●ACAD-DENKI・BJ-Electricalの機能説明
各ソフトウェアの機能をご紹介いたします
※【ACAD】 は ACAD-DENKIのみ、【BJ-E】 は、BJ-Electricalのみの機能です。
●配線機能
配線カット・接続 | ユーザー定義配線 | 母線作図機能 |
クイック配線 | 特殊線 | ラング配線 |
シンボル端子へのスナップ | 線番入力 | 線番移動 |
電線情報編集 | 電線情報引出し線表記対応 | 配線交差部形状変更 |
●シンボル入力
シンボル入力 | JISシンボル1500点 | シンボル登録・更新 |
パターン入力・登録 | 文字入力・編集機能 | コメント入力 |
無効回路 | オプション回路 | 複数シンボルの属性一括編集対応 |
カウントアップ複写 | シンボル属性入力 | クイック盤図シンボル登録 |
●電気編集
画層コントロール | 図面チェック・クリーン機能 | 別盤・装置ユニット指定 |
図面内器具番号自動重複チェック |
●BJツール ※【BJ-E】のみのmenuです。
補助線作画機能 | 表作成・変更機能 | 図枠作成・編集 |
●属性編集
属性プロパティ一括変更対応 | 属性一括繰上げ対応 |
●ファイル管理
プロジェクト管理機能 |
●ユーティリティ
DWG型式変換 | ショートカットメニュー設定 | |
ユーザー独自のメニューカスタマイズ |
●機能一覧
●配線カット・接続
配線の上にシンボルを配置すると、自動的にその位置で配線が切断されます。同様に、配線上のシンボルを削除すると、配線が自動的に再び接続されます。この機能は、配線設計プロセスを迅速化し、エラーを減らすのに役立ちます。
画像 | 操作内容 |
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必要な配線を作図しておきます。 | |
シンボルを配置することにより、属性入力ダイアログが表示されます。そのダイアログに器具番号等必要な属性を入力することができます。 | |
配線がシンボル間で自動カットされます。 | |
シンボルを削除すると同時に配線が繋がります。 |
●ユーザー定義配線
ユーザーが配線種類を設定できます。配線種類を設定することにより、電線情報を自動的に設定した配線種類にあった電線情報が線番に転記できます。
製造支援ソフトの「ホットマーカーリンクプログラム」「盤配線支援ソフト」を使用する場合に有効です。
画像 | 操作内容 |
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環境設定にて必要な配線情報を定義します | |
配線をひく時に、[配線]-[ユーザー定義配線]にて必要な定義配線を選択して配線をひくことができます。 |
●母線作図機能
母線の作図を簡単に行えます。母線間の長さを決め、母線に線番を付ける場合は、線番の名称を記入します。後は、始点と終点を指示するだけです。
画像 | 操作内容 |
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母線の間隔、線番の有無を指定します。 | |
配線と線番を一度に作図できます。 |
●クイック配線
クイック配線コマンドは、シンボルの端子間を結ぶ配線コマンドです。シンボルの端子を2点決め、そこから配線の長さを決めるコマンド。2個のシンボルから配線を出す作図に便利
画像 | 操作内容 |
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[メニュー]-[配線]-[クイック配線]コマンドを選択します | |
配線するシンボルの端子の1点目を選択します | |
続いて2点目のシンボルの端子を選択します | |
マウスで配線を伸ばします | |
伸ばしたい位置でマウス左ボタンをクリックし、位置を決定します。 連続して作業できますが、終了する場合は、「ENTER」をクリックし完了します。 |
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●特殊線
ツイスト線、シールド線を作図するコマンド
画像 | 操作内容 |
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[配線]-[特殊配線]-[ツイスト形状]コマンド選択 | |
作図したいツイスト形状を選択します。 |
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2本の配線を指示しる中の、下側の配線を選択します。 | |
上側の配線を選択します。 | |
作業終了 ツイスト線が作図できます |
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Ver14から特殊線の中に[フレキシブル接続]コマンドが追加されました。交差する配線の形状を変更できます。ユーザーにて形状を作成することも可能です。 |
●ラング配線
ワンクリックで両側(上下、左右)のシンボル・配線まで自動作図するコマンドです
画像 | 説明 |
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CRのコイルシンボルをクリックすることにより、上下の横の配線まで、コイルの配線を引くことができます。 |
●シンボル端子へのスナップ
配線コマンドを選択し、シンボルにカーソルを近づけると、シンボルの端子が自動スナップします。
画像 | 操作内容 |
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配線コマンドを選択し、シンボルに近づくと、シンボルの端子近くに移動すると、 赤丸のような、端子スナップマークが表示されます |
●線番入力
配線をクリックすることにより、簡単にカウントアップさせながら、線番を入力することができます。同一ページ内では重複して入力することは出来ない様になっています。
画像 | 説明 |
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主回路の配線に線番を自動的に付けるコマンドです。単相か3相かを選択し、配線を横切る様に選択すると、自動的に線番が付きます。 |
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配線の種別を選んで、線番を自動的に入力することができるコマンドです。 いろいろな設定が行えます。 |
●線番移動
線番を配線上に移動させます。混み合った場所では、引出し線により、配線から離れた場所に置くこともできます。
画像 | 説明 |
