキストが、削除(空文字を設定)、または、(grText -5)をコールするまで維持されるよう修正しました。
SR32407 – Lisp : 2つの新しい VL Lisp機能を追加:
(vl-showPromptMenu optionsString) – オプション文字列でプロンプトメニューを開くもので、(initget)内として同じ文字列が可能です。
(vl-hidePromptMenu)はプロンプトメニューを非表示にします。 プロンプトメニューが無ければ何もしません。
プロンプトメニューは”モードレス”モードで表示され – (vl-showPromptMenu)はユーザー操作を待たないので、メニューを閉じるために、Lispコードは(vl-hidePromptMenu)をコールしなければなりません。 両機能は、(gread)機能を支援する意図があり、注意して使用してください。

Version 12.1.7 2011/11/30

新規

2D拘束
幾何拘束: 一致、同一直線上、同心円、平行、直交、正接、水平、垂直、スムーズ、対称、同じ値、固定。
寸法拘束: 平行、水平、垂直、角度、半径、直径
拘束バー コマンドは、2D拘束のグリフ表示をコントロールします。
ダイレクトモデリング:
新しくBricscadに内蔵された拘束エンジンは、3Dモデルを分析して設計意図を認知します。 これにより、モデリングのヒストリーを利用せずとも、強力な3D編集が可能になっています。

ダイレクトモデリング コマンド:
DMPUSHPULL: ソリッドの面をその通常方向へプッシュ/プルします。 ソリッドの面上の閉じた2D図形に適用したときは、ソリッド上にフィーチャーやホールを作成します。
DMMOVE: UCSのXY面から任意の方向へ、ソリッド、面、エッジを移動します。
DMROTATE: 面や3Dソリッドを軸の周りに回転させます。
DMEXTRUDE: 閉じた2D形状を押出しして3Dソリッドを作成します。
DMREVOLVE: 閉じた2D形状を回転して3Dソリッドを作成します。
DMFILLET: ソリッドのエッジにフィレットを作成します。
DMCHAMFER: ソリッドのエッジに面取りを作成します。
DMDELETE: 図形やサブ図形を削除します。
DMCONSTRAINT3D: 3D拘束を指定します。
DMUPDATE: 指定した3D拘束に従って3Dモデルを更新します。
DMCONSTRAINTSBAR: 3D拘束バーを表示/非表示します。
ダイレクトモデリング設定:
DMRECOGNIZE: この設定は多くのフラグを持ち、ダイレクト編集操作や3D拘束の再計算での認識やメンテナンスを可能にするための設計意図の機能(面間の幾何的関係)を決定します。
フラグ:
サーフェス間の正接
面同士の一致
面同士の平行
面同士の直交
円柱同士の直交
サーフェス同士の共通軸
同一半径
DMAUTOUPDATE: 拘束の作成やモデルの変更時、3D拘束を満足させるよう自動的に更新するかどうかを決定します。 この設定がオフのときは、モデルを更新させるには、コマンド DMUPDATE を実行させる必要があります。
注:
全てのダイレクトモデリングのコマンドは、選択セットに適用されます。 複数の項目を選択するには、Controlキーを押しながらクリックしてください。
X-ソリッドはヒストリーベースのモデリングを行います。 X-ソリッドで作成されたソリッドにダイレクトモデリングを適用すると、モデルのヒストリーは失われ、X-ソリッドコマンドでは認識できなくなります。
クワッドカーソルメニュー
クワッドカーソルメニューは、図形のグリップ編集の代替として、グリップ-グリフのロードで画面を乱雑にすることなく、より少ないクリック数でより豊富な編集操作を提供します。
クワッドを使用することにより、ワンクリックで図形選択し、コマンド起動できます。 より詳細な使用法はヘルプを参照してください。

QUADDISPLAYシステム変数: クワッドカーソルメニューを使用するかどうかを決定します。
QuadShowDelayプレファレンス: (サブ)図形がハイライトして、クワッドが表示されるまでのミリ秒値を指定します。
QuadHideDelayプレファレンス: カーソルが離れてから、クワッドが非表示になるまでのミリ秒値を指定します。
PREVIEWSUBENTSシステム変数: プレビュー選択の間、どちらのソリッドサブ図形をハイライトするかを指定します: 面かエッジ。
Ctrl + 左マウスボタンは、リアルタイムオービットを起動せず、図形の選択/非選択のために使用されるようになりました。 これは、サブ図形(例えば、ソリッドのエッジ)の選択機能を強化するためになされました。 リアルタイムオービットを起動するには、Shift + 中マウスボタンを使用してください。
表示スタイル:
名前を付けたスタイルでのグループ表示設定。
レンダリングモードでの面、エッジ、グリップ、ダイナミックのハイライト機能が強化されました。
新規ウィザード コマンド: 新しい3Dオプションは、表示スタイル”モデリング”とこの表示スタイルを使用するビュー”ホーム”を作成します。
シェードモード コマンドは、表示スタイルの使用に適しており、3Dモデリングを高解像度でレンダリングする、表示スタイル”モデリング”を拡張したものです。
注: いくつかの表示スタイルはサポートされていないので非表示モードとなります。 これは互換性を維持するためです。
3Dモデリング設定。 Bricscad V12で改良された3Dモデリング機能は、プリファレンスとシステム変数のセット(既存のものと新しいもの)によって有効/無効を指定できます。 これらの設定はすべて、設定ダイアログ上で編集可能で、その設定をブラウズするか、名前の一部をタイプして検索することにより、設定箇所を見つけることができます。 下記はこれらの設定の推奨値です。これらはデフォルト値ですが、3Dでの動作に慣れてくると、それらの値を変更したい場合があるかもしれません:
PREVIEWSUBENTS: 3にセット(面とエッジをチェック)すると、マウスをソリッド上に移動させたとき、面とエッジをハイライトさせます。 ステータスバーの’サブ’ボタンをクリックするか、CTRL+F12を押すと、エッジと面をハイライトさせるかソリッド全体をハイライトさせるかを指定できます。
QUADDISPLAY: マウスを閉じた平面の2D図形かソリッドの上に移動させたとき、クワッドカーソルメニューを表示させます(クワッドカーソルメニューの詳細については以下を参照)。 クワッド(とその使用法)の表示のオン/オフは、ステータスバーの’クワッド’ボタンをクリックするか、F12を押すことにより切替可能です。
3DCONTEXT と 2DCONTEXT コマンドは、そのモデリング環境のオン/オフを切り替えます。
ハッチング: カスタムパターンがサポートされ、パターン名に合致したパターンファイルを分けて管理できるようになりました。
トリム: ハッチング図形がトリムできるようになりました。 連携は可能な限り保たれます。
ハッチングを背面へ: 図面内の全てのハッチング図形の表示順序を他の全ての図形の背面へセットします。
テキストを前面へ: 図面内の全てのテキスト図形と寸法図形の表示順序を他の全ての図形の前面へセットします。
ページ設定管理:
ページ設定オブジェクトを作成、編集、管理します。
ページ設定をレイアウトへ適用可能です。
ページ設定管理エクスプローラで、図面間でのページ設定のコピーが可能です。
PSETUPIN と -PSETUPIN コマンドで、他図面からページ設定をインポートできます。
切断:
SECTIONPLANE: 切断面を作成します。 ジョグ(複数セグメント)切断面は未サポートですが、まもなく追加予定です。
SECTIONPLANESETTINGS: 図面エクスプローラでは、2D設定、3D設定、ライブ切断設定の設定を管理できます。
SECTIONPLANETOBLOCK: 切断面設定に従って、2D、3Dの切り離し切断形状を生成可能です。 結果はブロックか、新しい図面として保存できます。
LIVESECTION: 切断オブジェクトが’ライブ’にセットされていると、交差オブジェクト、交差塗潰し、切り離し形状は、ライブ切断設定に従って表示されます。 切断面が移動、または、変更されているとき、切断結果がダイナミックに更新されます。
PDFアンダーレイ:
ADOBEのPDFライブラリをVisual Integrity社提供のFLYSDKライブラリに変更しました。
図形スナップのパフォーマンスが大幅に改善されました。
再描画のスピードが改善されました。
ラスターエンジン: 大きなイメージを高速に処理するための複数解像度をサポートする新しい Imagine ラスターエンジン。
コントラスト、輝度、フェードの非デフォルト設定を使用したイメージの描画速度を(大幅に)改善しました。
イメージ表示は、アンチ-エイリアスとなりました。
モノクロのイメージ表示品質が改善されました。
ユーザー・エクスペリエンスを更に改善するため、今後数か月でキャッシュと圧縮機能が追加される予定です。
ADT (Architectural DeskTop) イネーブラー
MODELERPROPERTIES と -MODELERPROPERTIES: ACISモデラーの様々な設定をコントロールするコマンド。 FACETRESの値がデフォルトの表示で使用されるようになりました。
QTEXT: ズーム時、テキストを通常表示にするか、(矩形として)簡易表示するかを切替えます。
全てのプリファレンス設定がコマンドラインで変更できるようになりました。
TEIGHA 3.5への更新: 表面上の変更ではありませんが重要なコードの変更がなされました: ODA DwgDirect V2.06ライブラリからODA Teigha V3.05ライブラリへの変更により数百の問題修正が反映されました。
メニューとツールバーが拡張され、再構成されました。
尺度一覧編集コマンドで、印刷ダイアログやビューポートプロパティで使用される尺度一覧の拡張が可能になりました。
システム変数:
ODA専用: AcisSaveAsMode, DxfTextAdjustAlignment, PLINECACHE, R12SaveAccuracy, R12SaveDeviation, SAVEROUNDTRIP。
AutoCAD互換: CAMERADISPLAY, CAMERAHEIGHT, CMATERIAL, DGNFRAME, DGNOSNAP, DIMTXTDIRECTION, DWFFRAME, DWFOSNAP, DXEVAL, EXPORTMODELSPACE, EXPORTPAPERSPACE, EXPORTPAGESETUP, FIELDDISPLAY, FRAME, GEOLATLONGFORMAT, GEOMARKERVISIBILITY, GRIPDYNCOLOR, GRIPTIPS, IMAGEFRAME, INTERFERECOLOR, INTERFEREOBJVS, INTERFEREVPVS, LIGHTGLYPHDISPLAY, MESHTYPE, PREVIEWTYPE, PSOLHEIGHT, PSOLWIDTH, REALWORLDSCALE, SAVEFIDELITY, SKYSTATUS, STEPSIZE, STEPSPERSEC, TILEMODELIGHTSYNCH, UCSVIEW。
更新:DIMTAD (0-3 ではなく、0-4 へ変更)。
SR23408, SR25625, SR26370 – コマンドライン オプション: テンプレートファイルを指定して、Bricscadで新規図面を起動する /T オプションがサポートされました。
SETTINGSSEARCH と HELPSEARCH コマンドが追加され、アプリケーションからヘルプや設定への誘導が可能になりました。
SR19285 – OSNAPZ: OSNAPZシステム変数が導入されました。 OSNAPZがオンのときは、延長、極スナップを除き、図形スナップマーカーがELEVATIONの値に従って変換されるようになりました。
ビューポート: Ctrl+R キーボードショートカットでビューポートを列挙できるようになりました。

改良

SR30475 – 寸法: DIMRAD, DIMDIA, DIMLINEAR, DIMALIGNED, DIMANGULAR コマンドで、ACIS図形をサポートしました。
SR31479 – オフセット: オフセットコマンドが実行できなかったときのエラーメッセージ内容を改良しました。
SR32003 – 拘束: 同一直線上、一致、同じ値、変換のアイコンを改良しました。
SR32046 – 表示: 双方向の(再整理された)トゥルータイプフォントについて洗練された文字表示に改善しました。
SR32129 – マテリアル エクスプローラ: 編集パネルにスクロールバーを追加しました。
SR32244 – カスタマイズ ダイアログ: ファイル名フィールドは直接編集できないよう(CUIファイル、PGPファイはブラウズボタンだけで)修正し、該当フィールドはグレー表示するようにしました。
ACISライブラリをVer22へアップグレードしました。

.mnlファイルのドラッグ&ドロップが可能になりました。

切断設定: 複数の選択をサポートしたので、一括変更が容易になりました。
印刷ダイアログ: 印刷ダイアログとページ設定管理ダイアログのサイズと位置が記憶されるようになりました。
表示スタイル: 透明度や反射光をサポートするグーチ シェーディングモードが実装されました。
SR31811 – エイリアス: ‘B’はEXPBLOCK(ブロック分解)でなく、BLOCK(ブロック化)となるよう変更しました。 EXPBLOCK(ブロック分解)のエイリアスは’XB’となりました。
SR31725 – ポリライン編集: 修正メニューに「ポリライン編集」を再び追加し、ヘルプ文字列を改善しました。
カスタマイズダイアログ: マウスボタンをカスタマイズする機能を追加しました。
カスタムハッチングパターン: カスタムパターン名の変更時は、これまでキー入力が必要でした。 今回、コンボボックスで選択入力できるようになりました。
SR30874 – パフォーマンス: 外部参照を大きな尺度で図面にアタッチするときのスピードが改善されました。
AECカスタム図形: グリップ編集がサポートされました。
コンテキスト ヘルプ: 尺度一覧の編集、切断面をブロック化、レンダリングの各ダイアログのコンテキスト ヘルプが追加されました。
表示スタイル: エッジスタイル”面のエッジを表示”(折り目角度のサポートと共に)が実装されました。
表示スタイル: シルエットエッジが実装されました。
SR24980, SR26375 – ワイプアウト: ワイプアウトがストレッチ可能となりました。
プロパティーパネル: 入れ子のノードを含む複雑な状態を各々の図形タイプ毎に記憶するようになりました。
プロパティーパネルが3Dソリッドの面積をサポートしました。
面積コマンドがハッチング図形に対応するようになりました。
PlotOutputPath変数: 新しい動作 – デフォルトでは値が空になりました。 変数に値がセットされると、カレント作業ディレクトリの代わりに使用されます。 UseOutputFolder変数は、もはや使用されません。
レンダリング表示: モデル空間の背景色がレンダリング表示でも使用されるようになりました。
レンダリング表示: グラフィックカードがレンダリングをサポートしているかどうかのチェックが改善されました。 プログラムが必要な時だけソフトウエアモードに切替わります。
図面エクスプローラ – 画層:
‘結合…’オプションが画層メニューに追加されました。
画層設定の表示が(スクロールする必要が無いよう)改善されました。
SR30699: ‘外部参照画層を表示’がデフォルトになりました。
名前削除: 図面ロード時、名前の付いていないブロックが自動的にパージされるようになりました。
ソリッド編集: コマンド動作の互換性を改善しました。
PSLTSCALE変数: 現在のビューポートだけでなく、複数のビューポートに同じように適用されるようになりました。
・印刷: PLOTコマンドで、ページ設定管理ダイアログの項目を文字列で指定できるようになり、例えば、レイアウト名でのアスタリスク(*)や<前の印刷>(“_previous plot”と記述)を使用できます。 “<無し>”は指定できません。
PEDITコマンドで MULTIPLEオプションが使用できるようになりました。
ブロック ダイアログ: ブロック名がアルファベット順にソートされるようになりました。
Windowsエクスプローラ上でのダブルクリック動作。 Windowsエクスプローラ上で図面をダブルクリックすると、SDI = ONのときは Bricscadは新規セッションを開き、SDI = OFFのときは既存のセッションを使用します。 Bricscad内のSDI(1図面だけを開くよう制限)は未サポートです。
SR26444 – リージョン: 2Dソリッドからのリージョン作成ができるようになりました。
SR26559 – リージョン: 閉じた曲線からのSupport creating regions from closed curvesリージョン作成ができるようになりました。
SR26689, SR28978, SR29113 – スナップのパフォーマンス: 複雑な3Dソリッド上のスナップマーカーの表示遅れが改善され、カーソルを速く移動させても違和感がなくなりました。
SR29674 – INSUNITS(挿入単位): 分割やメジャーコマンドがこの値を考慮して動作するようになりました。
SR29906 – グリッド: グリッドスタイルのオプションで’シート/レイアウトで点グリッド’がサポートされました。
SR30472 – コマンド オプション: いくつかのオプションのキーワードが「全て大文字」から「大文字+小文字の組み合わせ」に変更されました。 これにより、ユーザーは全ての文字列でなく、先頭の大文字だけをキー入力すれば済むようになりました。

修正

V12.1.7は、V12.1.6とステータスの修正以外は同じです: ‘ベータ’ではなく’リリース’。
印刷コマンド: “_Previous plot”とページ設定名を可能にしました。 これはV12.1.で可能と言っていましたが実際には未サポートでした。
SR18438, SR19909 – 文字スタイル: TTFフォントがシステムに無いとき、’shx’拡張子のフォントが表示されないことがあった問題を修正しました。
SR31338 – オフセット: オフセット後、曲線の面積が正しく表示されないことがあった問題を修正しました。
SR31339 – コピー: ACDB_ANNOTATIONSCALES_VIEW_COLLECTIONの拡張子辞書を持つ図形をコピーするとクラッシュすることがあった問題を修正しました。
SR31409 – 部分削除: ライン上に無い2点をピックしたときの部分削除の問題を修正しました。
SR31682 – ポリライン編集: ポリラインと円弧を結合させられないことがあったかっ問題を修正しました。
SR31805, SR32314, SR32288 – コピー/貼り付け: ‘キーが見つかりません’エラーメッセージを表示して操作に失敗することがあった問題を修正しました。
SR31927 – 開く: ブロック参照に拘束を含む図面を開けないことがあった問題を修正しました。
SR31946 – CMCOMMANDコンテキストメニュー: 最初のセパレータ以降のコンテキストメニュー内のコマンドオプションがずれていた問題とラベル位置の問題を修正しました。
SR31948 – ライブ切断: ハッチング間隔プロパティが誤ってハッチング尺度プロパティとして処理されていた問題を修正しました。
SR32150 – マイグレーション: V11 から V12へアップグレードしたとき、V11とV12のアプリケーションがバイナリ互換ではないのに、レジストリキー’Applications’とそのサブキーがマイグレーションされてしまっていた問題を修正しました。
SR32159 – 設定: SETVAR一覧から旧いコンストラクション平面を除外しました。
SR32198 – ポリライン編集: 平行なエッジを持つポリラインの結合の問題を修正しました。
SR32212 – 表示: 大きなポイント座標(~1.e9)を持つ構築線が表示できなかった問題を修正しました。
SR32235 – 表示: 一時的なハッチング図形表示の問題を修正しました。
SR32265 – 寸法スタイル: DIMTFILLCLR値が”ByBlock”でないとき、寸法スタイルを編集しようとすると’予期せぬエラー’が表示されることがあった問題を修正しました。
SR32298 – マルチテキスト: プロパティーバーの線間隔スタイル(“正確に”と”最小限”)が正しく表示されないことがあった問題を修正しました。
SR32326 – MATCHPROP: 対称図形をクロス窓で選択できなかった問題(12.1.5でSR30133の修正として報告された関連)を修正しました。
SR32356 – 設定ダイアログ: フォルダリストプロパティ(例: 検索パス)の編集時、新しい値を保存できないことがあった問題を修正しました。
SR32358 – 切断面: 新規図形が現在の画層、線種、色でなく、デフォルトで作成されていた問題を修正しました。
SR32382 – フォント: 文字コードが主のshxフォントとビッグフォントの両方に存在していたとき、ビッグフォントの文字が表示されていました。 主のshxフォントの文字が表示されるよう修正しました。
SR27771, SR29997: モノクロ画像で必要とするメモリ容量を大幅に削減しました。
SR32018: 3Dワイヤフレームのシェードモードで印刷する印刷スタイルに対応しました。
SR31674: ブーリアン操作で失敗することがあった問題を修正しました。
SR31875: 大きな尺度の図面のパフォーマンスについて、V12.1.3で修正されたものがV12.1.4で再発した問題を修正しました。
SR31886, SR31698: SHXやTTFの斜め体の文字高さが移動などの編集後、変更されてしまうことがあった問題を修正しました。
SR31045: 背景色が黒のとき、ワイプアウトやマルチテキストを印刷すると背景がおかしくなることがあった問題を修正しました。
SR31779: タイルモードがオフのとき、ブロック書き出しでUCSがおかしくなることがあった問題を修正しました。
SR31244: 問題のある形状を持つ3Dソリッドのマスプロパティを取得しようとしてもクラッシュしないよう修正しました。
SR20785: 縦書きのマルチテキストのミラーがおかしくなっていた問題を修正しました。
SR30565: 寸法のストレッチポイントの順番の問題を修正しました。
SR31948: ハッチング面のプロパティのパターンタイプとしてユーザー定義が選択されるとエラーダイアログが表示されていた問題を修正しました。
SR30133: MATCHPROPの動作において、空選択してもコマンドが終了しないよう変更され、図形が選択されると即プロパティがコピーされるようになりました。
SR30786: LENGTHENコマンド: 図形選択が繰り返されるようになりました。
SR31956: ライブ切断のクラッシュの問題を修正しました。 ユーザー情報:
SR31870: シェードモードがフラット+エッジのとき、ソリッドのグラフィック表示がおかしくなることがあった問題を修正しました。 これは、V12で発生しました。
SR21477, SR27509, SR21459: 交差スナップが拡張交差スナップのように動作することによるスナップの優先度の問題を修正しました。
SR32024 V12からビューポートの拡張データが検索できなくなっていた問題を修正しました。
SR32035: ADT図形を持つ図面で、このカスタム図形をオープンするとクラッシュすることがあった問題を修正しました。
元に戻しました: 非常に大きな尺度の外部参照がアタッチされた図面のスピード改善。 V12.1.2で実装されたのですが、外部参照表示がおかしくなることがありました。
画層状態: 新しい画層状態の作成時、グリッドビューでは隠れてしまうことがあった問題を修正しました。 そのときは、前面と背面のビューを切り替えて表示させる必要がありました。
ページ設定管理: ‘新規ページ設定’ダイアログが閉じず、印刷ウィンドウエリアの選択の邪魔になることがあった問題を修正しました。
SR19861 – 画層状態: 現在はサポートしていない古い形式は画層状態の一覧には表示されませんでした。 現在は、赤く表示されるようになりました。 変更することはできませんが削除は可能です。
SR31722 – 表示: 線の太さや幅を持ったポリラインの表示の問題を修正しました。
SR31765, SR31767, SR31783, SR31795, SR31863, SR31865, SR31869, SR31871 – 寸法選択: 新しく追加された寸法が選択できないことがあった問題を修正しました。
SR31776, SR31789 – DEFERRED SNAP: 接線や直交の延長スナップが他のスナップモードに優先していた問題を修正しました。
SR31851 – 図面エクスプローラのグリッド表示: グリッド表示のいくつかの列のセル値を編集後、複数の選択状態が失われることがあった問題を修正しました。 V12で発生した問題です。
印刷: 印刷プレビューしただけで変更がレイアウトへ反映されていました。 実際の印刷時の変更だけ反映されるよう修正されました。
スプライン フィット: SPLINESEGSの値が負のときスプラインがフィットできなくなっていた問題を修正しました。
SR31645 – ライセンス: 入力したライセンスキーが有効でなくて、Bricscadの起動がキャンセルされたとき、クラッシュしていた問題を修正しました。
SR31715 – 表示: グローバルな幅の破線ポリラインが正しく表示されなかった問題を修正しました。
SR31731 – 検索と置換: いくつかの形式のコード(\C、\H、\S、\T、\Q、\W)とマルチテキストの括弧の処理ができなかった問題を修正しました。
SR31738 – ページ設定管理: 尺度一覧から削除したカスタム尺度を使用したページ設定管理代ログがクラッシュすることがあった問題を修正しました。
SR31738 – ページ設定管理: 図面エクスプローラを開いていると、’印刷範囲を選択’が動作しなかった問題を修正しました。
2DCONTEXT コマンド: 2DCONTEXT コマンド実行後、グリッドがオン/オフ切り替えられると、ビューが3D回転へ戻ってしまうことがあった問題を修正しました。 ワイヤフレーム表示スタイルでも、2DCONTEXT コマンドは有効ではありませんでした。
図面エクスプローラ: 開いている図面ツリーで’依存’が選択されていると、図面エクスプローラを閉じたときクラッシュすることがあった問題を修正しました。
切断面: ‘面を選択’オプションで、UCSが考慮されていなかった問題を修正しました。
SR29059 – トリム: 拡張データが全てのトリムされた図形にコピーされなかった問題を修正しました。
SR31452 – カスタムハッチングパターン: UNIXのend-of-lineスタイルを使用していたカスタムハッチングパターンのロード時にクラッシュしていた問題を修正しました。
SR31697 – プロパティパネル: UCSがアクティブなとき、プロパティパネルで座標値を変更すると、結果がおかしくなることがあった問題を修正しました。
複数のモデル空間ビューポートでのリアリスティックレンダリング:仮のグラフィックがひとつのビューポートでしか見ることが出来なかった問題を修正しました。
直交モードがオンになっているとき、POLARMODE(極座標モード)のbit 2(極トラッキングのラインを作画)を無視していた問題を修正しました。
システム変数をファンクションキーで変更しても即座にステータスバーが更新されなかった問題を修正しました。
Brickscadが自身のツールバーを初期化する外部モジュールを立ち上げたとき、オートメーションモード(図面が別のアプリケーションで埋め込まれているとき)でBricscadが正しく起動しなかった問題を修正しました。
ファイルダイアログ:UseStandardFileDialogがオンかオフによって、いくつかのOSでファイルダイアログの左パネルに(多くて4つ)の異なったフォルダを表示することがあった問題を修正しました。
表の図形関連のいくつかの小さな修正が行われました。
ファイルダイアログ:
‘精度’コンボボックスのラベルの初期化の問題が修正されました。
‘Lisp 変数’ と ‘システム変数’にフォーマットのオプションが追加されました。
パース: パースビューで動作中、ダイナミックグラフィック(ラバーバンディング)がクリップされることがあった問題が修正されました。
OSNAPCOORD : キーボードから座標値を入力するとき、図形スナップを適用するかどうかをコントロールできるようになりました。
SR13319, SR18643, SR19147, SR21147, SR25574, SR25605, SR29019, SR29535, SR29929 – 他のアプリケーションにBricscadデータを埋め込んだときのOLE オブジェクトのBrickscad起動問題を修正しました。
SR16397, SR27024, SR29390 – イメージ: 画像入力時、イメージ解像度とINSUNITS変数が考慮されていなかった問題を修正しました。
SR17818 – 和: UNIONコマンドを使用すると色情報が消えてしまっていた問題を修正しました。
SR17936, SR25582, SR27793, SR27079, SR29561:GRIP_STRETCH とSTRETCH操作で、DXF データの1011, 1013, 1041, 1042 (拡張データの参照ポイント)が更新されなかった問題を修正しました。
SR20056, SR26325, SR29879: OSNAPポイントが2Dカーブ(円弧、円、LWポリライン)に投影されるようになりました。 また、投影ポイントにOSNAPマーカーを追加しました。
SR21309 – プレビュー: オープンファイルダイアログで遅いプレビュー同士を切り替えたとき、前のプレビューを作成するスレッドがキャンセルされないことがあった問題を修正しました。
SR22282 – F3 キー: F3のファンクションキーを押した後、 現在のツールチップと図形スナップマーカーが表示されなくなることがあった問題を修正しました。
SR22328 – タブレット: タブレットメニューコマンドでダイアログを立ち上げたあと、設定されたメニューエリアで反応がなくなることがあった問題を修正しました。
SR22607 – OLE: 読込み時とOLELINKSダイアログの後にオブジェクトが更新されないことがあった問題を修正しました。
SR23174 – スナップ: 閉じたポリラインへの中心スナップを修正しました。 現在、スナップポイントはポリゴンの重心になりました。
SR23446 – リージョン作成: リージョンを作成しても現在の図形プロパティ(画層、色など) にならない問題を修正しました。
SR23595 – 表示: トロイダルソリッドの等高線生成の問題を修正しました。
SR23615, SR26165, SR26508 – 印刷: 印刷後、フォーカスを失われることがあった問題を修正しました。
SR24016 – 印刷: システムにインストールされたプリンタドライバが使えないとき、より詳細なフィードバックをユーザーが知ることが可能にしました。
SR24446 – GUI: ドッキングコントロールバー(プロパティーバー または コマンドバー)がフローティングや非表示のとき、サイズが正しくレジストリに記録されず、前回サイズが正しく再現されないことがあった問題を修正しました。
SR24974 – 印刷: 互換性の問題: 窓指定の印刷エリアがDCSでなく、モデルレイアウトのWCSに保存されていた問題を修正しました。
SR25314 – 表示: スプラインを回転させて作成されたソリッドが、リアリスティックレンダリグモードでロード・表示されないことがあった問題を修正しました。
SR25890, SR30104 – 表示: PLAN、VPOINT、ZOOM、VIEW、DVIEWコマンドが、変更されたビュープロパティに依存している図形を更新しなかった問題を修正しました。
SR26673 – 線分: 線分コマンドで垂直スナップを実装しました。
SR26924 – 表示: ブロック挿入がモデル変換を使用しているとき、ブロック挿入が正しく表示されないことがあった問題を修正しました。 この現象はカスタム図形で発生していました。
SR26961 – 表示: ワイプアウトの枠が線の太さを反映するよう修正しました。
SR27532 – 隠線: 隠線モードで破線の図形が実線で表示されることがあった問題を修正しました。
SR27724 – 面取り: 設定された距離による問題を修正しました。
SR27859, SR29315 – DISPSILH: DISPSILHがオンの隠線モード時の3Dソリッドの表示の問題を修正しました。
SR27988 – メニュー: コマンドプロンプトからのメニュープロンプトポップアップ生成の問題を修正しました。
SR28073 – OLE: 編集セッションの後、OLEオブジェクトの変更が保存されないことがあった問題を修正しました。
SR28484, SR29293, SR30324 – グリップ編集: ポリライン、スプライン、3Dソリッドの円弧セグメントの編集に関する問題を修正しました。
SR28622 – 延長スナップ: 延長スナップがアクティブでDYNMODE=0のとき、距離を直接入力できなかった問題を修正しました。 また、UCS!=WCSのとき、直線のポリラインセグメントの延長スナップの問題点も修正しました。
SR29128 – スライス: スライスコマンドのオプション 両方 を実行したとき、結果の片方のソリッドの画層が 0 に変更されてしまっていた問題を修正しました。
SR29412 – ポリライン: 円弧セグメントが必要とされたとき、LWポリラインでなく、旧ポリラインが作成されてしまっていた問題を修正しました。
SR29516, SR30131, SR30180, SR30568, SR30728: パスに沿った押出しに失敗することがあった問題を修正しました。
SR29546 – ワイプアウト: CACHELAYOUTがオンのとき、ペーパー空間に切り替えてもワイプアウトがモデル空間の背景色を表示していた問題を修正しました。
SR29850 – 印刷: インチ系のレイアウト使用時、図面のレイアウトが用紙イメージに関係して少しずれてしまうことがあった問題を修正しました。
SR30027 – グリッド コマンド: プロンプトとオプションの問題を修正しました。
SR30080 – 表: 表の上書きをクリアしても、行と列が最小サイズにリサイズされなかった問題を修正しました。
SR30191 – 外部参照編集: 編集中のファイルがロックされないことがあり、他のアプリケーションで既に開かれているファイルが読み取り専用で開かれないことがあった問題を修正しました。 また、該当ファイルが他のアプリケーションで変更されていないかチェックし、必要であれば再ロードするよう修正しました。
SR30262 – フィット: コントロールポイントの位置を変更すると、スプラインのフィットポイントが失われてしまうことがあった問題を修正しました。
SR30391 – ハッチング: 半径ゼロの円弧があるとハッチングがおかしくなっていた問題を修正しました。
SR30454 – 監査: 削除された図形に関連する1005拡張データハンドルをエラーにしていた問題を修正しました。
SR30462 – ハッチング: ハッチングの境界ギャップ計算で実際の高さの代わりに、マルチテキストの高さ(dxf 40)が使用されてしまっていた問題を修正しました。
SR30503 – ブロック挿入: -INSERTコマンドの”~”オプションで図面内に既に存在するブロックを選択したとき、’再定義しますか?’のプロンプトが表示されなかった問題を修正しました。 外部のファイルを無視して既存ブロックが挿入されていました。
SR30506 – マスプロパティ: リージョンプロパティが修正されました:
慣性モーメント: 10^6
慣性相乗モーメント: 10^6
回転半径: 10^3
主モーメント: 10^6
SR30507: m2p(2点間の中点にスナップ)アイコンを’図形スナップ’ツールバーに追加しました。
SR30532 – フィールド更新: 検出/更新フィールド数の表示間違いを修正しました。
SR30549 – ファイルのプレビュー: 図面を開く ダイアログを画面外に移動させて、また戻したとき、図面のプレビューが再描画されなかった問題を修正しました。
SR30557: 表の編集中に CTRL+ENTER を押すと、テキストを確定して表編集を終了するようにしました。
SR30577: ダイアログからプレビューが起動されたとき、プレビュー画面を閉じても(閉じる ボタンを押すか、Escキーで)、印刷ダイアログへ戻らないことがあった問題を修正しました。
SR30578: プロパティバーのプロパティを選択中に、コンボポップアップから画層プロパティを変更すると、画層コンボボックス動作がおかしくなることがありました。 この問題は修正されました。
SR30607 – ポリライン編集: フィレットされた線分同士を結合できないことがあった問題を修正しました。
SR30640: 引出線コマンドの オプション: 引出線コマンド終了時、マルチテキストエディターでセットされたマルチテキストの幅が 0 にリセットされることがあった問題を修正しました。
SR30688 – スライス: スライス結果がおかしくなることがあった問題を修正しました。
SR30757 – ハッチング: -hatch コマンドの選択オプションが’前’の選択セットを正しくサポートするようになりました。
SR30758 – 3Dダイナミックビュー/距離: パースモードで、VIEWSIZEがカメラとターゲット間の距離に対して正しく調整されませんでした。 例えば、この距離が小さいとき、VIEWSIZEがそれに合わせて小さくなりませんでした。
SR30856 – 表: 新規に挿入された行のセルスタイルが正しくなるよう修正されました。
SR30865 – 表示: 外部参照内のワイプアウト枠が図面のWIPEOUTVARIABLESオブジェクト値でコントロールされるよう修正しました。
SR30872, SR30957 – 表: 分解コマンドで分解されるよう修正しました。
SR30928, SR31182 – 表示: PSビューポートでの画層表示について、他のPSビューポートでフリーズされていると表示されないことがあった問題を修正しました。
SR30972 – 印刷: 複数のビューポートを持つモデルをシェードモードで印刷するとクラッシュすることがあった問題を修正しました。
SR30979 – マルチテキストエディタ: 全てのテキストが選択されたとき(または、エディターが空のとき)、文字高さが変更されると、マルチテキストの該当部分に制御コードが追加されずに、マルチテキスト図形の文字高さプロパティが変更させてしまっていた問題を修正しました。
SR31011 – 表示: 枠以外のイメージをレンダリングしたとき、イメージ境界が破線で作画されていた問題を修正しました。
SR31044: SATファイルからACIS図形を読み込むとき、カスタム文字データを持っていると失敗することがあった問題を修正しました。
SR31088 – プロパティパネル: カスタム図形の表示名を表示できない問題を修正しました。
SR31121 – リージョン: 閉じたスプラインから作成されたリージョンが、ハッチングコマンド実行時やブーリアン操作中に不具合を発生させることがあった問題を修正しました。
SR31135 – ブロック定義ダイアログ: “画面で指示”のチェックがオンのとき、XYZフィールドがグレーアウトされていなかった問題を修正しました。
SR31145 – 互換性: Bricscadは長いマルチラインスタイル名(DXF2)をサポートしました。 長いスタイル名は.DXFファイルのロード中、あるいは、(entmake)/(entmod)でマルチラインスタイル名を作成/編集するとき、後ろがカットされ、図面がクラッシュしないよう修正しました。
SR31210 – XCLIP: ユーザー提供図面でアタッチされている外部参照がクリップできなかった問題を修正しました。
SR31217 – INSUNITS: イメージにgeoinfoがない場合のみINSUNITSを描くことが出来ていた問題を修正しました。
SR31254 – DXF:古いDXFファイルを読み込む際(ac1012まで)、ビューポートが重複していた問題を修正しました。
SR31257 画層コンボボックス:  画層のプロパティコンボボックスのドロップダウンリストが正しい高さで表示されていなかった問題を修正しました。
SR31262 – オートロード:スタートアップダイアログを使用中に、メニューと関連するmnlファイルが正しく自動ロードされなかった問題を修正しました。
SR31268 – コピークリップ:PSレイアウトでマルチテキストをコピークリップすると、’実行できる処理はありません’のエラーメッセージが表示されていた問題を修正しました。
SR31269 – 図面エクスプローラ: 現在のビューポートで画層をフリーズした後、再作図する必要があった問題を修正しました。
SR31449 – INSUNITS: プロパティ・パネルからブロック尺度の値が変更されたとき、INSUNITSを考慮していなかった問題を修正しました。

アプリケーション開発

SR30632 – イベント: イベントのアタッチが無くても、デストロイされた全てのデータベースを解放していた問題を修正しました。
SR31854 – DIESEL: $(getenv)動作の互換性が改善され、LispとSDS/BRXに合致するよう修正されました。 環境変数は、BricscadのEnvironmentレジストリ、OS(Windows/Linux)のプロセス環境、BricscadのCFG設定が検索されます。
また、sds_getenv/sds_setenvの読込み、書込みシーケンスについて、以下の変更がなされました:

Sds_getenv()の読込みシーケンス:
Bricscad Windows レジストリ
Windows プロセス環境
Bricscad CFG設定
Sds_setenv()の書込みシーケンス:
Bricscad CFG設定(キーが存在すれば)
Bricscad Windows レジストリ
SR32118 – COM: IAcadPolyline::offset()が誤った図形配列を返していた問題を修正しました。
SR32139 – LISP: アプリケーションから_mspaceを起動して、ペーパー空間ビューポートをモデル空間ビューポートに切り替えたとき、Bricscadが正しく切替処理を行えないことがありました; この問題は(V12で発覚)修正されました。
SR32270, SR32304 – LISP: 文字列内のUNICODE文字がメモリアクセスエラーを引き起こしていた(V12で発覚)問題を修正しました。
SR30477 SR32167 Lisp/BRX/SDS : カレント図面を”フローティング”(フルサイズ画面でない)か、最小画面にしたとき、acedDefun()で機能やコマンドを登録するとおかしくなることがあった問題を修正しました。
SR30797 Lisp/SDS/VBA : コマンド実行時に、Lisp/SDS/VBAコマンドを再定義するとクラッシュすることがあった問題を修正しました。
LISP: マルチモードのlisp/sdsコマンドで、入れ子の(command)/sds_command()がキー入力をコールすると無限ループかクラッシュを引き起こすことがあった問題を修正しました。
SR32048: 高解像度/モデリング/リアリスティックモードでのOdGiCommonDraw::isDraggingを実装しました。
SR32116: OPM: removeEmptyCategoriesと、getCategoriesでのそのコールを実装しました。追加の2番目のブーリアンパラメータ”removeEmpty”に依存しており、2番目のパラメータがtrueにセットされてgetCategories()が呼ばれた場合です。
COM: get/set MENUNAME, PrintFile, PSPROLOG, SAVEFILEPATH, CPROFILE のメソッドを実装しました。
COM: 以下の AppPreferences メソッドを実装しました: ImportProfile, ExportProfile, DeleteProfile, ResetProfile, RenameProfile, CopyProfile, GetAllProfileNames
COM: AppPreferencesFiles::get_LicenseServer を実装しました。
SR26893 – COM: ポリラインタイプの変更後、ポリラインが正しく再生成されないことがあった問題を修正しました。
SR30156 – LISP, SDS, BRX: SsGet() のパフォーマンス改善にもつながる WcMatch() パフォーマンスを改善しました。
SR31088 – 複数のカスタム図形を選択したとき、図形プロパティ管理がDisplay Nameを表示しないことがあった問題を修正しました。
SR31391, SR31842 – LISP: Lisp/SDSで、INSERT コマンドを発行したとき、既存ブロックの再定義(“name=file.dwg”の式を使用)が失敗していた問題を修正しました。
SR31282 – BRX: ブロック挿入後、コピー元データベースからコピーされた beginDeepCloneXlation 内の図形が、コピー先データベースで削除されていた問題を修正しました。
SR31312 – .NET での「元に戻す」問題: コマンド外で実行されたトランザクションが正常に閉じられず、図面を閉じるまで図形がオープンのままになっていた問題を修正しました。
SR31403 – LISP: SDS/BRXコード sds_invoke()/acedInvoke() でLisp機能をコールすると、ロックされたり、アクセスバイオレーションを引き起こし、Lisp関数が値のリストでなく、Lispシンボルのリストを返すことがあった問題を修正しました。
SR31744 – COM: AcadLineType のタイプがサポートされました。
SR31764 – LISP: (_vl-times) 機能が実装されました。 (この機能は 12.1.2 で実装されたように記されていましたが、まだでした)。
SR31764 – LISP: (vlax-invoke-method) 経由の COMメソッドへのアクセスが失敗していたのを修正しました – V12での問題
OdDbGroup::setAnonymous()がユニークな *AXXX グループ名を作成しなかっ問題を修正しました。
SR31706 – COM: AcadRasterImage タイプをサポートしました。
SR31763 – .NET: .NET Lisp機能であるのにパスすべき選択セットをサポートしました。
ODAのライブラリ名がDwgDirectからTeighaに変更されたので、.drxサフィックスに代わってtx サフィックスが使用されるようになりました。
ダイナミック入力を使用したカスタム ジグ時の更新動作が改良されました。
LISTコマンドがカスタム図形をサポートするようになりました。
LISP: vla-getalignement機能が修正されました。
(vla-put-activedocument … docX)(vlax-put-property … ‘ActiveDocument docX) (vla-activate docX)がLispの不具合の原因になっていた問題を修正しました。
Lisp BRX COM: “documentActivated”リアクタが間違った(前にアクティブだった)ドキュメントにパスしていた問題を修正しました。
SR15234, SR16878, SR25294 – SDS/LISP: ‘setfunhelp’機能が実装されました。
SR17936, SR25582, SR29561 – ストレッチ: ストレッチコマンド内で、dxf1011の拡張データが正しく変換されなかった問題を修正しました。
SR21528 Lisp/SDS/BRX : ssget()で、”single point”選択と”single pass”(:S)選択を共に使用すると、常に RTERROR が返ってきていた問題を修正しました。
SR22008 – ANGTOF/DISTOF: 以下の式の変換の問題を修正しました:
(angtof “3.5e-2”), (angtof “30d1’2.5e2\””), (angtof “30d2.5e-2′”), (angtof “30.5d”), (angtof “1e5′”), (angtof “1e5\””), (angtof “N 60d0’2.2e2\” E), (angtof “N30.5E”), (angtof “N30.5’E”), (angtof “N30.5\”E”)
(distof “1′-2.4\””), (distof “1′-2.4e-2\””), (distof “1′.4e-2\””), (distof “1’4e-2\””)
SR22011 : OdEdJigImpl::drag()の返り値で、sampler()機能の上書き値が優先するようになりました。
SR23165: ssget選択で、キーワードフィルターモードがサポートされました。 詳細とBricscad特有のオプションについては、BRXのドキュメントを参照してください。
SR23260 親のカスタム図形がダブルクリックアクションだけ登録していたとき、子のカスタム図形に対して AcDbDblClickEdit が働かなかった問題を修正しました。
SR23453 :(setvar “clayer” …)と -layer _make … がフリーズされた画層や外部参照に依存した画層を現在画層にセットできてしまっていた問題を修正しました。
SR24539 – メニュー: menucmdで、範囲外のインデックスのメニューを追加 (例えば、menucmd “P99=+BCAD.TOOLS”)できてしまっていた問題を修正しまし
た。
SR25805 – メニュー: (menucmd “Ggroup.id=~”)がサブメニューには働かなかった問題を修正しました。
SR26126 – BRX: OdDbSolid::intersectWith()を実装しました。
SR26208 SR26415 SR27730 – LISP/SDS :
窓指定ポイントが図形の座標と一致したときの(ssget “W”)と(ssget “C”)の数値精度の問題を修正しました。
(ssget “W”)と(ssget “C”): 図形選択での画面範囲による必要な制限(画面外の選択窓から図形は選択されない)に対応しました。
SR28637 Lisp/SDS/BRX : 円弧や円図形で、DXFコード38(高度)が無視されていた問題を修正しました。
SR28691 Lisp : “ObjectDbx.AxDbDocument”インタフェースをサポートしました。
SR28732 BRX : 匿名グループの問題を修正しました – 既に名前が付けられた匿名グループが何かの拍子に別の名前に変更されてしまうことがありました。
SR28891 – クラッシュ: 図形を指定していないときに OdEdInputContextReactor::endNentsel() をコールするとクラッシュした問題を修正しました。
SR29931: kAddMarkersフラグを使用するときの検索フィールドコードを修正しました。
SR30033 – グリップ: グリップコマンド実行前のシステム変数 LASTPOINT の問題を修正しました。
SR30052 – HLR: ポリフェースメッシュの処理を修正しました。
SR30262: フィットポイントを取得できないスプラインへCOMを通してアクセスするときの問題を修正しました。
SR30313 – DIASTAT: どちらのボタンでダイアログを閉じるのか指定していなかった問題を修正しました – OK と キャンセル。
SR30334 – BRX: 内部の環境変数に長すぎるパス名を指定して BRXモジュールをロードしようとした時、ロード処理が失敗したという意味の誤解を招きやすいエラーメッセージを表示していた問題を修正しました。
SR30425: OdDbTextStyleTableRecord::setFont()がTTFのピッチ、文字セット、イタリック、太字といった拡張データを作成しなかった問題を修正しました。
SR30486 – LISP/DCL: Lispコマンドが開始して、OpenDCLモジュールが開かれると、”default dialog control”イベントが起動されてしまうことがあった問題を修正しました。
SR30494: 非常に大きな座標では、(ssget “_C” pt pt)が動作しなかった問題を修正しました。
SR30539: OdDbHyperlinkインスタンスのデストラクションをモニタリングするコールバックシステムをサポートしました;
SR30620: SymbolUtilityServices::ValidateSymbolNameをサポートしました。
SR30744: COMからDWF6.0バイナリでのDWF書き出しをサポートしました。
SR30952 SR30953 Lisp : (vl-propagate)を実装し、(vl-load-file)とのタイミングの問題を修正しました。
SR31070 Lisp : CAD-システム-オブジェクトのためのLisp COM オブジェクト(VLA-Object)が図面とBricscadを閉じたとき解放されないことがありました -> “pure virtual function call”エラーとなることがありました。
SR31088: プロパティパネルにカスタム図形の表示名を表示するようになりました。
SR31091 Lisp : 他のネイティブコマンド実行中に、Lispの C: コマンドを入力すると、(princ)からのLisp結果がネイティブコマンドから無視されてエラーメッセージを表示していた問題を修正しました。
SR31126 Lisp/SDS :図形グループに関連した(entsel)、(nentsel)、(nentselp)の問題を修正しました:
選択中はカーソル下の図形だけハイライトすべき(グループに属する図形全てではなく)
選択は PICKSTYLEを無視すべき、でなければ正しくない図形が選択されてしまう(グループから)
SR31148 Lisp/SDS/BRX : 図形選択 – DXF380 グループコードフィルターをサポートしました。
SR31177: (vlax-add-cmd)で定義されたLispコマンドが透過的に開始できなかった問題を修正しました。
SR31189 Lisp : Mac-特有の行端文字(0xD)を含むLispファイルのロードに失敗することがあった問題を修正しました。
SR31261 – LISP: PRVファイル作成時の問題発生を無くすよう改善しました。
SR31311: ソリッドのサブ図形選択を許可/強制する ssgetのモード’:U’と’:V’をサポートしました。
SR31419 : IAcadDatabase COMインタフェース機能”CopyObjects()がオブジェクトのコピーに失敗することがあった問題を修正しました。

Version 11.4.6 2011/08/18

新規

属性: フィールドのサポートを追加しました。
フラットショットコマンド: 現在のビューに表示されている3D図形の2D表示を作成します。 この2D表示は、ブロックとして挿入されるか、または、ファイルとしてエクスポートされます。
SVG: SVG形式(Scalable Vector Graphics)でのエクスポートをサポートしました。
設定ダイアログに SVGエクスポートオプションを追加しました。

改良

SR30598 – ダイナミック寸法: ダイナミック寸法の入力フィールドでスペースバーを押すと、Enterとして扱われるようになりました。
設定ダイアログ:
チェックボックスをクリックすると、すぐ反映され、2回のクリック(1回目が選択で2回目に変更)は不要になりました。
スペースバーでチェックの値を切替できるようになりました。
ステータスバー: ‘図形スナップ’ステータスバーボタンからの’設定’で、’図形スナップ’の’図形スナップモード'(OSMODE)の設定ダイアログを開くようになりました。
SR24308 – テンプレート: テンプレート図面を指定するコマンドライン切替’/t’をサポートしました。
SR24819 – DXFIN: ドキュメントが開かれていないときも含め、アプリケーションウィンドウへの.dxfファイルのドロップ操作をサポートしました。
SR25702, SR26772 – 図面範囲: ‘設定’の’図面範囲’項目は、’^c^c_limits;t’でなく、’_limits’を呼ぶようになりました> 以前、このメニュー項目は’チェック’項目: 図面範囲のコーナー設定ではなく、オン/オフの切替だけでした。 LIMITSコマンドがわかりやすくなりました。
SR26689, 28978 – スナップ: 3Dソリッドへのスナップのパフォーマンスを改善しました。
SR27361 – レンダリング: ポリラインの厚さを持った曲線部のレンダリングが見えにくかった(暗すぎるか、明るすぎる)のを改善しました。
SR29855 – テーブルスタイル: テーブルスタイルのコピー/貼り付けをサポートしました。

修正

SR30270 – テキストのミラー: 水平にミラーされたテキストが不正な値のオフセットとなることがあった問題を修正しました。
SR30487 – 選択セット: ユーザーやプログラムで選択操作したのに何も選択しなかったとき、既存の”前回”の選択セット情報をクリアしていた問題を修正しました。 これにより、_SELECT _Pや(ssget “_P”)が失敗していました。
SR30488 – フラットショット
位置、尺度、回転設定に適用された有効化の基準が不正確でした。
空のブロックテーブルレコードの処理の問題を修正しました。
SR30757 – ハッチング: -hatch コマンドの’選択’オプションが’前回(P)’選択セットをサポートしていなかった問題を修正しました。
SR30564 属性編集時、時々、属性文字の前に新しいラインが挿入されることがあった問題を修正しました。
SR30524 修正: 既存のフィールド編集時、ツリー内の該当フィールドをフィールドダイアログで選択できなくなっていた問題を修正しました。
SR30407 3Dソリッドを分解すると、原点へ移動してしまうことがあった問題を修正しました。
3Dソリッド: ACIS R21に切り替えた影響で、FACETRESと他の公差プロパティが無視されてしまった問題を修正しました。
SR22801, SR30489 2ユーザーが一つの図面を開いたとき、1番目のユーザーが図面を閉じると、2番目に読取専用で開いたユーザーが図面を保存できてしまっていました。 WRITESTATの値が状況に応じて正しくなるよう修正しました。
属性編集: 図面内の属性をダブルクリックしたときやダイアログ内でEnterキーを押したとき、値のフィールド内容が選択(ハイライト)されなかった問題を修正しました。
属性編集、属性定義編集ダイアログ: 数字パッドのDeleteキーをサポートしました。
ファイルを開く: Windowsエクスプローラ内で複数の図面を同じように開いたとき、遅れが発生していた問題を修正しました。
SR30180, SR30131, SR30278, SR29516: パスに沿った押出しの問題を修正しました。
SR30378 – 属性編集ダイアログ: マイクロソフトのカスタムキーボード使用時のAltGRをサポートし、特殊なポーランド語を入力できるようにしました。
SR30406 – 属性編集: 小数点の記号の代わりに、数字パッドの’.’キーを押して、’n.’を入力できるようになりました。
SR30413, SR30439 – SOLPROF, FLATSHOT: 翻訳できなかった語句を修正しました。
SR30362 – 属性: V11.4.1の新しいテキスト操作のタイプで以下の不具合が発生していた問題を修正しました。
属性定義編集と属性編集のダイアログ: テキストの値を操作中にEnterキーを押すと勝手に改行することがありました。
属性定義編集と属性編集のダイアログで、Enterキーを押しても閉じませんでした。
属性編集で、Enterキーを押しても次の属性にフォーカスが移動しませんでした。
テキストの値を操作中にタブを押しても次のコントロールにフォーカスが移動しませんでした。
属性定義編集で編集したテキストが保存されませんでした。
背景ダイアログ:
背景のイメージファイルが見つからないときクラッシュしていた問題を修正しました。
ブラウズボタンを使用して、テキストフィールドから背景のイメージファイルを変更しても その変更が反映されなかった問題を修正しました。
コピー/貼り付け: 一時ファイルがシステムのtempフォルダでなく、カレントフォルダに作成されていました。 このため、カレントフォルダに十分なアクセス権限がないときコピー/貼り付け操作に失敗していました。
コピー/貼り付け: ‘一時’ファイルがずっと残されることがあった問題を修正しました。
CUIカスタマイズダイアログ: ‘ツールID’プロパティーコンボボックスの他のツールID選択が動作しなかった問題を修正しました。
PC3エディタ: ‘名前を付けて保存’が指定フォルダでなく、カレントフォルダへ保存していた問題を修正しました。
印刷プレビュー: 印刷設定が”無し(通常使うプリンタ)”のとき default.pc3があるにもかかわらず、時々印刷プレビューが動作しなかった問題を修正しました。 これはパスの問題でした: 通常のpc3ファイルがフルパスで定義されている一方で、default.pc3はファイル名だけで定義されていて、ファイルが見つけられませんでした。
レンダリング: レアリスティックレンダリングモードや固定レンダリングモードのとき、グリッドとUCSが非表示になっていた問題を修正しました。
太陽プロパティ: オーナーIDが設定されなかったため、監査によって新しい太陽オブジェクトのフラグが立ってしまっていた問題を修正しました。
SR17558, SR21110 – 閉じる: 複数の変更図面が存在するセッションを閉じるとき、”保存しますか?”のプロンプトダイアログに表示される図面名が表示されている図面と合っていなかった問題を修正しました。
SR23955, 27185, 27323, 28555, 29825 – RASTERPREVIEW: この設定は、図面内にサムネイルイメージを保存するかどうかを指定します。 正しく動作していませんでした: サムネイルが存在していないとき、設定にかかわらず新しいサムネイルを作成していました。 サムネイルが既に存在しているとき、 設定にかかわらずサムネイルを更新しませんでした。
SR28544 – 属性書出: テキスト文字列が、テンプレートで指定された長さにトリミングされていなかった問題を修正しました。
SR29046 – フラット化: 厚みのあるポリラインへの操作ができませんでした。 また、すべてのオプション(分解と高さ)を表示するよう修正しました。
SR29319 – 線種ファイル: ANSIの日本語.LINファイルがロードできなかった問題を修正しました。
SR29735 – DDEDITとDDATTEダイアログ: ブロック内の属性名に同じものがあったとき、属性定義プロンプトが誤っていた問題を修正しました。
SR29795 – 外部参照: 外部参照が見つからないときのエラーメッセージ表示が消えてしまっていた問題を修正しました。
SR29857 – テーブルスタイル: テーブルスタイル内の文字高さの変更が誤って、セルの文字高さまで変更してしまっていた問題を修正しました。
SR29858 – テーブルスタイル: 変更時、自動的に再作図しなかった問題を修正しました。
SR29860 – 保存: 削除フィールドを含んでいる図面を保存しようとしたとき、例外エラーが発生することがあった問題を修正しました。
SR29905 – テーブル: 文字編集の取消し後、表示を更新するため再作図が必要だった問題を修正しました。
SR29943 – テーブル: ロック解除/ロックが指定セル範囲に適用されないことがあった問題を修正しました。
SR29945 – テーブル: セルをクリアしても、該当セルの色や形式がリセットされなかった問題を修正しました。
SR30098 – SINGLETON: (Windows)エクスプローラ上で、同じ図面を2回ダブルクリックしたとき、別に新規のBricscadセッションを起動してしまっていた問題を修正しました。
SR30139 – エクスポート: dwg/dxfへのエクスポートは、現在のレイアウトの図形だけを対象にしていました。 現在、dwg/dxfへのエクスポートには、WBLOCKコマンドと同様、図面内の全ての図形が含まれるようになりました。
SR30258 – グリップ編集: XY面上に無い縁故のグリッド編集ができなくなっていた(V11から)問題を修正しました。