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線番を配線から離して配置したい場合、指示線が付きどの配線の線番がわかりやすくします。 |
●電線情報編集
配線に配置されている線番に、電線情報を入力することができます。
電線情報には、「ページ」「配線名称」「線番」「線種類」「電線サイズ」「電線色」「回路区分」等、様々な情報を入力することができます。これらの情報は、オプションで用意されている、「盤配線支援システム 2D/3D」「キュービクルプラン」等に情報を受け渡し、電線の加工、銅帯の加工、太線の加工等の処理に使用されます。
●電線情報引出線表記対応
線番に入力された電線情報を表示させることができます。
「電線情報」-「引出線表記」から設定できます。
画像 | 説明 |
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電線情報の表示が設定できます。 | |
線番に入力された電線情報を表示することができます。電線情報が変更されれば、表示も変わります。 |
●配線交差部形状変更
配線の交差部分を円弧やギャップに変更できます。
画像 | 操作説明 |
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配線の交差部分の形状を変更できます。 | |
円弧形状に変更できます。設定でデフォルトを縦の配線にするか、横にするか設定できます。 |
●ショートカットメニュー設定
よく使うコマンドをショートカットに登録することができます
※「アルファテックランチャ」-「管理ツール」-「ACAD-DENKI」-「ショートカットメニューの設定」により設定できます。
画像 | 説明 |
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マウスの右ボタンで選択できるメニューを設定することができます。 | |
マウスの右ボタンで表示されたメニュー。図形選択無しの状態での表示メニューです。 |
●ユーザーが独自にメニューをカスタマイズ
メニューをダイアログに固めて、良く使用するコマンドのみ集めることができます。
●DWG形式変換
AutoCADのバージョンに合わせて、DWG形式を変換することができます
画像 | 説明 |
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アルファテックランチャのユーティリティ 「DWG形式変換」コマンドにて変換できます |
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指定フォルダ内のDWGファイルのバージョンも確認できます。 | |
dwgファイルをAutoCAD2000形式、2004、2007、2010、2013、2018形式に変換できます。 |
●シンボル入力
シンボル入力には、以下の方法があります。
1.シンボル名称を入力して選択する方法。
2.シンボル名称の入力状態で、図面上に配置されているシンボルをクリックして同じシンボルを選択する方法。
3.シンボルパレット上から入力する方法。
画像 | 説明 |
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MENUの「シンボル」から
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シンボルをパレット上から入力できます。パレットはシンボルを選択した時点で画面から消えます。 |
●JISシンボル1500点
JISシンボル約1500点、JSIAシンボル、サンプルシンボルをご提供いたします。
シンボルはフォルダーで管理できます。自由に登録・修正が可能です。
画像 | 説明 |
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JISC0617のシンボルを種別毎に登録しています。 |
●シンボル属性入力
シンボルをダブルクリックすることにより、属性入力ダイアログが開き、器具番号、型式、定格など、登録情報を入力・編集することができます。
画像 | 説明 |
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シンボル属性を入力、編集することができます。 |
●シンボル登録・更新
作図中にもシンボルを簡単に登録編集することができます。
画像 | 説明 |
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作図中にシンボルを登録することができます。 |
●パターン入力・登録
良く使用する配線とシンボルの含まれる回路をパターン図として登録し、シンボル同様いつでも簡単に入力することができます。
・インバーター回路などを良く使う場合、パターン登録しておくと便利です。配線を含め簡単に登録でき、入力も簡単に行えます。
・操作は簡単に行えます。登録したい図形を選択し、マウスの右ボタンをクリック、MENUの「パターン登録(共通)」を選択し、パターン名と基点を指示するだけです。
パターン入力は、何も選択していない状態で、マウスの右ボタンをクリック。MENUの「パターン入力(共通)」を選択し、パターン名を選択するだけです。
●無効回路
回路図面を点線にして、ブロック化する機能です。様々な処理(部品情報抽出、線番処理、等)の対象外となります。
画層 | 説明 |
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無効化したい図形を選択し、実行することにより、簡単にブロック化することができます。ブロック化することにより、いろいろな処理の対象外図形とすることができます。解除することも簡単にできます。 |
●オプション回路
装置のオプションとして複数登録された回路の中から、選択して回路を有効にすることができます。
画像 | 説明 |
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オプションとして付く回路がいくつかある場合、そのオプション回路を図面に作図し、必要なオプション回路のみ有効にすることが出来る機能です。印刷・表示の切り替えも可能です。 |
●図枠作成・編集
独自フォーマットの図枠を簡単に作成することができます
画像 | 説明 |
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操作手順に沿って、図枠を簡単に作成する機能です。 |
●クイック盤図シンボル登録
画像 | 説明 |