アプリケーション開発

SR28467 – BRX: AcDbRegion::getAreaPropを実装しました。
SR30339, SR30347 – LISP: (vl-bb-set)と(vl-bb-ref)を使用したLisp “BlackBoard”に保存されたVLAオブジェクト(COM)の参照カウントが対称ではなく、無効なオブジェクトを導いて例外エラーを引き起こすことがあった問題を修正しました。
SR30347 – LISP: “BulletinBoard”(vl-bb-set)上に配置tされた ActiveX/COMオブジェクトがガベージコレクション後失われ、例外エラーとなることがあった問題を修正しました。
SR30365, SR30397 – LISP: (vlr-list->string)ファンクションがシステムのコードページによっては、数値に変換されないことがあった問題を修正しました。
SR29585 – COM/DRX: AcadPlotConfigurationImpl::put_ConfigName() (COM) と OdDbPlotSettingsValidator::setPlotCfgname() (DRX) ファンクションは、もはや用紙の形式をリセットせず、前に使用していた用紙の形式を使用するようになりました。 前に使用していた用紙が無いときはデフォルトを使用します。
SR30316 – LISP: (vlax-ldata-xxxx) ファンクションファミリー – コマンドラインやシェルオペレーションで図面を開いたとき(すなわち、Windowsエクスプローラでダブルクリックして開くのと同様のとき)、LDATAの検索に失敗していた問題を修正しました。
LISP: (arxload)ファンクションで、拡張子が .dllの.NETモジュールもロードできるようになりました。
.NET: モジュールのデマンドロードをサポートしました。
.NET: Bricscadアプリケーションウィンドウへのモジュールのドラッグ&ドロップをサポートしました。
OPEN: アプリケーションコードで読取専用図面を開いたときメッセージダイアログがポップアップしていました。 そうではなく、ダイアログを表示せず図面を開くよう修正しました。
SR18497 – DXFIN: “programmed”モード(Lisp, Arx etc.)で走らせたとき、DXFファイルが新しい図面を作成せず、現在の図面に追加されるようになりました。
SR24081, 25736 – BRX/Bモデラー: Body::skinを改良しました。
SR24168 – BRX: dwgInFields と dwgOutFields が呼んでいる間、データシーケンスの不整合を避けるため、カスタム図形の異なった取消しを無効とするようにしました。
SR28220 – BRX: AcDbTextコンストラクタで既に設定されていると、AcDbEntity::setDatabaseDefaults が文字高さを正しく作成、オーバーライドできなかった問題を修正しました。
SR28467 – BRX: OdGeCurveCurveInt2d::overlapCount()を実装しました。
SR29355 – BRX/Bモデラー: モーフィングマップを改良しました。
SR29717 – BRX: AcDbEntity::getGeomExtentsの互換性を改善しました。
SR29837 – BRX: acedGetCurrentColorsの背景色の問題を修正しました。
SR29896 – BRX: AcAdDocmanager::lockDocument()、::unlockDocument()fix で、データベースの変更が無かったとき、取消しレコードが空になった問題を修正しました。
SR30045 – Lisp/SDS/BRX:
1. (entget)リストに複数表示されているDXFグループコード(10, 100など)で選択フィルターを使用したとき、ハングアップ(ループ)が発生することがあった問題を修正しました。
2. 420(トゥルーカラー)フィルターを使用した選択の問題を修正しました。
SR30049 – LISP: 図面を開いたとき、リアクタが正しく初期化されないことがあった問題を修正しました。
SR30075 – .NET: acedInvokeラッパーを追加しました。
SR30088 – BRX: AcCmColorBase::colorNameForDisplay が正しく色名を返すよう修正しました。
SR30089 – BRX: AcApDocumentのロックメカニズムを改良し、ネストされたブロックにも対応できるようになりました。
SR30137 Lisp/SDS/BRX: “ssGet”の_F(フェンス)選択モード: 最初と最後のフェンスポイントが同じとき、最後のフェンスポイントが無視されていた問題を修正しました。
R30205 – .NET: ResultBuffer問題の解決: TypedValueToResbufメソッドで正しくないキャストがあり、同様に、ResultBufferクラスがObjectIdでなく、Handleを返していた問題を修正しました。

Version 11.4.5 2011/07/27

新規

属性: フィールドのサポートを追加しました。
フラットショットコマンド: 現在のビューに表示されている3D図形の2D表示を作成します。 この2D表示は、ブロックとして挿入されるか、または、ファイルとしてエクスポートされます。
SVG: SVG形式(Scalable Vector Graphics)でのエクスポートをサポートしました。
設定ダイアログに SVGエクスポートオプションを追加しました。

改良

設定ダイアログ:
チェックボックスをクリックすると、すぐ反映され、2回のクリック(1回目が選択で2回目に変更)は不要になりました。
スペースバーでチェックの値を切替できるようになりました。
ステータスバー: ‘図形スナップ’ステータスバーボタンからの’設定’で、’図形スナップ’の’図形スナップモード'(OSMODE)の設定ダイアログを開くようになりました。
SR24308 – テンプレート: テンプレート図面を指定するコマンドライン切替’/t’をサポートしました。
SR24819 – DXFIN: ドキュメントが開かれていないときも含め、アプリケーションウィンドウへの.dxfファイルのドロップ操作をサポートしました。
SR25702, SR26772 – 図面範囲: ‘設定’の’図面範囲’項目は、’^c^c_limits;t’でなく、’_limits’を呼ぶようになりました> 以前、このメニュー項目は’チェック’項目: 図面範囲のコーナー設定ではなく、オン/オフの切替だけでした。 LIMITSコマンドがわかりやすくなりました。
SR26689, 28978 – スナップ: 3Dソリッドへのスナップのパフォーマンスを改善しました。
SR27361 – レンダリング: ポリラインの厚さを持った曲線部のレンダリングが見えにくかった(暗すぎるか、明るすぎる)のを改善しました。
SR29855 – テーブルスタイル: テーブルスタイルのコピー/貼り付けをサポートしました。

修正

SR30564 属性編集時、時々、属性文字の前に新しいラインが挿入されることがあった問題を修正しました。
SR30524 修正: 既存のフィールド編集時、ツリー内の該当フィールドをフィールドダイアログで選択できなくなっていた問題を修正しました。
SR30407 3Dソリッドを分解すると、原点へ移動してしまうことがあった問題を修正しました。
3Dソリッド: ACIS R21に切り替えた影響で、FACETRESと他の公差プロパティが無視されてしまった問題を修正しました。
SR22801, SR30489 2ユーザーが一つの図面を開いたとき、1番目のユーザーが図面を閉じると、2番目に読取専用で開いたユーザーが図面を保存できてしまっていました。 WRITESTATの値が状況に応じて正しくなるよう修正しました。
属性編集: 図面内の属性をダブルクリックしたときやダイアログ内でEnterキーを押したとき、値のフィールド内容が選択(ハイライト)されなかった問題を修正しました。
属性編集、属性定義編集ダイアログ: 数字パッドのDeleteキーをサポートしました。
ファイルを開く: Windowsエクスプローラ内で複数の図面を同じように開いたとき、遅れが発生していた問題を修正しました。
SR30180, SR30131, SR30278, SR29516: パスに沿った押出しの問題を修正しました。
SR30378 – 属性編集ダイアログ: マイクロソフトのカスタムキーボード使用時のAltGRをサポートし、特殊なポーランド語を入力できるようにしました。
SR30406 – 属性編集: 小数点の記号の代わりに、数字パッドの’.’キーを押して、’n.’を入力できるようになりました。
SR30413, SR30439 – SOLPROF, FLATSHOT: 翻訳できなかった語句を修正しました。
SR30362 – 属性: V11.4.1の新しいテキスト操作のタイプで以下の不具合が発生していた問題を修正しました。
属性定義編集と属性編集のダイアログ: テキストの値を操作中にEnterキーを押すと勝手に改行することがありました。
属性定義編集と属性編集のダイアログで、Enterキーを押しても閉じませんでした。
属性編集で、Enterキーを押しても次の属性にフォーカスが移動しませんでした。
テキストの値を操作中にタブを押しても次のコントロールにフォーカスが移動しませんでした。
属性定義編集で編集したテキストが保存されませんでした。
背景ダイアログ:
背景のイメージファイルが見つからないときクラッシュしていた問題を修正しました。
ブラウズボタンを使用して、テキストフィールドから背景のイメージファイルを変更しても その変更が反映されなかった問題を修正しました。
コピー/貼り付け: 一時ファイルがシステムのtempフォルダでなく、カレントフォルダに作成されていました。 このため、カレントフォルダに十分なアクセス権限がないときコピー/貼り付け操作に失敗していました。
コピー/貼り付け: ‘一時’ファイルがずっと残されることがあった問題を修正しました。
CUIカスタマイズダイアログ: ‘ツールID’プロパティーコンボボックスの他のツールID選択が動作しなかった問題を修正しました。
PC3エディタ: ‘名前を付けて保存’が指定フォルダでなく、カレントフォルダへ保存していた問題を修正しました。
印刷プレビュー: 印刷設定が”無し(通常使うプリンタ)”のとき default.pc3があるにもかかわらず、時々印刷プレビューが動作しなかった問題を修正しました。 これはパスの問題でした: 通常のpc3ファイルがフルパスで定義されている一方で、default.pc3はファイル名だけで定義されていて、ファイルが見つけられませんでした。
レンダリング: レアリスティックレンダリングモードや固定レンダリングモードのとき、グリッドとUCSが非表示になっていた問題を修正しました。
太陽プロパティ: オーナーIDが設定されなかったため、監査によって新しい太陽オブジェクトのフラグが立ってしまっていた問題を修正しました。
SR17558, SR21110 – 閉じる: 複数の変更図面が存在するセッションを閉じるとき、”保存しますか?”のプロンプトダイアログに表示される図面名が表示されている図面と合っていなかった問題を修正しました。
SR23955, 27185, 27323, 28555, 29825 – RASTERPREVIEW: この設定は、図面内にサムネイルイメージを保存するかどうかを指定します。 正しく動作していませんでした: サムネイルが存在していないとき、設定にかかわらず新しいサムネイルを作成していました。 サムネイルが既に存在しているとき、 設定にかかわらずサムネイルを更新しませんでした。
SR28544 – 属性書出: テキスト文字列が、テンプレートで指定された長さにトリミングされていなかった問題を修正しました。
SR29046 – フラット化: 厚みのあるポリラインへの操作ができませんでした。 また、すべてのオプション(分解と高さ)を表示するよう修正しました。
SR29319 – 線種ファイル: ANSIの日本語.LINファイルがロードできなかった問題を修正しました。
SR29735 – DDEDITとDDATTEダイアログ: ブロック内の属性名に同じものがあったとき、属性定義プロンプトが誤っていた問題を修正しました。
SR29795 – 外部参照: 外部参照が見つからないときのエラーメッセージ表示が消えてしまっていた問題を修正しました。
SR29857 – テーブルスタイル: テーブルスタイル内の文字高さの変更が誤って、セルの文字高さまで変更してしまっていた問題を修正しました。
SR29858 – テーブルスタイル: 変更時、自動的に再作図しなかった問題を修正しました。
SR29860 – 保存: 削除フィールドを含んでいる図面を保存しようとしたとき、例外エラーが発生することがあった問題を修正しました。
SR29905 – テーブル: 文字編集の取消し後、表示を更新するため再作図が必要だった問題を修正しました。
SR29943 – テーブル: ロック解除/ロックが指定セル範囲に適用されないことがあった問題を修正しました。
SR29945 – テーブル: セルをクリアしても、該当セルの色や形式がリセットされなかった問題を修正しました。
SR30098 – SINGLETON: (Windows)エクスプローラ上で、同じ図面を2回ダブルクリックしたとき、別に新規のBricscadセッションを起動してしまっていた問題を修正しました。
SR30139 – エクスポート: dwg/dxfへのエクスポートは、現在のレイアウトの図形だけを対象にしていました。 現在、dwg/dxfへのエクスポートには、WBLOCKコマンドと同様、図面内の全ての図形が含まれるようになりました。
SR30258 – グリップ編集: XY面上に無い縁故のグリッド編集ができなくなっていた(V11から)問題を修正しました。

アプリケーション開発

SR30347 – LISP: “BulletinBoard”(vl-bb-set)上に配置tされた ActiveX/COMオブジェクトがガベージコレクション後失われ、例外エラーとなることがあった問題を修正しました。
SR30365, SR30397 – LISP: (vlr-list->string)ファンクションがシステムのコードページによっては、数値に変換されないことがあった問題を修正しました。
SR29585 – COM/DRX: AcadPlotConfigurationImpl::put_ConfigName() (COM) と OdDbPlotSettingsValidator::setPlotCfgname() (DRX) ファンクションは、もはや用紙の形式をリセットせず、前に使用していた用紙の形式を使用するようになりました。 前に使用していた用紙が無いときはデフォルトを使用します。
SR30316 – LISP: (vlax-ldata-xxxx) ファンクションファミリー – コマンドラインやシェルオペレーションで図面を開いたとき(すなわち、Windowsエクスプローラでダブルクリックして開くのと同様のとき)、LDATAの検索に失敗していた問題を修正しました。
LISP: (arxload)ファンクションで、拡張子が .dllの.NETモジュールもロードできるようになりました。
.NET: モジュールのデマンドロードをサポートしました。
.NET: Bricscadアプリケーションウィンドウへのモジュールのドラッグ&ドロップをサポートしました。
OPEN: アプリケーションコードで読取専用図面を開いたときメッセージダイアログがポップアップしていました。 そうではなく、ダイアログを表示せず図面を開くよう修正しました。
SR18497 – DXFIN: “programmed”モード(Lisp, Arx etc.)で走らせたとき、DXFファイルが新しい図面を作成せず、現在の図面に追加されるようになりました。
SR24081, 25736 – BRX/Bモデラー: Body::skinを改良しました。
SR24168 – BRX: dwgInFields と dwgOutFields が呼んでいる間、データシーケンスの不整合を避けるため、カスタム図形の異なった取消しを無効とするようにしました。
SR28220 – BRX: AcDbTextコンストラクタで既に設定されていると、AcDbEntity::setDatabaseDefaults が文字高さを正しく作成、オーバーライドできなかった問題を修正しました。
SR28467 – BRX: OdGeCurveCurveInt2d::overlapCount()を実装しました。
SR29355 – BRX/Bモデラー: モーフィングマップを改良しました。
SR29717 – BRX: AcDbEntity::getGeomExtentsの互換性を改善しました。
SR29837 – BRX: acedGetCurrentColorsの背景色の問題を修正しました。
SR29896 – BRX: AcAdDocmanager::lockDocument()、::unlockDocument()fix で、データベースの変更が無かったとき、取消しレコードが空になった問題を修正しました。
SR30045 – Lisp/SDS/BRX:
1. (entget)リストに複数表示されているDXFグループコード(10, 100など)で選択フィルターを使用したとき、ハングアップ(ループ)が発生することがあった問題を修正しました。
2. 420(トゥルーカラー)フィルターを使用した選択の問題を修正しました。
SR30049 – LISP: 図面を開いたとき、リアクタが正しく初期化されないことがあった問題を修正しました。
SR30075 – .NET: acedInvokeラッパーを追加しました。
SR30088 – BRX: AcCmColorBase::colorNameForDisplay が正しく色名を返すよう修正しました。
SR30089 – BRX: AcApDocumentのロックメカニズムを改良し、ネストされたブロックにも対応できるようになりました。
SR30137 Lisp/SDS/BRX: “ssGet”の_F(フェンス)選択モード: 最初と最後のフェンスポイントが同じとき、最後のフェンスポイントが無視されていた問題を修正しました。
R30205 – .NET: ResultBuffer問題の解決: TypedValueToResbufメソッドで正しくないキャストがあり、同様に、ResultBufferクラスがObjectIdでなく、Handleを返していた問題を修正しました。

Version 11.3.14 2011/06/20

新規

MTEXTFIXED: システム変数が追加されました。 MTEXTFIXEDが、2(デフォルト)にセットされていると、マルチテキストエディタは、対象のマルチテキストが編集し易いよう、ビューを回転、画面移動、ズームします。
MTEXTFIXEDが、0 か 1 にセットされているときは、ズーム、回転は適用されず、マルチテキストが完全に見えないとき、画面移動だけ可能となります。
テーブル: テーブルとテーブルスタイルの作成・編集が可能となりました。
.NET: BricscadのProとPlatinumバージョンで、新しく.Net プログラミング APIが導入されました。 サンプルは APIフォルダにあります。
NETLOADコマンド: .Net モジュールをロードします。
モデラー: ACISエンジンが R21へ更新されました。
SOLPROFコマンド: 選択した3Dソリッドを現在のビューポートの2D面へ投影します。 結果の2D図形は、ラインを表示・非表示にできるよう分割して画層に置かれます。
フィールド: 図形プロパティー(例えば、長さ、面積、…)のサポートが追加されました。
標準(Standard)文字スタイルは ARIALトゥルータイプフォントを使用するようになりました(以前は、simplex.shx)。
システム変数:
GRIDMAJOR, GRIDDISPLAY, GRIDSTYLE (acad互換)。
GRIDAXISCOLOR, GRIDMAJORCOLOR, GRIDMINORCOLOR, GRIDXYZTINT (bricscadのみ)。
グリッドをラインで表示し、ダイナミックにその密度を指定できるようになりました。
ポリライン編集: スプラインからポリラインへの変換をサポートしました。
WNEXT、WPREVコマンド: ウィンドウを次/前に切替できます。
VBA: .dvbファイルのドラッグ & ドロップをサポートしました。
SR28512 – 分割: スプラインの分割をサポートしました。

改良

フィールド: 空のフィールドは “—-“と作画するようにしました
フィールドダイアログ:
1. ‘フィールド名’一覧は、長い名前に自動的に合わせて表示できるようにしました。
2. フィールドダイアログを再度開いたとき、コードと値が更新されないことがあった問題を修正しました。
マルチテキストエディタ: フィールドをダブルクリックしたとき、フィールドダイアログが開かれるようになりました。
SR29855 – テーブルスタイル: テーブルスタイルのコピー/貼り付けをサポートしました。
SR29958 – テーブルスタイル: ‘行タイプ’を’セルタイプ’に変更しました。
SR29960 – テーブル: デフォルトのセルマージンをシステム変数 MEASUREMENT に依るようにしました。
ファイルを開くダイアログ:
最近開いたファイルをデフォルトファイル名として表示するようにしました。
標準的なダイアログタイプを使用しているときは、(左側の)フォルダーパネルも利用可能としました。
ダイアログをリサイズしたとき、”プレビューを使用”チェックボックスの位置がおかしくなることがあった問題を修正しました。
マルチテキストエディタ:
SR27318 – エディター起動時のマルチテキストの拡大処理を改善しました。
SR28527 – ダブルクリックか、Ctrl+Wで、現在のカーソル位置にある文字列を選択できるようにしました。
カレット(^)記号がダイアログで隠されないようにしました。
パースモードでの動作を改善しました。
エディタがアクティブなとき、ウィンドウタスクバーに余計なアイコンを作成しないようにしました。
プロパティーパネル:
2Dポリラインのプロパティに厚さを追加しました。
ハッチング、グラディエントのプロパティに島検出スタイルを追加しました。
グラディエントのプロパティに中心を追加しました。
プロパティに追加された3Dソリッド:
体積
重心
慣性モーメント(X, Y, Z)
慣性相乗モーメント(XY, YZ, XZ)
回転運動半径(X, Y, Z)
全てのコンボボックスに’ジャンプ’機能が追加されました。例えば、’stu’とキー入力すると’stu’で始まる最初の項目に飛びます。
レンダリング
SR29011 – 光源: 点光源、スポットライト、遠隔光源を作成するツール、光源一覧コマンド、太陽コマンドを含むメニュー、フライアウトツールバーが追加されました。
SR29011 – ビューのメニュー、ツールバーにパースツールが追加されました。
トリム: ブロックサブ図形の選択プレビューとサイクル選択が追加されました。
UCSコマンド:
図形(E)オプションで、3Dソリッド図形も対象になりました。
選択面によるUCS定義を可能にする 面(FACE)オプションが追加されました。
SR16654, SR28962 – クイック選択: ブロック、イメージ名がドロップダウンリストから選択できるようになりました。
SR18936, SR24268, SR25762 – ツールバー: 複数行がサポートされました。 既知の制限: 1. フライアウトのリサイズができません。 2. コントロール付きのツールバーは複数行にはできません。
SR25856 – F6 ファンクションキー: ステータスバーの座標表示を3値間で切り替えます: 相対 > 絶対 > オフ > 相対 > 絶対 > オフ > … 以前は、2値間の切替でした: 相対 > オフ > 相対 > オフ > …
SR27426 – ハッチング: MAXHATCH(最大のハッチング破線)設定を超えたためハッチングが表示されないとき、ユーザーに情報を知らせるようになりました。
SR29613 – ポリゴン: 頂点(V)オプションが追加になりました。

修正

印刷: ‘前の印刷’設定の一部が適用されていませんでした。 この問題に対する 11.3.12 の修正は不完全でした。 ‘線の太さを印刷’、’印刷スタイルを使用’、’ペーパー空間を最後に印刷’、’印刷スタンプ’がセッション間で保存されていませんでした。
SR27315 – タブレット: タブレットによっては、モーダルウィンドウがメインのウインドウと重なった後、反応が無くなってしまっていた問題を修正しました。
SR29460 – 属性書き出し: コマンドモードで、図形選択セットにブロックが一つも含まれていないと処理が終了しないことがあった問題を修正しました。
SR29858 – テーブルスタイル: テーブルスタイル変更時、対象のテーブルが自動的に再作図しないことがあった問題を修正しました。
SR29905 – テーブル: テキストの編集後、取消/やり直しで正しくテーブルが再作図しないことがあった問題を修正しました。
SR29905 – テーブル: テーブル変更後の必要な再作図を追加しました。
SR29943 – テーブル: セルのロック解除/ロックが、セル範囲で正しく動作しないことがあった問題を修正しました。
SR29945 – テーブル: セルをクリアしても、該当セルの色や形式がリセットされなかった問題を修正しました。
SR30000 – PC3エディタ:
1. ‘カスタム設定’ボタンがツリーのカテゴリー変更後だけ表示されていた問題を修正しました。
2. Bricscad内からエディタを使用時、保存に失敗することがあった問題を修正しました。 このエラーはスタンドアロンモード時は起きませんでした。
印刷: 前の印刷からの設定が、チェックボックスのオン/オフを切替したいと適用されなくなっていた問題を修正しました(V11.3で発生)。
フィールド ダイアログ: ローカライズの修正が適用されるようになりました。
テーブル: テーブルセル内にあるテキストをクリックしただけでは表編集がアクティブにならなかった問題を修正しました。
放射線: 放射線の代わりに、無限線分が表示されていた問題を修正しました(V11.3で発生)
X-ソリッド: 新規にV11.3をインストールしたとき、マニュアルで xsolids.brx をロードしないとX-ソリッドのコマンドが認識されなかった問題を修正しました。
SR29706 – X-ソリッド: 前のバージョンで作成した dwg をロードするとハングアップすることがあった問題を修正しました。
SR29819 – ワンポイント: 今は対応していない”To copy or move entities between drawings, …”を削除しました。
SR29843 – ステータスバー: コマンドバーが表示されていないとき、入力コマンドがステータスバーにも表示されなくなっていた問題を修正しました(V11.3で発生)
SR29854 – テーブル: テーブル変更ダイアログで、アイコンを使用している列を削除すると、例外エラーが発生した問題を修正しました。
SR29858 – テーブル: 垂直の分割ラインのスタイルが、データとヘッダーで逆になっていた問題を修正しました。
SR29881 – テーブル: テーブルスタイルで文字高さをゼロに設定すると例外エラーが発生していましたが、エラーメッセージを表示し、前の値をリセットするよう修正しました。
SR29884 – ステータスバー: 翻訳用リソースファイルから、GRID, SNAP, TABLET が無くなっていた問題を修正しました。
テーブル: テーブルグリップをドラッグ時、最小列幅の計算を誤り、例外エラーが発生することがあった問題を修正しました。
テーブル: プロパティーパネルでプロパティーを変更したとき、すぐ更新されなかった問題(再作図要)を修正しました。
テーブル: 尺度、回転コマンド実行後、また、テーブルスタイル変更後に、すぐ更新されなかった問題(再作図要)を修正しました。
トリム: 11.3.9で導入された ブロックサブ図形の選択プレビューとサイクリング機能は、カット図形の選択に関する問題のため、元に戻されました。
カスタマイズのダイアログ: ツールバー領域で右クリックしてカスタマイズのダイアログを開いてポップアップメニューのカスタマイズを選択後、OKボタンを2回クリックしなければならなかった問題を修正しました。
eトランスミット: 依存グラフに、ビッグフォントが含まれなかった問題を修正しました。
レンダリング: 固定レンダリングモードやリアリスティックシェードモード(事実上、反射・屈折・影のない固定レンダリングモード)で、クロスヘアーカーソルの残像が残ることがあった問題を修正しました。
レンダリング: TTFテキストが正しくないグリフサイズで使用され、形状の上に表示されていた(事実上、非表示であるべき)問題を修正しました。
ソリッド編集: フェースの押出しオプションが負の値を扱えなかった問題を修正しました。
太陽: 太陽図形のオーナーIDが設定されていなかったため、図面に追加された太陽図形が監査エラーを起こしていた問題を修正しました。
文字分解: 曲線部分に重複したポイントを持つTTFフォント(例えば、ヘブライ語フォント)がクラッシュの原因になることがあった問題を修正しました。
SR16495, SR24617 – PSLTSCALE(ペーパー空間の線種尺度): 設定が印刷だけで、表示に対応していなかった問題を修正しました。
SR17195 – マルチテキストエディター: ALT-TABキーで他のアプリケーションに行って戻った後、フォーカスがマルチテキストフィールドから外れてしまっていた問題を修正しました。
SR18617, SR22799 – クイック選択:レイアウトのモデル空間ビューポートでは、クイック選択ツールが、ペーパー空間でなく、モデル空間の図形を対象するよう修正しました。
SR20135, SR26517 – マルチテキスト: マルチテキストが選択され、プロパティーパネルからマルチテキストエディターが起動されたとき、マルチテキストは一つずつ別個に編集できるようになりました。
SR22613, SR24221 – 表示順序: コピーしたり、削除を取消した(OOPSやUNDO)とき、表示順序が変わってしまっていた問題を修正しました。
SR22622, SR28356 – アイソメ スナップ: アイソメ面の切替がスムーズでなかった問題を修正しました。
SR22648 – 画面移動: panbufferがオンのとき、画面移動でちらついていた問題を修正しました。 シナリオ: モデル空間でいくつかの垂直線を作画、ビューポートコマンドで2個のビューポートを作成、アクティブビューポートでラインを画面移動。
SR23310 – 寸法: ロックされたビューポートでモデル図形とのペーパー空間連携寸法を更新したとき、DIMLFACのオーバーライドが失われた問題を修正しました。
SR24444 – プロパティーパネル: キーボードフォーカスが、ブロック名・パス・印刷スタイル・ブロックの単位・単位係数のフィールドのどれかにあるとき、TABキーとESCAPEキーのコントロールができなくなっていました。 この問題は、プロパティーパネルの全ての読取専用プロパティーについて修正されました。
SR24963, SR26982, SR27382 – ポリライン編集: 大きな座標の結合操作が失敗していた問題を修正しました。 線分をポリライン化する変換の問題も修正しました。
SR25436, SR26935 – ポリライン編集: “頂点挿入”使用時、”X”マーカーが挿入基点へ移動していませんでした。 “結合”の使用で図形が選択されなかったとき、コマンドが終了してしまっていた問題を修正しました。
SR25534 – 開く/保存 ダイアログ: ドットを含むファイル名の先頭部分が欠けていた問題を修正しました。
SR26089 – 表示: PDMODEが0か1のとき入れ子のブロックを含む図形の線種が正しく継承されていなかった問題を修正しました。
SR26326, SR28960, SR29018, SR29040 – ハッチング: 部分的な重なりが複数あったり、ほとんど重なっている平行線について、境界検出に失敗することがあった問題を修正しました。
SR26445, SR27614 – ズーム: V11でクリップされたブロック参照のパフォーマンスが悪くなっていた問題を修正しました。
SR26517 – マルチテキスト: プロパティーパネルで編集されたときの取消(UNDO)の問題を修正しました。
SR26835 – ダイナミックブロック: ユーザー提供のダイナミックブロックの編集に関する問題を修正しました。
SR26842 – 印刷: レイアウトでの用紙サイズの回転と印刷ブレビューがミスマッチしていた問題を修正しました。
SR26893 – プロパティーパネル: ポリラインへの曲線/スプラインのフィットでは、コントロールポイントの頂点だけリストされるべきです。 プロパティーパネルからの指定では、立方体/正方形のとき、ポリラインは正しくない曲線フィットとなっていました。
SR27115 – 印刷: 最近使用した印刷設定を保存したとき、カスタム用紙サイズが含まれていなかった問題を修正しました。
SR27380 – マルチテキスト: -mtextコマンドが正しくない文字位置合わせを引き起こすことがあった問題を修正しました。
SR27442 – ファイル保存ダイアログ: フィルター拡張子として”*”か”*.*”を指定したとき、拡張子無しでファイル名を入力できなくなっていた問題を修正しました。
SR27723 – マルチテキスト: デフォルトフォントが Arial のとき、ロシア語文字をマルチテキストエディタに入力すると、勝手に Time New Roman に変更された問題を修正しました。
SR28259 – マルチテキストエディタ: システム変数 AUTOSNAP がゼロでないとき、すなわち、極スナップがオンのときで、プロパティーパネルから起動した編集をキャンセルすると、マルチテキストが見えなくなった問題を修正しました。
SR28478 – フィレット: ユーザー提供の図面で大きな座標の二つのポリライン同士のフィレットが実行できなかった問題を修正しました。
SR28585 – 画面移動: ペーパー空間のビューポートがフリーズ画層を持つユーザー提供図面で、画面移動すると、クラッシュや動作が遅くなることがあった問題を修正しました。
SR28616 – 塗潰しモード: DASHED線種を使用したポリラインがFILLMODEの設定を無視していた問題を修正しました。
SR28624 – ラスターイメージ: メモリへロードするイメージファイルが大きすぎると、座標ファイルからの地理情報が読み込めなくなっていた問題を修正しました。
SR28755 – ハッチング: ゼロダッシュを持つパターンハッチングを含む図面をロードしたとき、アプリケーションがハングしていた問題を修正しました。
SR28760 – パス: ファイルダイアログの図面、ブロック、外部参照のデフォルトパスは、相互に無関係であるべきが、そうなっていなかった問題を修正しました。
SR28792 – マルチテキストエディター: マルチテキストエディターが開いているとき、レイアウトを切り替えると、クラッシュが発生することがあった問題を修正しました。
SR28914 – 印刷スタイル: 以前に使用されておらず、図面の辞書に追加されていない印刷スタイルが、プロパティーパネルの印刷スタイルコンボボックスに表示されなかった問題を修正しました。
SR28975 – 外部参照編集: クリップ操作(コピー/貼り付け)を行って外部参照を編集した後、図面を保存しようとするとエラーが発生することがあった問題を修正しました。
SR29170 – 画層状態: フリーズ画層にビューポートを含む図面で画層状態を変更するとクラッシュが発生することがあった問題を修正しました。
SR29375 – オフセット: “線種” と”グローバル幅”プロパティーがポリラインオフセットに反映されなかった問題を修正しました。
SR29175 – 図面エクスプローラ: 光源、ビュー、PDFアンダーレイ、ブロックの’新規’ボタンが、他のアプリケーションウィンドウをアクティブにしてしまうことがあった問題を修正しました。
SR29352 – 監査: 監査出力に欠けていたラインフィードを追加しました。
SR29436 – コマンドライン: コマンドライン文字列を形式化するとき、寸法変数(DIMLUNIT, DIMAUNIT, DIMFRAC, DIMDEC, DIMADEC, DIMZIN, DIMAZIN)を考慮に入れていなかった問題を修正しました。
SR29445 – コピー/貼り付け: BricscadからMicrosoft Wordへ”絵として貼り付け(拡張メタファイル)”すると、絵がくずれていた問題を修正しました。 これは再度発生した問題です。
SR29522 – 外部参照: 外部参照ツールバーが自動的に開かなかった問題を修正しました(11.3以前のベータ版でのみ発生したもの)。
SR29563 – 楕円: エスケープキーでクラッシュすることがあった問題を修正しました(V11.1で発生)。
SR29574 – MATCHPROP: マルチテキストの位置合わせ設定がコピーされなかった問題を修正しました。
SR29581 – DBMOD: BMODシステム変数がゼロのときでも”図面を保存しますか?”プロンプトが表示されてしまっていた問題を修正しました。
SR29711 – DIMBLK: “無し”を示す”.”がコマンドに受け入れられていなかった問題を修正しました。

アプリケーション開発

OOPSコマンド: RTERROR でなく、RTCAN を返していた問題を修正しました。
SR29744 – BRX: acedSSGet() :S 単一パス選択モードを修正しました。
SR29925 – CMDECHO: CMDECHO == 0 で以下のコマンドを走らせたとき、追加の情報がコマンドラインに表示されることがあった問題を修正しました。対象コマンド: UCS、SHADEMODE、FLATTEN、UNITS、ERASE、CHANGE、FILLET。
SR30046 – LISP: (autoload)機能が、”\\”のパスデリミタを使用したファイル名を使用できず、”/”だけ使用できていた問題を修正しました。
SR29805 – acedEntsel()の問題を修正しました。
SR25336 – 例えば、AcadEntity.GetBoundingBox() で返されるブロック参照範囲は非表示属性を含むべきではありません。 V11.3では、逆に修正されていました。
全てのAPI: 拡張データの作成時、グループコード 290 (ブーリアンデータ)がサポートされるようになりました。
BRX: “goodBye”イベントの間、図面とデータベースの参照カウントは、1以上でなくてはなりません。
COM: Acad3dSolid,Boolean と AcadRegion.Booleanの振る舞いとエラーハンドリングを改善しました。
DEScoder : もし、VLXプロジェクトが独立したファイル名としてターゲットモジュールを含むと、DEScoderがプロジェクトフォルダーパスに、間違ってこのフルファイル名を追加し、無効なターゲットファイル名となっていた問題を修正しました。
PEDIT: FIT と SPLINE オプションは、もはや、新しい OdDbObjectId と Handleを持つ図形を作成しません。
SR16163, SR21144 – EXPLODE: 一次導関数が連続していないポイントでスプラインが分解可能になりました。 そのようなスプラインは、通常のユーザーインタフェースを使用しても作成できず、プログラミングAPIの使用でのみ作成可能です。
SR17378, SR19816, SR26352 – BRX: acedUsrBrk()関数の問題を修正しました。 エスケープキーでの中断が可能になりました。
SR20307 – GETFILED: ファイルの開く/保存ダイアログ内で、正確に合致するファイルが見つかるとハイライトするようになりました。
SR21083 – LISP : vlr-PickFirstModified イベントが、Lispアプリケーション(vlr-miscellaneous-reactorへ)へ送付されるようになりました。
SR23396 – LONG TRANSACTION: 長いトランザクションの間、二番目のオブジェクトがトランスレートされなかった問題を修正しました。
SR23471, SR27845 – リアクタ: モジュールがロードされる前に開かれていた図面について、kLoadDwgMsgを発行してドキュメントをアクティブにすることが可能になりました。
SR26890 – プロンプトメニュー: キーワード無しのプロンプトメニューのサポートを追加しました。
SR27332 – DCL: “fixed_width_font = true”のDCLテキストコンポーネントで、一部の文字が非表示になることがあった問題を修正しました。 この問題は、幅の丸め誤差計算によって引き起こされていました。 wxStaticTextの文字範囲計算が1ピクセル分小さくしていました。 この問題は、固定幅のフォント使用時は幅計算時に1ピクセル追加するようにして修正しました。
SR27988 – LISP: EXEDIRシステム変数のサポートを追加し、旧スタイルのLispも正常に動作するようにしました。
SR28091 – COM: TextWinBackgrndColor と TextWinTextColor プロパティを実装しました。
SR28386 – 図面エクスプローラ: サードパーティーアプリケーションのダイアログ内から正しく作成/終了できなかった問題を修正しました。
SR28629 – LISP: defun’edコマンドが呼ばれたとき、プロンプトメニューボックスタイトルが空になっていた問題を修正しました。
SR28654 – BRXが、EdJigドラッグ操作での極トラッキングをサポートしました。
SR28715 – EVENTS: NotifyDocumentOpen が、”firedocumentActivated”でなく、ドキュメントがカレントになるときに、キックされるようになりました。
SR28844 – LISP: 文字列ポインタが文字列の開始より前を指定でき、メモリアクセスエラーやガベージコレクション操作を引き起こすことがあった問題を修正しました。
SR29283 – LISP: もし、(command … PAUSE …)内で ESCAPEキーを押すてもLisp動作が中断されなかった問題を修正しました(V11.2で発生)。
SR29382 – LISP: V11.2.3で、(command)シーケンス内での(getvar)使用が誤動作していた問題を修正しました。
SR29418 – DCL: DCLイメージの全領域を覆うような fill_image 使用は、不要な再作図を避けるため、全ての以前に作画されたオブジェクト(スライド、ベクトル、塗潰し)をメモリから削除していました。 しかしながら、これはまた、set_tile使用のイメージに追加されたラベルも削除していました。 ラベルは、全ての他のコンテンツのトップに表示されるべきものなので、削除されないよう修正しました。
SR29661 – LISP/SDS : C:XXX コマンドが自身で再定義されたとき、複数の図面に渡って例外エラーやクラッシュを発生させることがあった問題を修正しました。
SR29671 – SDS: sds_usrbrk()を改善しました。 ダイアログを閉じるためにESCキーを押すと、usrbrk()が以前の処理の true を返すため、次のコマンドがキャンセルされることがありました。 GetAsyncKeyStateを呼ぶのではなく、PeekMessageを呼ぶようにして、この問題を修正しました。

Version 11.2.13 2011/05/10

修正

Platinumのローカライズ: X-部品ライブラリのWindows中国語版が動作しなかった問題を修正しました。

アプリケーション開発

SR27701 LISP/VBA: 図面を開くとき、LispとVBAを両方ロードすると、コマンド内で自分を再定義したときと同様のエラーになっていた問題を修正しました。

Version 11.2.12 2011/04/12

修正

SR28913: 印刷と印刷プレビューで、印刷境界でクリップされたTTFフォントが不正な塗潰し表示になっていた問題を修正しました。 V11.2.9からは、クリップされていないTTFフォントでも不具合が発生していました。
SR27068 – PAPERUPDATE: PAPERUPDATEシステム変数がプリンタ切替を想定していなかった問題を修正しました。
SR28852 – ビューポート: ユーザー提供図面で、壊れたビューポート図形が削除できなくなっていた問題を修正しました。
マテリアル エクスプローラ: 新しいマテリアルが作成された後、’マテリアル’コンボボックスがすぐに更新されなかった問題を修正しました。
レンダリング: 遠隔光源や太陽の光度が変更できなかった問題を修正しました。
PDFアンダーレイをロード解除できるようになりました。
SR28882: エンバグ: 新規に図形を追加したときでも、属性付きのシンボル挿入後、entnext がゼロを返していた問題を修正しました。
レンダリング: クリッピング面をちょうど図形の表面と同じに指定すると、ソフトウエアレンダリング時、図形の表面が非表示になっていた問題を修正しました。
SR28905: マルチ引出線の問題で、2010形式の図面を開けないことがあった問題を修正しました。

アプリケーション開発

SR27068 – BRX: AcDbPlotSettingsValidator::setPlotCfgName の互換性を改良しました。
SR28679 – BRX: AcDbObject methods applyPartialUndo、subOpen、subClose の互換性を改善しました。
SR28763 – LISP : スタートアップダイアログ(新規図面作成ウィザード)でESCキーを使用すると、その情報が誤ってLispエンジンに伝達され、Lispの初期化が中断されてしまっていた問題を修正しました。
SR28844 – LISP : Lispエンジンが、図面内の壊れたLData図形の読み込みに失敗し、その図面を開くことができなくなっていた問題を修正しました。
SR28882: エンバグ: 新規に図形を追加したときでも、属性付きのシンボル挿入後、entnext がゼロを返していた問題を修正しました。

Version 11.2.9 2011/03/04

新規

下記の線種をサポートしました。
BATTING, Batting SSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSS
FENCELINE1, Fenceline circle -0—–0—-0—–0—-0—–0—-
FENCELINE2, Fenceline square -[]—–[]—-[]—–[]—-[]—-
TRACKS, Tracks -|-|-|-|-|-|-|-|-|-|-|-|-|-|-|-|-|-|-|-|-|-|-|-|-
ZIGZAG, Zig zag /\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/
背景のレンダリング: 背景のビューが拡張されました。 アクティブなビューの背景定義はレンダリング時にも適用されます。 背景は、ソリッドかグラディエントの色として定義でき、また、尺度・オフセット・タイルを設定したイメージ(例えば、曇り空や晴天)を使用することができます。 ‘太陽と空’オプション(パラメータベースの空の統合イメージを生成)は、まだサポートされていません。
SR27803 – PDFFRAMEシステム変数: PDFアンダーレイの枠を表示・印刷するかどうかを指定できます。
3D-ナビゲーション
RTROTコマンド(Real Time ROTation)を作り直し、コマンド RTROTF と RTROTCTR を追加しました。 RTROTF は RTROTで提供していた自由回転のコマンドとし、RTROT は多くのモデリング作業で不要な’ロール’無しの拘束動作を行うようにしました。 ロールは、RTROTZコマンドのように、視点がZ軸周りを回転するとき起こります。
カーソルを水平に移動させると、絶対座標系(WCS)のZ軸の周りをカメラが回転します。
カーソルを垂直に移動させると、ビューのX軸の周りをカメラが回転します。
RTROTは、Shift + マウス中ボタン(または、ホイール)でも実行され、これまでの Ctrl + マウス左ボタン操作もサポートされます。
RTROTFは、Ctrl + Shift + マウス中ボタン(または、ホイール)でも実行されます。
RTROTZのキー操作は変わりません: Ctrl + マウス右ボタン。
新しい RTROTCTRコマンドは、最初に回転の中心位置を聞いてきますが、以降は RTROTと同様の動作です。
Bricscad Platinum バージョン: Bricscad Proの機能に加え、Bricscad Platinumは、新しいX-SolidsモジュールとX-Hardware(一般的に使用されるパラメトリック部品ライブラリ)を含みます。

改良

印刷: 縦でラスターイメージを印刷するときのメモリ消費量を更に改善しました。
メニュー: 3Dポリライン コマンドを作画メニューに追加しました。
パース モード
新規に、パースをON/OFFする PERSPECTIVEシステム変数とコマンドをサポートしました。
PANのレスポンスを改善しました。
スナップとトラッキングスナップの動作を改善しました。
ズーム: マウスホイールでの拡大/縮小をサポートしました。
グリップ点がおかしな位置に表示されることがあった問題を修正しました。
パースモードで、円や楕円の選択に失敗することがあった問題を修正しました。
RTROT, RTROTF, RTROTCTR:
中心点での回転の計算速度を改善しました。
ビューポートの領域外でも中心点は保持されるようになりました。
一部だけ表示されている図形は、中心点計算に影響しないようにしました。
SR22213, SR26577 – 交点: 曲線の交点計算をより速く、安定するよう改善しました。
SR25909 – プロファイル管理: 設定の’エクスポート’と’コピー’機能の使用を確実にするため、ユーザープロファイル管理ダイアログが開く前に、現在の設定をレジストリ登録するようにしました。
SR27745 – インストーラ: マイグレーションツールは、以前のメジャーバージョンのフォルダーが見つからないときは設定を移行しません(旧バージョンがアンインストールされたとき)。
SR27820 – IME入力: 日本語、韓国語、中国語の2バイト文字の変換入力時、文字は変換ボックスでなく、コマンドバーに直接表示されるようになりました。
SR27954 – ワンポイント: コマンド履歴をブラウズするのに、Ctrl-K、Ctrl-L でなく、上下の矢印キーを使用するようにしました。
このビルドでは、ローカライズのため、X-ソリッドのダイアログについて、表示上の変更があります。
SR27642: インストーラは、Windows 2000へのインストールにGDIPLUSを含むようになりました。(英語版)
Platinum – X-部品ライブラリ項目の選択時、選択項目に対応したオプションダイアログがすぐに表示され、確認後は、素早く次の項目を選択できるようになりました。
Platinum – 視点の”正面”か、UCSで、クイック作図を使用したとき、投影が正しく表示されるようになりました。
Platinum – クイック作図で、隠れ線が表示線と重複しないようになりました。
Platinum – クイック作図で、隠れ線が表示線より表示順序が下になりました。
Platinum – クイック作図のデフォルト画層に、QD-Hidden と QD-Visible が追加されました。
スプライン: 閉じた周期的なスプライン作成の互換性を改良しました。
SR19619, SR23814, SR24406, SR24779, SR25150, SR25327, SR25366, SR25746, SR26303, SR26823 – 印刷: ラスターイメージの印刷で使用するメモリ容量を大幅に削減し、A0やARCH Eサイズの図面を印刷できるようになりました。 同様な改善は、シェーディングや陰線処理された図面印刷にも適用されます。
SR25260, SR27139 – オフセット: 滑らかな曲線のポリラインへのオフセットがより正確になり、より少ない頂点で作成されるようになり、ポリラインの一部だけオフセットされてしまうことはなくなりました。
SR26823 – イメージ: ラスターイメージの回転に必要なメモリ容量は半減し、ラスターイメージのハンドリングが軽くなりました。 ECWとJPEG2000イメージの最適化が追加実装され、1GB以上のイメージのハンドリングが可能になりました。
点、スポット、遠隔の光源設定に、グリフ色設定が追加されました。
配光光源のグリフ色の設定として、配光グリフ色設定が追加されました。
eトランスミット: マテリアル テクスチャーファイルのサポートが追加されました。
ダイナミック入力: 円の作画中のダイナミック寸法が可能になりました。
マルチテキスト編集: プロパティーバーから編集を起動しても、フォーカスが自動的にマルチテキスト側へ移行するようになりました。
レンダリング:
透明な素材の影も、その素材と同じ色になるよう改良されました。
不透明な素材に対しては、周囲の色成分が明瞭に影響を与えるよう改良されました。
透明度マップからの影が追加されました。
透明度ブレンド係数: ブレンド係数がゼロであれば、透明度マップは、黒は完全に透明、白は完全に不透明な切り抜きマップとして、それ以外の場合は、黒は完全に不透明、白は完全に透明な透明マップとして処理されます。
リアルタイム回転: 球形のリアルタイム回転(RTROT, Ctrl+左ボタン)が改良されました。 先に図形が選択されているときはボックスの周りで回転します。 図形が現在のビューの外側にあるときは、ビューの中心の周りで回転します。

修正

ヘルプ: V11.2.8でくずれていた検索リンクを修正しました。
図面エクスプローラ: パネル名がローカライズできなかった問題を修正しました。
コマンド履歴: 例外エラーでコマンド履歴がくずれてしまうことがあった問題を修正しました。
X-ソリッド: ローカライズできないコマンドがあった問題を修正しました。
SR28149 – トゥルータイプフォント: TTFフォントの太字、イタリック体作画を正しくサポートするようにしました。
SR28382 – トゥルータイプフォント: グリフ’A’を含まないフォントがレンダリングできなかった問題を修正しました。
SR27663 – フィレット: フィレット操作後の幅付きポリラインの幅が正しきないことがあった問題を修正しました。
SR27979 – グループ: キーワード”UN-GROUP”を互換性改善のため、”EXPLODE”に置き換えました。 “UN-GROUP”は隠しキーワードとして残しています。
SR28180 – フィレット: 非常に大きな座標で線分や円弧のフィレットに失敗することがあった問題を修正しました。
SR17782, SR22471, SR22820, SR26222, SR26626 – 印刷: 透明な2色のイメージをPDFとして印刷したとき、黒の矩形となっていた問題を修正しました。
SR18617, SR22799 – クイック選択: レイアウトタブのモデル空間で動作しているとき、クイック選択ツールは、ペーパー空間ではなく、モデル空間の図形を取り扱うようになりました。
SR23810, SR27646 – DIMTAD: DIMTAD=1のとき、寸法値が寸法線の上でなく、下に配置されていた問題を修正しました。
SR26289 – メニュー: 非常に大きなメニューのロードに失敗していた問題を修正しました。
SR27164 – スナップ: 図形スナップのコマンドオプション – 延長、平行が、コマンド・プロンプトとプロンプトメニューから抜けていた問題を修正しました。
SR27410, SR27653 – 互換性: acad2010図面のOdDbHatchデータが正しく読めず、図面を開けなかった問題を修正しました。
SR27565 – ズーム: 右クリックでダイナミックズームコマンドを終了させると、ズームコマンドが繰り返されていた問題を修正しました。
SR27593 – 計算処理: 大きな座標(1e+97, 1e+97)位置のマルチテキスト図形を持つ図面を処理すると、表示の変換計算に問題が発生し、例外エラーとなった問題を修正しました。
SR27599 – 互換性: テーブルを持つ図面をBricscadでdwg2004形式(または、より古い)で保存し、この図面をacad2010で開くとクラッシュすることがあった問題を修正しました。
SR27758 – ローカライゼーション: ポリライン編集コマンドの”Next”と”Previous”オプションが翻訳できなかった問題を修正しました。
SR27759 – マテリアル エクスプローラ: マテリアル エクスプローラ内の一覧に、ByLayer と ByBlock が表示されてしまっていた問題を修正しました。
SR27881 – ポリライン編集とスナップ: ポリライン編集コマンドの結合オプションで作成された閉じたポリラインが、PLINETYPE > 0 のとき、図形スナップの中心で認識されなかった問題を修正しました。
SR27889 – 表示: OLEオブジェクトとして挿入されたExcelテーブルの文字が、少しずれて表示されていた問題を修正しました。
SR28002 – 例外エラー: 非常に大きな座標を持つペーパー空間ビューポートを持つユーザー提供図面が計算処理のオーバーフローを引き起こして例外エラーとなっていた問題を修正しました。
SR28087 – 面積: ユーザー提供図面で、ポリライン面積計算が不正確になっていた問題を修正しました。
上下の矢印キーによりコマンド履歴から呼び出されたコマンドで、フォーカスが正しくコマンドラインに置かれないことがあった問題を修正しました(左右の矢印キーも正しく動作するよう修正)。
SR22984 : F3キーを押して「スナップ」モードを切替えるとき、画面上にカーソルボックスの残像が残ることがあった問題を修正しました。
SR24038 : 別のバージョンや言語版のユーザープロファイルが、プロファイル管理ダイアログや /p + .argファイル 処理でインポートできなかった問題を修正しました。
SR25428 : ユーザー定義のコンテキストメニュー項目(部分CUIファイル)で、アイコンが表示されなかった問題を修正しました。
SR26226 モデル空間図形へのスナップ動作によって、ペーパー空間のDIMORDINATEがキャンセルされた問題を修正しました。
SR27631 : V11.2.3で報告: 円の作図時、直交モードがオンの場合図形スナップが効かないことがあった問題を修正しました。
SR18273 SR18243 SR23265 : 設定ダイアログやgetvar/setvarコマンドから抜けていたものを追加しました: – MILLISECS, LOFTANG1, LOFTANG2, LOFTMAG1, LOFTMAG2, LOFTNORMALS, LOFTPARAM – MENUNAMEシステム変数の修正(常に”default”を返していましたが、CUIファイルのパス名を返すようになりました)
SR24524 : ビューポートの誤った削除/作成処理手順により、CVPORTがビューポートID(dxf 69)を受け付けられませんでした。 ビューポートIDは図面を開くときだけ更新されるようにして対応しました。
SR22867, SR24355, SR24575, SR25025, SR25053 – RTxxx: リアルタイム-ナビゲーションコマンド(例: RTROT)が、マウス中ボタンでのパンニング、ズーミング時にロックされてしまうことがあった問題を修正しました。
SR25114, SR26177 – コンテキストメニューの”終了”で、(RTPANのような)RTxxxコマンドを終了させようとすると、元のコマンドまでキャンセルされてしまった問題を修正しました。
SR26533, SR27154 – フィレットと面取り: 幅付きポリラインに対する誤動作を修正しました。
SR26818 – ピックボックス: ピックボックス色を認識しにくいグレーから黒(または、白)に戻しました。
SR27172 – 図面エクスプローラー: 依存の概観にPDFアンダーレイが表示されなかった問題を修正しました。
SR27363 – レンダリング: 厚さがゼロ以外の図形(線分、ポリライン、…)に、レンダリングマテリアルが適用されなかった問題を修正しました。
SR27374 – グラディエント: グラディエントハッチングを極端に拡大すると、WindowsのGDIライブラリがオーバーフローを起こし、システムがクラッシュすることがあった問題を修正しました。
SR27411 – 光源: LightingUnits != 0(インチ、または、メートル単位)のとき、オプション’Index’または’HSL’色を使用すると例外エラーが発生することがあった問題を修正しました。
SR27452 – 分解: 円のXY尺度を変更して作成された楕円が長軸より短軸が大きくなってしまうことがあった問題を修正しました。 このため、監査を実行すると不正な軸として処理され、図面から削除されてしまっていました。
SR27537 – ユーザープロファイル: コマンドライン オプション”/p”で、Unicodeでない.argファイルがロードできなかった問題を修正しました。
SR27540 – CUI: XEXTRUDEコマンドの後ろのスペースを削除しました。
X-SOLIDS: 最初の角度投影のQuickDraw視点の定義値が間違っていた問題を修正しました。
SR20937 – UCSアイコン: ビューが遠くへ移動したとき、ペーパー空間ビューポートのUCSアイコンが非表示になった問題を修正しました。
SR21366 – フィレット: 大きな座標位置にあるポリラインのフィレットができなかった問題を修正しました。
SR23317, SR25410, SR25413, SR25831 – 保存: ブロック属性を含む図面をDwg2007、Dwg2004形式で保存しようとしたとき、例外エラーになることがあった問題を修正しました。 この問題は、V10.3でDwg2010形式をサポートしたとき発生していました。
SR24133 – ローカライズ: ズームコマンド”X_P”が、”XP”でなく”X”と解釈されていた問題を修正しました。
SR24743 – 名前: ブロック、画層、レイアウト、線種などの名前で、アルファベット以外の文字が使用できないものがあった問題を修正しました。
SR24915 – コピー/貼り付け: コピー/貼り付け操作時に使用されるクリップボードの形式はDwg2004でした。 このため、例えば日本語の文字が化けてしまう問題が発生していました。 新しく”クリップボード形式”設定が追加され、クリップボードへの保存形式をコントロールできるようになりました。 Dwg2007やDwg2010を使用すると、これらの形式はUnicodeをサポートしているので、文字化けはなくなります。
SR25703 – 属性編集: 置換パターンに適合しない空の属性に、置換値が記入されてしまっていた問題を修正しました。
SR25879 – ハッチング: コマンドラインバージョンのHATCHと-HATCHでは、”島を無視”オプションが無視されていた問題を修正しました。
SR25945 – UCS: Y軸に平行な2点を使用すると’新規’オプションが使えなかった問題を修正しました。
SR26094, SR26178 – フィレット: エッジ選択中にピックボックスが中心から外れたり、エッジの外側へいくと、ソリッドのエッジのフィレット/面取りに失敗することがあった問題を修正しました。
SR26460 – ハッチング: 連携しているハッチング境界の一部を削除すると、更新動作に失敗することがあった問題を修正しました。
SR26750 – ワイプアウト: グリップ編集中に入力された点がワイプアウト図形面に投影されず、 クラッシュすることがあった問題を修正しました。 ワイプアウトコマンドは、現在、作成中のXY平面投影も処理できます。
SR26755 – ダイナミックブロック: ダイナミックブロック内の属性定義が変更されたとき、ブロック参照の属性が更新されなかった問題を修正しました。 SR26776 – 文字: 位置合わせが左上、または、右上のとき、文字スタイルを変更すると、テキストの位置が図面原点へ移動することがあった問題を修正し
SR26776 – 文字: 位置合わせが左上、または、右上のとき、文字スタイルを変更すると、テキストの位置が図面原点へ移動することがあった問題を修正しました。
SR26785 – 変更、プロパティ変更: ブロック属性の画層が変更されてしまうことがあった問題を修正しました。
SR26820, SR26981 – PDFアンダーレイ: 不完全なPDFUNDERLAY情報を持ったユーザー図面について、保存できず、表示中に”図形のレンダリング中にエラー発生”メッセージが表示されていた問題を修正しました。
SR26863 – イメージクリップ: 古い境界を削除するときのデフォルトの’Yes’オプションが正しく動作しないことがあった問題を修正しました。
SR26907 – 図面エクスプローラー: データパネルや編集パネルのツールバーがパネル幅全体を使用していなかった問題を修正しました。
SR26979 – 図面エクスプローラー: enabled 現在選択している項目の’名前の変更’メニューオプションが可能になりました。 選択項目の名前欄をクリックしての変更も可能になりました。
SR27035 – ブロック挿入: 既存のブロック定義を再定義したとき、既存のブロック名の大文字/小文字も変更されてしまっていた問題を修正しました。
SR27088 – DIMRADIALとDIMDIAMETER: ペーパー空間では、アンダーレイされたモデル空間図形の寸法入力時に作成されなかった問題を修正しました。 V10.5.1で確認された問題です。
SR27110 – マルチテキストの背景: マルチテキストの背景のマスクが、マルチテキストの選択セットに反映されなかった問題を修正しました。
SR27111 – 押し出し: 終点が同じ、または、開始点が同じ閉じたポリラインが押し出しできなかった問題を修正しました。
SR27334 – レンダリング: Redsdkのエラーメッセージ”(1) Redsdk Api error code”が、永久レンダリングモードで、テクスチャーを使用しているマテリアルと透明なマテリアルとを切り替えると表示されていた問題を修正しました。
ダイナミック寸法: ダイナミック寸法モードをオンにして作図するとき、デフォルトのアプリケーションカーソル(矢印)が、クロスヘアーにくっついて表示されていた問題を修正しました。
遠近表示: スナップとスナップトラッキングマーカーが不正な位置に表示されていた問題を修正しました。
レンダリング:
背景色が白のとき、ハードウエアレンダリング中、反映表示がなされなかった問題を修正しました。
レンダリング中、誤って背景色(BKGCOLORの設定)が使用されていました。

アプリケーション開発

SR26308 – LISP: ネストされた (vl-catch-all-apply) コード構造をサポートしました。
SR27068 – BRX: AcDbPlotSettingsValidator::setPlotCfgName の互換性を改良しました。
SR28319 – COM: AcadSelectionSet.AddItems() が、引数としてのVARIANT配列のハンドリングに失敗していた問題を修正しました。
SR27277, SR28329, SR28341, SR28352 – LISP/VBA/COM: V11.2.7のドキュメントコレクションでセッションワイドな定数インスタンスを使用したため、開放時に発生していた問題を修正しました。
SR27974 – 図形範囲ズーム: Lispコード内から図形範囲ズームを実行したとき、正しく図形範囲にズームされないことがあった問題を修正しました。
SR28212 – VBA: DVBプロジェクトを現在のバージョンに更新したとき、無効な参照を行うエラーが発生することがあった問題を修正しました。
SR19463 – BRX: input point filter (‘OdEdInputPointFilter’から派生)がpointを変えたとき、一時図形スナップオーバーライドが働かなかった問題を修正しました。
SR25925 – LISP (close filehandle): “filehandle”で既に閉じられているファイルを(close filehandle)で呼ぶと、Lispエラーとなっていましたが、余計な(close)のコールは無視するよう修正しました。
SR27277 – LISP/VBA/COM: AcadApplicationインスタンスのドキュメントコレクションには、セッション全体の一定のインスタンスを返すようになりました。
SR27277 – LISP互換性: Excelシートから”表示”プロパティーを検索するとき、整数値を返すようにしました(他のプロパティーはVariantとして検索されます)。
SR27332 – DCL: “fixed_width_font = true”のDCLテキストコンポーネントで、一部の文字が非表示になることがあった問題を修正しました。 この問題は、幅の丸め誤差計算によって引き起こされていました。 wxStaticTextの文字範囲計算が1ピクセル分小さくしていました。 この問題に対して、使用フォントが固定幅の場合、計算値に1ピクセルを加算するよう修正しました。
SR27368 – LISP, COM: “&=”が選択セットのフィルター一覧で働かなかった問題を修正しました。
SR27502 LISP/SDS/BRX: 警告メッセージボックスが他のウィンドウに切り替わり、非モーダルで働くことを可能にしました。
SR27626 – LISP: OpenDCLベースのLispコードで、関数やコマンドにドイツ語のような非英語を含むと問題が発生していたのを修正しました。
SR27741 – LISP (vlax-invoke-method Documents …): Lispリアクタの内部から新しい図面を開いたり、作成すると、エラーが発生することがあった問題を修正しました。
SR27895 – LISP (vlax-curve-getClosestPointToProjection curve pnt normal extend): “extend”パラメータが反対の動作を実行し、結果が間違っていた問題を修正しました。
SR28018 – COM API: SetXData() と GetXData() の処理がうまく実行されないことがあった問題を修正しました。
TaskDD1144 – BRX: 直交モードがオンのとき、点の入力やinput point filters (OdEdInputPointFilter)での変更がうまく働かなかった問題を修正しました。
TaskDD1144 – BRX: point monitors/filters (OdEdInputPointMonitor/OdEdInputPointFilter)のeXPending/eYPending/eZPending input point history flagsをサポートしました。
LISP – (vlax-ldata-xxx)関数: “DottedPairs”と”DottedPairs”のリストが正しく保存されなかった問題を修正しました。
dumpstate_report.txtファイルに、内部アプリケーションを書き込む DUMPSTATEコマンド を追加しました。
SR27589 – DCL/LISP : ESCキーでダイアログを閉じたとき、Lisp機能も共にキャンセルしていました。 LispエンジンはDCLが消えた後もESCキーに反応していました。 この問題を修正しました。 ESCキーでダイアログを閉じたとき、少しの時間であれば、Lispエンジンが反応しないようにしました。
SR25222 – BRX: AcDbRegion::booleanOper(…)の互換性の問題を改善しました。
SR27585 – BRX: CAdUiPaletteSet::OnSize()の修正: パレットを特定の条件でリサイズしたとき、表示がおかしくなっていた問題を修正しました。
SR27491 LISP (command) : V11.2.3で報告 – (command nil)が無視され、多くの場合、キャンセルのように動作していた問題を修正しました。
SR27617 COM API AcadArc.TotalAngle が負の値を返せるよう修正しました。
SR23281, SR18211 – メニュー: コンテキストメニュー表示(または、Enter動作)が、右マウスボタンの押し下げ時でなく、右マウスボタンの戻り時に起動されるようになりました。
SR23337, SR25298 – BRX: プロキシ図形を有効化するモジュールのロード/ロード解除時に発生していた問題を修正しました。
SR24017 – BRX: monitorInputPoint()の’computedPoint’パラメータが、デカルト座標系のスナップON時に考慮されていなかった問題を修正しました。
SR25087, SR26407 – BRX: 図形のIsNotifyEnabledの状態に関する問題が、図形を開くとき様々な問題を引き起こしていたのを修正しました。
SR25713, SR26893 – COM: IAcadPolyLine と IAcad3dPolyline のput_Type()が、ポリライン図形を正しく更新しなかった問題を修正しました。
SR25818 – スナップ: リアルタイムパン後、極スナッピングが終了してしまった問題を修正しました。
SR26052 – BRX: OdSpaModelerImpl::getPlaneで返される平面の座標系をARX互換にしました。
SR26094 – BRX: OdBrLoopEdgeTraverser::setEdge が、ループ内の関連エッジい一覧でなく、与えられたエッジ一覧から探すよう修正しました。
SR26419 – ショートカットメニュー: SHORTCUTMENU = 0のとき、右マウスクリック毎に’enter’をコマンドラインに送信していました。 SHORTCUTMENU = 0 かつ シフトキー押し下げ時は、CUI-ファイルのButtonItemコマンドが、組み込まれたコンテキストメニューに先行しないようにしました。
SR26424 – メニュー: diagnosticsオプションメニューが追加されました。 有効にしたときは、メニューのロード処理が成功したか、失敗したかのメッセージを表示します。 このオプションは、QAFLAGSシステム変数でコントロールされます。 QAFLAGSの15番目のビットがdiagnosticsメニューの有効状態を示します。 QAFLAGSへ、2^14 = 16384 を与えると、diagnosticsメニューを有効にします。
SR26491 – LISP: DEScoderがLispの記述を誤って圧縮し、例えば、(some-function …) ;; comment “text”のような記述では、”text”が文字”;”の後に続くようになっていました。
SR26734 – LISP: Lisp内で、undo/mark と undo/back の間で、(command)が呼ばれていると、undo/back が undo/mark まで働かなくなっていた問題を修正しました。
SR26755 – ダイナミックブロック: ダイナミックブロック内のテキストと属性がストレッチ動作しなかった問題を修正しました。
SR26797 – LISP: (command)記述の実行パフォーマンスを大幅に改善しました。
SR26849 – 光源: DbLight図形コピー時、名前の一意性がなくなっていた問題を修正しました。
SR26856 – BRX: 閉じたポリラインで、 OdDb2dPolyline::getParamAtPointの入力点がポリライン上に無いと機能がハングしていた問題を修正しました。
SR26889 – DCL: 継承値を持った属性が派生定義で変更されたとき、警告が表示されていました。 例えば、ボタンは”is_tab_stop=true”属性値を持っています。 ボタンの属性を”is_tab_stop=false”と定義すると警告が表示されていました。 属性警告のメカニズムがより厳密になりました。 現在、継承された属性値への警告は、派生定義で再度同じ値が付与されたときだけ表示されるようになりました。 属性が同じスコープ内で一度以上指定されたときは、同様に警告が表示されます。 これらの警告は、以下の定義で audit_level に 3 がセットされたときだけ表示されることに留意してください: “dcl_settings : default_dcl_settings { audit_level = 3; }”。
SR26896 – 印刷: RGB色が 255,255,255のラスターイメージが印刷されなかった問題を修正しました。
SR26912 – LISP: (vlr-owner-remove)で、図形リアクタに問題が起きていたのを修正しました。
SR26920 – SDS/LISP: 無効、または、壊れた図面を開いたとき、現在の図面では、SDS/BRXのC:XXX コマンドやLispアプリケーションが動作しなくなった問題を修正しました。
SR26945 – SDS/LISP/BRX : sds_retXXX() functions caused a memory leak.
SR26949 – LISP/COM : COMからLispを起動させたようとしたとき、Lispエンジンが初期化されていないと、起動できませんでした。 このような場合には、Lispエンジンが自動的に初期化されるよう修正しました。
SR26952 – LISP: (VLR-DocManager-Reactor)のタイミングの問題は、vlr-documentToBeDestroyedイベントがLispアプリケーションに送信されるようにして回避しました。
SR26964 – LISP: CAD以外の図名(例: Excelスプレッドシート)で、(vla-get-xxx) / (vla-xxx) アクセス機能を使用すると、Lispエンジンが落ちていた問題を修正しました。
SR27002 – LISP/DCL : アクティブなDCLダイアログの表示を更新する Lisp機能”(redraw_dialog)”が実装されました。
SR27009 – LISP: ハッチング図形への(entmod)で、RGB色(Dxf420)が無視されていた問題を修正しました。
SR27095 – LISP: (rem)機能の問題を修正しました。
SR27112 – SLIDE LIB の文法: SLIDEライブラリ内のSLIDEを指定するとき、SLIDEライブラリ名とSLIDE名のブラケットの間にスペースを入れられるようにしました。 例えば、SLIDE名”circle”を持つ、SLIDEライブラリ”shapes.slb”を想定します。 このような場合、”shapes (circle)”のように指定できるようになりました。 修正前は、ブラケット”(“の前にスペースを置くことはできませんでした。
SR27162 – イメージクリップ、PDFクリップ: IMAGECLIPと PDFCLIP コマンドの多角形境界指定時のプロンプトを正しく修正しました。
SR27163 – LISP: (osnap pt “_NONE”)が修正され、値RTNORMが返されて、pt点が入力されるようになりました。
COM: AcadPdfUnderlay 図形がサポートされました。
LISP: (acet-file-cwd) と (acet-file-chdir) 機能がサポートされました。
MBUTTONPANシステム変数が、normal-middle-clickだけに影響し、shift- や control-middle-click には影響しないよう修正しました。

Version 11.1.15 2010/12/06

改良

図面エクスプローラー、画層: スクロールと画層プレビューで矢印キーの使用が可能になりました。
図面エクスプローラー: 名称欄でクリックしたときの複数項目のドラッグ&ドロップが可能になりました。 以前は、名称欄の個別セルだけが対象で、複数項目はできませんでした。
印刷: 印刷設定の操作スピードが改善されました。
SR26414 – ブロック書き出し: ダイアログのブロック名のデフォルトとして、ブロック名が記入されるようになりました。
SR26765 – CUI: 作画メニューに「ワイプアウト」コマンドが追加されました。 また、キーボードショートカット Ctrl+K が「ハイパーリンク」コマンドに追加されました。

修正

SR27027 – ECWイメージ: ECW か JPEG2000のラスターイメージ上でズームしたとき、イメージが一部表示状態だと、変な位置に表示が移動してしまうことがあった問題を修正しました。 これは、V11.1.14で報告された問題と関係しています。
SR24525 – スナップトラッキング: 画層をオフにした後、トラッキング図形へのスナップに失敗することがあった問題を修正しました。
SR25746 – 印刷: ユーザー提供図面で、HP DesignJet 100に印刷できなかった問題を修正しました。
SR26416 – レイアウト切替: 寸法値がゼロの寸法を含むビューポートを持つレイアウトを切り替えるとクラッシュしていた問題を修正しました。
SR26508 – 印刷: 印刷ダイアログからの印刷後、Bricscadのメインウィンドウからフォーカスが外れてしまっていた問題を修正しました。
SR26509 – マルチテキスト: 取消しの問題が発生するため、複数のマルチテキストのプロパティーバーを使用した編集を出来なくしました(11.1.11で発生)。
SR26672, SR26651, SR26732, SR26827 – 選択: 選択時、ロック画層の図形は、ハイライトしてもそのプロパティーはプロパティーバーに表示されなかった問題を修正しました。 それらの図形は次の再作図まで表示されたままでした。
SR26762 – レンダリング: 拡散マップのブレンド係数が100%でないとき、ソフトウエアレンダリングでマテリアルが黒でレンダリングされてしまっていた問題を修正しました。
SR26840 – 印刷: HP DesignJetプリンタのPC3ファイルの印刷品質設定がデフォルト値に戻ってしまっていた問題を修正しました。
印刷 – PC3: 64-bitシステムで、PC3編集でプリンタを切り替えるとクラッシュすることがあった問題を修正しました。
SR26661 – チルト(ノッチ無し)ホイールマウスで、マウスホイールによるズーミングができなかった問題を修正しました。
SR26870 – 図面エクスプローラーで、保存パスを参照中、PDFアンダーレイがハングアップすることがあった問題を修正しました。
ローカライズ: ‘Key”文字列がコンテキストに依存した異なった翻訳を必要とした問題を修正しました。
COM: サンプルの印刷アプリケーション batch_plot.dvb がロードできなかった問題を修正しました。

アプリケーション開発

グリップ: 現在の選択セットに図形が追加されても、グリップがオフのときは、sssetfirstが図形をハイライトしなかった問題を修正しました。
マスプロパティー: 現在の選択セットで、左クリック選択(ピックファースト)図形が単一のとき、キャンセルされることがあった問題を修正しました。
COM – CAcadViewport::get_Center()の問題を修正しました。
LISP: ファンクション(equal obj1 obj2 tolerance)が誤差を考慮せず、倍精度実数同士の比較に失敗していた問題を修正しました。
SR23281 – ジグ: 現在のカーソル位置がスナップ範囲にあるとき、ダイアログやカスタムパネルボタンからコールされると、メカニズムがマウスクリックを無視することがあった問題を修正しました。
SR25329, SR25925 – DCL: ダイアログが完全に初期化されていないと、edit_box lost-focusコールバックが起動されてしまうことがあった問題を修正しました。 lost-focusコールバックは、ユーザーアクションによってのみ起動されなくてはなりません。 この問題は、初期化フレーズ中はコールバックを防止することで解決しました。
SR25737 – OSMODE: ソリッド編集中のドラッグでクラッシュすることがあった問題を修正しました。
SR26211 – BRX/DRX: OdDbLeaderのためのgetClosestPointTo()を実装しました。
SR26469, SR26769, SR26777, SR26781, SR26894 – LISP: on_doc_load.lsp、on_start.lspに、(command “_menuload”) または (command “_insert”)が含まれていても、最初の図面ロード時にそれらのコマンドが実行されなかった問題を修正しました。
SR26579 – BRX: getPointAtDist()がスプラインでは誤差を考慮していなかった問題を修正しました。
SR26583 – LISP: improved (getenv) と (setenv) ファンクションが、環境変数より、\\Configの設定を優先して参照するよう改善しました。
SR26583 – LISP, SDS, BRX: (getfiled)、sds_getfiled()、acedGetFileD() ファンクションを改善しました。 (setq fname (getfiled “New File” “c:/” “lsp;txt;doc” 1))のように、複数の拡張子が使用されていたとき、これらの拡張子がリストボックスで別々に表示されず、結合して表示されてしまっていた問題を修正しました。
SR26666 – DCL: DCL edit_boxのコールバックが、他のコントロールのフォーカスへ移動すると、Enterキーを押したとき、lost-focusコールバックが起動された問題を修正しました。 現在は、DCL edit_boxのEnterは、lost-focusコールバックで無効としました。
SR26718 – プロファイル名を見つけるのに失敗したときでも、getProfileNameFromFile()が true を返していた問題を修正しました。
SR26855 – COM: ソリッドハッチングのPatternScale または PatternAngleを変更しようとしたとき、エラーが発生することがあった問題を修正しました。
SR26860 – DCL: alignment=top、aligment=bottom が列では動作しなかった問題を修正しました。
COM: GUIDSは、V10からV11に変更されました。

Version 11.1.11 2010/11/09

新規

太陽プロパティーコマンド: 図面プロパティーの光源セクションを開き、現在のビューポートの太陽プロパティーを設定できます。
エイリアス:
SUNPROPERTIES の略コマンド SUN を追加。
GEOGRAPHICLOCATION の略コマンド GEO を追加。
LIGHTLIS の略コマンド L を追加。
ダイナミック入力とダイナミック寸法:
DYNMODE変数: 図形の作成/編集時のダイナミック寸法機能のオン/オフをコントロールします。
ステータスバーのダイナミック モードボタンで、オン/オフを切替可能になりました。
DYNDIVIS変数: 同時にどれだけの数のダイナミック寸法を表示するかを指定します。
DYNDIGRIP変数: どのダイナミック寸法タイプを表示するかを指定します。
ダイナミック寸法色ホバー設定: グリップポイント上にカーソルを持ってきたときのダイナミック寸法の色を指定します。
ダイナミック寸法色ホット設定: グリップポイント移動時のダイナミック寸法の色を指定します。
ダイナミック寸法線種設定: グリップポイントを移動したときのダイナミック寸法の線種を指定します。
ダイナミック寸法距離設定: ダイナミック寸法補助線と連携するグリップポイントの距離係数を指定します。
ダイナミックブロック: ダイナミックブロックの挿入とプロパティーバーでのプロパティー編集が実装され、既存のダイナミックブロックが利用可能となりました。
PDFアンダーレイ
PDFアタッチコマンド: イメージファイルや外部参照ファイルのようにPDFファイルをアタッチ可能です。
PDF画層コマンド: 下敷きとしたPDFの表示画層をコントロールします。
PDF図形スナップ設定は、下敷きとしたPDFの図形へのスナップ機能の可否をコントロールします。
PDFクリップは、外部参照ファイルと同様のPDFファイルへのクリッピングが可能です。
画層プレビュー: 図面エクスプローラーで選択された画層の内容を画層プレビューペインで表示します。 (現在のアクティブなビューポートに従って)。 画層プレビューをオフにするには、ただ、プレビューペインを閉じるだけです。 この操作は、画層エクスプローラーのプレビューペインだけに影響を与えるだけで、他のエクスプローラーのプレビューペインはそのままのレイアウト状態で保存されます。
SELECTIONAREA、WINDOWAREACOLOR、CROSSINGAREACOLOR、SELECTIONAREAOPACITY変数は、選択領域をどのように表示するかをコントロールします。
中点スナップ: 2点間の中点を指示するコマンド修飾 MTP は、コマンドプロンプトで MTP または M2P をキー入力することによって、位置指定が可能です。
平行スナップ: 他の直線図形に平行に、直線、ポリラインセグメント、放射線、構築線を作図可能です。
PARALLELコマンド: 平行スナップ設定を切り替えます。
パフォーマンス:
キャッシュレイアウト設定: レイアウト内容をキャッシュするかどうかをコントロールし、レイアウト間の切替操作は10倍速くなりました。 キャッシングには通常追加のメモリを必要としますが、キャッシュメカニズムの改良により図形表示で必要なメモリ量を減少させました。 この結果、レイアウトキャッシュがアクティブなときでもメモリ容量を減少させることができました。
メモリ容量制限の拡張: V10までは、Bricscadが使用できるメモリ容量は1.6GBくらいまででした。 V11では、この制限は64bitシステムで4GB、32bitシステムで3GBに拡張されました。 32bitシステムでは、起動時に追加の変更操作が必要です。
32bit XP: boot.iniファイルに、/3GB フラグを設定します。 事前にboot.iniファイルをバックアップしておいてください。
32bit Vista/Windows7: Windowsコマンドラインで ‘bcdedit /set increaseuserva nnnn’ を実行します。 nnnnは、2048から3072の間の値。デフォルト値は2048で、3GBを指定したいときは、3072の値とします。
HPSEPARATE: ハッチングダイアログで、ハッチング境界を作成したり検出したとき、分割ハッチングを作成することが可能となりました。
マルチテキスト: 背景のマスクをサポートしました。
GEOGRAPHICLOCATIONコマンドとLATITUDE、LONGITUDE、NORTHDIRECTION、TIMEZONE変数:図面の地理的位置を設定できます。
CREATEVIEWPORTS変数: 新しく作成されたレイアウトに新しいビューポートを作成するかどうかをコントロールします。
レンダリング(Proのライセンスのみ):
Redway3dレンダリングエンジン(www.redway3d.com)をベースとしました。 デフォルトでは、レンダリングエンジンは、パフォーマンスを高めるため、グラフィックカードを使用しようとします。 もし、問題が生じた場合は[ハードウエアを使用してレンダリング]の設定をオフにしてください。 ご使用グラフィックカードの最新のドライバーをインストールすることを推奨します。
レンダリング コマンド: 現在のビューをレンダリング処理します。 レンダリング表示が更新されるのは、デフォルトでは次の再描画後です。 固定レンダリングモードに切り替えると、レンダリング処理毎に自動再描画され、レンダリングイメージが更新されます。 レンダリング表示は、希望する解像度でファイルに保存できます。
光源、スポットライト、点光源、配光光源、遠隔光源、LIGHTINGUNITS コマンドで、様々な光の種類を設定することが可能です。
図面エクスプローラーに光源一覧が追加され、光源のオン/オフや図面内の光源の選択がすばやく出来るようになりました(例:遠隔光源にするとグラフィック表現が無くなる…)。
マテリアルコマンド: レンダリングするマテリアル定義を作成/編集するマテリアルエクスプローラーを開きます。
テクスチャーマップパス設定: テクスチャーレンダリング解像度の低/中/高を簡単に設定可能です。
画層エクスプローラー/プロパティバーでマテリアルの割り当てが可能です。
ACIS: ACIS R19モデラーライブラリーへアップグレードしました。

改良

PDFアンダーレイ: プレビューの選択時、PDFアンダーレイを再作図してしまっていた問題を修正しました。
マテリアル: 編集ダイアログのレスポンスを改善しました。 プレビューの計算時間を削減しました。
マテリアル: マテリアルのコピー/貼り付やドラッグ&ドロップ時の名前の衝突を自動解決するようにしました。
光源エクスプローラーの太陽パネルにジオグラフィック位置設定が追加されました。
ジオグラフィック位置ダイアログ
緯度と経度は常に正の値を表示するようになりました。 北緯/南緯のコンボボックスは、正の値が赤道の北なのか南なのかをコントロールします。 東径/西径のコンボボックスは、正の値が子午線の西なのか東なのかをコントロールします。
緯度や経度の文字欄からカーソルが外れると、緯度の負の値は北緯/南緯が変更されて対応する正の値に変換され、経度の負の値は同様に東径/西径が変更されて対応する正の値に変換されます。
タイムゾーンのコンボボックスは、緯度や経度の値によって自動的に更新されるようになりました。
レンダリング:
設定: RED SDKの[ハードウエアレンダリングサポート]が対象PCでハードウエアレンダリングがサポートされているとき表示するようになりました。
[ハードウエアレンダリングを使用]の初期値は[ハードウエアレンダリングサポート]に従うようになりました。(これまでの初期値は[オン]固定でした。)
注: ハードウエアレンダリングがフルサポートになってなくてもレンダリングは動作するでしょうが、クラッシュする可能性があります。
メタリック/ノン-メタリックハイライトのコントロールが容易になりました。 もはや不要になった[反射の色]の設定は無くなりました。
透明なマテリアルのための反射率がサポートされるようになりました。
レンダリングのツールバーとメニュー: レンダリング、マテリアル、光源、ジオグラフィック位置の項目が追加されました。
UCSアイコンがレンダリングイメージに含まれないようになりました。
LISP DEScoder.exe: ユーザーインタフェースが改良されました。
PDFエクスポート: グラディエントハッチングのパフォーマンスを改善しました。
PDFエクスポート: ‘デフレート’オプションをアクティブにすることにより、出力ファイルサイズを削減できるようにしました。
プロパティーバー: カテゴリーのおかしくなった状態は記憶しないよう改善しました。
背景: デフォルトの背景色を白(インデックスカラー 7)とし、背景色が白でも黒でも快適な色表示となるよういくつかの色設定を改良しました。
SR22000, SR25260 – ハッチング境界検出: 新しい交差処理を開発し、接する交差点やスプラインカーブと円弧の組み合わせなどの特殊なカーブの取り扱いを可能にしました。
SR23583 – 寸法: 3Dソリッドの寸法機能を改良しました。
SR24364 – 印刷プレビュー: 印刷プレビューウィンドウに、ズームのコンボボックスを追加しました。 コンボボックスでは、あらかじめ設定された10%から500%のズームが選択でき、その範囲内で数値入力可能です。また、マウスのスクロールボタンでのズーム操作も可能です。
SR25804 – プロパティーバー: 2Dポリラインの面積情報を追加しました。
マウスボタンのカスタマイズ:
CUIファイルのMouseButtonRootセクションで、マウスの右ボタンクリック、中ボタンクリック、Ctrl+Shiftの動作設定を変更できます。
CUIファイルのDoubleClickRootセクションで、図形をダブルクリックしたときの動作設定を変更できます。
これらのカスタマイズのユーザーインタフェースは、まだ用意されていませんが、CUIファイルに設定があると動作します。

修正

ダイナミック入力: 線分については増減の角度が表示されるよう修正しました。
SR19018 – CUI: CUIファイルが存在するフォルダーがSRCHPATH変数に含まれていなくても、同じフォルダーにあるビットマップを見つけるよう修正しました。 これにより、部分CUIファイルとそのビットマップを別のフォルダーに置くことが可能になりました。
SR26431 – メニュー: スナップ コンテキストメニューに、平行図形スナップが欠けていたので追加しました。
SR26445 – ズーム: PDFアンダーレイのパフォーマンス改善のため、通常のズームのパフォーマンスに悪影響がありました。 異なる対応方法を実装し、ズームのパフォーマンスも元通りになりました。
SR26509 – マルチテキスト: 複数のマルチテキストがプロパティーバーで編集できなくなっていた問題を修正しました。
SR26562, SR26493, SR26488, SR26625, SR26608, SR26553, SR26564 – インストール: SSE2コンパイラ最適化によるインストールエラー: 最適化による問題を修正しました。
レンダリング: 異なる画層上に沿った頂点を持つポリフェースメッシュのレンダリングができるよう修正しました。
レンダリング: ハードウエアレンダリングモードでは、パースビューのレンダリングが出来なかった問題を修正しました。
ビューコマンド: ペーパー空間内では、保存したモデル空間ビューが呼び出せなくなっていた問題を修正しました。(V10.5での報告)
SR25269 – SHXフォント: フォント検索パス内に壊れたSHXフォントファイルがあるとクラッシュすることがあった問題を修正しました。
SR26328 – DCL: list_boxのコールバックパケット内で、X, Y欄は常にゼロでした。 今回、X, Yは最後にクリックしたセルの中央の座標を持つようになりました。 この座標は、dimx_tile、dimy_tile 、ads_dimensions_tileで返される値に連動しています。
SR26382, SR26600 – トリム: ユーザー提供の大きな座標に配置された図形の処理に失敗していた問題を修正しました。
SR26603 – コマンドライン: コマンドラインにフォーカスされているとき、ASCII文字以外が入力できないことがあった問題を修正しました。
Bricscad Classicが不要なハードウエアレンダリングチェックを実行していたため起動できなかった問題を修正しました。
ACADVER変数を17.2に上げました。
コマンド履歴: Enterを押したとき、コマンド履歴画面が非表示になる問題を修正しました。
レイアウト切替: 切替後、コマンドプロンプトが適切に呼び出されないことがあった問題を修正しました。
マテリアル: マテリアルエクスプローラーの2つの図面を切り替えると例外エラーが発生することがあった(例: マテリアルのコピー/貼り付け時)問題を修正しました。
複数のモデル空間ビューポート: 現在のモデル空間ビューポートでは、新しく追加された図形だけしか表示されないことがあった問題を修正しました。
SR17381 – CUI: ユーザーがメインCUIファイルに書き込み権限を持っていなかったとき、そのンCUIファイルを保存しようとすると’アプリケーションが不安定になりました’というメッセージが表示されていた問題を修正しました。 現在は、状況に応じた適切なメッセージを表示します。
SR21231, SR26200 – タブレット: キャリブレーション入力精度が現在のズームレベルと無関係だった問題を修正しました。
SR22272 – TIME変数: テンプレートから新図面作成時、時間変数がテンプレート図面から取得されていた問題を修正しました。 修正内容:
TDCREATE、TDUPDATE、TDUCREATE、TDUUPDATE変数は、現在時刻に設定される。
TDINDWG、DUSRTIMER変数は、ゼロに設定される。
SR25774 – メニュー: [ファイル]ポップアップメニューの[セキュリティ]コマンドのキーを変更し、[保存](今でも[名前削除]と重複)、[eトランスミット]([監査]とは重複しない)との重複を避けるようにしました。
SR26014 – 拡張データ: 寸法スタイルが変更されたときでも拡張データがコピーされるようにしました。
SR26357 – ダイナミックブロック: ダイナミックブロックパラメータの増分値設定の問題を修正しました。
SR26357 – ダイナミックブロック: 複数ブロックを矩形整列させたダイナミックブロックの問題を修正しました。
SR26365 – マルチテキスト編集:
YZ面に置いたマルチテキスト編集をX方向から見て編集したとき、エラーが発生した問題を修正しました。
幅を調整するボックスは、マルチテキストの文字高さに関連せず、30×20ピクセルの固定サイズとなりました。
SR26445 – レイアウト切替: レイアウトのキャッシングがアクティブ(CACHELAYOUT = オン)のとき、他のレイアウトに切り替えると、フリーズされたビューポートが無くなってしまうことがあった問題を修正しました。
SR26496 – 印刷: 印刷オフセットパラメータが無視されていた問題を修正しました。
SR26515 – 距離コマンド: DYNMODEがアクティブでコマンドラインが表示されていないとき、距離コマンドが履歴画面をアクティブにして結果を表示しても、すぐ画面が表示されなくなっていました。 この問題は修正されました。
SR26554 – コマンドライン: コマンドラインに不要な文字が繰り返し表示されることがあった(各国語バージョンでのみ発生)問題を修正しました。
SR26351 – LISP: “on_doc_load_default.lsp”と”on_doc_load.lsp”で指定された per-document Lispファイルが、(vla-open) と IAcadDocuments.Open() を使用したCOM経由ではロードされなかった問題を修正しました。
表示: 異なった従属図形の線種を持つクリップされたブロックを連続挿入すると、最初に配置したブロックだけ正しく表示されていた問題を修正しました。
マルチテキスト: マルチテキストや単一・複数行属性の位置合わせの問題を修正しました。
OpenGL表示: OpenGLデバイス使用時、点線が表示されなかった問題を修正しました
シェードモード: フェイスだけ作図されていたため、ハイライトされたエッジが表示されなかった問題を修正しました。
ビューポート: フリーズ、または、オフ画層のアクティブなPSビューポートのフレームが表示されなかった問題を修正しました。
SR16102 – 一覧: 1. 連続したブランクラインがソートモードで削減されていた問題を修正しました。 2. ソート/シーケンシャルモード切替時、テキスト画面がちらついていた問題を修正しました。
SR16373 – 一覧コマンド: MLEADER図形をサポートしました。
SR16506 – ハッチング: MAXHATCHの値よりはるかに少ないダッシュ数のハッチングが表示されないことがあった問題を修正しました。
SR19167 – ハッチング: GRAVEL1ハッチングパターン定義を修正しました。
SR19600, SR20185, SR26202 – 監査、修復: シンボルテーブル内で重複する図形を持つ図面の処理の問題を修正しました。
SR19940, SR23091, SR23242 – 座標: ステータスバーの読取座標がスナップを無視していた問題を修正しました。
SR19972, SR21418, SR24232: WBLOCK ALLがペーパー空間の図形を正しく処理できていなかった問題を修正しました。
SR21570 – ソリッド編集: エッジとフェースの選択中、カーソル形状がピックボックスに変更されないことがあった問題を修正しました。
SR21702 – HPASSOC変数: BHATCHダイアログのハッチング連携チェックボックスが、HPASSOCシステム変数とリンクされていなかった問題を修正しました。
SR21756 – モデリング: 不正な3Dソリッドが作成されないよう、押し出しや回転での自己交差曲線処理ができないよう修正しました。
SR22167 – レイアウトタブ: 最後のレイアウトを削除するとクラッシュすることがあった問題を修正しました。
SR22374 – 削除: 画層、線種、文字スタイル、寸法スタイルの削除後、ブロック表示が更新されないことがあった問題を修正しました。 もし、ブロック従属図形がこのような削除された定義を使用していたとき、その図形を選択しようとするとクラッシュを引き起こしていました。
SR22608 – DIMDSEP: 10進の区切り記号を’.’にリセットできなかった問題を修正しました。
SR22928 – 保存: 特殊な注釈を持つ図面を保存しようとするとクラッシュすることがあった問題を修正しました。
SR23292 – 寸法: 寸法文字が、大きな数値を3桁枚に区切る(例: 123,456,789.12)Windowsロケール設定を参照していなかった問題を修正しました。
SR23643 – 表示: PANBUFFERがアクティブなとき、グラフィック表示が不調になることがあった問題を修正しました。
SR23747 – PICKSTYLE変数: PICKSTYLE=2のときハッチング連携されなかった問題を修正しました。
SR23766 – 表示順序: ロック画層の図形をコマンドが選択できなかった問題を修正しました。
SR23884 – 表示: 特定の文字フォントで、ロード時に複数行の属性位置がずれてしまっていた問題を修正しました。
SR24068 – スナップのマーカー: ズーム中にスナップを有効にしたとき、スナップのマーカーが表示されなかった問題を修正しました。
SR24109 – 寸法尺度: DIMSCALE(寸法尺度)がゼロのとき、引出線の文字高さがゼロになっていた問題を修正しました。
SR24353, SR24885 – ビュー呼び出し: アクティブなビューポートだけでなく、モデル空間全体でビューが呼び出されていた問題を修正しました。
SR24435 – 文字: ユーザー提供図面を開いたとき文字位置がおかしくなる問題を修正しました。
SR24551 – プロパティーバー: ラスターイメージへの尺度指定が正しくてもプロパティーバーの表示が誤っていた問題を修正しました。
SR24511 – MATCHPROP: 図形が先に選択されていたとき動作が正しくなかった問題を修正しました。
SR24618 – スナップ: スプラインへのスナップの問題を修正しました。
SR24664 – 配列複写: 軸を中心としたACIS図形の矩形複写が正しく動作しなかった問題を修正しました。
SR24666 – ポリライン編集: 編集中、スナップが働かないことがあった問題を修正しました。
SR24708 – マルチテキスト編集: Us_ENと違うロケールを使用したとき倍精度数値が失敗した問題を修正しました。
SR24732 – 図面エクスプローラー: 図面エクスプローラー内でコピーされたブロック参照数が正しくカウントされないことがあった問題を修正しました。
SR24793 – 取消: 取消コマンドの[マークを戻す]オプションのデフォルト値が”Yes”に設定されていた問題を修正しました。
SR24859 – ブロック挿入: AcDbTextStyleRecord が空の名前を持つ(name=””)図面を別の図面へブロック挿入できなかった問題を修正しました。
SR24875 – DXFエクスポート: DXF12形式でエクスポート時、旧ポリラインへ変換されたLWポリラインの頂点のZ座標がゼロに割り当てられた問題を修正しました。
SR24890, SR26055 – 連続: 各国語版で、アンダースコア付きコマンド(例: _MULTIPLE _CIRCLE)の繰り返しに失敗していた問題を修正しました。
SR24916, SR25050, SR25353, SR24415 – スナップ: 画面移動後、トラッカーとマーカーが表示されなくなっていた問題を修正しました。
SR24987 – 開く: 中身の無いブロックを含む図面を開けなかった問題を修正しました。 該当ブロックを削除して開けるようにしました。
SR25072 – 塗り潰し面コマンド: 相対座標で4番目の点を入力すると間違った基点が使用されてしまった問題を修正しました。 この問題は、V10.2.3で報告されました。
SR25073 – 保存: ユーザー提供図面が2010形式で保存できなかった問題を修正しました。
SR25079, SR25153 – 接-接-半径の円: TTR(接線-接線-半径)モードを使用し、閉じたポリラインに接する円を作成できなかった問題を修正しました。
SR25132 – CMDACTIVE変数:システム変数が変数名を直接キー入力されたとき、1に設定できなかった問題を修正しました。
SR25158 – 面取り: 大きな座標に2本の線分が配置されていると失敗していた問題を修正しました。
SR25324 – ハッチング: 多くの平行ラインを含む領域の境界を指示するとクラッシュすることがあった問題を修正しました。
SR25336 – 図形範囲: ブロック参照の図形範囲が、非表示属性まで含めてしまっていた問題を修正しました。
SR25432 – 属性書出: 入れ子のブロックから属性情報を抽出したとき処理がループしてしまうことがあった問題を修正しました。
SR25448 – グリップ編集: ロック画層の図形が編集できてしまっていた問題を修正しました。
SR25461 – 座標表示: ポリラインコマンドをキャンセルしたとき、座標表示モードがリセットされなかった問題を修正しました。
SR25516 – カーソル: WindowsのOSカーソルリソースを使用せず、常にグラフィックスを使用してピックボックスカーソルを描画するよう修正しました。
SR25526 – ログファイル: 図面名に英語以外の文字を含んでいると、LOGFILEMODE、ODA_ASSERT、AUDITのログファイル作成に失敗していた問題を修正しました。
SR25532 – マルチテキスト編集: 誤った文字位置合わせが適用されることがあった問題を修正しました。
SR25669: 図面プロパティのカスタム欄がWindowsエクスプローラーのプロパティ->カスタム タブで正しく表示されないことがあった問題を修正しました。
SR25712 – ブロック挿入: 単一尺度ブロックの挿入でクラッシュすることがあった問題と誤ったダイアログ動作を修正しました。
SR25807 – トリム: コマンド起動前に挿入されたブロックが選択されているとクラッシュが発生していた問題を修正しました。
SR25945 – UCS: 3点指示オプションのY軸計算に問題がありましたが、元の基点から単にずらしていたのをやめ、Z軸、X軸から計算するよう修正しました。
SR25951 – グリップ編集: グリップ編集で使用されたコマンド名を修正しました。(すなわち、 ‘GRIP_STRETCH’でなく’GRIP STRETCH’が使用されていました。)
SR25957 – シェードモード: 処理できない’ByLayer’色(図形、画層の’ByLayer’色)でエラーとしていた問題を修正しました。
SR26043, SR25882 – TXTEXP(文字分解)コマンド: TTF文字の曲線の後の最後の直線部分の処理が誤っていた問題を修正しました。
SR26134 – 押し出しサーフェス、回転サーフェス: LWポリラインの処理の問題を修正しました。
SR26165 – 印刷: 印刷中にメインウィンドウで入力を受け入れてしまっていた問題を修正しました。 このため、レイアウトの切替操作ができてしまい、不正な動作やクラッシュを引き起こすことがありました。
SR26215 – シェードモード: グーロー、隠線のシェードモードでソリッド編集コマンド実行中、選択したソリッドの一部が表示されなくなることがあった問題を修正しました。
SR26221 – スナップ: 平行から少しだけ相違した(1e-6以下)2つのポリライン同士の交点スナップが検出できなかった問題を修正しました。

アプリケーション開発

SR25822, SR26351, SR26469, SR26557, SR26630 – LISP: ‘on_doc_load_default.lsp’や’on_doc_load_.lsp’でロードされるLispファイル内の(command)命令が正しく実行されないことがあった問題を修正しました。
SR26633 – BRX: OdDb3dSolid::body()を追加しました。
SR26676 – LISP: (vlr-pers-release reactor)が、PersistentReactorsの辞書からリアクタを適切に削除できず、再度図面を開いたとき、解除したリアクタが働いてしまっていた問題を修正しました。
COM: ライブラリのバージョン番号を 11 にしました。
SR22642, SR23353 – COM: BREAKING CHANGE: IAcadDocument.Saved がAutoCADの場合と反対の値を返していた問題を修正しました。
SR23961 – COM: Application.Preferences.Files.QNewTemplateFile を適切に実装しました。
SR24132 – COM: Application.Preferences.Display.LayoutCreateViewport を適切に実装しました。
SR25339 – COM: Chr(27)のサポートを追加し、文字列内の vbCr と vbLf を AcadApplication.RunCommand へ引き渡すよう修正しました。
SR25417 – COM: IAcadLayout.PlotWithPlotStyles が正しい値を返さないことがあった問題を修正しました。
SR25664 – COM: Acad3DSolid::CheckInterference() と Acad3DSolid::SliceSolid() が新規ソリッド図形を作成しないことがあった問題を修正しました。
SR25733 – COM: IAcadPreferencesSystem::EnableStartupDialog() を実装しました。
LISP: ドキュメント化されていない Lispリアクタ機能:(vlr-pers-dictname)を実装しました。 この関数は、VLリアクタへの保管に使用するディクショナリー名を返します。
LISP: VLX-ライクな”container”ファイルを可能にし、暗号化ファイル形式の互換性を高めました。
SR22821 – LISP : (inters)アルゴリズムを改良・修正しました。
LISP: 最新図形を通じてと同様、レイアウトを通じての新しい entnext の実装の問題。
SR24272: もし、アクティブなペーパー空間レイアウトが変更され、動作が切替られた場合、新しくロードされた図面では、ペーパー空間図形が列挙され、次にモデルー空間図形が列挙されるべき問題を修正しました。
テンプレートで初期化された新規図面(例:BASEFILE使用時)での entnext の動作の問題を修正しました。
(entnext(entlast))は単純図形では常に nil であるべき問題を修正しました。
SR25556 :entnextを使用したユーザーのスクリプトがクラッシュを引き起こしていた問題を修正しました。
SR23161 – リアクタ: リアクタハンドラー’databaseToBeDestroyed’の例外エラーが発生し難くなるよう改善しました。
SR23509 – LISP: _NEW、_QNEW、_OPEN、_CLOSE _WCLOSEコマンドの :vlr-commandEnded CommandReactor イベントが現在の図面で働かず、対応するコマンド WillStart/commandEnded が動作しなくなっていた問題を修正しました。
SR24507 – LISP: initgetでなく、ユーザー入力のとき、nentsel(p)が’last’キーワードでなく、最後の図形や nil を返していた問題を修正しました。
SR24670 – LISPリアクタ:
内部のリアクタコールバックからのエラーが、例外エラーやクラッシュを発生させることがあった問題を修正しました。
(vlr-owner-add/remove reactor owner)の使用がVLA図形キャッシュを更新せず、関連機能を失敗させることがあった問題を修正しました。
SR24670, SR24715 – LISP: (ssget)が nil の代わりに、空の選択セットを返すことがあった問題を修正しました。
SR24775 – LISP: が数字でない項目を含んでいると、(vl-list->string )がガベージ文字列を作成した問題を修正しました。
SR25166 – LISP: 背景色が、7、8、9、252、253、254、255のとき、(grdraw pt1 pt2 -1 1)や(grdraw pt1 pt2 -1 0)が働かなかった問題を修正しました。
SR25338 – LISP: (vlax-dump-object)機能の互換性を改善し、図形プロパティ値をネイティブな値に拡張しました。すなわち、 座標一覧として #、-1/0として :VLAX-TRUE/FALSEがレポートされるようになりました。
SR25371 – LISP: プロパティの’write-enabled’ステータスの要求時、(vlax-property-available-p obj T)が常に NIL を返していた問題を修正しました。
SR25437 – LISP: (テキストや変数としての)文字列の (read) 処理の制限(16384文字まで)を外しました。 (read-line file)については、65536文字までハンドリングしていましたが、これを超えるとエラーとなっていました。 現在、ファイルの行数制限は、10485760(10M)までとなっています。
SR25437 – LISP: Lispのエラー処理中、メモリオーバーフローがクラッシュを発生させていた問題を修正しました。
SR25490 – LISP: (ssget “X” + point-filter-list)での図形選択が、LWPOLYLINEの dxf 10 のような複数図形グループを処理していなかった問題を修正しました。
SR25502 – LISP: ‘for’というシンボル名を付けたコーディングがあると、Lisp機能の’for’として処理させてしまい、(while)、(repeat)、(foreach)機能の誤動作を引き起こしていた問題を修正しました。
SR25598 – LISP: (vl-directory-files)機能が誤った結果を与え、間欠的なメモリ例外エラーを引き起こしていた問題を修正しました。
SR25642 – LISP: sds_retlist()から不正なドットを含む結果が返されることがあった問題を修正しました。
SR25659 – LISP/SDS: (osnap)と sds_osnap() が略語より長い osmode文字列(例: “endp”でなくて”endpoint”)を認識しなかった問題を修正しました。
SR25689 – LISP: UTFエンコードファイルから(read-line)機能で読み込んだ文字列は、論理的な文字列長さではなく、物理的な文字列長さでファイルに保存されていた問題を修正しました。 結果として、そのような文字は、(strlen)は物理的な長さを返すのに、コマンドラインでは 接尾文字\000 付きで表示されていました。
SR25739 – LISP: (entnext(entlast))は、常に nil (複雑な図形でないとき)を返すようになりました。
SR25766 – LISP: (vl-sort)の数値比較でソートされる数値以外の文字処理結果について、AutoLISPとの互換性を高めました。
SR25823 – LISP: BRX/SDSからLisp機能を呼んだときの問題: 1. 引数として、入れ子のDottedPairリストでLisp定義関数が呼ばれたとき、Lispが正しくLispのリストとして変換できず、Lispエラーを引き起こしていた問題を修正しました。 2. BRX/SDSから実行中のLispエラーで、Lispエラー処理がBricscadのハングやクラッシュを引き起こしていた問題を修正しました。
SR25892 – LISP: (vl-string->list)が、ANSIコードページのシステムへ文字を変換できず、結果として(ascii)できなかった問題を修正しました。
SR26070 – LISP: (vlr-beep-reaction)機能が2個の引数しか処理できなかった問題を修正しました。 現在は、任意の数の引数を処理できます。
SR21760 – DCL: DCLのスライダーはスクロールバーのようであるべきです。 この問題は、wxSliderでなく、カスタマイズした wxScrollBarを実装するようにして修正しました。
SR23987 – DCL: initial_focusでのpopup_listコンテンツが、選択コンテンツ解除や再選択でのみ追加されていた問題を修正しました。 initial_focus属性を適用したとき、popup_listを更新するよう修正しました。
SR24841 – DCL: ダイアログをBricscadウィンドウでなく、画面全体の中心に表示するよう修正しました。
SR25897 – DCL: DCLの縦スライダーで、上下の値が入れ替わってしまうことがあった問題を修正しました。
SR20103, SR24613 – メニュー: 1. menucmd情報がプロファイル毎に保存されなかった問題を修正しました。 2. メニューバーが24以上のメニューを表示しないよう修正しました。
SR22680, SR25863, SR25864 – メニュー/ツールバー: メニューマクロから、SCRIPT;FILEPATH や -LINETYPE;LOAD;LINETYPENAME;LINETYPEFILE を実行したとき、ファイルを開くダイアログが表示されてしまっていた問題を修正しました。
SR24837 – MENULOADコマンド: 行0にボタンツールバー情報を含むメニューファイルを部分ロードしたとき、プログラムを再起動するまでツールバーやコマンドバーの位置がおかしくなっていた問題を修正しました。
SR19059, SR21300, SR21974, SR22045, SR23165, SR23561, SR23851 – ADS/SDS: ads_ssget()のカラムモード “:$” をサポートしました。
SR21665, SR21729 – ジグ: 直行モードがオンのとき、直接距離入力ができなかった問題を修正しました。
SR22420 – 図形スナップ: (command “OSNAP”)のように、キー入力でなく実行させたとき、コマンドラインバージョンの -OSNAP に切り替えられなかった問題を修正しました。
SR24028: ソリッド編集コマンドを非定義にできなかった問題を修正しました。
SR25088 – BRX API: ARX/BRX/DRXコマンドの実行で、Pickfirst SelectionSetがクリアーされるようになり、ACRX_CMD_REDRAW や ACRX_CMD_USEPICKSET フラグ定義が正しく処理されるようになりました。
SR25137 – BRX/DRX: 閉じたポリラインの OdDbPolyline::getSplitCurves 処理の問題を修正しました。
SR26018 – 図面プロパティー: 図面プロパティーダイアログ内で、カスタムプロパティーが上書きされてしまっていた問題を修正しました。

Version 10.5.6 2010/10/11

改良

SR21677, SR25001, SR25040: 印刷のパフォーマンスがより改善されました。
ACISバージョンが、R18 から R19 にバージョンアップされました。
新しいクロスプラットホームのライセンスマネージャーが提供されました(別の新ライセンスは要求されません)。
SR21677, SR25001, SR25040: 印刷のパフォーマンスが改善されました。

修正

SR24333 – 印刷: ラスターイメージの印刷時、’Out of memory’の例外エラーが出ることがあった問題を修正しました。
SR25917, SR25935 – 印刷: カスタム用紙サイズでの印刷に失敗することがあった問題を修正しました。(10.5.3で報告)
SR26001 -ハッチング境界: 楕円弧を含む境界の作成に失敗することがあった問題を修正しました。
SR 25845,25852: ユーザー名や会社名に、非英語文字が含まれていると、ライセンスキーの読み書きができなくなっていた問題を修正しました。 これはV10.5.3で報告されました。
SR21673: 印刷ダイアログで、横置きに設定されたとき、縦横のサイズが入れ替わって表示されることがあった問題を修正しました。
SR23837: VLS3.50プリンタが印刷できなかった問題を修正し、他のプリンタについても安定性を強化しました。
10.4.11以来、ハッチング表示で目立っていたアクティファクツを修正しました。
SR24896: 検索・置換ダイアログ: 1) “文字列完全一致”オプションが設定されており、かつ、 2) 起動時、”文字列を検索”コンボボックスにフォーカスされていると、ハングアップした問題を修正しました。