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メーカーからのダウンロードしたデータを読み込みます。 | |
menuの「シンボル」-「クイック盤図シンボル登録」を起動します。 | |
メーカーによっては、登録フォーマットが作成されていますので、ダウンロードしたデータの部品メーカーを選択します。シンボル名も変更したければ入力しておきます。 シンボルの登録先、部品コード、シンボルの各領域を指示しておきます。 |
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簡単にシンボル登録が行えます |
●図面内器具番号自動重複チェック
図面の器具番号が重複していないか、チェックできます。
画像 | 説明 |
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器具番号の入力時に、同一ページ内にある他のシンボルの器具番号と重複する場合、エラーを出して確認することができます。 |
●複数シンボルの属性一括編集対応
複数のシンボルを選択し、簡単に一括編集することができます。
画像 | 説明 |
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複数シンボルを選択し、順番に編集画面で属性を入力することができる機能です。 | |
Ver14より、[展開表示モード]が付きました。チェックを入れると図の様に複数シンボルの属性編集も作業しやすくなりました。チェックを外せば今までと同じ、上図の様な編集画面となります。 |
●カウントアップ複写
回路のブロックを選択し器具番号をカウントアップしながら複写できます。
画像 | 説明 |
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[シンボル]-[回路ブロック複写]を選択し、複写したい回路ブロックを選択、基点を決めて設定します。 | |
連続で複写したい場合は、複写する場所をクリックする前に、コマンドに「M」を入力し、複写したい場所を連続でクリックします。器具番号が全てカウントアップして入力できます。 |
●属性プロパティ一括変更対応
シンボル属性のプロパティを一括で変更できます。
画像 | 説明 |
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・メニューの「属性」-「属性変更」-「属性プロパティ一括変更」を選択します。 | |
複数シンボルの属性を一括で変更することができる機能です。 |
●属性一括繰り上げ対応
複数のシンボルの属性を一括で繰り上げることができる機能です。
画像 | 説明 |
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複数シンボルの属性を一括で繰上げすることができる機能です。 |
●画層コントロール
パターン名を指定して、表示画層、非表示画層の登録をして簡単に表示を変えることができます
●図面チェック・クリーン機能
簡単に図面のケアレスミスをチェックする機能です。器具番号重複、線番重複、線番未入力、等。
※BJ-Electricalはカレント図面のみ図面チェック・クリーンすることができます。
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確認したい項目をチェックして実行すると問題のある箇所がマーキングされます。 |
●別盤・装置ユニット指定
回路図に別盤や装置ユニットの指示ができます
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盤の単位で処理することができます。モーターなどで、制御盤内部と外部で処理を別けたい場合、盤枠線で囲っていただくと、情報を別けることができます。 | |
別盤枠を端子台を含め作図できます |
●補助線作画機能
補助線を簡単に作図する機能です。補助線は印刷されません。作図する場合の補助線として使用します。
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基準となる箇所に補助線を引き、シンボルや作図の補助が簡単にできます。 |
●文字入力・編集機能
文字の入力が簡単です
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文字入力ダイアログが開き、入力したい文字を簡単に連続配置などすることができます。 |
●コメント入力
英語・日本語・韓国語などをあらかじめ辞書に登録しておき、そこから簡単に入力できます。各言語は画層をわけて入力でき、それぞれ表示することができます。
画像 | 説明 |
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コメント文字をあらかじめ登録し、それらを簡単に1か国語、もしくは2ヶ国語で入力することができます。 |
●表枠作成・変更機能
表枠作成の「見出し行」設定に合わせて表枠を更新するよう対応しました。
画像 | 操作内容 |
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メニューの[電気編集]-[表作成・編集]-[表枠作成]コマンドを実行します | |
・枠高 : 枠の高さを設定 ・行数 : 作成する行数を設定 ・文字高 : 枠内の文字高 ・縦横比 : 文字の縦横比 ・文字スタイル: 設定する文字のスタイル ・□文字スタイルに・・・・ : 文字スタイルに設定しているプロパティを実行 ・□部品表として使用・・: 部品表として使用できる ・見出し行の位置 上● 下〇: 見出しを上段にするか下段にするか ・□ダミー文字列を記入 : ダミー文字を記入 ・□1列目連番設定 : 1列目に連番を設定 ・見出し文字列の項目、列幅、位置合わせの設定 ・設定ファイル : 設定したパターンの読込、書き込み、削除できます ・OK : 実行 ・キャンセル : 中止 |
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上段の設定で、作成した表サンプルです | |
見出し行の位置が下の場合の設定で作成した表です。 | |
●プロジェクト管理機能
フォルダ内の複数図面を簡単に切り替えたり、連続印刷する機能
(※連続印刷はACAD-DENKIのみの機能となります)
画像 | 説明 |
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フォルダ内の図面をプロジェクトとして管理し、ページ切り替え、連続印刷が行えます。 |