アプリケーション開発

SR24830, SR25711, SR25934 – COM: AcadDocuments.Add がテンプレートを使用した図面作成に失敗することがあった問題を修正しました。
SR25392 – LISP: エラー状態が修正されて、COM機能が正常を返したとき、Lispエンジンが再度、そのCOMを再使用することがあった問題を修正しました。
SR25639 – LISP: DCLダイアログを表示しているときESCキーを押すと、unhandled exceptionエラーが発生することがあった問題を修正しました。
SR25944 – LISP: COMサーバーの機能(例:Microsoft Officeモジュール)にアクセスしたとき、落ちてしまうことがあった問題を修正しました。
SR24847, SR25878 – BRX: 以下の互換性を改良 AcGeLinearEnt3d::intersectWith(const AcGeLinearEnt3d&,AcGePoint3d&,const AcGeTol&)

Version 10.4.11 2010/07/23

改良

SR23730 – 文字フォントプレビュー: 使用文字フォントのプレビュー表示を改善しました。

修正

SR20247, SR23085 – MNUからCUIへのメニュー変換: [~–]のようなセパレータが認識されず、ディーゼル表記のサブメニューがhasDiesel属性を取得できなかった問題を修正しました。
外部参照: 存在しない外部参照のパスが大きな文字サイズで表示されていた問題を修正しました。
SR21802, SR22415, SR22416, SR25007 – 外部参照: R18、R15、または、R14で図面が保存された後、ステータスが”未解決”に変更された問題を修正しました。
SR22705 – 外部参照: 外部参照内に反映された尺度の文字がパースビューポートで表示されなかった問題を修正しました。
SR24437 – VBA: リファレンス更新が要求されたとき、大きなVBAプロジェクトのロードに失敗することがあった問題を修正しました。
SR24528 – プロパティコピー: ポリラインからLWポリラインへプロパティをコピーするときクラッシュすることがあった(逆のコピー時も)問題を修正しました。
SR24618 – スナップ: 特定のユーザー図面上で、スプラインへスナップしたときクラッシュした問題を修正しました。
SR24620 – 印刷チェック: 印刷プロセスの内部状況レポート時、間違った用紙名が使用されることがあった(QAFLAGSビットに256セット時)問題を修正しました。
SR24709 – 印刷: ポリラインの細いセグメントの線の太さが印刷やプレビューで正常に表示されないことがあった問題を修正しました。
SR24918, SR25102 – 引出線: dwg2010形式の図面からロードされたとき図形が正しく表示されなかった問題を修正しました。 この現象は、マルチテキストの幅や高さがdwg2010形式の図面には反映されなくなったことにより発生していました。
SR24931 – クラッシュレポート: 切り取られたラスターイメージがより強調されていました。
SR24970 – 画層コンボボックス: ‘新規作成ウィザード’コマンドで新規図面を作成後、図形プロパティーバーの画層コンボボックスが該当図面の状態に更新されなかった問題を修正しました。
SR24980 – 外部参照編集: 編集された図面が、元の図面の形式(SAVEFORMATで指定された形式)でなく、現在の図面形式で保存されてしまっていた問題を修正しました。
SR25021, SR25164 – 属性編集のフォーカス: ‘文字編集’を選択して文字を右マウスクリックし、文字を変更して[OK]したとき、一回目は正常なのに、二回目は操作者がフォーカスを文字に当ててタイピングしなければならなかった問題を修正しました。 この問題は、V10.4.7で発生しました。
SR25034 – 外部参照編集: 参照編集ダイアログの図面プレビューが表示される最中にコマンドを中断するとクラッシュした問題を修正しました。
ハッチング: OpenGLグラフィックデバイス使用時、尺度が付いたブロック内のハッチングが正しく表示されなかった問題を修正しました。

アプリケーション開発

SR23841 – LISP: フィルター作成時、restypeとしてRTDXF0が使用されると、ssgetが正しく動作しなかった問題を修正しました。
SR24377 – LISP: (ssget “_X” ‘*1)が属性無しのブロックを選択しなかった問題を修正しました。
SR24888 – DCL: ダイアログフォーカスがstart_dialogを呼ぶ前に mode_tile機能で操作されると、フォーカスがOKやキャンセルのボタンにフォーカスされなくなった問題を修正しました。
SR25044 – LISP dwgとエディターリアクタ: “:vlr-beginClose”、”:vlr-databaseConstructed”、”:vlr-databaseToBeDestroyed”のタイミングと動作のイベントが誤っていた問題を修正しました。
LISP: dxf output/entget操作が削除ポリラインに適用されたときクラッシュしていた問題を修正しました。
LISP – (vlax-safearray-fill): ‘vlax-vbvariant’が全て’nil’値で埋められたとき、Variantエレメントに、VT_EMPTYでなく、VT_BOOLがセットされてしまっていた問題を修正しました。
クラッシュレポート: Lispex.dllとdrxアプリケーションのcall stack dataが追加されました。 Bricscadバージョン番号が追加されました。

Version 10.4.10 2010/07/09

改良

グラディエントハッチング: パフォーマンスを改善しました。

修正

SR24725 – 外部参照: 無効な画層ポインタを含む図面は外部参照としてロードできず、ブロック挿入もできませんでした。 今回、無効な画層ポインタは画層0(ゼロ)へ移動させるようにして解決しました。
SR24846 – 寸法: 2番目の定義点が寸法線に非常に近いとき、回転寸法の値が不正確になることがあった問題を修正しました。
SR24862 – グラディエントハッチング: 回転されたグラディエントハッチングのロードと表示が遅く、尺度も不正確になることがあった問題を修正しました。
SR24901等 – パンバッファ: バッファされたパンニングでクラッシュが発生することがあった問題を修正しました。
クラッシュレポート: crash_report.txtの記述が修正されました。
画層: $ で始まる画層名が作成できなくなっていた問題を修正しました(V10.4.7で発生)。

アプリケーション開発

SR24197, SR24978 – メニューコマンド: (menucmd “P0=*”) が項目ラベル無しでコンテキストメニューを表示していました。
SR24284 – LISP: SOLIDハッチング作成後、不正なハッチングパターンが使用されていました。
SR24452 – メニュー: リソースだけのメニューDLLファイルを正しく(データファイルとして)ロードできるようになりました。
SR24849 – .NET: スタートアップ時に、(mixed code)モジュールベースの.NETがロードされるとクラッシュ/ハングアップすることがありました。

Version 10.4.8 2010/06/29

新規

Dwg2010(R24とも表現)が、Bricscadの新しいネイティブ図面形式となりました。 旧図面形式で保存したいときは、設定ダイアログ上で’保存形式’を設定してください。
印刷ダイアログ: 印刷範囲の回転、位置、サイズと同様、用紙の寸法、回転を示すビットマップ表示が追加されました。
点入力: 点入力中の拡張交点スナップをアクティベートするAPPINTキーワードが使用可能になりました。
スナップ: 相対極スナップをサポートしました。 線分、ポリライン、3D形状コマンドで使用できます。
タブレット: タブレット用のCUIファイルは、もはやインストールには含まれません。 タブレット用のCUIファイルを含むZIPファイルは、Briscadウェブサイト (http://www.bricsys.com/en_INTL/bricscad/tools.jsp) のツールセクションからダウンロードできます。 詳細情報は、Bricscadヘルプで確認できます。

改良

SR24393: ツールバーコンテキストメニュー内のツールバーはアルファベットソートされるようになりました。
大きな図面の監査の処理速度が大幅に改善されました。
ビューポートのUCS無効時は、デフォルトUCSを使用するようになりました。 これにより不要な警告メッセージが繰り返されることがあった問題が解決されました。
ODAの209項: 未定外部参照のパス名も表示されるようになりました。
SR23939: プロパティパネルの更新パフォーマンスが改善され、図形(特に、寸法)のスクロールズームが速くなりました。
印刷スタイル編集とユーザープロファイル管理のプログラムが書き直されました。
印刷プレビュー上で、マウスでの画面移動が可能になりました。
SR23541: 用紙サイズの間違いで印刷に失敗したとき、コマンドラインにメッセージが表示されるようになりました。
外部参照: 図面上で未定外部参照のファイル名、パス名も表示されるようになりました。
SR15673, SR23456, SR23893 – メニュー: メニューマクロのDIESEL式は、メニューの記述順より前に実行されることはなく、そのマクロの記述順で実行されるようになりました。
SR22550 – 属性編集: キーショートカット Alt+O はOKボタンと同じ動作になりました。
スナップ: 極スナップ時にANGBASE、ANGDIR変数がサポートされました。

修正

SR24689 ブロックの反映情報が表示されないことがあった問題を修正しました。
SR24776: “極座標”と”相対極座標”のツールチップ(トラッキング中の表示)が翻訳できるよう修正しました。
SR24743: ブロック名でカタカナの中央ドットが無効になっていた不具合を修正しました。
SR24379, SR17333: Bricscadウィンドウを水平方向にリサイズ(縮小)したとき、ツールバーは左側にスタックされなくなりました。 (そして、垂直方向にリサイズしたときは、上側にスタックされなくなりました。) 新しいウィンドウサイズで見えなくなったツールバーは、その位置を保持し、ウィンドウサイズを再び拡大したとき見えるようになります。
SR24339: ハッチングパターン有効化ルーチンは、まずキャッシュをチェックし、そこに無いとき.patファイル内を参照します。
SR24732: シンボルをコピー/貼り付けした後、ブロック参照数が増加しなかった問題を修正しました。 イメージ定義の同様の問題も修正しました。
SR17873: 不要なエラー(レンダリング中に発生するエラー: 無効なインデックス)が頂点の無いポリラインの処理中に表示されていた問題を修正しました。
SR24789 厚みを持ったポリラインがシェードモードで表示されなかった問題を修正しました。
SR24033: ブロック挿入時、属性が削除されたり、追加されたとき、正しく表示されなかった問題を修正しました。
LISPINIT=0 のとき、新規図面を開いたとき、C:XXXコマンドの登録が重複しないよう修正しました。
SR23811: 図面エクスプローラでロシア語の線種説明が文字化けしていた問題を修正しました。
SR24407:CUIファイル: 外部リソースファイル(DLL)からもICOリソースを認識するよう修正しました。
r18786:TDINDWG、TDUSRTIMER、TIMEを呼ぶ SR17531 SR18467 SR23162 SR24054 SR24399 SR24476のコマンドや変数を修正しました。
SR24452: PURGE、EXPLODE、DIMSTY、TXTSTYLEがCUIアイコンIDで認識できるようになり、マクロ選択も改善されました。
無効なビューポートのUCSを持つ図面では、デフォルトUCSを使用するようになりました。 これにより不要な警告メッセージが繰り返されることがあった問題が解決されました。
SR24370: DDEDITコマンドが常にCANCEL状態を返していたので、このコマンドを使用したSDSやLispアプリケーションが止まってしまっていた問題を修正しました。
SR24354: 壊れた連携寸法図形を削除するとクラッシュすることがあった問題を修正しました。
SR24413: イメージ選択時のファイルダイアログの間違ったタイトルを修正しました。
SR21274: OSMODEを0に一時リセットを要求する操作の後、OSMODEとAUTOSNAPがリセットされないことがあった問題を修正しました。
TaskDD1381: XY尺度が同一のブロック内の円弧や円の四半円点スナップを可能にしました。
SR16246: 長方形コマンドが、フィレット半径が大きいときフィレットされた長方形を作図できないことがあった問題を修正しました。
SR23759: レンダリングでエラーを発生させる図形があった問題を修正しました。
レンダリングの設定で違うSHADEMODE使用のビューポートがあると、表示更新のため再作図を明示的に実行する必要があった問題を修正しました。
TaskDD1303 : ビューポートの削除後、TILEMODE切替を取消するとクラッシュすることがあった問題を修正しました。
SR24020 : ブロックのマルチテキスト内のフィールド変更と同様、ブロック内の寸法に適用されたオーバーライドを外部参照編集が無視していた問題を修正しました。
SR24183 : (getvar “UNDOCTL”)が、”group active”ビット(value 8)をセットして返すようになりました。
SR24248 – カーソル: グリップされた図形上を左マウスクリックしたとき、カーソル表示が消えることがあった問題を修正しました。
SR24232: ブロック保存すると、空のBAKファイルが作成することがあった問題を修正しました。
TaskDD1330: COORDS=2のとき、ステータスバーには線分やポリラインコマンドの角度値が追加されていましたが、距離の値が入力されるまではステータスバーにこの固定角度値が表示されるべき問題を修正しました。
SR23923: 印刷: 印刷を回転指示(上下逆、あるいは、横)すると、大きなOLE図形が印刷できないことがあった問題を修正しました。
コマンドでの選択オプション追加(A)/除外(S)が、PICKSTYLE=0 にもかかわらず、グループの全図形を処理していた問題を修正しました。
プロパティパネル: – 2個の(相違する)行の選択します。 プロパティパネルの長さと角度値は*varies*です。 – グリップ編集を使用して、片方の端点を変更します。 – 長さと角度値は、*varies*でなく、指定端点の情報となります。
SR20855: Bricscad起動時、プロパティパネルが小さく表示されることがあった問題を修正しました。
TaskDD503: フィレットコマンドが2個のポリライン間のフィレット作成に失敗したとき、2番目のカーブが削除されることがあった問題を修正しました。
SR24251: カスタマイズダイアログ: 部分CUIファイルから、ショートカットメニューとサブメニューがメインメニューバーに追加されてしまうことがあった問題を修正しました。
SR20126: 印刷時、追加のチェックメッセージが表示されていた問題を修正しました(QAFLAGSのビット値に256がセットされていたとき)。
VPLAYER(ビューポート画層): 各国語版でコマンドが誤動作していた問題を修正しました。
SR18492 – 繰り返し: コマンドの繰り返しは、生コマンドでなく、ユーザー定義コマンドも繰り返しできるよう修正しました。
SR21851 – カスタマイズ: カスタマイズダイアログで新規ツール(メニュー、ツールバー、キーボードツリーの使用)を作成したとき、既存のタイトルがあると、既存ツールのプロパティ項目が上書きされてしまう問題を修正しました。
SR22196 – メニュー: メインCUIファイルの’POP’エイリアス(POP1からPOP32まで受け入れ可)のメニューだけ表示されます。 他のメニューを表示させるには、MENUコマンドがまだ使用可能です
SR23973 – メニュー: コマンド文字列がマクロ内の停止シンボルに先行したとき、このコマンド文字列はすぐには実行されず、更なる編集のためコマンドラインに置かれていました。 例: “^c^cPLINE 0,0 @\”。 この場合、コマンドラインに”@”が置かれ、相対座標を入力できます。 以前のバージョンでは、このマクロは以下のエラーとなっていました: “@\ は認識できません。 再入力してください。”
SR24166 – マルチテキストエディター: 文字フォントがデフォルトフォントのとき、標準文字の後に、ボールド文字を指定できなかった問題を修正しました。
TaskD1407 – 図面エクスプローラー: ツールバーが完全に表示されず、後ろが切れていた(画層状態ツールバーを除く)問題を修正しました。
SR15745 – DIMZINとDIMAZINが距離コマンドやDISTANCEシステム変数に影響していた問題を修正しました。
SR21539 – スナップ: 円錐の頂点へのスナップが効かなかった問題を修正しました。
SR22570 – グループ: PICKSTYLEと選択セットが、グループへ正しく適用されていなかった問題を修正しました。
SR23626 – マスプロパティ: 新規のプロパティを選択セットに適用しようとしたとき、最初のエレメントが既にそのプロパティを持っていると適用できなかった問題を修正しました。
SR23830 – 表示: UCSアイコンがユーザー特有の図面で表示されなかった問題を修正しました。
表示: 色kNoneでのレンダリング時の問題を修正しました。
TaskDD885 – 属性書出し: 不要な既存出力ファイルの上書き確認を表示しないよう修正しました。

アプリケーション開発

SR24404 – LISP: Lispオブジェクトのクリーンアップ時にクラッシュが起きないよう修正しました。 例えば、大きな選択セットの使用後にドキュメントを閉じたとき等。
SR24459 LISP : (grread)への入力としてのESCAPE使用が、Bit3(=8)がセットされているとアクティブLispハンドラーを呼ばなかった問題を修正しました。
SR24143, DCL/ツールバーの問題: リストボックスでのダブルクリックでDCLダイアログが閉じられたとき、ダイアログの下のツールバーが起動されていた問題を修正しました。 2回目のマウスボタン押し下げでダブルクリックアクションが起動されていました。 ダブルクリックの終了でマウスボタンが解放される前に、ダイアログが閉じられていました。 その結果、該当位置のツールバーボタンが起動されていました。 マウスオンでツールバー情報が取得されたときだけ、ツールバーをアクティブするよう修正しました。マウスボタンが解放されたとき、ツールバーボタンがアクティブになっていました。 マウスの情報取得は、通常、押し下げ時に実行されます。
SR21261 – LISPリアクタ: オーナー図形が削除されたとき、(vlr-owners reactor)がリアクタオーナーをリスティングできなかった問題を修正しました。
SR23578 – ジグ基点が正しくないことがあった問題を修正しました。
SR24337 : Lisp (read-line) が、LinuxとWindows両方の線分端点スタイルをサポートするようになりました。
SR19464, 23281 – ジグ: ドラッグの振る舞いが変更されました。 最初のドラッグループが現在のカーソル位置で走っており(実際の入力イベントを待たず)、それに従って図形が更新されていました。
SR23789 – LISP: LISP (command “_SELECT” pause)やメニューマクロ ^C^C_SELECT;\ のPauseの振る舞いの問題を修正しました。 Pauseの記述は、1個だけの入力でなく、選択コマンドでのユーザー入力が終了するまで待つようになりました。
SR23957 – COM: AcadApplication.ZoomPickWindow、AcadApplication.ZoomScaledメソッドが取消情報を登録してしまっていた問題を修正しました。
SR24329: COM: AcadDocument.FullPathが、自動保存ファイル名を返してしまっていた問題を修正しました。
SR21611 COM: COMのAcadBlock.Deletメソッドで、*ModelSpace、*PaperSpaceブロックを削除可能になりました。
SR24373:COMから図面を開くとき、デフォルトで’dwg’拡張子が追加されるようになりました。
SR24574 DCL: edit_boxがinitial_focusを受け取ったとき、そのコンテンツが選択されるべきなのに、new_dialogとstart_dialog間のedit_box上のset_tileが呼ばれたときは、選択が解除されていた問題を修正しました。
LISP: (load “name.lsp”)がメモリオーバーで落ちていた問題を修正しました。 – (load (findfile “name.lsp”))は正しく動作していました。
SR22527 – LISP: (findfile)が、図面作成時のテンプレートファイルのパスまでサーチしてしまっていた問題を修正しました。
SR23587 – JIG: acquirePointは、すべての距離入力を受け入れ可能となりました。
LISP – フォーラム#12384 : (command PAUSE)でESCAPEが返されたとき、コマンドのいくつかは正しくRTCANを返せず、LispExが*cancelled*でないエラーを報告してしまっていました。 Lispエンジンに一時的なパッチが追加されました: (command PAUSE)は常に”*cancelled*”をエラー報告するようにしました。

Version 10.3.16 2010/05/31

改良

SR20855 – プロパティバー: 最小サイズ表示が改善されました。
SR20126 – ダイアグノスティクス: 印刷とコマンド履歴の問題解決により役立つようダイアグノスティクメッセージを改良しました。 これらのダイアグノスティクメッセージを有効にするには、システム変数QAFLAGSの値を256に設定します。
SR23557 – フィールド: マルチテキストエディター使用中、フィールド編集ダイアログ内では、現在編集されているフィールドが自動的に選択されるようになりました。
SR23925 – OLE: OLE図形の貼り付けに失敗したとき、これまで何もメッセージが表示されませんでしたが、エラーメッセージが表示されるようになりました。

修正

SR21584 – カーソル: 図形のプロパティツールバーで画層コンボボックスを使用すると、画面に余計なカーソルの残像が残ることがあった問題を修正しました。
SR23781 – カーソル: スクロールバーを使用して画面移動すると、画面に余計なカーソルの残像が残ることがあった問題を修正しました。
SR24248 – カーソル: 既にグリップされている図形を左マウスクリックすると、画面に余計なカーソルの残像が残ることがあった問題を修正しました。 問題は、10.3.14で報告されました。
SR24323, 24361 – カーソル: マウスホイールズームすると、画面に余計なカーソルの残像が残ることがあった問題を修正しました。 問題は、10.3.14で報告されました。
SR23678 – 画面移動: 極座標スナップを有効にして画面移動した後、直交ラインの残像が残ることがあった問題を修正しました。
SR24060 – ロード: 大文字のクラス名を持つ図面がロードできなかった問題を修正しました。
SR24166 – マルチテキストエディター: 選択した文字列がデフォルトのフォント名のとき、太字をオフにすることができなかった問題を修正しました。
SR24209 – 表示: 極トラッキングパス表示中にクラッシュすることがあった問題を修正しました。
SR24232 – ブロック保存: コマンドが空のBAKファイルを作成することがあった問題を修正しました。
SR24243 – 表示: 他のビューポートで画層がフリーズされていると、該当画層への挿入ブロックが表示されないことがあった問題を修正しました。
SR24329 – BatchPlotTool.dvb: .SV$へ自動保存されたとき、バッチ印刷ツールが対象ファイルを認識できなくなった問題を修正しました。
DBMOD: 外部参照がアタッチされた図面をロードしたとき、DBMODシステム変数が変更状態になってしまう問題を修正しました。 何も変更しないのに図面を閉じたとき、”変更を図面に保存しますか?”のダイアログが表示されていました。
印刷: 印刷角度を変更したとき(例えば、上下を逆に印刷とか横に印刷時)、大きなOLE図形が含まれていると印刷に失敗することがあった問題を修正しました。
取消: 以下のような操作でクラッシュしていた問題を修正: TILEMODE=0でビューポートを作成、それを削除、ペーパー空間に変更、モデル空間に戻し、取消を2回実行
コマンド履歴: グリップ編集がコマンド履歴に記述されてしまっていた問題を修正しました。
画面移動: 画面移動中、カーソル位置がウィンドウを外れると残像が残ることがあった問題を修正しました。
VPLAYER(ビューポート画層): 各国語版でコマンドが誤動作していた問題を修正しました。
ビュー定義: クリッピング面の一つで負のオフセット値を設定したとき、UCSアイコンとビューポート境界が表示されなかった(GDI表示デバイス使用時)問題を修正しました。
外部参照編集:
寸法線矢印を指示してブロック選択したとき、操作がすっぽ抜けることがあった問題を修正しました。
フィールドを含むブロック内のマルチテキストの変更が保存されないことがあった問題を修正しました。
SR23196 – QPRINT(クイック印刷): 前の設定を使用しているときも、レイアウト設定が使用されていた問題を修正しました。
SR23991 – フィールド: ブロック内のフィールドが更新されなかった問題を修正しました。 ファイルへ保存したとき、ファイル名、ファイルサイズ、保存日付… が更新されませんでした。
SR24112 – VBAバッチ印刷ツール: 印刷時の尺度処理が正しくなく、カスタム尺度が”用紙サイズに合わせる”尺度になっていた問題を修正しました。
SR24020 – 外部参照編集: 寸法プロパティの変更(EED内へ記憶)が保存されなかった問題を修正しました。

アプリケーション開発

SR24418, 24426, 24440 – LISP (read)、(print)、(prin1)と(vl-prin1-to-string)機能: V10.3.15でエスケープ文字がくずれてしまう問題を修正しました。
SR24404 – LISP: 大容量の選択セットを使用した後、ドキュメントを閉じたとき、Lisp図形のクリーンアップ処理(ガベージコレクション)中にクラッシュすることがあった問題を修正しました。
SR21261 – LISPリアクタ: オーナー図形が削除されたとき、(vlr-owners reactor)がリアクタオーナーをリスティングできなかった問題を修正しました。
SR23578 – ジグ基点が正しくないことがあった問題を修正しました。
SR23645 – BRX: ユーザーが指定した文字位置を使用したAcDbDiametricDimensionがDIMATFIT != 3のとき、2番目の寸法矢印を作成しなかった問題を修正しました。
SR23995, SR24061 – LISP: COM図形がXY尺度の違う図形にラッピングされ、その図形が開放されたとき(例えば、Bricscadを閉じたときとか、Lispエンジンがガベージコレクションしたとき)、クラッシュが発生することがあった問題を修正しました。
SR24094 – BRX: acedRegCmds-addCommand()に登録されたコマンドの引数’functionCode’がサポートされました。
LISP: (read “\\SymbolName”)が \SymbolNameのシンボルを作成でき、シンボル名 \SymbolNameの(print)や(prin1)出力とコマンドライン表示が\\SymbolNameになるよう修正しました。
LISP, SDS/BRX: (arxload “file”)、acedArxLoad(“file”)、sds_arxload(“file”)のファイル検索の仕組みを改良しました。 *.arxと*.brx/drxファイルが共に同じ場所にあるとき、*.brx/drxがロードされます。
LISP – エラーハンドラコントロールの改善:
(vl-bt-on)で”error callstack backtrace”が有効
(vl-bt-off)で”error callstack backtrace”が無効
(vl-bt [n])がオン/オフにかかわらず、”error callstack backtrace”がコマンドラインに出力されます。
(setq bcad$disable-extended-error nil)でエラー位置メッセージが有効
(setq bcad$disable-extended-error t)でエラー位置メッセージが無効
LISP – (vlax-ldata-put obj data): dataが一つのエントリーだけのリストで構成されているとき、(vlax-ldata-get/list)で返される’data’が、記憶されているdataと相違していた問題を修正しました。
SR23146 – COM: 角度寸法が正しく作成されなかった問題を修正しました。
SR23282 – ストレッチ: ::copied()イベントで誤ってコマンドが起動されていた問題を修正しました。
SR23788 – LISP: リアクタ
図面からの多数のリアクタをロードするパフォーマンスを改善しました。
単独の図形リアクタを図面から解除しました。
図面を閉じて開いたとき、図面からの一部のリアクタが再初期化されないことがあった問題を修正しました。
SR23903 – DCL: DCLのイメージやイメージボタン上でset_tileをコールしたとき、イメージやイメージボタン内にテキストとして特定の値が表示されるべきです。 この機能が働いていなかった問題を修正しました。
SR24065 – LISP: (vl-load-all)使用時、Lispファイルが全ての図面にロードされないことがあった問題を修正しました。

Version 10.3.13 2010/05/06

新規

コピーに、尺度、角度オプションを追加しました。
図面エクスプローラ: テキストスタイル プレビュー機能をサポートしました。
SR19114, SR20973, SR22948, SR23092 – ツールバー: 入れ子のフライアウトツールバーをサポートしました。
SDS: 選択セットのコールバック機能をサポートしました。

改良

TaskDD1363 – 自動保存: プレビューサムネイル用イメージを作成しないようにして処理速度を改善しました。
背景が白と黒の二つの印刷カラーテーブルファイル displaycolors.ctb と displaycolors-darkbg.ctb を追加しました。 V10.3ではカラーマッピングの互換性を高めましたが、これまでは暗めのカラーマッピングになっていました。
結果として、default.ctbを含む全てのCTBは前より明るくなりました。 default.ctbは画面上少し明るくなりますが、これは意図的にそのようにしたものです。 画面表示色と印刷色を近づけるには、新しい印刷カラーテーブルの使用が適しています。
SR22128 – 印刷: トゥルータイプフォントを使用しているテキストを印刷したとき、AutoCADでの印刷より表示が太くなっていました。 印刷出力の互換性を改善しました。 重要な注意点: 今回の修正により、TTFテキストの印刷は前より細くなり、より読みやすく、小さい文字も潰れずに印刷されるようになりました。
SR23473 – マルチテキスト: フォントのサーチパス上に多くのSHXフォントがあると、マルチテキストダイアログの表示が非常に遅くなる現象がありました。 この問題をSHXフォントをキャッシングする仕組みで改善しました。
SR22534 – 表示順序: ツールバーとコマンドオプション名を統一化しました。
SR23540 – フォントコンボボックス: いくつかのフォントは、そのフォント自身で表示させると読みにくくなっていました。 例えば、Wingdingsなど。 よって、フォント名はデフォルトフォントで表示し、フォントのプレビューとしては左側に”Abcd”を表示するようにしました。
SR23554, SR23556 – 印刷プレビュー: 向きの適合性改善 – プレビュー上でモデルやレイアウトの文字を確認し易くしました。 マウスの中ボタン(ホイール)をダブルクリックするとズームフィットします。 ズームのリストボックスは表示されなくなりましたが、マウスの中ボタン(ホイール)を使用してのズームは対応しています。
図面エクスプローラ: 各々のタイプ毎にダイアログレイアウトを保存、呼出可能になりました。
SR19949 – コマンドライン: コマンドラインへの表示パフォーマンスが大幅に改善されました。
SR20961 – ハッチング: ハッチング境界として閉じられているべき場所で補間ポイントを算出して自動的に閉領域処理する精度を改善しました。
SR21277 – スナップ: 延長(仮想)交点スナップを実装しました。 このモードでは、’交点’ツールチップが表示されるまでTABキーを押してください。
SR21765 – ハッチング: 放射線や構築線を含む境界もサポートするようになりました。
SR22959 – プロファイル: プロファイル内で使用されている環境変数のサポートが拡張されました。
TaskDD1270 : システム変数 PEDITACCEPT をサポートしました。
SR23101 – 印刷プレビュー: マウス中ボタンによるズーム操作が、ビューの中心を維持し、ZOOMFACTOR値を使用するようになりました。 ズーム範囲が拡張されました (10 – 500%)
SR23134 – マルチテキストエディタ: 外部のマルチテキストエディタ実行に失敗したときのエラーメッセージを改善しました。
SR23158 – 属性書出: 隠しオプションキーワード’_object’をサポートしました。
SR23212 – 接線: 円/線分/円環/円錐/円柱からは、同一平面上の円/線分にしか接線が指定できませんでした。 この制限がかなり緩やかになりました:
図形は同一平面上になくてもよくなりましたが、平行な面上である必要があります。
図形が存在する面は、現在のUCS面と平行である必要があります。
各々の線分について: 始点と終点のZ座標は、現在のUCS上で同じである必要があります。
円から放射線、構築線、塗潰し線、2Dポリラインへの接線がサポートされました。
線分から2Dポリラインへの曲線部への接線がサポートされました。
ブロック内図形への接線がサポートされました。
TaskDD1304 – 起動時、コマンドラインで指定されていた図面ファイルが見つからないときは、Bricscaは起動しませんでした。 現在、Bricscadは新規図面を作成して起動するようになりました。
SR23563, DCLパフォーマンス: 多数行で複数列を持つリストボックスのパフォーマンスを改善しました。
SR21136, SR22671, SR22862 – 表示: 小さな円や曲線の表示品質を改善しました。
WHIPARC変数: この変数は、円や円弧円を実際の曲線で表示するか、直線補間で表示させるかをコントロールします。 今回、楕円、楕円弧、ポリラインの円弧もWHIPARC変数がONのとき、実際の曲線で表示させるようになりました。
文字フォント選択コンボ: 図面エクスプローラ内やマルチテキスト編集で文字フォントを選択するときのコンボボックスで、フォント名がそのフォントで表示されるようになりました。
ファイルを開くダイアログ: プレビュー無しのファイルダイアログ内でディレクトリを変更したときの画面のちらつきを無くしました。
ツールバー: 図面を開いているとき、ツールバーが消えることはなくなりました。
グリップ選択: 図形数の多い図面で多くの図形を選択するときのレスポンスを改善しました。
SR22823 – カスタム図形: 今回、辞書内のカスタム図形はプロキシに変換されたり、また、プロキシからカスタム図形に変換されるようになりました。
SR23051 – バッチ印刷: Visual Basicのサンプルアプリケーション batch_plot_tool.dvb を各国語版でも使用できるよう改良しました。
図面エクスプローラ:
多くのブロックを含む図面のブロックを表示する速度を改善しました。
図面ツリーからブロックとして図面を挿入するとき、既に同名のブロック定義が存在すると常に既存のブロック定義が採用されていました。今回、既存のブロックを上書きする選択が出来るようになりました。
設定ダイアログ:
アパーチャの設定を図形選択カテゴリーから図形スナップカテゴリーへ移動しました。
AUTOSNAPシステム変数の最初のビットでコントロールされるスナップマーカー有効化の設定を廃止しました。
フライオーバースナップのメカニズムは常に有効なので、EnableFlyOver設定を廃止しました。

修正

10.3.11で報告された不具合修正:
印刷
システムプリンタ(または、PC3)のデフォルトの用紙方向が横にセットされていると、印刷尺度に問題が発生することがありました。
図形範囲を指定して用紙サイズに合わせる設定をしたとき、印刷がずれる問題が発生することがありました。
エクスポート: PDF、WMF、DWFがミラーされることがありました。
OLE
貼り付けられたOLE図形のY座標が正しく処理されないことがありました。
OLE図形が印刷に失敗することがありました。
OLE図形を挿入したとき、OLE編集がすぐ起動されてしまうことがありました。
SNAP: ポイント選択後も一時的なスナップトラック線表示が残ってしまうことがありました。
SR22280, SR23741 – プロパティーバー: 編集可能な図形をダブルクリックするとポップアップされてしまうことがありました。
SR23730 – フォントのコンボボックス: フォント名の参照が大文字・小文字を区別してしまっていました。

印刷: 横方向の用紙に、縦方向を指定して印刷すると正しくクリッピングされない問題を修正しました。
和、交差、差: コマンドを中断してツール図形を削除するとエラーが発生していた問題を修正しました。
交差: 三つ以上の図形を処理すると失敗した問題を修正しました。
SR22501 – 分解: 分解された引出線のマルチテキストが間違った画層に配置された問題を修正しました。
SR23409 – 寸法角度、円弧寸法: 破線の2Dポリラインで失敗していた問題を修正しました。
SR23756 – 画面移動: グリップ表示を残したままで画面移動をしたとき、ペーパー空間のビューポートでグリップ編集をするとクラッシュすることがあった問題を修正しました。
SR23759, 23830 – 表示: 図形範囲でズームしたとき、以下の例のようなメッセージが表示されることがあった問題を修正しました: “図形 2B7F7 のレンダリングでエラーが発生しました”。
SR23830 画面移動: 複数のビューポートで相違したレンダリングタイプを使用しているときモデル空間で画面移動すると、表示がおかしくなることがあった問題を修正しました。
SR21490 – 印刷の向き: 印刷の向きの設定が「用紙の向き」に誤って影響していました。 向きを変更して印刷しても「用紙の向き」は変更されないままとなることがありました。 プリンタの用紙設定を使用して「用紙の向き」が設定されるよう修正しました。
TaskDD936 SR23588 :長さ変更コマンドをキャンセルしたとき、線分図形が非表示になってしまう問題を修正しました。
TaskDD1423, SR23383, SR23480 :MLEADER図形をレンダリングするとクラッシュすることがあった問題を修正しました。
TaskDD1347, SR222446 入れ子の外部参照があるとき、診断メッセージを表示するよう修正しました。
OdaIssue168,SR19302 :属性を削除したシンボルをクリックするとクラッシュすることがあった問題を修正しました。
SR13528 – ドラッグ: ドラッグ中にアクティブなビューポートを外れるとカーソルが表示されなくなった問題を修正しました。
SR16957 : ステータスバーの極座標ボタンをクリックしても次のコマンドでしかモード変更が適用されなかった問題を修正しました。 今回、現在起動中のコマンド内でモード変更が適用されるようになりました。
SR21490 – 印刷の向き: 印刷の向きの設定が「用紙の向き」に誤って影響していました。 V10.3.8で、この問題はWinGDIグラフィックデバイスで修正していましたが、今回はOpenGLデバイスでも修正しました。
SR23271 – ブロック挿入: X/Y/Zの尺度が別々のブロックを挿入したとき、尺度結果が間違っていた問題を修正しました。
円: TTRモード(接-接-半径)で、コマンドが自動的に一時接線スナップにならなかった問題を修正しました。
延長スナップ: ポリラインセグメントのすべての曲線では延長スナップが生成しなかった問題を修正しました。
SR15351 – DDEMODESコマンド: このコマンドは、図形作成セクションを開くべきなのに、属性セクションの設定ダイアログを開いていた問題を修正しました。
SR15560, SR17923, SR23033 – 印刷カラー: インデックスカラーが暗く印刷されることがあった問題を修正しました。
SR19880 – ハイライト: ハイライト時、ポリラインの共通の幅や個々のセグメントの幅が小さいと表示されないことがあった問題を修正しました。
SR20455 – PERIMETER: この変数は、LENGTHENの値を保持するようになりました。
SR20632 – ズーム: ‘ダイナミック’オプションがプロンプトメニューとコマンドプロンプト両方に表示されるようになりました。
SR20913 – ポリライン編集: ポリラインへの変換後、線分、円、円弧がハイライトしたままになっていた問題を修正しました。
SR21794, SR22480 – ハイライト: 一部、あるいは、全部が重なる表示順序が上の図形があると、対象図形がハイライトしないことがあった問題を修正しました。
SR22076 – MATCHPROP: ポリライン幅がコピーされなかった問題を修正しました。
SR22478 – グリップ編集: トランスペアレントコマンドがグリップ編集コマンドを失敗させることがあった問題を修正しました。
SR22183 画層選択表示/解除コマンドが別のビューポートで呼び出されると、画層選択表示コマンドが正しい画層状態を呼び出せなかった問題を修正しました。
SR22690 – 外部参照編集: SELECTIONPREVIEW とオプション’作業セットではロックされない’が共に、外部参照編集セッションで ON のとき、作業セットに属さない図形がまだ編集可能だった問題を修正しました。
SR22698 – 画面移動: ビューポート境界を外れる画面移動を行った後、ビューポート内に画面を戻したとき、グリップが表示されないことがあった問題を修正しました。
SR22702 – メジャー/分割: UCSを設定して”ブロック”オプションを選択したときのブロック角度の問題を修正しました。
ハッチング: 反転したスプラインセグメントを含む境界があると、正しい結果とならないことがあった問題を修正しました。
印刷プレビュー: 印刷オフセットと 0.25インチの上下のマージンが正しくなく、ズームが相違によって間違いがあった問題を修正しました。
図形スナップ: トグルオプション(“-osnap t”)の動作不良を修正しました。

  • VIEW: ‘ビューの一覧’オプションの動作不良を修正しました。
    TaskDD1360 – 外部参照の問題点の修正:
    デタッチ: 外部参照AとBが、共に入れ子の外部参照Cを含むとします。 外部参照Aをデタッチすると外部参照Cもデタッチされました。 これは間違いでした: 外部参照Bは、まだ外部参照Cを必要としているのですから。
    バインド: 挿入モードで失敗していました。
    参照パス: 入れ子の外部参照名と親図面の他の外部参照名が同じ名前のとき、誤って処理されていました。
    SR23606 : 3D回転コマンドのプロンプトメニューの間違いを修正しました。
    TaskDD1269 – SR23627: XY尺度が相違するブロック内の高度を持ったハッチングが正しく表示されなかった問題を修正しました。
    TaskDD1088 TTFASTEXTがオンのとき、特定のフォント(rod.ttf, andalus.ttf,gautami.ttf)が正しく表示されなかった問題を修正しました。
    TaskDD1433 – Bricscadをリサイズした後、VIEWSIZE変数が正しく更新されないため、正しく表示できないことがあった問題を修正しました。
    SR22551 – 表示順序: SORTENTSTABLEが正常でないとき(すなわち、複数の図形が同じ表示順序キーを持ってしまったとき)でも処理できるよう修正しました。
    SR22673 – 挿入ダイアログ: 外部参照やブロック挿入のダイアログで、現在のUCSが考慮されていなかった問題を修正しました。 この問題はコマンドラインモードでは発生しませんでした。
    SR22683 – 名前を付けて保存: 連携ハッチング情報を含む図面をDWG13/DXF13形式以前として保存しようとすると保存に失敗する問題を修正しました。
    SR22741, SR22742, SR23005 – SDS/LISP: “ByLayer”が選択されていたとき、sds_getcolordialog()と関連の(acad_colordlg)と(acad_truecolordlg)が不正な値を返していた問題を修正しました。
    SR22793 – OLE: Bricscad OLE図形を含むテンプレートを使用して図面を作成するとクラッシュすることがあった問題を修正しました。
    SR22827 – UCS: UCS/WORLDコードの最適化を除く修正を行いました。 UCS内で同じような呼び出しがあったとき、UNDOスタックに正しくエントリーを作成できないことがありました。
    SR22863 – クリップコピー/貼り付けとブロック書き出し/挿入: 正常でないレイアウト(中身が空のBlockTableRecord)を含む図面では動作しなかった問題を修正しました。
    SR22952 – 文字図形(マルチテキスト、テキスト、属性)の表示で例外エラーを表示することがあった問題を修正しました。
    SR22730 – 連携寸法: 変形した連携寸法をコピー/貼り付けするとクラッシュすることがあった問題を修正しました。
    SR22914 – 属性: 互いに参照し合っているブロックから属性を抽出したときクラッシュすることがあった問題を修正しました。
    SR23146, SR21668 – プロパティバー: 半径寸法の’矢印’フィールドが表示されていなかった問題を修正しました。
    SR23151 – 再作図: REGENMODEをOFFにしても、LTSCALEシステム変数が変更されたときは再作図が実行されていた問題を修正しました。
    SR23204 – 属性: プロパティバー上でブロック属性を編集できなかった問題を修正しました。
    SR23267 – 画面移動: 内部的な問題で画面移動時の表示不具合が発生していた問題を修正しました。
    SR23284 – ハッチングダイアログ: グラディエントタブからハッチングタブへ切り替えたとき、ソリッドハッチングへ角度を指定するとエラーが発生することがあった問題を修正しました。
    SR23323 – 外部参照バインド: ADTプロキシ図形を含むユーザー提供の外部参照をバインドするとクラッシュが発生した問題を修正しました。
    図面エクスプローラ: 外部参照の図面プレビュー描画中に閉じようとすると、クラッシュが発生することがあった問題を修正しました。
    図面エクスプローラ: 図面エクスプローラ内でブロックをコピー/貼り付けで再定義した後、挿入ブロック表示が更新されなかった問題を修正しました。
    グリップ編集: XY平面上にない円弧がグリップ編集中、正しく変換されていなかった問題を修正しました。 この問題は、V10.1で複数グリップ編集が実装されてから発生していました。
    グリップでのストレッチ、移動、尺度変更、回転、ミラー: Sキーがストレッチで使用されていたため、隠れたオプション’Scale’が働かなかった問題を修正しました。 今回、STキーをストレッチ、SCキーを尺度変更に割り当てました。
    スナップ: 挿入基点スナップが公差形状で使用できなかった問題を修正しました。
    SR19166 – ポリライン編集: ロック画層のポリラインが編集されてしまっていた問題を修正しました。

アプリケーション開発

SR20380 – システム変数CMDACTIVEは、STARTUPから 0 を返すようになりました。 ダイアログが閉じてから図面が開きます。
SR23571 – テキストコマンド(LISPからの): 入力後すぐに文字表示されるようになりました。
SR23576 – LICKEY: 使用しているライセンスキーを返すシステム変数LICKEYが追加されました。
SR23642 – LISP: COMメソッド”By Reference”から返される文字はNILでした。 (vla-numcustominfo)、(vla-GetCustomByKey)、(vla-GetCustomByIndex)の問題を修正しました。 (vla-get/put-xxx)と(vla-xxx)機能のパフォーマンスが少し改善されました。
SR23709 – LISP: (vl-catch-all-apply)の動作の問題を修正しました。
SR23746 – ポリライン: ユーザーがEscapeキーを押したとき、コマンドがRTCANでなく、RTNORMを返していた問題を修正しました。 この問題は、ポリラインを作画するsds_commandやLISP(command)に影響していました。
SR23788 – LISP: LISPリアクタが動作するようになっている図面をコマンドラインやダブルクリックで起動するとクラッシュすることがあった問題を修正しました。
SR23854 – LISP: 255を超える数の (chr number) に問題がありました。 コードページを参照して、255を超える数を0…255の範囲に割り当てるよう修正しました。 以下も修正しました: (chr 0)を””でなく”\000″とするように。
TaskDD1365 – – BRX – LISP: トゥルーカラーをセットするために、DXF62 に続けて DXF420 を記述する必要はなくなりました。
SR19338 – BRX: AcGsに関するいくつかの問題を修正しました。
SR23594 – BRXで、図形スナップトラッキング使用時の最初の点の指定で直接、距離入力ができるようになりました。
SR20312 – BRX: 浮動コントロールバーの端をリサイズしたときのいくつかの問題を修正しました。
TaskDD1432, SR21003 – LISP :AcadSelectionSet.SelectOnScreenがLispから呼ばれたとき、PICKFIRSTを考慮するようになりました。
SR21977 – BRX: acedRegisterFilterWinMsgに関するいくつかの問題を修正しました。
SR23333 – DCL: コールバック中にDCLテキストコンポーネント上のset_tileが呼ばれたとき、コールバック終了までテキストコンポーネントは更新されませんでした。 このため、遅いコマンドの実行前に”しばらくお待ちください…”のメッセージを表示させることができませんでした。 この問題は修正されました: set_tileが呼ばれると、即座にテキストコンポーネントが更新されるようになりました。
SR22059 – DCL: 固定幅フォントのリストボックスは狭すぎました。 実際、固定幅フォントの属性と無関係にリストボックスの幅が計算されていました。 今回、固定幅フォントの属性を参照して計算するよう修正されました。 少し異なったフォントに基づく既存のレイアウトを壊すかもしれないので、該当フォントは文字列の幅までは変更できないことを了承してください

SR22514 – LISP/SDS: sds_entget()出力は、ads_entget()と互換になりました。/ (entget)のデフォルト値を持つDXFグループのレポートについて。
SR22577 – LISP:
制御コードを持つテキストをコマンドラインに出力する (print) (prin1) (vl-prin1-to-string) の互換性を高めました。
0文字の文字列サポート(すなわち、COMからの戻り値)を追加し、すべての文字列を保存、処理するようにしました
SR22280 – BRX: Protocol Extensionで定義されるカスタム図形のダブルクリック動作をサポートしました。
TaskDD892, SR22720 – BRX: monitorInputPoint() から sds_grdraw() が呼べるようになりました。
SR23563 – DCL: 整数の引数を含んでいるときだけ、リストボックスのタブ属性がパースされていました。 実数の引数を含んでいるときは、単にスキップされていました。 今回、実数の引数でもパースされ、至近の整数に丸められるようになりました。
SR23309 – DCL: textやtext_partコンポーネントで、”label”属性が指定されているときに、該当のテキストは幅やプロポーショナルの属性も受け取るべきでした。 これまでは、”value”が指定されているときに受け取っていましたが、これは間違いでした。 この問題は修正されました: “value”が指定された textコンポーネントは幅属性を受け取らなくなりました。
SR22110 – BRX – コンパイラの最適化の問題で、MonitorInputPointのループ中、CPU使用率が異常に高くなっていた問題を修正しました。
SR22110 – BRX: monitorInputPoint機能: 3番目の引数が無視されていた問題を修正しました。
SR22498 – LISP: テキストコマンドで空文字を入れると改行されなかった問題を修正しました。
SR22655, SR23165 – LISP: SELECTIONPREVIEW != 0 のとき、(ssget)のフィルタリングが働かなくなる問題を修正しました。
SR22721 – BRX: AcDbDatabase::wblockCloneObjectsでのクラッシュが発生する問題を修正しました。
SR22741, SR22742, SR23005 – SDS/LISP: “ByLayer”が選択されていたとき、sds_getcolordialog()と関連の(acad_colordlg)と(acad_truecolordlg)が不正な値を返していた問題を修正しました
SR22922 – BRX: CAcUiColorComboBoxでのクラッシュ発生問題を修正しました。
SR22989 – COM: COMを使用してブロック入力したとき、ファイルサーチでSRCHPATHが使用されなかった問題を修正しました。
SR23032 – LISP: Lispエンジンが、ai_utils.lispで提供されていた機能をサポートするようになりました。 現在は、これまでエラーメッセージを表示していたai_utils.lspのロードに成功するようになりました。 その結果、いくつかのExpressTools機能を使用する MVSETUP.lsp のようなツールを使用可能になりました。
SR23121 – LISP: (string-split)機能の問題を修正しました。 加えて、パブリック機能(vl-string-split )も(string-split)と同様の働きをします
SR23131 – LISP: マルチコードページからのテキストのLispコード使用が失敗していた問題を修正しました。
SR23136 – BRX: AcDbDatabase::insert が AcDbAttributeDefinition タイプを正しく処理しなかった問題を修正しました。
SR23152 – LISP: improved (vl-directory-files)が、”X:”を”X:\\”としても処理できるよう改善しました。
SR23158 – 属性書出: 隠しオプションキーワード’_object’をサポートしました。
SR23159 – BRX: acedDragGen()とsds_draggenがカーソルタイプの引数を無視していた問題を修正しました。 V10.2からの問題でした。
SR23178 – DCL: 列コンテナがDCLテキストコンポーネントを含んでいる場合、空コンポーネントを含んでいてもリサイズできないといけません。 この問題は修正されました。
SR23189 – DCL: コールバック内のpopup_listが変更されたとき、popup_listのコンテンツが更新されなかった問題を修正しました。
SR23183 – LISP: (command pause)中、プロンプトメニューや右マウスメニューからの入力が無視されていた問題を修正しました。 V10.2.11からの問題でした。
SR23227 – BRX: AcGiTextStyle::extentsBox と AcDbText::adjustAlignmentseveral に関するいくつかの問題を修正しました。
SR23261 – DCL: set_tile機能を使用したリストボックス上で選択を変更したとき、選択項目を表示するようリストボックスが自動的にスクロールする機能の問題を修正しました。
SR23275 – DCL: 初期状態でスペースだけを持つtextコンポーネントのラベルが文字数から算出される幅を取得できませんでした。 文字数は、ラベルの後尾スペースを省略してから算出されていました。 この問題は修正されました: 今回、算出時は後尾スペースを省略しないようにしました。
SR23299 – BRX: AcDbDimension::measurement が不適切に eNotOpenForWrite を返していた問題を修正しました。
SR23321 – DCL: 固定幅フォントがセットされたtextコンポーネントは、それがセットされていない場合と同様の幅を受け取るべきです。 この動作はBricscadには無かったレガシー動作です。 この動作は実装されました。
SR23584 – LISPでの英語以外のファイル読み込み機能(すなわち、(read-line)機能)の問題を修正しました。 また、(string-split)と(vl-string-split)も英語以外の動作をサポートしました。
SR23648 – LISP: (vl-bb-set)と(vl-bb-ref)機能 – bulletin boardから、VLA-OBJECTsを検索、保存できなかった問題を修正しました。
SR23327, SR23316 – BRX: AcDbDimension::setTextPositionの互換性を改善しました。
SR23355 – COM: Document.GetVariable/SetVariableが対象図面でなく、カレント(アクティブな)図面で動作していました。
ByBlockとByLayerの値が混在していた問題を修正しました。
SR23385 – BRX: 保存しないファイルにおいて AcApDocManagerReactor::documentDestroyed: が拡張子を付けずにファイル名を処理していた問題を修正しました。
SR20860 – LISP: VLAオブジェクト”by reference”を返す(vla-xxx)と(vlaxx-xxx)の機能が初期化の問題で失敗していた問題を修正しました。
SR21740 – SDS/LISP: もし、sds_cmd()/(command)で呼び出したコマンドがクリティカルエラーで失敗した場合、新コマンドとして実行したときでも、sds_cmd()リストの残りが消去されてしまっていました。 この問題は修正され、可能な場合、コマンドラインにエラー説明を表示するようになりました。
SR21926 – LISP: 特定のLWポリラインで、(vlax-curve-getParamAtPoint)が失敗していた問題を修正しました。
SR22248 – BRX: RawInputSource::fireChar()が引き金となり、図面をロード解除したとき例外エラーが発生することがあった問題を修正しました。
SR22254 – LISP: Lispプログラム実行中に、Shiftキーを押し下げたまま点を入力したときの問題を修正しました。 Lispの次の構文が選択セットを要求した場合、Shiftキーを押す動作が追加ではなく、削除の動作になっていました。
SR22508 – BRX: ブロック参照のブロックテーブルレコードを削除するとクラッシュが発生していた問題を修正しました。
SR22578 – LISP: (vl-bb-set)と(vl-bb-ref)機能のいくつかの問題を修正しました。
SR22855 – BRX/SDS:acedGetStringB()とsds_getstringb()が、文字列バッファー容量より短くカットしていた問題を修正しました。
SR22752 – LISP: Lispコマンド C:XXX を動作させたとき、コマンドラインに結果を表示しないことがあった問題を修正しました。
SR22913 – リアクタ: ハッチングのような連携図形を変更したとき、余計なリアクタが追加されていた問題を修正しました。
SR22938 – DCL: 複数選択リストボックス上で、選択を追加するためのset_tileへの連続コールが正しく動作していませんでした。 (progn (set_tile “id” “0”) (set_tile “id” “1”))は、”0 1″でなく”1″をセットしていました。 この問題は修正されました: 連続選択がONのときset_tileを呼ぶと、既存の選択情報が拡張されるようになりました。 ただし、例外があります: (set_tile “id” “”)の呼び出しは常にすべての選択情報を削除します。
SR22954 – LISP: (while (> (getvar “CMDACTIVE”) 0) (command pause))のような構文でESCキーが効かない問題を修正しました。 V10.2.12で報告された問題です。
SR22966 – ファイルを開くダイアログ: ダイアログをリサイズすると、図面プレビューが他のコントロールの下に隠れることがあった問題を修正しました。
SR23003 – DCL: list_box内で、上下カーソルのキー操作を受け取ると、有効な選択情報が無いときでも選択コールバックが発生していました。 無効な選択情報: 一番上にあるとき上カーソルキーを押したとき、一番下にあるとき下カーソルキーを押したとき、空リストで上下カーソルキーを押したとき、選択せず上下カーソルキーを押したとき。 この問題は修正されました: 有効な選択情報があるときだけ、コールバックが発生します。
TaskDD1309 DRX: ネイティブなDRXコマンドが走らないことがありました(V10.2.0で発生しました)。
入力キューの修正:
文字コマンドを動作させたあと、LASTPOINTが不正に(0,0,0)にセットされていました。
LASTPOINTが(0,0,0)か、距離、角度、回転の情報を取得したときの第二点座標にセットされることがありました。 LASTPOINTが、そのような値にセットされるのは間違いです。
垂線スナップがキー入力、メニュー、スクリプトで動作しませんでした。
LISP/SDS/BRX : (help ) が、開始(index)ページを開けなかった問題を修正しました。
TaskDD1286 – SDS: サードパーティーアプリケーションに影響を与える重要な変更 -> sds_command()でパスされたpointsは、今回スナップされ、input point managersが呼ばれます。

Version 10.2.14 2010/03/12

改良

スナップトラッキング: トラッキングマークの表示・非表示レスポンスを改善しました。
SR23051 – バッチ印刷: Visual Basicのサンプルアプリケーション batch_plot_tool.dvb を各国語版でも使用できるよう改良しました。
図面エクスプローラ: 図面ツリーからブロックとして図面を挿入するとき、既に同名のブロック定義が存在すると常に既存のブロック定義が採用されていました。 今回、既存のブロックを上書きする選択が出来るようになりました。

修正

SR22290 – モデリング: 円を押し出た円柱を面取りするとクラッシュすることがあった問題を修正しました。
SR22683 – 名前を付けて保存: 連携寸法を持った図面をR13形式で保存しようとするとクラッシュすることがあった問題を修正しました。
SR23184 – スナップ: 度数1のスプラインを持つ図面で交点スナップを使用するとハングすることがあった問題を修正しました。
SR23148 – ミラー: ブロックをミラーしたとき、尺度係数と回転角度によっては、AutoCADと相違する結果になっていた問題を修正しました。
SR22551 – 表示順序: SORTENTSTABLEが正常でないとき(すなわち、複数の図形が同じ表示順序キーを持ってしまったとき)でも処理できるよう修正しました。
SR22673 – 挿入ダイアログ: 外部参照やブロック挿入のダイアログで、現在のUCSが考慮されていなかった問題を修正しました。 この問題はコマンドラインモードでは発生しませんでした。
SR22683 – 名前を付けて保存: 連携ハッチング情報を含む図面をDWG13/DXF13形式以前として保存しようとすると保存に失敗する問題を修正しました。
SR22793 – OLE: Bricscad OLE図形を含むテンプレートを使用して図面を作成するとクラッシュすることがあった問題を修正しました。
SR22863 – クリップコピー/貼り付けとブロック書き出し/挿入: 正常でないレイアウト(中身が空のBlockTableRecord)を含む図面では動作しなかった問題を修正しました。
SR22952 – 文字図形(マルチテキスト、テキスト、属性)の表示で例外エラーを表示することがあった問題を修正しました。
SR22954 – LISP: (while (> (getvar “CMDACTIVE”) 0) (command pause))のような構文でESCキーが効かない問題を修正しました。 V10.2.12で報告された問題です。
図面エクスプローラ: 図面エクスプローラ内でブロックをコピー/貼り付けで再定義した後、挿入ブロック表示が更新されなかった問題を修正しました。
グリップ編集: XY平面上にない円弧がグリップ編集中、正しく変換されていなかった問題を修正しました。 この問題は、V10.1で複数グリップ編集が実装されてから発生していました。

Version 10.2.12 2010/02/22

改良

フラット化: 円弧をフラット化しても楕円弧にならないよう改良しました。
SR22462 – ズーム: ズームコマンド実行中でもクロスヘアーを表示するようにしました。
修正

SR19763 – 属性書出: 属性書出テンプレートの指定によって、大文字小文字が正確に抽出されないことがあった問題を修正しました。
SR21439 – 属性書出: 属性項目で指定した10進の桁数が正しく処理されないことがあった問題を修正しました。
SR22333 – フラット化: フラット化すると、引出線がただしくない位置に移動してしまうことがあった問題を修正しました。 また、空のテキスト/マルチテキストが原点に移動した問題を修正しました。
SR22569 – 属性書出: 出力ファイルの行の終了部分の互換性の問題を修正しました。
SR22784 – マルチテキストの反映尺度: ユーザー報告の図面で、尺度を反映したマルチテキストの文字高さが移動やコピーコマンドで大きくなってしまう問題を修正しました。
SR22808 – ジグ入力: ジグ動作でマウスを移動中、オプションキー入力が無視されてしまうことがあった問題を修正しました。
SR22300, SR22708 – コピー/貼り付け: コピー元のUCSと貼り付け先のUCSが異なっていると、正しく貼り付けられないことがあった問題を修正しました。

Version 10.2.11 2010/02/01

改良

SR22717 – メニュー: マクロの繰り返しで、’*^C’で開始されるメニューマクロを実装しました。
SR20924 – 印刷: 連続コピー印刷の実装が不十分で、単一ジョブとしてではなく、複数の印刷ジョブを発生させていた問題を改良しました。 注意: プリンタドライバによっては、現在でも複数ジョブを発生させることがあります。
SR22399 – 互いに依存関係を持つ外部参照のロード時間を大幅に短縮しました。
SR22395 – 連携寸法: 連携寸法の無効な定義を無視する処理を改善しました。
SR22482 – プロパティーバー: 読み取り専用のフィールドからのコピーを可能にしました。
SR21803 – ハッチング: 容量の大きな図面の処理を早くするハッチング図形を追加しました。
SR21054 – 選択プレビュー: 大きい容量の図面での選択操作パフォーマンスを大幅に改善しました。 グループへの適用を追加しました。
図形範囲ズームのパフォーマンスを改善しました。 この改善によって、ビュー視点の変更やペーパー空間でのビューポート操作も改善されました。
ペーパー空間でのビューポート内図形のズームのパフォーマンスを改善しました。
大きな外部参照クリップ動作のパフォーマンスを改善しました。
スクリプト、Lispコマンドやメニューマクロの互換性の向上や安定性を高めるため、コマンドキューを再設計しました。 これにより、入力動作、図形スナップやBXR APIのジグサポート処理が改善されました。
OpenGL表示: 大きな座標の図形をより正確に表示できるようになりました。
3Dコンバート: V9.3からサポートされなくなっていた 3Dコンバート コマンドを実装しました。
カーソル: クロスヘアーカーソルのサイズは、作図ウィンドウのVIEWSIZEよりウィンドウの画面サイズに合わせるようにしました。
ハッチングダイアログ: ダイアログをリサイズできるようにしました。
プレビュー選択での図形選択で Shift-スペース によるサイクリング選択機能を実装しました。
ステータスバー: ステータスバーの座標表示領域は、直交座標モードと極座標モードを切り換えるボタンとしても機能するようになりました。
ステータスバー: ステータスバーのMODEMACRO変数への対応を実装しました。
SR20504 – スライドライブラリ: ‘test_slide_library(slide_name).slb’のような文法をサポートするようになりました。
SR21207 – グラディエントハッチング: ハッチングのプロパティをコピーできるようになりました。
SR21263 – アイコン: 以下のツールバーアイコンを追加しました: ツールバー標準、作画、寸法、編集、プロパティ、ハッチング編集、ダイナミックズーム、ズーム尺度。
SR21346 – eトランスミット: 設定ダイアログの上書きモードのコンボボックスの表記を”キャンセル”から”アボート”に変更しました。
SR21392 – ワイプアウト: ワイプアウト図形のグリップ編集をサポートするようになりました。
SR21555 – セキュリティ オプション: ファイルメニューにコマンドを追加しました。
SR21699 – ディスプレイ: 図形の回転表示の問題を改善しました。

修正

SR22181 – LISP: CMDECHO がゼロにセットされていると、現在画層も誤ってフリーズできてしまう問題を修正しました。
SR22300 – コピー/貼り付け: 管理者権限を持っていないユーザーでは動作に失敗することがあった問題を修正しました。
SR22522 – DCL: “キーは既に割り付けされています”という誤った警告が表示されることがありました。 コンポーネントが親コンポーネントの属性 “key” を引き継いだ場合、派生コンポーネント定義で新しい値が指定されていても、キーが既に存在していると警告が表示されていました。 これについては、すべての属性を読んだあとにキー割当を延期させることで不具合を回避しました。 (注: この修正は V10.2.10. で行いましたが、 修正が不十分でした。)
SR22582 – ビューポート尺度: ペーパー空間のビューポートでは、ゼロのカスタム尺度値が許容されなかった問題を修正しました。
SR20652 – SDS: sds_entdel がアクティブでないレイアウトからもビューポートを削除してしまっていた問題を修正しました。
SR22656 : スクリプトやメニューで “X”のような入力(ダブルクオテーションを含む文字列)がパスされていた問題を修正しました。 この問題は、ダブルクオテーションで1文字を囲む(すなわち 3文字の)文字列で発生していました。
SR22718 – DCL: DCLパーサーが”vertical_margin=narrow”を処理できなかった問題を修正しました。 ‘narrow’と’wide’は、あらかじめ定義された属性’vertical_margin’と’horizontal_margin’の値のリストとして許容されるようになりました。 キーワード’none’、’tiny’、’narrow’、’wide’は、現在も許容されません。 これらは単に無視されます。 これらの機能は、互換性を高めるためパーサーに追加されました。
SR22747 – LISP: Shift+右マウス操作(lsh xx -n)が誤った結果を返していた問題を修正しました。
SR22750 – ビューポート: 多角形やクリッピングされたビューポートが作成されると、新しいモデル空間のビューポートが表示されなくなることがある問題を修正しました。
SR22759 – BIGFONT: 誤った文字が表示されることがあった問題を修正しました。 MBCS値で定義された文字をUnicode値としてフォントを参照していました。 V10.2.0から発生した問題です。
SR22762 – ATTDISP: 各国語バージョンで正常に動作しなかった問題を修正しました。 ON、OFF、NORMALが翻訳されたキーワードでは認識できませんでした。
SR22774 – ワイプアウト: コマンドオプション’LAST’、’L’が正しく動作しなかった問題を修正しました。
COM: IAcadUtility::AngleToString()が、’d’付きの生成に失敗していた問題を修正しました。 (例:45d0′)
TaskDD1073 – LISP: ‘entmake’を使用したグループの作成が、グループ化された図形へのリアクタを追加するのに失敗していた問題を修正しました。
SR21771, SR22432, SR22518 – 印刷: 用紙サイズ情報取得の問題で印刷設定できないことがあった問題を修正しました。
SR21809 – ポリライン編集: 線分や円弧から生成した頂点の幅が設定と相違することがあった問題を修正しました。
SR21972 – DCL: タブトランケートがONでタブの長さより文字が多いとき、あふれた文字は削除されていました。現在、デフォルトのタブ長さは 4 が使用されています。リストボックスのコラムラベルについて、以下の通り改良されました: もし、リストボックスが属性タブを持つとき、コラムタブのラベルの分割を試みます。 もし、コラムラベルが正しく認識されたときは、リストボックスウィジェットは、単なるテキストウィジェットではなく、実際のコラムラベルを含みます。 これらの実際のコラムラベルを可能にするには、スペースで分けられたラベル属性にコラムラベルを入れてください。 コラムラベルが、目視によりコラムより上に並べられるまで、追加スペースを挿入してください。 加えられたスペースの合計がタブ・ストップに合致次第、コラムラベルは認識されるでしょう。 余分なスペースを許容することにより、コラムラベルは、常に簡単なテキストウィジェットを使用するDCLの実装で正しく並べられたまま残るでしょう。 この変更前は、コラムラベルの量は、属性タブで指定したタブ・ストップの量と同じでなければなりませんでした。 これからは、1個の余分なラベルが許容されます。 まさに、n個のタブ・ストップの指定は、n+1個のコラムに対応しています。 結果として、ラベル属性でコラムラベルを “faked” した既存のDCLコードは、突然 “real” コラムラベルを持つことができるのです。
SR22254, SR22549 – システム変数 LASTPOINT の誤った動作を修正しました。 LASTPOINT がLisp に引き渡されたとき、値が(0,0,0)にリセットされてしまうことがあった問題を修正しました。(entlast)関数です。
SR22445 – ズーム: ペーパー空間のビューポートで ‘窓’オプションを使用したとき、SCREENSIZEの値が正しくセットされないことがあった問題を修正しました。
SR22451 – 図面範囲: 図面範囲コマンドが内部 _t オプションを認識できなかったため、結果的に設定ツールバーの図面範囲ツールバーが動作しなかった問題を修正しました。
SR22508 – 図面情報: 既にブロック定義がなくなったブロックのプロイパティを一覧表示させようとするとクラッシュした問題を修正しました。
SR22522 – DCL: 誤った警告メッセージ “key is already assigned”が表示されることがありました。 コンポーネントが親コンポーネントの属性 “key” を引き継いだ場合、派生コンポーネント定義で新しい値が指定されていても、キーが既に存在していると警告が表示されていました。 これについては、すべての属性を読んだあとにキー割当を延期させることで不具合を回避しました。
SR22543 – ローカライぜーション: 日本語の”新規ビュー”の”ー”文字コードが図面エクスプローラの動作をクラッシュを引き起こすことがあった問題を修正しました。
SR22555 – ハッチング: コマンドライン版のハッチングコマンド -hatch では、小文字の”solid”パターンが認識できなかった問題を修正しました。
SR22583 – 分割: 図形の無い箇所や無効な図形を分割指定するとクラッシュすることがあった問題を修正しました。
SR22633 – グループ: グループ図形に割り当てられた説明や拡張データが新しい(名前無し)グループにコピーされないことがあった問題を修正しました。
SR22657 – DCL: スペーサー高さの値が 1.5 より小さいときは無視されていました。 標準的なボタン高さとして使用されるスペーサーは、文字高さの約1.5倍です。 最小高さは、ゼロに変更され、デフォルトの高さは 1.5 となりました。 同様の変更は、スペーサーの幅にも適用されました。 この変更は、既存の小さい値が指定されたスペーサーに影響を与え、特に、あらかじめ定義されたコンポーネント”spacer_0″が大きな変更となります。
SR22673 – UCS: 外部参照アタッチダイアログを使用してアタッチしたとき、座標や回転角度に現在のUCSが考慮されなかった問題を修正しました。 イメージ貼付やブロック挿入ダイアログでも同様の問題がありました。
SR22687 – VBA: batch_plot_tool.dvb VBA サンプルコード内の”frmAddDrawing”フォームから、ListView と CommonDialog のコントロールがなくなっていたのを修正しました。
SR21049, SR22437 – OLE: 壊れたOLE2FRAME要素の後の要素が図面から読み取れなくなっていた問題を修正しました。
印刷: 用紙のデフォルトが横(x サイズ yサイズ)のとき、印刷ダイアログの’横’オプションを選択しても縦で印刷されてしまう(逆も同様)問題を修正しました。
SR21463 – 印刷ダイアログ: 高度がゼロでなく、視点が’0,0,1’でないとき、印刷の窓領域選択が正しく処理されなかった問題を修正しました。
SR21490 – 印刷ダイアログ: 印刷ダイアログで用紙タイプや縦・横を変更したとき、すぐに’印刷ボタン’を押すと、変更内容が反映されずに印刷されることがあった問題を修正しました。
SR22213 – ハッチング: ユーザーの特定図面でハッチング境界を検出できなかった問題を修正しました。
SR22431 – 外部参照編集: 外部参照編集中に、連携寸法を追加するとクラッシュすることがあった問題を修正しました。
SR22483 – LISP: (distof “.”) が NIL を返さなかった問題を修正しました。
SR22461 – LISP: 図面を開いたとき、mnlファイルのロード順が逆になっていた問題を修正しました。
SR22461 – BRX: sendStringToExecuteで、スペースや改行で区切られている内容が、逆の順番に実行されてしまう問題を修正しました。
SR22540 – スナップ: ユーザーの特定図面で交差スナップ処理中にハングアップした問題を修正しました。
SR21460 – COPYMODE: コピーコマンド使用後、COPYMODE変数が必ずしも正しくリセットされていなかった問題を修正しました。
SR21677 – 印刷: 誤った最適化処理のため、ポリラインの垂直線が印刷されなかった問題を修正しました。
SR22332 – ハッチング: ハッチング境界に、スプライン形状の一部を含んでいると、誤ってスプライン形状全体を保持していた問題を修正しました。
SR22379 – LISP: (command pause)の中やメニュー内の pause で、XYZフィルターにオーバーライドしてスナップが使用できませんでした。また、開始点無しで (getdist) に2点指示ができませんでした。これら、pause が1点指示だけしか処理できなかった問題を修正しました。
SR22384 – スクリプト: スクリプトモードで、acedGetString(B) が最初の引数を無視していた問題を修正しました。
LISP/スクリプト: (command “TEXT” ins sz ang) または (command “DTEXT” ins sz ang) が、コマンド引数として文字が無いとき、会話モードにならなかった問題を修正しました。
寸法形式の設定: “フィット”オプションがロシア語に翻訳できなかった問題を修正しました。
SR21606, SR21634 – ソリッド編集:
パスに沿った面の押し出しが動作しなかった問題を修正しました。
ボディ/インプリント – インプリントでカーブが選択できなかった問題を修正しました。
SR22199 – ブロック書き出し(WBLOCK): 基点としてユーザー座標系でなく、ワールド座標系が適用されてしまっていた問題を修正しました。
SR22306, SR22257 – 表示: マルチテキストと次に作画される図形が同じ線種を共有していると、次に作画される図形が実線で作画されてしまう問題を修正しました。この問題は、V10.2.4でのマルチテキストの下線の問題を修正したとき派生した不具合でした。
隠線: DISPSILHをオフに切り替えたとき、コプレーナ表面の三角形の対角線が表示されてしまっていた問題を修正しました。
SR18184, SR18534, SR18899, SR19555 – スナップトラッキング: 直交モードがオンのとき、直交ラインと整列パスの交点にスナップポイントがセットされないことがある問題を修正しました。
SR19567, SR21913 – コマンドエコー: 寸法コマンド実行時、コマンドラインに”寸法値”が表示されてしまう問題を修正しました。
SR21683 – BRX: 寸法をジグしたとき、寸法の絵が正しく表示されないことがあった問題を修正しました。
SR21698 – BRX: AcDbPlotSettingsValidator::getLocaleMediaName の両方のオーバーロードが実装されました。
SR21715, SR22013 – マルチテキストエディタ: マルチテキストを尺度変更しても、絶対高さのコード値がある文字部分は変更されないようにしました。マルチテキストエディタは、相対的な文字高さコード(例えば、 ‘\H2x; foo’)を生成するよう変更しました。
SR21810 – 印刷ダイアログ: モデル空間では、’印刷設定を使用: 前回の印刷’を選択すると、’印刷スタイルを表示’が有効にならないようにしました。有効になるべきではありませんでした。
SR21825 – 寸法: 半径寸法や直径寸法の文字入力時の一時的な表示の問題を修正しました。
SR21825, SR21913 – 寸法値: 形式の問題を修正しました。
SR21923 – DCL: リストボックスの見出しで、文字”gjpy”が正しく表示できなかった問題を修正しました。見出しの文字高さを少し大きくしました。
SR22126 – LISP: (vlr-object-reactor) 機能:
オーナー図形以外の空図形リアクタ作成を可能にしました。
(vlr-remove-owner “reactor” “object”) が “reactor” 図形リストから “object” を削除できなかった問題を修正しました。
SR22134 – BRX: acedVPLayer が特定ビューポートの特定画層をフリーズできなかった問題を修正しました。
SR22169 – マルチテキストエディタ: 編集コマンドを起動したドキュメント以外のマルチテキストは編集できないようにしました。
SR22173, SR22242 – VBA – LISP: (initget “options”)(getpoint) がプロンプトメニューを表示していなかった問題を修正しました。AcadDocument.SendCommand を使用して (getpoint) をコールすることはできなくなりました。 (10.2.3からの問題)。
SR22183 – 画層選択表示解除: 画層選択表示を実行時にフリーズされなかった画層だけでなく、すべての画層をフリーズ解除するようにしました。
SR22199 – コピー/貼り付け: モデル空間のUCSがWCSと相違していたとき、レイアウト同士、あるいは、モデル空間とレイアウト間で図形位置がずれることがあった問題を修正しました。
SR22216 – 取消: コマンドの選択フェーズで取消を実行するとクラッシュすることがあった問題を修正しました(10.2.3からの問題)。
SR22229 – SDS: 多くの入力を伴うSDSコマンドで、PAUSEを使用すると、カーソルがブロックされることがあった問題を修正しました(10.2.3からの問題)。
SR22236 – スナップ: 座標値の大きい場所にある円や円弧への接線スナップに失敗することがあった問題を修正しました。
マルチテキストエディタ: ダイアログの入力フィールドにフォーカスがあるとき、ESCキーを押すとクラッシュすることがあった問題を修正しました。数値入力フィールドでの編集動作が多すぎる取消図形を生成していたためです。
サイクリング選択: 選択プレビューやコマンドの選択フェーズでもサイクリング選択機能が働くようになりました。
VBA: sendCommandで Chr(27) を使用すると動作しなくなる問題を修正しました(10.1からの問題)。
上記V10.xからの問題に対する(社内)自動テストを追加しました。
インストーラ: V9 または V8 バージョンのインストール後に、V10.2.3をインストールしたとき、アプリケーションを起動するとクラッシュすることがあった問題を修正しました。
投影: 投影された円は、始点と終点が同じ楕円弧ではなく、常に通常の楕円になるようにしました。
SR21225 – 引出線: 引出線のラインの線種には、DIMSCALEが適用されないようにしました。
SR21373 – コピー/貼り付け: 貼り付け図形が線の太さを持っており、かつ、線の太さ表示がオン(LWDISPLAY = 1)のとき、該当図形のZ座標が大きめに変更された問題を修正しました。
SR21608 – 投影コマンド: ブロックやハッチング図形がデフォルトでは分解されないよう修正しました。
SR21926 – BRX – LISP: 大きな座標の曲線上のポイント計算が正しく実行されないことがあった問題を修正しました。
SR21962 – 角度寸法、円弧寸法: 破線のポリライン上では正しく作成されないことがあった問題を修正しました。
SR21984 – 図面を開く: 読めないハッチング定義の拡張データを含む図面を開くことができなかった問題を修正しました。
SR21986 – VBA: 副次的に呼ばれたBricscadセッションで、VBAではメニューやツールバーがロードできなかった問題を修正しました。
SR22064 – フィレット/面取り: フィレット/面取りコマンドでも、サイクル選択の shift-スペースバー操作をサポートするよう修正しました。
SR22082 – BRX – LISP: (getpoint basePoint) が、LASTPOINT値を basePoint へセットしていなかったので、正しく処理されず、basePointの引数ではなく、前回のLASTPOINT値から開始されていました。
SR22090 – LISP: (command pause) が、右クリックで終了できるよう修正しました。
SR22114 – ビューポート: ビューポート/単一コマンド後、単一ビューポートの境界が表示されなかった問題を修正しました
SR22127 – 連携寸法: V10.2.3で問題があった動作を修正しました。
V10.2.3で問題があった表示順序動作を修正しました。
マルチテキスト: 下線が実線でなく、マルチテキスト図形の線種が適用されていた問題を修正しました。
インストーラ: Windows 7へのインストール時、登録失敗に関する誤警告が表示されることがあった問題を修正しました。
SR20471 – BRX: OdDbDictionaryの名前の無い図形へのユニークでない名前の登録が可となりました。
SR20754 – COM: COMを通じての印刷スタイル表示オン/オフが表示に反映されなかった問題を修正しました。
SR20804 – BRX: モーダルダイアログボックスがアクティブなときのジグのカーソルが正常に矢印になるよう修正しました。
SR20882 – 画面移動: 隠れ線コマンド実行後に、リアルタイムパンを実行したとき、2Dワイヤフレームモードになるよう修正しました。
SR20910 – ADS/SDS: エディタリアクタイベント (lispWillStart, lispEnded, lispCancelled)の問題を修正しました。 ADS/SDSで定義した機能では、これらのイベントが2回発行され、lispEndedのときは、lispCancelledが発行されていました。
SR21030, SR21426 – コピー/貼り付け:
貼り付け図形内の不要なUCSアイコン表示やグリッド表示を削除しました。
貼り付け図形の背景色について、Bricscadの背景色ではなく、正しくコンテナの背景色が使用されるよう修正しました。
他のアプリケーションに貼り付けられたBricscad図形のグラフィックス品質が悪化していました(特に、コピー前に画面縮小すると)。 また、TTFテキスト表示も改善されました。
SR21139 – eトランスミット: 現在の図面フォルダへ送付パッケージを保存しないよう修正しました。
SR21207 – 表示: プロパティバーを使用してグラディエントパラメーターを変更しても、グラディエントハッチング表示が更新されなかった問題を修正しました。
SR21244 – ラスターイメージ: TFWフォーマットの地形図情報にY尺度が正しく適用されなかった問題を修正しました。
SR21251 – 外部参照が重複した図面に監査コマンドを実行するとハングアップしていた問題を修正しました。
SR21294 – ハッチングダイアログ: システムによっては、ダイアログの右側が正しく表示されなかった問題を修正しました。
SR21336 – マルチテキスト: 文字高さの定義が、旧形式で保存されたとき、正しく保存されないことがあった問題を修正しました。
マルチテキスト: 文字数が多いマルチテキストの編集中にクラッシュが発生することがあった問題を修正しました。
SR21340 – ビューポート: “印刷スタイルを表示”がアクティブのとき、アクティブなビューポートの境界が太線表示されるようになりました。
SR21392 – トリム: T形状で交差するようにラインが延長されていたとき、処理に失敗することがあった問題を修正しました。
SR21408 – LISP: (entget)リストに、(groupcode 310)のプロキシデータ(すなわち、イメージ)が含まれていると、(entmod)に失敗していた問題を修正しました。
SR21516 – スナップ: “フロム”モードが図形スナップに入っていなかった問題を修正しました。
SR21529 – 角錐/エッジ: 角錐作成時の不要なラインを削除しました。
SR21530 – 角錐: 上から下への角錐形状も作成できるようになりました。
SR21531 – 角錐: ベースがXY平面上に無いとき、作成中の表示が正しくなかった問題を修正しました。
SR21532 – 円錐、円柱、くさびコマンド: マウスで負の高さを指示できなかった問題を修正しました。
SR21540, SR21541 – 円錐、円柱、直方体: マウスで正確に高さを指示できなかった問題を修正しました。
SR21569 – LISP: 空のテキストや属性については、(textbox)は ‘nil’でなく、’*2を返すよう修正しました。 空のマルチテキストは、’nil’を返すのが正解です。
SR21585 – 直方体: 最初のコーナーや中心がXY平面上に無いとき、作成中の表示が正しくなかった問題を修正しました。
SR21586 – 切断: 切断コマンドの後、3Dソリッドの余分なシルエットラインは残さないようにしました。
SR21625 – LISP – BRX: ARX/Lisp/ADS/ベースのアプリケーションに障害を与える可能性がある不要な例外をトランザクションや取り消し関連コードから発生しないよう修正しました。
SR21635 – 表示: ソリッド編集/ボディ/シェルのような操作後、円弧エッジが正確に表示されないことがあった問題を修正しました。
SR21665 – BRX: ジグで直接の距離入力をサポートするようになりました。
SR21725 – 単位入力: 各国語(翻訳)版で正しく適用されないことがあった問題を修正しました。
SR21747 – 保存: 尺度が適用された図形処理時、保存に失敗することがあった問題を修正しました。
SR21752 – LISP: (vlax-add-cmd) と (vlax-remove-cmd) をフルサポートするようになりました。
SR21762 – 時間: 曜日と月の名称を各国語版で翻訳できるようになりました。
SR21770 – UNICODE: ECW地理情報ファイルパスにUNICODE文字が含まれていると処理できなかった問題を修正しました。
SR21776 – COM: 1.あいまいな’Application’キーワードが、VBAプロジェクトのコンパイル問題を引き起こしていた問題を修正しました。 2. すべてのenumタイプがグローバルなネームスペースで表示されるようになりました。
SR21812 – 吸着範囲: カーソルを動作させているとき、図形スナップがオフ(OSMODE = 0 または 16383)のときは、ピックボックスは表示しないようにしました。
SR21867 – LISP: nilが返されても (boundp) がローカル変数で失敗していた問題を修正しました。
SR21869 – ハッチングパターンは、すべて、実際の線種を使用せず実線を使用していましたが、修正しました。(V10.1.4でのメモリ削減時、このようになっていました。)
SR21923 – DCL: DCLリストボックスで、自動的に付加された列のヘッダを”A,B,C…”でなく、空になるようにしました。
SR21938 – 表示: 隠れ線表示のシェードモードでWHIPARCが有効なときは、3Dソリッドの円弧エッジが表示されないことがあった問題を修正しました。
SR21938, SR21990 – 隠れ線の印刷: 3Dソリッドのエッジが部分的に表示されないことがあった問題を修正しました。
SR22006 – 1.000.000.000作画単位より大きい領域の面積計算が正しく処理されないことがあった問題(比較誤差の問題 (V9.3からの復帰))を修正しました。
分解: 座標寸法にも適用できるようになりました。
選択プレビュー: グループには働かなかった問題を修正しました。
表示: ダイナミックなマニュアル複数列マルチテキストの背景レンダリング表示が修正されました。
LISP: CVUNIT計算へ、引数順が反対に引き渡されていた問題を修正しました。
図面エクスプローラ: エクスプローラの前回状態(ダイアログの配置)が正しく呼び出されないことがあった問題(V9.3からの復帰)を修正しました。
TaskDD1151, TaskDD258 – BRX: コマンドが、’sds_cmd()/sds_command()/(command)’で呼び出されたとき、キャンセルのための’OdEdCommandStackReactor::commandCancelled()’ と ‘OdEdInputContextReactor::endXXX()’ 通知が送付されなかった問題を修正しました。
TaskDD892, TaskDD1144 – BRX:
マウスクリック、キーボード、スクリプトで入力されたポイントが、直交座標スナップ、直交モード、図面範囲チェック、および、.xyzフィルターのようなビルトインされたフィルターで処理される前に、ポイントモニターとフィルターに送付されていた問題(カーソル移動ポイントには、この問題はありませんでした)を修正しました。
OdEd::eOrtho フラグのサポートを実装しました。
ベータ版検証者へ感謝します: V10.2.3 では、V10.2.xベータ版で検証者から報告のあった下記項目の修正も含んでいます。

SR21791
SR21841
SR21847
SR21877
SR21945
SR21953
SR21968
SR21980

Version 10.2.9 2010/01/25

改良

SR22395 – 連携寸法: 連携寸法の無効な定義を無視する処理を改善しました。
SR22482 – プロパティーバー: 読み取り専用のフィールドからのコピーを可能にしました。
SR21803 – ハッチング: 容量の大きな図面の処理を早くするハッチング図形を追加しました。
SR21054 – 選択プレビュー: 大きい容量の図面での選択操作パフォーマンスを大幅に改善しました。 グループへの適用を追加しました。
図形範囲ズームのパフォーマンスを改善しました。 この改善によって、ビュー視点の変更やペーパー空間でのビューポート操作も改善されました。
ペーパー空間でのビューポート内図形のズームのパフォーマンスを改善しました。
大きな外部参照クリップ動作のパフォーマンスを改善しました。
スクリプト、Lispコマンドやメニューマクロの互換性の向上や安定性を高めるため、コマンドキューを再設計しました。 これにより、入力動作、図形スナップやBXR APIのジグサポート処理が改善されました。
OpenGL表示: 大きな座標の図形をより正確に表示できるようになりました。
3Dコンバート: V9.3からサポートされなくなっていた 3Dコンバート コマンドを実装しました。
カーソル: クロスヘアーカーソルのサイズは、作図ウィンドウのVIEWSIZEよりウィンドウの画面サイズに合わせるようにしました。
ハッチングダイアログ: ダイアログをリサイズできるようにしました。
プレビュー選択での図形選択で Shift-スペース によるサイクリング選択機能を実装しました。
ステータスバー: ステータスバーの座標表示領域は、直交座標モードと極座標モードを切り換えるボタンとしても機能するようになりました。
ステータスバー: ステータスバーのMODEMACRO変数への対応を実装しました。
SR20504 – スライドライブラリ: ‘test_slide_library(slide_name).slb’のような文法をサポートするようになりました。
SR21207 – グラディエントハッチング: ハッチングのプロパティをコピーできるようになりました。
SR21263 – アイコン: 以下のツールバーアイコンを追加しました: ツールバー標準、作画、寸法、編集、プロパティ、ハッチング編集、ダイナミックズーム、ズーム尺度。
SR21346 – eトランスミット: 設定ダイアログの上書きモードのコンボボックスの表記を”キャンセル”から”アボート”に変更しました。
SR21392 – ワイプアウト: ワイプアウト図形のグリップ編集をサポートするようになりました。
SR21555 – セキュリティ オプション: ファイルメニューにコマンドを追加しました。
SR21699 – ディスプレイ: 図形の回転表示の問題を改善しました。

修正

SR21049, SR22437 – OLE: 壊れたOLE2FRAME要素の後の要素が図面から読み取れなくなっていた問題を修正しました。
印刷: 用紙のデフォルトが横(x サイズ yサイズ)のとき、印刷ダイアログの’横’オプションを選択しても縦で印刷されてしまう(逆も同様)問題を修正しました。
SR21463 – 印刷ダイアログ: 高度がゼロでなく、視点が’0,0,1’でないとき、印刷の窓領域選択が正しく処理されなかった問題を修正しました。
SR21490 – 印刷ダイアログ: 印刷ダイアログで用紙タイプや縦・横を変更したとき、すぐに’印刷ボタン’を押すと、変更内容が反映されずに印刷されることがあった問題を修正しました。
SR22213 – ハッチング: ユーザーの特定図面でハッチング境界を検出できなかった問題を修正しました。
SR22431 – 外部参照編集: 外部参照編集中に、連携寸法を追加するとクラッシュすることがあった問題を修正しました。
SR22483 – LISP: (distof “.”) が NIL を返さなかった問題を修正しました。
SR22461 – LISP: 図面を開いたとき、mnlファイルのロード順が逆になっていた問題を修正しました。
SR22461 – BRX: sendStringToExecuteで、スペースや改行で区切られている内容が、逆の順番に実行されてしまう問題を修正しました。
SR22540 – スナップ: ユーザーの特定図面で交差スナップ処理中にハングアップした問題を修正しました。
SR21460 – COPYMODE: コピーコマンド使用後、COPYMODE変数が必ずしも正しくリセットされていなかった問題を修正しました。
SR21677 – 印刷: 誤った最適化処理のため、ポリラインの垂直線が印刷されなかった問題を修正しました。
SR22332 – ハッチング: ハッチング境界に、スプライン形状の一部を含んでいると、誤ってスプライン形状全体を保持していた問題を修正しました。
SR22379 – LISP: (command pause)の中やメニュー内の pause で、XYZフィルターにオーバーライドしてスナップが使用できませんでした。また、開始点無しで (getdist) に2点指示ができませんでした。これら、pause が1点指示だけしか処理できなかった問題を修正しました。
SR22384 – スクリプト: スクリプトモードで、acedGetString(B) が最初の引数を無視していた問題を修正しました。
LISP/スクリプト: (command “TEXT” ins sz ang) または (command “DTEXT” ins sz ang) が、コマンド引数として文字が無いとき、会話モードにならなかった問題を修正しました。
寸法形式の設定: “フィット”オプションがロシア語に翻訳できなかった問題を修正しました。
SR21606, SR21634 – ソリッド編集:
パスに沿った面の押し出しが動作しなかった問題を修正しました。
ボディ/インプリント – インプリントでカーブが選択できなかった問題を修正しました。
SR22199 – ブロック書き出し(WBLOCK): 基点としてユーザー座標系でなく、ワールド座標系が適用されてしまっていた問題を修正しました。
SR22306, SR22257 – 表示: マルチテキストと次に作画される図形が同じ線種を共有していると、次に作画される図形が実線で作画されてしまう問題を修正しました。この問題は、V10.2.4でのマルチテキストの下線の問題を修正したとき派生した不具合でした。
隠線: DISPSILHをオフに切り替えたとき、コプレーナ表面の三角形の対角線が表示されてしまっていた問題を修正しました。
SR18184, SR18534, SR18899, SR19555 – スナップトラッキング: 直交モードがオンのとき、直交ラインと整列パスの交点にスナップポイントがセットされないことがある問題を修正しました。
SR19567, SR21913 – コマンドエコー: 寸法コマンド実行時、コマンドラインに”寸法値”が表示されてしまう問題を修正しました。
SR21683 – BRX: 寸法をジグしたとき、寸法の絵が正しく表示されないことがあった問題を修正しました。
SR21698 – BRX: AcDbPlotSettingsValidator::getLocaleMediaName の両方のオーバーロードが実装されました。
SR21715, SR22013 – マルチテキストエディタ: マルチテキストを尺度変更しても、絶対高さのコード値がある文字部分は変更されないようにしました。マルチテキストエディタは、相対的な文字高さコード(例えば、 ‘\H2x; foo’)を生成するよう変更しました。
SR21810 – 印刷ダイアログ: モデル空間では、’印刷設定を使用: 前回の印刷’を選択すると、’印刷スタイルを表示’が有効にならないようにしました。有効になるべきではありませんでした。
SR21825 – 寸法: 半径寸法や直径寸法の文字入力時の一時的な表示の問題を修正しました。
SR21825, SR21913 – 寸法値: 形式の問題を修正しました。
SR21923 – DCL: リストボックスの見出しで、文字”gjpy”が正しく表示できなかった問題を修正しました。見出しの文字高さを少し大きくしました。
SR22126 – LISP: (vlr-object-reactor) 機能:
オーナー図形以外の空図形リアクタ作成を可能にしました。
(vlr-remove-owner “reactor” “object”) が “reactor” 図形リストから “object” を削除できなかった問題を修正しました。
SR22134 – BRX: acedVPLayer が特定ビューポートの特定画層をフリーズできなかった問題を修正しました。
SR22169 – マルチテキストエディタ: 編集コマンドを起動したドキュメント以外のマルチテキストは編集できないようにしました。
SR22173, SR22242 – VBA – LISP: (initget “options”)(getpoint) がプロンプトメニューを表示していなかった問題を修正しました。AcadDocument.SendCommand を使用して (getpoint) をコールすることはできなくなりました。 (10.2.3からの問題)。
SR22183 – 画層選択表示解除: 画層選択表示を実行時にフリーズされなかった画層だけでなく、すべての画層をフリーズ解除するようにしました。
SR22199 – コピー/貼り付け: モデル空間のUCSがWCSと相違していたとき、レイアウト同士、あるいは、モデル空間とレイアウト間で図形位置がずれることがあった問題を修正しました。
SR22216 – 取消: コマンドの選択フェーズで取消を実行するとクラッシュすることがあった問題を修正しました(10.2.3からの問題)。
SR22229 – SDS: 多くの入力を伴うSDSコマンドで、PAUSEを使用すると、カーソルがブロックされることがあった問題を修正しました(10.2.3からの問題)。
SR22236 – スナップ: 座標値の大きい場所にある円や円弧への接線スナップに失敗することがあった問題を修正しました。
マルチテキストエディタ: ダイアログの入力フィールドにフォーカスがあるとき、ESCキーを押すとクラッシュすることがあった問題を修正しました。数値入力フィールドでの編集動作が多すぎる取消図形を生成していたためです。
サイクリング選択: 選択プレビューやコマンドの選択フェーズでもサイクリング選択機能が働くようになりました。
VBA: sendCommandで Chr(27) を使用すると動作しなくなる問題を修正しました(10.1からの問題)。
上記V10.xからの問題に対する(社内)自動テストを追加しました。
インストーラ: V9 または V8 バージョンのインストール後に、V10.2.3をインストールしたとき、アプリケーションを起動するとクラッシュすることがあった問題を修正しました。
投影: 投影された円は、始点と終点が同じ楕円弧ではなく、常に通常の楕円になるようにしました。
SR21225 – 引出線: 引出線のラインの線種には、DIMSCALEが適用されないようにしました。
SR21373 – コピー/貼り付け: 貼り付け図形が線の太さを持っており、かつ、線の太さ表示がオン(LWDISPLAY = 1)のとき、該当図形のZ座標が大きめに変更された問題を修正しました。
SR21608 – 投影コマンド: ブロックやハッチング図形がデフォルトでは分解されないよう修正しました。
SR21926 – BRX – LISP: 大きな座標の曲線上のポイント計算が正しく実行されないことがあった問題を修正しました。
SR21962 – 角度寸法、円弧寸法: 破線のポリライン上では正しく作成されないことがあった問題を修正しました。
SR21984 – 図面を開く: 読めないハッチング定義の拡張データを含む図面を開くことができなかった問題を修正しました。
SR21986 – VBA: 副次的に呼ばれたBricscadセッションで、VBAではメニューやツールバーがロードできなかった問題を修正しました。
SR22064 – フィレット/面取り: フィレット/面取りコマンドでも、サイクル選択の shift-スペースバー操作をサポートするよう修正しました。
SR22082 – BRX – LISP: (getpoint basePoint) が、LASTPOINT値を basePoint へセットしていなかったので、正しく処理されず、basePointの引数ではなく、前回のLASTPOINT値から開始されていました。
SR22090 – LISP: (command pause) が、右クリックで終了できるよう修正しました。
SR22114 – ビューポート: ビューポート/単一コマンド後、単一ビューポートの境界が表示されなかった問題を修正しました
SR22127 – 連携寸法: V10.2.3で問題があった動作を修正しました。
V10.2.3で問題があった表示順序動作を修正しました。
マルチテキスト: 下線が実線でなく、マルチテキスト図形の線種が適用されていた問題を修正しました。
インストーラ: Windows 7へのインストール時、登録失敗に関する誤警告が表示されることがあった問題を修正しました。
SR20471 – BRX: OdDbDictionaryの名前の無い図形へのユニークでない名前の登録が可となりました。
SR20754 – COM: COMを通じての印刷スタイル表示オン/オフが表示に反映されなかった問題を修正しました。
SR20804 – BRX: モーダルダイアログボックスがアクティブなときのジグのカーソルが正常に矢印になるよう修正しました。
SR20882 – 画面移動: 隠れ線コマンド実行後に、リアルタイムパンを実行したとき、2Dワイヤフレームモードになるよう修正しました。
SR20910 – ADS/SDS: エディタリアクタイベント (lispWillStart, lispEnded, lispCancelled)の問題を修正しました。 ADS/SDSで定義した機能では、これらのイベントが2回発行され、lispEndedのときは、lispCancelledが発行されていました。
SR21030, SR21426 – コピー/貼り付け:
貼り付け図形内の不要なUCSアイコン表示やグリッド表示を削除しました。
貼り付け図形の背景色について、Bricscadの背景色ではなく、正しくコンテナの背景色が使用されるよう修正しました。
他のアプリケーションに貼り付けられたBricscad図形のグラフィックス品質が悪化していました(特に、コピー前に画面縮小すると)。 また、TTFテキスト表示も改善されました。
SR21139 – eトランスミット: 現在の図面フォルダへ送付パッケージを保存しないよう修正しました。
SR21207 – 表示: プロパティバーを使用してグラディエントパラメーターを変更しても、グラディエントハッチング表示が更新されなかった問題を修正しました。
SR21244 – ラスターイメージ: TFWフォーマットの地形図情報にY尺度が正しく適用されなかった問題を修正しました。
SR21251 – 外部参照が重複した図面に監査コマンドを実行するとハングアップしていた問題を修正しました。
SR21294 – ハッチングダイアログ: システムによっては、ダイアログの右側が正しく表示されなかった問題を修正しました。
SR21336 – マルチテキスト: 文字高さの定義が、旧形式で保存されたとき、正しく保存されないことがあった問題を修正しました。
マルチテキスト: 文字数が多いマルチテキストの編集中にクラッシュが発生することがあった問題を修正しました。
SR21340 – ビューポート: “印刷スタイルを表示”がアクティブのとき、アクティブなビューポートの境界が太線表示されるようになりました。
SR21392 – トリム: T形状で交差するようにラインが延長されていたとき、処理に失敗することがあった問題を修正しました。
SR21408 – LISP: (entget)リストに、(groupcode 310)のプロキシデータ(すなわち、イメージ)が含まれていると、(entmod)に失敗していた問題を修正しました。
SR21516 – スナップ: “フロム”モードが図形スナップに入っていなかった問題を修正しました。
SR21529 – 角錐/エッジ: 角錐作成時の不要なラインを削除しました。
SR21530 – 角錐: 上から下への角錐形状も作成できるようになりました。
SR21531 – 角錐: ベースがXY平面上に無いとき、作成中の表示が正しくなかった問題を修正しました。
SR21532 – 円錐、円柱、くさびコマンド: マウスで負の高さを指示できなかった問題を修正しました。
SR21540, SR21541 – 円錐、円柱、直方体: マウスで正確に高さを指示できなかった問題を修正しました。
SR21569 – LISP: 空のテキストや属性については、(textbox)は ‘nil’でなく、’*3を返すよう修正しました。 空のマルチテキストは、’nil’を返すのが正解です。
SR21585 – 直方体: 最初のコーナーや中心がXY平面上に無いとき、作成中の表示が正しくなかった問題を修正しました。
SR21586 – 切断: 切断コマンドの後、3Dソリッドの余分なシルエットラインは残さないようにしました。
SR21625 – LISP – BRX: ARX/Lisp/ADS/ベースのアプリケーションに障害を与える可能性がある不要な例外をトランザクションや取り消し関連コードから発生しないよう修正しました。
SR21635 – 表示: ソリッド編集/ボディ/シェルのような操作後、円弧エッジが正確に表示されないことがあった問題を修正しました。
SR21665 – BRX: ジグで直接の距離入力をサポートするようになりました。
SR21725 – 単位入力: 各国語(翻訳)版で正しく適用されないことがあった問題を修正しました。
SR21747 – 保存: 尺度が適用された図形処理時、保存に失敗することがあった問題を修正しました。
SR21752 – LISP: (vlax-add-cmd) と (vlax-remove-cmd) をフルサポートするようになりました。
SR21762 – 時間: 曜日と月の名称を各国語版で翻訳できるようになりました。
SR21770 – UNICODE: ECW地理情報ファイルパスにUNICODE文字が含まれていると処理できなかった問題を修正しました。
SR21776 – COM: 1.あいまいな’Application’キーワードが、VBAプロジェクトのコンパイル問題を引き起こしていた問題を修正しました。 2. すべてのenumタイプがグローバルなネームスペースで表示されるようになりました。
SR21812 – 吸着範囲: カーソルを動作させているとき、図形スナップがオフ(OSMODE = 0 または 16383)のときは、ピックボックスは表示しないようにしました。
SR21867 – LISP: nilが返されても (boundp) がローカル変数で失敗していた問題を修正しました。
SR21869 – ハッチングパターンは、すべて、実際の線種を使用せず実線を使用していましたが、修正しました。(V10.1.4でのメモリ削減時、このようになっていました。)
SR21923 – DCL: DCLリストボックスで、自動的に付加された列のヘッダを”A,B,C…”でなく、空になるようにしました。
SR21938 – 表示: 隠れ線表示のシェードモードでWHIPARCが有効なときは、3Dソリッドの円弧エッジが表示されないことがあった問題を修正しました。
SR21938, SR21990 – 隠れ線の印刷: 3Dソリッドのエッジが部分的に表示されないことがあった問題を修正しました。
SR22006 – 1.000.000.000作画単位より大きい領域の面積計算が正しく処理されないことがあった問題(比較誤差の問題 (V9.3からの復帰))を修正しました。
分解: 座標寸法にも適用できるようになりました。
選択プレビュー: グループには働かなかった問題を修正しました。
表示: ダイナミックなマニュアル複数列マルチテキストの背景レンダリング表示が修正されました。
LISP: CVUNIT計算へ、引数順が反対に引き渡されていた問題を修正しました。
図面エクスプローラ: エクスプローラの前回状態(ダイアログの配置)が正しく呼び出されないことがあった問題(V9.3からの復帰)を修正しました。
TaskDD1151, TaskDD258 – BRX: コマンドが、’sds_cmd()/sds_command()/(command)’で呼び出されたとき、キャンセルのための’OdEdCommandStackReactor::commandCancelled()’ と ‘OdEdInputContextReactor::endXXX()’ 通知が送付されなかった問題を修正しました。
TaskDD892, TaskDD1144 – BRX:
マウスクリック、キーボード、スクリプトで入力されたポイントが、直交座標スナップ、直交モード、図面範囲チェック、および、.xyzフィルターのようなビルトインされたフィルターで処理される前に、ポイントモニターとフィルターに送付されていた問題(カーソル移動ポイントには、この問題はありませんでした)を修正しました。
OdEd::eOrtho フラグのサポートを実装しました。
ベータ版検証者へ感謝します: V10.2.3 では、V10.2.xベータ版で検証者から報告のあった下記項目の修正も含んでいます。

SR21791
SR21841
SR21847
SR21877
SR21945
SR21953
SR21968
SR21980

Version 10.1.11 2009/11/17

新機能

SR20752 – 寸法の連携解除コマンドが追加されました。 連携寸法のリンクを解除します。
SR20899 – ‘LastTemplate’ 環境変数が追加されました。 最後に使用したテンプレートファイル名を保持する変数です。
パン: フリッカ無しでの速いパンニング。
PDFエクスポート時、スタイルテーブルを参照するようになりました。
MrSID形式のラスターイメージファイルをサポートするようになりました。 LizardTechのMrSIDは、地理情報の表記形式として代表的なものの一つです。
グラディエントコマンド (および、ダイアログ) は、グラディエントハッチングを可能にしました。 プロパティバーは、グラディエントパラメータを表示・変更できるよう機能拡張されました。
フィールドコマンド (および、ダイアログ) は、マルチテキストのFIELD変数を幅広くサポートするようになりました。
フィールド更新コマンドでは、FIELD変数の明示的な更新を行います。 新しいシステム変数 FIELDEVAL。
SELECTIONPREVIEW と PREVIEWFILTER: 現在のカーソル位置でクリックすると、選択される候補の図形をハイライトさせるためのシステム変数です。 PREVIEWEFFECT=2 (ダッシュ+ボールド) は、未サポートです。
マルチテキストエディタは、フィールドをサポートするようになりました。 そして、大文字/小文字の変換のための新しいボタンが追加されました。
図形選択時、サイクリング機能ができるようになりました。 サイクリングを開始するには、マウスをピックボックスに複数図形が含まれる位置に移動させ、Shift + スペースキーを同時に押して、クリックします。 後は、図面上のどこの位置でもクリックすると、対象図形の内、選択された図形がハイライトしてゆきます。 サイクリングを止めるには、 Esc、スペース、Enterのどれかのキーを押します。 最後にハイライトしていた図形が選択されます。 サイクリング機能は、コマンドがアイドル状態のとき働きますが、CTRLMOUSE変数がオフのときは、コマンド実行時でも働きます。
ホットグリップ: SHIFT+マウスクリックで、グリップ編集が可能になります。 新しい設定に、GRIPHOT と GRIPHOVER が追加されました。
グリップ編集: 複数のグリップを対象に、コンテキストメニューやコマンドで、ストレッチ、尺度変更、移動、ミラー、回転コマンドが実行可能になりました。
新しい「BLOCK」(ブロック作成)ダイアログの新しいオプションで”挿入単位”、”分解を許可”プロパティが追加されました。
新しい「WBLOCK」(ブロック保存)ダイアログで、新しいオプション”挿入単位”が追加されました。
eトランスミット: 選択された依存ファイルを記載し、依存ファイルと共に図面をパッケージ化してメール送付することが可能になりました。 また、eBridgeを使用すると、図面と選択された依存ファイルをVondleプロジェクトにアップロードできるようになりました。
転送操作中にDWGバージョン形式を変更することが可能になりました。
外部参照パスやイメージファイルへのパスが、実際のフォルダ構成と合致するよう更新できるようになりました。
以下のフォルダ構成オプションがサポートされています。
作成時のフォルダ構成
フォルダ内のファイル配置
既存のファイルとフォルダ
フロム スナップオプション: 指定ポイントから指定オフセット分にスナップできます。
「基点を指示して貼り付け」コマンドで、貼り付け基点を指示できます。
円弧寸法コマンドで、円弧長さ寸法の作成をサポートするようになりました。
連携寸法: 交点、仮想交点、垂直スナップ点への配置が可能になりました。
セキュリティオプション コマンド (および、ダイアログ) で図面のパスワードを設定/解除できるようになりました。
極スナップ: Z軸に平行なパスのスナップが追加されました。

改良

SR21449 – セキュリティオプション: エラー処理とプロンプトの表記について改良しました。
SR21522 – PC3: サポートされていないPC3ファイルを指定したときのエラーメッセージを改良しました。
システム変数 WHIPARC のデフォルトがONになりました(円、円弧の表示をスムーズにするコントロール)。
アイコンメニューに 円弧長寸法、グラディエント、フィールドコマンドを追加しました。
スナップトラッキング: 参照としてスナップトラッキングで得られたポイントを、直接距離入力の値として使用できるようになりました。
SR21025 – DCL機能: 文字ナビゲーション機能をリストボックスでもサポート: 文字をタイプ入力すると、その文字から始まる文字列が選択されます。 同じ文字で始まる文字列が複数あると、文字をタイプする毎にサイクリックにカーソルが行を移動します。
eトランスミット: 図面はトランスミット操作前にパージされるようになり、トランスミットレポートには、コピーされなかったファイルのリストが追加されるようになりました。
SR21165 – ストレッチ: ハッチングのストレッチ処理速度が改善されました。
SR21195 – メニュー: added ‘依存…’が設定メニューに追加されました。
パフォーマンス:
トゥルータイプフォント使用時のメモリ容量を20%以上削減しました。
トゥルータイプフォント文字の再作図、再作画処理時間を改善しました。
ポリライン(特に頂点の多い)の選択の処理時間を大幅に改善しました。
スプライン(特に頂点の多い)へのスナップの処理時間を改善しました。
表示順序が指定されているときの、ブロック内ポリラインへのスナップの処理時間を改善しました。
ハッチング表示時のメモリ容量を大幅に削減し、ハッチングの再作図時間が5倍速くなりました。
図面範囲の計算処理速度を改善しました。(図形範囲ズーム時)
色選択ダイアログ: レインボーカラーエリア(色マップ)内をクリックしたときの処理を改善しました。
SR18503 – スプライン: プロパティバーに”長さ”を追加しました。 LIST(図形情報)コマンドの出力に、長さ、面積、パラメトリック範囲が追加されました。
SR20852 – ブロック作成: ツールメニューの「ブロック作成」は、”-BLOCK”でなく、”BLOCK”を起動するようになりました。
押し出し: コマンドオプションの互換性を改善しました。
アドイン: VBアドインの外部コマンド登録方式が変更され、登録コマンドは、すべてのドキュメントで利用可能になりました。 ‘C: ‘の接頭語は不要になりました。
「常にクロスヘアーを使用」の設定を廃止しました。 矢印内のピックボックスはアイドル状態のときだけ表示されます。 座標指示時はピックボックスは表示されません。 また、図形指示時はクロスヘアーは表示されません。
SR20196 – 図面エクスプローラの’再作図オン/オフ’ボタンの状態は、レジストリに保存されるようになりました。
SR20276 – メニュー: 「基点を指定して貼り付け」「ブロックとして貼り付け」コマンドが、プルダウンの編集メニューに追加されました。
SR20965 – 寸法尺度: ビューポート内で、DIMSCALE = 0 で、寸法を作成したり、寸法スタイルを’-DIMSTYLE APPLY’で更新したとき、ダイナミック寸法ビューポート尺度変更がサポートされました。
SR21052 – マルチテキストエディタ: Ctrl-Enterキーを押したとき、ダイアログが閉じるようになりました。(編集情報は保存されます)
SR21052 – マルチテキストエディタ: 現在のフォントがデフォルト(明示でなく、文字スタイルでの指定)でも、選択文字に、ボールド/イタリックを設定することが可能になりました。 そのような場合、選択文字のフォント設定は、自動的に適当に変更されます。
COM: ITransmittalInfoインタフェースに、’preserveSubdirs’ と ‘organizedFolder’ プロパティが追加されました。

修正

SR21022 – ストレッチ: ビューポートのグリップストレッチで、ビューポートの中心が更新されなかった問題を修正しました。
SR21233 – 図面エクスプローラ: 複数の列を選択した状態で、一つのフィールドをクリックして編集し、Enterを入力すると、以前の全ての選択列が再び選択された状態になった問題を修正しました。 編集対象の列だけが選択状態を継続するようにしました。
SR21266 – 図形プロパティ: 画層コンボボックスを開いたとき、最初から現在画層が表示に含まれるよう修正しました。
SR21309 – パフォーマンス: 図面を開いたときの名前無しブロック自動パージ機能が、パフォーマンスの問題で実行されないことがあった問題を修正しました。外部参照の自動パージ機能は継続されています。
SR21336 – マルチテキスト: 誤ったマルチテキスト表示の原因となったマルチテキストの高さ読込み処理を修正しました。また、非常に文字高さの大きいマルチテキストを編集するとクラッシュすることがあった問題を修正しました。
SR21340 – ビューポート: 印刷スタイル適用時、アクティブなビューポートのフレームが太線で表示されなかった問題を修正しました。
SR21408 – LISP: (entget) リスト内に、プロキシデータ (groupcode 310: イメージ等)が含まれていると、(entmod) が失敗することがあった問題を修正しました。
SR21437 – ストレッチ: 連携寸法に関連付けされている図形をストレッチするとクラッシュすることがあった問題を修正しました。
SR21442 – スナップ: 正方向 (0,0,-1)の円が、四半円点スナップポイントを持っていなかった問題を修正しました。
SR21451, SR21494 – COM: 現在のVBAホストを参照すると、VBAプロジェクト内で、app/dbタイプライブラリの古いバージョンへの参照に切り替えられることがあった問題を修正しました。
SR21487 – スプライン: 大きい座標の頂点を持つ閉じたスプラインを使用しているとクラッシュが発生することがあった問題を修正しました。
SR21494 – COM: BricscadAppとBricscadDbタイプライブラリへのGUIDとパスについて、V9タイプライブラリとの差異を吸収できるよう更新しました。
SR21498 – ローカライゼーション: ‘eトランスミット’と’図面プロパティ’ダイアログのコントロール幅が、翻訳文に対応できないくらい小さかった問題を修正しました。
SR21513 – 図面エクスプローラ: 図面エクスプローラ項目の名称で大文字が使用できなかった問題(例えば、画層名”first floor”を”First Floor”に変更できない)を修正しました。
SR21522 – 印刷: 印刷ダイアログで、印刷構成ファイルを選択するときのエラーメッセージが正しく表示されていなかった問題を修正しました。エラーの種類について説明する部分が表示されていませんでした。
SR21544 – BRX: AcEditorReactor::beginDeepCloneXlation() がキャンセルできなかった問題を修正しました。
SR21552 – LISP: マトリクスが処理されなかったので、(grvecs vectors matrix) が失敗していた問題を修正しました。
SR21554 – ハッチング: 非常に狭い三角形ポリラインの境界処理を失敗していた問題を修正しました。
SR21560 – ハッチング: 2つの同心の円弧円(ハーフパイプのセクション)の境界処理を失敗していた問題を修正しました。
TaskDD881 – SHXフォント: スケールコントロールコードの3と4が正しく処理されず(特に、巨大な文字サイズ)、ハングアップに原因になることがあった問題を修正しました。
マイグレーションツール : 旧バージョンのインストールフォルダを見つけることに失敗していた問題(不正なレジストリキーが使用されていた)を修正しました。
くさび: コマンドをキャンセルしたとき、テンポラリな表示が画面上に残ることがあった問題を修正しました。
コマンドライン指定を間違った後にアプリケーションを閉じるとクラッシュすることがあった問題を修正しました。コマンドライン指定例: “bricscad.exe unexisting_drawing_file_name.dwg”。
TaskDD1251 – マルチテキスト: 大きな文字を編集中、パンニングすると編集画面が再描画されないことがあった問題を修正しました。
SR21133 : SR21500の3Dソリッド図形に関する不安定性と表示の問題を修正しました。
SR21721 : スプラインを持つ図面を開くとハングすることがあった問題を修正しました。
SR21255: BRX関数 acedIsDragging() の互換性を改善しました。
SR21271 and SR20619 – タブレット: タブレットメニューから DCLダイアログが呼ばれたとき、コマンドが何度も繰り返されることがあった問題を修正しました。
SR21307 – マルチテキストのフィールドが外部エディタで編集できなかった問題を修正しました。
SR21322 – グリップ編集: 周期的なスプラインのグリップ編集が正常に働かなかった問題を修正しました。
SR21322 – グリップ編集: スプライン頂点の移動に関する問題を修正しました。
SR21347 – eトランスミット: 特定のチェコ文字を含むファイル名を処理できなかった問題を修正しました。
SR21374 – グリップ編集: 垂線スナップが正しく働かないことがあった問題を修正しました。
TaskDD881 – テキスト: 文字’nnnn’がbig fontに存在しているのに’\U+nnnn’として表示されなかった問題を修正しました。
オフセット: NURB曲線に近く、曲線の開始・終了点の接線方向が同じ場合、周期曲線になるべき問題を修正しました。
ローカライズ: フィールド名をローカライズできるようにしました。
SR21411 – 連携寸法: 交点へのスナップで形状がくずれた連携寸法をコピーするとクラッシュが発生することがあった問題を修正しました。
SR20707 – ラスターイメージ: 回転されたイメージの範囲設定が正確でなく、イメージが正しく表示されないことがあった問題を修正しました。
SR20753 – 表示順序が設定されている XY尺度の相違するブロックの分解が誤動作していた問題を修正: 表示順序は無視され、ブロック参照は削除されずに残っていました。
SR20757 – 図面のセッションとして、まだアクティブになっていないレイアウトの外部参照は、外部参照バインドが適用されなかった問題を修正しました。
SR20873 – COM: Visual Basicの’RunCommand’メソッドでのプロンプトの問題を修正しました。
SR20891 – SDS: sds_ssetfirst()を使用した後、アプリケーション動作が不安定になることがあった問題を修正しました。
SR21000 – LISP: (vl-sort)のout-of-bounds配列アクセスが、Lispエンジンのクラッシュを引き起こすことがあった問題を修正しました。
SR21086 – BRX: acdbInters()の使用時、非常に長いラインの交差点について失敗していた問題を修正しました。
SR21123 – LISP: 選択セットがLISP変数として渡されたとき、ロック画層の図形がフィルタリングされず、渡された選択セットが変更されていた問題を修正しました。
SR21126 – ストレッチ: 連携ハッチングをストレッチしたとき、選択された領域の中にストレッチポイントがあって、境界図形のすべてがストレッチ対象になっていないとき、ハッチングの連携性が壊れていた問題を修正しました。
SR21201, SR21262 – パンニング バッファ: パンニング操作後、UCSアイコンの残像が画面上に残ることがあった問題を修正しました。
SR21264 – グリップ編集: コマンドプロンプトの間違いを修正しました。
SR21292 – オフセット: 曲線が同一平面上にないときのエラーメッセージをより詳細にしました。
SR21312, SR21313 – 文字コマンド: 文字入力の間、テキストが作図エリアで見えなくなっていた問題を修正しました(V10.1.1から)。
SR21325 – 外部参照: ユーザ提供の外部参照ファイルを再ロードすると、クラッシュが発生していた問題を修正しました。
SR21344 – eトランスミット: メモ帳でレポートが正しく表示されなかった問題を修正しました(CR,LF処理を修正)。
DBMOD: リアルタイムビュー操作の後、DBMODシステム変数のフラグ1(図形が変更されたことを示す)が誤ってセットされていた問題を修正しました。 正しく、フラグ4(ビューが変更されたことを示す)がセットされるようになりました。
スナップ: ポイントのX座標が現在の高度と等しいとき、Z座標が現在の高度とずれることがあった問題を修正しました(9.0.1から)。
グリップ編集: 複数のグリップを同時に処理するときの問題を修正しました。
グリップ編集: ホット(赤)グリップマーカが誤って表示されなくなることがあった問題を修正しました。
オフセット: 誤差のせいで、閉じたスプラインのオフセット形状が閉じないことがあった問題を修正しました。
SR20832 – シェル: シェルコマンドのテンポラリファイルをユーザが必ず作成できるようにするため、ログオンユーザのTEMPフォルダに作成されるよう修正しました。
SR21130 – グリップ編集操作が、CMDNAMES変数を正しくリセットできなくなっていた問題を修正しました。
SR21194 – グリップのストレッチで、閉じていないポリラインの最後の頂点の処理に失敗していた問題を修正しました。
SR21196 , SR19567 SR18049 – コマンドエコー: コマンドエコーをオフにしたとき、フィレット、画層、寸法スタイルのコマンド実行時には、コマンドラインにプロンプトが表示されていた問題を修正しました。
SR21228 – オフセット: 2頂点だけのポリラインの処理に失敗していた問題を修正しました。
CLASSICバージョン: Bricscad Classic バージョンで、単に変更だけ出来ないはずのACIS図形が、選択できなくなっていた問題を修正しました。
SR21022 – ロックされたビューポート: ロックされたビューポートをストレッチすると、ビューポート尺度が変更されてしまう問題を修正しました。
SR21124 – ピラミッド、円環体: 作成時、現在の画層、色が使用されなかった問題を修正しました。
SR21167, SR21187 – ハッチング: 尺度を指定して入力したにもかかわらず、尺度が適用されなかった問題を修正しました。
TaskDD1036 – グリップ編集: グリップ編集中に直交モードを切り替えるとクラッシュすることがあった問題を修正しました。
外部参照: 入れ子の外部参照の相対パスが、直接の親子コンテキスト内で解決できるようになりました。
プロパティバー: UCS設定時の線分の’デルタ’、円弧と円の’標準’、楕円の’軸’等のベクトル情報表示の問題を修正しました。
プロパティバー: 2Dポリラインの”フィット/スムーズ”オプションが働かず、次のポリライン操作ができなくなる問題を修正しました。 3Dポリラインの”フィット/スムーズ”オプションも使用可能になりました。
マルチテキスト: 編集されたマルチテキストがデフォルトの左寄せ以外のとき、マルチテキストエディタが図面の間違った領域へズームする問題を修正しました。
スペルチェック: 辞書が見つからないときダイアログがクラッシュすることがあった問題を修正しました。
スナップ: 楕円への近接、仮想交点スナップの問題を修正しました。
モデリング: Classicライセンス版で、ACISモデルが表示されなかった問題を修正しました。
フィレット: 円弧とスプライン間のフィレットの問題を修正しました。
オフセット: スプラインフィットのポリラインをオフセットしたときクラッシュすることがあった問題を修正しました。
リージョンコマンドが複数ループで失敗することがあった問題を修正しました。
SR13213, SR19205 – コマンドライン: フローティング状態のツールバータイトルをクリックすると、コマンドラインへカーソルが戻らないことがあった問題を修正しました。
SR13777 – ADS/SDS: ADS/SDSコマンドで “lispWillStart/lispEnded/lispCancelled”イベントを起動できるようになりました。 また、この(“Lisp実行中”)の場合でも、CMDACTIVEシステム変数に bit 5 (32) が」正しくセットされるようになりました。
SR16681 – マルチ引出線: 特定の図面でマルチ引出線を移動/コピーできなかった問題を修正しました。
SR16989 – 外部参照: 異常な尺度の図形を持つ参照ファイルをロードできなかった問題を修正しました。
SR17438 – スナップトラッキング: 直接、距離を入力した後、ENTERとして右マウスクリックすると、正しくスナップが働かないことがあった問題を修正しました。キーボードからENTER入力したときは、問題は発生しませんでした。
SR18049 – LISP: LISPから「フィレット」コマンドを起動したとき、CMDECHO=0にもかかわらず、エコーが表示されてしまう問題を修正しました。
SR18461 – フィレット: 同一平面にない線形状同士のフィレットで、誤差が拡大してゆく問題を修正しました。
SR18461, SR18618, SR18640, SR19849, SR20741, SR20742 – オフセット: オフセットに関する問題を修正しました。
SR18528 – COM: AcadSecurityParams と AcadLayerStateManager オブジェクトが ‘GetInterfaceObject()’ 経由でアクセスできるようになりました。
SR19303 – 線分/構築線/放射線を作画しようとして画面上をカーソル指示したとき、Z座標がゼロでなく、直交モードがオンのときは、終点のZ座標はゼロであるべきという要求に対応しました。
SR19306 – 線の太さ: 複雑な線種形状で、線の太さが考慮されないことがあった問題を修正しました。
SR19490 – 表示: トラッキングポイントがセットされているとき、ダイナミックズーミング後、ペーパー空間のビューポート内の表示がおかしくなることがあった問題を修正しました。
SR19836 – マルチテキストエディタ: アジア言語でキャレット位置が正しくないことがあった問題を修正しました。
SR19945 – 連携寸法: 連携寸法のリンク先の図形を含む画層を削除するとクラッシュすることがあった問題を修正しました。
SR20022 – フィレット: フィレットして短くなりすぎると、表示されなくなることがあった問題を修正しました。
SR20100 – BRX: ブロック挿入時、属性が誤った位置に配置されてしまうことがあった問題を修正しました。
SR20288 – DCL: リストボックスの境界表示の問題を修正しました。
SR20347 – 寸法値: ペーパー空間のビューポートをリサイズ、ズーム、移動したとき、連携寸法の手配置した寸法値が正確に更新されないことがあった問題を修正しました。
SR20351 – タブレット: タブレットメニューが、CUIファイルに追加できるようになりました: 既存のタブレットメニューがあれば置き換わります。
SR20492 – BRX: sds_invoke()からLISPを呼んだときのコマンドラインへの不要なメッセージ表示を省略しました。
SR20501 – SAVEFILE/SAVENAME変数の処理についての修正:
SAVENAMEは、現在のセッションで保存されない限り、新規、または、開かれたドキュメントで空であるべき
SAVENAMEは、ドキュメントの自動保存時には変更されない
ドキュメントの通常の保存後は、SAVEFILEは空であるべき
SAVENAMEとSAVEFILEは、’saveComplete’イベント通知を受け取る前に更新されなければならない
SR20543 – BRX: sds_getfuncode() / acedGetFunCode() 内のfunctionCodeの処理が正しく出来るようになりました。
SR20554 – BRX: 引出線と連携したマルチテキストを削除するとクラッシュすることがあった問題を修正しました。
SR20556 – フィレット: 特殊な条件での「フィレット」時、図形が表示されなくなることがあった問題を修正しました。
SR20568 – ハッチング: ANGBASEがゼロでないときの -HATCH コマンドのハッチング角度設定の問題を修正しました。
SR20598, SR20631 – 図面を再度開いたとき、VISRETAIN変数が無視されていました。 入れ子の外部参照の親図面から正しい外部参照変更情報がもたらされなかった問題を修正しました。
SR20605 – DCL処理の問題を修正: 行末について、CR+LF 以外は DCL で処理できませんでした。 現在は、CR+LF、LFだけ、CRだけでも処理できるようになりました。
SR20608 – カーソル: カーソルサイズの問題を修正しました。
SR20612 – BRX: OdEdJig中にShiftキーを押しても、直交モードが切り替わらなかった問題を修正しました。
SR20615 – DCL: リストボックスのフォントの固定幅の設定が正しく働かないことがあった問題を修正しました。
SR20617 – OLE: マクロを含むOLE図形のエラーの問題を修正: 1) 図面を開いたときの不要なメッセージ 2) 図形編集ができないことがあった問題を修正しました。
SR20629 – LISP: Lisp実行時に、現在のドキュメントが変更されたときの (command “CLOSE”)でクラッシュしていた問題や付随した潜在的な問題を修正しました。
SR20638 – CMDACTIVE変数が「ファイル」-「新規」「開く」の間、誤って 1 にセットされていた問題を修正しました。
SR20643 – フィレットと 面取り: フィレットまたは面取りの’線種尺度’、’線の太さ’、’厚さ’の継承の問題を修正しました。
SR20651, SR20723 – コピー/貼り付け: 図面の修復に失敗することがありました。 監査を改良し、失敗していた図面不具合の修復ができるようになりました。
SR20652 – MSPACE: レイアウト上へ新しいビューポートを作成すると、「MSPACE」コマンドは新しいビューポートへ適用されるようになりました。
SR20676 – LISP: (arxunload ) が”.brx”の拡張子を持たないファイルを無視していた問題を修正しました。
SR20679 – 「ソリッド編集」コマンドで、3Dソリッドを選択していないと、クラッシュすることがあった問題を修正しました。
SR20683 – マルチテキスト: 外部エディタで作成するマルチテキストにつては、これまで UTF8形式だけに対応していましたが、ASCIIテキストにも対応するようになりました。
SR20697 – DCL: 高さの属性がないリストボックスの高さはゼロに近くなっていました。 このときは、文字高さ 10 を設定するよう修正しました。
SR20702 – UNICODE: イメージ付の図面を開いたとき、エラーメッセージが表示される問題を修正しました。
SR20705 – オフセット: 約180度で隣接している円弧セグメントの内側オフセットが失敗していた問題を修正しました。 また、円弧半径と同じオフセット値の処理に失敗問題も修正しました。
SR20709 – DCL: DCLダイアログをキャンセルしたとき、クラッシュすることがあった問題を修正しました。
SR20709 – LISP: LispエンジンとBricscadアプリケーションのエラー処理の整合性の問題を修正しました。
SR20730 – 2バイト言語版で、ログファイルが文字化けすることがあった問題を修正しました。
SR20735 – トリム: トリムしたとき、線分と円弧の厚さが失われた問題を修正しました。
SR20735 – オフセット: カーブの厚みが、オフセットカーブに継承されなかった問題を修正しました。
SR20739 – 大きく離れた円弧間のフィレットに失敗することがあった問題を修正しました。
SR20764 – 分解: 円形状の円弧を含む境界のリージョンができなかった問題を修正しました。
SR20771 – ソリッド編集: オプション /面(F)/削除(D)の問題を修正しました。
SR20774 – UCS: 新しいSPAモデラへの切替時の問題を修正しました。 UCS上でも回転、ソリッド編集オプションが正しく動作するようになりました。
SR20813 – スナップ: 特定図面でスナップ操作中にクラッシュすることがあった問題を修正しました。
SR20819 – イメージ: 極度に画面の縮小するとレンダリング出来なかった問題を修正しました。
SR20827 – 連携寸法: 不正なデータを含む連携寸法の公差の処理を改善しました。
SR20837 – DCL: 幅を指定しないリストボックスが表示されなかった問題を修正しました。
SR20851 – ワイプアウト: 2Dポリラインのサポートを実装し、空入力するとクラッシュする問題を修正しました。
SR20858 – オフセット: “オフセット処理中にエラーが発生しました。”のメッセージが表示される原因の問題を修正しました。
SR20861 – DCL: DCLテキストコンポーネントの文字列幅が非常に広いとき、その横のコンポーネントを「押しやる」動作をします。 DCLテキストコンポーネントは外側のパネルと内側のテキストウィジェットから構成されています。 前のサポートリクエスト(SR19189)に対応するため、外側のパネル幅が文字列幅に合わせてコントロールされるよう修正されました。 しかし、この結果、レイアウトがおかしくなっていました。 現在、パネル幅はレイアウト内の最大幅となるよう修正されました。 よって、パネル幅はダイナミックに広げられる必要がなくなりました。
SR20869 – オフセット: 傾いたエッジの箇所で、エッジが延長されるべきところ、フィレットになることがあった問題を修正しました。
SR20870 – オフセット: ポリラインの幅がオフセットポリラインに継承されない問題を修正しました。
SR20871 – カーソル: レイアウトを切り換えて、作画領域でカーソルを動かしたとき、画面上のアクティブなカーソルに加え、作画領域の下のほうに、もう一つのカーソルが表示されることがあった問題を修正しました。
SR20877 -スナップ: グリップ編集時、スナップポイントが不正になることがあった問題を修正しました。
SR20892 – 円: UCS上で3接線で円を作画したときの問題を修正しました。
SR20915 – COM: IAcadMenuGroups.Load() メソッドの問題を修正しました。
SR20930 – 印刷: ‘使用する印刷設定’で’以前の印刷’を選択したとき、コンボボックスだけでなく、ダイアログの他のコントロールまで初期化された問題を修正しました。
SR20960 – ソリッド編集: 円錐と直方体の和の面上で操作するとクラッシュすることがあった問題を修正しました。
SR20974, SR19728 – 読み取り専用: 読み取り専用ファイルを”名前を付けて保存”するとき、新しいファイルも読み取り専用ファイルになってしまっていた問題を修正しました。 自動保存ファイル(SV$)の読み取り専用フラグも解除されていませんでした。
SR21092 – マルチテキストエディタ: くのスペースを含むマルチテキストの編集でクラッシュすることがあった問題を修正しました。
重要なご注意

Bricscad V9 から Bricscad V10 へのバージョンアップ時、下記の設定は、レジストリ構造の変更のため、引き継がれません:
HPGAPTOL (ハッチングパターンのギャップ誤差)
LWDISPSCALE (線の太さの表示尺度)
POLARANG (極角度)
POLARDIST (極距離)
WNDPMAIN (Bricscadメインウィンドウの位置)
WNDSMAIN (Bricscadメインウィンドウのサイズ)
WNDPTEXT (プロンプト履歴ウィンドウの位置)
WNDSTEXT (プロンプト履歴ウィンドウのサイズ)
V10は、Local Machineセクションのレジストリ構造が変更されています。以前のバージョン番号(例: 9.1, 9.2, 9.3)は、該当言語で置換されます。そのため、Bricscadの現言語は下記で確認できます:
HKLM\Software\Bricsys\Bricscad\V10、”CURVER”の値
現言語が”en_US”であれば、Fullversion と InstallDir の値は下記で確認できます:
HKLM\Software\Bricsys\Bricscad\V10\en_US.
COM: V10の COM typelib バージョン番号は、2.6 (ODAのバージョン番号)から、10.0 になりました。よって、V9以前のバージョンで作成された COMアプリケーションを V10 で動作させるためには、リコンパイルが必要です。

Version 9.3.14 2009/11/03

修正

SR19728, SR20974 – 名前を付けて保存: 1. 読取専用ファイルを”名前を付けて保存”したとき、新しいファイルも読取専用になってしまった問題を修正しました。 2. 自動保存ファイル (SV$) も、この影響で正しく保存されませんでした。
SR20598, SR20631 – XREF VISRETAIN: 入れ子の外部参照については、参照元の外部参照の変更が正しく反映されなかった問題を修正しました。
SR20652 – MSPACE: 新しいビューポート作成後のモデル空間(_mspaceコマンド)への切替は、新たに作成されたビューポートになるように修正しました。
SR20683 – マルチテキスト: 外部エディタで作成されたマルチテキストは、通常、UTF8形式にすべきですが、ASCII形式でも扱えるよう修正しました。
SR20702 – イメージを含む図面を開いたとき、イメージのパス名が特定のUNICODE文字を含んでいるとエラーメッセージが表示された問題を修正しました。
SR20739 – 円形状の円弧をフィレットしたとき、図形が異常な位置に配置されてしまうことがあった問題を修正しました。
SR20764 – 分解: 円形状の円弧を含む境界のリージョン化に失敗していた問題を修正しました。
SR20771 – ソリッド編集: オプション /面(F)/削除(D) が正しく動作しなかった問題を修正しました。
SR20774 – UCS: 新しいSPAモデラに切り替わってからの問題。 回転、ソリッド編集\面\移動|回転|テーパ|コピー、 ソリッド編集\エッジ\コピー がUCS上では正しく動作しないことがあった問題を修正しました。
SR20861 – DCL: DCL内のテキスト入力時、文字列が非常に長いと、ダイアログをはみ出してしまう問題がありました。 DCLのテキストコンポーネントは、外部パネルと内部テキストウィジェット情報を含んでいます。 以前の(SR19189)対応としては、外部パネル幅は、ダイナミックコンテンツに応じて拡がるよう修正されていました。 しかし、これではレイアウトが崩れてしまうことがありました。今回、レイアウト幅は許容範囲だけ拡がるよう修正しました。 これにより、パネルはダイナミックコンテンツだけに応じて幅が拡がることはありません。
SR20960 – ソリッド編集:円錐と直方体の和の面を操作すると、クラッシュすることがあった問題を修正しました。
モデリング: ライセンスの制限を実装しました。 ACIS図形の編集ライセンスがないときは、これらの図形を編集できないよう、選択操作ができないようにしました。 ACIS図形の編集ライセンスが無くても表示操作は可能です。
モデリング: 以下のコマンドで、3Dソリッドを編集したとき、表示がおかしくなることがあった問題を修正しました: フィレット、面取り、 ソリッド編集/面/削除|テーパ|回転|移動。
メニュー: 2つの接線と半径で円を作画するメニューコマンドを修正しました。

Version 9.3.13 2009/08/31

新規

SR20329 – DISPSILH: 隠線、シェードコマンドでシルエット表示を可能にしました。
SR20262 – LISP: Lisp処理中のESCキーによる中断の可否を設定する (vl-enable-user-cancel t/nil) を追加しました。
SR20414 – LISP: added (vl-list-loaded-lisp) を追加: ロードされたLispファイルのリストを返します。
LISP: (vlr-document ) を追加しました。
長方形コマンド: 面積、寸法オプションを追加しました。これにより、あらかじめ 長方形図形の長さ/幅/面積を定義しておくことが可能になりました。
形状処理ライブラリ: Bricscad V9.3 はマイルストーンのリリースで、この2年間開発してきた形状処理ライブラリを適用した最初のバージョンです。 当初は、V10でのリリースを予定していましたが、その優位性を既に紹介したこともあり、このV10の前のバージョンでリリースしました。 このライブラリは改良を続行しますが、既に、ハッチング境界、オフセット、トリムの処理速度の改善は実感できるはずです。
オフセットコマンドのコードとアルゴリズムは最初から書き直しました。 オフセットのギャップ設定は新しくサポートされました。 それは平行コピーの間隔限度を決定します。 すなわち、面取り、フィレット、ハッチングライン間隔の値に影響します。 平行コマンドは、オフセットに名前変更しています。
トリムコマンドのコードとアルゴリズムは最初から書き直しました。
ポリラインとスプラインは、それ自体でトリム処理を実行します。
クロスオプションのサポートが追加されました。
コマンド実行中、Shiftキーを押すことによって、トリムと延長のモードが切り替えられるようになりました。
ハッチング、境界コマンドのコードとアルゴリズムは最初から書き直しました。 ハッチング境界のブリッジギャップをサポートしました。 すなわち、閉じた外部の境界が存在していないとき、既存図形間のギャップが HPGAPTOL値以内であれば、境界として認識するよう処理します。
モデラー: 既存のAcis実装は、ODAの新しい SPAモデラー(Acisベース)の実装に置換されました。
メッシュコマンドは最初から書き直しました。
REVSURF, RULESURF, TABSURF, EDGESURF, DISH と DOME コマンドは、3Dソリッドを作成しないようになりました。 メッシュを作成します。 AI_REVSURF, AI_RULESURF, AI_TABSURF, AI_EDGESURF コマンドとは動作が同じとなりました。
円錐、円柱コマンドは最初から書き直しました。
ACISOUTコマンド使用時、ACISバージョンをセットする ACISOUTVERシステム変数をサポートしました。
タブレット: AutoCADライクなタブレットメニューがサポートされました(参照: “tablet-a.cui”)。 タブレット関連コマンドは最初から書き直しました。

  • WBLOCKコマンドが追加され、DXF形式出力時、バイナリ/精度オプションが追加されました。
    印刷コマンドは最初から書き直し、MFCベースから WxWidgetsベースに変更しました(Linux対応準備)。
    新しくWxWidgetsベースの印刷プレビューダイアログをサポートしました。
    OLE機能は最初から書き直し、MFCに依存しないようにしました(Linux対応準備)。
    PASTECLIP と PASTESPEC は最初から書き直し、MFCに依存しないようにしました(Linux対応準備)。
    SR17799 – 名前を付けて保存: ‘DXF’オプションのサポートを追加しました。 例: (コマンド “._SAVEAS” “DXF” “_P” “_Y” “_V” “A2004” “_B” “my_drawing”)
    REMEMBERFOLDERSシステム変数のサポートを追加しました。
    WHIPARCシステム変数のサポートを追加しました。これは表示されている円弧や円を連続したベクトルや本当の円、円弧として選択できるものです。
    DISPPAPERBKGシステム変数のサポートを追加しました。これは用紙イメージ表示をオン/オフします。また、DISPPAPERMARGINSシステム変数のサポートを追加しました。これは、印刷範囲表示をオン/オフします。
    SR19794: パスワードで保護された図面のサポートを追加しました。
    TaskDD1141 – COM: AcadRegion and Acad3dSolid objects のサポートを追加しました。
    TaskDD1195 – COM: Offset method for curve objects のサポートを追加しました。
    TaskDD1136 – COM: 下記のサポートを追加しました
    AcadApplication.WindowState
    AcadApplication.StatusId
    AcadApplication.LoadDVB/UnloadDvb
    AcadDocument.WindowState
    AcadDocument.Width
    AcadDocument.Height
    AcadDocument.HWND
    IAcadBlock.AddExtrudedSolidAlongPath
    COM: 以下がサポートされました。 intersectWith method for all entities derived from curves(arcs, polylines, splines etc – but not yet inserts)
    LISP: (power x y) and (random x) 関数がサポートされました。
    SR18273 – LISP: (getvar “MILLISECS”)がサポートされました。
    TaskDD892 – ARX/BRX: 以下がサポートされました。 ‘rawPoint’ argument of method OdEdInputPointMonitor::monitorInputPoint().
    TaskDD1081 – ARX/BRX: drx_hatchPalletteDialog API が追加されました。

改良

SR20457 – オフセット: 多くの頂点を含むポリラインのオフセット処理のパフォーマンスを改善しました。
SR20267 – インストール: ROAMABLEROOTPREFIX と LOCALROOTPREFIX がセットされているが、存在しないか空のフォルダを指示したとき、必要な全てのフォルダが作成され、userdatacacheのファイルがローカルフォルダへコピーされるようになりました。
SR20452 – ブロック挿入ダイアログ: ‘単位’と’単位係数’フィールドが読取専用フィールドらしく見えなかった問題を修正しました。
マウス右クリックのコンテキストメニューの 基点コピー を追加しました。
印刷ジョブ名の改善: 接頭の”Printing “と接尾の”.dwg”をやめ、接尾にレイアウト名を付加するようにしました。 例: “Printing MyDrawing.dwg”を”MyDrawing Layout3″のようになります。 PDF出力時の推奨ファイル名は、”MyDrawing Layout3.pdf”です。
SR20178 – PROMPTMENU: Lispからの情報取得/設定は、再度、システム変数となりました。
SR19639 – 面取り: ポリライン同士の面取りをサポートしました。
面取り: ポリライン自身の面取りを可能にしました。
面取り、フィレット、部分解除の互換性: コマンド実行前に指示していた図形は無視するようにしました。
DELOBJ: 押し出し、回転、リージョンの各コマンドにおける DELOBJシステム変数のサポートを追加しました。 押し出し、回転コマンドの変更: 平面状の閉じた曲線だけ選択するよう修正されました。
DXFOUT: 互換性を向上させました。 “Version”オプションは値をプロンプトに返し、”Entity”オプションは1回だけ選択可能としました。
履歴コマンドは書き直し、互換性を向上させました。ローカルコマンド名は履歴に記録され(エイリアスでなく)、一つのコマンドは1回だけ記録され、ミスタイプも記録されます(履歴を呼び出して編集できるよう)。
標準でない PMTHISTコマンドは、互換性を損なうので除きました。
SR18776 – コマンドラインパネル (コマンドバーとテキスト画面):
全てを選択する Ctrl-A のキー操作を追加しました。
メニュー項目を選択するキー操作を追加しました。
SR19479 – 挿入ダイアログ: 多くのブロックを持つフォルダ選択時の処理速度を改善しました。
SR18768 – 挿入ダイアログ: 下記設定を記憶するようにしました。
挿入点の指示
尺度の指定
角度の指定
分解の指定
均一尺度の指定
ブロック挿入、外部参照アタッチ、イメージ貼付の設定は別個に記憶するようにしました。
SR18224 – 印刷ダイアログ: ネットワークプリンタが選択されたときのレスポンスを改善しました。
SR14468, SR17720 – ハッチングダイアログ: ダイアログを開いて、すぐEnterを押すと、点を指示するようにしました。 境界を指示が終了した後、’OK’はデフォルトボタンになります。
SR18871 とフォーラム – 透明色: Bricscadは、ツールバーやメニューボタンを透明色にするとき、RGB(236,233,216)でなく、RGB(192,192,192)を使用するようにして互換性を向上しました。
SR19162 – 図面エクスプローラ: デフォルトでは、図面エクスプローラを閉じるとき画層を再作成するようにしました。 画層を事前に再作成するかどうかは、REGENMODE変数に依存するようにしました。
SR17809 – 図面エクスプローラ、表示メニュー: エクスプローラの各領域(ペイン)に、表示/非表示の指定を追加しました(図面を開く、図面、詳細、プレビュー)。
SR18773 – 図面エクスプローラ、グリッド表示の選択動作の改善:
Enterキーを押したとき、セルを一つ下へ移動させるようにしました。
連続行を選択時にEnterキーを押したときは、セルは移動しません。
SR19797 – 図面エクスプローラ: ‘図面を開く’内の項目を選択したとき詳細ペインが非表示のときは、詳細ペインは表示されるようになりました。
SR18776 – 設定ダイアログ: コマンドライン状況、プロンプトの接頭、スクロール履歴、応答の変数を”コマンドライン”カテゴリに入れました。
SR18033 – レジストリアクセスのパフォーマンス: 設定を何回も読み込む処理を回避: 設定を起動時にメモリへ読み込み、変更のあったものだけ、閉じたときに設定に書き込むようにしました。
SR18480, TaskDD1143 – パージ: 図面を開いたとき、使われていない外部参照や名前の無いブロックをパージするようにしました。
TaskDD461 – 2Dポリライン、3Dポリラインと関連する寸法図形のサポートを追加しました。
SR18115 – MNU から CUIへの変換: コマンド名のキー操作定義のサポートを追加しました。
SR19407, TaskDD859 プロパティ パネル: プロパティ パネル上へのカスタム図形のDXFクラス名表示を実装しました。
SR19492, TaskDD687: OLE項目の指示等で使用する内部的な点選択(ssget “PO”)の処理速度を改善しました。
SR19654, TaskDD687 – OLE: ‘IViewObject2’インタフェースを持つOLE図形形式の特別なクリップボードデータ貼り付け機能を実装しました。 このインタフェースをサポートしていない図形については以下のメッセージを表示します: “有効なクリップボードデータではありません。 貼り付け操作はできません。”。
SR16940 – UCSコマンド: ブロックへのUCS指定をサポートするようにしました。
TaskDD734 – アンダースコア付の外部コマンドの認識ができるようにしました。これはグローバルコマンド名とローカルコマンド名(各国語)に適用されます。
SR18710 – COM: 以下のイベントに対応しました。 AcadDocument.LayoutSwitched, AcadDocument.BeginClose and AcadDocument.BeginDocClose
TaskDD1166 – VBAマクロ ダイアログ: ダイアログを開く Alt+F8 キー操作を追加しました。
SR17562 – DCLイメージ/イメージボタン: 背景を反転させてハイライトさせる機能を実装しました。
SR19029 – DCL: “\U+xxx”のようなユニコード文字のサポートを実装しました。 ユニコードのDCLファイルを読み込むとき、ユニコードのBOM (Byte-Order Mark)を検出するとスキップします。
LISP: メモリ管理の改良と同様、一般的な処理速度を 5% から 15% 改善しました。 以下の関数をフルサポートしました: (vla-DeleteProfile), (vla-RenameProfile), (vla-CopyProfile), (vla-GetAllProfileNames) 修正は(mapcar ‘AND …) と (mapcar ‘OR …)に適用されました。
LISP: (vl-registry-xxx) の登録関数ファミリーの処理速度を改善しました。
SR19435 – LISP : 互換性の改善のため、(tblsearch) と (tblnext) は、-1, 100, 102, 330… のようなグループコードは返さないようにしました。
SR19435 – LISP: 古いLispアプリケーションのサポートのため、(getvar “EXEDIR”) は (getvar “ACADPREFIX”) として動作するようにしました。
SR18379 – LISP: 以下のように非対称ブロックコメントを持つ不正な ソースファイルについて
;|
;|
|;
ロードエラーを発生させないようにしました。
SR20120 – LISP/ADS: ads_ssname() と (ssname) の処理速度を大幅に改善しました。
SR18963 – ARX/BRX/DRX: 以下のようにファイルサーチシーケンスを改善しました。(arxload) *.brx, *.drx, *.arx。 これにより、(arxload “file”)を使用すると自動的に適切なファイルバージョンがロードされるため、アプリケーションやインストーラの設計が容易になりました。
SR19397 – BRX/SDS/LISP: Lispエンジンは、もう変更された方法で、図形名(ads_name/sds_name)を保存しません。よって、BRXアプリケーションは、ADS/ARXと同様、特別な目的で ads_name/sds_name を使用できます。
コマンドラインから、画層、UCS、ビュー、文字スタイルを作成したとき、小文字が大文字に変更されてしまうことはありません。
F1 – F10 のファンクションキーは組み込みホットキーとなりました。 CUIファイルの互換性改善のため、関連するキー操作定義を default.cui から除きました。

修正

SR19846 – トリム: T形状で、ほぼ交差している2線分のトリム、延長ができないことがあった問題を修正しました。
SR20292, SR20403 – トリム: 平面上にない 3Dポリラインのトリムが出来なかった問題を修正しました。
SR20196 – 外部参照編集: 外部参照編集コマンドが開始されたとき、間違った取消データが保存されることがあった問題を修正しました。
SR20196 – アタッチ: 外部参照アタッチダイアログで、’相対パス’オプションが選択されたとき、入れ子の外部参照のパスは相対になっていましたが、アタッチされた外部参照自身のパスが絶対になっていた問題を修正しました。
SR20437 – マスプロパティ: V9.3.9での新しい SPAモデラーに切り替わってから、マスプロパティが無効になっていた問題を修正しました。
SR20493, SR20458 ミラー: V9.3.9での新しい SPAモデラーに切り替わってから、Acis図形がミラーや3Dミラーで正しく処理されないことがあった問題を修正しました。
SPAモデラーに切り替わってからのメモリリークの問題を修正しました。
表示パフォーマンス改善の修正で発生するようになったメモリリークの問題を修正しました。
SR20438 – ARX/BRX: ジグモードで図形スナップが働かないことがあった問題を修正しました。
各国語版 – 印刷(PLOT)コマンドのプロンプト表示: 翻訳可能になりました。
非英語版の印刷(PLOT)コマンド: コマンドプロンプトのキーワードが翻訳できない問題を修正しました。
楕円コマンド: ISOCIRCLEオプションが角度のオプションにならないようにしました。
SR19969 – 印刷: 印刷ダイアログからプレビューを呼んだとき、プレビューを閉じ、別のレイアウトに切り替えて、再び印刷ダイアログを開いたとき、印刷ダイアログにおける設定は間違っていた(前のレイアウトからコピーされていた)問題を修正しました。
SR20288 – DCL: dclリストボックスでタブを使用するとき、単語がタブ長さで切られることがあった問題を修正しました。 リストボックスに、wxListCtrl でなく wxGrid を実装しました。
SR20349, SR20357 – オフセット: フィットされたポリライン(スプライン)の問題を修正しました。
SR20382 – ブロック挿入: 空ブロックの挿入を可能としました。
SR20400 – ミラー、整列コマンドがペーパー空間で使用できなかった問題を修正しました。
SR20411 – 面取り: 円弧と線分間の面取りでクラッシュすることがあった問題を修正しました。
SR20420 – 印刷: 印刷ダイアログで用紙サイズを変更したとき、”用紙サイズに合わせる”を設定しても印刷尺度が更新されないことがあった問題を修正しました。
SR20424 – 印刷スタイル編集: V9.3でレジストリアクセスを変更後、起動するとクラッシュすることがあった問題を修正しました。
SR20442 – ERRNO: アプリケーションが ERRNO を変更できなかった問題を修正しました。
SR20444 – フラット化: フラット化曲線が元図形の画層を保持しないことがあった問題を修正しました。
SR20446 – 選択: 選択された三角形の面 (ハイライト、グリップされている)が、シェードモードで正しく表示されないことがあった問題を修正しました。
SR20462 – LISP: V9.3 からの復帰時に、スパナーアプリケーションがロードエラーを起こす問題を修正しました。
SR20422 – グリップ編集がキャンセルされると、”CommandEnded”イベントではなく、正しく”CommandCancelled”イベントが通知されるようになりました。
TaskDD833, SR20453 – ブロック挿入時の単位が未定義のときは、INSUNITSDEFSOURCE と INSUNITSDEFTARGET 変数が考慮されるようになりました。
SR20470: Lispからの開始/終了コマンドがUndoを扱えなかった問題を修正しました。
グーローシェードが、フラットなシェードと同じになっていた問題を修正しました。
エッジのないグーロー/フラットモードの三角形の面上では選択が働かなかった問題を修正しました。
SR20446 – シェードモードで、選択された三角形の面(ハイライト、グリップされている)が正しく表示されないことがあった問題を修正しました。
SR19619 – 高解像度で大きなサイズの用紙上のラスターイメージを印刷すると、メモリエラーを発生させることがあった問題を修正しました。
SR20382 – 空ブロックの挿入を可能としました。
SR20408 – 始点・終点が一致すると、開いたポリラインのスプライン化フィットに失敗していた問題を修正しました。
SR20485 – スプラインへの近接点 図形スナップ時、クラッシュすることがあった問題を修正しました。
ポリライン自身のトリムが、失敗していましたが、検証で漏れていました。 修正され、検証方法も修正されました。
SR20196 – トリム: ユーザ報告のトリムに失敗するデータへの対応修正を行いました。
SR20346 – モデラー: 尺度変更された Acis図形が正しく表示されないことがあった問題を修正しました。
SR20357 – モデラー: 曲線や重複した頂点を持つポリラインを処理できるようにしました。 修正前は、ユーザ報告図面のスプライン化ポリラインが押し出しできませんでした。
SR20357 – スプライン化ポリライン: 不正確な変換のため、分割、メジャー、オフセットが誤動作していた問題を修正しました。
面取り: ビューポートの可視範囲外の交差点を持つような線分とポリライン間の処理に失敗していた問題を修正しました。
SR20352 – SRCHPATH: UNCのパス構文 (\\server\path\file) を使用できるようにしました。
SR20317 – ハッチング: ユーザ定義ハッチングでは、プロパティ継承できなかった問題を修正しました。
ACISOUTVER が設定ダイアログで指定できるようになりました (これまでは、読取専用となっていました)。
非常に長い線分の交差処理に失敗していた問題を修正しました。
遠近ビューでグリップが表示されなかった問題を修正しました。 この修正は、SR19795と合わせて行われました。
TaskDD283 – タブレット: TABMODEシステム変数のオン/オフ切替 (コマンドや F4キー)が働かないことがあった問題を修正しました。 ステータスバーのタブレットボタンを実行したときの調整がうまくできていませんでした。
SR18528 – COM: AcadLayerStateManagerオブジェクトが利用可能となりました。
SR20359 – COM: BricscadApp type libraryの大文字/小文字エラーを修正: IAcadMenuGroup::Gettype は IAcadMenuGroup::GetType、IAcadPopupMenuItem::Gettype は IAcadPopupMenuItem::GetType、そして、IAcadToolbarItem::Gettype は IAcadToolbarItem::GetType に変更されました。 プロパティ ITransmittalFile::type は ITransmittalFile::FileType に名前が変更されました。
SR20355 – LISP: CONVERTPSTYLESコマンドが、Lisp (コマンド) やスクリプトから呼ばれたとき、メッセージボックスの引き金になっていた問題を修正しました。
SR12447 – ストレッチコマンドとグリップ編集: ステータスバーの極座標表示ができなかった問題を修正しました。
SR13522, SR15342, SR19983, SR20309 – UCSICONPOS: UCSアイコン位置をコントロールする UCSICONPOSシステム変数を有効化しました。
SR14447 – 挿入イメージ: UCSが絶対座標と相違するとき、尺度/回転/クリッピングのトラッキングが正しく動作するよう修正しました。
SR14498 – LOGFILEPATHとTEMPPREFIXのシステム変数が変更できなかった問題を修正しました。
SR15471, SR15473, SR18342, SR19099 – CMDECHO: ポリライン編集、文字入力、ハッチングコマンド、また、スナップオーバーライドを使用した すべてのLispコマンドやSDSコマンドで、CMDECHOシステム変数がサポートされました。
SR15892 – ハッチングを移動したとき図形連携が欠けたり、ハッチングを更新したとき例外エラーが発生する問題を修正し、処理速度も改善しました。
SR16016, SR17380, TaskDD979 – マルチテキストの文字スタイルを変更しても表示が更新されないことがあった問題を修正しました。
SR16041: マウスをスプライン曲線の近くに置いたとき、交差スナップ、または、仮想交差スナップを検出した時点でクラッシュすることがあった問題を修正しました。
SR16333, SR18291 – 分割/メジャーコマンド: ポリラインの垂直セグメントに配置される分割ブロックの方向が誤ることがある問題を修正しました。
SR16497 – 監査: 不正な連続引出線を持つ図面が修正できませんでした。 監査でクラッシュしないよう修正しました。
SR16654: プロパティバーで、複数の図形を選択(線分の端点など)したときの座標’*Varies*’が変更できなかった問題を修正しました。
SR17280 – LAYFRZコマンド: ビューポート内で外部参照の画層をフリーズしようとしたときの問題を修正しました。
SR17342 – 表示順序ツールバー: 表示順序コマンドをキャンセルしたとき、コマンドが終了しているにもかかわらず、 コマンドラインのオプション表示が続くことがあった問題を修正しました。
SR17538, SR18772 – 図面エクスプローラ: 画層状態をドラッグして別図面へコピーしようとしたとき、現在の図面名が一時ファイル名に変更されてしまうことがあった問題を修正しました。
SR17590, TaskDD1054 – 押し出し: 時々、押し出し方向が反対方向になってしまうことがあった問題を修正しました。 以下のような動作になっていました。 1.曲線を押し出すとき、必ず、最初の曲線の方向になっていました。 2.曲線や領域がUCSのZ軸と反対方向になっていても正方向に押し出していました。
SR17805, SR18270 – VSLIDE: 以下のコマンドライン書式をサポートしました: _VSLIDE LIBRARY_NAME(SLIDE_NAME_INSIDE_LIBRARY)
SR18003 – 連続引出線: “Is Text Background Color On”フラグがオンのとき、文字の背景色が適当でなく、文字が表示されない問題を修正しました。
SR18096 – 線分の角度が、線分とX軸間で計算されていた問題を修正しました。 現在は、XY平面に投影された線分とX軸間で計算されています。
SR18173 – フィレット: 特殊な凹み形状のポリラインに対応できない問題を修正しました。
SR18177 – プロパティバー: 画層色を正しく表示しないことがあった問題を修正しました。
SR18177 – 色ダイアログボックス: 編集開始時、トゥルーカラーのダイアログのRGB色が正しく初期化されないことがあった問題を修正しました。
SR18191 – ビューポート画層: オプションについて、すべてのレイアウトのすべてのビューポートを対象にするよう修正しました。
SR18240 – 保存: 文字スタイル”.shx”(文字スタイル名が単なる”.”)を使用している図面でも保存できるようにしました。
SR18262 – CTB/STB/PC3ファイル: 書式仕様をフル互換としました。
SR18339, SR18396, TaskDD956 – COM: アクティブなレイアウトを削除しようとするとクラッシュすることがあった問題を修正しました。 また、残った一つのペーパー空間レイアウトやモデル空間レイアウトを削除できないようにしました。
SR18344 – ‘ShowFullPathInTitle’フラグがオンで、Bricscadを図面名の引数を付けて起動したとき (例えば、”Bricscad C:\drawings\test.dwg”)、タイトルバーにファイル名だけでフルパス名が表示されなかった問題を修正しました。
SR18360 – 画層コンボボックス: 数字キーパッドで項目を数字選択できないことがあった問題を修正しました。
TaskDD704 – ハッチングのプロパティ変更時、MAXHATCH値が有効でなかった問題を修正しました。
SR18361 – トリム: 以下のコマンドオプションが動作しなかった問題を修正しました:
エッジ: ‘延長する/延長しない <延長する>’のプロンプト表示時、_E または _N を入力
投影: ‘無し/UCS/ビュー <ビュー>’のプロンプト表示時、_N、_U または _V を入力
SR18362, TaskDD1127: 現在のビューが回転していたとき、印刷ダイアログで印刷領域の窓選択が正しく動作しなかった問題を修正しました。
SR18412 – コマンドライン編集: 図面内で、コマンドラインにカーソルをフォーカスし、Ctrl+C, V, X, および Deleteキーを使用して、コマンドラインの文字をコピー、貼り付け、切り取り、削除を実行できるようになりました。
SR18415 – 文字: X軸やY軸でミラーされた文字を移動/コピーするとき、MIRRTEXT=0でもミラー表示されるよう修正しました。
SR18440 – ビュー視点コマンドが、ANGBASE や ANGDIR の値の影響を受けていた問題を修正しました。
SR18481 – 図形選択時、図形スナップを一時的にオフにした後、図形スナップツールバーが更新されないことがあった問題を修正しました。
SR18487,TaskDD247 – ビュー作成: ビュー作成コマンド実行時、クロスヘアーカーソルが表示されないことがあった問題を修正しました。
SR18502 – 画層の印刷フラグを変更したとき、該当画層の図形が再作図しなければ表示されなくなることがあった問題を修正しました。
SR18555 – ハッチング: 無効なハッチング名を使用したハッチングコマンドを起動したとき、動作が不安定になることがあった問題を修正しました。
SR18760 – 挿入ダイアログ: 新しく挿入したブロックを削除、パージしても、挿入ブロックダイアログのコンボボックスにそのブロック名が表示されることがあった問題を修正しました。
SR18791 – ユーザ提供の特殊な図面で、印刷が不正終了する問題を修正しました。
TaskDD862 – 印刷: 用紙単位やメディア名を変更すると、用紙の位置ズレを発生させることがあった問題を修正しました。
TaskDD862 – 印刷: コマンドラインからの印刷実行時、’窓’オプションが動作しないことがあった問題を修正しました。
TaskDD862 – 印刷ダイアログ: 基点をゼロにしない’レイアウト’印刷領域モードで、インチ・ミリを切り替えたとき、用紙の位置ズレを発生させることがあった問題を修正しました。
TaskDD862, SR15454 – 以下の印刷項目の問題を修正:
印刷イメージが窓指定時、範囲を越えることがあった。
印刷スタンプをヘッダにセットして、’用紙に合わせる’設定をしないとき、印刷スタンプが印刷されないことがあった。
印刷スタンプをヘッダにセットして、フッタが空のとき、オフセット(0,0)と’用紙に合わせる’設定が正しく設定されないことがあった。
SR18858 – ビューポート: スナップ距離が(0,0)にセットされ、ビューポートを作成できないことがあった問題を修正しました。
SR18885, TaskDD662: saveasr12のダイアログのデフォルト形式が”AutoCAD Release 11/12 Drawing”でなく、R18 になっていた問題を修正しました。
SR18871 – メニュー: MNU から CUI への変換時、以下を処理するようになりました。[—] を [–] と同様、セパレータとして認識し、タブやスペースの前も含め、// をコメントとして認識する。
SR18939 – ブロック内の多面体メッシュが ByBlock色のとき、正しく色表示されないことがあった問題を修正しました。
SR18939 – SHADEMODE: ブロック内の多面体メッシュが ByLayer色のとき、正しく色表示されないことがあった問題を修正しました。
SR18944: 透明コマンドを呼び出すと、一時図形スナップが無効になることがあった問題を修正しました。
SR18950 – コピー: 拡張データが 16KBを越える図形のコピーに失敗することがあった問題を修正しました。
SR18998, SR19043 – 連携している図形、寸法の片方、あるいは、両方を削除するとクラッシュすることがあった問題を修正しました。
SR19016 – 回転された文字のミラー結果が正しくないことがある問題を修正しました。
SR19017 – 取消: MIRRTEXTがオンのとき、文字のミラー後に’取消’すると結果が正しくないことがある問題を修正しました。
SR19080 – メニュー: キー操作定義については、MNUファイルの”CONTROL”は、CUIファイルでは”CTRL”が使用されています。 MNUファイルからCUIファイルへの変換ミスで、”CTRL”が”CTRL”に置換されないことがあった問題を修正しました。 変換ミスの結果として、”Shift”キーを押すと大文字入力になるのではなく、キー操作になってしまうことがありました。
SR19083 – プロパティ: プロパティパネルからブロックの尺度/位置/回転を変更したとき、属性については尺度/位置/回転が変更されないことがあった問題を修正しました。
SR19165 – ロックされた遠近表示のビューポートでリアルタイムビュー回転を実行すると、すべての空間が回転することがあった問題を修正しました。
SR19228 – マルチテキストの互換性: マルチテキストエディタでは、フォント指定に \Fコードを使用していましたが、\Fコードは shxフォントのみで、他のフォントには \fコードを使用するようにしました。
TaskDD47 – イメージ: V9.2.2から、イメージクリッピング、イメージプロパティ調整、イメージ透過性のコマンド実行中は、特定のイメージタイプを選択できなくなっていた問題を修正しました。
SR19235 – イメージ: X と Yの尺度が違う回転イメージが正しく表示されなかった問題を修正しました。
SR19239 – OLE項目の変更を取消したとき、クラッシュすることがあった問題を修正しました。
SR19272, SR20108 – CUI: ツールバーアイコンのツールチップが、ボタンタイトルでなく、マクロ名を表示していた問題を修正しました。
SR19306 – 複雑な線種のSHX文字について、設定された線の太さが適用されずに表示されることがあった問題を修正しました。
SR19335 – エクスポート: 正しくない解像度(DPI)でBMPファイルがエクスポートされることがあった問題を修正し、デフォルトのシステム解像度(通常は、72 DPI)になるようにしました。
SR19365 – 選択範囲の表示が、ダッシュラインでなく、特定の背景色になることがあった問題を修正しました。
SR19398 – ユーザ提供図面で、XRECORD処理中にクラッシュすることがあった問題を修正しました。
SR19492 – 選択: 図面内で選択を開始してクリックしたとき、大きな容量の図面ではレスポンスに数秒間かかることがありました。 これは、V9.2.15から発生していました。 OLE項目を含まない図面について余計な処理を回避するよう修正しました。
SR19507 – 図形範囲ズームしたとき、ゼロ長さを含むマルチラインがあると、クラッシュすることがあった問題を修正しました。
SR19559 – 表示: Z値の非常に小さい図形が表示されなかった問題を修正しました。
SR19569 – イメージ: 透明なイメージの色変換の不具合を修正しました。(alpha channel, 32 bpp)
SR19614 – 基点コピーコマンド: 貼り付け前に、元図形を削除すると基点位置が失われることがあった問題を修正しました。
SR19645 – イメージ: ANGBASE と ANGDIR が、埋め込みメタデータには適用されなかった問題を修正しました。
SR19650, TaskDD662: \\a\b\c のようなパス名(‘a’ は1バイトのサーバ名)が、a:\b\c のように誤って処理される問題を修正しました。
SR19671 – 印刷: -PLOTコマンドでのペーパー空間のレイアウト印刷時、”中心”オプションが使用できなかった問題を修正しました。 “中心”オプションが使用できないのは、印刷範囲に”レイアウト”オプションを指定したときのみであるべきです。
SR19673 – 挿入ダイアログ: パス表示について デフォルト パスではなく、至近に使用された 挿入 パスを使用するよう修正しました。
SR19705 – 印刷: ページ設定オプション’印刷スタイル表示’がモデルビューで有効になってしまうことがあった問題を修正しました。
SR19725 – INSERTALIGNED: 図形とブロックでは整列できなかった問題を修正しました。
SR19728: ファイルを開くダイアログの’読取専用で開く’オプションが、図面保存時に無視されてしまう問題を修正しました。
SR19738, TaskDD1197 – 外部参照編集: “作業セットにない図形をロック”設定がオンのとき、作業セット外の属性、文字、マルチテキストが、属性編集コマンドやプロパティパネルで変更できてしまう問題を修正しました。
TaskDD1197 – 外部参照編集: “作業セットにない図形をロック”設定がオンのとき、作業セット外の図形のプロパティが変更できてしまう問題を修正しました。
SR19762 – 表示: 破線ポリラインの開始位置、または、終了位置のダッシュが抜けてしまうことがある問題を修正しました。
SR19795 – 表示: アクティブビューポートのビューターゲットポイントのZ座標がマイナス値のとき、円の下にグリップが表示された問題を修正しました。
SR19783 – 画層エクスプローラ: 画層エクスプローラを開いたとき、’外部参照画層を表示’メニューオプションの状態が考慮されていなかった問題を修正しました。
SR19785 – ポリライン編集、3Dポリライン編集コマンド: ‘スプライン’オプション – コンテキストメニューにあるのに、コマンドラインオプションから抜けていた問題を修正しました。
SR19803 – マルチテキストエディタ: タブの直後のキャレット位置の不具合を修正しました。
SR19832: トゥルータイプフォントとシステムコードページ値の組み合わせによっては、文字スタイルエクスプローラがエラーメッセージを表示し続けることがあった問題を修正しました。
SR19840: 図形スナップオプション”NONE”を指定すると、指示された点や入力要求の繰り返しが無視されることがあった問題を修正しました。
SR19890 – マルチテキストエディタ: ByLayer色を選択しても、前の色形式コードを削除できないことがあった問題を修正しました。
SR19957 – 回転された shxtテキストの一部が非表示になることがあった問題を修正しました。
SR20131, SR20132, TaskDD1099 – バインド: 挿入動作のバインドを実行したとき、ホスト図面で変更された画層設定情報(線種、文字スタイル..)がバインド後、外部参照へ継承されませんでした。 また、外部参照とホスト図面とで同じ画層名を持つとき、ホスト図面の画層設定情報(線種、文字スタイル..)でなく、外部参照の情報が継承されていました。
図面エクスプローラ: バインドや挿入操作後、’画層’、’線種’、’文字スタイル’、’寸法スタイル’のビューは、すぐ更新されるよう修正しました。 以前は、更新動作を実行させるためには、一時的に別図面を選択する必要がありました。
SR20148 – 印刷: プリンタ名が30文字以上のときは、カスタム用紙サイズが無視されていた問題を修正しました。
SR20188 – DWGPREFIX: ルートフォルダ直下に置かれた図面について、正しいパス名でなく、”My Documents”フォルダにあるとの誤ったパス名情報が取得されてしまった問題を修正しました。
SR20239 – ラスターイメージ: モノクロのECWファイルを処理しようとしたとき、クラッシュすることがあった問題を修正しました。
SR20265 – マルチテキスト: ペーパー空間上のビューポートで、モデル空間のマルチテキストを編集するとき、文字が見えなくなってしまうことがあった問題を修正しました。
SR20275 – ラスターイメージ: 図面からデタッチした後も、ECWファイルがロックされ続けることがあった問題を修正しました。
SR20298 – LIST: イメージ図形をサポートするよう修正しました。
メニュー: システム変数を切り替える特殊文字(例:^P, ^E, …)が、実際にはメニューコマンドの実行前に処理されていた問題を修正しました。 現在はインラインで動作するので、メニューの記述順に正しく処理されます。

  • STYLEコマンド: 存在しないフォント名を入力すると、不正にコマンド終了し、ごみメッセージを表示していた問題を修正しました。
    マルチテキスト: マルチテキストダイアログを使用して、マルチテキストを作成したとき、UCSがアクティブでもWCS上に作成されていた問題を修正しました。
    SR19526 OLEオブジェクトを挿入または移動した後に取消操作を実行するとクラッシュすることがあった問題を修正しました。
    SR19255 位置合わせが右寄せの文字列について、後ろにスペースが付加されていると位置がおかしくなる問題を修正しました。
    SR19612, SR19431, SR19415 : 翻訳版のプロンプトでエラーが表示されることがあった問題を修正しました。
    SR19273: 画面移動コマンドが図形スナップをリセットすることがあった問題を修正しました。
    ヘルプメニューのURL情報を更新しました。
    SR17819 : 図面は、図面の存在するフォルダに一時ファイルとして保存されるようになりました。 保存処理が成功したとき、一時ファイルは正式なファイル名に変更されます。
    BRX API SR19240 : lockDocumentがcallされた場合でも、postmessageで実行されたコマンドはundoされません。
    COM:
    COM: ThisDrawing.Export が、ドット’.’を含むファイル名も扱えるようになりました。
    TaskDD6 – COM – ADDINS: アドインアプリケーションが既にアンロードしたドキュメントを削除処理すると、Bricscadがクラッシュする問題を修正しました。
    SR18837 – VBA: (command “insert” “blockname” pause 1 1 0)のように、ポーズを入れたLispコマンドを ThisDrawing.SendCommand() で発行したとき、ポーズ処理前にすぐ返ってきていました。 その”insert”コマンドは、VBAコード終了後に続行されていました。 この問題は修正されました。: SendCommandコールは、ポーズを含む (command)ステートメント終了後にだけ返されます。
    SR18837 – VBA: VBARUNコマンドで、VBAマクロを実行したとき、ThisDrawing.SendCommand や Application.RunComman でLisp表記(command pause)をコマンドラインへ送信しても動作しなかった問題を修正しました。
    SR19083 – COM: AcadBlockReferenceのscale/position/rotationプロパティの変更処理は、属性のscale/position/rotationプロパティも変更するようになりました。
    SR19084 – VBAプロジェクトをロードしても、VBAManagerダイアログは閉じられなくなりました。
    SR19139 – COM: AcadUtility.GetKeywordのビットパラメータは互換性を持つようになりました。
    SR19182 – COM: 参照されているブロック定義を削除したとき、クラッシュが発生しないようになりました。
    SR19230 – COM: AcadDocument.MSpaceメソッドは、正しくペーパー空間に切り替えられるようになりました。
    SR19247 – 起動時にRockAUTOアプリケーションがロードされていると、VBAの初期化に失敗していた問題を修正しました。
    SR19325 – COM – VBA: 入力データを取得するユーティリティ関数では、’vbNewLine’または’vbCrLf’定数で改行されたプロンプトについて、最後の行だけ表示されなかった問題を修正しました。 関連する関数: GetEntity, GetSubEntity, GetKeyword, GetInteger, GetReal, GetString, GetAngle, GetCorner, GetDistance, GetOrientation, GetPoint。
    SR19366 – COM: VBAが使用している画層を削除するとクラッシュしていた問題を修正しました。
    SR20181 – COM: ThisDrawing.Application.Documents.Item(0).SendCommand(Chr(27)+Chr(27))を実行するとクラッシュしていた問題を修正しました。
    SR20290 – COM: AcadEntity.Rotate3Dメソッドが正しく動作していなかった問題を修正しました: 常に原点を通る軸で回転されていました。
    DCL:
    SR17870 – DCL: カーソルがイメージボタンの縁にあるときのみツールチップが表示されていましたが、 カーソルをイメージボタンに近づけるとツールチップが表示されるようになりました。
    SR17868 – DCL: 既に選択されているラジオボタンを再度クリックしたとき、コールバックイベントが発生しない不具合が解決されました。
    SR18280 – DCL: dclテキストコンポーネントを整列して配置していても、(set_tile を使って)値がダイナミックに設定されると、整列は失なわれていました。 これは、テキストコンポーネントとボックスで囲まれた(あるいは囲み代わりの境界)の両方を再割付することによって、修正されました。
    SR18497 – DCL : DCLダイアログが閉じられたとき、最後に使われていた $KEY, $VALUE, $DATA, $REASON, $X および $Y の DCLシンボルの値が利用できない不具合が解決されました。
    SR18872 – DCL: 数多くの項目がある popup_list の遅い動作が改善されました。
    SR19054 – DCL: mode_tile を使用して囲み全体を無効にしたとき、無効にした囲みの子コンポーネントを有効にしようとしても、予想通りに働いていませんでした。 子コンポーネントは有効になったように見えましたが、それは反応しませんでした。 この問題は、個々のコンポーネントを有効にするとすべての親コンテナを有効にするよう修正されました。
    SR19126 – DCL クリーンアップ: 遅れた GUI の更新イベントは、すでに消失した GUI コンポーネントに送られていました。 GUI コンポーネントの消失と同時にすべての GUI イベントハンドラを遮断するよう修正されました。
    SR19133, SR19178 – DCL: デフォルトのキャンセルL ボタン ハンドラが、間違った動作ストリングを発生させていた問題が修正されました。
    SR19143 – DCL ネストダイアログ: ネストされたダイアログの実行中に term_dialog を呼ぶと Bricscad のクラッシュの原因となっていました。 逆の呼び出し順において、全てのアクティブなモーダルダイアログをクリーンアップするようにして修正されました。
    SR19156 – DCL 動的に中心に配置したテキストのダイアログの幅: 動的にテキストラベルを中心に配置すると、テキストコンポーネントを更新したときに幅が新しい内容に合わせられない不具合が修正されました。
    SR19189 – DCL: 動的なテキストの幅処理の不具合が修正されました。
    SR19288 – DCL とロシア語: DCL はテキストの終わりを character/byte の値として 255 と誤って解釈していた不具合が修正されました。
    SR19475 – DCL: 短いテキストボタンはテキストの幅よりもボタン幅が狭くなっていました。 正しくテキストがボタンに入るようボタン幅の計算が調整されました。 ボタンの周りの幅も小さかったので増やされました。
    SR19487 – DCL: DCL属性の children_fixed_width はすべての children (grand children を含む)に適用されていましたが、それはimmediate children にのみ適用されるように修正されました。
    SR19487, SR19776 – DCL: is_tab_stop=false が実行されない不具合が修正されました。
    SR19487 – DCL: ok_button 、ok_cancel 等の ビルトイン DCL のラベル がローカライズされていない不具合が修正されました。
    SR19517 – DCL: edit_box でTABキーを押したときに、システム警告音が鳴る不具合が修正されました。
    SR19780 – DCL: フォーカスの当たったボタンの代わりにボタンのニーモニックを使用したとき、フォーカスが当たるだけでなく、アクティベートされるよう修正されました。
    SR20123 – DCL: 同じ DCL イメージまたは image_button が何度か再利用されると、表示が徐々により遅くなっていました。 修正前: 前のコンテンツが、イメージから削除されていませんでした。 修正後: イメージすべてを再描画し、前のイメージのコンテンツは削除されます。
    DCL – LISP: “default action” が空の文字列としてパスされるようあらかじめ定義された OK ボタンが機能しない不具合が修正されました。 例: (new_dialog “dialog” dclid “”)
    LISP:
    LISP ガーベージコレクション: 実数(REAL)が (list 10.0 20.0 30.0 …) というようにローカルまたはグローバル変数として保存されていないときは、失われるかダメージを受けた不具合が修正されました。
    TaskDD240 – LISP: Undoグループが、互換性を持つようになりました。 LISP から実行されるすべてのオペレーションは、先行したのコマンド/オペレーションと共に、取消/やり直しができます。 (command) は通常のコマンドとみなされ、この意味では、Lisp オペレーションとはみなされません。 例えば、以下の式(lisp expr1)(command …)(lisp expr2)は、2ステップで取り消されます。 第一ステップ: (lisp expr2) と (command …) 第二ステップ: (lisp expr 1)。 Lisp を実行方法について – C:-function を使用してもしなくても同じことです。
    LISP: 以下のリアクタ関数が対応されました: vlr-endDwgOpen, vlr-beginClose, vlr-layoutSwitched, vlr-beginDeepCloneXlation, vlr-mainFrameMovedOrResized, vlr-beginInsert, vlr-beginWblockPt。
    LISP: (vla-get-hyperlinkbase) が失敗する不具合が修正されました。
    LISP: Vla-AddRegion と VLA-AddExtrudedSolid が誤ったデータを返す不具合が修正されました。
    SR17953 – LISP: (command)/sds_command() から RTxxx commands を呼び出すと、場合によっては実行不可能となる不具合が修正されました。 例: (command “RTROT” “SomeString”)
    LISP: (help “xxx.chm” “html/topic”) を使ったとき、.htm 拡張子を除いて処理し、失敗していました。 この構文が正常に実行できるようサポートされました。
    SR18164 – LISP: 作図ウィンドウを変えるときに (vla-open) を使うと同期の問題のために例外エラーメッセージを引き起こしていた不具合が修正されました。
    SR18211 – LISP: beginRightClick リアクタイベントがショートカットメニューを表示する(menucmd)ときの同期の問題が修正されました。
    SR18279 – LISP: 2番目の dxf100 “AcDbText” サブクラスマーカーが続くと、TEXT entity dxf73 (垂直位置合わせ) が (entmake) で無視される不具合が修正されました。
    SR18418 – LISP: (vlax-invoke-method ‘Add “”) を使うとき、新しく作成された図面に関する同期問題が修正されました。(vla-add “”)
    SR18569 – LISP: 大文字と小文字を区別する sds_ssget モードで、大文字と小文字の区別ができなかった不具合が修正されました。
    SR18577 – LISP: 呼び出しモジュールを決定するために異なったメソッドで使用される sds_defun() と sds_regfunc() が、sds_regfunc、sds_getfunccode()、および sds_getappname() の不安定な挙動を引き起こしていた問題が修正されました。
    SR18589 – LISP (autoload)機能とメカニズム:
    ロードされたLispファイルが指定されたコマンドを定義していなかった、またはロード中にエラーが発生したとき、無限ループが発生していた問題が修正されました。
    ロードされた Lispファイルが C:NAME コマンドを再定義したときの例外エラーのような C:NAME コマンド登録の問題が、Lisp 実行を中止させていた問題が修正されました。
    SR18599 – LISP: (grread)関数がコマンドラインにキーボードがフォーカスされているとき正常に実行できない不具合が修正されました。 Enterキーが押されるまで、返り値がありませんでした。
    SR18627,TaskDD599 – LISP: ポリラインコマンドが Lisp から呼ばれたとき、最初の点入力時に Enterを押してもエラーを引き起こさないよう修正されました。
    SR18676, TaskDD599 – LISP: 貼り付けされた文、メニュー文、およびスクリプトを解析するとき、括弧()で囲まれたセミコロンまたはスペース以外のキャラクタが続く Lisp式は2つの式へ分割されず、一つとして処理されていました。 “(one)two”のあとに続いて”(getstring)”を含むスクリプト行は、正しく処理されるよう修正されました。
    SR19702 – LISP: スライドライブラリ構文が Lisp から扱えない不具合が修正されました。
    SR19732 – LISP : いくつかのまれな種類の COM TypeLibraries でプロパティにアクセスするとプロパティが見つからない問題が修正されました。
    SR18963 – LISP: Lisp DCL 管理におけるメモリリーク/破損の問題が修正されました。
    SR19576 – LISP: (vl-registry-descendents “HKEY_CURRENT_USER”)関数で、レジストリルートキーが使用されると失敗する不具合が修正されました。
    SR19063 – LISP: 関数のスコープ問題については、ローカル関数の問題と思われていました。 defun を残した後でも、それらの関数はまだ生きていました。 ローカルまたはグローバルなエラーハンドラが呼ばれたとき、同じ問題が起こりました。 修正の結果、(defun) と (lambda) に、ちょっとしたパフォーマンス改善とメモリ使用量の削減をもたらしました。 同様な障害は (vl-registry-descendents “HKEY_CLASSES_ROOT”) と (vl-registry-descendents “HKEY_LOCAL_MACHINE”) でも発生していました。
    ARX/BRX:
    ARX/BRX: ドラッグ&ドロップでアプリケーション dllをロードできるようになりました。
    TaskDD1190 – ARX/BRX: EdJig::acquirePoint() が距離の直接入力をサポートするようになりました。
    SR15936, TaskDD916 – ハンドラ関数がモーダルダイアログを呼び出す場合、’kLoadDwgMsg’の注意がループしていた問題を修正しました。
    SR17410 – ARX/BRX: Jigモード: 図形スナップのツールチップを描画するとき、フリッカが発生していた問題を修正しました。
    SR18374, TaskDD1211 – ARX/BRX: 修正: acedCommand(RTSTR, _T(“_last”), NULL) の後に、acedCommand(RTSTR, _T(“_explode”), NULL) を実行すると、の確認を待たず、すぐ、図面内の最後の図形を分解するようになりました。
    SR19060 – WM_COPYDATA: 互換性の改善のため、WM_COPYDATA を Bricscadのメインウィンドウに送信すると、コマンドラインに貼付されたと同様に動作するようになりました。
    SR19061 – BRX/DRX: BRX/DRX (登録された)コマンドが自身の登録を削除するとクラッシュする問題を修正しました。
    SR19249 – ARX/BRX: AcEdInputPointMonitor::monitorInputPoint が座標以外のデータ入力の通知を受け取れるようになりました(例: getint, getreal, getstring, getkword)。
    SR19397 – BRX/DRX: sds_retlist()でバイナリデータを返すときメモリエラーが発生していた問題を修正しました。
    SR19468 – BRX/DRX: 登録されている BRX/DRXコマンドが、CMDACTIVEセット (bit 0)に影響を及ぼさなかった問題を修正しました。
    SR19706 – ARX/BRX: acedInitGet および sds_initget – acedGetPoint または sds_getpoint で最初の点指示のとき、キーワードを受け付けなかった問題を修正しました。
    SR20115 – ARX/BRX: Fixed link failure with OdEdInputPointMonitorクラスのリンクが出来るようになりました。
    注意 :

ファンクションキー

Bricscadバージョンの V9.3.4 前後は、ファンクションキー機能を適正にするため、CUIファイルはリセットされなければなりません。

アプリケーション デベロッパへの重要な注意:

Bricscadのレジストリキーの場所が適切でないという指摘を受けました。 そのため、Bricscadのレジストリキーの場所を変更します。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Bricsys\Bricscad\V9\en_US\Profiles\MyProfile\Addins
を下記に変更
HKEY_CURRENT_USER\Software\Bricsys\Bricscad\V9\en_US\Addins
上記を参照しているレジストリキーの場所も合わせて変更します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Shared Tools\AddIn Designer\Bricsys\Bricscad 8\
を下記に変更
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Shared Tools\AddIn Designer\Bricscad\V9
これは、Bricscad V9.3.4以降では、既存のアプリケーションについて、再コンパイル、再登録が必要になることを意味します。

Version 9.2.15 2009/04/07

新規

新コマンドバー、および、コマンド履歴ウィンドウ。
コマンドラインのテキストが編集可能となりました。
コマンドラインのテキストの文字フォント、サイズ、色(背景色も)が設定ダイアログ上で設定可能となりました。
右クリックメニューで、コマンド履歴ウィンドウからテキストをコピーできるようになりました。
複数行のテキストをコマンドラインへ貼り付けしたとき、最後の行以外は実行され、最後の行は編集可能状態になるようになりました。
1行のテキストをコマンドラインへ貼り付けしたとき、その行はすぐには実行されず、編集可能状態になるようになりました。
新しい WxWidgetsベースのスライドレンダラー。
TaskDD792, SR16654 – クイック選択: <、<=、>、>= の指定ができるようになりました。
新コマンド VPORTS : VIEWPORTS または タイルモード設定時に動作するMVIEWを実行します。
追加変数 ‘ShowFullPathInTitle’。 オンのときは、ウィンドウタイトルに図面のフルパスを表示し、オフのときは図面のファイル名だけを表示します。
COM API: すべての図形タイプに対する Mirror(), Mirror3D(), ArrayPolar(), ArrayRectangular() メソッドが追加されました。
TaskDD352 – COM API: Preferences.Display.GraphicsWinLayoutBackgrndColor, Preferences.Display.XRefFadeIntensity and Preferences.Profile.ActiveProfile (read only)が追加されました。
TaskDD1014 – COM API: AcadDocument.Plot.PlotToDevice(), AcadDocument.Plot.PlotToFile AcadDocument.Plot.DisplayPlotPreview, AcadDocument.Plot.NumberOfCopies, AcadDocument.Plot.SetLayoutsToPloが追加されました。
TaskDD1008 – COM API: IAcad3dSolid.Explode(), IAcadDocument.EvaluateLispExpression()メソッドが追加されました。
TaskDD1006 – COM API: Application.Preferences.OpenSave.SaveAsTypeプロパティが追加されました。
LISP API: (vl-getstartupdir), (vl-getcurrentdir), (vl-setcurrentdir ), (vl-rmdir ) ファンクションが追加されました。
SDS API – sds_ssnamex, sds_nameex ファンクションが追加されました。
BRXサンプルアプリケーションが追加され、サンプルアプリケーションのフォルダ構造が作り直しされました。

改良

SR18870 – XCLIPFRAME変数がオンのとき、クリッピング枠の表示と選択入力ができるようになりました。
取消(Undo)用のバッファ容量を拡張しました。
SR12752 – DDEDITコマンドで、寸法図形も対象にできるようになりました。
SR18713 – ハッチング領域の計算方法を改善し、より正確なハッチング領域処理ができるようになりました。
グループ: 作成時、グループ名を自動的に大文字化するようになりました(互換性の改善)。
SR18422, SR 18596 – 印刷: 縦ラインのドットの線幅は、線長さと同じで違和感がありました。 これを改善し、線幅を線長さの0.2倍としました。
3個のメッセージダイアログのキャプションが、”Bricscad”でなく、”DCL.dll”となっていた問題を修正しました。

  • 境界線コマンド (あるいは、境界線セット): All オプションを隠しました (V7との互換性のため、動作はするようにしています) プロンプト文字列は、’New/All’でなく、’New/Everything’ としました。
    SR18386 – PSVPSCALE変数を、遠近表示のビューポート作成時に使用されるようにしました。
    エイリアス記述ファイル default.pgp が見つからないときの説明をエラーメッセージに追加しました。
    選択、ラバーバンドやジグなどのダイナミック動作表示に関係するコードがすべて書き直され、操作時の細かい使い勝手の悪さが改善されました。
    SR17677: 多数のブロック入力時のパフォーマンスが大幅に改善されました。
    SR17204 – 多数の寸法図形をコピーするときの消費メモリが削減されました。
    TaskDD554 – スプラインに対する 近接点、中点の図形スナップが追加されました。
    SAVE と SAVEAS コマンドの作り直し:
    SAVEFILE システム変数は、最後の自動保存時のパスも持つようになりました。
    SAVEFILEPATH システム変数が設定されていないとき、 autosave機能は、カレント図面フォルダではなく、テンポラリフォルダへ保存されるようになりました。
    save コマンドでファイル名を例えば ‘foo.bmp’ と指定したとき、これまでの foo.bmp が出力されるのではなく、図面’foo.bmp.dwg’が作成されるようになりました。
    FILEDIA=0で、save コマンドで存在しているファイル名を指定したとき、上書き確認プロンプトで’No’を回答したときは、再度ファイル名を聞くのではなく、操作がキャンセルされるようになりました。
    自動保存では、古いDWG形式のDXFファイルをロードした場合でも、最新のDWG形式のDWGファイルで保存するようになりました。
    自動保存時は、SaveCompleteリアクタが無効にされるようになりました。
    自動保存時、テンポラリに図面名が変更されないようになりました。
    フォントが別のフォントに置き換えられたとき、コマンドラインに注意メッセージが表示されるようになりました。
    SR17805 – VSLIDE コマンドについてスライドライブラリをサポートするよう拡張されました。 VSLIDE コマンドが対応する拡張子として、スライドライブラリ用 “slb” が追加されました。 “sld”, “slb”, “emf”, “wmf” が使用できることになります。 “slb” 拡張子のファイルがVSLIDE コマンドに渡されると、ユーザはスライド名を要求されます。 スライドライブラリは、その名前のスライドとして検索されます。
    TaskDD789 – ラスターイメージ: TFWファイルについて、回転角度の定義が追加されました。
    SR17848 – マルチテキストエディタの処理するキャラクタが拡張されました。
    TaskDD107 – マルチテキストエディタ: マルチテキストエディタの外側でクリックすると、OKボタンを押したと同じとみなされ、変更内容を保存し、エディタが終了するようになりました。
    図面エクスプローラの外部参照ビュー:
    ツリー内での連続選択が可能になりました。
    入れ子の外部参照が選択されたときは、バインドオプションが無効にされるようになりました。
    関連付けできない外部参照は、ツリービューとして、グリッド、アイコンビュー内に表示されないようになりました。
    外部参照が未定状態でバインドできないとき、プロンプトにメッセージ表示されるようになりました。
    他の’1次レベル’の外部参照の入れ子になっている’1次レベル’の外部参照は、入れ子の外部参照とみなし、名前の変更やデタッチは出来ないようになりました。
    図面エクスプローラ: ‘外部参照の画層表示’ の状態は、セッション間に記憶されるようになりました。
    SR16259, SR16300 – コマンドプロンプトが、より理解し易い表現に改善されました。
    TaskDD1013 – 印刷: 縦横別にスケールを指定できるプリンタのサポートが改善されました。
    TaskDD619 – 視点ダイアログ: OKボタンが追加されました。
    TaskDD859 – プロパティバーは、部分図形について、”未知の図形”でなく、本来の図形名を表示するようになりました。
    タブレットの初期化がメニューから出来るようになりました。
    領域コマンドは、閉じられたときはコマンドバーを開かないようになりました。
    TaskDD952 – 設定ダイアログ: 最大化ボタンが無くなり、ツールバーヘルプボタンの代わりにコンテキストヘルプボタンとなりました。
    TaskDD1022, SR17163 – COM: AcadDocument.ExportでPDFファイルがエクスポートできるようになりました。 選択図形だけでなく、図面全体をPDF出力できます。 出力設定は、Application.Preferences.Output.Pdf objectを使用します。
    LISP: (vlax-dump-object) は、プロパティとメソッドをソート方法に従ってリストするようになりました。
    LISP: (arxload)は、ファンクションが失敗したとき、より詳細なメッセージを表示するようになりました。
    SR17419 – LISP シンボル名は以前の 128 から最高 2512 文字の長さを使用できるようになりました。 AutoLisp シンボル名は、最高 2305 文字の長さです。
    SDS API: sds_dictadd, sds_dictdelのパフォーマンスが大幅に改善されました。
    SR17749 – DCL イメージメニュー: DCLダイアログのスライドイメージの再描画が速くなりました。 以前はスライドをファイルから再読み込みしていましたが、現在はスライドイメージをメモリに保持するようにしました。
    TaskDD77 – VBA: dvbプロジェクトからの関連dvbプロジェクトロードがサポートされました。
    修正

SR14708, TaskDD793 – ビューポート: 左コーナーのストレッチができなかった問題を修正しました。
SR18313, TaskDD915 – COM: AcadUtility.GetKeywordメソッドがキーワードを認識しないことがあった問題を修正しました。
SR18548 – 特定の図面で、シェードモードが働かなかった問題をを修正しました。
図面エクスプローラ: Windows Vista上で、WxWidgetツリーコントロールでの連続選択モード時、クラッシュすることがあった問題を修正しました。 ツリーコントロール上での項目削除後のタイミングです。 項目削除の問題ではなく、ツリーコントロールから(誤った)2回の削除情報が来ていました。
SR18745 – 特定の環境で、おかしな色にレンダリングされることがあった問題を修正しました。
SR18986 – ヘッダが拡張された新規行に存在する (ACISの)SATファイルが読み込めなかった問題を修正しました。
SR18946 – V9.2.12 (SR18677)でのUNICODEスクリプト対応の結果、2バイト文字を含む ANSIスクリプトファイルを読み込めなくなっていた問題を修正しました。
SR18984 – DCL: リストボックスの最後の行より下をクリックしたとき、選択行が無効になっていました。 対応として、空選択を無効にするよう修正しました。 この変更は、リストボックスの連続選択動作や、set_tileをコールしての選択動作には影響ありません。
SR18998, SR19043 – 関連付け寸法の図形を削除したとき、クラッシュすることがあった問題を修正しました。
SR19014 – MFCの拡張DLLがロードされていると、印刷設定編集や印刷スタイル編集のダイアログが表示されないことがあった問題を修正しました。
WinOpenGlグラフィックシステムデバイス使用時、非平面ビューで選択に関する問題が発生することがあった問題を修正しました。
ハッチング: 切り取り/貼り付け操作で、トゥルーカラー情報が失われることがあった問題を修正しました。 クリップボードへ2004形式で保存していたのが原因でした。
TaskDD951,SR18774: ACIS要素を変更した後、取消操作を実行すると、プログラムが不安定になることがある問題を修正しました。 この問題は、V9.2から発生しました。
図面エクスプローラのクラッシュ問題の解決: 図面ツリーのフォルダとファイルを含むサブフォルダ内で、ダブルクリックで図面を開いて、次にフォルダをクリックすると”予期せぬエラーが発生しました。 アプリケーションが不安定になります…”のメッセージが表示されていました。
図面エクスプローラ上で、アクティブでない図面のイメージ定義を削除すると、クラッシュすることがあった問題を修正しました。
SR18775 – ビューポートのクリッピング後、取消コマンドで元のビューポートに戻れないことがある問題を修正しました。
TaskDD793 ロックされたビューポートの解除: ロックされたビューポートを高さ変更(例えば、プロパティ管理画面で)すると、ビューポート尺度がおかしくなる問題を修正しました。 V9.2.11では、全体のビューポートがロックされていると印刷に問題が発生していました。
SR18636 – 関連付けされたハッチングを含むブロックの挿入に失敗すると、アプリケーションが不安定になる問題を修正しました。
SR18777 – MLeaderStyleのLeaderLineTypeId (DXF340)の値が空のとき、図面保存するとクラッシュする問題を修正しました。
SR18803 – DCL: slide_imageコマンドが、参照されている前のdclイメージ内容を不正に削除することがある問題を修正しました。 その結果、slide_imageの前に正しくfill_image を呼んでも、効果がありませんでした。
SR18729 – ユーザー提供図面で、図形スナップのトラッキングポイントが正しく表示されない問題を修正しました。
SR18754 – -LAYERコマンドで、線の太さをゼロ入力できなかった問題を修正しました。
Vla-AddRegion, VLA-AddExtrudedSolid の返り値が正しくなかった問題を修正しました。 (IDispatch objects の SafeArray ではなく、IDispatch objects の Variants の SafeArray)。
SR18613 – BRX: global function overloads fromAcDbTextStyle: OKのstatusが返されるのに、不正なテキストスタイルが与えられることがあった問題を修正しました。
SR18677 – UNICODEスクリプトが読めなかった問題を修正しました。
SR18713 – LWポリラインの凹み形状の領域計算の不具合を修正しました。 本問題は、V9.2.3で発生したものです。 更なる検証を行いました。
TaskDD1138 – COM AddRegion メソッドが、外部アプリケーションから呼び出されたとき、エラーとなっていた問題を修正しました。
SR18481 – 一時図形スナップで、図形スナップツールバーが更新されなかった問題を修正しました。
SR18497 – 図面を他図面へ挿入したとき、ブロック定義がコピーされないことがあった問題を修正しました。
V9.2.11.での問題の再発です。 アタッチされたイメージのイメージ尺度が不適切なことがあった問題を修正しました。
TaskDD789, SR18004 – ラスターイメージ: 形状情報が埋め込まれたイメージに位置が不正確だった問題を修正しました。
SR18391, SR18603 -図面エクスプローラのクラッシュの問題を修正しました: 1. 図面エクスプローラ内でブロック作成をキャンセルしたとき。 2. 図面エクスプローラ内でブロック挿入し、右クリック (Enter)で再実行しようとしたとき。
SR18465 – 外部参照ファイル: 外部参照ファイルをロード/ロード解除したとき、アプリケーションが不安定になる問題を修正しました。
SR18531 – 外部参照に関連付けされた寸法から、並列寸法/直列寸法を作成すると、クラッシュすることがあった問題を修正しました。
SR18544 – 外部参照編集: 関連付けされた寸法を含む外部参照を編集すると、クラッシュすることがあった問題を修正しました
SR18461 – 非常に大きな座標の図形のフィレットに失敗する問題を修正しました。
SR18517 – COM: AcadDocument.SendCommand()で、#27 (ESC)をコマンドラインに流すと、Bricscadが落ちることがあった問題を修正しました。
TaskDD793, SR14708, SR17349 – ビューポートサイズが変更されたとき、ロックされていたビューポートがロック解除されることがあった問題を修正しました。
クラッシュレポートに書き込みされる線分数に制限があった問題を修正しました。
TaskDD1112, SR18471 – UCS座標使用時、印刷/プレビュー領域がおかしくなることがあった問題を修正しました。
SR18457 – LWポリラインで囲まれた領域計算が大きすぎた問題を修正しました。 本問題は、V9.2.3で発生したものです。
SR18454 – 不正なマテリアルを参照している図面で発生していた印刷・表示の問題を修正しました。
SR17633 – 外部参照編集後、レイアウトへ切り替えるとクラッシュすることがあった問題を修正しました。
SR18493 – ぺーパー空間での半径寸法、直径寸法の問題を修正しました。
SR17822, TaskDD1003 – DXFOUTコマンドの動作、プロンプトの互換性を改良しました。
SR18466 – フリーズ、または、オフ画層のOLE図形が、選択可能で、選択されると表示されてしまう問題を修正しました。
SR18319 – 属性をダブルクリック後、[OK]ボタンをクリックすると、文字高さが不正確に丸められてしまう問題を修正しました。
TaskDD1002, TaskDD1046, SR18323 – 分割コマンド: 図形のない箇所を指示すると、再度指示を促すことなく、コマンドが終了してしまっていた問題を修正しました。
SR18463 – 低解像モード時、クリッピングされたラスターイメージが正しくレンダリングされないことがあった問題を修正しました。
TaskDD1028, SR18438 – 線種がTrueTypeフォント(TTF)の形状を使用したとき、その形状が表示されなかった問題を修正しました。 注:図面エクスプローラが、拡張子.shxを.ttfファイル名に追加していました(例: “arial.ttf.shx”)。
SR18409 – COM API: AcadBlock.AddRasterメソッドは、SRCHPATHフォルダのラスターファイルを検索できなかった問題を修正しました。 また、エラーレポート内容も修正しました。
SR18321, SR18475 – DCL: DCLイメージの背景は常に黒になっていましたが、この問題は’色’属性が適用されるよう修正しました。 これまでは、間違って黒で初期化されていました。
DCL – スライド (.sld または .slb ファイル)のレンダリング色は、CAD画面の背景色が適用されるようになりました。 この不具合修正前は、スライドの背景色は常に黒で、フォアグラウンド色は常に白でした。 現在、スライドの背景色は、CAD画面の背景色となり、フォアグラウンド色については、背景色が明るいときは黒になります。
SR18308, SR18309 – VBA初期化の問題を修正しました。
SR18375 – ハッチングや引出線のような関連付けされた図形の削除処理を中断すると、動作が不安定になったり、削除コマンドの起動が出来なくなることがあった問題を修正しました。
SR18368 – DXF出力: DXF出力処理終了時に、図面名が保存されないことがあった問題を修正しました。
SR18373 – ズーム: ズーム尺度オプション使用時、’xp’パラメータが正しく動作しないことがあった問題を修正しました。
SR18386 – ビューポート削除後、ペーパ空間の内容が表示されなくなる問題を修正しました。 V9.2.3 で一旦は修正されたもの。
SR18386 – 新規に作成したゼロ高さのビューポートのスケール尺度が適切に処理されなかった問題を修正しました。
SR18363 – 寸法削除後、図面エクスプローラで寸法スタイルを変更すると、アプリケーションがハングアップすることがあった問題を修正しました。
SR18023 – 削除された尺度情報の再初期化が正しく処理されず、コピー/貼り付け処理時にフェータルエラーになることがあった問題を修正しました。
SR18335 – 円弧を円にした形状をリージョンの境界にしたとき、反転表示されることがあった問題を修正しました。
SR18434 – 領域コマンド: “_Object”キーワードが使用できるようになりました。
SR18330: 作成されたスライド画像がY方向にミラーされることがあった問題を修正しました。
SR18351: iso3098b.shxフォントを使用したとき、一部しか表示されなかったり、メモリエラーを起こすことがあった問題を修正しました。
SR18315 – COM: 外部アプリケーションからのBricscad アプリケーション オブジェクト作成に失敗する問題を修正しました。
TaskDD775, SR18206: RTDISPLAY値が反対に解釈されていた問題(リアルタイム移動時のラスタイメージの描画コントロール)を修正しました。
SR18301: (vl-file-systime)ファンクション内のメモリエラーが、Lispエンジンをクラッシュさせることがあった問題を修正しました。
SR18304: クリッピング図形が非印刷画層にあるとき、クリップされたビューポートのコンテンツが印刷されないことがあった問題を修正しました。
SR18180 – CUI ファイル:
自己参照のツールバー フライアウトを使用するとクラッシュすることがあった問題を修正しました
自己参照のサブメニューを使用するとクラッシュすることがあった問題を修正しました。
空のサブメニューを使用するとクラッシュすることがあった問題を修正しました。
SR18181 – LISP-SDS: sds_entsel and (entsel) が、グローバルパートを持たないキーワードに、空文字列を返す問題を修正しました。
SR17153 – LISP: (ssetfirst nil ss1)(command “erase”)のようなコード順を実行するとクラッシュする問題を修正しました。
SR18321: dclのイメージ/ボタン、色属性:
フォアグランドのグラフィックは、明るい背景であれば黒、そうでなければ白にします
フォアグランドのグラフィックは、イメージ、または、イメージボタンの色にします
現在の背景色として”黒” (色番号 0)を表示します
現在のフォアグランド色として”白” (色番号 7)を表示します
TaskDD826 – 印刷: 印刷領域が’レイアウト’に設定されたとき、ページ設定コマンドを実行すると、 用紙イメージ原点が (0、0)へ移動してしまう問題を修正しました。
TaskDD862 – 印刷/ページ設定: UCS使用時、レイアウトモードで印刷範囲がずれることがある問題を修正しました。
SR18015 – 印刷: 非印刷画層に配置されたブロックのコンテンツが印刷されてしまう問題を修正しました。
TaskDD1090 – 印刷: ロール紙プリンタの紙カット指定が正しく働かないことがあった問題を修正しました。
SR17706 – マルチテキストエディタ: ペーパー空間やワイプアウト外のテキストが編集時に非表示になっていた問題を修正しました。
SR17830 – マルチテキストエディタ: No.(U+2116)のような特殊記号も入力可能となりました。
SR17703 – ミラー後の関連付け寸法の更新や分解時の問題を修正しました
TaskDD1043 – Ole2フレーム図形を含む図面テンプレートをロードできるようになりました。
TaskDD247 – カーソル表示: クロスヘアカーソル使用時、最初のクロスヘア画像が再描画/再作図するまで残ってしまう問題を修正しました。
分解コマンドは、ブロック内での表示順序情報を継承するようになりました。
SR17778 – 分解コマンドで、縦横が違うスケールで入力されたブロック内の円が、半径1の楕円で原点に配置されてしまう問題を修正しました。
TaskDD1000 – 遠近視点: グリップ、カーソル表示や選択時の問題を修正しました。
SR16424 – DIMSCALE = 0.0のとき、寸法ブロックの計算が正しくないことがあった問題を修正しました。
直方体コマンドが、多面体メッシュでなく、多角形メッシュを作成していた問題を修正しました。
SR17373 – 3D変換時、時々、正しくない面メッシュを作成していた問題を修正しました。
SR17521, SR17585, SR17590 – 押し出しが、対象の面の状態によっては、反対方向に働いていた問題を修正しました。 (AutoCADと同様の動作になりました。)
TaskDD123, SR17894 – レアイアウトをコピー、または、インポートしたとき、新しいビューポートが勝手に作成されなくなりました。
SR17793 – 長さ変更: 何も選択しないと フェータルエラーが発生していた問題を修正しました。
SR18254 – ビュー設定: ‘保存’オプションでビューパラメータが正しく保存されなかった問題、’窓’オプションがビューの中心を正しく計算しなかった問題を修正しました。
SR18110: 図面範囲を変更したときグリッドが更新されるようになりました。
SR18056, SR18091: 検索・置換ダイアログ:
属性検索時、値が空の属性以降の検索を中止していた問題を修正しました。
‘ズーム’ボタン: 拡大したときの表示が小さすぎたので、より大きく拡大ズームするようにしました。
SR17404 – コマンド実行時、TABキーで図形スナップ点を切り替えたとき、ツールチップ表示が更新されない問題を修正しました。
外部参照バインド: BINDTYPEが 0 のときはバインドモード、BINDTYPEが 1 のときは入力モードになるようにしました。
外部参照バインドが、VISRETAINの値を参照しないようになりました。
TaskDD965, SR16183, SR17931:コマンドラインの’-INSERT’コマンドだけでなく、 ブロック挿入ダイアログでもブロック更新が出来るようになりました。
TaskDD965, SR16663 – ブロック入力コマンド: コマンドラインの’-INSERT’コマンドでもブロック挿入(ダイアログ)コマンドでも、 = と =<> シンタックスを使用してブロック更新が出来るようになりました。
SR18039 – 外部参照の保存されたパスに拡張子がなくても、処理が出来るようになりました。
図面エクスプローラ、画層: 処理できない外部参照の画層名は表示しないようにしました。
図面エクスプローラ: 外部参照をアタッチ、または、デタッチしたとき、直ぐに画層表示が更新されるようになりました。これまでは、図面エクスプローラで図面を閉じ、再度開いてから、しばらくして、画層表示が更新されていました。(外部参照をアタッチ/デタッチすると、その画層が画層表示に追加/削除されるべき)。
SR17784 – 全てのチェックされた図形を削除し、新しい図形を追加したとき、外部参照を閉じるとクラッシュすることがあった問題を修正しました。
SR17835 – 外部参照編集: 原点(0,0,0)以外の基点を持つブロックを編集すると、図形がずれてしまうことがあった問題を修正しました。
SR17872 – ストレッチ、移動、2D回転、3D回転、尺度変更コマンド操作中、選択図形のハイライトが維持されなかった問題を修正しました。
TaskDD817, SR14940 – コピー/貼り付けしたとき、ユニークなブロック名が作成されなかったことがあった問題を修正しました。
TaskDD817, SR17890 – コピー/貼り付け: 何回かのコピー/貼り付け後、クリップボードコンテンツとしてユニークなブロック名が作成されなかったことがあった問題を修正しました。
SR12163, SR17165 – マウス中ボタンを押して画面移動中、図面エリア外に出ると ボタンを離しても画面移動が続行されてしまう問題を修正しました。
TaskDD1045 – 以下のフィレットコマンドの問題を修正:
線分とポリラインを対象にしたとき
FILLETRAD == 0 で TRIMMODE == 切り取り のとき: ポリラインに余計な頂点が発生していた。
FILLETRAD != 0 で TRIMMODE == 残す のとき: 円弧が正しい位置に発生しなかった。
FILLETRAD == 0 で、線分と円弧を対象にしたとき: 円弧の延長処理が正しくなかった。
UCS座標系を使用時、線分と円弧を対象にすると処理が失敗することがあった。
幅付きポリラインを対象にすると処理が失敗することがあった。
放射線や構築線を対象にすると処理が失敗することがあった。
直線は円弧になる、あるいは、円弧が円になるような処理で問題が発生することがあった。
ポリラインオプションの最後のキーワードが働いていなかった。
放射線と平行線分を対象にすると問題が発生することがあった。
SR14315 – ツールバー: 画層と色のコンボボックス: 背景色が白のとき、”ByLayer”の色表示を白から黒に変えるようにしました。
SR14337 – 選択した図形が全て”ByLayer”の色を持つとき、ツールバーやプロパティ管理の色選択コンボボックスが正しく表示されなかった問題を修正しました。
SR16873 – 再作図してもプロパティ管理での色変更が反映されないことがあった問題を修正しました。
SR17473 – ラスタイメージ入力時、スケール値を入力しないとき(単にEnterを押したとき)、スケールが正しく適用されないことがあった問題を修正しました。
TaskDD789 – SR18004: ラスタイメージファイルからのECW基点が正しく処理されなかった問題を修正しました。
SR17463 – グループダイアログ: Ctrl+クリックで、選択除外しようとしたとき、 ハイライトしなくなっても選択され続けていた問題を修正しました。
SR17627- -GROUPコマンドが説明が空のグループを処理できなかった問題を修正しました。
SR17543 – CHPROPコマンド: 線種オプションが _bylayerと _byblock(アンダースコア付き) を処理できるようになりました。
SR17539 – -BOUNDARYコマンド: _Everythingオプションを追加して、互換性を高めました。
TaskDD168, SR17465 – _UNDOコマンドの_Autoオプションで、デフォルト(空Enter)が実行できなかった問題を修正しました。
PSPACEコマンド: 既にペーパー空間になっているとき、後で実行した MSPACEコマンドがモデル空間への変更に失敗する問題を修正しました。
SR17045 – メニューコマンドのキー: 最小限の重複になるようCUIファイルを変更しました。
TaskDD1006 – BMP/WMF/EMF出力時、クラッシュすることがあった問題を修正しました。
TaskDD931 – WMF出力: WMFBKGND = off のとき、出力されたWMFイメージ範囲が正しくなかった問題を修正しました。
SR17026 – 寸法をストレッチしたとき、フィート、インチが 10′-0″ でなく 9′-12″ のように表示されるよう修正しました。
SR16922, SR16950 – 尺度変更, 3D回転, 直方体コマンド: 処理中の形状が正しくないことがあった問題を修正しました。
SR16972 – 画層フリーズコマンドのプロンプト表示間違いを修正しました。
点コマンドが 厚さ をサポートしました。
SR16929 – トリム/延長コマンド: 副図形を選択したとき、SORTENTS変数が無視されていた問題を修正しました。
各国語バージョン: DwgDirectライブラリからのエラーメッセージが翻訳可能になりました。
Fixes for 3rd party application development

SR17936 – MOVE/ROTATE/SCALE/MIRROR commands did not correctly update entity xdata for DXF1013, DXF1041, DXF1042, DXF1011.
SR17789 – STRETCH command:
If the selection set of entities to be stretched had been pre-made using (ssget), it was not accepted by the command. Now such selection set is accepted and processed as if _all_ stretch points were selected, that is: it is moved instead of stretched.
If a pre-made selection was passed as input to the command, any additionally picked entities that were already in the pre-made set, will be replaced in this set.
TaskDD168, SR17516 – db undo stack had a clearing problem.
SR17696 – ZOOM: if the zoom command is called while some snap point is marked, the snap point and snap tool tip were not correctly released.
TaskDD1010, SR16759 – Document referenced by OdApDocManagerReactor::documentCreated reactor had invalid file name in case of File-Open operation.
SR17776 – It was not possible to entdel entities in the *error* function, which is called if the user presses Cancel during an operation.
LISP/SDS API

SR17557 – PLINE command now returns RTERROR instead of RTCAN, no longer causing Lisp code execution to be cancelled.
SR17770 – MSLIDE: ‘file exists’ message was not suppressed in Lisp and script execution modes.
SR18059 – LISP: using (vlr-remove …) should disable a reactor but not remove it, otherwise (vlr-add …) can cause hang-ups or crashes.
TaskDD854, SR15234, SR16878 – LISP: load/unload raster image after entmod() was fixed.
SR17472 – LISP commands were not repeated by typing enter or clicking the right mouse button. Regression was introduced in build 12744.
SR17882 – LISP: (vla-…) functions which return results as Lisp symbols, e.g. (vla-getpapersize obj ‘width ‘height), did not correctly assign the value returned by COM to their variables, in this example ‘width’ and ‘height’. Only VT_VARIANT compatible values were correctly assigned.
LISP: function (vla-getwidth &lt lwpolyline &gt …) triggered an incorrect error message about a missing method ‘GETPLWIDTH’
TaskDD885, SR15234, SR16878 – LISP: garbage collection could cause Lisp data being damaged during Lisp execution.
LISP: when function (getint) was used without preceding (initget), it did not allow empty input.
SR17503 – LISP: code of form (apply ‘mapcar (list …)) or (apply ‘mapcar (cons …)) caused an error message and stopped Lisp execution.
LISP: (command “_fillet” “_radius” rad) did not automatically finish the _FILLET command.
SR17708 – LISP: (vl-load-all) could cause an error while loading a Lisp file, so the file was not loaded.
SR16894 – LISP: if ESCAPE character(s) preceded commands or Lisp expressions, IAcadDocument.SendCommand() failed. Example: DocumentObject.SendCommand(#27#27(load “LispFile.lsp”)#13)
LISP: (acad_strlsort) now uses lexicographic sorting to provide AutoLisp-like results.
LISP – ‘Last’ keyword for (entsel) was malfunctioning when used in scripts.
LISP: (vla-…) functions return an empty SafeArray, with LowerBound = 0 and UpperBound = -1. we mistakenly returned NIL here, which triggered faults in (vlax-variant-value…).
TaskDD1087 – SR17841 – LISP: the startup Lisp files where sometimes not loaded, after a drawing had been closed (ON_START_DEFAULT.LSP, ON_START.LSP, ON_DOC_LOAD_DEFAULT.LSP, ON_DOC_LOAD.LSP)
SR17972 – LISP: in some cases the (ascii) function returned a negative value.
LISP: When no (S::STARTUP) was defined, the Lisp engine sometimes still tried to evaluate this (non-defined) function, which yielded a wrong error message.
SR18053 – LISP: (ver) function now includes locale specification of the running Bricscad version, like “LispEx : Version 1.976 (en)”
TaskDD946 – entget list for DIMSTYLE table records did not contain groupcodes 5, 6, 7, 176, 177, 178, 270.
TaskDD1025 – entget list for 3d-Polyline-Vertex did not contain groupcodes 40, 41, 42, 50, 71, 72, 73, 74. – entget list for LwPolyline did not contain groupcodes 40, 41.
TaskDD907 – Selection with snap did not work in commands, (entsel) and (ssget) functions.
TaskDD907 – Temporary entity snapping did not work in scripts. This regression was introduced in build 9891. An automated test has been added.
LISP/SDS: ssget() selection did not support mode names that started with “_”.
SR17397 – SDS: sds_redraw() and (redraw) functions used inverted logic so ‘redraw’ (1) and ‘hide’ (2) flags worked in opposite way than intended.
SDS: floating-point values sent with sds_cmd()/sds_command() (resbuf::restype is RTREAL, RTPOINT, RT3DPOINT) lost precision after the 6th decimal.
DCL

SR17749, SR17514 – DCL – IMAGE menu dialog: added support for list items that have no corresponding slide. When an image menu item is specified in a cui file without slide, it is displayed in the list in the image dialog and the corresponding dcl image is left empty. Before this fix, inserting an item without slide corrupted the remainder of the list.
SR17880 – DCL layout problem: an edit_box with an edit_width, but without a label, was incorrectly aligned.
SR17817 – DCL cleanup issue: in some cases a dcl component was destroyed twice.
SR18058, SR18209, SR18255 – DCL:
A dialog was too wide because of a label with many trailing spaces.
A text element, a radiobutton and a checkbox did not receive sufficient space at their right side. In a row of dcl components, add more (spare) space to the right side, except when the most-right element is an edit_box or popup_list.
Add a stretcher in front of a popup_list or edit_box, even if it has no label. A stretcher is an invisible component that takes spare space. Before this change, a stretcher was only added between a non-empty label and the corresponding popup_list or edit_box. As a result, a popup_list or edit_box now appears right-aligned, even if their label is empty.
added support for fixed width font to dcl text component.
The width of a popup_list with edit_width attribute was too small as it did not incorporate the width of the arrow of a popup_list.
The color codes representing dialog background or graphics background did not result in the appropriate color.
Spread a dcl image or image_button over the available width and height regarding the attributes fixed_width and fixed_height, even if the attribute aspect_ratio has been specified. Before this change, Bricscad respected the aspect_ratio of the image, even in the final layout. Now the aspect_ratio is only used to specify a minimum size.
When a spacer and a labeled item appear in the same row, divide spare space evenly over the spacer(s) and the labeled item.
Ignore the default width/height of a list_box when a width/height attribute has been specified.
SR18210 – DCL text: special characters (accents) were not correctly displayed.
SR18115 – DCL: unexpected trim of text containing a tab character: when a dcl text component contains a tab character, the text is only partially visible. This is due to a limitation of our underlying GUI layer: the length of a text cannot correctly be predicted if it contains a tab character. This is fixed by expanding the text over the available width. However, this would break alignment. Indeed, if the text component takes up the entire available width, centering or aligning to the right does not make any difference. So, if alignment is set, the text is not expanded over the available width, but the length of a tab is estimated instead. Mind that therefore aligned text can be some pixels wrong if it contains one or more tab characters.
COM/VBA

SR17726 – COM: AcadEntity.TransformBy gave wrong result.
SR16119 – COM: iterating over an empty collection with ‘For Each’ VBA statement yielded an error.
SR12442 – COM: do not throw exception upon attempt to add an existing Layer, Block, LineType, TextStyle, DimStyle, Ucs, Viewport or View.
COM: Following assignment was failing: Application.ActiveDocument = Application.Documents(0).
TaskDD953, SR17639 – COM: AcadUCSs::Add() now modifies the existing UCS if a UCS with the specified name already existed.
TaskDD468, SR12187 – COM: UserCoordinateSystems.Add(): sanity checks were added for 1. coincidence of axis points with the origin 2. perpendicularity of the specified X and Y axis.
VBA macros called by (command “vbarun”) could not ask for user input. The fiber switching logic was corrected to enable asking for user input.
BRX SDK

An overview of new extensions to the BRX SDK can be found in the Changelog.txt file included with the SDK.
Generic Development aid:

Enabled crash reports. The report is saved to crash_report.txt located in the application’s start-up working directory. Two kinds of error exceptions are distinguished:
Unhandled (which normally lead to crash); these are marked as “Unhandled” in the report;
Handled – in which case the program proposes to save open drawings and exits.
The crash report contains info about: exception type, CPU registers values and calls stack of the crashed thread. To make calls stack report more useful, symbol files (PDBs) are to be provided.

Version 9.1.12 2008/12/05

新規

BRX API: アプリケーションのデマンドロード機能のサポートを追加しました。
デマンドローディングモードを設定する DEMANDLOADシステム変数を使用可能としました。
デマンドロード情報は、Bricscadのレジストリに記憶されます。
現在実装されている”DemandLoad” 設定 :
onCommand: 定義されたコマンドを入力すると、arx/drx モジュールがロードされます
onStartup: セッション開始時に一回だけ arx/drx モジュールがロードされます
onProxy: 図形が入力される前にそのようなモジュールが確実にロードされるよう、仮の回避策として”onStartup”のように実装されています。
Disabled: arx/drx モジュールのデマンドロード動作を無効にします
TaskDD967: 以下のサポートを追加しました OdEditorReactor::beginClose()/beginQuit().
インプレース マルチテキストエディタは、文字列位置での文字編集をサポートしました。
外部参照・ブロックのインプレース編集ができる REFEDIT/REFSET/REFCLOSE コマンドをサポートしました。
関連付けされた寸法と引出線をサポートしました。
プロパティパネルで、クイック選択ツールをサポートしました。
ECWイメージをサポートしました。
JPEG2000 ラスタイメージをサポートしました。
BRX SDK: BRX は ARX とコード互換の開発ツールです。 BRX ベースのアプリケーションを動作させるためには、ランタイムライブラリ brx.dll ファイルが必要です。 (Bricscad Pro が必要)。 興味のある開発者は、 BRX SDK にアクセスしてみてください。
寸法線を更新する DIMREGEN コマンドをサポートしました。
新規の画層ツールバーで、LAYON, LAYOFF, LAYFRZ, LAYTHW, LAYLCK, LAYULK, LAYISO, LAYUNISO コマンドをサポートしました。
WIPEOUT コマンドをサポートしました。
TRANSPARENCY コマンドをサポートしました。
テキストを分解する TXTEXP コマンドをサポートしました。
COPYBASE と PASTEBLOCK コマンドをサポートしました。
AUDIT コマンドをサポートしました。
外部参照をアタッチする XATTACH コマンドをサポートしました。
ステータスバーについて、カスタマイズ可能としました。
ドキュメント: 新規コマンドをヘルプのコマンドリファレンスに追加しました。 デベロッパリファレンスのCOMインタフェースを V9用に更新しました。

改良

TaskDD1047, SR 17304 – 修復、監査コマンドで、間違っている画層要素を修正することが可能となりました。
AUDITCTL システム変数を追加しました: 値をONにしておくと、監査結果が図面と同じファイル名で拡張子 “adt” のファイルとして保存されます。
名前を付けて保存、DXF出力の図面形式名をフルコンパチとしました。
SR 17360 – フォント名リストをキャッシュすることによって、文字スタイル検索処理速度を改善しました。
SR 17109 – 非常に大きい用紙サイズの印刷プレビューも可能にしました。
SR 17339 – 翻訳に関するいくつかの問題を修正しました。
ラスター・イメージの画面操作速度を改善しました。
マルチテキスト編集で、右寄せや中心位置合わせのマルチテキストの幅変更ができるようになりました。
マルチテキスト編集中、コマンドアイコンをクリックすると、マルチテキスト編集を保存せずに終了することがあった問題を修正しました。変更があったときは、保存するかどうかを確認するようにしました。
SR 16938 – 多くのビューポートを含む図面を開くのに必要なメモリ量を大きく減少させました。
SR 17076 – マルチテキストエディタが、ビッグフォント(=アジアの言語のための追加SHXフォント)をサポートするようにしました。
マルチテキストエディタ: 文字数の大きいテキストの編集時(性能的な理由で)、カーソルがブリンクしなくなった問題を修正しました。
マルチテキストエディタ: テキストを挿入している間、shxフォントが自動的にttfフォントに変更されてしまうことがある選択メカニズムを修正しました。
SR 16760 – ペーパー空間でビューポートをズーム、または、画面移動させたとき、自動調整寸法が自動更新されるようになりました。このような場合、DIMREGEN が不要になります。
SR 16222 – 設定ダイアログ: SCRLHIST変数のヘルプを追加しました。
図面エクスプローラの画層状態: 間違いを防ぐため、ツールバーのビットマップ’保存’を’上書き’に改名します: この動作は、現在の画層設定で、現在選択されている画層状態を上書きするものです。
パフォーマンス – 再描画 操作が、3倍速くなりました(当社検証図面にて)。
パフォーマンス – 分解 コマンドの処理が速くなりました。
パフォーマンス – イメージ: イメージの表示が速くなりました。
TaskDD840 – パフォーマンス – イメージ: モノクロ イメージの再描画がが速くなりました。
TaskDD840 – パフォーマンス – イメージ: 大きいラスター・イメージを楽に取り扱いすることができるようにするため、’IMAGEQUALITY’で、解像度を減少させたり、メモリを抑えたりする設定を可能としました。以前、多くのメモリが必要なイメージがロードできなかった問題への対応です。
SR 16406 – パフォーマンス – 削除: オブジェクト削除が速くなりました。
SR 16577 – パフォーマンス – グループ: 多くのグループを含む図面において、オブジェクトの選択やコピー操作が速くなりました。 また、グループのダイアログにグループ情報を表示する時間が速くなりました。
TaskDD801 – パフォーマンス – 再作図: ハッチングを含むクリッピングされたブロックの再作図時間が速くなりました。
TaskDD869 – トリム: テキストが、TRIMコマンドでの切り取り線として使用できるようになりました。
TaskDD952 – 図面エクスプローラや新規ウィザードのダイアログにヘルプボタンが追加されました。
TaskDD804, TaskDD850 – ダイアログのカスタマイズ: ‘デフォルトへ戻す’では、CUIファイル、PGPファイルのリセットを選択できるようになりました。
TaskDD804, SR 14719 – ブロック挿入ダイアログに入力有効化機能が追加されました。
TaskDD780, SR 16768 – 挿入/アタッチダイアログ: 名前のキー入力を可能にしました。該当欄を編集可能としました。
SR 15592 – 構築線と放射線は、縮小ズームしても支障のないよう 3倍の画面サイズに拡張されました。
TaskDD64, TaskDD291 – 色選択ダイアログ:
“ByEntity” として、色番号 257 を追加しました
‘Varies’ が表示されているとき、キャンセルが適切に働かない場合があった問題を修正sました
‘カラーインデックス’のスピンコントロールで 257 をセットできます
TaskDD728 – CUI: MenuMacroIdが大文字と小文字を区別するようになりました。
TaskDD643 – CUI: ツールバー フライアウトの “UseOwnIcon” 属性をサポートしました。 カスタマイズダイアログで、PopMenuRefとToolbarFlyoutのイメージ項目を編集できます。
プロンプトメニューに、隠れたプロンプトオプションを表示する能力を追加しました。
CUI キーボードアクセラレータ: 数字パッド/*-+ ボタンとF13-F24ファンクションキーをサポートしました。 Ctrl、Shift、Alt+ただ一つの文字 が使用できます(「Shift+A」「Alt+A」を除く)。ただし、句読点用文字は使用できません。
SR 16360 – default.cui, ‘CMEDIT’ コンテキストメニュー:
1個の寸法図形の選択を処理する’OBJECT_DIMENSION’メニューを追加しました
寸法コンテキストメニューに ‘dimstyle_apply’ を追加しました。
SR 16162 – 図面エクスプローラ: 様々な参照ビュー間の依存関係は除去されたので、ツリービュー用のデータロードは、ツリービューが選択されたときだけ発生し、グリッドビューやアイコンビューが選択されたときは発生しません。ツリービューが選択されたときは、カーソルがビジーとなります。
SR 16411 – 図面エクスプローラ, 画層状態: ツールバーとメニューに’保存’オプションを追加しました。 ‘保存’が選択されたときは、現在選択されている画層状態は、現在の画層設定で上書きされます。
TaskDD940 – クリップ コマンドに多角形オプションを追加しました。
TaskDD957 – ビュー作成 コマンドに、ロック オプションを追加しました。
TaskDD958 – ビューポートの結合 オプションでは、2個の別位置のビューポートではなく、接するビューポートになります。
TaskDD984 – 結合 コマンド: 線分結合時、直線が平行かどうかをチェックする代わりに、共通の線分がないかどうかチェックする方法に変わりました。
TaskDD873 – SR 15370 – スプライン曲線の表示の滑らかさを改善しました。
TaskDD522 – スペルチェックダイアログの改良: チェック範囲を指定するコンボボックスを追加しました (図面全体、または、図形選択)。テキストが選択されてなくても、辞書のサブダイアログは表示されます。
SR 15622 – ファイル メニューに’名前削除’を追加しました。
TaskDD696 – 要求字だけ VBA がロードされるようになりました。
SR 15599 – COM API: 各々のCOMクライアントに、それ自身のBricscadサーバインスタンスを持ちます。
部分的な表示更新のための新メカニズムが実装されました。プログラマの負担を軽減するものです。
TaskDD59 – dev. info: ジグモード時、ホットキー、メニュー、およびボタンの使用を可能にしました。
SR 15614 – 印刷スタイルと印刷設定ファイルの検索について、サブフォルダも検索するようになりました。
SR 15309 – 寸法スタイル選択時のステータスバーコンテキストメニューは、”現在までの25個の寸法スタイルから選択”の制限がありました。 が、この制限をなくしました。
使用ライブラリ Dwgdirect 2.6.
使用ライブラリ WxWidgets 2.8.
使用ライブラリ FreeImage 3.10.0

修正

SR17914: BRX: ファンクション AcGeLineSeg3d::isColinearTo が正しい値を返さないことがある問題を修正しました。
SR17869: PDFエクスポート時、”SHXフォントの文字を図形として出力”オプションがオフのとき、SHXフォントの文字が出力されなかった問題を修正しました。
印刷ダイアログ: “使用する印刷設定: 前の印刷”を指定時、”印刷スタイルを使用”,”線の太さを印刷”, “ペーパー空間を最後に印刷”, “印刷スタイルを表示”の設定がCADを閉じるまでは記憶されるようになりました。
OdApDocument::fileNameのファイル名の返り値が、OdRxEventReactor::saveComplete イベントリアクタからコールされたとき誤っていた問題を修正しました。
SR17593 – ‘SAVEAS’コマンドにおいて、同じファイル名で古い形式で保存したとき、V8との互換動作を保つため、上書きするかどうかを問い合わせるよう修正しました。
SR17697 – デフォルトの印刷スタイルを削除したとき、線種コンボボックス動作が不安定になることがあった問題を修正しました。
SR17815 – BRX: acedSSGetやacedSSFreeの後の呼び出しで、時々クラッシュすることがあった問題を修正しました。
SR17276 – 前の印刷 : 起動直後、使用する印刷設定が’前の印刷’のとき、選択されたプリンタでなく、システム・デフォルトプリンタに印刷していた問題を修正しました。
SR17276 – 印刷: レイアウトとして変更したデータを保存せずに、印刷スタイルテーブル(‘ctb’ファイル)による’印刷’コマンドを使用したとき、このスタイルテーブルが無視された問題を修正しました。
TaskDD826 – 用紙領域: ページの設定内容(‘ページ設定’)を更新した後、レイアウトは、長方形の用紙領域画面に合うようにズームされますが このとき、画面の下部にかなり縮小ズームされてしまうことがある問題を修正しました。
SR17625, SR17107 – 印刷: ビューポート境界によって切り取られたShxテキストが印刷できず、その後の図形印刷失敗も引き起こしていた問題を修正しました。
TaskDD1057, SR17520 – ブロック挿入ダイアログ: コンボボックスにブロック名をタイプするとき、ブロック名チェックを行なって待たされていた状態を改善しました。 – いずれにしても ブロック挿入コマンドは、ブロック名が正しいかどうかをチェックします。
TaskDD915, SR17515 – 変更した寸法スタイルを含む図面を保存するときの問題を修正しました。
SR17612, SR17698 – マテリアル定義を使用している大きい図面を開くとき、スピードが遅く、多くのメモリも消費する問題を修正しました。
TaskDD820 – 同名の外部参照(循環参照)を含む図面を開くとき、クラッシュしていた問題を修正しました。 循環参照を検出して取り除くとき、メッセージを表示します。
SR17589 – 属性定義のデフォルト(左寄せ)以外の位置合わせが不正になっていた問題を修正しました。
SR17571 – R12版のDXFファイルのロード時、属性の位置合わせが不正になっていた問題を修正しました。
SR17486 – DCL エンジン: DCLの action 属性の $key と $value がクォテーションで囲んだ文字列の代替として使用できるようになりました。 その結果、結果値かキーは、いつも入力された文字列となります。 例えば、action=”(setq variable $value)”;文は、常に文字列を返します。
SR17635 – lisp/sdsの”alert”機能は、そのメッセージ表示に MFC でなく、wxWidgets を使用するようになりました。 DCLから呼ばれたとき正しくモーダルになります。
SR16066 – 作画中にF1キーを押すと Bricscadがハングすることがあった問題を修正しました。
SR17164 – スクリプト記録: 位置を指示するマウスクリックが正しくスクリプトに記録されず、スクリプトの実行に支障が出ていた問題を修正しました。
TaskDD556 – (findfile)と sds_findfile() 機能をAutoCADコンパチにしました。
SR 17584 – ハッチングや線種を印刷したときのドット部表示を改善しました。
SR 17626 – クリッピングでハッチングが表示されなくなることがあった問題を修正しました。
SR 17623 – TaskDD1061 – PSビューポート内のマルチテキストが印刷されなかった問題を修正しました。
SR 17553 – ビューポート表示が移動される問題を修正しました。
COMコマンドのアドオンを可能にしました。
TaskDD583, SR 16775 – ページ設定ダイアログで、現在のpstファイルを編集するか、または、別のpstファイルを選択した後に、印刷スタイルを更新できなかった問題を修正しました。
SR 17467 – UCSFOLLOW設定で、ロックされたビューポートでも平面図に切り替わってしまうことがあった問題を修正しました。 ロック解除されたビューポートでは、この動作はOKですが、ロックされたビューポートでは不具合です。
SR 17410 – 別のアプリケーションに切り替えたときでも、Bricscadのメイン画面のツールチップが表示されていた問題を修正しました。
TaskDD283 – タブレット: デジタイジング機能のため、タブレットAPIをUNICODEバージョンに変更しました。
SR 17302 – AUNITSが3でないとき、または、ANGDIRが1のとき、’sds_cmd()’と’sds_コマンド()’で得られた’RTANG’と’RTORINT’の角度値が間違っていた問題を修正しました。
SR 17580 – “StartUp”フォルダが、(load)、(arxload)、(findfile) 等のファイル検索対象に含まれるようになりました
TaskDD59 – eNullResponseAcceptedがセットされていなくても、acquireAngle()とacquireDist()が、空入力(EnterかSpaceを押す)のときにeNormalを返していた問題を修正しました。
TaskDD59 – ユーザ入力が必要なとき、ジグ動作を停止するようにしました。 この修正で、一つのジグ動作から別のジグ動作を呼べることが可能になりました。
TaskDD59 – ジグモード実行時、再描画が自動的に起動されます。
TaskDD59 – BRXアプリケーションで、ジグモード時にグリッドへのスナップがうまく働かなかった問題を修正しました。
Bricscad Classic内でも、COMコマンドのアドオンを可能にしました。
SR 17347 – 直交モードがオンのとき、ビュー作成できなかった問題を修正しました。
SR 17376 – 自動調整寸法や引出線へ図形スナップしたときクラッシュすることがあった問題を修正しました。
SR 17415 – 図面を開くときクラッシュすることがあった(ソリッドハッチング表示中)問題を修正しました。
TaskDD59 – 直交座標スナップをグリッドに合わせたとき不安定に働くことがあった問題を修正しました。
DISPSILHを有効にしたとき、ACIS図形を含む図面がクラッシュすることがあった問題を修正しました。
SR 17416 – V9.1.4(プロキシ処理問題)で作成された特定図面を開けなかった問題を修正しました。
SR 17299 – 領域を以下の例のように表示するようにしました “XX sq. in. (YY sq. ft.)” LUNITSシステム変数が 3(工業図面表記)または 4(建築図面表記)のときです。.
SR 17255 – DXF301=のFIELDオブジェクトを持つ属性が表示されなかった問題を修正しました。
TaskDD826 – 印刷: レイアウト印刷時、現在のビュー オプションを使用すると、印刷領域が実際の現在のビュー と相違した問題を修正しました。
SR 17386 – 外部参照アタッチの回転のデフォルト値がANGBASEに影響されていた問題を修正しました。
SR 17412 – DCL: スペーサのデフォルト高さが高すぎた問題を修正しました。
SR 17412 – DCL: ラジオボタンの位置がデフォルトで水平方向にストレッチされていた問題を修正しました。
LISP: LISPからCOMオブジェクトのメソッドやプロパティを名前で (vlax-invoke-method, vlax-get-property, vlax-put-propertyを使用) 呼び出したとき”Automation Error Property [PropertyName] not available” のようなメッセージを表示して失敗した問題を修正しました。
SR 17394 – LISP: (vla…)と(vlax…)でNILをサポートしました: 既に存在するコードとの vlax-false の互換性保持のためです(AutoLispとの互換性とは別に)。
SR 17311 – LISP/SDS: sds_findfile() と (findfile) が誤って “current working directory” を変更していた(それが”startup directory”でないとき) 問題を修正しました。
印刷: 鎖線の表示が見ずらかった問題を修正しました。
SR 17107, SR 17281 – 印刷: ビューポート境界でクリップされたShxフォントのテキストが印刷されないことがある問題を修正しました。
TaskDD997, SR 17272 – 鎖線がビューポート境界で正常にクリップされないことがある問題を修正しました。
TaskDD1031, SR 17335 – 重複した頂点を含むハッチング境界が正常に印刷、表示されないことがある問題を修正しました。
TaskDD887, SR 17331 – ソリッドハッチング内の空くべき島の部分が時々塗り潰されることがあった問題を修正しました。
SR 17346 – 多くの(数千)境界頂点を持つソリッドハッチングのパフォーマンスを改善しました。
TaskDD1024, SR16845 – ATTEXTコマンドがANSIファイルの代わりにUNICODE SDF/CDFファイルを生成していた問題を修正しました。
SR 17265 – トリムコマンド開始前にブロック参照が選択された(PickFirst)とき、ダウンすることがあった問題を修正しました。
近接モードでゼロ長の線セグメントにスナップしたときクラッシュする問題を修正しました。
埋め込み図形を開いたとき、クラッシュすることがあった問題を修正しました。
各国語版で、いくつかのメッセージやプロンプトが翻訳できなかった問題を修正しました。
TaskDD618, SR 13020 – 連続面の領域計算の問題を修正しました。
TaskDD710 – ポリライン編集コマンド: 間違った図形を選ぶとコマンドがループすることがあった問題を修正しました。
TaskDD774, SR 16964 – キーボード入力が図形ドラッギング中無視された問題を修正しました。
SR 17247 – LISP: (vlax-safearray-list) 時々、誤った値か、NIL値を含むリストが返されることがあった問題を修正しました。
COM API – Application.ActiveDocumentを使用しての作業中ドキュメント設定が失敗することがあった問題を修正しました。
マルチテキストの編集中にクラッシュすることがある問題を修正しました。また、マルチテキストのプロパティ編集時の問題も修正しました。
マルチテキストエディタで高さを修正したときのフォーカスが不正になることがある問題を修正しました。
各国語版: 切断、回転コマンドの翻訳されたオプションキーが機能しない問題を修正しました。
各国語版: プロンプト文字列のいくつかが翻訳できない問題を修正しました。
TaskDD257, SR 16987, SR 17143, SR 17005, SR 17236 – .argファイルにエクスポートしたユーザプロファイルがインポートできないことがある問題を修正しました。
TaskDD967 – アプリケーションを終了したとき、終了メッセージが不正な位置に表示されることがある問題を修正しました。
SR 17175 – ビューポートの境界で部分的にクリップ指定されたSHXフォントの文字が印刷されないことがある問題を修正しました。 ‘無効な入力’ メッセージが引き金になっていました。
TaskDD832 – 印刷ファイルサイズは、印刷品質の改良のため、V9で大幅に増加しました。 これを元に戻しました。
TaskDD826 – 現在ビューの印刷ウィンドウ位置がずれることがあったのを修正しました。
TaskDD1021 – DwgDirect2.6.0による改善: 2バイトSHXフォントを使用するとき大量のメモリを消費していた問題が改善されました。
SR 16883 – 外部参照編集コマンドで、BINDTYPE変数が考慮されてなかった問題を修正しました。
TaskDD913, SR 16918 – DXF入力時に属性配置が不正になることがある問題を修正しました。
SR 16952 – マルチテキスト編集後に区切りが消失する問題: %%pの後のエスケープ処理の問題を修正しました。
TaskDD941 – マルチテキスト スタイルのオプションで、名前にスペースが許可されなかった問題を修正しました。
TaskDD107, TaskDD529 – マルチテキスト編集: マルチテキストの位置合わせを変更したとき、位置が不正になることがある問題を修正しました。 位置合わせで無効になる項目がありました。
マルチテキストが、プロパティ変更後、即更新されるようになりました。
SR 16899 – プロパティバーのテキスト位置合わせコンボボックスを繰り返し変更するとクラッシュの引き金となる問題を修正しました。
特定のビューポートで、フリーズ画層へ挿入されたブロックの表示が不正になることがある問題を修正しました。
リアルタイム画面移動時のカーソル オフセットが、ビューオフセットに対応しないことがある問題を修正しました。
SR 16996 – ハッチングの領域計算の問題(DXF92のビット8セット)を修正しました。
TaskDD913 – SR17013: 特殊なスケール図形をR14 ASCII DXFに保存することができませんでした。 復元不可能なプロキシ図形がロードされると、消去するようにしました。
TaskDD101 – SR 15569 特殊なユーザ図面を画層指定してPDFエクスポートできなかった問題を修正しました。
ACIS図形において、球表面の中心へのスナップを可能にしました。
TaskDD1006 – 名前を付けて保存 コマンドのコマンドラインバージョンが、デフォルト保存形式に従っていなかった問題を修正しました。
厚さ: 点の厚さがプロパティ画面に表示されなかった問題を修正しました。 また、塗潰し線と塗潰し面の厚さ不正表示も修正しました。
SR 17083 – 図形情報/図面情報コマンドで、3Dポリラインの頂点が記載されなかった問題を修正しました。
SR 16781 – ‘外部参照設定’コマンドが使用できないとき、オプションキーを入れて初めて”使用できない”メッセージが表示されていたのを、コマンド入力時に即表示するよう修正しました。
TaskDD663 – プロンプトメニューが、別のアプリケーションに切り替わった後にもスクリーン上に残っていた問題を修正しました。
SR 17038, SR 17052 – 不正な自動調整寸法を更新しようとしたときクラッシュする問題を修正しました。
SR 16978 – コマンドバーが非表示のとき、ダイアログのポップアップが省略されてしまうことがある問題を修正しました。
寸法コマンドで、図形を選択しなかったとき(空選択)、コマンドが終了してしまう問題を修正しました。
TaskDD461 – 寸法スタイルコマンド実行時の不正なプロンプトを修正しました。
SR 17199 – 寸法スタイル設定で、DIMSAH=1のとき寸法矢印の設定がうまく働かない問題を修正しました。
SR 17199 – 寸法ツールバー: 4個のボタンが正しく動作しない問題: 寸法スタイルコマンドのコマンドラインバージョンでなく、図面エクスプローラを起動していました。 修正され、_dimstyleでなく、_-dimstyleが起動されます。
ポリライン編集コマンド: 頂点移動時、ドラッグしないことがあった問題を修正しました。
SR 17079 – 使用できないネットワークプリンタを参照したとき、ページ設定ダイアログが8-10秒間止まってしまう問題を修正しました。
SR 17198 – 画層状態名の編集時、’上書き’ツールバーボタンをクリックするとクラッシュすることがあった問題を修正しました。
SR 17161 – 引出線: 新規に作成したされた引出線の線種や文字色が不正にByBlockに設定されてしまう問題を修正しました。 それらは図面のデフォルトを使用するようになりました。
SR 17024 – ポリライン編集の結合オプションは、ピックファースト図形に影響されないようにしました。
DIMTMOVE=0 または useSetTextPositionを有効が有効なとき、dimLinPointとdimTextPositionが同時に設定/変更できるようになりました。
COM: CAcadSpline::put_Weights() メソッドでクラッシュすることがある問題を修正しました。 クラッシュは、旧サイズより新サイズのアレイが大きいときに発生していました。
TaskDD1018 – 隠線処理モード時、厚さゼロのポリラインは他の図形を隠さないようにしました。
TaskDD878, SR 13513, 15999, 16716, 17122 – entmake/sds_entmakeでも名前無しブロックを作成できるようにしました。
別フォルダに同じ名前のモジュールがあると、ARX/DRX モジュール が誤って別モジュールをロードすることがある問題を修正しました。
SR 16856 – ARX/DRX: globalName()、localName()メソッドの実装によって、CMDNAMESとプロンプトメニュータイトルにゴミデータが含まれることがある問題を修正しました。
TaskDD918, SR15551 – LISP: (command “_DTEXT”) 動作が改良され、テキスト内容は、会話的に作画ビューに入力され、Enterキーで繰り返すと、複数行入力されます。
SR 17140 – LISP (vlax-invoke) と (vlax-invoke-method): :vlax-true, :vlax-false, そして :vlax-xxx のような定数が、”by-reference”シンボルとして間違った値を受け取ることがある問題を修正しました。
SR 17140 – LISP: (equal) 機能が点リストを比較したとき、AutoLispと違った結果を返していた問題を修正しました。 この原因は、座標の差でなく、2d/3d距離を使用していたためです。
LISP – 修正: 誤ったバイナリデータ出力 (resbufs内)。
LISP – (type) 機能が時々、SYMでなく、SUBRを誤って返す問題を修正しました。
LISP – variables starting with “$#$” の接頭で始まる変数は、(atoms-family)機能では表示されず、隠された変数となりました。
TaskDD877, Task878 – LISPとSDS: (entmake)とsds_entmake()を使用する名前無しブロックの作成が誤動作して、クラッシュにつながることがあった問題を修正しました。
SR 17009 – DCL: リストボックスのマルチコラム機能の問題を修正しました。 タブ属性は累積値のリストとして解釈されるようになりました。 この変更前は、幅8の3つのコラム指定は”8 8 8″でしたが、代わりに”8 16 24″と指定します。 また、タブ属性があるリストボックスのラベルは、コラムに並べられるサブラベルで分割されます。
SR 16919 – DCL: base.dclの検索は、あまりに多くの位置を探していたため時間がかかっていました。 サポートパスだけ検索するよう修正しました。
SR 16003 – eventhough CMDECHOがオフのときでも、スクリプトモードでインフォメーションプロンプトを表示してしまっていた問題を修正しました。
SR 17059 – 17067 – 17049: V9のプロファイルマネージャが正しく働いていなかった問題を修正しました。
マルチテキストエディタが、現在のペーパー空間でなく、モデル空間に文字図形を作成する問題を修正しました。
SR16994: マルチテキストのバックグラウンドマスクがオンの時、編集時に文字が表示されない問題を修正しました。
TaskDD1011: イメージレンダリングがハングアップを起こすことがある問題を修正しました。
SR 16989: 壊れた図形を含む図面は、V9では部分的にしか表示されなかった問題を修正しました。
SR 17068: R15形式保存時の問題を修正しました。
SR 16921: ACISモデル回転時、誤変換されることがある問題を修正しました。
オフ画層では挿入が選択できなくなることがある問題を修正しました。
COM: CAcadSpline::put_Weights() メソッドでクラッシュすることがある問題を修正しました。
COM: WCS XY面では楕円が作成できないことがある問題を修正しました。 UCSのZ軸が新しい楕円の標準として使用されます。
V8からV9への設定マイグレーション: Bricscadがデフォルトでないパスにインストールされた場合、システム変数 SRCHPATH の値が誤ることがある問題を修正しました。
TaskDD860 – 取消/やり直し に関する、コマンド実行中の図面切替、また、取消作業が多すぎるときの問題を修正しました。
TaskDD919 – SR 16079: 図面の印刷プレビューで、’無効入力’を引き起こすことがあった問題を修正しました。
TaskDD991, SR 16671, TaskDD812 – 印刷: 印刷中の1つの図形の描画発生の失敗が、操作全体を中止させることがあった問題を修正しました。 問題図形を報告し、印刷処理は続行するようにしました。
印刷ダイアログ: ‘レイアウト’ で尺度指定 (例 1:2) したとき、印刷範囲が誤ることがある問題を修正しました。
TaskDD835 – V8.2.1以降のグラディエントハッチングの印刷の問題を修正しました。(DwgDirect2.5.1の問題)
TaskDD950 – SR16242: 印刷されるべきでないdefpoints画層の点 が印刷されてしまっていた問題を修正しました。
SR 15595 – Continuous以外の線種を指定した図形の印刷/表示で、ドット部分の印刷が欠けることがあった問題を修正しました。
SR 15259 – Windows2000で、印刷ダイアログ上の 横/縦 ラジオボタンを使用すると、ハングアップが引き起こされることがあった問題を修正しました。
TaskDD890: 印刷パスからの値が、前のユーザプロファイルから検索されることがある問題を修正しました。
TaskDD915 – 特定の図面保存に失敗していた問題を修正しました (ProblematicTableStyle.dwg)。
SR 16302 – 不正な拡張データを持つ図面を保存できなかった問題を修正しました。
TTFの潜在的な問題で”無効なインデックス”メッセージを表示し、図面保存に失敗することがあった問題を修正しました。
TaskDD991, SR 16671 – 線種が Continuous でない、多くの頂点を持つ図形の 再作図 で不正なメッセージが表示されることがあった問題を修正しました。
DXFOUT コマンドで、A2000 形式保存ができないことがあった問題を修正しました。
TaskDD687 – OLE項目を含む図面をアクセスするとクラッシュすることがあった問題を修正しました。 例えば、テンプレートからレイアウトをインポートするとき、図面をプレビューしたときなどに発生したものです。
SR 15893 – 非常に大きな座標 (10.000.000.000) を持つ図形を選択するとクラッシュする問題を修正しました。
SR 16510 – 大きな座標を使用している図面を正しく開けないことがある問題を修正しました。
TaskDD823 – ビューサイズ値が 1.e+100 のように大きいとき、縮小ズームするとクラッシュする問題を修正しました。
SR 16602 – 非常に小さな文字高さ(1.e-10以下)のテキストか属性をレンダリングすると、エラーを表示して失敗する問題を修正しました。
SR 15727 – 隠線処理モードで、ゼロ半径の円の処理でクラッシュする問題を修正しました。
ゼロ半径の円を移動するとクラッシュする問題を修正しました。
SR 15792 – 文字スタイルの無いDXFファイルをロードさせるとクラッシュする問題を修正しました。
TaskDD932, SR 16064 – 名前削除 コマンドが、まだ参照情報のあるブロックを削除してしまうことがある問題を修正しました (特殊な環境)。
TaskDD866, SR515515, SR16748 – ソリッド編集 コマンド: 面が選択できない、DWG2004形式DWGからのACIS図形が処理できない、問題を修正しました。
SR 16787 – コマンドラインから POLARANG を設定したとき、角度情報でなく直線情報が表示された問題を修正しました。
SR 16639 – 図面が不適当に大きな座標の図形を含んでいるとき、図形範囲ズームがアプリケーション動作を妨げることがある問題を修正しました。
TaskDD848, SR 15253 – ロックされたビューポートに対して、ズーム コマンドが不正動作することがある問題を修正しました。
TaskDD930 – SR 16159 – 前画面ズーム実行後、UCSアイコンの尺度調整が不正になることがある問題を修正しました。
SR 16712 – TFW-ファイルのイメージ挿入で、Y軸上の不正な比例イメージが発生することがある問題を修正しました。
設定ダイアログを閉じるとき、不正なテーブルスタイルを作成してしまうことがある問題を修正しました。
SR 16537 – 特定のSHXフォント(例えば、romanc.shx)の下線にギャップが生じることがある問題を修正しました。
SR 15996 – DXF91/DXF93/DXF94のMleaderStylesがゼロのdxfファイルをロード可能にしました。
後ろにスペースを含むマルチテキストの整列機能を修正しました。
SR 15997 – テキスト、マルチテキストのテキスト高さとして、マイナス値を指定できないようにしました。
SR 15990 – TaskDD245 – 不正データを含むファイルのプレビュー時、クラッシュが発生することがある問題を修正しました。
TaskDD931 – SR 16032 – WMFメタファイルにおける、TTFフォントのレンダリングの問題を修正しました(v8.2で発生)
TaskDD962 – 単一画面モードの問題を修正しました。
TaskDD968 – 変更 コマンド: 放射線/構築線の基点位置が正しく設定されないことがある問題を修正しました。
SR 16324 – シフト+右クリックメニューでスナップオーバーライドを使用するとき、極トラッキングが働かなくなることがある問題を修正しました。
TaskDD613 – SR 15225 – ブロック内の属性が、属性定義領域に対応する定義を持っていなかったとき、属性がDDATTEダイアログに表示されない問題を修正しました。
SR 15234 – EATTEDITダイアログを改良し、早い段階で入力の有効チェックをするようにしました。
SR 14481 – WMFOUTコマンド(MSLIDEコマンドと同じだった)のプロンプトとダイアログボックスタイトルを修正しました。
TaskDD824 – コピークリップボードの白線を黒線に切り換えました。 WMFFOREGNDとWMFBKGNDシステム変数を実装しました。
TaskDD931 – SR 14871: エクスポートするWMF/EMFメタファイルの背景を塗潰すとき、WMFBKGND変数を参照するようにしました。
SR 16347 – 斜め角度のためのスタイルコマンド・プロンプトで、角度単位のデフォルトに長さ単位が表示されていた問題を修正しました。
SR 15353 – Vpoint ダイアログ: キャンセルボタンでダイアログが閉じられない問題を修正しました。
TaskDD956 – レイアウト コマンドで、アクティブなレイアウトを削除できなかった問題を修正しました。
SR 16603 – 新規作成ウィザードが、最後に使用したオプションを記憶していなかった問題を修正しました。
TaskDD837 – SR 15011, 15132, 15631 – いくつかのユーザ提供図面で、図形編集中に表示されなくなり、再描画しなければならなくなる問題を修正しました。
SR 13157 – ブロックが新規ブロックを表示するよう変更されたとき、古いブロックを表示し続けることがある問題を修正しました。
TaskDD877 – SR 15525 – ブロックに含まれるポリライン幅のスケール処理の問題を修正しました。
SR 13765 – DIMTOLとDIMLIMは、相互が排他的になるよう修正しました。 コマンド SETVARで片方がオンに切り替えられたとき、もう片方を確実にオフにするよう修正しました。
SR 15372 – TaskDD596 – 引出線とその注釈を一緒に移動させたとき、不正な結果になることがあった問題を修正しました。
SR 15372 – SR 15393 -TaskDD596 – SR 12897 – コピーされた引出線のマルチテキストの位置合せと整列設定が、元の状態から変わってしまう問題を修正しました。
SR 12578 – SR 16178: フルパス情報が文字スタイルに保存されていたとき、シェイプファイルが見つけられない問題を修正しました。
SR 15343 – ペーパー空間において、コマンドUCSで WORLD を指定しても、UCSがリセットされない問題を修正しました。
TaskDD923 – SR 13871 – 不正なUCSデータで図面がクラッシュする問題を修正しました。
UCSアイコンが、タイルモードを切り換えるとき、線の太さに影響されて表示された問題を修正しました。
SR 15667 – 画層状態: 現ビューポートのフリーズ/解除状態を元に戻すことができないことがある問題を修正しました。
SR 15567 – 画層状態: ツリービューモードで、名前欄に別の画層状態名をタイプすることが可能になりました。 警告メッセージ ダイアログが追加されました。
SR 16179 – ポリライン幅の計算の間違いを修正しました:
ポリラインのプロパティ’線種生成’がオンで(dxf70=128)、
例えば、ブロック内に配置されていたとき等に 幅変更指定が、適用されませんでした。
SR 12577, SR 16881: コマンド 押し出し 中にクラッシュすることがある問題を修正しました。
SR 16746 – 幅がゼロでないポリラインを延長した後、エラーになることがある問題を修正しました。
TaskDD988 – ビューポート クリップの多角形オプションは、LWポリラインを作成するよう修正されました。
TaskDD940 – ‘新規’と’ポリライン生成’のクリップ オプションが、基点がゼロに挿入されていないブロックで正しく働いていなかった問題を修正しました。
TaskDD439, SR 16691 – コマンド起動前に図形を指示したとき(ピックファースト)、移動・コピーコマンドがロック画層の図形を(不当に)処理できた問題を修正しました。
SR 15890 – ACIS図形が、移動コマンド実行後に正しく表示されないことがある問題を修正しました。
SR 15942 – 1列か1行の連続挿入時に再描画すると画面がハングすることがある問題を修正しました。
TaskDD714 – SR 13801, SR 16445 – 左寄せ(デフォルト位置合わせ)でないテキストをミラーすると位置が不正になることがある問題を修正しました。
SR 16235 – トリムと延長コマンド: 従属図形が境界として使用されるときの問題を修正しました。
トリムと延長コマンド: フェンスオプションが実行されない問題を修正しました。
TaskDD864 – SR 15873 – SR 15499 – 極スナップ ツールチップ: 線分、ポリライン、3Dポリライン、引出線コマンドの操作中、取消操作を行っても、正しく極スナップの基点に戻らなかった問題修正しました。
SR 16001 – 設定ダイアログ: ‘POLARANG’ 変数の取得/設定の問題を修正しました。
SR 15732 – 設定ダイアログ: COPYMODE システム変数を追加しました。
TaskDD35 – 設定ダイアログ: RE_INIT と TEMPPREFIX システム変数が読み取り専用の状態になっていたのを修正しました。
SR 16288 – いくつかの DirectXベースのスクリーンセーバーが Bricscad をクラッシュさせることがあった問題を修正しました。
TaskDD259 – SR13336, SR14003, SR14655, SR16337 – グリッド – 回転された座標システムでグリッドを修正しました。 定められた範囲に、正常にグリッド表示します。アイソメ グリッド表示。 グリッド密度チェック。 アイソメ グリッドの点スナップ。
SR 16348 – ハッチングパターンのプレビューが、図面設定によって空白か非表示になることがあった問題を修正しました。
SR 16463 – 未知のパターンのハッチングプロパティを引き継ぐことによってエラーが発生していた問題を修正しました。
ハッチングダイアログ: “新規の基点”オプションを選択した後でも、”現在の基点”ラジオボタンのチェックが残る問題を修正しました。
TaskDD821 – ハッチング図形を移動したとき、図形の関連性が失われる問題を修正しました。
TaskDD957 – ビューポートのオン/オフを切り替えるとき、クラッシュが発生することがある問題を修正しました。
SR 16181 – ビューポート画層をオフに切替えても、ビューポート境界が表示されたままになる問題を修正しました。
TaskDD958 – ビューポートの削除オプションが “*アクティブ”のビューポート構成を削除しないよう修正しました。
TaskDD957 – ビュー作成では、ポリラインタイプ設定を参照せず、LWポリラインを作成するよう修正されました。
TaskDD913 – ブロック挿入: kadastrale_kaart.dxf を挿入したとき、クラッシュしていた問題を修正しました。
SR 16127 – 円が尺度を持つブロック内に位置しているとき、不正確な交点スナップが発生することがある問題を修正しました。
SR 15734 – ESNAPのツールチップが翻訳できなかった問題を修正しました。
SR 16104 – 線種を再ロード後、線種コンボボックスが空白になることがある問題を修正しました。
SR 16097 – 整列コマンド : プロンプト “XYZ/ブロック ミラーの制御点” を “ブロックをミラーする制御点を指示:”に変更しました。
SR 16156 – 図面を開いてなくてもヘルプ機能が働くようにしました。
DIMTFILLCLR システム変数が勝手に変わらないよう修正しました。
TaskDD890: プロファイル指定の /p スイッチで、ファイルを見つけられないことがある問題を修正しました。
TaskDD908 – OLE – Bricscadアプリケーションにおける、埋め込みBricscadドキュメントの起動の問題を修正しました。
復旧 と ポリライン編集コマンドのプロンプトを翻訳可能としました。
SR 15571 – ‘シェードモード’の選択機能が、各国語版で動作していなかった問題を修正しました。
SR 16156 – テキスト コマンドが直交モードをオフにしないよう修正しました。
TaskDD918 – SR 16040 – 入力されたテキストの左右欠けた表示になることがある問題; テキストコマンドが不具合動作しないよう修正しました。
図面エクスプローラ、図面ツリー – ブロック挿入が’ネットワーク’上のファイルに対して正常に働かないことがある問題を修正しました。
TaskDD902 – Ctrl+ドラッグ/ミラー/整列時のコピーがグループ化図形対応になりました。
SR 15782 – リアルタイムビュー操作の中断や、図形ドラッグがクラッシュを引き起こす場合があった問題を修正しました。
SR 15779 – 分割コマンドで、ポリラインの終点を分割点として指示したとき、開かれているポリラインを削除し、閉じているポリラインは削除しないようにしました。
SR 15766 – ATTMODE のオプション動作の問題を修正しました。
TaskDD702 – SR 15687 – 始点と終点が同一の開いている曲線からでもリージョンを作成できるようになりました。
TaskDD742 – 分数、例えば”7/3″と入力した値が、小数”2.3333″として解釈されるようになりました。 分子が分母より大きいとき不具合が発生していました。
TaskDD742 – フィートで長さを入力するとき、小数を使用することができなかった問題を修正しました。 例えば、3.5′ と入力すると 3’6″ で処理されていました。
SR 15323 – 現在のビューポートで画層をフリーズ/フリーズ解除するとき、画層コンボボックスリストが先頭にスクロールバックしてしまう問題と、ユーザが結果を見るためには再作図をしなければならなかった問題を修正しました。
窓オプションで属性等の従属図形を選択したときの不正動作を修正しました。
TaskDD711 – 回転寸法について DIMUPT変数をサポートしました。
TaskDD710 – ポリライン編集の”分割”オプションで、閉じたポリラインを正しく処理できないことがある問題を修正しました。
TaskDD139 – メニュー記述コマンドで (menucmd “M=$(…)”)のディーゼル式を扱えるようにしました。
SR 15234 – メニュー記述コマンドの返値: メニュー項目の状態問い合わせに対して RTNORM でなく、 RTKWORD を返すようにしました。
TaskDD737 – MENULOAD で同名メニューを複数回追加できるようにしました。
TaskDD665 – 浮動ツールバー上で右マウスメニューを表示させたときの問題を修正しました。
SR 15375 – 32×32ビットマップ’dimstyle.bmp’と、同様の古い情報をCUIから削除しました
SR 15516 – 部分的なCUIロード時、プログラムが関連リソースのdllやmnlを以下のように参照します :
同じフォルダで、同じファイル名の拡張子 .dll、.mnlのファイル
検索パス上で、同じファイル名の拡張子 .dll、.mnlのファイル
SR 15389 – ICM から CUI への変換の問題を修正しました:
“tearOffName”のないトップレベルメニューが正しくインポートされない問題。
サブメニューのインポート問題(自身のtearOffNameの代わりに次のサブレベルをチェック)
CUIツリー上に余分な空のポップアップ項目が作成された問題。
GRIDMODE、SNAPMODE、LIMCHECK変数(‘=0’の代わりに’eq ON’を使用)のディーゼル表現の問題。
スキップ項目1134(図形スナップ重複)の問題
“メインCUIファイルのロード”のDlgOpenFileの問題(デフォルトでは’cui’でなく’mnu’フィルタが選択された)。
SR 15291 – 新規作成 や 名前を付けて保存 コマンドにおいて””をつけたファイル名を処理できるようにしました。
SR 16408 色指定ダイアログ: when 現在の色番号が 0 – 9 のとき、インデックス欄に色番号を入力しても変更できなかった問題を修正しました。
SR 15255 – 小さいTTFフォントの文字を置き換える平行四辺形状が誤った位置に作画された問題を修正しました。
TaskDD842 -ANGBASE=90, ANGDIR=時計回りでブロック挿入したとき、ダイアログの回転角度が 90 になっていなかった問題を修正しました。
SR 15355 – SR 15433 – ‘-DIMSTYLE’コマンド起動時、プロンプトの履歴表示が勝手に開かないようにしました。
TaskDD781 – ピックボックスの設定値を10より大きくしたとき、クロスヘアカーソルが表示されなくなる問題を修正しました。
TaskDD713 – LUPRECをゼロに設定したとき、ダイアログ内の尺度を1より小さく出来なかった問題を修正しました。 プロパティ管理画面の尺度値は、LUPRECシステム変数を参照して表示するようにしました。 システム変数LWDISPSCALE、DIMRND、DIMALTRND、DIMTMも図面エクスプローラや設定ダイアログとともに、LUPRECシステム変数を参照するようにしました。
SR 16649 – AcadSummaryInfo: AddCustomInfo、RemoveCustomByIndex、RemoveCustomByKeyを更新しなかった問題を修正しました。
SR 14717 – 窓選択を実行するとき、図形選択操作の不都合をなくすため、スナップを無効にするようにしました。 選択時の矩形はカーソル動作通りでしたが、実際に選択される図形は、スナップによる制限を受けていました。
TaskDD838, SR 16834 – 図面が開かれていないとき、TOOLBAR/RTPAN/RTZOOM等のコマンドを実行するとクラッシュすることがあった問題を修正しました。
情報

バージョン9.1.2から、Bricscadはボーナスツールをインストールしません。 すべての機能はBricscad本体に移行しました。

修正

Programming related

TaskDD275, SR16734 – CMDDIA/Off switches following commands to their command-line (non dialog-based) version: ATTDEF, ATTEXT, BHATCH, COLOR, DDSELECT, DDSETVAR, DDVPOINT, DIMSTYLE, EXPBLOCKS, EXPUCS, GROUP, HATCH, HYPERLINK, INSERT, LAYER, LAYOUTTEMPLATE, LINETYPE, REFEDIT, RENAME, SETUCS, STYLE, TEXT, UNITS, VIEW, XREF
TaskDD876 – COPY command now uses ‘single’ instead of ‘multiple’ mode when executed within a script.
SR 16780 – angtos and rtos functions returned incorrect rounded values when precision was set to more than 8.
LISP/SDS

LISP engine upgrade
overall performance improvement (5%…8%)
added more than 440 (vla-…) functions from AutoLISP 2007/2008/2009
switching between drawings became 30%…40% faster on Dual/Multi-Core processors, because the Lisp engine uses multithreaded compression of the Lisp cores.
reduced memory requirements and faster processing of COM objects.
corrected support for binary data in (entget) and (entmod), regarding groupcodes 310-319 and 1004
corrected and improved support for undocumented VLA Variant datatypes : vlax-vbDate (VT_DATE), vlax-vbCurrency (VT_CY), vlax-vbDecimal (VT_DECIMAL), vlax-vbOle_Color (VT_UI2)
added support for undocumented symbol *LAST-VALUE*, which always contains the last evaluation result.
LISP: during a (command pause) the Object Properties (Tool)Bar was not updated. This has been modified: whenever Bricscad starts waiting for user input, the GUI is updated.
LISP: during user input requested by (command pause) it was not possible to use osnap overrides.
LISP: on some machines (expt 10 2) could result in 99 instead of 100.
SR 15366 – LISP: problem with (chr) and (ascii) functions when converting characters into numbers and vice versa.
SR 15383 – LISP: (ssdel) function always returned the SelectionSet, while NIL must be returned if entity is not contained in SelectionSet.
LISP Protected Lisp files, generated by CONVERT shareware utility, caused our decoder to fail.
SR 14283 – LISP: entmake ignored data for BLOCK entities.
SR 15207 – LISP: Temporary osnap options did not work when used in a (command) sequence followed by (command pause).
SR 15208 – LISP It was impossible to draw a tangent line using (command “_LINE” “_tan” pause “_tan” pause “”).
TaskDD821 – LISP: if the last created entity belongs to a group, ssget “last” option should select all entities of the group instead of just the entity.
SR 15188, 15443 – LISP/DCL files could not be loaded from the Load Application dialog.
SR 15536 – LISP compatibility: the mode string of the (open) function now accepts “a”, “a+”, “r”, “r+”, “w”, “w+”. From any other mode string, only the first character is considered.
SR 16091 – entget: incorrect spline tangents (dxf12/dxf13) appeared in the entget output if the spline had undefined tangents.
TaskDD582 – SR 12846 – entget list for MTEXT did not contain dxf43.
TaskDD777 – DXF: dxf1 of non-xref BLOCK entities was empty in dxf output (including entget()).
LISP : when multiple Bricscad instances were running, the Lisp engine in one Bricscad session could mistakenly use the COM interface from the other, if that session was closed, most (vla-xxx) and (vlax-xxx) functions would fail.
The (equal) function sometimes failed when comparing complex lists. This issue could break and stop the Lisp engine from working properly. The (equal) function has been extended to correctly compare VLA-OBJECTs, also inside lists.
SR 14424 – LISP – if pickfirst is ON and a pickfirst selection set existed, the last “” argument in (command “erase” selectionSet “”) would repeat the previous command.
SR 14734 – LISP – (grread) loops were interrupted when zoom or pan with the mouse’s scroll button was used.
TaskDD860 – Fixed sds_undogroup() return values. They are RTERROR/RTNORM now, instead of RTERROR/0/1.
APPLOAD dialog: *.arx/*.drx/*.dll files could not be unloaded.
(ssget) logical filter AND with single argument was not accepted.
TaskDD864 – Polar Snapping was broken in SDS input functions.
Corrected behavior of SAVE command in lisp mode: (command “save” “foo.dwg”) now asks for overwrite if file “foo.dwg” exists unless “foo.dwg” is not a current document path.
Fixed several problems when empty strings were used: e.g. (vl-string-trim ” ” “”)
SR 16514 – in some cases the (ascii) function returned a negative number.
TaskDD725 – SR 15851: poor performance when moving hatch with many associative boundary objects.
TaskDD726 – SRs 13341, SR 16440: Redefining a block with entmake (LISP or SDS) led to problems including crashes in case the block had references (inserts).
support (vlax-product-key)
(substr) function should support (substr “” x -1).
Fixed: ‘getstring’ function printed the result string on failure or cancel (the result string is undefined in these cases) when invoked using the ‘command’ function.
problem with (vlax-make-variant) returned VLA-Object when vlx-vbObject type was expected.
(equal) function should accept VARIANT/SAFEARRAY values.
(vl-symbol-p) function sometimes failed.
(lambda) constructions weren’t usable as arguments to other function.s
(vlax-for) function – with particular collection objects, the loop over collection items failed.
Added functions (acet-autoload), (acet-autoload2), (acet-autoloadarx).
If LISPINIT=0, each newly opened drawing will use a Lisp space that is inherited from the drawing which is just opened.
TaskDD258 – added support of lispWillStart/lispEnded/lispCancelled reactor notifications.
APPLOAD : added support for “BWF PROTECTED LISP” files; this new (BlowFish) encrypted Lisp files will be generated by next version of LispEx and DEScoder.exe
SR 16702 – (vlax-ldata-put) and (vlax-ldata-get) functions: storage and retrieval of Lisp data types was corrected.
LISP – (vla-intersectwith) returned a list of reals instead of a &ltvariant 8197>
LISP – SafeArray data returned from exter

Version 8.2.12 2008/09/10

新規

新コマンド「監査」:開いている図面の修復を行います。

修正

TaskDD915 – 安全対策: ファイルを保存する間の例外処置として、バックアップメカニズムを一時的にオフするようにしました。 図面が正常に保存されるとすぐに、バックアップメカニズムを再びオンとするようにしました。
TaskDD911 – SR15947 問題のある図面でも、出来るだけ開くことができるよう修正しました。
TaskDD923 – SR13871 – アクティブなビューポートのUCS定義がゼロ長さの軸を含んでいるとき、図面を開けないことがある問題を修正しました。
SR15197 -ANGBASE=90、ANGDIR=時計回り、でブロック入力したとき、ダイアログが正しく表示されないことがある問題を修正しました。
SR16104 – 線種を再ロードすると、線種コンボボックスが空白になることがある問題を修正しました
TaskDD959 – SR 16397 図面内のイメージサイズの単位計算について、INSUNITSの値を考慮に入れて、正しく計算されるよう修正しました。
TaskDD843 – イメージ貼付コマンドで、スケールX とスケールY が異なった値でも、正しくイメージを挿入できるよう修正しました。
DCL:
コンテナが、リストボックスとして同じ親を持つとき、コンテナの表示が大きくなり過ぎる場合がある問題を修正しました。これはレイアウト後に、リストボックスをスケーリングすることにより引き起こされました。同じ親(兄弟)を持つコンポーネントは正しくスケーリングされませんでした。
ポップアップの属性の高さが無視される問題を修正しました。
SR 16021 – リストボックス項目を(ダブル)クリックしたときのコールバックが、該当項目を削除するコールバックのトリガーとなる場合がある不具合を修正しました。
SR 16048 – ラベルの整列が正しく働かないことがある問題を修正しました。
SR 16036 – start_imageをコールしたとき、イメージの前の内容を消すことがある問題を修正しました。

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